和歌山市内を中心に路線網を有する「和歌山バス」。
私も和歌山市内に通勤していた時には、毎日利用していましたが、転勤となり自家用車通勤となってから以降、たまにしか乗らなくなりました。

その和歌山バスでこの4月に久々の新造車両が導入されました。
「和歌山バス」がオートマチック車両初導入 13年ぶりに新造 - 和歌山経済新聞

上記記事によりますと、導入された車両は、路線バス用車両としては2010年以来13年ぶりの新造導入で、かつ同社で初めてのオートマチック車とのことです。

この13年間、和歌山バスの車両は、近畿圏内の他事業者からの中古車で古い車両を置き換え続けていましたが、今回ようやく純粋な新型車両が導入されたとのことです。

通勤に利用していれば、こういった新造車両は通勤途上などで観察することができるのですが、何せ日頃利用していないだけに、SNS上ではその情報が流れてくるとはいえ、実車を見ることがなかなかかないませんでした。


そんな中、先週の日曜日に別の用事でJR和歌山駅に向かった際、この新型車両を見かけることができましたので、手持ちのスマホで記録してきました。

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▲JR和歌山駅に停車中の和歌山バス新造車両
ロータリー上で待機しているところを撮影しました。

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▲同じくJR和歌山駅で折り返しの停車中の新車。

SNS上の情報で確認したところ、この新型車両はいすゞのエルガミオとなっています。
いすゞの「エルガミオ」と日野の「ブルーリボン」は、いずれも両社の合弁会社「J-BUS」による製造のため、ほぼ同じ仕様となっています。

特徴は車体の前後左右に描かれた「W」の文字でしょうか。
この「W」の文字、かつては「和歌山シャトルバス」(JR和歌山駅〜本町二丁目〜南海和歌山市駅)の専用車両に描かれていた文字を彷彿とさせるものにも感じました。

今回は新型車両の乗車は叶いませんでしたが、機会があれば乗車して、車内の様子もご紹介できればと思います。


【追記】
この新型車両、どうやらラッピングされる模様であることが、和歌山バスのTwitterアカウントで明らかとなりました。
特徴あるこの「W」の文字もしばらくお預けかも知れませんね…






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