JR東日本等では、東北・北海道・上越・北陸新幹線において、座席でWeb会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を全列車(こまち号、つばさ号、つるぎ号を除く)の8号車に設置しています。



これまで、この「新幹線オフィス車両」は利用列車の乗車に必要な乗車券類を所持した乗客が利用できることとなっていました。

この度、これらの「新幹線オフィス車両」のうち、「はやぶさ」「はやて」について、指定席としてサービスを提供することが発表されました。

「はやぶさ号」と「はやて号」の“新幹線オフィス車両”の指定席としての運行開始ならびに除外日の追加設定について|JR東日本

概要は以下のとおりです。

≪新幹線オフィス車両の指定席としてのサービス提供≫

【試行開始日】
2022年6月27日(月)以降
(5月27日(金)の10時から発売

【試行対象列車、号車】
対象列車:
東北・北海道新幹線の「はやぶさ号」と「はやて号」の全列車・全区間

対象号車:
8号車

(※)
東北・上越・北陸新幹線のその他の列車については変更なし


【利用方法】
「はやぶさ号」「はやて号」の乗車券及び8号車の指定席特急券を購入。
(※)
・6月27日(月)以降、「はやぶさ号」「はやて号」では8号車以外の特急券で新幹線オフィス車両の利用は不可。
・東北・上越・北陸新幹線のその他列車の新幹線オフィス車両の利用方法は変更なし。引き続き利用列車の乗車に必要な乗車券類を所持する乗客が利用可能。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲新函館北斗駅にい停車中の「はやて」E5系。
新函館北斗発着の全列車で、6月27日(月)から「新幹線オフィス車両」を利用したい場合は、8号車の指定席を確保する必要があります。


コロナ禍に伴う働き方の変化に対応すべく、JR各社では新幹線の車内でも仕事ができる環境整備に取り組んでおり、東海道・山陽新幹線では「のぞみ号」の7号車に「S Work車両」を、そして東北・上越等の新幹線では8号車に「新幹線オフィス車両」を設置して、こうしたニーズに応えています。

このうち、「S Work車両」は7号車を指定した乗客のみが利用可能としている一方、「新幹線オフィス車両」は当該列車に乗車する乗客なら利用可能なフリースペース的な扱いをしているところが、両車の大きな違いとなっています。


今回の発表では、「新幹線オフィス車両」のうち、「はやぶさ」「はやて」について「指定席」として扱うこと、即ち「S Work車両」と同様の予約制に変更するというものであります。

特に「はやぶさ号」については、東京〜新函館北斗という長い区間を運行することもあってでしょうか、新型コロナウイルス感染症による影響から利用者が徐々に回復しているなか、8号車が丸々「新幹線オフィス車両」というフリースペースで運行することが、指定席数の関係でそろそろ難しい、即ちそこまでの余裕がなくなってきている、と考えられるのかも知れません。

なお、「はやぶさ」「はやて」を除く列車では、引き続き8号車がフリースペースとして利用可能となっていますので、こちらも注意が必要と言えるでしょう。


新幹線の車内で仕事ができる環境を整えるのは、このコロナ禍で落ち込んだビジネス利用を回復させるためには、必要な取り組みだと考えています。
ただ、繁忙期等の輸送力確保とどう両立させるのか、といった課題も見えてきているだけに、今後も実証を積み重ね、より良いサービスとして定着するよう願いたいな、と感じています。

・・・私もいつか、「新幹線オフィス車両」なり「S Work車両」で「ブログ執筆」という仕事をしてみたい、とかねがね思っているのですが、なかなかそんな機会には巡り会わないのであります・・・




【関連ニュースサイト】
はやぶさ・はやて「新幹線オフィス車両」6月から指定席化 8号車利用客のみ使用可に | 乗りものニュース

「はやぶさ」「はやて」新幹線オフィス車両、指定席での運行を試行 | マイナビニュース

東北・北海道新幹線の「新幹線オフィス車両」を指定席化…『はやぶさ』『はやて』限定 6月27日から | レスポンス(Response.jp)

「新幹線オフィス車両」に指定席導入。「はやぶさ」と「はやて」 - Impress Watch



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