南海電鉄では、本日(11月17日)、2022年度第2四半期の決算を発表しましたが、この中の資料で6000系の置き換え時期について、2025年度までに全車両を更新する予定であることが明らかになりました。

2022年度第2四半期決算説明会資料|南海電鉄

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▲上記決算説明会資料より引用(赤枠は管理人による)


この6000系置き換えについては、これまで2023年度までに置き換え」の旨が、2018年に策定された中期経営計画で示されていました。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】高野線6000系の更新は新造により実施。2020年度までに30両の新造を決算説明会資料で発表

その後、コロナ禍を経てこの置き換え改革がどのようになるのか気になっていましたが、今回の決算説明会で、置き換え、即ち6000系の引退が、長くとも2年は伸びることが明らかとなりました。

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▲南海6000系。
8300系により置き換えが進んでおり、計画では来年度に置き換えが完了するところでしたが、更に2年伸びることとなりました。


引退が近づいていることもあり、6000系の記録を撮る方も徐々に増えてきているように感じますが、そんなファンに取っては、今回の発表は時間的な猶予ができた、ともいえるでしょう。
ただ、下記記事でご紹介したように、泉北高速鉄道9300系の導入により置き換えられる3000系が、南海電鉄に譲渡されることもあり得ないわけではないでしょうから、この3000系により南海線8300系を高野線に移籍⇒6000系を廃車、ということも無くはない、ともいえるでしょう。
(参考)


ともあれ、時間的な余裕はできたとはいえ、近いうちに引退することには変わりないかと思われますので、引き続き、可能な限り地道に記録していきたいな、と思います。



【関連ブログ】
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