阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ: 鉄道全般の話題

今月も鉄道雑誌各誌の発売日がやってきましたが、今回購入した鉄道雑誌はこちらです。

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鉄道ファン 2019年 12月号 [雑誌]
鉄道ファン 2019年 12月号 [雑誌]


鉄道ファン2019年12月号。
特集は「381系列車ものがたり」であります。

1978年10月から2015年10月までの37年間にわたり、阪和線・きのくに線の特急「くろしお」で活躍した381系特急形電車。
現在は伯備線特急「やくも」を唯一の活躍の場としていますが、その381系の軌跡を列車別にたどった特集であります。
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「列車別」と称されるように、381系が充当された列車である「しなの」「くろしお」「やくも」は勿論、183系から289系までのつなぎとして投入された「きのさき」「はしだて」「こうのとり」に関しても、投入から引退までの経緯を詳細に記している本特集は、資料性の高いものと言えるでしょう。

「くろしお」に関しても、投入後の9両編成を基本としたところから、モノクラス6両編成の転入、民営化後の「スーパーくろしお」改造、通常の「くろしお」編成のグリーン車の移設(クハ381→クロ381化、等)といった改造経緯もわかるようになっており、引退して久しい381系「くろしお」を振り返る意味では、手元に置いておきたい特集記事でありましょうか。

特集の最初には、381系導入へのプロセスとして、曲線での速度向上を目的に試作された591系電車についても取り上げられていることも、本特集のミソともいえるでしょう。

年末が近づいていることもあって、今回の「鉄道ファン」には2020年度のミニ手帳もついていますので、こちらも楽しみにして、購入をしてみてはいかがでしょうか。



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東海道・山陽新幹線のネット予約「エクスプレス予約」の割引商品の一つに、「EXこだまグリーン早特」というものがあります。

EXこだまグリーン早特|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約

この商品は、東京〜新大阪間の「こだま」号グリーン車を、三日前までの予約で格安に利用できるもので、一例を挙げると東京〜新大阪間は11,410円(2019年10月1日以降の価格)と、グリーン車利用でありながら、普通車指定席の価格よりもかなり割安となっているのがポイントであります。

勿論、「こだま」利用限定なので、新大阪〜東京間は約4時間かかること、また「こだま」自体一時間に1本〜2本しかないことから、選択できる列車に限りがありますが、そういった制限を理解の上、予定が合うようであれば、新大阪〜東京をおトクにかつ快適に利用できる、おすすめの商品であります。


かくいう私自身もこの「EXこだまグリーン早特」を幾度か利用したことがありますが、つい最近この商品を利用した際、紙のきっぷではどのように発券されるのか、ちょっと試したくなったので、乗車前に紙のきっぷに引き換えてみることにしました。
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▲「EXこだまグリーン早特」のきっぷ。
運賃・料金総額が11,200円となっているのは、改定前の9月に購入したからであります。
ここから読み取れることとしては、特急料金部分は4,160円、グリーン料金部分は800円と設定されていることでしょうか。
これらの情報は、遅延や設備の故障等による払い戻しの際の情報として記載されているのでありましょうか。

この「EXこだまグリーン早特」は、一人利用の場合はEX-ICカードで利用できることから、複数名で利用する場合を除いてこのようにきっぷに引き換える必要はないのですが、今回はこのようにきっぷの券面を確認したいがために、発券した次第です。


他の割引商品ではどのような料金設定となっているのか、機会があればこんな形で確かめることができればと思った次第であります。



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JR西日本のインターネット予約「e5489」で、同社のクレジットカード「J-WESTカード」会員向け限定に設定されている「eきっぷ」。
参考:
【e5489専用】【J-WESTカード会員専用】eきっぷ│トクトクきっぷ:JRおでかけネット

インターネットで予約し、乗車直前に受取るまで、基本的に何度も変更が可能で、かつ、料金も通常の自由席特急券と同水準で利用できるという、使い勝手が良く、かつおトクなきっぷであり、私自身も頻繁に利用しています。

