阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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鉄道全般の話題

JR大阪駅・うめきた地下口〜西口間の「通行証」をみる

2023年3月18日(土)に開業した大阪駅の「うめきた地下口」。
下記記事でご紹介したように、うめきた地下口から大阪駅西側エリアへ徒歩で移動する場合には、西口を経由して移動することになります。
(参考)


ところでこのうめきた地下口は、大阪駅の北側に設けられており、一旦改札内に入らなければ南側に向かうことができません。
そういった構造上の課題があるからでしょうか、大阪駅では、うめきた地下口開業日から、券売機でこのような「通行証」を発行し、改札口間を無料で通行できるようになっています。

img545-2
この通行証は、うめきた地下口と西口との間専用になっており、中央口や御堂筋口といった他の改札口の通行ができない上に、通常の入場券では認められている「ホームへの立ち入り」もできません。
そして発券から20分以内に出場(通過)する必要があります。

うめきた地下口周辺の利用者の利便性を図るため設定されたこの「通行証」、どのように発行できるのか、確かめてみました。
20230318_170149_R
きっぷ券売機のメニューから入場券を買おうとすると、このような画面が表示されます。
ここで「通行証はこちら」を選択すると、その後上記の「通行証」が発券されます。


うめきた地下口の開業と併せて取扱いが開始された「通行証」。
今後、大阪駅西側地区の整備が進むにつれ、このようなユニークな扱いがどう変化していくのか、注目していきたいと思います。





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JTB時刻表2023年3月号を購入。大阪駅(うめきたエリア)関係を中心に見てみます

来る3月18日(土)のJRグループダイヤ改正内容が掲載された「JTB時刻表」が発売されました。
少し前に購入してはいたのですが、色々な用事があり、ようやくじっくり見ることができました。

20230304_150153_R
▲JTB時刻表2023年3月号

JTB時刻表2023年3月号
JTBパブリッシング
2023-02-25



今回の改正内容で、個人的に特に注目しているのは、「大阪駅(うめきたエリア)開業」です。


これに伴い、これまで大阪駅を経由しなかった「くろしお」「はるか」が停車するようになり、索引地図や駅構内図、そして営業案内に変化が生じるものと想定されました。
今回、改正を機にこれらの内容がどのように変化したのか、いずれもJTB時刻表2023年3月号からの引用で見ていきたいと思います。



【索引地図】
まずはじめに、大阪駅周辺の索引地図の変化です。
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(JTB時刻表2023年3月号より引用)


参考に、1年前の2022年3月号の大阪駅周辺の索引地図も引用してみます。
img544
(JTB時刻表2022年3月号より引用)


ご覧のとおり、2022年3月号では新大阪〜福島間の二重線(梅田貨物線)が、2023年3月号では削除されており、全ての列車が大阪駅を通過することが、ここから見ても分かるようになりました。



【構内図】
続いて、大阪駅の構内図です。
img541
(JTB時刻表2023年3月号より引用)

注目は左上の「21番〜24番線」で、これが今回新たに設けられた地下ホームです。
西口コンコースから乗り換えることになっていますが、当座は11番線には乗り換えができないので、例えば「くろしお」から「サンダーバード」に乗り換えるときは、引き続き新大阪駅で乗り換えるのが楽そうな感じです。

そして「うめきた地下口」改札、地上ではどのあたりに位置するのか、開業日に実際に訪問してみたいな、とも思います。



【営業案内】
そして最後は「営業案内」。
かつて「ピンクのページ」とも称されていて、運賃や料金、きっぷのルールなどがまとめて掲載されているページです。

この営業案内の48ページ、「分岐点通過列車に対する区間外乗車」もまた、大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業により変化が生じるところであります。
img543_R
(JTB時刻表2023年3月号より引用)

この特例は、運賃計算の際、枝分かれする分岐駅に止まらない列車があるために折り返して乗車する際でも、その折り返しのために重複して乗車する区間は含めずに計算するもので、上記のとおり北は「東釧路〜釧路間」から南は「田吉〜南宮崎間」と、全国に多数設定されています。

このうち、「大阪〜新大阪間」は、「はるか」「くろしお」などが大阪駅を通過することから、一旦新大阪まで乗車し、折り返し大阪駅を経由して尼崎方面に向かったとしても、大阪〜新大阪間は含めずに運賃計算することになります。

