阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ: 鉄道全般の話題

鉄道友の会では、2019年のブルーリボン賞・ローレル賞の授賞車両を発表しました。

鉄道友の会選定  2019年ブルーリボン賞・ローレル賞決定 – 鉄道友の会

概要は以下の通りです。

●ブルーリボン賞:
小田急電鉄 70000形
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▲小田急電鉄 70000形

選定理由:
展望席やスタイリッシュな車体デザインなど小田急ロマンスカーとしての伝統を継承しつつ、サイシの設備・技術を惜しみなく導入してユニバーサルデザインの積極推進や環境負荷の低減を図るなど、現代の鉄道車両のトレンドリーダーにふさわしい極めて高い完成度に仕上げられていることを評価。

(写真・選定理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)


●ローレル賞:
相模鉄道 20000系
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▲相模鉄道20000系

選定理由:
2022年度下期開業予定の「東急新横浜線」と接続し、東急各線への直通運転の使用を考慮した車両で、設計思想は、同社の創立100周年を機にグループ全体で進めている「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、鉄道車両について車体色・前面デザイン・車内照明の統一コンセプトを掲げ、明確なコンセプトを策定した野津に共通化に対応させるという意欲を船名に打ち出した車両を開発したことを評価。

(写真・受賞理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)


叡山電鉄 デオ730形「ひえい」
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▲叡山電鉄 デオ730形「ひえい」

選定理由:
叡山本線にも新たなデザインの特別料金不要な観光列車を定着させて国内外からの来訪者に対応し、同時に沿線の通勤通学輸送に潤いをもたらすよう貢献していることから選定。


(写真・選定理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)




詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

先のエントリーで、今回のブルーリボン賞・ローレル賞のノミネート車両をご紹介しました。
参考:鉄道友の会2019年ブルーリボン賞・ローレル賞の投票開始。今年はやはりGSEがブルーリボン賞受賞でしょうか… : 阪和線の沿線から
今回の投票では、特急形車両が小田急GSEが唯一であった上に、ブルーリボン賞制定の契機となった小田急ロマンスカーの系譜を継ぐ車両でもあることから、小田急GSEの受賞はほぼ確定事項、と思っていて、その点もタイトルに交えたエントリーとしましたが、果たしてその通りの結果となりました。

今回の選考では、むしろローレル賞が気になるところで、個人的には上記のエントリーでも記したように、叡山電鉄「ひえい」の受賞に期待していました。
結果は上記のとおりローレル賞受賞ということで、個人的にも「ひえい」の受賞を推していただけに、嬉しい限りであります。

「ひえい」の選定理由としては、「料金不要な観光列車を定着させて国内外からの来訪者に対応し、同時に沿線の通勤通学輸送に潤いをもたらすよう貢献している」ことが評価されています。

他社のように観光列車を専用の車両で運行する余裕のない叡電では、観光客のみならず上記下線で記したように、通勤・通学客の利用にも配慮した車両の投入が求められています。
そのようなコンセプトを、高い次元で実現した車両としては、同じくローレル賞を受賞した900系「きらら」がありますが、今回の「ひえい」も同様に、観光客の満足度と、通勤・通学客の快適さを高い次元で同時に実現した車両であります。
加えて、大手事業者とは異なり、資金や設備等の、様々な制約がある中小事業者で、このような高いレベル車両を実現せしめたことは、大きな成果であるに違いないと思っています。
それだけに、今回の授賞理由は妥当と感じている一方、「ひえい」という名称が付与される前の、新たな観光用車両の導入発表の頃からずっと陰ながら応援していただけに、個人的にも嬉しく感じている次第です。
参考:【叡山電鉄】八瀬・比叡山への観光用車両を導入(H30年春) : 阪和線の沿線から


以上のように、ブルーリボン賞・ローレル賞の選定車両及び選定理由は上記発表資料にて発表されたとおりでありますが、個人的に気になるのは得票数でしょうか。

特に今回、「小田急GSEの信任投票」ともいえるラインナップの中で、小田急GSEがどの程度得票できたのか、そして、これまた特に個人的に気になる叡電「ひえい」はどの程度得票できたのか。
その結果は鉄道友の会の会報誌「RAIL FAN」に後日掲載されることと思われますので、そちらの結果も楽しみにしておきたいなと思います。


