京都鉄道博物館では、JR西日本の営業線と接続した引込線を活用した現役車両の展示を行っていますが、本日(12月18日)までの期間で、JR四国のキハ185系特急形気動車の展示が行われていました。

キハ185系特急形気動車(復刻国鉄色)特別展示 関連イベントのおしらせ|京都鉄道博物館

JR四国のコーポレートカラーの「水色」ではなく、国鉄時代に導入された当時の「緑色」に復刻された車両の展示で、かつ期間中の土日には、当時使用されていた「しおかぜ」「南風」のヘッドマークを掲出するイベントも実施されました。

「しおかぜ」「南風」のヘッドマークもセットということで、これは是非見にいかないといけない、ということで、新大阪駅近辺での他の用事のついでに、京都鉄道博物館まで大急ぎで行ってきました。



京都鉄道博物館に入館し、「車両工場」エリアに向かうと、キハ185系が2両、「しおかぜ」「南風」のヘッドマークを掲げて停車していました。
その様子をご紹介します。

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ヘッドマークもアップしてみます。
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▲「南風」ヘッドマーク

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▲「しおかぜ」ヘッドマーク

前面だけでなく、側面、後面もまわってみます。
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▲運転席部分を側面から。

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▲方向幕も当時の仕様を再現しています。

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▲銘板。
「日本国有鉄道」と記載されているのがわかります。


この日は関連イベントとして、JR四国グッズの販売も実施されていました。
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私も「四国特急運行開始50周年記念入場券」と「卓上カレンダー」を購入し、JR四国の収益に少しは貢献させていただきました。

撮影していると、JR四国の公式イメージキャラクター「すまいるえきちゃん」と、京都鉄道博物館の公式キャラクター「ウメテツ」が登場してきましたので、その様子も撮影してみました。
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以上が、京都鉄道博物館でのJR四国「キハ185系」の特別展示でありました。
国鉄民営化直前に導入され、瀬戸大橋開業時のフラッグシップとして活躍したキハ185系。
2000系登場後は脇役的な活躍が多いようにも見受けられますが、一方で、特急・普通とフレキシブルに運用できる車両として、四国各地で様々に活躍しています。

特にこの国鉄色リバイバルカラーは、登場後数年で変更された、ある意味貴重なカラーリングでもあることから、今回スケジュールの無理を承知で訪問・撮影することができて、本当によかったと感じ、博物館をあとにした次第です。




【関連ニュースサイト】
京都鉄道博物館 キハ185系国鉄色 展示(2022年12月9日〜) - 鉄道コム
国鉄色キハ185系、京都鉄道博物館へ 「しおかぜ」「南風」50th記念しHM掲出も | 乗りものニュース
キハ185系復刻国鉄色2両が京都鉄道博物館で展示される|鉄道ニュース|2022年12月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp
京都鉄道博物館にキハ185系「復刻国鉄色」懐かしのヘッドマークも | マイナビニュース



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