近畿日本鉄道(近鉄)では、この4月29日より京都〜近鉄奈良及び大阪難波〜近鉄奈良〜京都間で、観光特急「あをによし」を運行しています。
阪和線の沿線から : 【近畿日本鉄道】観光特急「あをによし」大阪〜奈良〜京都間で運行(2022.4.29〜)難波〜京都を直通する近鉄特急が30年ぶりに運行へ
阪和線の沿線から : 【近鉄】観光特急「あをによし」料金発表。大阪難波〜京都間は1,960円。大人1名でツインシート利用も可能に
運行初日の特急券は瞬く間に売り切れた模様ですが、この「あをによし」は、一日に6本(うち4本は京都〜近鉄奈良間)運行されていることから、流石に運行開始2ヶ月が過ぎた今では、時間帯や曜日を選べば乗車できる状況には落ち着いてきています。
今回、京都11時20分発の近鉄奈良行き「あをによし」に乗車してきましたので、その様子をご紹介したいと思います。
近鉄京都駅に到着したのは11時10分過ぎ。
既に「あをによし」はホームに停車していました。

▲京都駅に停車中の「あをによし」。

▲京都駅の発車標。
「特急あをによし」と表示されています。

▲隣のホームには、22600系の11時40分発の橿原神宮前行き特急が停車していました。
この「あをによし」には、2名用の「ツインシート」と4名用の「サロンシート」が設けられています。
また「ツインシート」は、向かい合わせの席と、窓に向かってテーブルを挟んで配置された席の2種類があります。
今回私が乗車したのは、窓に向かって配置された席であります。

▲三角形のテーブルを挟んで車窓を眺めることができるのも、この「あをによし」ならではです。

▲こちらは向かい合わせのツインシートです。
なお、「あをによし」のツインシートは、2名単位での発売ですが、1名で利用したい場合は、追加で子供の特急券・特別車両券を購入することにより可能となります。
今回私は1名で利用(大人+子供の料金)してみましたが、他にも同様の方法で利用していた乗客も少なからず見受けられました。

▲洗面台
大きな椿が描かれた洗面台が印象的です。


▲4号車京都(大阪難波)寄りに設けられたライブラリー。
本を読むためのソファーも設けられています。



▲2号車の販売カウンター。
最も長い列車で1時間半、本数の多い京都〜近鉄奈良間では40分に満たない運行時間のため、販売されているのはジュースやスイーツといった手軽に飲食できるものが主体となっています。
11時20分、京都駅を発車します。
途中、丹波橋・大和西大寺に停車します。

▲上記の販売カウンターで購入した「大仏プリン」「オレンジジュース」を、車窓を眺めながらいただきます。

▲大仏プリンを食べ終わった後は、近鉄特急のおしぼりで手を拭きます。
乗車証明書は、2号車の販売カウンターで入手できます。

▲田植えの済んだ近鉄京都線の風景を眺めながら、奈良へ向かいます。

▲荷物棚上にも天平模様をイメージしたデザインが施されていました。
11時50分、大和西大寺に到着し、次は終点の近鉄奈良です。
大和西大寺を出てすぐ、平城宮跡を通過します。

▲平城宮跡を通過する「あをによし」。
京都駅を発車して35分、近鉄奈良駅に到着しました。

折り返しの時間を使って、少し撮影してみます。

▲先頭車(19201号車)側面。
行先表示(サボ)の字体が、改造前の12200系の面影を残しています。

▲「あをによし」車体ロゴ
日本語では「あをによし」ですが、英語表記では「AONIYOSHI」(「WO」ではない)点が注目でしょうか。
余談ですが、各種サービスで検索していると、「あおによし」と書いている書き込みがが多く見受けられましたが、正解は「あをによし」なので、注意しておきましょう。

▲3号車のサロンシート。
この日は満席でしたので、車内からの様子は撮影できませんでしたので、ホームから撮影してみました。

▲近鉄奈良駅の行き止まり構造を活用して、真正面から撮影してみました。

▲改札を出ると、「せんとくん」記念撮影スポットの隣に「あをによし」運行開始の横断幕が掲げられていました。
以上が、この4月から運行を開始した近鉄の観光特急「あをによし」の乗車記でした。
奈良への観光特急として上質のサービスを提供する列車として登場したこの「あをによし」。
実際乗車してみて、そのゆとりと気品さを感じ取ることができました。
また、2名利用以上が前提のこの列車ですが、多くの方が前提どおり2名で利用されている一方、子供1名分の料金を追加して、1名で利用している乗客も少なからず見られました。
「あをによし」デビューしてまだ間もないこともあり、こういった「1名利用」はまだしばらくは見られるのではないか、とも思われます。
そしてこの「あをによし」、本来は大阪難波〜京都間の列車に乗ってみたいとおもっていたのですが、この平日(月曜日)でも意外に満席となっていました。
やはりこの上質な「あをによし」により長く乗車できる大阪難波発着の人気が高いのかな、と感じたりもしました。
それだけに、今度は大阪難波発着の列車に乗り通して、近鉄奈良でのスイッチバックや、大和西大寺駅の通過シーンなどを体験することができればいいな、とも思った乗車でありました。
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阪和線の沿線から : 【近畿日本鉄道】観光特急「あをによし」大阪〜奈良〜京都間で運行(2022.4.29〜)難波〜京都を直通する近鉄特急が30年ぶりに運行へ
阪和線の沿線から : 【近鉄】観光特急「あをによし」料金発表。大阪難波〜京都間は1,960円。大人1名でツインシート利用も可能に
運行初日の特急券は瞬く間に売り切れた模様ですが、この「あをによし」は、一日に6本(うち4本は京都〜近鉄奈良間)運行されていることから、流石に運行開始2ヶ月が過ぎた今では、時間帯や曜日を選べば乗車できる状況には落ち着いてきています。
今回、京都11時20分発の近鉄奈良行き「あをによし」に乗車してきましたので、その様子をご紹介したいと思います。
近鉄京都駅に到着したのは11時10分過ぎ。
既に「あをによし」はホームに停車していました。

