先日、大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業に伴う運行体系がJR西日本より発表されました。

その際、大阪駅地下ホームに「おおさか東線」の列車も乗り入れること、そして現在207系・321系が充当されている「直通快速」には、「8両編成のクロスシート車両」が充当されることが発表されました。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリア開業に伴う運行体系を発表。「くろしお」「はるか」に加え「おおさか東線」も乗り入れへ

おおさか東線については、下記記事でご紹介したように、2022年3月のダイヤ改正で、普通列車は全て221系に置き換えられたので、今回の直通快速のクロスシート化で、207系・321系の同線内での運用は終了するものとばかり思っていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【2022年3月ダイヤ改正】JR西日本・近畿エリア(琵琶湖線新快速等各線区での減便実施)


ところが、本日(12月11日)にアップされた「乗りものニュース」の記事によりますと、どうやらそうでもなさそうなことが明らかになりました。
まずは当該記事へのリンクをご紹介します。
「快速のほうがロングシート」おおさか東線の珍しい車両運用 解消へ | 乗りものニュース

このクロスシート車(管理人注:8両編成のクロスシート車)は、かつて「新快速」として運用された221系電車です。2022年3月から、201系に代わるおおさか東線の普通列車として投入されました。一方、直通快速として運用されていたのは、7両編成の207系と321系、いずれもロングシート車です。格上の列車であるはずの快速系統にロングシート車が、普通列車にクロスシート車が充当されるという珍しい運用となっていました。

 JR西日本によると2023年春以降、直通快速は221系電車に固定しつつ、普通列車は上記3形式で運用するということです。

-上記Webサイトより引用、下線太字部分は管理人による-


ポイントは、上記引用文中、最後の下線太字部分「普通列車は上記3形式で運用」のところでしょうか。
素直に読めば、221系・207系・321系の3形式となることが読み取れます。

しかも、記事中では「JR西日本によると」とありますので、実際にJR西日本に取材した上での記載であることから、どうやら改正後も207系・321系がおおさか東線で引き続き運行されそうな感じであります。

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▲南吹田駅を通過する321系。
先日の大阪駅地下ホームの運行概要を取り上げた記事では、321系は次の改正でおおさか東線での運用が終了する見込み、と書きましたが、上記「乗りものニュース」の記事が正しければ、改正後も引き続きその姿が見られそうです。


果たして改正後の207系・321系の運用はどのようになるのか。

間もなく来春のJRグループダイヤ改正の内容が発表される時期となりますが、その時点で明らかになるのでありましょうか。
引き続き、注目してきたい動向であります。



【関連ニュースサイト】
「快速のほうがロングシート」おおさか東線の珍しい車両運用 解消へ | 乗りものニュース



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