阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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バス

近鉄夜行高速バスの写真(1990年5月頃)大阪〜仙台「フォレスト号」など

部屋の整理をしていたら、今から30年くらい前、即ち私が中学生や高校生の頃の写真が出てきました。

その中で、ブログ的なネタになるものをご紹介できればと思います。


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近鉄阿部野橋駅前の高速バス乗り場に到着する夜行バスを撮影していました。
恐らく1990年のゴールデンウィーク、今から丁度32年前の様子だったと思います。
時間帯は、恐らく朝8時前だったように記憶しています。

1枚目は「フォレスト号」。
大阪〜仙台を結ぶ夜行高速バス。
1990年3月に運行を開始したばかりの路線でありました。

運行当初は、当時の高速バス路線開設ブームの中であっても、首都圏を通過して関西と東北を結ぶ最初の路線として、その意外性に注目が集まったように記憶しています。


2枚目の写真は、近鉄の夜行高速バスの汎用カラー車両だったと思います。
当時の近鉄高速バスでは、路線ごとに専用の塗装が施されており、1枚目の「フォレスト号」は、英語による愛称と「杜の都」仙台をイメージしたデザインが施されていました。

一方この2枚目は、これらの各路線専用車が点検等で運用から離脱した場合、及び多客期に続行便が運行される際に使用された車両で、どの路線にでも充当できるように、「KINTETSU」と会社名が記されたものとなっていました。

この時は、どの路線に充当されていたのか、全く記憶にないのですが、ゴールデンウィーク中で、上記1枚目の写真とそれほど時間が変わらないところをみると、恐らく「フォレスト号」の2号車ではなかったのではないかと思われます。


いずれも、日野・ブルーリボンの観光系でありました。
当時は、後に日野の観光バス「セレガ」がデビューする前で、この「ブルーリボン」が多くの高速バス事業者に採用されていました。


このフロントマスクも、もうすっかり過去のもの、と思いきや、先日まさか松山駅で見かけることとなりました。
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▲JR松山駅前に到着した伊予鉄道の「ブルーリボン」観光系。
「セレガ」登場前に製造された車両ですので、少なくとも32年以上は稼働している、貴重な車両といえるでしょう。


懐かしい写真、またネタになるものがあればご紹介したいと思います。




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和歌山県のIR整備計画申請が県議会で否決。BRT・連接バス運行計画も見送りか?

和歌山県議会では、本日開催された4月臨時県議会において、同県が誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)区域整備計画の認定を国に申請する議案を反対多数で否決しました。

県議会がIR整備計画について否決|テレビ和歌山
IR、カジノを含む統合型リゾート施設の整備計画について、国への認可申請の可否を審議する臨時県議会の本会議が開かれ、採決の結果、反対多数で否決されました。県は計画を国に申請できなくなりました。今日の本会議で行われた無記名投票の結果、賛成18、反対22の反対多数で否決し、県議会はIR整備計画の国への申請を認めないと判断、県は計画を国に申請できなくなりました。
県のIR整備計画では、和歌山市の和歌山マリーナシティを候補地に、仮称、IR和歌山を令和9年、2027年秋頃に開業するとしていました。初期投資額は4700億円で、カジノや国際会議場、ホテルなどから成り、開業2年目の総収益はおよそ2500億円、収益、利益が安定的に成長することを見込んでいました。しかし、計画を巡っては、議会の特別委員会で、主に資金調達の確実性などが議論され、議会が最終的にどう判断するか注目されていました。



県議会・IR区域整備計画を反対多数で否決・国への申請は白紙に | WBS和歌山放送ニュース
カジノを含む統合型リゾート・IRの区域整備計画の是非を審議している、4月臨時和歌山県議会は、最終日のきょう(20日)採決が行われ、県のIR区域整備計画の国への申請について反対多数で否決されました。これを受け、県は今月(4月)28日に期限を迎える国へのIR設置申請を断念することになります。

県では、和歌山市の和歌山マリーナシティにリゾート型IR施設を誘致していて、今月(4月)14日から臨時の県議会を開いて、計画の是非を審議してきました。

この間、一般質問やIR対策等特別委員会が行われ、県や事業者が示す資金調達のメドに不透明な点があるといった指摘が相次いだほか、とくに、IR対策等特別委員会では過去の県当局の答弁に虚偽の疑いも指摘され、県当局を調査する百条委員会の設置が検討されるなど、議論は混迷を極めました。

