名古屋鉄道(名鉄)では、3月18日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

3月18日(土)にダイヤ改正を実施します|名古屋鉄道

概要は以下のとおりです。

【朝間帯ダイヤを含めた終日にわたる輸送量の適正化】
・朝間帯は多くの路線で列車の削減及び区間縮小を実施。

・昼間帯・夕間帯は「名古屋本線」「河和線」「知多新線」で見直しを実施。

・深夜帯は21時以降の運行間隔を調整し、運行本数を見直し。

【名古屋市近郊における利便性向上】
・豊明〜須ヶ口間に準急を新たに設定
(平日・10時〜14時台)

【ワンマン運転区間の拡大】
・各務原線・犬山線(名鉄岐阜〜犬山)、知多新線(富貴〜内海)でワンマン運転を実施。
・各務原線・犬山線は、名鉄岐阜〜犬山(三柿野)間での折返し運転に変更。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回発表された名鉄のダイヤ改正。
「コロナをきっかけにした生活様式の変容」と、この手の発表で聞き慣れたフレーズからも分かるように、減便主体のダイヤ改正となっています。

その中でも当ブログで着目したのは「知多新線」です。
この知多新線は、河和線の富貴から内海に至る13.9kmの路線です。
「新線」とあるように、終点の内海まで全通したのは1980年と、名鉄の中では文字通り「新しい」路線ではありますが、一方で路線の場所は知多半島の南部にあることから、利用者の減少が続いている路線であります。

それでも現在は日中でも1時間に3本(特急・急行・普通)が運行されている上に、特急列車の一部車両は座席指定車が連結されており、名古屋方面への直通列車も確保されている状況でした。


しかし、今回のダイヤ改正では、そんな知多新線にも大ナタが振るわれることになりました。
一つは「減便」で、現在1時間あたり3本が2本に減便となり、加えて「富貴〜内海折返しワンマン運転」の実施で、名古屋方面からの特急・急行列車を含む直通列車が9時〜20時の時間帯で消滅することになりました。

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▲内海駅に停車中の一部座席指定特急列車(1200系)。
現在は1時間に1本は確保されている内海発着の特急列車も、改正後は9時〜20時の時間帯で取りやめとなり、同駅に発着する機会も大幅に減ることになります。

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▲内海駅。
高架上に設置された駅ですが、終着駅であり、特急列車の発車駅であるものの、現在は無人駅となっているところに、知多新線の厳しさが感じられます。


私もかつて、この内海駅からミューチケットを購入して特急に乗車したことがありました。
こんな駅までも座席指定特急のネットワークが構築されていることに感心さえしましたが、一方で利用者の少なさがこのコロナ禍で見直しの対象になってしまった、と感じた次第です。



【2023.1.19追記】
記事タイトルに誤りがありましたので、修正しました。
(誤)内海線→(正)知多新線



【関連ブログ】
【名鉄】大幅な減便ダイヤ改正を実施 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
名鉄 ダイヤ改正(2023年3月18日) - 鉄道コム
新木曽川・笠松の「特別通過」消滅へ 知多新線は「1時間2本」に減便 名鉄ダイヤ改正 | 乗りものニュース
岐阜〜豊橋/セントレアなど犬山経由の直通列車が消滅 名鉄ダイヤ改正 ワンマン運転も拡大 | 乗りものニュース
名鉄3/18ダイヤ改正 - 知多新線・河和線で9〜20時台の直通運転廃止 | マイナビニュース
名鉄ダイヤ改正、各務原線は名鉄岐阜〜三柿野・犬山間折返し運転に | マイナビニュース
名鉄3/18ダイヤ改正 - 名古屋本線を中心に朝・深夜の列車削減など | マイナビニュース



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