泉北高速鉄道では、2023年夏の予定で、新型通勤車両「9300系」を導入することを発表しています。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型通勤車両「9300系」導入を発表(2023年夏)5000系等のラインカラーもブルーのみに統一へ

この9300系の甲種車両輸送が、昨日車両メーカーから出発し、本日早朝に和歌山市駅に到着しました。
出勤前にその様子を見てみようと、現在の職場とは逆方向にはなりましたが、出勤前に和歌山市駅へ立ち寄り、その様子を見てきました。


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▲南海和歌山市駅に到着した泉北高速鉄道9300系。

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▲同じく、難波方からの撮影です。

いずれも既に通電後の姿で、種別灯・尾灯が点灯の状態でした。
ご覧のとおり、ステンレスの車体に青帯、そして前面は白色となっていますが、これだけで、ベースとなる南海8300系とはかなり様子が違ってくるな、と感じました。
一般の利用者から見れば、「泉北高速鉄道オリジナルの新車」としか見えず、南海8300系がベースとは到底思えない、という感想を持つかも知れませんね。


和歌山市駅まで牽引してきたDD51形ディーゼル機関車と泉北高速鉄道9300系との組み合わせも貴重なシーンです。
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▲今回改めて実車を見て気づいたのは、「側面の車両番号が上端部に表示されている」ことでしょうか。
これまで泉北高速鉄道の車両は、側面の車両番号が中央下部に表示されていました。
しかし、ホームドアの設置により、下部に表示していると、ホームからの確認が困難となっています。
そのため、ホームドア設置線区で運行される近年の車両では、この車両番号を上部に移す動きがみられます。
今回の泉北高速鉄道9300系では、泉北・南海の車両では初めて、車両番号が上部に移された車両になるかと考えられます。

導入発表時のイラストでは気がつかなかっただけに、今回実車を見て驚いた点の一つでした。

営業運転開始まであと半年程度ありますが、それまでの間、試運転などが実施されると思われます。
その様子も機会があれば、記録していくことができれば、と思います。



最後に各車両を見ていきたいと思います。
難波側から1両ごと見ていきます。

【9302号車(難波側から1両目)】
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【9602号車(難波側から2両目)】
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【9652号車(難波側から3両目)】
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【9402号車(難波側から4両目)】
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【9301号車(難波側から5両目)】
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【9601号車(難波側から6両目)】
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【9651号車(難波側から7両目)】
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【9401号車(難波側から8両目)】
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泉北高速 9300系 甲種輸送/2022年12月21日(水) - 鉄道コム
泉北高速鉄道9300系が甲種輸送される|鉄道ニュース|2022年12月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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