きょうの本会議での採決は、無記名の投票で行われ、開票の結果、有効投票数40票のうち、賛成18、反対22となり、県のIR区域整備計画の国への申請は、わずか4票差で反対が上回り、否決されました。

臨時議会終了後、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「痛恨の極み。和歌山の衰退を止め、成長の起爆剤にしようと頑張ってきたが、民主主義なので仕方がない。絶対に仕上げて責任を持ってやろうと思ったが、責任を取れなくなってしまった。ただ、どんな状況でも県民を守らないといけないから、大きな起爆剤は失われたが、それならそれで、別のことを考えて必死でやるしかない」と述べました。

また、和歌山県議会の森礼子(もり・れいこ)議長は「特別委員会であそこまで深く協議したことが、きょうの投票結果に現れたと思う。今回の結果を受け、和歌山を更に盛り上げたい気持ちに変わりはなく、全員の結束が高まったと思う。IRへの申請も3か所目が決まるまでは次のチャンスが残っているので、区域整備計画をよりブラッシュアップして、あきらめずに頑張ってくれることを大いに期待したい」と述べました。



これにより、今月末が期限とされていた国へのIR整備計画の提出について、和歌山県は断念することとなり、IR整備計画の提出は大阪府・市と長崎県の二者となることが濃厚となりました。



和歌山県のIRについては、私の勤務地での新たな誘客開発として、個人的に注目していました。

県内の経済活性化の観点でも大きな効果が見込めるだけに、県内あるいは県議会においても、誘致そのものへの反対はそこまで強くはなかったかと思います。

ただ今回県議会において否決されたのは、IR自体への反対ではなく、事業者の資金計画が不透明であった点が疑問視され、今回の否決に至ったものとみられます。

国全体で3件とされているIRについて、その数が満たなくなることから、次の募集があり得るかも知れませんし、仁坂県知事もそのチャンスに向けて再トライしたい意向も示しています。
一方で、今回否決に至った理由が「資金計画の不透明さ」であったことから分かるように、和歌山でのIR実施で万全な資金計画を提示できる事業者が現れるのかも、これまた難しい点があることから、二次募集があるからといって即座に応募できるものではないかも知れません。



以上、和歌山県のIR整備計画について、本日議会で否決されたニュースについて述べてきました。

さて、公共交通機関の話題がメインのこのブログで何故IRを突然取り上げてるのか?という疑問も持たれる方もあるかと思われますが、その理由は下記記事をご覧いただければお分かりいただけるかと思います。



和歌山市では、この和歌山IRが実現した際の市内の公共交通アクセスを改善するため、南海電鉄とBRTの共同研究を実施していて、そのひとつとして、交差点の道路改良の必要性、既存交通への影響等を検討するための連節バスの試走を、昨年3月に行いました。



和歌山IRの開業予定が2027年(令和9年)でありましたので、それに併せて道路改良の実施・連節バスの導入という予定を立てていたものと思われます。
しかし、今回のIR整備計画提出が否決されたことにより、少なくとも2027年の開業予定は無くなることと考えられ、それに伴いこのBRT導入計画も見送りとなる可能性が高そうです。


個人的には、IRの誘致とは別に、純粋に和歌山市内のバスのブラッシュアップという意味で、このBRT導入については大きな期待をしていました。
しかし今回、上述の理由からこのBRTについても見送りとなることが濃厚となることは、非常に残念ではありますが、元よりIR整備について地元自治体の議決が求められている仕組みの上でのことであることから、それは仕方がないことであるとは思います。


ただやはり、和歌山市内を連節バスが走る姿、それにより便利になり利用者が根付くバス路線の姿というのを見たかっただけに、残念であることも事実であります。
今後、このBRT計画が中止となるのか、あるいは形を変えて検討されていくのか、引き続き注目したいと思います。

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▲西汀丁(にしみぎわちょう)交差点を右折する試走中の連節バス。
このような姿が和歌山市内で見られる日々を楽しみにしていたのですが・・・



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【南海バス】関西空港内の燃料電池バスに乗ってみました(2022.4.16)

南海バス及び関西エアポート株式会社では、今年3月16日より関西空港内で「燃料電池バス」の運行を開始しています。



運行から丁度一ヶ月となった本日、ようやくこの「燃料電池バス」に乗車することができましたので、ご紹介したいと思います。



この燃料電池バスは、関西空港の第1ターミナル〜展望ホール間を中心に運行されています。
ただ現在のところ、展望ホールは土・日・祝日のみの営業となっています。
関空展望ホール スカイビュー | 関西国際空港