しかし今回の改正で「はるか」「くろしお」が全て大阪駅に停車することになったため、新大阪駅まで飛び出さず、大阪駅で尼崎方面の列車に乗り換えることができるため、この区間の特例は3月17日までの取扱いとなりました。

(※)
ところで、これが新大阪駅で博多方面の新幹線に乗り換える場合ですと、下記の「選択乗車」が引き続き設定されることから、大阪駅(うめきたエリア)の開業の影響は無く、これまで同様、新大阪駅などで途中下車しなければ大阪駅から東海道本線・山陽本線経由で計算できることが考えられます。

(29) 大阪以遠(天満又は福島方面)の各駅と、西明石以遠(大久保方面)の各駅との相互間(東海道本線及び山陽本線経由、新幹線経由)。この場合、乗車券の券面に表示された経路以外の区間内では途中下車の取扱いをしない。
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▲JR九州旅客営業規則(https://www.jrkyushu.co.jp/railway/ticket/rule/transport/)より引用)

本内容については、下記記事で少々詳しく説明していますので、併せてご覧下さい。




以上、毎年のことではありますが、ダイヤ改正の折に購入している時刻表。
今回は、冒頭で記したように「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」開業による変化を確かめたい、と思っていました。

大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業まであと2週間ほどとなりました。
既に新ホームを含む地下区間は開業しており、「はるか」「くろしお」が通過していますが、開業後、どういった利用状況が見られるのか。

阪和線沿線に住み、特急列車も利用する私にとっては引き続き注目のトピックでありますので、このブログでも取り上げていきたいと思います。




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【青函トンネル記念館】ケーブルカー運行継続に必要な資金をクラウドファンディングで募集中(〜2023.3.21)

青函トンネルの建設の歴史や資料、そして海面下140mの世界を体験できる、青森県の「青函トンネル記念館」では、海底にある体験坑道へ向かうための「もぐら号」というケーブルカーに乗車する必要があります。

この「もぐら号」について、運行に必要な法定検査を行うための費用を、現在クラウドファンディングで募集しています。

青函トンネル見学に必要な「竜飛斜坑線もぐら号」の運行継続にご支援を(青函トンネル記念館 2023/02/01 公開) - クラウドファンディング READYFOR

目標金額は300万円で、支援金は上述の通り、定期検査に必要な整備費に充てることとしています。

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(上記Webサイト(https://readyfor.jp/projects/seikan-tunnel)より引用)


このクラウドファンディング、2月1日に開始したところ、わずか10日で目標金額の300万円を達成しました。
また下記「東奥日報」の記事によりますと、地元の外ヶ浜町では、車両整備に必要な補助金900万円も可決され、2023年度の運行目途はついたとのことですが、引き続き整備等の費用が必要となっています。
そのため、現在ネクストゴールとして1000万円の目標金額を新たに設定し、引き続き支援を募集しています。




この「青函トンネル記念館」のケーブルカー、日本最北のケーブルカーであるのは勿論、アクセスの麺でも津軽線・三厩駅より更に北上したところにあります。
そのため、乗りつぶし的には難易度が高めの路線の一つであります。

私自身、まだ乗ったことが無く、そろそろ乗りに行かないといけない、と思っていたところに、このような整備費用不足の知らせを聞きましたので、多くの方に支援していただくことができればいいな、と思いご紹介しました。

支援コースは3,000円から30万円まで、多くの種類が揃っています。
期間は3月21日(火)23時までですので、未乗の方も既に乗車された方も、日本最北のケーブルカー、そして青函トンネルの海底まで見学できるルートの存続のためにも、一人でも支援の輪が広がればいいな、と感じたニュースでありました。





【関連ニュースサイト】
青函トンネル記念館のケーブルカー「竜飛斜坑線もぐら号」の運行継続プロジェクトを実施|鉄道ニュース|2023年2月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp
ケーブルカー 運行継続へ/青函トンネル記念館 CF目標達成、補助金も可決 | 東奥日報社



【関連ブログ】
青函トンネル記念館のケーブルカー、経営危機でクラウドファンディング: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【マイクロエース】南海50000系「泉北ライナー」模型化を発表。ドア横ステッカー等も再現

