阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ: バス

西日本JRバスでは、JRの駅同士を結ぶ一般路線限定で、青春18きっぷ利用者対象に「アオハル!つながるバス旅キャンペーン」の実施を発表しました。

「アオハル!つながるバス旅きっぷ」キャンペーン(西日本ジェイアールバス):JR西日本
【名金線・若江線・園福線】〜青春18きっぷ提示でお得にご利用いただけます〜|高速バス・夜行バスの予約なら西日本ジェイアールバス株式会社 | トップページ

概要は以下の通りです。

●期間:
2019年7月20日(土)〜9月10日(火)
2019年12月10日(火)〜2020年1月10日(金)

●対象バス路線:
・名金線(停留所名:金沢駅〜福光駅)
・若江線(停留所名:小浜駅〜近江今津駅)
・園福線(停留所名:園部駅〜福知山駅)

●対象者:
「青春18きっぷ」所持者

●運賃:
普通運賃(おとな・片道)の上記各区間(名金線:960円、若江線:1,330円、園福線:2,140円)を800円で利用が可能。

●利用方法:
・始発停留所から終着停留所まで通しでの利用者が対象。
・降車時に「青春18きっぷ」を運転士に提示の上、運賃を支払い。
(現金および交通系ICカードのみの利用)
・運転士からキャンペーン記念乗車票がプレゼント

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▲西日本JRバス車両
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/07/page_14525.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


本日から利用期間が開始となった「青春18きっぷ」
下記記事で、かつての1枚単位でばらせた時代の青春18きっぷをご紹介しました。
青春18きっぷ(1990年(平成2年)夏)・・・初めて使用した「青春18きっぷ」 : 阪和線の沿線から

上記記事の中では、「一日二千円ちょいで、どんな旅行ができるか、また他の交通機関と併せて、どれだけコストパフォーマンスに優れた旅行ができるか、といったことが、ファンとしての腕の見せ所」と記したりしましたが、今回ご紹介した西日本JRバスの路線のうち、若江線や名金線では、鉄道路線をショートカットする区間を運行することから、青春18きっぷ等と組み合わせて利用することで、より柔軟なプランニングが可能となります。

今回のキャンペーンでは、青春18きっぷ利用者を対象に、上記3路線の運賃を割り引くというもので、特に園福線では、普通運賃2,140円が800円と大幅な割引となる、お得な企画となっています。

気をつけたいのは、あくまで「始発から終着まで通しで利用する」ことが利用条件となっていますので、途中停留所での乗降は対象外(普通運賃での利用)となりますので、この点は十分注意しておきたいところであります。


今回対象路線となっている「若江(じゃっこう)線」ですが、私も今を遡ること15年ほど前に、まさに青春18きっぷと組み合わせて利用したことがありました。
DSCF0421
▲2004年8月27日に小浜駅で撮影した、西日本JRバス若江線の車両。
当時は、このような観光バスタイプを元にした車両が使用されていました。

この時は、当然のように普通運賃を支払ったわけですが、元より湖西線と小浜線を短絡する路線であることもあって、現在でもJR西日本との連絡乗車券が購入できるようで、その事例等は、下記エントリーでもご紹介した「熱転写方式マルス端末券総集 Vol.1 追録」にも掲載されています。
「熱転写方式 マルス端末券総集Vol.1 追録」を読む : 阪和線の沿線から

今回は、青春18きっぷ利用者向けの割引ということで、乗車券の発行はありませんが、その代わりとでもいいましょうか、記念乗車票のプレゼントがあるとのことです。


今年の夏は、青春18きっぷを使って、ひたすらJR線に乗り続けるだけでなく、ちょっと寄り道、あるいは隠れたショートカットルートとして、西日本JRバスの各路線を利用してみてはいかがでしょうか。