その他の時間帯・曜日でも、第1ターミナル〜第2ターミナル線や、給油地区方面への路線にも運行されているようですので、特に平日に乗車される際には、バスのりば等で動向を確認しておいた方がよいかも知れません。

今回は、11時発の展望ホール行きに乗車します。

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南海バスや関西空港交通の車両が多い中、独特のカラーリング・スタイルの燃料電池バスは注目を集めます。

この日は土曜日でありましたので、展望ホールへ向かう観光客・家族連れを乗せて発車していきました。


乗車している際の印象ですが、一言で言うならば、「静か」でしょうか。
本当に「静か」です。
これは是非乗ってみて体験していただければと思うのですが、とにかく「静か」です。

約6分で、展望ホールに到着します。
折り返し、第1ターミナルに向かいますので、私も乗車してターミナルに戻ります。
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▲展望ホールで発車待ちする燃料電池バス。

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▲展望ホールをバックに撮影


以上が、関西空港内で運行を開始した「燃料電池バス」の様子でした。
先にも記しましたが、とにかく「静か」でした。

このバス、燃料は水素のため、実際の導入には水素ステーション等のインフラ整備が必要ですが、ここ関西空港では既に水素利活用に向けた取り組みを実施しており、島内に水素ステーションが2ヶ所あるほか、島内でも22台の燃料電池フォークリフトが既に稼働しています。
(出典:関西エアポート(株)環境レポート
http://www.kansai-airports.co.jp/efforts/environment/efforts/file/envreport_2021.pdf

燃料電池バスについては、インフラ整備は元より、その導入コストの高さ(車両導入価格は約1億円とも言われている)が故に、その導入もなかなか進まない模様ですが、各自治体で補助金を設けるなどして、少しずつではありますが、その導入は進んでいる模様です。


ここ大阪府内では、今回ご紹介した関西空港内路線(南海バス)の他、大阪シティバスでもこの3月に運行を開始しています。
下記記事で、この大阪シティバスの燃料電池バスの乗車記をご紹介しますので、併せてお読みいただければ幸いです。
【大阪シティバス】水素(燃料電池)バスの「SORA」に乗ってきた! | Osaka-Subway.com




さて、私自身、関西空港に来たのは、恐らく1年半ほどぶりだったかと思います。
しかも、空港ターミナル内である程度時間をかけて滞在していたのは、コロナ禍後初めてではないかと思います。
(コロナ禍後に関西空港に来たのは、271系「はるか」乗車と、羽田行きスターフライヤー初発便搭乗くらいだったかと記憶しています。)

この機会に、と第1ターミナルを少し歩いてみましたが、想像以上に人がいませんでした。
特に1階(国際線到着)と4階(国際線出発)は、予想していた以上に「無人」でした・・・
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▲関西空港第1ターミナル4階。10時30分頃の光景です。
コロナ禍前は、この時間帯であっても東アジア方面の各路線が出発している時間でもあったので、多くの搭乗客がチェックインに並んでいましたが、そんな光景は本当にどこかへ消えてしまいました・・・

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▲1階の国際線到着口。
改装工事中でもあるので、到着案内はLCDディスプレイで表示されていますが、それでも用意されている2枚のディスプレイのうち1枚だけで本日全ての到着便が表示できてしまうところに、コロナ禍で国際線旅客便がほぼ壊滅していることを否が応でも感じざるを得ません。


もはやコロナ禍前のインバウンド客の賑わいが懐かしくさえ思えてしまう惨状に、改めて愕然としたわけですが、この状況が、どれくらいの時期で、どの程度まで回復するのか。
関西空港利用客の消費が、地元経済へ波及していた効果は決して少なくないだけに、地元民の一人としても、非常に気になる現状を改めて実感した次第でした。




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【大阪府阪南市】路線バス・コミュニティバスの再編に関する住民説明会を実施。昼間の「尾崎線」「阪南スカイタウン線」はコミュニティバスに再編へ

大阪府阪南市では、同市で策定した「阪南市地域公共交通網形成計画」に基づき、市内を運行する路線バス及びコミュニティバスについて、主に重複運行区間に関するバス路線再編を行い、路線バス・コミュニティバス両方の収支改善を図り、持続可能な公共交通の実現を目指すこととしています。