翻って、来年のブルーリボン賞・ローレル賞でありますが、今回選定の叡電「ひえい」と同様に、デザイン的に度肝を抜いた西武鉄道001系「Laview」がやはり筆頭なのでは、とも思うのですが、果たしてどんな車両がノミネートされ、そしてどの車両が栄えある両賞に選ばれるのか。
「鉄道友の会」会員の一人として、次回の投票も楽しみにしたいと思います。




●関連プレスリリース:
観光列車「ひえい」が鉄道友の会「2019年ローレル賞」を受賞!|叡山電鉄
「ロマンスカー・GSE(70000形)」がブルーリボン賞を受賞|小田急電鉄
相鉄・東急直通線用車両「20000系」が鉄道友の会「2019年 ローレル賞」を初受賞 |相模鉄道



●関連ニュースサイト:
叡電の観光列車「ひえい」が優秀車両に 鉄道友の会「ローレル賞」を受賞 | 乗りものニュース
小田急新型ロマンスカー「GSE」最優秀車両に 鉄道友の会、2019年ブルーリボン賞 | 乗りものニュース
相鉄の都心直通用20000系電車が優秀車両に 鉄道友の会「ローレル賞」を初受賞 | 乗りものニュース

2019年ブルーリボン賞・ローレル賞決定|鉄道ニュース|2019年5月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
ロマンスカー「GSE」がブルーリボン賞に選出、ローレル賞には相鉄20000系など - 鉄道コム
2019年のローレル賞、相鉄20000系と叡山電鉄「ひえい」 | RailLab ニュース(レイルラボ)
2019年のブルーリボン賞、小田急ロマンスカー「GSE」に決定 | RailLab ニュース(レイルラボ)

叡山電鉄「ひえい」ローレル賞、観光&通勤通学輸送への貢献を評価 | マイナビニュース
小田急70000形「GSE」ブルーリボン賞、相鉄20000系などローレル賞 | マイナビニュース
相鉄20000系ローレル賞、都心直通へ「明確なコンセプト」など評価 | マイナビニュース



●関連ブログ:
【速報】叡山電鉄「デオ730形 ひえい」がローレル賞受賞!ブルーリボン賞は小田急70000形 | いまどきの鉄道サイトの作り方




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再び、令和元年初旅行で訪問した第三セクター鉄道のきっぷのご紹介です。
こちらの乗車記録でご紹介したように、昨日(5月2日)に天竜浜名湖鉄道に乗車してきましたが、その際購入した乗車券類をご紹介したいと思います。

●普通入場券:
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▲(社)掛川駅 普通入場券

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▲天竜二俣駅 普通乗車券

昨日ご紹介した明知鉄道と同様に白色無地でありますが、違いは「(天竜浜名湖鉄道)」と社名が入っているところでしょうか。
掛川駅の入場券には「(社)」と入っているのも特徴でありましょう。


●普通乗車券:
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▲西鹿島〜天竜二俣・岩水寺(200円区間)の普通乗車券
天竜二俣駅で天浜線内の硬券切符が無いか聞いたところ、この種類のみ発売しているとのことでした。
西鹿島駅は、遠州鉄道との乗換駅で、西鹿島〜天竜二俣間の利用者もそれなりにあるようで、同駅間の区間運転の列車も設定されています。
とはいえ、何故に天竜二俣と岩水寺の両方向となっているのか、謎ではあります。

●連絡乗車券(補充券):
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▲天竜二俣→豊橋(新所原経由)連絡乗車券
天竜浜名湖鉄道とJR線とは、掛川駅及び新所原駅を接続駅として連絡運輸が設定されています。
天竜二俣駅からの場合、掛川接続の静岡までは硬券の設定がありますが、それ以外は上記のように補充券での発売となります。
まさか手書きの補充券が出てくるとは思いもしませんでしたが、思わぬ収穫でありました。

ちなみに日付については、「平成」を二重線で訂正の上、西暦での表記となっていました。

●令和元年記念入場券:
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2019年5月1日の改元を記念して販売されていた、記念入場券です。
デザインは、天竜二俣駅構内の転車台・扇形車庫に停車する車両の写真となっています。

特徴的なのは、券面の日付でありましょうか。
天竜浜名湖鉄道では、上記のきっぷの日付表記でも分かるように、基本的に西暦表記となっています。
しかしこの令和元年記念の入場券は和暦表記となっており、そのため日付印を印字するダッチングマシンが「西暦用」「和暦用」の2台が用意されていました。