この「eきっぷ」ですが、紙のきっぷを受け取るまでは何度も変更が可能なことがメリットなのですが、では、きっぷを受け取ってからの変更については、以下のように規定されています。

△っぷの受け取り後の場合

・お客様自らの操作では変更できません。きっぷの受取箇所で取扱います。1枚の金額のある特急券(または指定券)につき、同一日、同一区間、同一設備、同一経路(幹⇔在特の変更は不可)への変更かつ金額に変更がない場合のみ、1回に限り変更が可能です。

上記以外の変更については、新たに必要なきっぷ(割引なし)をお買い求めいただくことでお受取りになったきっぷを、全行程について無手数料で払いもどし致します(注)。または、再度お客様自身で予約を取り直していただき、お受取りになったきっぷは払いもどしをお受けください(この場合、払いもどし手数料がかかります)。

上記Webサイト(http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=119000520&uniquekey=16da08f524f)より引用、下線太字は管理人による



「eきっぷ」のきっぷ受け取り後も、1回だけ変更は可能ですが、変更の条件は同一日の同一区間等と、条件が限定されており、日付や区間が変わる等、その他の場合は割引なしのきっぷを購入の上、原券無手数料払い戻しとなります。


きっぷ受け取り前なら何度も変更できることから、私自身はこれまで、受け取り後の変更を行ったことがありませんでしたが、この週末に家族が加賀温泉に旅行に行った際、この、受け取り後「eきっぷ」の変更を体験しましたので、そのきっぷをご紹介したいと思います。

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▲乗車変更を行った「eきっぷ」(加賀温泉→大阪)
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▲乗車変更を行った「eきっぷ」(新大阪→和泉砂川)
(※)いずれの券面も一部画像処理しています。

いずれも加賀温泉駅で乗車変更を行ったものですが、乗車変更を行ったのが出発日を含め2日以内の場合、「2日以内に変更」のという印字が行われます。

これは、出発日2日前以降の払戻手数料は、それ以前に比べて高くなっているためで、一旦2日以上先の列車に変更した上で払い戻しをすることで手数料を浮かすことを防ぐため、払い戻す場合には出発日2日前以降の手数料を適用する旨を表示するものとなっています。
(参考:熱転写方式マルス端末券総集 Vol.4、P15〜16
交通法規研究会「熱転写方式マルス端末券総集Vol.4」「障害者割引きっぷの手引きVol.1」を読む : 阪和線の沿線から

上記「マルス端末券総集Vol.4」では、「マルス端末の赤印字」が取り上げられていて、払い戻し・区間変更等を行った場合に印字されるもののため、個人的には目にしたことがなかったのですが、まさか家族がそんなきっぷを持って帰ってくるとは思いもしませんでした。


更に注目していただきたいのは、右下の「乗変」です。
通常「乗変」の印は、下の「くろしお」のような「乗変」のみの印字となりますが、上の「サンダーバード」では、「乗変」の下に「0906」と印字されています。
この4桁の数字の有無は、2019年10月1日に実施された料金改定の前に購入したものであるか否かの違いでありまして、改定前の場合にその購入月日(この場合はe5489決済日の9月6日)が印字されることで、払い戻し等の場合に改定前の手数料により行われることが表記されています。

言わば、料金改定前後をまたいで変更を行わないと、このような券面にお目にかかることもないだけに、私にとっては貴重な「資料」的なものを持って帰ってきて貰えた、といった感じでした。


先の「マルス端末券総集Vol.4」でも触れたように、「赤印字」のマルス券を手にしたことがなかっただけに、他人の手を通じてではありますが、初めて手にした「赤印字」マルス券、ということで、ご紹介させていただきました。


参考:




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本日(2019年10月1日)より、消費税率が10%(一部軽減税率8%)に引き上げられることにより、鉄道事業者各社の運賃も、消費税率引き上げを転嫁するために値上げが実施されることとなりました。