この路線バス・コミュニティバスの再編について、3月11日(金)から16日にかけて住民説明会を実施するとともに、パブリックコメントを実施することを発表しました。

路線バスとコミュニティバスの再編に伴うダイヤ改正に係る住民説明会について/阪南市

【説明会】
(開催日時・場所)
令和4年3月11日(金)午後7時〜 尾崎公民館(定員20名)
令和4年3月12日(土)午後2時〜 防災コミュニティセンター(定員30名)
令和4年3月14日(月)午後7時〜 箱作住民センター(定員15名)
令和4年3月15日(火)午後7時〜 西鳥取公民館(定員20名)
令和4年3月16日(水)午後7時〜 東鳥取公民館(定員20名)

いずれも先着順

【パブリックコメント】
令和4年3月22日(火)〜令和4年4月21日(木)




阪南市では、令和2年3月に「阪南市地域公共交通網形成計画」を策定しました
阪南市地域公共交通網形成計画を策定しました。/阪南市

ここでは、「需要と供給を踏まえた効率的な公共交通の実現」「利便性の向上による快適な利用環境の実現」「地域住民の公共交通の役割と必要性に関する意識醸成」の目標が掲げられおり、それに向けての施策を実施することとしています。

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▲「阪南市地域公共交通網形成計画」の目標及び施策
(同計画より引用)


今回の路線バス・コミュニティバスの再編は、この目標のうち「公共交通運営の効率化及び効果的な運行」を目指すものとし、その施策として「重複運行区間における輸送効率の改善」及び「地域内交通における路線の見直し」を実現するものであります。

この「重複運行区間」については、特に阪南市外の方には若干の説明が必要かと思います。
現在、阪南市内で完結する南海バス運行の路線バスは、以下の2路線が運行されています。
【701系統・701C系統(尾崎線)】
尾崎駅前〜和泉鳥取〜尾崎駅間(一部、中村西口止め)

【771系統・771C系統(阪南スカイタウン線)】
箱作駅前〜桃の木台小学校前〜箱作駅前(一部、桃の木台3丁目止め)


これとは別に阪南市の事業として実施しているコミュニティバスのうち、「緑が丘・さつき台コース」は南海バス「尾崎線」と、「桃の木台・万葉台コース」は「阪南スカイタウン線」と路線の一部が重複しています。
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▲阪南市内重複区間の現状について
(阪南市役所作成資料(https://www.city.hannan.lg.jp/material/files/group/21/03data00002.pdf)より引用。以下単に「阪南市役所資料より引用」と記す。)



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▲阪南市コミュニティバス「さつき号」。
阪南市役所を拠点に市内各地への路線を設定していますが、一部路線バスと重複する区間もあります。


このように、路線バスとコミュニティバスの路線が重複している区間があり、特に利用者の少ない時間帯においては非効率であり、採算性の低下による持続可能なバス路線の維持が難しいことから、今回これらを再編しようとするのが、今回の案であります。

ではどのように再編するのかについてです。
続きを読む

【大阪空港交通】阪急観光バスと合併、存続会社名は「阪急観光バス」へ(2022.7.1)

大阪空港(伊丹空港)へのリムジンバスを運行している「大阪空港交通」は、同じ阪急バスグループの「阪急観光バス」と合併するとともに、合併後の会社名を「阪急観光バス」とすることを発表しました。

大阪空港交通と阪急観光バスの合併および阪急バスの高速路線の移管に関するお知らせ|大阪空港交通

大阪空港交通と阪急観光バスの合併および阪急バスの高速路線の移管に関するお知らせ|2022年トピックス一覧|貸切バスの阪急観光バス(大阪)

大阪空港交通と阪急観光バスの合併および阪急バスの高速路線の移管に関するお知らせ|阪急バス

概要は以下の通りです。

【合併内容】
・大阪空港交通を存続会社、阪急観光バスを消滅会社とする吸収合併により実施
・合併後の商号は「阪急観光バス株式会社」と変更
(注:「大阪空港交通」の商号は消滅

