JR西日本では、2023年度から岡山・備後エリアに新型車両227系「Urara」を導入することを既に発表しています。


今回、この227系「Urara」の運行開始日及び当初導入線区が発表されました。

岡山・備後エリアの新型車両「Urara」の運行開始について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【運行開始日】
2023年7月22日(土)

【当初導入線区】
山陽本線(岡山〜三原)、宇野みなと線(茶屋町〜宇野)、瀬戸大橋線(岡山〜児島)、伯備線(倉敷〜総社)

【その他】
新型車両「Urara」導入に伴い、117系車両の定期列車としての運転は終了

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▲新型車両227系「Urara」
(同社発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230529_00_press_urara.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に実車の納入も行われ、運行開始を待っている段階の「Urara」ですが、その運行開始日が来たる7月22日(土)に決定しました。
丁度青春18きっぷの夏シーズンの利用期間に入る時期でもありますので、新型車両の初乗りに、多くのファンが岡山・備後エリアにやって来るのかも知れません。

また当初導入線区ですが、山陽本線では岡山〜三原に限られており、和気・姫路方面へは今後の拡大を待つことになりそうです。


そして鉄道ファン的に注目の発表は、今回の「Urara」導入で117系の定期列車運用の終了が同時に発表されたことでしょうか。

117系といえば、国鉄時代に京阪神地区の「新快速」として導入されました。
その後、岡山地区や広島地区、そして和歌山地区にも転属し、各地のローカル輸送に従事してきました。
新快速車両として設計された2扉転換クロスシートは、一般形車両の中でも高いレベルの居住性を誇るものでありますが、一方で乗降の多いローカル輸送には不向きな面がありました。

そんなこともあってか、また経年も進んできたことから近年は徐々に廃車が進んできていますが、今回岡山地区を最後に117系の日常の姿がみられなくなるのは、やはり時代の流れ、ともいえるでしょうか。


あと2か月ほどで終焉を迎える117系の定期列車としての活躍、最後まで見届けたいものであります。




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