参考:


この運賃改定により、JR西日本の電車特定区間及び大阪環状線内における初乗り運賃(1km〜3km)が、120円から130円に10円引き上げられることとなりますが、この初乗り運賃の引き上げは、1982年4月以来、何と37年ぶりとなります。

諸物価が変動する中、ここまで長期にわたって同水準の初乗り運賃をよく維持できたものだ、と驚くほかありませんが、そんな歴史の詰まった「初乗り運賃120円」も、9月30日をもって終了となりました。

そこで、長年親しまれてきた「初乗り120円」への惜別、ということで、私の最寄り駅・和泉鳥取と、通勤で利用する和歌山駅で、「120円の切符」を購入してみることにしました。


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左は和泉鳥取駅のマルス券入場券、右側の上から順に和歌山駅から120円、和泉鳥取駅の券売機入場券、和泉鳥取駅から120円のきっぷ。
いずれも「120円」ですが、これらは10月1日から「130円」となります。
37年間続いてきた「120円」の表示も、本日限りであります。

休日であるならば、他の駅の「120円」切符を集めたいところでしたが、平日でありますのでそれは難しいことから、通勤で毎日のように利用しているこれら2駅のきっぷを、購入してみました。



ところで、今回の運賃改定に伴う自動券売機の設定変更作業の関係で、各駅では通常よりも早い時間で自動券売機の利用が停止となりました。
また、自動券売機が複数台ある駅でも、通常より少ない台数を稼働させ、運賃改定作業に備えていました。
そんな様子を、本日の仕事帰りに記録してきました。

●和歌山駅:
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4台ある自動券売機のうち、一番左端の1台のみ稼働していました。
この時間でも少なからず利用者はいるため、全ての券売機を停止させるのは難しい故の対応といえるでしょう。

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一方、「みどりの券売機」は23時頃から停止する旨の掲示がありました。
23時を過ぎると、「みどりの券売機」を必要とする和歌山発の特急列車もないことから(和歌山222時25分発が最終の特急列車)、少し早めに機能停止できるものと思われます。


●和泉鳥取駅:
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一方、和泉鳥取駅では、22時をもって自動券売機の使用が停止されました。
この時間から和泉鳥取駅で乗車する乗客も僅少であると見込まれるが故の対応であるのでしょう。

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券売機上の運賃表も、新運賃の上から現行運賃を貼り付けていました。

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和泉鳥取駅の東口(和歌山方面)改札の自動券売機も、22時で使用中止となりました。
この東口改札には、駅係員がいないわけですが、自動券売機停止中、ICカードや定期券を持たない乗客はどうするのか、というと、改札口のインターフォンを呼び出して入場し、降車駅で精算する取扱となっていました。



以上のように、「初乗り運賃120円」最後の日の様子をご紹介しました。
既に日付が変わっていて、消費税率10%が始まりましたが、鉄道のきっぷ等は、実質明日の初発から税率改定後の運賃になります。
長らく見慣れてきた「120円の初乗り」が「130円の初乗り」に変わるわけですので、その姿も合わせて記録して、また「130円初乗り」初日のきっぷも、可能であれば購入してご紹介できればいいな、と思っていますので、楽しみにしていただければ幸いです。




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この週末に購入した鉄道系書籍ですが、もう一冊、こちらの本を購入してみました。

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時刻表 完全復刻版 1964年10月号 (JTBのMOOK)
時刻表 完全復刻版 1964年10月号 (JTBのMOOK)


「時刻表完全復刻版 1964年10月号」であります。


東海道新幹線が開業した1964年10月当時のJTB時刻表を再現した、復刻の時刻表です。

この手の書籍は、これまでも折を見て発行されてきたようですが、今回は、一冊1,500円(税別)と、この手の復刻版にしては割とお手軽に購入できる感じがしたので、ついつい購入してみました。