【合併予定日】
2022年7月1日

【阪急バスの高速路線移管】
下記の阪急バスが運行する路線を阪急観光バス(合併後)に移管
(移管日はいずれも2022年7月1日)
・大阪〜新見・三次線
・大阪〜宮津・天橋立・峰山線
・大阪・京都〜新潟線
・大阪〜松江・出雲線
・大阪・京都〜松本線
・大阪〜松山・八幡浜線
・大阪〜高知線
・大阪〜高松線
・大阪〜鳴門・徳島線
・大阪〜阿波池田線
・大阪・京都〜富山線
・有馬温泉〜大阪線
・有馬温泉〜京都線

【その他】
大阪梅田 阪急三番街バスターミナルの運営等も合わせて合併会社(阪急観光バス)へ移管


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲大阪空港交通のリムジンバス。
といっても20年ほど前、大阪空港で何気なく撮影したものであります。
今では見られない西日本車体工業により架装された車両でありますが、それどころか「OKK」のマークさえも見納めになるかも知れない、とは想像外でした。


大阪空港を拠点に関西各地にリムジンバスを運行している大阪空港交通。
下記公式Webサイト内「会社概要」によりますと、1964年(昭和39年)5月から乗合バス事業を展開しています。
会社概要 | リムジンバスの大阪空港交通

現在では、水色・白色と、「空」をイメージした塗装の車体で、大阪市内を中心とした高速道路でよく見かけるリムジンバスは、大阪府内の方はもとより、大阪空港を利用する多くの方々にお馴染みのバスであるかと思います。


その大阪空港交通が今回、同じ阪急バスグループの阪急観光バスと合併し、高速バス、観光バス、そして空港リムジンバスを運行する、阪急バスグループの中長距離・貸切部門を担う会社となることが、今回発表されました。

今回の合併により、「大阪空港交通」という商号(会社名)は消滅することになりますが、そうすると同時に、今まで見慣れてきた「大阪空港リムジンバス」カラーのバスも、将来的に見納めになるのかも知れません。

もっとも、空港リムジンバスに使用される車両は専用車両を充当していることも多いため、空港リムジンバス専用塗装として合併後も存続する可能性もあるので、こればかりは合併後の方針発表を待つしか無さそうです。


ともあれ、「OKK」という略称としても親しまれてきた会社名が消滅することに寂しさを感じるところはありますが、コロナ禍でもある厳しい状況であることから、合併によって経営体質の改善を図り、安全運行、路線の維持・拡大を願いたいところと感じたニュースであります。




【関連ブログ】
大阪空港交通、阪急観光バスと合併で社名消滅 - 鉄道プレス

大阪空港交通、阪急観光バスを吸収合併へ 高速路線の移管も | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」



【関連ニュースサイト】
阪急バスグループ再編。大阪空港交通と阪急観光バスが合併し、阪急バス高速路線などを合併会社へ移管 - トラベル Watch



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【南海バス】関西空港内に燃料電池バスを導入(2022.3.16)展望ホール等への路線に投入

南海バス及び関西エアポート株式会社では、関西空港内に、水素を燃料として走行する「燃料電池バス」を導入することを発表しました。

燃料電池バスの導入について | 南海バス

概要は以下の通りです。

【導入経緯】
大阪府の「令和 3 年度 燃料電池バス導入促進事業費補助金」の交付および株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5 社からの寄付を受け、南海バスが関西国際空港内にて燃料電池バスを運行するもの。

【運行開始予定】
2022年3月16日(水)

【運行路線】
関西空港内 第1ターミナルビル〜展望ホール 他

【燃料電池バスイメージ】
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(上記発表内資料(https://www.nankaibus.jp/uploads//2022/02/J_220216_PressRelease_FCbus.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みが行われているなか、バスについても、従来からのディーゼルエンジンから、他のクリーンなエネルギーへの転換の試みが行われています。

今回ご紹介する「燃料電池バス」もその一つで、その仕組みは「水素と空気中の酸素の化学反応によって発生する電気を用いてモーターを駆動させ走行する」(上記発表内資料より引用)ものとのことで、走行時に環境負荷物質の排出を行わないことが特徴といえます。

今回、大阪府内で初めての燃料電池バスの導入とのことで、運行路線も展望ホール方面への路線が予定されていることから、少し未来の環境にやさしいバスを見るため、久々に関空を訪問してみるのもいいかも知れないな、と感じたニュースでありました。




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【和歌山バス】ダイヤ改正実施(2022.1.22)増便・一部系統の運行再開を実施

和歌山バスでは、来る1月22日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

ダイヤ改正を行います(2022/1/22実施) | 和歌山バス株式会社

概要は以下の通りです。

【実施日】
2022年1月22日(土)

