大阪府貝塚市を走る水間鉄道では、去る2月6日に発生したトルコ南東部で発生した地震による被災者救済のため、義援金の募集を行うとともに、電車に両国の国旗と応援メッセージを掲載した副標を掲出しています。

トルコ・シリア震災救援募金を実施します|水間鉄道

概要は以下のとおりです。

【期間】
2023年2月10日(金)〜3月10日(金)

【募金箱設置駅】
貝塚駅、水間観音駅

【副標掲載車両】
・トルコ応援副標:
1001・1005・1007 各車両の貝塚側

・シリア応援副標
1002・1006・1008 各車両の水間側

【装着イメージ】
mizuma_turkey_syria
(上記発表資料(https://www.suitetsu.com/event/turkey_syria_bokin.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



トルコ南東部を震源とする地震では、トルコ・シリア両国で甚大な被害を出しました。
犠牲者の数は当初の報道から次々に増え、最新の報道では4万人超とも報じられています。
トルコ地震、死者4.5万人突破 278時間ぶりに3人救出 | ロイター

特にシリアでは、反政府勢力の影響もあり、人的・物的支援が十分に行き届いていないことも報じられており、地震の被害には決して他人事では無い日本に住んでいる者の一人として、非常に胸を痛めています。

このトルコ・シリアの地震に関しては様々な団体が既に募金活動を実施しています。
1890年に沈没したオスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の乗組員を献身的に救助したことを契機とした、歴史的な友好関係が強い和歌山県でも、早速災害義援金の募集を始めています。
トルコ共和国南東部における地震被害に対する支援について | 和歌山県

今回、大阪府南部の貝塚市内を走る水間鉄道でも、このトルコ・シリアを襲った震災への募金を募集していますが、加えて在籍車両のうち3編成に両国の国旗・メッセージを掲出する取り組みが行われています。

国内の震災では、こういった応援メッセージの例は東日本大震災などでも見られましたが、海外の震災でこのような応援の取り組みは喜ばしいことだと感じました。


副標の掲出は3月10日までですので、機会を見つけて撮影し、募金もきっちり行ってこようと思います。




【関連ニュースサイト】
水間鉄道 トルコ・シリア応援副標 掲出(2023年2月10日〜) - 鉄道コム



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