●関連ブログ:
「青春18きっぷ」で西日本ジェイアールバスがお得に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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南海バスでは、南海電鉄の堺駅・堺東駅と仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)とを結ぶ「世界遺産・仁徳天皇陵古墳シャトルバス」の運行を開始することを発表しました。

南海バス|「世界遺産・仁徳天皇陵古墳シャトルバス」の運行開始について(7/6〜12/29)

概要は以下の通りです。

●運行期間:
2019年7月6日(土)〜12月29日(日)の土・日・祝日
(お盆期間(8月13日〜15日)は平日も運行)

●運行ルート・ダイヤ:
【堺駅前発着】:
・往路:堺駅前〜宿院〜堺市博物館前(仁徳天皇陵拝所前)
8:50〜16:30まで20分間隔で運行
・復路:堺市博物館前(仁徳天皇陵拝所前)〜宿院〜堺駅前
9:40〜17:20まで20分間隔で運行
※いずれも、途中「宿院」以外の停留所は通過。

【堺東駅前発着】:
・往路:堺東駅前〜堺市博物館前(仁徳天皇陵拝所前)
9:30〜17:10まで20分間隔で運行
・復路:堺市博物館前(仁徳天皇陵拝所前)〜堺東駅前
9:05〜16:45まで20分間隔で運行
※いずれも、途中の停留所は通過

●運賃:
大人240円、小児120円
(堺駅前〜宿院は大人220円、小児110円)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



堺市の仁徳天皇陵(大仙古墳)を代表とした、堺市・羽曳野市・藤井寺市に跨がる古墳群「百舌鳥・古市古墳群」では、世界文化遺産への登録を目指したPR等の活動を行ってきました。
これらの古墳群を沿線に有する南海電鉄でも、世界文化遺産への国内推薦が決定した2017年に、古墳型のヘッドマークを掲出しました。
参考:南海電鉄・高野線のヘッドマーク掲出編成を撮影する(前方後円墳、コレ なんかいいネ!号) : 阪和線の沿線から

これらの活動もあり、この5月には、ユネスコの諮問機関・イコモス(国際記念物遺跡会議)が「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録の勧告を発表しました。
「百舌鳥・古市古墳群」イコモス世界遺産登録勧告 堺市

今後、7月に開催されるユネスコ世界遺産委員会で、世界遺産登録の可否が審議されることとなりますが、諮問機関の登録が勧告されたことは、登録に向けて大きく前進した、といってもいいでしょう。

その「百舌鳥・古市古墳群」のメインとなる仁徳天皇陵(大仙古墳)へのアクセスとしては、JR阪和線・百舌鳥駅からのほか、南海バスの「田園線」(堺東駅前〜あみだ池間)が運行されているのみで、堺市内の他の観光地を含めた周遊ルートとしては若干アクセス面が弱いところがあります。

加えて、世界文化遺産として登録されれば、今後訪問客の増加も予想されることから、今般、堺市内の主要ターミナルである堺東駅・堺駅から直接仁徳天皇陵へ向かう路線の設置となったものといえるでしょう。

本路線の特徴としては、仁徳天皇陵古墳へのアクセスに特化し、途中の停留所は基本的に通過となっている点でしょうか。
例外として、堺駅発着便は途中宿院停留所に停車しますが、これは阪堺電車の宿院電停との乗り継ぎポイントとして設けられたと考えるべきでしょう。

ひとまずは、7月に開催されるユネスコ世界遺産委員会での登録可否が気になるところですが、これまでの世界遺産の例からして、登録されればこれまで以上に多くの観光客が足を運ぶことは明らかなだけに、このシャトルバスを利用して、是非多くの方に現地を訪問していただければなと思ったニュースでした。



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私の住んでいる阪南市では、阪南市コミュニティバス「さつき号」というコミュニティバスが運行されています。

参考:コミュニティバス関係/阪南市ホームページ

このコミュニティバスは、このブログ開設前の2003年から運行されていますが、運行開始から使用されてきた車両(日野リエッセ)も流石に老朽化してきたようで、今年度から徐々に新車(日野ポンチョ)に更新されている模様です。