●天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ:
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▲表面

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▲日付面

今回、掛川〜西鹿島間で利用した切符がこちらの天浜線・遠鉄共通フリー切符。
遠州鉄道線の全線(新浜松〜西鹿島)と、天竜浜名湖鉄道線の掛川〜西鹿島間(東ルート)または新所原〜天竜二俣間(西ルート)が1日乗り放題の企画きっぷであります。

今回は、天竜二俣〜新所原間を上述の連絡乗車券で利用するため、遠州鉄道の乗りつぶしにも利用できる東ルートのフリーきっぷを購入しました。

東ルートの販売価格は1,450円ですが、普通運賃で計算すると、掛川〜西鹿島間は760円、西鹿島〜新浜松間は470円なので、掛川〜西鹿島〜新浜松〜西鹿島と乗るだけで、普通運賃では1,700円(760+470×2)と、十分元が取れた次第であります。

設定の意図としては、遠鉄沿線から天浜線を利用する人向けなのでしょうが、思わぬ恩恵にあずかった次第です。



以上が、天竜浜名湖鉄道で購入したきっぷ類となります。
何気なく購入した連絡乗車券が手書きの補充券だったことが、今回一番の驚きでありましょうか。

後日のアップを予定していますが、天竜二俣駅の転車台見学ツアーも楽しかったので、機会があればまた天竜浜名湖鉄道を訪問できればいいな、と感じた次第であります。



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こちらの乗車記録でご紹介したように、明知鉄道に乗車した後、愛知環状鉄道を経由して、東海道本線の浜松まで向かいました。

その際使用した乗車券がこちらです。
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▲恵那→浜松(中央西・高蔵寺・愛知環状鉄道・岡崎・東海道)

JR以外の他社線を挟んだ前後のJR線の営業キロ通算して運賃を計算し、1枚の乗車券として発売するのが、この「通過連絡運輸」の大まかな説明であります。
代表的な例としては、伊勢鉄道や智頭急行等で設定されているのは、全国版の時刻表でも明記されており(※)、広く知られているところであります。
(※)「通過連絡運輸」という表現はありませんが、「前後のJR線のキロ数を通算して運賃・料金を計算」(JTB時刻表)等の表現で示されています。

今回乗車した「愛知環状鉄道」にも同様の通過連絡運輸の設定があるとのことですが、全国版の時刻表には掲載されているわけでも無く、JRの接続駅を中心とした狭い範囲での設定であることが推察されました。

今回、恵那から浜松まで乗車した際、試しにこの「愛知環状鉄道の通過連絡乗車券」を購入してみようと思い立って、実際に手にしてみました。


恵那駅での発券自体は、あまり時間もかからず、すんなり対応していただきました。
実際に営業キロ・運賃を計算してみると、以下の通りとなります。
●JR線
恵那→高蔵寺 44.3km
岡崎→浜松 68.8km
合計 113.1km、1,940円

●愛知環状鉄道線
高蔵寺→岡崎 45.3km 870円

●運賃合計
1,940円(JR)+870円(愛環)=2,810円


この通り、前後のJR線の営業キロを通算して運賃を計算した上で、愛知環状鉄道の運賃と合算された金額で発売されていることが分かります。
また営業キロも、100kmを超えているので2日間となっているのも特徴であります。
加えて、「途中下車前途無効」という記載もなく、JR線では勿論途中下車可能ですが、愛知環状鉄道線内でも途中下車が可能かどうかは、改めて確認する必要がありそうです。


ところでこの恵那→浜松について、通過連絡とせずに個別に購入した場合、運賃はどのようになるのでしょうか。

・JR線・恵那→高蔵寺 44.3km 760円
・愛環線・高蔵寺→岡崎 45.3km 870円
・JR線・岡崎→浜松 68.8km 1,140円
運賃合計 2,770円


このように、「通過連絡で購入する方が40円高くなる」結果となりました。
もっともこれは、前後のJR線の営業キロによるところが大きく、大概は通過連絡の方が安くなるものと思慮されますが、営業キロ数の運賃帯が5km単位で割と大括りになっていることから、このような逆転の現象が生じることも、十分あり得ます。


もっとも、今回は、運賃を安く抑えるわけではなく、「愛知環状鉄道を通過連絡運輸となる乗車券を購入する」のが第一目的だったので、そういう意味では目的は達成できた、といえるでしょう。

