JR東日本では、きっぷのチケットレス化の新しい手段として、Suicaを持っていない乗客も券売機や窓口を経由して乗車できるよう、QRコードを利用した乗車サービスを開始することを発表しました。
QRコードを使用した新たな乗車サービスの導入について|JR東日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR東日本では、Suicaの導入から20年が経過し、首都圏エリアでは既に95%の乗客が交通系ICカードを利用している状況となっています。
一方、地方路線を中心として、利用者が少ない等の理由で交通系ICカードの整備が進まない路線も当然ながら残ってくることが考えられます。
こういった路線でのチケットレスをどのように進めていくのか、という答えのひとつが、今回のQRコードによる新たな乗車サービスになるかと思います。
このサービスでは、スマホ利用が前提でありますが、利用者自身が「えきねっと」で予約し、その予約した経路に従って乗車する際、QRコードを自動改札機にかざすことで、新幹線や在来線は勿論、自動改札機のない駅での乗り降りも可能となるものとなっています。
まさに、現在係員が行っているきっぷの入鋏・改札・回収のプロセスを、QRコードと、利用者による画面操作で処理するということになるかと思われます。
「とすると、将来的にSuicaはQRコードに置き換わるのか?」という疑問も湧いてくるかも知れませんが、元々Suica等の交通系ICカードは導入コストは高いものの高速に処理することができるため、都市部を中心とした混雑したエリアでその能力を発揮することができます。
一方QRコードは、処理速度が交通系ICカードほどではないことから、首都圏エリアを中心とした乗客の多い線区では改札を通過する利用者の滞留を起こしかねない一方、交通系ICカードよりも低コストで整備することが可能であることから、相互に補完する関係となるのではないか、と個人的には考えています。
いずれも、磁気式乗車券のように改札自体に複雑な構造が必要ではないため、メンテナンスの面では優位であることから、今後は「交通系ICカード」と「QRコード」という組み合わせでチケットレス化が進んでいくのではないかと予想されます。
今回のJR東日本のQRコードによる乗車サービスは、まずは東北エリアからの開始となっています。
また利用対象も、スマホ利用のみとなっていることから、今後はエリアの拡大や、紙きっぷの対応がどのようになるのかが注目です。
ともあれ、長らく用いられてきた「磁気式乗車券」が、今後置き換わっていくことは確かとも考えられることから、その動向を今後も注目していきたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ブログ】
●JR東日本、2024年度にQRコード改札を実用化: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
【関連ニュースサイト】
●JR東、2024年度にQRコード乗車サービスを提供へ - 鉄道コム
●いよいよ登場「QRコード乗車券」 在来線〜新幹線もスマホかざして通過 まず東北から | 乗りものニュース
●JR東日本、QRコード使った新たな乗車サービス - 2024年度下期から | マイナビニュース
●JR東日本、SuicaがなくてもQRコードで乗車できるサービスを2024年度以降導入。チケットレス化の一環として - トラベル Watch
●JR東日本、QRコードを活用したチケットレス乗車サービスを導入 - TRAICY(トライシー)
●「QRコードで乗車」、JR東が2024年度スタート QRリーダー搭載改札機を本格投入 - ITmedia NEWS
●JR東日本、QRコード乗車を2024年度に開始 - Impress Watch
●JR東日本、QRコード乗車サービスを2024年度以降に順次開始 | マイナビニュース
●JR東日本、QRコード改札を全線に導入へ まずは2024年度に東北エリアから(1/2 ページ) - ねとらぼ
●JR東日本がQRコードで乗車できるサービス、2024年度以降に - ケータイ Watch
●JR東日本,QRコードを使用した新たな乗車サービスを導入 〜2024年下期から東北エリアに〜|鉄道ニュース|2022年11月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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QRコードを使用した新たな乗車サービスの導入について|JR東日本
概要は以下のとおりです。
【サービス概要】
・「えきねっと」で乗車券類を予約・購入する際に、「QR乗車」を選択することで、購入後にえきねっとアプリに表示されるQRコードを自動改札機にかざすと、新幹線も在来線もチケットレスでシームレスに利用できる新たなサービス。
(サービス利用イメージ)
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2022/20221108_ho03.pdf)より引用)
・乗車の際は、「QRチケットを表示」ボタンをタップし、表示されるQRコードを自動改札機にかざして利用乗車。
・自動改札機が設置されていない駅では、利用者自身がアプリ上で利用開始・終了を行う方法を検討。
【サービス提供区間】
JR東日本エリアの新幹線・在来線全線(BRTによる運行区間を除く)
【サービス開始時期】
2024年度下期に東北エリアへ導入し、以降順次提供エリアを拡大。
【参考】
・Suica首都圏エリアでは現在、約95%の乗客が交通系ICカードを利用している。
・今後もSuica利用可能エリア拡大や地域連携ICカードの導入拡大等のチケットレス化を実施。
・より多くの乗客にチケットレスで鉄道を利用できる手段のひとつとして、QRコードを利用した新たな乗車サービスを導入する
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR東日本では、Suicaの導入から20年が経過し、首都圏エリアでは既に95%の乗客が交通系ICカードを利用している状況となっています。
一方、地方路線を中心として、利用者が少ない等の理由で交通系ICカードの整備が進まない路線も当然ながら残ってくることが考えられます。
こういった路線でのチケットレスをどのように進めていくのか、という答えのひとつが、今回のQRコードによる新たな乗車サービスになるかと思います。
このサービスでは、スマホ利用が前提でありますが、利用者自身が「えきねっと」で予約し、その予約した経路に従って乗車する際、QRコードを自動改札機にかざすことで、新幹線や在来線は勿論、自動改札機のない駅での乗り降りも可能となるものとなっています。
まさに、現在係員が行っているきっぷの入鋏・改札・回収のプロセスを、QRコードと、利用者による画面操作で処理するということになるかと思われます。
「とすると、将来的にSuicaはQRコードに置き換わるのか?」という疑問も湧いてくるかも知れませんが、元々Suica等の交通系ICカードは導入コストは高いものの高速に処理することができるため、都市部を中心とした混雑したエリアでその能力を発揮することができます。
一方QRコードは、処理速度が交通系ICカードほどではないことから、首都圏エリアを中心とした乗客の多い線区では改札を通過する利用者の滞留を起こしかねない一方、交通系ICカードよりも低コストで整備することが可能であることから、相互に補完する関係となるのではないか、と個人的には考えています。
いずれも、磁気式乗車券のように改札自体に複雑な構造が必要ではないため、メンテナンスの面では優位であることから、今後は「交通系ICカード」と「QRコード」という組み合わせでチケットレス化が進んでいくのではないかと予想されます。
今回のJR東日本のQRコードによる乗車サービスは、まずは東北エリアからの開始となっています。
また利用対象も、スマホ利用のみとなっていることから、今後はエリアの拡大や、紙きっぷの対応がどのようになるのかが注目です。
ともあれ、長らく用いられてきた「磁気式乗車券」が、今後置き換わっていくことは確かとも考えられることから、その動向を今後も注目していきたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ブログ】
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