周知の通り、1964年10月に開業した東海道新幹線は、当初は東京〜新大阪間を所要時間4時間、超特急「ひかり」・特急「こだま」が各々1時間間隔で運行するという、今のダイヤから考えると、何とものんびりした運行でありました。

そのため、新幹線の時刻表は割とシンプルなもので、掲載ページはわずか4ページ、しかも山陽・九州方面の連絡時刻表とセットになった、実にささやかなものでありました。

そんな、「隔世の感」が感じ取れる内容は、在来線ページに入ると更に増えてきます。


かつて、全国各地を網羅していた在来線の夜行列車。
特急・急行・普通列車の夜行列車が、様々な区間で運行されていました。
東海道・山陽・鹿児島・山陰・東北・北陸・といった、路線網の骨格をなす幹線路線では勿論、広島〜米子、天王寺・名古屋〜新宮、等々の地域間輸送にも夜行列車が設定されていたところにも、その時代を感じることができます。

また、和歌山在勤の人間としては、東京〜奈良〜和歌山市(東京〜王寺間は急行「大和」に併結、王寺〜和歌山市間は普通列車に併結)で直通運転された1両の寝台列車というのも、これまた注目のネタであります。


また、路線網の多さにも注目であります。
当時は、「特定地方交通線」は勿論、「赤字83線」さえもまだ廃止されていない時代でりました。
そのため、徳島県の鍛冶屋原線、長崎県の世知原線、臼ノ浦線、宮崎線の細島線、そして北海道の根北線等の路線も、まだ残っていた時代でありました。


加えて、国鉄線以外の「バス・私鉄・船・飛行機」のページにも、歴史を感じさせるものがあります。
今では既に路線が消滅した路線も、当時は多数の便数が運行されていたりする事例は枚挙に暇がないのですが、注目は飛行機のページでしょうか。
当時の航空会社をみると、「日本航空」「全日本空輸」の他、「中日本航空」「日本国内航空」「東亜航空」といった航空会社の名前が見られます。
また時刻表をみると、東京〜札幌、東京〜大阪〜福岡の深夜便があったりと、これまた時代を感じる貴重な資料となっています。


以上のように、東海道新幹線は元より、高度経済成長期の半ばを迎えていた1964年の鉄道や交通事情を垣間見るには、丁度良く、また価格も比較的リーズナブルなものとなっていますので、研究資料として一冊手元に置いてみてはいかがでしょうか。



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このブログでは、鉄道関連の書籍等のご紹介をしています。
毎月発売される鉄道雑誌も、私の興味がある特集が組まれている場合は、実際に購入して、読んでみて、感想等をご紹介しています。

今回ご紹介する鉄道雑誌はこちらです。
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鉄道ジャーナル2019年11月号。
特集は「なにわ筋線と大阪」です。

鉄道ジャーナル 2019年 11月号 [雑誌]
鉄道ジャーナル 2019年 11月号 [雑誌]





特集名から見ても、当ブログで取り上げるのも納得、といったところでしょうか。
下記記事のように、去る2019年7月に鉄道事業事業認可を受けたばかりのなにわ筋線。
【JR西日本】【南海電鉄】なにわ筋線の鉄道事業許可証交付を受ける。2031年春開業予定 : 阪和線の沿線から
事業はこれから実施となりますが、そのなにわ筋線に関して、これまでの経緯と全体像をまとめた「うごきはじめたなにわ筋線プロジェクト」(鶴通孝)は、一筋縄でなかなか進まなかったなにわ筋線のこれまでの経緯を整理する上では、よくまとまっていたように感じます。

続く「ダイナミック大阪 鉄道網計画の展望」(伊原薫)では、Osaka Metro中央線の夢洲延伸をはじめ、北大阪急行電鉄や大阪モノレールの延伸といった、今後具現化する鉄道延伸プロジェクトを中心に、どちらかと言えば今後の動きを考察している色彩の濃い記事となっています。