この他にも、探せば通過連絡運輸で発券できる切符があるかも知れませんので、そんなケースを発見できれば、改めてこのブログでもご紹介できればと思います。



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こちらの乗車記録でご紹介したように、令和最初の鉄道旅行として、岐阜県の明知鉄道を訪問しました。

この際乗車した急行「大正ロマン号」は、改めてのエントリーでご紹介したいと思いますが、取り急ぎ、明知鉄道で購入してきたきっぷをご紹介したいと思います。

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▲明知鉄道で購入してきたきっぷ4種類

1枚ずつ、詳しくみていきます。


●普通入場券:
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▲恵那駅 普通入場券

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▲明智駅 普通入場券

硬券の普通入場券が用意されています。
今回は恵那駅と明智駅で購入しました。
また、途中の岩村駅も有人駅なので、入場券を発売しているかも知れませんので、興味ある方は訪ねてみてはいかがでしょうか。


●普通乗車券:
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▲明智→山岡 普通乗車券

明智駅で折り返しの時間があったので、線内の普通乗車券を購入してみました。
設定のある中で、一番券面価額がお手軽だった山岡まで購入してみました。
地紋に「あけちてつどう」と書かれているのが分かります。
そう言えば、線内には「極楽」という駅があるので、極楽行きの切符が買えたりしたかも知れませんね。


●連絡乗車券:
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▲明智→中津川(恵那経由)連絡普通乗車券

明智から恵那経由、中津川までの連絡乗車券です。
明知鉄道からJR線方面への連絡乗車券も設定がある模様です。
駅に掲出されている運賃表によると、岐阜〜(東海道本線)〜名古屋〜(中央本線)〜坂下で設定がある模様です。
また、全ての駅で硬券の設定があるのかどうかは分かりませんが、ある程度の枚数が出る区間は設定があると考えると、例えば「名古屋」なんていう硬券もあるのかも知れませんね。


以上、明知鉄道で購入した硬券類をご紹介しました。
特定地方交通線を転換した第三セクター鉄道等では、こういった硬券が幅をきかせている会社もまだ多く存在しています。
概して経営の厳しい会社が多いのも事実でありますが、そういった会社がいつまでも路線を永続できるよう、ファンとしてもこういった硬券類を購入することで貢献していきたいところですね。



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「平成」の時代が終わるの前に、入場券で「平成」を振り返ろうと、連休中の空いた時間を利用して書いてきましたが、今回は最後。
現在のところ、最後のゾロ目である「平成22年2月22日」(22.2.22)の入場券であります。

先のエントリーが平成元年だったので、そこから随分時代が飛んでしまいましたが、それまでの間に、あまりこういうきっぷを集めていなかった模様ですが、今後10年以上はゾロ目の日付が発生し得ないことから、気合いを入れて収集してみました。
その結果は、下記エントリー(※参照)でも記したわけですが、今回はその平成22年2月22日に収集した入場券をご紹介したいと思います。
(※参照:「平成22年2月22日」入場券収集の結果 : 阪和線の沿線から

まず、マルス券から。
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▲地元の駅は外すことができません。
和泉鳥取駅

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▲寺田町駅

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▲京都駅


続いて、この日に発売された記念硬券ですが、阪和線の各駅分をご紹介します。
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▲天王寺駅

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▲堺市駅

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▲鳳駅

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▲和泉府中駅

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▲熊取駅

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▲日根野駅

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▲和泉砂川駅

東岸和田・和歌山の各駅では、既に売り切れだったので、阪和線の発売駅は全て集めることはできませんでしたが、これだけ集まれば上出来だったかも知れません。

この記念入場券、このような台紙とセットで発売されていました。
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内側には、歴代の記念入場券の台紙のデザインが掲載されていました。
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以上のように、「平成」の最後のゾロ目である平成22年2月22日の入場券をご紹介しました。
この後、券面の日付表記が西暦となったことから、記念硬券としての可能性はあるものの、マルス券として年・月・日のゾロ目となるきっぷは、今後は入手し得ないのではないかと思われます。

そういう意味では、ここでご紹介した入場券は、まさに「平成」を象徴する、最後のゾロ目のきっぷ、といえるかも知れません。


以上のように、入場券で「平成」を振り返ってみました。
明日はいよいよ「平成」最後の日。
長期連休の上にテレビも特別番組が増えてきたりと、何やら年末みたいな雰囲気がなきにしもあらずなので、このブログでも、毎年の年末年始のような感じで更新できればと思っています。



