JR西日本では、大晦日(12月31日)深夜から元旦(1月1日)にかけての臨時列車運転計画について発表しました。

大晦日の臨時列車 運転時刻のお知らせ:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【運転区間】
2022113001
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221129_00_press_omisoka.pdf)より引用)

【運転間隔】
・大阪環状線、JRゆめ咲線:
約10分間隔

・奈良線、JR東西線〜学研都市線、万葉まほろば線:
約30分間隔

・JR神戸線〜JR京都線:
約20〜40分間隔

・大和路線:
約30〜60分間隔

【その他】
・終夜運転は実施せず。
・上記運転区間以外は、通常の終電までの運転。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



大晦日から元旦にかけての臨時列車発表を聞くと、年の瀬を感じるところです。
新型コロナウイルス感染症の影響で、コロナ前に行われていた終夜運転を取り止めるところもでてきましたが、今回ご紹介するJR西日本では、一部線区での終電繰り下げ(概ね3時頃)という対応になります。

元々利用者の多い線区に加え、有名な神社仏閣やカウントダウンイベント等、終電後の利用ニーズが一定ある線区を中心とした運行となっています。

これらの線区のうち、桜井線が運転区間に入っていることに、特に関西圏外の方は少なからず違和感を持たれるかも知れませんが、ここ桜井線の沿線には大神神社(三輪駅)、安倍文殊院(桜井駅)等への初詣客が多いため、臨時運転線区に含まれています。


というわけで、今回の大晦日の臨時列車でも、阪和線は対象外となりました。
比較的利用者も多く、また「大鳥大社」(鳳駅)、「家原寺」(津久野駅)といった初詣客も見込まれる天王寺〜鳳でも、今回も通常ダイヤでの運転となっていますので、大晦日から元旦にかけての初詣に、阪和線沿線に向かわれる方は十分注意する必要があります。

今後の大晦日の臨時列車も、このような「終電繰り下げの臨時列車」というパターンが定着するのかな、と思うと、「大晦日の終夜運転」というのも徐々に過去のものになっていくのかも知れないな、とも感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
JR西日本、大晦日の京阪神エリアは3時頃までの運転 - 終夜運転なし | マイナビニュース
JR西日本,京阪神地区で大晦日深夜に臨時列車を運転|鉄道ニュース|2022年12月6日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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