鉄道模型メーカーの「マイクロエース」では、2023年2月発表の新商品として、南海50000系「泉北ライナー」を発表しました。

南海50000系「泉北ライナー」6両セット|マイクロエース

概要は以下のとおりです。

【商品名】
南海50000系 「泉北ライナー」 6両セット

【予定価格】
34,540円(本体価格31,400円)

【商品詳説】
・実車資料に基づき、中間車の客用扉脇に専用マークが掲出された姿を再現
・行先シールに「特急」を収録(泉北ライナーとして運行時表示)

【ポスター】
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(上記発表資料(http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/A0756.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年11月より運用を開始した、南海「ラピート」50000系による「泉北ライナー」。
まさか「ラピート」が泉北高速鉄道線を毎日走ることになるとは、つい最近まで誰も想像し得なかったと思われます。
その経緯については、高野線の「こうや」「りんかん」用30000系1編成が使用不能となったことに端を発しています。
もとよりギリギリの運用だった高野線・泉北線の特急車両が途端に不足の事態となったこtから、このような想定外の運用が現実のものになりました。
(参考)


その南海50000系「泉北ライナー」が、何とNゲージ鉄道模型として商品化されるとのことで、これまで驚きを感じずにはいられませんでした。
内容を見ますと、既存の南海50000系「ラピート」を基本に、客用扉横の専用マークの掲出、行先シールの「特急」収録と、「泉北ライナー」運用時の姿を完全に再現できるものとなっています。

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▲南海50000系「泉北ライナー」。
このように、LEDは「特急」の種別表示、そして扉横には「泉北ライナー」ステッカーが掲出されていますが、今回マイクロエースから発売されるNゲージ鉄道模型ではこれらの姿も再現されています。


車体のカラーが変わる訳ではないにも関わらず、専用の商品化というのは珍しくもあり、また本商品のキャッチコピーのように「ニュータウンを走る青い衝撃」を受けた方も多く、話題性の多い車両として商品化されたのではないのでしょうか。


この南海50000系「泉北ライナー」、いつまで走り続けるのかが気になるところですが、機会があればまた乗車や撮影する機会はあればいいな、と思っていますが、まさか「模型化」まで実現するとは、驚きのニュースでありました。




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【鉄道むすめ】デジタルスタンプラリー「 #鉄道むすめ巡り2023 」開催を発表(2023.3.17〜2024.4.15)

トミーテックが展開する鉄道制服コンテンツの「鉄道むすめ」では、日本全国を巡るスタンプラリー「#鉄道むすめ巡り2023」を開催することを発表しました。

全国規模のデジタルスタンプラリー 「#鉄道むすめ巡り2023」 開催決定!|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

概要は以下のとおりです。

【開催期間】
2023年3月17日(金)〜2024年4月15日(月)

【参加概要】
・各キャラクターに2ヶ所用意されている「二次元コード」を集めて、スタンプをゲット。
・二次元コード2個取得で、フルカラーのスタンプと、スマホ用壁紙を獲得。
・各事業者では、記念商品として「SNSクリアカード」を販売
(税込1,000円)
・イラストは、本イベント用に描き起こした新イラスト

【イメージ】
tetsumusu_2023
(上記発表資料(https://tetsudou-musume.net/contents/news/event/meguri2023.php)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今や全国で106名ものキャラクターが設定されている「鉄道むすめ」。
ここまで大所帯になるとは、長年このキャラクターを追いかけている私自身にとっても、それだけで非常に感慨深いものがありますが、今回これらのキャラクターのうち44キャラクターが参加した、デジタルスタンプラリーが開催されます。

過去6回開催されたスタンプラリーは、いずれも紙のスタンプラリーでしたが、今回はスマートフォンを使って二次元バーコードを読み取る「デジタルスタンプラリー」に衣替えとなりました。

同時に、各キャラクターの二次元バーコードが集められるポイントも2ヶ所ずつとなり、各路線の旅が味わえる、より鉄道事業者とその地域に根ざしたイベントとなっています。

開催期間は約1年1ヵ月と、比較的ゆとりがありますが、とはいっても青森県(青い森鉄道「八戸ときえ」)から長崎県(島原鉄道「神代みさき」)までと全国を股にかけるスタンプラリーとなっていますので、コンプリートを考えておられる方は、計画的に訪問していきたいところです。


勿論、今回のスタンプラリーにも和歌山県・大阪府南部の「鉄道むすめ」キャラクターが参加しています。
●紀州鉄道「日高かすみ」
●JR西日本和歌山支社「黒潮しらら」
●水間鉄道「水間みつま」
●和歌山電鐵「神崎みーこ」