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こちらのエントリーで、昭和64年・平成元年1月の入場券をご紹介しました。

その際、1月11日が「1」のぞろ目の日付となったわけですが、この年にはもう一度、ぞろ目の日が巡ってくるのでありました。

平成元年11月11日。

きっぷの券面に「1」が5つも並ぶ日ではありましたが、この日はそれに加えて、関西本線(大和路線)の東部市場前駅が開業した日でありました。

更にこの日は土曜日でもあったので、午前中まで授業(当時は公立学校でも土曜日は午前中まで授業がありました)の後、東部市場前駅まで向かい、入場券を購入してきました。
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▲平成元年11月11日 東部市場前駅入場券(軟券・券売機発行)

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▲平成元年11月11日 東部市場前駅入場券(硬券)

この駅にも、勿論硬券の入場券が発売されていました。
また、軟券の番号が「1199」と惜しくも「1111」から少し進んでいます。
確か、前に並んでいた人が、券売機を占拠して「1111」を出そうとトライしていたようで、購入に30分以上かかった記憶があります。
当時から、こういった迷惑な人がいましたね…

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▲平成元年11月11日 泉北高速鉄道 泉ケ丘駅
東部市場前駅から戻ってきて、地元の泉ケ丘駅で購入した入場券でした。
当時の泉北高速鉄道は、黄土色無地の券面でありました。

あともう1枚、「平成元年11月11日」の入場券をご紹介。
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▲平成元年11月11日 新今宮駅(硬券)


新今宮駅の硬券であります。
この硬券も東部市場前駅からの帰路に購入したもの・・・というわけではなく、これはその後、翌年の2月に、当時から恒例のチョコレートが行き交うイベントの日に、知人から頂いたチョコレートのプレゼントの中にさりげなく入っていたものでありました。

発行日からおよそ3ヶ月ほど温存した上で、チョコレートに交えてのプレゼント、ということで、相当手が込んでいる上に、私自身が喜ぶぞろ目の日付を敢えて選んでプレゼントするという、その意図を、当時からそういうことに疎い私が、感じ取れる訳があるわけもなく、当時は「硬券が1枚増えた!」と本当に単純に喜んでいたと思いますが、ほんと勿体ないことをしていたのだなあ、と今更ながら赤面する次第であります。


最後は、期せずしてちょっとした甘酸っぱい思い出を暴露することになってしまいましたが、ともあれ、大阪近辺でも硬券の入場券が当たり前に売られていた時代、それが平成の最初の頃、というのは記憶にとどめておきたく、本日ご紹介しました。

明日もまた、「平成」を「入場券」で振り返るネタを投下したいと思います。



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この5月1日の改元に伴い、「平成」の元号は4月までとなり、5月からは新たに「令和」の元号となります。
このブログでもご紹介しているように、この改元に合わせて各鉄道事業者では、改元記念・天皇陛下の御即位記念きっぷ等、様々な記念商品の発売が発表されています。

翻って前回の改元時である1989年はどうであったかというと、1月7日早朝に昭和天皇が崩御され、当日午後に「平成」の元号が発表されましたが、崩御に伴う改元であったこともあり、記念商品が発売されるということはありませんでした。

そんな、今回の改元とは形態も雰囲気もことなる平成の改元前後に購入したきっぷを、平成の元号がまもなく終わるいま、手元に残っている入場券で振り返りたいと思います。


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▲昭和64年1月1日 芦原温泉駅
結局、昭和64年は1月1日から7日の7日間のみとなりました。
この芦原温泉駅の入場券は、友人に購入して貰った記憶があります。
「冬こそ北陸キャンペーン」と印字されているのが特徴的ですね。

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▲昭和64年1月3日 日根野駅
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▲昭和64年1月3日 桜島駅


冬休みでかつ、クラブも休みだったことから、初詣がてら京阪神地区を乗り歩きした記憶があります。
その際入場券もあちこち購入していましたが、その中の2枚で、当時はまさかこの近辺に住むとは微塵も想像できなかった日根野駅と、こちらもまた、まさか近辺に世界的なテーマパークが建設されるとは想像だにできなかった桜島駅の入場券であります。