【改正内容】
<平日>
・夕方一部時間帯の県庁前→JR和歌山駅間を増便

<土曜>
・122系統[JR和歌山駅〜和歌山城前・和歌浦口経由〜マリーナシティ]の運行を再開

<日曜>
・122系統[JR和歌山駅〜和歌山城前・和歌浦口経由〜マリーナシティ]の運行を再開
・44系統[南海和歌山市駅〜JR和歌山駅・紀三井寺駅経由〜医大病院]の運行を再開
・昼間時間帯の運行本数を土曜ダイヤと同等に変更
(朝夕の一部時間帯においては引き続き土曜ダイヤより運行本数が少ない路線あり)

<全日>
・各停留所の発車時間を修正


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



これまでは、毎年4月あるいは10月といったように、1年間に1回程度のダイヤ改正となっている和歌山バスですが、新型コロナウイルス感染症が広まりを見せてからというもの、特に4月や10月に拘らない時期に適宜改正しているように感じられます。

昨年は1月30日、6月23日といずれも年度初めでもない時期に2回も改正が実施されました。



昨年1月の改正では、最終便の繰り上げ(平日最大60分、休日最大106分)や休日の運行本数24%削減といった、かなり大幅な見直しを実施しました。
加えて、6月の改正でも、メイン系統の一つである「JR和歌山駅〜和歌浦口」において、平日の運行本数を減便するものとなっていました。

そういった減便に次ぐ減便のダイヤ改正が実施されたことで、今回も三たび減便のダイヤ改正か、と思いきや、今回は増発がメインの改正になっているのが特徴でしょうか。

削減後の利用者の動向から、減便しすぎて混雑等が増している便・路線や、コロナ感染が一定の落ち着きを見せ、需要が回復しつつある路線といったところで、便数を回復させた、といえるでしょうか。


とはいえ、今年に入って急に感染が広がった「オミクロン株」の影響から、利用者が再び減少に転じることも考えられることから、またもや減便のダイヤ改正が実施されることも考えられるだけに、事業者の苦悩は尽きないところ、と感じた次第です。




【関連ブログ】
wap ONLINE:和歌山バス、増発改正



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和歌山バス「車庫前」停留所を見にいく(2021.6.23に「高松北」に改称)

下記記事でご紹介したように、和歌山バスでは、来る6月23日(水)にダイヤ改正及び停留所名変更を実施することとしています。


停留所名の変更では、「公園前」「車庫前」といった、比較的本数の多い区間での停留所名変更も実施されることから、和歌山バスの利用者にとっては気をつけておく必要があります。

このうち、「車庫前」停留所は、かつて和歌山市内に路面電車が走っていた頃の車庫があったことから命名され、その後路面電車が廃止された後も引き続き半世紀にわたり、バス停の名称として使われ続けてきました。

しかしその、車庫が周りに見当たらない「車庫前」という停留所名も、あと数日で見納めとなることから、その記録を収めてこようと現地に向かうこととしました。

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▲「車庫前」停留所を発車する和歌山バス(JR和歌山駅方面)

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▲(同じく、和歌浦口方面)

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▲「車庫前」停留所の名称板。
6月23日から「高松北」に改称されます。

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▲「車庫前」停留所東側にあるNTTビル。
かつてはこの敷地に路面電車の車庫があったようです。


さて、この車庫前停留所ですが、上述の写真で示した南北の道路沿いのほか、もう一箇所乗り場があるのをご存じでしょうか。
その停留所も、先ほどの鉄製の頑丈なポールとは一変、木製の簡素な停留所となっています。

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この停留所は、ここ「車庫前」始発便のためのもので、かつては朝のラッシュ時間帯を中心に、ある程度の本数が設定されていましたが、現在は上記の時刻表のとおり、平日ダイヤの朝7:29発の1便のみとなっています。

この「車庫前」始発便も、6月23日のダイヤ改正で消滅し、この始発便専用の停留所も廃止されることとなります。


路面電車時代の歴史を今に伝えてきた「車庫前」停留所の名称も、明後日で見納めとなります。

和歌山ラーメンの系譜の名称にもなっている「車庫前」の停留所名が無くなるのは、和歌山市民の方々にとっても惜しいと感じる方もおられるかも知れません。
一方で、いつまでも「車庫」がないのに「車庫前」と停留所名を名乗るのも、おかしな話とも言えなくもないわけで、これも時代の流れ、ということで、記録に残しておいた次第であります。


