JR東日本では今年9月、首都圏の朝のピーク時間帯前後にシフトして利用する代わりに、現行より割安となる「オフピーク定期券」を導入することとし、国土交通大臣に通勤定期運賃の変更認可申請を行いました。
阪和線の沿線から : 【JR東日本】オフピーク定期券導入に向けた手続きを開始。現行より10%値下げ、2023年3月導入予定
本日、この変更申請が認可されたことに伴い、「オフピーク定期券」の運賃等について、国土交通大臣に届け出たこと発表しました。
「オフピーク定期券」のサービスを開始します|JR東日本
「オフピーク定期券」の概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR東日本が導入を発表している「オフピーク定期券」。
平日朝の限られた時間帯以外に利用できる定期券として、新型コロナ後の混雑緩和へのニーズに対応する新しい仕組みとして導入されることとなりますが、今回、その概要が発表されました。
内容は、当初の発表時に言及されていたとおり、通常の定期券より約10%割安な運賃となっています。
具体的な金額は、特設サイト及び上記の引用画像を確認いただければと思いますが、生活スタイルがピーク時間帯から外れた利用が前提となっている方にとっては、有り難い制度になるのではないかと思われます。
一方で、10%程度の割引でどこまでのピークシフトが発生するのか気になるところですが、ピーク時の需要が減ることで、設備や人員をスリム化することができるわけですから、この「オフピーク定期券」の利用状況と混雑緩和の実績が明らかになれば、今後更なる拡充などが考えられるかも知れません。
また、この「オフピーク定期券」が利用者に好評で、事業者にとってもコスト削減等の効果が生まれてくれば、JR東日本以外の首都圏民鉄でも追随の動きがでてくるかも知れませんので、他社の動向にも引き続き注目していきたいと思います。
一方で、首都圏ほど混雑が激しくない関西地区等では、「オフピーク定期券」のような仕組みが出てくるのは可能性はそう高くないかも知れませんが、別の形で混雑緩和を促す仕組みが出てくるかも知れませんので、こちらも着目していきたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ニュースサイト】
●JR東 オフピーク定期券 発売(2023年3月18日〜) - 鉄道コム
●首都圏JR「オフピーク定期券」開始は3月18日 10%割引 全体値上げ+バリアフリー値上げも | 乗りものニュース
●JR東日本「オフピーク定期券」3/18発売、通常の通勤定期券より割安 | マイナビニュース
●JR東日本、約10%値下げのオフピーク定期券を3月発行。通常の通勤定期は約1.4%の値上げ - トラベル Watch
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阪和線の沿線から : 【JR東日本】オフピーク定期券導入に向けた手続きを開始。現行より10%値下げ、2023年3月導入予定
本日、この変更申請が認可されたことに伴い、「オフピーク定期券」の運賃等について、国土交通大臣に届け出たこと発表しました。
「オフピーク定期券」のサービスを開始します|JR東日本
「オフピーク定期券」の概要は以下のとおりです。
【オフピーク定期券とは】
平日朝のピーク時間帯以外の時間帯にのみ定期券として利用できる、通常の通勤定期券より割安なSuica 通勤定期券。
(現行の通勤定期券に比べ約10%割安)
【オフピーク定期券発売日】
2023年3月18日(土)
【対象エリア及び各駅のピーク時間帯】
・対象エリア:
東京の電車特定区間内完結となる区間
(JR東日本線と私鉄・地下鉄線にまたがるSuica通勤定期券においても、JR東日本線が対象エリア内であれば、「オフピーク定期券」を選択可能。)
・各駅のピーク時間帯:
現在実施中の「オフピークポイントサービス」のピーク時間帯と同一の時間。また、一部の私鉄・地下鉄線の駅においてもピーク時間帯を設定。
各駅のピーク時間帯の詳細は、特設サイト(https://www.jreast.co.jp/offpeak_teiki/)を参照。
・対象エリア及びピーク時間帯のイメージ:
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2022/20221227_ho01.pdf)より引用)
【オフピーク定期券及び通常の定期券運賃(例)】
・1ヵ月定期運賃(電車特定区間)
(「オフピーク定期券」特設サイト(https://www.jreast.co.jp/offpeak_teiki/pdf/peak_time_search.pdf)より引用)
【2023年3月18日からの電車特定区間の運賃イメージ】
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2022/20221227_ho01.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR東日本が導入を発表している「オフピーク定期券」。
平日朝の限られた時間帯以外に利用できる定期券として、新型コロナ後の混雑緩和へのニーズに対応する新しい仕組みとして導入されることとなりますが、今回、その概要が発表されました。
内容は、当初の発表時に言及されていたとおり、通常の定期券より約10%割安な運賃となっています。
具体的な金額は、特設サイト及び上記の引用画像を確認いただければと思いますが、生活スタイルがピーク時間帯から外れた利用が前提となっている方にとっては、有り難い制度になるのではないかと思われます。
一方で、10%程度の割引でどこまでのピークシフトが発生するのか気になるところですが、ピーク時の需要が減ることで、設備や人員をスリム化することができるわけですから、この「オフピーク定期券」の利用状況と混雑緩和の実績が明らかになれば、今後更なる拡充などが考えられるかも知れません。
また、この「オフピーク定期券」が利用者に好評で、事業者にとってもコスト削減等の効果が生まれてくれば、JR東日本以外の首都圏民鉄でも追随の動きがでてくるかも知れませんので、他社の動向にも引き続き注目していきたいと思います。
一方で、首都圏ほど混雑が激しくない関西地区等では、「オフピーク定期券」のような仕組みが出てくるのは可能性はそう高くないかも知れませんが、別の形で混雑緩和を促す仕組みが出てくるかも知れませんので、こちらも着目していきたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ニュースサイト】
●JR東 オフピーク定期券 発売(2023年3月18日〜) - 鉄道コム
●首都圏JR「オフピーク定期券」開始は3月18日 10%割引 全体値上げ+バリアフリー値上げも | 乗りものニュース
●JR東日本「オフピーク定期券」3/18発売、通常の通勤定期券より割安 | マイナビニュース
●JR東日本、約10%値下げのオフピーク定期券を3月発行。通常の通勤定期は約1.4%の値上げ - トラベル Watch
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