その他にも「昭和64年1月3日」の入場券は手元にありましたが、そう遠くないうちに、「昭和」が終わる、と感じて意識的に購入していたのかも知れませんね。


そして、上述のとおり1月7日に昭和天皇が崩御され、翌1月8日から平成の元号がスタートします。
「平成」で初めて手にした入場券はこちらです。

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平成元年1月11日 堺市駅(軟券・券売機発行)

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平成元年1月11日 堺市駅(硬券)

平成最初の入場券は、阪和線の堺市駅。
このきっぷは、自分で購入した訳ではなく、父親が買ってきてくれたものと記憶しています。
しかも券売機と窓口で購入してくれたところ、この頃から私の趣味に理解を示していたことを今更ながら感じた次第です。

ご覧になって分かるように、「1.1.11」と1のぞろ目の入場券であります。
といっても、上述の理由から、特に記念きっぷ等が発売された記憶もなく、淡々とぞろ目のきっぷが売られていたのではないかと思われます。


もう一つの注目点は、堺市駅の硬券入場券でありましょう。
平成の初期にはまだ、このように大阪の電車特定区間の駅でも硬券入場券を購入することができました。
その後、数年もすると、大阪近郊区間エリアから、硬券入場券が消えていったように記憶しています。


以上のように、昭和から平成へ改元された、1989年1月の入場券をご紹介しました。

上述の「1.1.11」のようなぞろ目の入場券ですが、「令和」改元を前に、多くの事業者で西暦表記に変更されたことから、改元後に見られるのは難しくなりそうです。
一方で、今回の改元記念きっぷの盛り上がりを見ると、和暦でぞろ目となる今年の11月11日や、来年(令和2年)2月22日等に、わざわざ和暦で表記した記念きっぷが発売される可能性も出てきそうです。

一方で、上記のとおり、通常のきっぷとして和暦のぞろ目が見られるのは、多くの事業者では平成時代が最後となりそうですので、そういう意味でも貴重なきっぷのご紹介となりました。


明日以降もまた、平成を振り返るきっぷをご紹介できればと思います。



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このブログでは、様々な書籍・雑誌をご紹介しています。
その中には、商業ベースとして発行・流通している書誌もあれば、個人や、その個人が集まったサークル等で発行した、いわゆる「同人誌」という形態の書誌もご紹介しています。

今回ご紹介するのは、どちらかと言えば「同人誌」の範疇となる書誌で、しかも今回当ブログで初めてのご紹介になると思われる、「バスの同人誌」であります。

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本誌は、既に過去のものとなったバス車体メーカー「西日本車体工業」(西工)が製造していた夜行高速用車両のシリーズ名を冠しているものであります。
内容は、その題名の通り、歴代の西工夜行高速車と、その車両の主たるユーザーであった西日本鉄道・阪急バスを中心とした路線展開の歴史、そして西鉄・阪急に加え、その他西工製夜行高速車を使用していた事業者の車両の一覧がアルバムとして掲載されたものであります。

「路線の歴史」としては、西工製夜行高速車のはしりとなった「ムーンライト号」(大阪〜福岡)の路線開設から3列シート車の誕生、そして平成初期の相次ぐ路線開設から日本最長距離夜行高速バス「はかた号」の運行開始、そしてその後の不採算路線の整理といったこのおよそ35年の動きがまとめられています。

また、その「路線の歴史」と呼応して、「夜行高速車の歴史」として、初代「ムーンライト号」に使用された車両をはしりとし、初の3列シート車、様々な改善がなされた「ムーンライト型」とも呼ばれた初代SD-況拭1992年に曲線を多用したスタイルにフルモデルチェンジした「ネオロイヤル」SD型、そして西工の解散によるSDシリーズの終焉、といった、車両開発の流れも丹念に説明されています。

そして、後半は「車両一覧&車両アルバム」として、過去に西工製夜行高速車を導入した事業者およびそれらの車両の一覧、そしてそれらの車両のカラー写真によるアルバムと、かつて西日本地区の夜行バスでは至る所で見られた西工製夜行高速車の姿を、手元で懐かしみながら見返すことができるものとなっています。

