下記記事でご紹介したように、泉北高速鉄道では、去る9月8日より同社のキャラクター「せんぼくん」や、「和泉こうみ」をはじめとした「鉄道むすめ」のキャラクターをラッピングした5000系電車の運行を開始しています。


私も、運行開始翌日の9月9日に、早速その様子を沿線から撮影しました。


発表資料によりますと、「外装だけでなく、両先頭車両の運転台壁面や乗降扉の内側にもラッピングを施しているほか、車内アナウンスの出発前放送と到着前放送においては、和泉中央行きは「せんぼくん」を、難波行きは「ブラックせんぼくん」をイメージした声で行う」(泉北高速鉄道Webサイト)とあり、車内は相当楽しい装飾が行われている様子が、同社発表資料からも感じ取れました。


早速乗車する機会を探していたところ、9月14日に他の用事も併せて乗車できることとなったので、和泉中央駅まで向かい、難波駅までこの5000系ラッピング電車に乗車してみることにしました。



乗車したのは、和泉中央14:57発の準急難波行きでした。
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1両目の難波方(5503号車)

早速車内に入ってみますと、ここは「せんぼくん」ワールドとなっていました。

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▲運転席まわり

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▲優先席まわり

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▲ドア周りの装飾。
上から順番に「春」「夏」「秋」「冬」がテーマのデザインとなっており、「季節感をテーマに沿線を楽しく遊んでいる様子」(同社発表資料)が感じ取れます。


中吊り広告も、「せんぼくん」「ブラックせんぼくん」が「支配」していました。
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▲中百舌鳥

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▲深井

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▲泉ケ丘

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▲栂・美木多

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▲光明池

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▲和泉中央

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▲車端部の全駅バージョン。

深井駅近くの「土塔古墳」や泉ケ丘駅前の「パンジョ・ビッグバン」、栂・美木多駅最寄りの「西原公園」、光明池駅の駅名の由来「光明池」、そして和泉中央駅まわりの「トリヴェール和泉」と、各駅のシンボルとなる施設と「せんぼくん」「ブラックせんぼくん」がデザインされた、見ているだけで楽しい中吊りとなっています。


広告枠も「せんぼくん」「ブラックせんぼくん」にジャックされています。
下記はその一例です。
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車内見通しはこんな感じです。
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これが難波方1号車の様子ですが、これだけで終わりではありません。
和泉中央方の8号車も、こちらは「鉄道むすめ」の装飾が施されているので、こちらも見にいきます。
最後尾・8号車に向かうと、その車内は、今度は「鉄道むすめ」にジャックされていました。
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▲運転席後ろ

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▲中吊り広告

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▲広告枠

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▲様々な場所が「鉄道むすめ」に彩られているのが分かります。

ドア下の装飾は、今回デザインされた「鉄道むすめ」各キャラクターが描かれていました。
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▲和泉こうみ(泉北高速鉄道)

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▲金沢あるみ(総合車両製作所)、水間みつま(水間鉄道)

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▲嵯峨ほづき(嵯峨野観光鉄道)、八木沢まい(上田電鉄)

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▲楚原れんげ(三岐鉄道)、柴口このみ(横浜シーサイドライン)

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▲豊川まどか(大阪モノレール)、石山ともか(京阪電鉄)

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▲大川まあや(会津鉄道)、鮎貝りんご(山形鉄道)

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▲神崎みーこ(和歌山電鐵)、近江鉄道(豊郷あかね)

10分も無い折り返しの時間で、8両編成の両端先頭車を移動するだけでも大変ですが、しかもその車内には多数の目移りするほどのキャラクターが描かれており、正直撮影が「大変」でしたが、それくらい楽しい車内、というのを少しでも感じ取っていただければと思います。



和泉中央から準急難波行きに乗車し、終点の難波に向かいます。
終着駅到着前には、「ブラックせんぼくん」の車内放送がありました。
動画で撮影していますので、今回初登場の「ブラックせんぼくん」の声をお聞き下さい。


難波駅に到着し、折り返し準急・和泉中央行きとなりますが、これまた折り返しの短い時間で、各車両に描かれたデザインを、可能な限り記録することにします。
車両前面に描かれたデザインですので、乗降扉が閉まっている方から撮影するのがベストですが、今回4番線に停車したため、降車専用ホーム側は「鉄道むすめ」がデザインされた側となります。

一両ずつ撮影した写真をご紹介しますので、ご覧下さい。

●8両目(5503):和泉こうみ他(水色)
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●7両目(5003):楚原れんげ、柴口このみ
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●6両目(5103):豊川まどか、石山ともか
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●5両目(5603):金沢あるみ、水間みつま
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●4両目(5604):嵯峨ほづき、八木沢まい
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●3両目(5104):神崎みーこ、豊郷あかね、日野せりか(近江鉄道)
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●2両目(5004):大川まあや、鮎貝りんご
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●1両目(5504):和泉こうみ他(ピンク)
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一通り撮影したところで、もう発車時刻となりました。
「鉄道むすめ」がデザインされた側から撮影した、発車の様子も動画で撮影しました。
沢山の鉄道むすめが流れていく車両の、楽しい様子をご覧下さい。




以上、泉北高速鉄道5000系「せんぼくん」「鉄道むすめ」ラッピング列車の車内の様子を中心にご紹介しました。

外装の見た目のインパクトも相当(特に「せんぼくん」側)ですが、その車内も外装に引けを取らないくらいの楽しさ満載の仕掛けでした。
ここまでインパクトの強い車両ですと、ファンのみならず、一般の利用者にも相当のインパクトを与えることには間違いなく、今回のラッピングを期に「せんぼくん」「鉄道むすめ」の認知度は更に高まることになるのではないかと思います。


今回、限られた時間でなるべく沢山の「せんぼくん」「鉄道むすめ」を撮影しようとしましたが、対象物があまりにも多かったので、撮影漏れがあったようにも感じます。
残りは、是非読者の皆さんで、様々に記録していただければ、嬉しく感じますが、個人的には「せんぼくん」側の側面を、いつか機会をみて撮影したいな、と思っていますので、その際には改めて当ブログでご紹介していきたいと思います。



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