本日、所用の合間に阪南市役所に立ち寄ると、日野リエッセを使用した阪南市コミュニティバスが市役所前に停車していましたので、ちょっと撮影してみることにしました。

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▲阪南市コミュニティバス(日野・リエッセ)

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▲同・側面から

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▲同・後方から

1995年に登場した「リエッセ」の外観は、同じく日野自動車が製造していた大型観光バス「セレガ」との統一感を持たせたものとなっており、小型バスながらスライリッシュな外観は、当時人気を集めたように聞いています。

しばらくすると、後方に今年導入された日野ポンチョの阪南市コミュニティバスが到着しました。
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ポンチョの方に近づいて、こちらも撮影してみます。
DSC_2037


近いうちに、全ての車両がこちらのポンチョに置き換わることと考えられるため、このようにリエッセとポンチョが並ぶ姿が見られるのも今のうちといえるだけに、貴重なシーンに遭遇できたのかな、と感じた次第でありました。




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▲関西空港交通リムジンバス
(2016年5月、JR和歌山駅前で撮影)

この週末に開催されるG20大阪サミット。

世界の先進国に新興国を加えた主要20か国が集い、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議で、今年(2019年)は日本が議長国となり、大阪で開催されることとなります。
意外な話ではありますが、日本がこれまで経験したことのない大規模な国際会議だそうですが、その国際会議がここ、大阪で開催されることとなるため、公共施設では既に警戒態勢が敷かれています。

特に明日からは本格的に参加各国等の参加者が大阪入りすることもあってか、大規模な交通規制や検問等が実施されることとなるため、関西の空の玄関である関西空港・大阪空港を発着するリムジンバスに、大規模な運休等が発生しますので、ご注意下さい。

●関西空港交通(関西空港発着リムジンバスの多くの路線を運行):
【6/10更新 運行情報】G20大阪サミット開催期間中のリムジンバスの運行について (6/24-30) | インフォメーション | 【公式】関西国際空港のエアポートリムジンバス・時刻表・のりば・運賃・全路線一覧(関西空港交通株式会社)
明日6月27日(木)は全路線・全便運休
6月28日(金)〜6月30日(日)は路線により全便運休あるいは減便にて運行


●大阪空港交通(大阪空港発着リムジンバスの多くの路線を運行):
【6/20更新】G20大阪サミット開催に伴うリムジンバスの運行について(6/27(木)〜6/30(日)) | お知らせ | リムジンバスの大阪空港交通
多くの路線で6月27日(木)〜6月30日(日)の間、運休

運行される路線・便は以下の通り。
・大阪空港〜神戸線:
大阪空港発のみ全便運行予定
・大阪空港〜西宮線:
大阪空港発17:40〜21:20発のみ運行予定
・大阪空港〜奈良線:
天理5:10発・5:40発、大阪空港20:40発・21:10発のみ運行予定
・大阪空港〜新大阪・京都・姫路の各路線:
全て運行予定



以上のように、特に明日6月27日(木)は、関西空港へはリムジンバスが皆無、伊丹空港も一部路線を除きほとんど運休となるので、特に注意が必要です。

関西空港へは、JR関西空港線・南海空港線を、大阪空港へは大阪モノレールの利用が必要となりますので、この週末に関西空港・大阪空港を利用される際には、十分ご注意下さい。


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▲昨日(6月25日)現在の和泉鳥取駅のゴミ箱。
大阪市内の駅では多くのゴミ箱が封鎖されていますが、ここ和泉鳥取駅では通常営業でした。


私自身は、このように駅のゴミ箱も含めて大きな影響はないのですが、大阪市内では学校の休校もあるだけに、市民生活にも影響が生じることとなりますが、これだけの大規模な国際会議なだけに、厳重な警備は必要でもありますので、無事トラブル無く終了することを願いたいものであります。