以上が本書の概要であり、まさに西工製夜行高速車にこだわって書かれた一冊であります。


私自身、本書で紹介されている「西工製夜行高速車」に乗ったことがないはずだけどなあ…と車両アルバムをめくっていたら、さにあらず、サンデン交通(山口県)の「ふくふく東京号」に1999年の夏に乗車しており、この時に西工製夜行高速車に確かに乗車していました。
当時の写真も手元にはありませんが、サンデン交通の車両であったことは確かで、「ふくふく号」トレードマークのふぐの絵が描かれた、ダブルデッカーではない車両でありましたので、間違いなくこの西工製夜行高速車であることは確かでした。

考えてみれば、これが唯一の西工製夜行高速車への乗車であり、西工自体が既に消滅したメーカーであるが故に、今後新たな車両が出てこないことも考えると、今後新たに乗車することは恐らく叶わないのではないかと思われます。
そう考えながら本書を読んでいると、これまで西工製夜行高速車を意識して選ばなかった私自身の行動が勿体ないな、もっと乗っておけばよかったな、と感じざるを得ない、といえるほどにこの車両に興味を抱くことができた一冊でありました。
西工製夜行高速車の考え抜かれた設計や、それを使用した事業者の考えなど、特に現在の夜行高速バスの運行スタイルが確立されていく、昭和末期から平成初期にかけての動きを知る上では、貴重な書籍であるといえるでしょう。

また、データベースとして、過去に在籍した西工製夜行高速車の一覧等の情報も貴重なものこの上なく、著者が目指した「西工製夜行高速車の魅力を伝える」目的は、私自身にとってみれば、十二分に感じることができました。


車両アルバムを眺めていると、地元の南海バス(南海電気鉄道)もこの西工製夜行高速車を導入していることが書かれていました。
所属は光明池営業所だったらしいとのことですが、導入されたのはわずかであったとのことで、正直もう少し導入されていたのではと思っていたので、意外ではありました。


「高速バスアドバイザー」として、日頃様々な高速バス路線に乗車されており、その関係の執筆も多い著者の、西工製夜行高速車への思いが詰まったこの一冊。

初版発行後半年以上も経ってから手にすることができましたが、それだけ待った価値があった一冊であり、こういった本に巡り会うことができるのも、やはり同人誌を手にする楽しみ、と感じた次第であります。

現在は、紙媒体での頒布は行っていない模様ですが、評判次第では重版も考えられるとのことです。
より詳しい本書の内容のご紹介として、著者のWebサイト等をご紹介しておきますが、ともあれ、夜行高速バスというスタイルを確立したその立役者ともいうべき西工SD車の魅力が十分伝わった本書と出会えたことに、深く感謝して、本エントリーの終わりとさせていただきます。

参考:ひろしプロジェクト 刊行物・寄稿情報 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」




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この3月のダイヤ改正で和歌山線・桜井線等に投入された227系1000番代。
秋にも追加投入され、同線で運行している105系を置き換える予定であることは、既に下記記事などでご紹介しています。
参考:【JR西日本】2019年春ダイヤ改正発表。既報の他、227系和歌山線等投入、広島地区227系置き換え等(2019.3.16) : 阪和線の沿線から

その置き換えられる105系ですが、国鉄末期の1981年(昭和56年)に登場した車両で、中国地方で残っていた旧型国電をを置き換えるべく投入された車両であります。
その後、和歌山線・奈良線の電化等に合わせて、103系を改造した500番代などが投入されました。

これらの線区では、2両程度の短編成での運行が主体の需要でありましたが、当時国鉄で投入されていた他の形式では、電動車(モーター車)が2両単位となっており、経済性等の面では得策でなかったことから、新たに電動車が1両単位の車両が必要とされ、導入されたのがこの105系でありました。

105系の特徴としては、新規に製造された車両に加え、103系からの改造により投入された車両というように、同系列ながら出自が異なる車両が混在していること、またその後の環境変化により様々な改造が行われてきたことから、車両数(総計126両)の規模に比べて多彩な仕様が存在している点といえるでしょう。

投入されている路線が限られていることもあり、地味な車両とも思われてきたこの105系ですが、和歌山線・桜井線等での227系の投入により、今後大きく陣容が変化するいま、この105系を体系的にまとめた書誌として発売されたのが、今回ご紹介する鉄道ピクトリアル2019年5月号別冊「国鉄型車両ライブラリー 105系」であります。

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鉄道ピクトリアル 国鉄形車両ライブラリー 105系電車 2019年 05月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 国鉄形車両ライブラリー 105系電車 2019年 05月号 [雑誌]