その他、今春開業したばかりのおおさか東線と、105系がまもなく引退する和歌山線・桜井線を訪問する「新大阪から南エリアを一周」(来住憲司)、関西の大手・準大手・公営の各民鉄の車両の現状と、今後の話を各事業者毎にピックアップしてみた「関西私鉄車両の現状と今後」(柴田東吾)といったところが、今回の特集に関連するところでしょうか。

タイトルに「なにわ筋線」とありましたので、こちらが主体と思いきや、他の延長プロジェクトにもそれなりのページを割いてはいたのですが、なにわ筋線自体が事業認可されたばかりでありますし、現計画以上のことを言及するのは難しいものと思われますので、他の延伸プロジェクトにも触れることで、大阪府内の鉄道延伸プロジェクトを分析する、という意味では、今回のようなバランスも良かったのかも知れません。

そうなると、「新大阪から南エリアを一周」では、わざわざ和歌山線まで回る意味はどこまであったのかな、という気もしないでもないのですが、まもなく引退する和歌山線・桜井線105系の紹介とからめて、という考え方もできなくはないのかな、とも感じました。


なにわ筋線関連の特集記事は以上でしたが、その他、今月号では「レール輸送の現場を見る 東京レールセンター」(RJ取材班)という、レール輸送の現場レポート記事が、質・量ともに序気の特集記事に迫るような内容でありました。
この記事は、JR東日本の東京レールセンター(東京都江東区、越中島貨物駅)での、レール製造メーカーからの受取と、各地への発送の様子を二日間に渡って現地取材したもので、日頃はあまり気にしてなかったレールの各地への配給が、どのようにして行われているのか、というのを知るには適した記事だったと感じました。

それにしてもいつも不思議なのは、なぜあんなにレールは曲がっていくのでしょうか・・・


その他、個人的に惹かれた記事をご紹介すると、「趣味のあとさき」第6回「乗車記録の歳月」(名取紀之)でしょうか。
ここでは、筆者が十代の頃から続けている習慣としての「乗車記録」に触れていて、一例として1981年(昭和56年)8月5日から8日に書けての旅行の記録を紹介したりして、その一方で近年ではホームドアの普及より乗車記録が難しくなりつつあること、一方で、筆者の知り合いには半世紀以上にわたって通勤を含めた全ての乗車記録を続けている方もおられることも最後に紹介しています。


わずか2ページのコラム記事ではありますが、私が「乗車記録」という言葉に注目したのは言うまでもありません。

当ブログ「阪和線の沿線から」、実は私の「乗車記録」をネット上に記録していく、というのがそもそもの始まりでありました。
それまでも、新規乗車区間は、ノートやワープロ、そして現在ではExcelで管理していますが、それら以外も含む、日々の乗車記録を克明に記録していくようになったのは、本当にこのブログからだと思います。
ただ、それ以前も乗車した車両を手帳に記している時期もありまして、不完全な時代も含めて、「乗車記録」というものは、それこそ著者の名取さんも記しているように、十代の頃から積み重ねてきている「習慣」といえるかも知れません。

私自身も、当時の記録を手帳等で探す時があるのですが、まさに著者が仰るとおり、「具体的瞬間を切り取った一枚の写真より、乗車記録ははるかに記憶と想像を広げてくれると言えましょう。」(P113)というフレーズには、大いに共感するところです。

乗車記録をの記録という趣旨で始めた本ブログも、奇しくも昨日で開設15周年を迎えることができました。
そんな節目の日に、まさか「乗車記録」のコラム記事を鉄道ジャーナルで読んだのも、何かの縁でありましょうが、今後とも20周年に向けて、引き続き乗車記録や交通系ニュースをご紹介していきたいと思いますので、ご愛顧の程よろしくお願いできればと存じます。