私自身、全キャラクターのコンプリートは流石に無理と思っていますが、これらの4キャラクターは期間中に壁紙を集めておきたいと思います。



【関連ブログ】
「# 鉄道むすめ巡り2023」を開催へ 3/17〜4/15 : 702鉄道ノート



【関連ニュースサイト】
トミーテック 全国鉄道むすめ巡り2023(2023年3月17日〜) - 鉄道コム
「#鉄道むすめ巡り2023」過去最多の全国88か所、初のデジタルスタンプで登場。記念クリアカード発売も - トラベル Watch
3月17日〜2024年4月15日 「#鉄道むすめ巡り2023」実施|鉄道イベント|2023年3月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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鉄道ピクトリアル2023年3月号を読む。夏には臨時増刊「南海電気鉄道」発行予定

先月21日に発売された鉄道趣味の月刊誌で、まだ「鉄道ピクトリアル」をご紹介していませんでした。

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鉄道ピクトリアル[本/雑誌] 2023年3月号 (雑誌) / 電気車研究会
鉄道ピクトリアル[本/雑誌] 2023年3月号 (雑誌) / 電気車研究会




特集は「国鉄〜JRの格上げ・格下げ車」として、新製時からの環境変化により、グリーン車から普通車へ、あるいはその逆、はたまた優等列車用から一般列車用やその逆といったような、「格上げ」「格下げ」改造された車両の研究がテーマとなっています。

表紙の車両はクハ455形600番代で、急行形電車の「サロ455」「サロ165」に運転台を追加した車両で、即窓の下降窓が特徴となっていました。

この手の「格上げ車」「格下げ車」は、国鉄時代には多くみられましたが、民営化後30年を経たいまでも少なからず見られますので、かつての用途に思いを馳せながら乗車する、というのも乙なものでしょうか。

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▲和泉砂川駅に停車中の298系「くろしお」。
1号車の「クロハ288」は、オリジナルが「クロ682」でしたが、直流化で「クロ288」となった後、半室グリーン車化により現在の形式に至ります。
半室グリーン車化により「格下げ」された車両のひとつ、といえます。




さて、次号以降の「鉄道ピクトリアル」予告を見ますと、見逃せない内容が記されていました。

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(鉄道ピクトリアル2023年3月号 P131より引用)


ご覧のとおり、「臨時増刊 南海電鉄鉄道」が発行されることが発表されました。
発行予定は今年の夏となっています。

鉄ピク臨時増刊の「南海電鉄」は、2008年8月に発行されて以来ですので、15年ぶりの臨時増刊号であります。
この間、大きな出来事としては「泉北高速鉄道のグループ化」と、それに伴う「泉北ライナー運行開始」、「8300系増備」「7000系引退」などが挙げられるでしょう。
また、夏頃の発行ということでしたら、泉北高速鉄道9300系の試運転も紹介されるかも知れません。

泉北高速鉄道がグループ化されたことから、同社に関する興味深い記事が掲載されるかも知れないので、それも楽しみといえます。


写真の募集は6月末までとのことですので、貴重な写真の投稿を楽しみにしていますし、それによりできあがった特集号も楽しみにしたいと思います。
勿論私も購入し、このブログでしっかりレビューを書きたいと思います。




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鉄道ダイヤ情報2・3月合併号を購入する。「甲種車両輸送計画」の掲載は終了へ

毎月発行される鉄道雑誌の中でも、「行動派レイルファン」を主なターゲットに編集されている「鉄道ダイヤ情報」。

これまでは他の鉄道雑誌よりも少し早く、毎月15日発売となっていましたが、今月の発売分から毎月21日発売と、他と同じ発売日となりました。

その都合で今月発売号は「合併号」となっており、特集は「路面電車」として、今夏開業予定の「宇都宮ライトレール」、そして日本最大の路面電車「広島電鉄」の特集などが掲載されています。

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鉄道ダイヤ情報 2023年 2月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報 2023年 2月号 [雑誌]

鉄道ダイヤ情報 2023年 02・03月合併号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報編集部
交通新聞社
2023-01-20



さて今回「鉄道ダイヤ情報」を購入したのはこちらの記事を確認したかったが為でありました。

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「鉄道ダイヤ情報2023年2・3月合併号」P125より引用


