JR東日本では、現在上越新幹線の一部列車でホットコーヒーの試行販売を実施していますが、利用者より好評であることから、引き続き上越新幹線で販売を継続するとともに、東北新幹線及び北陸新幹線でも販売を開始することを発表しました。

東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線でホットコーヒーを販売します|JR東日本

概要は以下のとおりです。

【販売開始日】
・東北新幹線:
2022年11月1日(火)

・北陸新幹線:
2022年10月7日(金)

【販売価格】
250円(税込)

【販売列車】
・東北新幹線:東京〜新青森間(「はやぶさ」)
・上越新幹線:東京〜新潟間(「とき」)
・北陸新幹線:東京〜金沢間(「かがやき」「はくたか」)
(※)いずれも一部の列車では販売なし。
販売対象列車は詳細Webサイト(https://www.jresc.co.jp/pdf/service/coffee.pdf)を参照のこと。

【その他】
・他の線区、列車への拡大についても今後検討。
アイスクリーム等、要望の多い商品についても、今後販売線区の拡大を検討


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ちょっと前までは当たり前の光景だった「新幹線の車内販売で飲むホットコーヒー」。
しかしその光景は、実はコロナ禍前から変化が起きていました。

実はJR東日本では、去る2019年7月より、車内販売でホットコーヒーの販売を全列車で取り止めていました。
阪和線の沿線から : 【JR東日本】新幹線・在来線特急列車の車内販売サービスの取扱品目の見直しを発表。ホットコーヒーの販売を終了(2019.7.1)

その後、コロナ禍による利用者の減少もあるのでしょうか、そもそも販売人員の確保の問題もあり、JR東日本に限らず長年車内販売を続けてきた列車でも、終了の発表が見られました。


このように、「車内販売」に関しては縮減一辺倒のご時世ではあるだけに、今回の「ホットコーヒー復活」に喜んだ方々は多かったのではないのでしょうか。

確かに「はやぶさ」のように3時間超(東京〜新青森)の所要時間となると、ホットコーヒーくらい欲しいな、と思う人も決して少なくなかったのではないかと思うだけに、鉄道ファンに限らず、多くの利用者にとって朗報、といえるでしょう。


加えて今回の発表では、「アイスクリーム」等の要望の多い商品についても販売線区の拡大を検討している。とあります。
現在、車内販売でアイスクリームが購入できるのは、東海道・山陽新幹線くらいとなってしまいましたが、今回のホットコーヒーに続き、アイスクリームの復活が実現することを願いたいと思います。

勿論、「願う」だけではいけませんので、これらの新幹線に実際に乗車する際には、「ホットコーヒー」を購入して、いわゆる「買い支え」していくことで、利用者の意見を行動として表していく必要があると思っていますので、私も欠かさず実践していきたいと思います。

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▲東海道新幹線の車内販売で購入した「ホットコーヒー:。
東海道新幹線では、「のぞみ」「ひかり」全列車で車内販売が継続されています。
とはいえ、上述の理由による見直しが無いとはいえませんので、乗車の際には必ず「ホットコーヒー」と「アイスクリーム」を購入するようにしています。

東北・上越・北陸新幹線に乗車する機会がある場合でも、欠かさず実践していきたいと思います。




【関連ニュースサイト】


復活「新幹線ホットコーヒー」好評につき拡大 車内販売縮小から一転! JR東日本 | 乗りものニュース

東北・上越・北陸新幹線でホットコーヒー販売開始 - Impress Watch

北陸新幹線と東北新幹線でもホットコーヒー販売 - TRAICY(トライシー)



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