最後は当ブログの話に飛んでしまいましたが、ともあれ、これからの大阪の鉄道網の姿を先に勉強しておくには、取っつきやすい特集記事だったかな、とも思い、情報の再チェックという意味でも、関西在住の方々にも手に取る価値はあるのかな、とも感じた今月号の鉄道ジャーナルでありました。



おまけ画像。
今日は少し用事の合間に、鉄道ジャーナルを、イオンモールりんくう泉南内にあるスターバックスで読んでいました。
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「スタバで鉄道ジャーナルを読む」。
今後もこんな形で、おしゃれなカフェで鉄道書籍を読んでみるのも面白そうですね。



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このブログでご紹介している鉄道関連書籍。
商業本のみならず、同人誌もご紹介していますが、本日ご紹介する本はこちら。

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「105系4ドア和歌山車 全車資料集」。
読んで字の如く、和歌山線・桜井線で活躍してきた105系の資料集であります。

本書で取り上げた105系ですが、この9月をもって227系の投入が完了することから、和歌山線・桜井線からの運用から置き換えられることが既に発表されています。
227系の投入完了と奈良中南部エリアの活性化:JR西日本

車齢から考えると、廃車が濃厚な和歌山線・桜井線の105系ですが、本書ではこの105系の全車両についての写真・解説に加え、過去に行われたラッピングや、1984年(昭和59年)の同線投入時の懐かしい写真も掲載されており、和歌山線・桜井線から105系が姿を消すいまだからこそ、手元に置いておきたい一冊であるといえるでしょう。

「全車」へのこだわりは、紙面構成からも感じられ、今後の車両研究の観点から、各車両の全面が分かるように、「1-3位側」「2-4位側」を各ページで紹介しているところは、今後廃車されるにつれ、車両の記録を取る機会が今後あり得ないことを考えると、またとない記録誌であるといえるでしょう。

本誌は、下記のように、通信販売で取り扱っています。
105系4ドア和歌山車全車資料集(第3刷)※予約 - wakayamasenclub - BOOTH

また、サークル代表のTwitterによれば、ジオラマ103での委託販売や、直接DMを送ることでも入手が可能であります。


かつて、常磐線・千代田線向けに投入された103系が、何の因果か、2両編成に改造され、そして和歌山の地にやってきたのが今から35年前。
その後、国鉄からJRへ、そして昭和から平成、そして令和と、めまぐるしく変化する時代をよそに、和歌山線・桜井線を走り続けた105系。
その出自が故に、多彩な形態が見られる同系列でありますが、その晩年をコンプリートした記録誌として、タイトル通りの大いなる「資料集」だと、感服し、これだけの物量の記録を漏れなく網羅し、そして整理して一冊の本に仕上げた著者の方々に、深く敬意を表したい、そんな感想を抱いた同人誌でありました。




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このブログでもご紹介してきた、きっぷ系同人誌サークルの「交通法規研究会」。
これまで「熱転写方式マルス端末券総集」のVo.1追録からVo.3までご紹介してきました。






この度、その続刊となるVo.4と、それに加えて「障害者割引きっぷの手引きVol.1」が発刊されましたので、早速入手してみました。

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●熱転写方式マルス端末券総集Vo.4
風の噂によりますと、熱転写マルス端末は、遂に全国から姿を消した模様です。
国鉄時代末期から長らく続いてきたこの方式が遂に終焉を迎えたわけで、そういう意味では今後このシリーズのタイトルが変わるのかどうなのか、気になるところではあります。

前置きはさておき、今回の「総集」では、
・マルス端末の赤印字
・普通回数券
が取り上げられています。

「マルス端末の赤印字」のきっぷは私自身目にしたことがありませんが、それもそのはずで、本書P2によれば、「本来の目的は出札係員に対して、払い戻しや乗車券類変更のとき、原乗車券類が正しく控除され、その効力を失ったことを明確に示すものであると考えられ」(本書より引用)るからで、私自身購入の際には少々のこだわりを持ってきっぷの発券をお願いすることはあるのですが、払い戻し、区間変更は滅多に行うことがないから、目にしたことがないのも当然です。