毎月掲載されている「臨時列車運転情報」の中の「甲種鉄道車両輸送計画表」の掲載が、今回をもって終了となることが記載されていました。

掲載終了の理由は特に明記がなく、「諸般の事情をご賢察のうえ、ご理解くださいますようお願い申しあげます。」(同ページより引用、下線太字は管理人による)とだけ記されています。

「諸般の事情」としてサラリと触れられているだけで詳細は不明ですが、「月刊とれいん」という雑誌が実施している「甲種・特大情報」のページでは、「JR貨物からの資料提供をこれまでの通りにはいただくことができなくなりました」(引用:https://etrain.jp/e-toreplus/?p=1648)とありますので、鉄道ダイヤ情報の掲載終了も同様の理由によるものと推察されます。

私自身としては、この「甲種車両輸送予定」については、あまり活用したことはありませんが、撮影主体に活動されているファンにとっては痛手かも知れません。

背景事情を推察するのであれば、これら甲種車両輸送に鉄道ファンが集中し、安全な輸送の支障になっていることなども考えられますが、あくまでも個人的な推測の域を出ないものかも知れません。
いずれにせよ、今後甲種車両輸送の情報は出てこないことは確かでありますので、これを期に特に撮影系の鉄道ファンはどう振る舞うべきか、考えていかないといけないのかな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【悲報】雑誌「鉄道ダイヤ情報」、甲種輸送の掲載を終了へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
鉄道雑誌の車両甲種輸送情報、掲載終了へ - 鉄道コム



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京都市営地下鉄20系・太秦萌がデザインされた宝くじを買ってみました

下記記事でご紹介したように、この1月4日から、京都市営地下鉄新型車両20系と、地下鉄・市バス応援キャラクターの「太秦萌」がデザインされた宝くじが近畿2府4県で発売されました。

阪和線の沿線から : 【京都市ほか】地下鉄新型車両20系と太秦萌をデザインした宝くじが発売(2023.1.4〜1.24)

昨日から発売が開始されているので、早速私もこの宝くじを購入してきました。

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▲今回は連番を10枚購入しました。

封筒から出してみます。
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▲このように、新型車両20系と太秦萌が宝くじの券面にデザインされています。

復路に入っていた10枚を並べてみます。
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▲このように、太秦萌が並ぶ様子は、壮観ですらあります。

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▲裏面を見てみます。
1等は1千万円、1等前後賞は250万円、2等は30万円…となっています。
果たして今回は何等が当選することでありましょうか。

なお、この宝くじは近畿2府4県と4政令市(大阪市、京都市、神戸市、堺市)が発売するもので、その益金はそれぞれの公共事業等を行うための資金に充てられます。
近畿宝くじ公式サイト|収益金の使途

なお、これらの収益金は、発売元である各府県・指定都市に配分されます。
なので、いくら「京都市営地下鉄20系」や「太秦萌」がデザインされているからといっても、大阪府内(大阪市・堺市は除く)で購入すると大阪府に、和歌山県内で購入すると和歌山県に、といった具合に益金が配分されることになっています。

地元の府県市に少しでも貢献したい場合は、地元の宝くじ売り場で購入するのがいいでしょうね。
なお、宝くじ売場の検索サイトが用意されていますので、こちらからも探すことができます。
宝くじ売り場を探す【宝くじ公式サイト】

抽選日は今月最後の金曜日、1月27日(金)です。
どの賞が当選するかは分かりませんが、当落そのものよりも今回は、太秦萌がデザインされた宝くじを購入できただけでも嬉しく思います。

発売期間は1月24日(火)までですので、太秦萌デザインの宝くじを手にしたい方は、忘れずに購入しましょう。



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鉄道ピクトリアル1987年12月号を購入。特集は「阪和線」。

簡単なご報告です。

先日↓の記事を書いた時に、「そういえば阪和線関係の書籍が手元に少ないな…」ということに気がつきました。


仮にも「阪和線」というブログ名を記しているわけですから、手元に関連書籍を揃えておいた方がいいのでは、とふと思い立ちました。

ということなので、ぼちぼち阪和線の歴史について記している本を入手していこうと思っています。
手はじめに、鉄道ピクトリアル1987年12月号、特集「阪和線」を鉄道古書サイトから入手しました。

