6月2日(金)から3日(土)にかけて、台風2号の影響により全国的に豪雨が発生し、近畿エリアでも多くの路線で運休が発生しました。

現在は多くの線区で運行が再開されていますが、今回の豪雨で被害の激しかったJR和歌山線や南海高野線で、土砂崩れや盛土崩壊により、運休が長期間見込まれる事態が発生しています。

【JR和歌山線】
・台風2号の影響に伴い、和歌山線:高野口駅付近で盛土の崩壊が発生しており、6月4日(日)から1週間程度、和歌山線:橋本駅〜粉河駅間で運転を取り止め。
・橋本駅〜粉河駅間では6月5日(月)から、バスによる代行輸送を実施。
(※)6月4日(日)は代行輸送は実施せず。

※朝の通学時間帯は概ね30分に1本、それ以外の時間帯は概ね1時間に1本を予定。

・関連情報
2023060301
(JR西日本運行情報(https://trafficinfo.westjr.co.jp/kinki.html)より引用)

【南海高野線】
・高野下〜高野山間で、数カ所に渡り倒木やのり面の土砂流出が発生
・橋本〜高野山間でバス代行輸送を実施。
ただし、橋本駅と高野山駅以外の途中駅には、道路状況により代行輸送できない場合あり。

・現地の様子
nankai_koyashita-gokurakubashi
高野線の列車運行について | 南海電鉄より引用)



以上のように、上記Webサイトに掲載されている画像を見たただけでも、復旧にしばらく時間が係りそうな感じです。
JR和歌山線、南海高野線ともに、高野山及び高野山麓方面への観光で利用される方も多いかと思われます。
折しも、来る6月15日(木)には高野山で「青葉祭」が開催されますので、このイベントを見行こうと考えておられる方は、今後の運行情報に十分ご注意いただきたいと思います。
(参考)
宗祖降誕会(青葉祭):近畿エリア | おでかけガイド:JRおでかけネット



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