南海高野線の難波〜橋本間で運行されている特急「りんかん」。
朝夕の有料着席サービスとして運行されており、使用車両は「こうや」と共通の30000系、31000系と、「りんかん」及び「泉北ライナー」として使用される11000系の3種類が充当されています。
特急りんかん| 南海電鉄
南海電鉄のWebサイトでは、特急列車の座席表を公開しており、「りんかん」に使用される各車両の座席表のうち、1号車についてはそれぞれ以下のとおりとなっています。
ところで毎年、特急「こうや」「りんかん」及び泉北高速鉄道の特急「泉北ライナー」では、車両検査に伴い一部列車の運休及び編成の差し替えが実施されます。
これは、冬季に需要の落ち込む「こうや」一部列車を運休させ、その間に各編成を順繰りに検査を済ませ、春からの観光シーズンに備えるものとして、毎年実施されています。
これに伴い、通常は南海線「サザン」に充当されている南海12000系が、「泉北ライナー」として運行される光景も、恒例のものとなっています。
しかし今シーズンは、下記でご紹介したように、昨年5月に小原田車庫で発生した車両故障の影響により30000系1編成が未だ復旧しておらず、その影響もあり、本来南海11000系が充当される「泉北ライナー」に「ラピート」形50000系が充当されるという、これまでにない車両のやりくりが続いています。
そんな車両のローテーションが厳しい中、この冬季の車両検査による運用編成減をどのように切り抜けるのか、気になっていましたが、ふと「南海・特急チケットレスサービス」で「りんかん」の座席表をみてみますと、特急「りんかん」の一部列車が「1号車が50席しかない」状態で販売されていました。
このように座席数が50席しかありませんが、現在「りんかん」に使用されている車両に「1号車が50席」の車両は存在しません。
それではこの車両は何なのか。
考えられるとすれば、下記の「12000系」の可能性が高そうです。
このように、50席となっており、上記の空席照会画面と一致します。
ちなみに「サザン」10000系、「ラピート」「泉北ライナー」50000系の1号車の座席は以下のとおりとなっています。
過去に12000系が高野線・小原田車庫まで入線した実績はあるようですが、特急「りんかん」として運用されたことは記憶にありません。
もしこの座席表のとおり「りんかん」として12000系が充当されるとすれば、恐らく初めてのケースではないかと考えられます。
現在、確認できている「1号車が50席の『りんかん』」は、上述の1月9日(月・祝)の「りんかん52号」以降の一部列車となっています。
果たして実際に12000系が「りんかん」として運用されるのか。
その様子を実際に確かめ、このブログでも紹介できればと思います。
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朝夕の有料着席サービスとして運行されており、使用車両は「こうや」と共通の30000系、31000系と、「りんかん」及び「泉北ライナー」として使用される11000系の3種類が充当されています。
特急りんかん| 南海電鉄
南海電鉄のWebサイトでは、特急列車の座席表を公開しており、「りんかん」に使用される各車両の座席表のうち、1号車についてはそれぞれ以下のとおりとなっています。
【各形式の1号車(5号車)の座席表及び座席数】
▲30000系(52席)
▲31000系(52席)
▲11000系(64席)
(いずれも南海電鉄Webサイト(https://www.nankai.co.jp/traffic/express/rinkan.html)より引用)
ところで毎年、特急「こうや」「りんかん」及び泉北高速鉄道の特急「泉北ライナー」では、車両検査に伴い一部列車の運休及び編成の差し替えが実施されます。
これは、冬季に需要の落ち込む「こうや」一部列車を運休させ、その間に各編成を順繰りに検査を済ませ、春からの観光シーズンに備えるものとして、毎年実施されています。
これに伴い、通常は南海線「サザン」に充当されている南海12000系が、「泉北ライナー」として運行される光景も、恒例のものとなっています。
しかし今シーズンは、下記でご紹介したように、昨年5月に小原田車庫で発生した車両故障の影響により30000系1編成が未だ復旧しておらず、その影響もあり、本来南海11000系が充当される「泉北ライナー」に「ラピート」形50000系が充当されるという、これまでにない車両のやりくりが続いています。
そんな車両のローテーションが厳しい中、この冬季の車両検査による運用編成減をどのように切り抜けるのか、気になっていましたが、ふと「南海・特急チケットレスサービス」で「りんかん」の座席表をみてみますと、特急「りんかん」の一部列車が「1号車が50席しかない」状態で販売されていました。
▲一例を挙げますと、この画像は、1月9日(月・祝)の特急「りんかん52号」(橋本17:40発→難波18:26着)の1号車です。
(南海・特急チケットレスサービスhttps://www.club-nankai.jp/traffic/ticketless/index.htmlより引用)
このように座席数が50席しかありませんが、現在「りんかん」に使用されている車両に「1号車が50席」の車両は存在しません。
それではこの車両は何なのか。
考えられるとすれば、下記の「12000系」の可能性が高そうです。
▲特急「サザン」12000系の1号車座席表(50席)
(https://www.nankai.co.jp/traffic/express/sazan.htmlより引用)
このように、50席となっており、上記の空席照会画面と一致します。
ちなみに「サザン」10000系、「ラピート」「泉北ライナー」50000系の1号車の座席は以下のとおりとなっています。
▲10000系(64席)
(https://www.nankai.co.jp/traffic/express/sazan.htmlより引用)
▲50000系(44席)
(https://www.nankai.co.jp/traffic/express/senbokuliner.htmlより引用)
過去に12000系が高野線・小原田車庫まで入線した実績はあるようですが、特急「りんかん」として運用されたことは記憶にありません。
もしこの座席表のとおり「りんかん」として12000系が充当されるとすれば、恐らく初めてのケースではないかと考えられます。
現在、確認できている「1号車が50席の『りんかん』」は、上述の1月9日(月・祝)の「りんかん52号」以降の一部列車となっています。
果たして実際に12000系が「りんかん」として運用されるのか。
その様子を実際に確かめ、このブログでも紹介できればと思います。
▲南海12000系による「泉北ライナー」。
これまでは毎年冬の時期に恒例となっていた代走ですが、今シーズンは「りんかん」でもその姿がみられるのでありましょうか。
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