今号では、その「赤印字」のマルス券を、ただ並べるだけでなく、その「赤印字」がなされた根拠について説明しており、それらも参考にしながら、「赤印字」の根拠を勉強し、自分ならどのような「赤印字」のきっぷを手にすることができるのか、考えながら読むのも面白いのではないのでしょうか。

加えて、「赤印字」という点から、新幹線定期券・在来線特急定期券等も、赤印字が行われる乗車券類であり、これらも紹介されています。
個人的には、例えばJR西日本の「パスカル」なんかは、勤務地次第で使えそうな気もしますので、仮にそんな機会に恵まれたとすれば、著者の方にご報告したいな、とも思いました。
参考:特急用定期券パスカルのおねだん:JRおでかけネット


●障害者割引きっぷの手引きVol.1:
そしてもう一冊の本は、「障害者割引」のきっぷについてまとめ上げた本です。
私自身は、障害者手帳を有しておらず、また介護者としても鉄道を利用する機会が現在のところないことから、障害者割引、そして障害者割引きっぷについて、目にしたことは、全くありませんし、手元のコレクションにもありません。

ただ、割引制度自体が存在することは知ってはいたのですが、その程度の知識で留まっている状況だっただけに、まさに本書表紙にある「あなたの知らないきっぷの世界」を読み進めるに従って知ることとなった、そんな一冊でありました。

本書も、「マルス端末券総集」と同様、制度の法規的な面を、実券とともに解説していくというスタイルなのですが、その「解説」が、やはり一般的には馴染みの薄い「障害者割引」となることから、その説明には相当のボリュームを割いているのが、まずもって圧巻と感じました。

その解説も、「障害者割引」の根底となる、国の障害者施策の経緯、そして日本の法制度における障害の定義、というような、一見「きっぷ収集」とは関係のなさそうに見える制度の解説について、懇切丁寧に記されています。
そういえば、ここまで「障害者」の定義について端的に記した文献はあまり見たことがなく、そういう意味では、こと「きっぷ収集」の目的でなくとも、本書の記述は非常に参考になる、資料性の高いものと感じました。


そして、主題の「きっぷ」の解説も、本人単独使用、本人+介護者1人の際の本人と介護者の、計3パターンを主にした普通乗車券、定期券、回数券、そして知的障害者割引や連絡乗車券等々、およそここでご紹介するより是非本書を手にしていただきたいと思います。




以上、交通法規研究会さんの本を二冊ご紹介しました。
特に「障害者割引きっぷの手引き」ではそうなのですが、今回は少々のことでは目にすることができないきっぷの解説本、ということで、貴重な資料であると感じました。
特に「障害者割引」については、当事者にならないとその内容に触れる機会も希少なだけに、当事者でない方々でも、障害者割引制度、ひいては障害者施策の勉強、という観点からも、是非ともお手元に置いておきたい本であります。

いずれの本も、冒頭のAmazonの他、これまで同様に関西地区では旭屋書店なんばCITY店でも入手することができますので、是非ともお求めいただければと思います。



先にも述べましたが、「熱転写方式マルス端末券」というタイトル本をこれまでご紹介してきましたが、肝心の「熱転写方式マルス」がなくなって以降、本シリーズのタイトルに今後変化があるのかが気になるところではありますが、今後も、関連法規の解説と実券をセットで解説するこのスタイルでの書籍の製作を、是非とも続けていただければな、と、感謝と応援の意味を込めてのご紹介でありました。




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当ブログでは、定期的に鉄道雑誌をご紹介していますが、今回ご紹介するのはこちらの雑誌です。

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鉄道ダイヤ情報 2019年 10月号 [雑誌]
鉄道ダイヤ情報 2019年 10月号 [雑誌]




昨日(9月14日)発売の鉄道ダイヤ情報の2019年10月号。
特集は「新しい大阪環状線」ということで、これは関西在住者としては、是非とも購入しておきたいと思い、発売当日に早速購入しました。