機会があれば、この「車庫前」始発便の写真が撮れればいいのですが、流石に早朝の1便のみなので難しいかも知れませんね・・・




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【和歌山バス】ダイヤ改正・停留所名称変更(2021.6.23)「公園前」→「和歌山城前」、「車庫前」→「高松北」などへ

和歌山バスでは、来る6月23日(水)にダイヤ改正及び停留所名称の変更を実施することを発表しました。

ダイヤ改正および停留所名称の変更を実施します(6/23実施) | 和歌山バス株式会社

概要は以下の通りです。

【ダイヤ改正】
●平日ダイヤ
・25系統:JR和歌山駅〜和歌浦口を中心に運行本数を減便
・南海和歌山市駅→JR和歌山駅間の最終便を繰り下げ
・停留所間の所要時間を見直し、恒常化した遅延運行を改善

●土曜ダイヤ、日祝ダイヤ
・停留所間の所要時間を見直し、恒常化した遅延運行を改善
(運行本数の変更なし)

【停留所名変更】
公園前→和歌山城前(関西空港リムジンバス「公園前」は変更せず)
車庫前→高松北
アパート前→松ヶ丘
市民会館前→湊本町三丁目
小人町(こびとちょう)→小人町(こびとまち)(読み方の変更)
住金海南正門前→船尾西
発電所前→琴の浦水門
わかやま館前→マリーナ口
北島(88系統のみ)→北島橋


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲JR和歌山駅前に停車中の和歌山バス。
「公園前」停留所は経由停留所としても表示されることも多い停留所ですが、これが6月23日より「和歌山城前」に変更されます。


この4月に特に大きな改正のなかった和歌山バスですが、このままダイヤ改正がないと思いきや、6月23日にダイヤ改正に加え、停留所名を変更することが発表されました。

ダイヤ改正の内容は、平日のJR和歌山駅〜和歌浦口を中心に減便するもので、既に停留所に掲出されている時刻表によりますと、現行で毎時7〜8本設定されている同区間において、毎時6本に減便されることとなっています。
発表資料によりますと、「昨今のお客様の利用状況を踏まえ」とあるように、コロナ禍による外出控えや、そもそもの日中利用者の恒常的な減少も踏まえて、今回の減便に至った、といえそうです。


それ以上に驚いた内容が、停留所名の変更であります。

読み方の変更も含めて9停留所の変更となりますが、その中には、複数の行先の分岐点となる主要停留所「公園前」や、和歌山ラーメンの系統の一つである「車庫前系」の発祥でもある「車庫前」といった、割と利用者の多いバス停も含まれていることから、特に和歌山市民の方々には驚きをもって受け止められたのではないのでしょうか。


上述の画像のとおり、「公園前」は、経由停留所名として多くのバスの行先に表示されており、これが一気に「和歌山城前」と変わることから、観光客にとっては分かりやすくなる反面、日常の利用者にとっては慣れるのにしばらく時間がかかるかも知れません。

また、「車庫前」は、今は無き路面電車(廃止前は南海電鉄和歌山軌道線)の車庫の最寄りでありましたが、路面電車廃止後も引き続き「車庫前」の名前を貫いてきました。
今回、路面電車の廃止から半世紀を経て、その名残ともいうべき停留所名にも、幕が下ろされることとなりそうです。

「車庫がないのに車庫前」という、珍しい停留所名でしたが、変更前に訪問してその姿を記録できれば、と思った次第であります。




【関連ニュースサイト】
和歌山「車庫ないのに"車庫前"バス停」消滅 実はラーメン業界の歴史変える一大画期? | 乗りものニュース



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wap ONLINE:和歌山バス6月23日ダイヤ改正、バス停名変更も【追記あり】



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和歌山市内での連節バス(南海バス・シターロ)試走の様子を撮影する(2021.3.6)

和歌山市では、誘致を進めている統合型リゾート(IR)を含めた市内の公共交通アクセスを改善するため、南海電鉄とBRTの共同研究を実施しています。



その中で、南海電鉄が関西空港で運行している連節バスを使用して、交差点の道路改良の必要性、既存交通への影響等を検討するための試走を、今年度中に実施することを発表していました。


今回、この試走が2021年3月6日(土)と7日(日)の二日間で行われることが発表されましたので、早速その様子を見に行くことにしました。

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