このブログでは、鉄道系の書籍や雑誌で、私が興味の惹かれたものについて、私自身が実際に購入し、そして読み通した後に、このブログで感想等を記しています。
多くの方に、こういった書籍・雑誌で様々な情報を得ていただくための一助になればと考えて、これまでもご紹介してきました。
今回は、「列車種別」に関する鉄道系雑誌2誌をご紹介します。
鉄道雑誌各誌は、毎月様々な特集を組んで、読者の興味を惹いています。
鉄道という趣味のジャンルが広いこともあり、特集のテーマが重なることはあまり無いように記憶しているのですが、今回は相前後して似たような特集が組まれていたので、ご紹介します。
まず、先月発売された鉄道ピクトリアル2023年11月号。
特集は「列車種別」です。

![鉄道ピクトリアル 2023年 11月号 [雑誌]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1139/4910064111139_1_2.jpg?_ex=128x128)
鉄道ピクトリアル 2023年 11月号 [雑誌]
「列車種別」といえば、言わずと知れた、「特急」だの「急行」だの「快速」だの「普通」だの、列車の種類の区別であります。
「速達性や営業施策をはじめさまざまな事情から」(本書P9)設けられているこの列車種別。
この鉄道ピクトリアルでは、「列車種別の基礎知識」で国鉄〜JRの種別の歴史と概略の紹介、また「国鉄の列車種別をめぐる見どころ」で、その題名のとおりかつて「準急」という種別があった時代を中心に、興味深い事例を紹介しています。
また民鉄の中でも現在でも数多くの種別があった上に、過去には「高速」「DX特急」といったユニークな種別も存在していた名古屋鉄道についての記事「名古屋鉄道の列車種別」もあり、懐かしい「種別」がらみの写真も相まって、過去の種別に関する内容は、興味深く読ませていただきました。
この鉄道ピクトリアルを購入したところで、「そういえば最近他にも『種別』がらみの特集があったような気が…」と思い、自宅の書棚を見てみますと、やはりありました。


鉄道ジャーナル2023年7月号【「列車種別」さまざま】
4ヶ月前に発売された「鉄道ジャーナル」2023年7月号。
こちらの特集は「『列車種別』考」。
「考」がついてはいるものの、こちらも「列車種別」に着目した特集であること自体には違いありません。
鉄道雑誌は毎月必ずしも購入しているわけではないのですが、特集が何であるかは毎月チェックしていますが、4ヶ月の差で違う鉄道雑誌で同じ特集を組んでいるのは稀に感じました。
こちら、鉄道ジャーナルの特集では、「東武伊勢崎線」や「京急・都営・京成」の列車種別についての現地レポートを交えた考察の他、関東・関西の大手私鉄の列車種別の分析もありました。
上述の「鉄道ピクトリアル」が「過去」の「国鉄」を中心とした種別の分析に相応のページを割いているのに対して、「鉄道ジャーナル」では「現在」の「民鉄」が中心となっているところに、両誌のスタンスの違いが明確となっていて、面白く感じました。
なお、「列車種別」とは離れますが、この鉄道ジャーナル2023年7月号では、連載「JRの新しい一般形電車」として、阪和線でも活躍している「225系」が紹介されていますので、阪和線ファンにとっても手に入れておきたい一冊でありましょう。
以上、「列車種別」という共通の特集で、鉄道ピクトリアル、鉄道ジャーナルの2誌をご紹介することができました。
「列車種別」というのは、鉄道趣味の入口としては取っつきやすい面もありつつ、冒頭に記したように各事業者の経営戦略に深く関わるものであることから、その奥が深いものでもあります。
そういった点で、今回の2誌が、ライト層からコア層に至るまでの多くのファンに読んでいただけると、紹介した甲斐もあるのかな、と感じました。
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多くの方に、こういった書籍・雑誌で様々な情報を得ていただくための一助になればと考えて、これまでもご紹介してきました。
今回は、「列車種別」に関する鉄道系雑誌2誌をご紹介します。
鉄道雑誌各誌は、毎月様々な特集を組んで、読者の興味を惹いています。
鉄道という趣味のジャンルが広いこともあり、特集のテーマが重なることはあまり無いように記憶しているのですが、今回は相前後して似たような特集が組まれていたので、ご紹介します。
まず、先月発売された鉄道ピクトリアル2023年11月号。
特集は「列車種別」です。

![鉄道ピクトリアル 2023年 11月号 [雑誌]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1139/4910064111139_1_2.jpg?_ex=128x128)
鉄道ピクトリアル 2023年 11月号 [雑誌]
「列車種別」といえば、言わずと知れた、「特急」だの「急行」だの「快速」だの「普通」だの、列車の種類の区別であります。
「速達性や営業施策をはじめさまざまな事情から」(本書P9)設けられているこの列車種別。
この鉄道ピクトリアルでは、「列車種別の基礎知識」で国鉄〜JRの種別の歴史と概略の紹介、また「国鉄の列車種別をめぐる見どころ」で、その題名のとおりかつて「準急」という種別があった時代を中心に、興味深い事例を紹介しています。
また民鉄の中でも現在でも数多くの種別があった上に、過去には「高速」「DX特急」といったユニークな種別も存在していた名古屋鉄道についての記事「名古屋鉄道の列車種別」もあり、懐かしい「種別」がらみの写真も相まって、過去の種別に関する内容は、興味深く読ませていただきました。
この鉄道ピクトリアルを購入したところで、「そういえば最近他にも『種別』がらみの特集があったような気が…」と思い、自宅の書棚を見てみますと、やはりありました。


鉄道ジャーナル2023年7月号【「列車種別」さまざま】
4ヶ月前に発売された「鉄道ジャーナル」2023年7月号。
こちらの特集は「『列車種別』考」。
「考」がついてはいるものの、こちらも「列車種別」に着目した特集であること自体には違いありません。
鉄道雑誌は毎月必ずしも購入しているわけではないのですが、特集が何であるかは毎月チェックしていますが、4ヶ月の差で違う鉄道雑誌で同じ特集を組んでいるのは稀に感じました。
こちら、鉄道ジャーナルの特集では、「東武伊勢崎線」や「京急・都営・京成」の列車種別についての現地レポートを交えた考察の他、関東・関西の大手私鉄の列車種別の分析もありました。
上述の「鉄道ピクトリアル」が「過去」の「国鉄」を中心とした種別の分析に相応のページを割いているのに対して、「鉄道ジャーナル」では「現在」の「民鉄」が中心となっているところに、両誌のスタンスの違いが明確となっていて、面白く感じました。
なお、「列車種別」とは離れますが、この鉄道ジャーナル2023年7月号では、連載「JRの新しい一般形電車」として、阪和線でも活躍している「225系」が紹介されていますので、阪和線ファンにとっても手に入れておきたい一冊でありましょう。
以上、「列車種別」という共通の特集で、鉄道ピクトリアル、鉄道ジャーナルの2誌をご紹介することができました。
「列車種別」というのは、鉄道趣味の入口としては取っつきやすい面もありつつ、冒頭に記したように各事業者の経営戦略に深く関わるものであることから、その奥が深いものでもあります。
そういった点で、今回の2誌が、ライト層からコア層に至るまでの多くのファンに読んでいただけると、紹介した甲斐もあるのかな、と感じました。
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