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和歌山県白浜町のバス会社・明光バスでは、同町内にある動物公園・アドベンチャーワールドと共同して、アドベンチャーワールドをテーマにした全面フルラッピングのバスを走らせることを発表しました。

【パンダ白浜エクスプレス 〜未来をツナグ Smile バス〜】について | 明光バス株式会社

概要は以下の通りです。

●名称:
「パンダ白浜エクスプレス 〜未来をツナグ Smileバス〜」
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▲「パンダ白浜エクスプレス」外装
(上記発表資料(http://meikobus.jp/pdf/news/adven_prs.pdf)より引用)


●ポイント:
・ワクワクするエクステリア
素敵な動物たちのデザインを最大限に生かすために、車体外部色を真っ白に塗装し、前面はかわいいパンダフェイス、後面はかわいいパンダの後ろ姿とし、様々な動物を窓までダイナミックにラッピング、バス全面に生き生きと配置。

・わくわくするインテリア
全座席パンダ柄のシートヘッドカバーと窓に映る動物たちのシルエット、リアウィンドウにはパンダ。トイレ扉はイルカがキスしてくれて開くようなデザイン。

●運行計画:
令和元年6月22日(土)から、まず「高速バス白浜大阪線」でデビュー。
当日はアドベンチャーワールドで出発式を実施する予定。
(8便・アドベンチャーワールド発10時39分、大阪発・17 便、大阪駅18時35分発)
※ 翌日以降は、貸切運用や検査等によるため、運用する便の公表予定なし。



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


このブログでも、幾たびもご紹介してきた「パンダくろしお」。
今年11月頃までの運行予定となっており、残すところあと半年ほどの運行となってきましたが、その「パンダくろしお」に続き、今度は観光バス車両に「パンダ」が描かれることになるとは、思いもしませんでした。

また、その前面もヘッドランプ部分にパンダの目の黒い部分を充てる等、まさに「パンダくろしお」のコンセプトを観光バス車両で再現した車両、といえるでしょうか。


この「パンダ白浜エクスプレス」、運行開始当日の6月22日(土)は、充当予定便が発表されていますが、それ以降は公表の予定がないとのことなので、まさに遭遇するのは運次第の、レアなバスになるのではないかと思われます。

高速バスの場合、明光バス担当便にこの「パンダ白浜エクスプレス」が充当されることから、概ね白浜発昼過ぎまでの大阪便と、京都便の全便が対象となりますので、白浜観光がてら、このパンダに彩られたバスを見つけるのも面白いののかな、とも感じたニュースであります。



●関連ニュースサイト:
明光バス パンダ白浜エクスプレスラッピングバス 運行(2019年6月22日〜) - 鉄道コム




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下記エントリーでご紹介したように、いすゞ自動車と日野自動車では、国産初のハイブリッド連節バスバスを近日中に市場投入することを発表していました。
参考:【いすゞ自動車】【日野自動車】国産初のハイブリッド連節バスを発表。近日中に市場投入へ : 阪和線の沿線から


この度、両社よりこの連節バスの発売及び名称が発表されました。
ISUZU:いすゞ、国産初のハイブリッド連節バス「エルガデュオ」を発売

●名称の由来:
いすゞの路線バスシリーズを表す「エルガ」に「2つ」を表す「デュオ」を付与。
「連節バスの2つの車両」と、「少ない乗務員で大量乗車が可能という2つのメリット」をイメージする名前とした。

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▲いすゞ「エルガデュオ」
(上記発表資料(https://www.isuzu.co.jp/press/2019/5_27.html)より引用)



日野自動車、大型路線ハイブリッド連節バス「日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス」を新発売 | ニュース | 日野自動車株式会社

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▲日野「ブルーリボン ハイブリッド連節バス」
(上記発表資料(https://www.hino.co.jp/corp/news/2019/20190527-002339.html)より引用)


