京阪電鉄では、ホームドア整備の加速や案内設備の充実及び各種バリアフリー設備の更新を行うため、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することとし、同制度による料金を加算することを発表しました。

鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、バリアフリー設備の整備を加速します|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【対象線区】
京阪線(※)全駅
(※)京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線。
大津線及び鋼索線は除く。

【設定料金(大人)】
・定期外:
10円

・通勤定期:
1カ月・・・370円
3カ月・・・1,050円または1,060円
6カ月・・・1,990円または2,000円

・通学定期:
料金なし

【値上げ開始日】
2023年4月1日(土)予定

【2025年度までの整備内容】
・ホームドア:
4駅8番線(枚方市駅など)

・テレビ機能付きインターフォン電話:
全駅(60駅)

・駅放送システム更新、運行情報配信システム
全駅(60駅)

・エレベーター更新
3駅6基

・車両更新
2編成12両
車両形式により扉の枚数や位置が異なることから、ホームドア整備に当たり車両の更新が併せて必要であるため)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲京阪電鉄13000系。

既に先日このブログでも取り上げたように、阪急電鉄及び阪神電鉄では、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用したバリアフリー整備を行うため、来年4月1日を予定として、定期外の大人一人あたり10円等の値上げを実施することを発表しています。

阪和線の沿線から : 【阪急・阪神】バリアフリー設備整備推進に向け運賃値上げ(2023.4.1〜)鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、普通券で10円の値上げ

これら両社に続き、関西地区でどの鉄道事業者がこの制度を活用した運賃値上げを実施するのか、基になってはいましたが、本日京阪電鉄から制度活用の発表が行われました。

値上げ額及び値上げ時期は、阪急・阪神と同じく定期外1乗車10円等を、2023年4月1日(土)予定で実施することとなっていますが、京阪電鉄の発表で注目は「対象線区」「バリアフリー整備内容」でしょうか。

まず「対象線区」でみますと、「京阪線全線」となっており、大津線(京津線・石山坂本線)は対象外となっています。
そのため、京阪電鉄から発表されたバリアフリー整備内容についても、京阪線のみの内容となっていますので、この点が「全線・全駅(神戸高速線除く)」となっていた阪急及び阪神とは違う点、といえるでしょうか。

もう一つの「整備内容」ですが、ホームドア整備等が挙げられている中に、「車両更新」が加わっていることが注目でしょうか。
資料の説明によりますと、「車両形式により扉の枚数や位置が異なる」とあります。
既に5扉の5000系が引退した現在、2扉の8000系を除けば全て3扉(プレミアムカー除く)となっているものの、同じ3扉でもドアの位置が異なる模様ですので、今後どういった車両が引退し、13000系などの新型車両に置き換えられていくのか、注目していきたいところでありますね。




【関連ブログ】
【京阪】値上げと引換に「新車2編成と4駅にホームドア」を導入へ - 鉄道プレス
▲同ブログでは、「扉の位置が異なる」ことで置き換えられる車両を1000系ではないか、と予想されています。併せてご覧いただければ幸いです。



【関連ニュースサイト】
京阪、バリアフリー設備投資に向け2023年に加算料金を導入へ - 鉄道コム



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