青森県の青函トンネル記念館では、同記念館で運行するケーブルカー(体験坑道)について、台車枠に亀裂が発見されたため、今年度の残りの営業期間は運休見込みとなる旨の発表がありました。





詳細は、上記X(Twitter)の投稿内容をご確認下さい。



「日本最北端のケーブルーカー」である「青函トンネル記念館」の「体験坑道」ケーブルカー。
実際のトンネル工事に使用した坑道を活用して見学用ケーブルカーとして、毎年春から秋にかけて運行しています。

しかし今年2月に、定期検査等に必要な費用などが不足することから、クラウドファンディングを実施することとなりました。


幸い、クラウドファンディングは目標金額を10日で達成し、ネクストゴールの1,000万円もクリアしたことで、今年度の運行が無事実施されることとなりました。


こういったニュースを聞いていたので、青函トンネル記念館のケーブルカーの運営が厳しいことは知っていたので、この9月に色々な予定を調整して、何とかこのケーブルカーに乗車することができました。



私自身、無事に乗車できましたが、来年度以降の運行も安定して実施できるよう、より多くの方に乗車して欲しい、という願いも込めて上記記事を執筆しましたが、それから数日もしないうちに、今回台車枠の亀裂が発見されたため、今年度の運行が終了見込み、という非常にショッキングなニュースを聞くことになりました。


重要部品である台車枠の亀裂は、脱線に繋がる危険なものであるだけに、それを運行前に未然に発見できたことは、日頃の点検が確実に行われていた証左でもありますので、大事故になる前に運休の措置が取られて、安心した次第です。

一方で、より多くの方にこのケーブルカーに乗って欲しかったのに、という意味では残念でありますが、安全に関わることですので、今回亀裂の入った台車枠をしっかり修繕して、来年度の運転再開を願いたいところであります。


これから観光や乗りつぶしで、この青函トンネル記念館の体験坑道ケーブルカーに乗車される方には、注意していただきたいなと思い、ご紹介したニュースでありました。


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▲青函トンネル記念館の体験坑道ケーブルカー。
台車の亀裂が発見されたため、本日(9月12日)より運休となっていますので、ご注意ください。




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