内容は、「105系のあゆみ」として、上記で概説した新製・改造の違いによる各番代ごとの開設に加え、その後の改造履歴等を網羅した、まさに「105系の記録」ともいえる内容であります。
加えて「形式集」として、これら105系の各形式において、登場時から各改造等を行っていった姿の写真を記録しており、同じ車両でも時代を経てその姿を変えていった105系の姿の記録を手元でビジュアル的に確認できる、またとない資料であると言えるでしょう。

個人的には、105系に関しては改造・新造の違いがある程度は理解していましたが、その後の改造が多岐に渡っていることや、105系を105系で置き換えた事例、そしてほんの数年だけ存在した「モハ105」と「サハ105」という中間車(早々にクモハ105・クハ104に改造)、そして仙石線にも4両ではありますが投入された4両と、105系車両にまつわる内容は漏らさず触れられており、まさに「105系のバイブル」と感じた内容でありました。


日頃、和歌山線や紀勢線(和歌山〜和歌山市)で105系にはお世話になっているのにもかかわらず、突っ込んで調べてみようと思わなかった不明を、今更ながら恥じる次第に感じざるを得ないほどの内容量である今回の書誌。
先に記したように、227系の投入により、105系がまさにターニングポイントを迎えるいま、改めてこの本を手にして振り返るのに絶好のタイミングで発売されたのではないかと思われます。


現に発売日当日(4月18日)にJR和歌山駅駅ビル「和歌山MIO」の4階にある「くまざわ書店」では、私が購入した後、残部数が2部となっており、発売当日ということを考えると、驚くべきペースでの売れ行きに感じました。

105系がお馴染みの地域では早々に品切れが考えられますので、興味のあるファンは、早めの購入が吉なのでは、と感じたため、早々にご紹介させて頂きました。



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自宅にあるきっぷのコレクションを眺めながら、たまにブログにアップしていますが、本日はJRから南海・近鉄への連絡乗車券を3枚ほどご紹介したいと思います。

まず1枚目。
一枚目は、和歌山→加太(紀勢・和歌山市・南海線)の連絡乗車券。
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和歌山駅のみどりの窓口で購入し、下記で「めでたいでんしゃ」乗車の際に実利用しました。
参考:南海加太線の観光列車「めでたいでんしゃ」に乗車する(2016.5.6) : 阪和線の沿線から

連絡定期券の発行も多いからでしょうか、窓口でも特に待たされることもなく、スムーズに発券していただきました。


続いてはこちら。
王寺→道明寺(関西・(関)柏原)の連絡乗車券。
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券面記載の通り、関西本線(大和路線)の柏原(かしわら)駅を接続駅とする連絡乗車券です。
「柏原」の駅名は、関西本線の柏原駅の他、東海道本線の柏原(かしわばら)駅、福知山線の柏原(かいばら)駅と、同名表記の駅があるため、(関)と区別されているのが分かります。

加えて、この連絡乗車券は、定期券サイズの85ミリ券ではなく、横長の120ミリ券で発売されています。
近鉄線・柏原〜道明寺間の運賃が登録されていない模様で、このような120ミリ券となりましたが、この時もそこまで待たされた記憶はなかったように思えます。
むしろ、何故120ミリ券で出たのか、不思議に思いながら実使用した記憶があります。

ちなみに道明寺までとなっていたのは、この時併用していた「スルッとKANSAI3dayチケット」が、柏原〜道明寺間がエリア外であったためでありました。


そして三枚目はこちらの和歌山市→高野山(橋本)の連絡乗車券。
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ご覧になって分かるように、常備券であります。
2017年7月まで、南海和歌山市駅では、南海・JRの改札が同一でありましたが、そのこともあり、南海和歌山市駅でJR線のきっぷも購入することが可能でした。
その中には、このような常備券も用意されていました。
いくつか種類もあったようでしたが、この時は、二度と買えないのならなるべく高いものを、ということで、高野山までの乗車券を購入することとしました。

実使用しないのものに1,670円を支払う神経は、きっときっぷ収集家ではないと理解して貰えないかも知れませんね…


今回ご紹介した「連絡乗車券」は、JRのフォーマットの券面に他社線の駅名が表記されるというといころに、そこはかとないロマンを感じていて、個人的にお気に入りのきっぷの一つであります。

今後も、連絡乗車券を発掘できれば、随時ご紹介したいと思います。



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