特集記事の内容としては、まず冒頭に「斉藤雪乃さんへのインタビュー」から始まり、「大阪環状線全駅めぐり」では、大阪環状線全19駅のデータや特徴の紹介、「大阪環状線車両カタログ」では、323系のみならず、大阪環状線へ乗り入れる各形式の紹介、また「大阪環状線「環状運転開始」から55年 複雑な歴史をひもとく」では、城東線・西成線などを経て、現在の大阪環状線が形成された過程を振り返り、「大阪環状線改造プロジェクト」では、同プロジェクトに関わってきたJR西日本社員へのインタビュー記事となっています。

いずれの記事も読み通すことで、大阪環状線の「いま」を端的に知ることができ、関西エリア以外の方でも、323系をはじめとした、「いま」の大阪環状線の魅力がまとまった、よい特集記事に感じました。

加えて、別冊付録として「大阪環状線 全列車・全駅時刻表」がついているのも、今回の特集号の魅力であります。
市販の時刻表は勿論、えきから時刻表のサービス終了なき後は、ネット上でも気軽に確認が難しくなった大阪環状線の「全列車・全駅」を俯瞰できる時刻表が、平日・土休日ともに掲載された付録ということで、これだけでも今回号を購入する価値は大いにある、と感じた次第です。


勿論、通常の記事も掲載されており、特に臨時列車等のデータベースは多くの写真派鉄道ファンが利用している情報源であります。
その中で今回、117系のきのくに線からの撤退により、使用車両の動向が気になる「紀の国トレイナート号」についても、その使用車両が掲載されていますので、これは是非とも手に取って確認していただければと思います。




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先日水間鉄道に乗車した際、ふと思い立って、南海電鉄と水間鉄道の連絡乗車券が購入できないか、南海難波駅の窓口で聞いてみました。

すると、しばらくして、このようなきっぷを手渡されました。
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▲難波→貝塚→水間観音の連絡乗車券


何の変哲もない、普通のエドモンソン式乗車券でした。
「これなら自動券売機でも買えたんちゃうのかいな?」と思って、試しに窓口隣にあった自動券売機で連絡乗車券を購入してみようと思うと、難波駅からだと新今宮・三国ヶ丘接続のJR線しか購入できないようになっていました。

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▲南海難波駅の自動券売機で、「連絡きっぷ」のメニューを開いた際の画面。
ご覧のように、新今宮・三国ヶ丘接続のJR線のみが口座設定されており、貝塚接続の水間鉄道線への連絡乗車券は口座がありません。


そして水間観音駅に到着して、券売機を見てみると、以下のようなお知らせが掲出されていました。
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「南海電車との連絡乗車券は発売していません」との掲示がありました。
つまり、南海電鉄と水間鉄道の連絡乗車券は、南海側のみの設定で、水間鉄道側からの発売はない、ということになります。
恐らくかつては水間鉄道側からの発売もあったのでしょうが、交通系ICカードの普及により、連絡乗車券そのものの需要が減少したのでありましょうか。

ちなみにこのような食券型の券売機から出てきたきっぷはこんな感じであります。
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ご覧のように、無地白色の乗車券であります。
口の悪い人ならば、「もはや食券みたいな乗車券」とでも言われそうな感じですが、元々水間鉄道では貝塚・水間観音駅を除き全て無人駅であること、そして交通系ICカードが中小民鉄の中では割と早い時期から整備されていたこともあってか、乗車券については必要最小限の設備で済ませている印象ではありました。


ともあれ、冒頭でご紹介した南海→水間鉄道の連絡乗車券も、昨今の交通系ICカードの普及による需要減もあり、いつまで設定があるのかは不透明な状況であるといえるでしょう。
これとて、「買える時に買っておく」ことが大事なのかな、とも感じた1枚のきっぷでありました。



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