鉄道模型メーカーの「マイクロエース」では、2023年2月発表の新商品として、南海50000系「泉北ライナー」を発表しました。

南海50000系「泉北ライナー」6両セット|マイクロエース

概要は以下のとおりです。

【商品名】
南海50000系 「泉北ライナー」 6両セット

【予定価格】
34,540円(本体価格31,400円)

【商品詳説】
・実車資料に基づき、中間車の客用扉脇に専用マークが掲出された姿を再現
・行先シールに「特急」を収録(泉北ライナーとして運行時表示)

【ポスター】
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(上記発表資料(http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/A0756.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年11月より運用を開始した、南海「ラピート」50000系による「泉北ライナー」。
まさか「ラピート」が泉北高速鉄道線を毎日走ることになるとは、つい最近まで誰も想像し得なかったと思われます。
その経緯については、高野線の「こうや」「りんかん」用30000系1編成が使用不能となったことに端を発しています。
もとよりギリギリの運用だった高野線・泉北線の特急車両が途端に不足の事態となったことから、このような想定外の運用が現実のものになりました。
(参考)


その南海50000系「泉北ライナー」が、何とNゲージ鉄道模型として商品化されるとのことで、これまで驚きを感じずにはいられませんでした。
内容を見ますと、既存の南海50000系「ラピート」を基本に、客用扉横の専用マークの掲出、行先シールの「特急」収録と、「泉北ライナー」運用時の姿を完全に再現できるものとなっています。

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▲南海50000系「泉北ライナー」。
このように、LEDは「特急」の種別表示、そして扉横には「泉北ライナー」ステッカーが掲出されていますが、今回マイクロエースから発売されるNゲージ鉄道模型ではこれらの姿も再現されています。


車体のカラーが変わる訳ではないにも関わらず、専用の商品化というのは珍しくもあり、また本商品のキャッチコピーのように「ニュータウンを走る青い衝撃」を受けた方も多く、話題性の多い車両として商品化されたのではないのでしょうか。


この南海50000系「泉北ライナー」、いつまで走り続けるのかが気になるところですが、機会があればまた乗車や撮影する機会はあればいいな、と思っていますが、まさか「模型化」まで実現するとは、驚きのニュースでありました。




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