JR東海では、東海道新幹線のネット予約・チケットレスサービスの「EXサービス」会員向けに、グリーン車を1名で利用する際に、隣の席も含めて2席同時に確保できる「EXグリーンプラスワン」を発売すること発表しました。

「EXグリーンプラスワン」の発売について|JR東海

概要は以下のとおりです。

【設定期間】
2023年4月8日(土)〜6月30日(金)
(但し、2023年4月28日(金)〜5月7日(日)は利用不可)

【発売期間】
2023年4月8日(土)〜6月30日(金)
※乗車日の2日前(5:30)から列車発車時刻の4分前まで発売

【発売額等(例)】
東京・品川〜新大阪:23,860円
(参考:同区間のEX予約サービスの価格:18,480円)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲東海道新幹線「のぞみ」グリーン車(9号車)

私自身、出張で東海道新幹線を利用するとき、よくグリーン車を利用します。
グリーン車はご存じのとおり、座席の前後・左右の間隔が広く、2時間半程度の乗車時間ではありますが、仕事などの用事や休息などでゆったりと過ごすことができるので、個人的に気に入っています。

そのグリーン車を利用する際、大抵はおトクに利用するために「EXグリーン早特ワイド」などの割引商品を利用しています。
(参考)
EXグリーン早特ワイド|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約


グリーン車を利用していて、隣の席に誰か来ることが、そんなに遭遇するわけではないのですが、混雑が予想される時間帯や曜日ですと、「予め2席確保して、ゆとりのある空間を確保したい」と思う方も少なからずいらっしゃるかも知れません。


今回の「EXグリーンプラスワン」は、そういったニーズに対応し、GWの繁忙期を除く「のぞみ」のグリーン車を、1人で隣同士の2席を確保できる商品となっています。
ただ、あくまでビジネスパーソン向け、そしてグリーン車の空席活用という観点でしょうか、予約は2日前から可能と、上記の「早特ワイド」とは逆の制限となっていますので、注意が必要です。

「グリーン車は座席の幅が広いから、そんなきっぷにニーズはあるのかいな?」と思う方もおられるかも知れませんが、一方で5千円程度のプラスで東京〜新大阪間で隣に誰も来ないという「安心感」を買う、という意味では、活用したかった方もおられるかも知れないな、とも感じています。

「EXグリーンプラスワン」、ひとまず6月末までの期間限定ですが、今後も継続設定されるかどうか、注目しておきたいなと感じたニュースです。

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▲グリーン車の車内で「シンカンセンスゴイカタイアイス」ことスジャータのアイスクリームとホットコーヒーを広げてみました。
「EXグリーンプラスワン」では、こういったことも隣の席で可能となりますね…




【関連ニュースサイト】
荷物置ける! グリーン車2席占有サービス 東海道新幹線「のぞみ」で期間限定 | 乗りものニュース
東海道新幹線「EXグリーンプラスワン」の研究。グリーン車2席を1人で利用可 | タビリス
JR東海、東海道新幹線グリーン車の隣席を確保できる新サービス開始 | マイナビニュース
『のぞみ』のグリーン車が1人2席利用可に…東海道新幹線の「EXグリーンプラスワン」 4月8日から | レスポンス(Response.jp)



【関連ブログ】
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