JR北海道では、交通系ICカード「Kitaca」の利用エリアを、函館・旭川地区に拡大することを発表しました。

【社長会見】ICカードKitacaエリアを拡大します!〜2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します〜|JR北海道

概要は以下のとおりです。

【拡大エリア】
・函館エリア:
函館本線・函館〜新函館北斗間の6駅

・旭川エリア:
函館本線・岩見沢〜旭川の14駅

・エリアマップ
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(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf)より引用)

【サービス開始時期】
2024年春(予定)
(サービス開始日、詳細は決定次第発表)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR北海道では、今年度の事業計画において、「Kitacaエリアの拡大」について既に計画の中に記しており、その拡大エリアがどこになるのか、が今後の注目点であったかといえます。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR北海道】令和4年度事業計画を発表。ワンマン電車新製やKitacaエリア拡大が記載

今回の発表では、旭川エリア(岩見沢〜旭川)、函館エリア(函館〜新函館北斗)の両エリアでKitacaのサービスを開始することとなりました。

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▲岩見沢駅に到着する特急「ライラック」。
2024年春からは、岩見沢から先の「ライラック」運行区間でも、「Kitaca」をはじめとした交通系ICカードが利用可能となります。


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▲新函館北斗駅に停車中の特急「スーパー北斗」(当時)。
函館〜新函館北斗間は、北海道新幹線のアクセス路線でもありますので、Kitaca導入は従前から望まれていたものと思われます。



上記の過去記事では、函館エリア(函館〜新函館北斗)に加え、JR西日本で実施されている「特急停車駅のみの交通系ICカード対応」を予想してました。

前者はそのとおりでしたが、後者は外れで、その代わり岩見沢から先の函館本線各駅が新たにサービスエリアとなるのが、「正解」でありました。
この岩見沢〜旭川間、特急列車は「ライラック」「カムイ」等が少なくとも1時間に1本は運転されている一方、普通列車は2時間以上運転間隔が空く時間もあり、正直特急停車駅のみの対応になるのでは、と思っていたのですが、意外にも区間内全ての駅で交通系ICカード対応が発表されました。

これは個人的な予想でしかありませんが、先に室蘭本線・苫小牧〜室蘭間に導入が発表された「737系」を、2024年にはこの岩見沢〜旭川間にも投入し、併せて車載式ICカード端末を搭載して、ワンマン化とICカード対応を同時に実施する、というのも考えられなくはないのではないか、とも思いました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR北海道】新型電車「737系」導入(2023年春)室蘭線・苫小牧〜室蘭間に投入
(※)
もっともその際、留萌線から直通する列車(旭川〜深川)の扱いをどうするか、という点が残りますが、そもそも留萌線自体2026年3月末での廃止が沿線自治体と合意に至っていることもあるので、それまでの間、「留萌線からの直通列車は交通系ICカード利用不可」として取り扱うのも可能とは考えられます。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR北海道】留萌線・石狩沼田〜留萌間の鉄道廃止届提出を発表。繰上が認められれば2023年3月末廃止に


「Kitaca」エリア拡大の詳細は、正式に決定次第発表されるとのことですので、特に列車本数の少ない駅での対応方法等、今後の詳細にも注目しておきたいな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
交通系IC「Kitaca」函館・旭川へ拡大 函館本線の計20駅で利用可能に 2024年春 | 乗りものニュース

JR北海道「Kitaca」2024年春から函館・旭川エリアでもサービス開始 | マイナビニュース

JR北海道「Kitaca」が函館・旭川で利用可能に - Impress Watch



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