なお価格は約8,800万円(消費税抜き)とのことです。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


先の近日市場投入のエントリーでは、この連節バスの名称に言及がありませんでしたが、本日の発表では、その名称がついに発表されました。

いすゞで発売される車両は「エルガデュオ」という独自の名称が付与されています。
「エルガ」は、いすゞの路線バスシリーズとして2000年に登場した名称ですが、今回の連節バスもその名称を継承しつつ、「2つの」を表す「デュオ」を付して、2つの車両が1体となって走る連節バスをイメージした名前となっています。

一方日野の「レインボー」では、「エルガデュオ」のような特別な名称は付与されていないのが意外にも感じました。
正式名称では割と長いことから、通称では「レインボー連節バス」とでも呼ばれるのかも知れません。


ともあれ、本日発売が発表された国産連節バスの「エルガデュオ」「レインボー ハイブリッド連節バス」ですが、今後どこの事業者が導入するのか、楽しみでもあり、可能な範囲であれば実際乗りにいければいいな、とも感じたニュースでした。




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いすゞ自動車(いすゞ)と日野自動車(日野)では、両社共同で国産初のハイブリッド連節バスを開発することを、2017年2月に発表していました。
参考:【いすゞ自動車】【日野自動車】国産初のハイブリッド連節バスの共同開発を発表(2019年投入予定) : 阪和線の沿線から

この度両社から、このハイブリッド連節バスを近日中に発売することを発表しました。

ISUZU:いすゞと日野、国産初のハイブリッド連節バスを共同開発 -社会課題の解決に向け、近日中に市場投入-
いすゞと日野、国産初のハイブリッド連節バスを共同開発 | ニュース | 日野自動車株式会社

概要は以下の通りです。

◆車両の特長:
・輸送性:
定員120名(仕様により変更あり)という大量輸送能力を備え、乗客の利便性と輸送効率向上に貢献。

・乗降性・バリアフリー:
前車室はフルフラットとし後車室もノンステップエリアを広く確保するとともに、連節バスとして最適なシートレイアウトにより、乗客の利便性、快適性を実現。

・ハイブリッドシステム:
小排気量でありながら十分な高出力・高トルクを発揮するA09Cエンジンを採用し、ハイブリッドシステムとAMTの協調制御により、変速を最適化。
また、エンジンとモーターの間にクラッチを配置することでエネルギー回生効率を向上させるとともに、モーターのみによる発進を可能にし、省燃費と環境性能を追求。

・ドライバー異常時対応システム(EDSS)<路線バス世界初>:
ドライバーに急病などの異常が発生した際、乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで、減速して停止。
立席の乗客の安全性に配慮し、路線バスに適した制御とする。

isuzu_hino_articulated_bus
▲ハイブリッド連節バス
(上記発表資料(https://www.isuzu.co.jp/press/2019/5_24.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


先のエントリーでもご紹介したように、現在のところ、国内で連節バスを製造する事業者がなかったため、ここ近年導入が増加している連節バスは、全て新車は輸入車を導入しているの現状であります。

とはいえ、国内の事情によりマッチした車両の導入も待ち望まれていることも考えられていましたが、この度近日中の市場投入が発表されました。

車両の概要をみると、連節構造による定員増は勿論ではありますが、特筆すべきこととして、ドライバー異常時対応システムの装着も行われることが注目されます。
これはドライバーに異常が生じた際、乗客や他の乗務員が非常停止させる機能のことで、観光バスでは既に導入されていますが、路線バスではこの連節バスが世界初とのことです。
路線バスでは立席の乗客にも配慮する必要があるため、観光バスに比べて開発に時間がかかったとも思われますが、この技術により、ドライバーの万一の際にも安全に停車させることができることから、より安心な路線バスが実現するのではないかと思われます。


