相模鉄道では、2023年3月開業の新横浜線について、開業後の同線(西谷〜新横浜間)経由のIC通勤定期乗車券について、相鉄本線・横浜駅でも乗降可能なサービスを開始することを発表しています。

阪和線の沿線から : 【相鉄・東急】2023年3月開業・新横浜線の運賃設定に係る認可を申請。定期券の特例乗車も新たに設定へ

今回、この相鉄本線横浜駅での乗降も可能にする新サービスの名称を、「YOKOHAMAどっちも定期」とすることを発表しました。

相鉄本線 横浜駅での乗降も可能とする新サービス名称「YOKOHAMAどっちも定期」に決定!【相模鉄道】 | 相鉄グループ

概要は以下のとおりです。

【名称】
「YOKOHAMAどっちも定期」

【概要】
「相鉄新横浜線 西谷駅〜新横浜駅」を含むIC通勤定期乗車券を所有する利用者は、追加運賃を支払うことなく、相鉄本線 横浜駅での乗降が可能となる新サービス。

【新サービスイメージ】
sotetsu_docchimo_yokohama
(上記発表資料(https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r22-127/)より引用)

【実施予定日】
2023年3月(予定)
※相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大駅〜新横浜駅)を含む定期乗車券は、同線の開業日から発売


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



来年3月開業予定の相鉄新横浜線。
この新横浜線を含むIC通勤定期乗車券で、横浜駅を利用できるサービスが実施されることは、先のブログでもご紹介していましたが、今回はそのサービスの名称の発表です。

名称は、上述のとおり「YOKOHAMAどっちも定期」ですが、この名称、阪神電鉄で既に実施されている類似サービス「OSAKAどっちも定期」と同様の名称となっています。

【参考:OSAKAどっちも定期】
九条駅−大物駅間(全区間)を含む通勤定期券(IC定期券を含む)を利用する場合、(阪神)大阪梅田駅でも乗降可能なサービス。
概要は下記阪神電鉄Webサイト参照。
hanshi_osaka_docchimo
(阪神電鉄Webサイト(https://rail.hanshin.co.jp/ticket/teikiken/teiki02.html)より引用)


こうなると、「相鉄が阪神の真似をした」といった心ない批判も出てくるのかも知れませんが、下記各社の公式ツイッターアカウントによりますと、互いに「どっちもよろしくお願いします」と、協調してPRされていますので、「真似をした」等の批判は的外れ、といえるでしょう。




ともあれ、新しく開業する相鉄新横浜線ですが、西谷以北の相鉄沿線から都心への通勤が楽になると考えられますが、この「YOKOHAMAどっちも定期」により、多くの利用者が新横浜線を利用していってもらえるといいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】


名称は「YOKOHAMAどっちも定期」 相鉄新横浜線の定期券で横浜駅もOK 発売は開業と同時 | 乗りものニュース

相鉄「YOKOHAMA どっちも定期」相鉄・東急直通線開業に合わせ導入 | マイナビニュース



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