高松琴平電鉄(ことでん)では、同社のマスコットキャラクター「ことちゃん」が誕生20周年を迎えることを記念して、イベント「ことまつり」を開催することを発表しました。

ことちゃん誕生20周年記念イベント「ことまつり」開催のお知らせ|ことでん

概要は以下のとおりです。

【開催日時】
2022年8月13日(土) 10時〜15時

【開催場所】
ことでん瓦町駅 2階コンコース

【詳細】
・ことちゃんとの記念撮影
・ことちゃん誕生20周年記念グッズ
・鉄道グッズの販売
・オリジナル定期券作りワークショップ

【イメージ】
kotoden_kotochan20th
(上記発表資料(https://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2022/kotomatsuri2022/index.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今や鉄道事業者のキャラクターでも、JR東日本「Suicaペンギン」、JR西日本「カモノハシのイコちゃん」等と並んで、今や全国区の人気を誇ると思われる、ことでんの「ことちゃん」。

丁度20年前の2002年の8月に、「ことでんの大人の事情」により誕生した「ことちゃん」。

この「大人の事情」、下記のWebサイトによれば、当時経営不振だった「コトデンそごう」の倒産に伴い、琴電本体の経営も破綻し、民事再生法による再建が行われたとのことです。
その際のエピソードとして、沿線の人々から「鉄道は要るけど、ことでんはいらない」という返事が目立ち、そこから自戒の意味を込めて「ことでんは要るか?」と常に問いかけるべく、民事再生後にマスコットキャラクターとしてイルカを採用した、という経緯でありました。
(参考)
鉄道トリビア(320) ことでんのキャラクターがイルカの「ことちゃん」になった衝撃の理由 | マイナビニュース

「ことでんは要るか」との問いかけから登場して20年、今や「ことでん」は勿論、香川県を代表するキャラクターの一つとも言えるほどに成長した「ことちゃん」。

もはや「ことでんは要らない」と答える人も、ことちゃん登場前に比べるときっと少なくなっていることと思われますし、それも「ことちゃん」が大いに役割を果たしてきたから、といえるかも知れません。


その「ことちゃん」誕生20周年記念のイベントが実施されることとなりました。
注目は「誕生20周年記念グッズ」と思われますが、果たしてどんなグッズが販売されるのか、これまた今後の追加情報を楽しみにしたいな、と思ったニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
高松琴平電気鉄道 瓦町駅 ことまつり(2022年8月13日) - 鉄道コム



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