今回の発表では、このハイブリッド連節バスが近日市場投入とは記されていましたが、その名称については特に言及がありませんでした。
いすゞは「エルガ」、日野は「ブルーリボン」という名称が、両社の路線バスのラインナップには付与されていますが、果たしてこれらの名称を継承したものとなるのか、それとも全く新しい名称が付けられるのか、ファンとしては気になるところといえるでしょう。


加えて、この連節バスを国内で最初に導入する事業者はどこになるのか、というのも気になります。
国内で連節バスを運行する場合、全長が12mを超える等の特殊構造のため、予め特例措置を受ける必要があります。
そのため、一般のバス路線とは異なり、新規路線に投入する場合に実走による検証が必要となるため、おいそれと急にこの新型連節バスが運行を開始する可能性は低いかも知れません。
むしろ、現在連節バスを運行している路線で、車両の置き換えや追加投入でこの新型連節バスが投入される可能性も高いと思われるだけに、今後の動向が気になるところではあります。


もっとも個人的には、以前、過去のエントリーでご紹介したように、和歌山市内の「まちのシンボル」の公共交通機関の一つとして、BRTによる連節バスの導入を楽しみにしてはいるのですが、果たして和歌山市内にいすゞ・日野の連節バスが走る日が来るのでありましょうか…
参考:【和歌山市役所】「夢のある政策研究」プロジェクトで、「まちのシンボル」次世代交通の導入を検討 : 阪和線の沿線から




●関連ニュースサイト:
停留所に自動で幅寄せ=連節バス、近く発売−いすゞと日野自 | 乗りものニュース
いすゞと日野、国産初のハイブリッド連節バスを共同開発 定員120名で近日市場投入 | レスポンス(Response.jp)
長い! 全長18m「連節バス」発売 いすゞと日野、2年かけ開発 街の風景変わる? | 乗りものニュース



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このブログでは、様々な書籍・雑誌をご紹介しています。
その中には、商業ベースとして発行・流通している書誌もあれば、個人や、その個人が集まったサークル等で発行した、いわゆる「同人誌」という形態の書誌もご紹介しています。

今回ご紹介するのは、どちらかと言えば「同人誌」の範疇となる書誌で、しかも今回当ブログで初めてのご紹介になると思われる、「バスの同人誌」であります。

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本誌は、既に過去のものとなったバス車体メーカー「西日本車体工業」(西工)が製造していた夜行高速用車両のシリーズ名を冠しているものであります。
内容は、その題名の通り、歴代の西工夜行高速車と、その車両の主たるユーザーであった西日本鉄道・阪急バスを中心とした路線展開の歴史、そして西鉄・阪急に加え、その他西工製夜行高速車を使用していた事業者の車両の一覧がアルバムとして掲載されたものであります。

「路線の歴史」としては、西工製夜行高速車のはしりとなった「ムーンライト号」(大阪〜福岡)の路線開設から3列シート車の誕生、そして平成初期の相次ぐ路線開設から日本最長距離夜行高速バス「はかた号」の運行開始、そしてその後の不採算路線の整理といったこのおよそ35年の動きがまとめられています。

また、その「路線の歴史」と呼応して、「夜行高速車の歴史」として、初代「ムーンライト号」に使用された車両をはしりとし、初の3列シート車、様々な改善がなされた「ムーンライト型」とも呼ばれた初代SD-況拭1992年に曲線を多用したスタイルにフルモデルチェンジした「ネオロイヤル」SD型、そして西工の解散によるSDシリーズの終焉、といった、車両開発の流れも丹念に説明されています。

そして、後半は「車両一覧&車両アルバム」として、過去に西工製夜行高速車を導入した事業者およびそれらの車両の一覧、そしてそれらの車両のカラー写真によるアルバムと、かつて西日本地区の夜行バスでは至る所で見られた西工製夜行高速車の姿を、手元で懐かしみながら見返すことができるものとなっています。