▲京都駅に停車中の「あをによし」。

▲京都駅の発車標。
「特急あをによし」と表示されています。

▲隣のホームには、22600系の11時40分発の橿原神宮前行き特急が停車していました。
この「あをによし」には、2名用の「ツインシート」と4名用の「サロンシート」が設けられています。
また「ツインシート」は、向かい合わせの席と、窓に向かってテーブルを挟んで配置された席の2種類があります。
今回私が乗車したのは、窓に向かって配置された席であります。

▲三角形のテーブルを挟んで車窓を眺めることができるのも、この「あをによし」ならではです。

▲こちらは向かい合わせのツインシートです。
なお、「あをによし」のツインシートは、2名単位での発売ですが、1名で利用したい場合は、追加で子供の特急券・特別車両券を購入することにより可能となります。
今回私は1名で利用(大人+子供の料金)してみましたが、他にも同様の方法で利用していた乗客も少なからず見受けられました。

▲洗面台
大きな椿が描かれた洗面台が印象的です。


▲4号車京都(大阪難波)寄りに設けられたライブラリー。
本を読むためのソファーも設けられています。



▲2号車の販売カウンター。
最も長い列車で1時間半、本数の多い京都〜近鉄奈良間では40分に満たない運行時間のため、販売されているのはジュースやスイーツといった手軽に飲食できるものが主体となっています。
11時20分、京都駅を発車します。
途中、丹波橋・大和西大寺に停車します。

▲上記の販売カウンターで購入した「大仏プリン」「オレンジジュース」を、車窓を眺めながらいただきます。

▲大仏プリンを食べ終わった後は、近鉄特急のおしぼりで手を拭きます。
乗車証明書は、2号車の販売カウンターで入手できます。

▲田植えの済んだ近鉄京都線の風景を眺めながら、奈良へ向かいます。

▲荷物棚上にも天平模様をイメージしたデザインが施されていました。
11時50分、大和西大寺に到着し、次は終点の近鉄奈良です。
大和西大寺を出てすぐ、平城宮跡を通過します。

▲平城宮跡を通過する「あをによし」。
京都駅を発車して35分、近鉄奈良駅に到着しました。

折り返しの時間を使って、少し撮影してみます。

▲先頭車(19201号車)側面。
行先表示(サボ)の字体が、改造前の12200系の面影を残しています。

▲「あをによし」車体ロゴ
日本語では「あをによし」ですが、英語表記では「AONIYOSHI」(「WO」ではない)点が注目でしょうか。
余談ですが、各種サービスで検索していると、「あおによし」と書いている書き込みがが多く見受けられましたが、正解は「あをによし」なので、注意しておきましょう。

▲3号車のサロンシート。
この日は満席でしたので、車内からの様子は撮影できませんでしたので、ホームから撮影してみました。

▲近鉄奈良駅の行き止まり構造を活用して、真正面から撮影してみました。

▲改札を出ると、「せんとくん」記念撮影スポットの隣に「あをによし」運行開始の横断幕が掲げられていました。
以上が、この4月から運行を開始した近鉄の観光特急「あをによし」の乗車記でした。
奈良への観光特急として上質のサービスを提供する列車として登場したこの「あをによし」。
実際乗車してみて、そのゆとりと気品さを感じ取ることができました。
また、2名利用以上が前提のこの列車ですが、多くの方が前提どおり2名で利用されている一方、子供1名分の料金を追加して、1名で利用している乗客も少なからず見られました。
「あをによし」デビューしてまだ間もないこともあり、こういった「1名利用」はまだしばらくは見られるのではないか、とも思われます。
そしてこの「あをによし」、本来は大阪難波〜京都間の列車に乗ってみたいとおもっていたのですが、この平日(月曜日)でも意外に満席となっていました。
やはりこの上質な「あをによし」により長く乗車できる大阪難波発着の人気が高いのかな、と感じたりもしました。
それだけに、今度は大阪難波発着の列車に乗り通して、近鉄奈良でのスイッチバックや、大和西大寺駅の通過シーンなどを体験することができればいいな、とも思った乗車でありました。
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