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表紙は381系「はんわライナー」。
283系「オーシャンアロー」はおろか、381系「スーパーくろしお」もデビュー前の阪和線では、最新のトピックともいうべき列車でありました。


ページをめくりますと、阪和電気鉄道時代の車両の写真や解説、経営の分析などが掲載されており、上記記事でご紹介した「ロコ1000形」の解説も掲載されていました。
今後「阪和電気鉄道」関連の記事を書く際には、大いに参考になりそうです。


鉄道ピクトリアルの特集としては、2003年2月号でも特集が「阪和線」でしたので、こちらも折をみて購入したいと思います。



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【JR西日本】WEST EXPRESS 銀河「紀南コース」e5489・みどりの窓口等で発売へ

JR西日本が運行する長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」
現在のところ旅行会社のツアー商品として発売していますが、この度一部列車で「みどりの窓口」等での販売を開始することを発表しました。

「WEST EXPRESS 銀河(紀南コース)」の e5489 等での発売について|JR西日本

概要は以下のとおりです。

【対象列車】
「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースの以下の日程
●京都→新宮(夜行・始発駅基準)
2月13日(月)、2月24日(金)、3月3日(金)
(※)購入可能な発着駅:
発駅・・・京都・新大阪
着駅・・・串本・紀伊勝浦・新宮

●新宮→京都(昼行)
2月15日(水)、2月26日(日)、3月5日(日)
(※)購入可能な発着駅:
発駅・・・新宮・紀伊勝浦・太地・古座・串本・周参見・白浜・紀伊田辺・海南・和歌山
着駅・・・白浜・紀伊田辺・海南・和歌山・日根野・天王寺・新大阪・京都


【販売方法】
・JR西日本ネット予約サービス「e5489」、全国のみどりの窓口、みどりの券売機プラス等で発売
・各運行日の1か月前の10時から発売
・e5489では、発売日の更に7日前の5時30分から「事前申込サービス」を利用可能(ファーストシート、クシェット、リクライニングを利用の場合)

【オプションサービス】
特製銀河弁当は、Webまたはスマートフォン用アプリ「tabiwa by WESTER」で予約受付。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲和歌山駅に停車中の「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース。
いずれも昼行の新宮発京都行きの行程です。


現在紀南コースで運行されている「WEST EXPRESS 銀河」ですが、元々は「みどりの窓口」やJR西日本インターネット予約「e5489」等で一般に販売されることが予定されていました。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要を発表。2020年5月8日(金)・京都→出雲市の夜行特急列車として運行開始

しかし、運行開始直前に新型コロナウイルス感染症が発生し、「銀河」の運行開始そのものが延期となった上、約4ヵ月遅れで運行開始となった際も、当面の間旅行商品に限定しての販売となりました。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」の運行開始を発表(2020.9.11〜)当面は日本旅行の旅行商品に限定して販売へ


以降、この2年間はコースの変化はあれど、旅行商品のみとしての販売が続いてきましたが、今回、紀南コースの一部日程で「みどりの窓口」「e5489」での販売が開始されることとなりました。

これまで旅行商品ですと、宿泊とセットが必須となっていましたので、「WEST EXPRESS 銀河だけに乗りたい」方、特に和歌山や大阪府南部在住で、紀南地区に宿泊する必要がない方にとっては、敷居がかなり高かったことは事実でありました。

今回、このWEST EXPRESS 銀河で「みどりの窓口」等での販売が開始されますが、期せずして「紀南コース」でスタートするのは、偶然とはいえ非常に嬉しい限りです。

「みどりの窓口」等で販売される日程も往復とも3パターン用意されて、いずれか都合の良い日を選んで、初めての「WEST EXPRESS 銀河」乗車ができればいいな、思いますので、予約開始日を忘れずチェックしておこうと思います。




【関連ニュースサイト】
WEST EXPRESS 銀河 紀南コース 一般発売(2023年1月13日〜) - 鉄道コム
JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース「e5489」などで販売開始 | マイナビニュース
ウエストエクスプレス銀河、ネット予約・みどりの窓口で販売開始へ | 鉄道ニュース | 鉄道新聞
「WEST EXPRESS 銀河」みどりの窓口&ネットでも販売へ! 2月の紀南コースから | 乗りものニュース



【関連ブログ】
「WEST EXPRESS 銀河」、「みどりの窓口」で購入可能に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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