以上が本書の概要であり、まさに西工製夜行高速車にこだわって書かれた一冊であります。


私自身、本書で紹介されている「西工製夜行高速車」に乗ったことがないはずだけどなあ…と車両アルバムをめくっていたら、さにあらず、サンデン交通(山口県)の「ふくふく東京号」に1999年の夏に乗車しており、この時に西工製夜行高速車に確かに乗車していました。
当時の写真も手元にはありませんが、サンデン交通の車両であったことは確かで、「ふくふく号」トレードマークのふぐの絵が描かれた、ダブルデッカーではない車両でありましたので、間違いなくこの西工製夜行高速車であることは確かでした。

考えてみれば、これが唯一の西工製夜行高速車への乗車であり、西工自体が既に消滅したメーカーであるが故に、今後新たな車両が出てこないことも考えると、今後新たに乗車することは恐らく叶わないのではないかと思われます。
そう考えながら本書を読んでいると、これまで西工製夜行高速車を意識して選ばなかった私自身の行動が勿体ないな、もっと乗っておけばよかったな、と感じざるを得ない、といえるほどにこの車両に興味を抱くことができた一冊でありました。
西工製夜行高速車の考え抜かれた設計や、それを使用した事業者の考えなど、特に現在の夜行高速バスの運行スタイルが確立されていく、昭和末期から平成初期にかけての動きを知る上では、貴重な書籍であるといえるでしょう。

また、データベースとして、過去に在籍した西工製夜行高速車の一覧等の情報も貴重なものこの上なく、著者が目指した「西工製夜行高速車の魅力を伝える」目的は、私自身にとってみれば、十二分に感じることができました。


車両アルバムを眺めていると、地元の南海バス(南海電気鉄道)もこの西工製夜行高速車を導入していることが書かれていました。
所属は光明池営業所だったらしいとのことですが、導入されたのはわずかであったとのことで、正直もう少し導入されていたのではと思っていたので、意外ではありました。


「高速バスアドバイザー」として、日頃様々な高速バス路線に乗車されており、その関係の執筆も多い著者の、西工製夜行高速車への思いが詰まったこの一冊。

初版発行後半年以上も経ってから手にすることができましたが、それだけ待った価値があった一冊であり、こういった本に巡り会うことができるのも、やはり同人誌を手にする楽しみ、と感じた次第であります。

現在は、紙媒体での頒布は行っていない模様ですが、評判次第では重版も考えられるとのことです。
より詳しい本書の内容のご紹介として、著者のWebサイト等をご紹介しておきますが、ともあれ、夜行高速バスというスタイルを確立したその立役者ともいうべき西工SD車の魅力が十分伝わった本書と出会えたことに、深く感謝して、本エントリーの終わりとさせていただきます。

参考:ひろしプロジェクト 刊行物・寄稿情報 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」




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鉄道模型等を販売する「トミーテック」が展開する「ザ・バスコレクション」(バスコレ)。

各地で走っている様々な事業者・タイプのバスを発売しており、地元のバス事業者のラインナップを楽しみにしているファンも多いのではないかと思われます。

この度、その「バスコレ」で、関西空港に関連する事業者の車両がラインナップされた商品が発売されることが発表されました。

■「ザ・バスコレクション 関西国際空港(KIX)バスセットA」製品化予告!!|トミーテック

概要は以下の通りです。
●商品名:
ザ・バスコレクション 関西国際空港(KIX)バスセット

●税抜予価:
3,600円

●セット内容:
関西空港交通 日野セレガ 2RG-RU1ESDA
南海バス 三菱ふそうエアロエース QTG-MS96VP
和歌山バス 日野セレガ PKG-RU1ESAA

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▲ザ・バスコレクション 関西国際空港(KIX)バスセット内容
(上記発表資料(https://www.tomytec.co.jp/diocolle/items/pdf/newitem_20190410_03.pdf)より引用)

●発売月:
2019年8月


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


これまで多くの事業者の商品が発売されてきたこのバスコレですが、関西空港交通・南海バス・和歌山バスという、大阪府南部・和歌山市を拠点とする3事業者セットの商品が発売されるのは、地元のファンとしては見逃せない情報であります。

私自身、これまでバスコレ自体にあまり興味はなかったのですが、日頃和歌山バスを利用しているだけあって、今回の商品に関しては話は別であります。
8月の発売と同時に是非とも購入してみたいものであります。




「関西国際空港セット」と銘打っていることから、関西空港交通と南海バスがラインナップされるのは当然の流れと言えますが、残る1事業者に和歌山バスが選ばれたことに、日頃のユーザーとしては非常に嬉しく思いますし、実際の商品購入でその思いを伝えることができればいいな、と感じたニュースでありました。



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先日下記エントリーで4月27日(土)から運行開始することをご紹介した、南紀白浜〜新宮間の高速バス。
参考:【南紀白浜空港】2019年4月より高速バスの乗降が可能に。4月27日からは串本・那智勝浦・新宮方面の高速バスも運行へ : 阪和線の沿線から

この度、運行会社の熊野交通から当路線の概要が発表されました。

南紀白浜空港⇔串本・南紀勝浦・新宮リムジンバス|熊野交通

概要は以下の通りです。

●運行ダイヤ:
新宮駅発・南紀白浜空港行き・・・
新宮駅8:45発→紀伊勝浦駅9:15初→串本 大水崎(おおみさき)9:55発→南紀白浜空港11:05着

南紀白浜空港発・新宮駅行き・・・
南紀白浜空港12:25発→串本 大水崎13:35着→紀伊勝浦駅14:15着→新宮駅14:40着

●運賃:
南紀白浜空港発着:
串本 大水崎・・・2,000円
紀伊勝浦駅・・・2,600円
新宮駅・・・3,200円

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▲南紀白浜空港〜新宮線運行開始チラシ
(上記発表資料(http://www.kumakou.co.jp/up/kokuchi_37.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



この路線については、先のエントリーで、「関西空港リムジンバス」(熊野交通他)、「ルナメール号」(西日本JRバス)以来の高速道路経由の長距離バスの開設となることをご紹介しましたが、今回そのダイヤ・運賃等が発表となりました。

ダイヤに関しては、既報の通り1日1往復でありますが、熊野交通による運行から想定されるように、新宮発は午前、南紀白浜空港着は午後となりました。
いずれも、南紀白浜空港を発着する航空便の第2便(羽田10:25発→南紀白浜11:40着、南紀白浜12:15発→羽田13:20着)との接続が考慮されたダイヤとなっています。

一方で、時間帯から考えると、新宮・紀伊勝浦が午前発となることから、前日泊の上、午後からアドベンチャーワールド方面へ向かうといった利用方法も考えられますが、そんな利用者も多ければ、今後アドベンチャーワールドへの路線延長もあり得るのかも知れません。

一方の運賃についてですが、白浜発着のJRの特急「くろしお」普通車指定席よりも、若干安い運賃水準となっています。

特記すべきは串本での乗降バス停で、JR串本駅前等ではなく、「大水崎(おおみさき)」という場所にバス停が設置されます。
地図で示すと、下記の場所(端杭公園前交差点横の駐車場)になる模様です。


この場所ですが、串本町の名所の一つ、「橋杭岩(はしくいいわ)」から若干の距離がありますが、上記航空写真から見ても分かるように、駐車場の場所がバス停となってることから、自家用車で乗りつけてバスに乗り換える「パークアンドライド」も想定に入れているバス停なのかな、とも感じました。


ともあれ、紀勢自動車道が未成の区間は、海沿いを走る国道42号を経由するこの高速バス。
高速バスでありながら一般道を走る距離の長さもさることながら、その風光明媚な海沿いの景色を楽しむためにも、一度は乗車しておきたいな、と感じた路線開設のニュースでありました。



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