阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

その他の話題

【JR西日本】阪和線・山中渓〜紀伊間等のトンネルで携帯電話通信可能に(2023.3.16〜)

JR西日本は、各携帯電話サービス提供事業車と共同で、湖西線、山陰本線及び阪和線のトンネル区間において、携帯電話通信サービスの整備が完了し、順次サービスを開始したことを発表しました。

トンネル区間における携帯電話通信サービス開始のお知らせ 湖西線 マキノ−近江塩津駅間、山陰本線 嵯峨嵐山−馬堀駅間、阪和線 山中渓−紀伊駅間:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【新たな通信サービスの開始日時及びエリア】
●湖西線:
区間・・・マキノ〜近江塩津間
開始日時・・・2023年3月16日(木)始発よりサービス開始済み

●山陰本線:
区間・・・嵯峨嵐山〜馬堀間
開始日時・・・2023年3月16日(木)始発よりサービス開始済み

●阪和線:
区間・・・山中渓〜紀伊間
開始日時・・・2023年3月16日(木)始発よりサービス開始済み(KDDI、ソフトバンク)、2023年5月下旬予定(NTTドコモ)

【エリアイメージ】
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(同社発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230320_00_press_keitai.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



かつて、まだ音声通話しかできなかった時代には、地下鉄やトンネル区間では「圏外」が当たり前となっていた携帯電話。
スマートフォンの普及も相まって、そういった不感地域の解消が課題となり、新幹線などではトンネル区間での携帯電話サービス開始が順次拡大してきました。

同様の動きは在来線でも着実に取り組みが進んできて、近畿圏で言えば、京都〜大津間などの区間で既に携帯電話のサービスが利用できるようになっています。

こういったトンネル区間での不感地域の解消は、運行障害時の連絡にも重宝することから、特にそれなりの利用者が通過する区間では、その解消が引き続き課題となってきました。

そんな区間の一つが、阪和線の山中渓〜紀伊間、といって差し支えないでしょう。

この区間では、特急「くろしお」や紀州路快速、快速といった列車が1時間に日中は5往復程度通過する上に、区間内のトンネル「雄ノ山トンネル」も比較的長いトンネルで、ここを含む区間は山間部であることから、携帯電話の電波が届かない状態が続いてきました。

加えて、この区間では、「イノシシ等の小動物との衝突」「雨や雪による竹木の線路支障」と、自然事象に起因する運行障害が発生する区間でもあります。
そのため、現場と指令所の連絡は勿論、乗客の通信手段としても、携帯電話の不感エリアの解消は、多くの利用者から望まれてきたのは相違ないでしょう。

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▲阪和線・山中渓駅。
大阪府阪南市の駅で、次の紀伊駅から和歌山県となります。
和泉山脈をトンネルで越えることから、これまで携帯電話のエリア外の区間も存在していました。


勿論私自身も、この山中渓〜紀伊間での携帯電話不感地域の解消は、ずっと待ち望んできました。
単に「Twitterのタイムラインが途切れる」等の趣味的な話だけでなく、竹や動物に接触し、山間部で停車した際、自宅や職場へ迅速に連絡する手段が無かったことから、もどかしい思いをしたことも、数回程度では済みませんでした。


「阪和線の沿線から」とうブログを名乗っている以上、この区間とは切っても切り離せない生活を送ってきている人間からすれば、一刻も早くこの区間の不感地域が解消されないか、今か今かと待ち続けてきました。


そんな中、本日、ようやく、やっとといいましょうか、山中渓〜紀伊間での携帯電話サービス開始の報に接することができ、感無量というのが第一の感想でありました。

折しも、去る3月18日(土)には大阪駅うめきたエリア地下ホームが開業し、特急「くろしお」全列車が大阪駅に停車するようになりました。


そんな節目の日に前後して、阪和線全線で携帯電話での通信可能となったことから、これら二つのニュースを合わせて、新しい阪和線の時代へ進行開始、と捉えるのは、決して大げさではないかも知れません。


ともあれ、個人的には現在通勤に阪和線は使用していないものの、今回の整備で今後和歌山市内等に転勤になった際、雄ノ山トンネル区間で「圏外」となることから解放されるのは、非常に嬉しいと感じ、そのメリットを早く体験したいな、とも感じたニュースであります。



【関連ニュースサイト】
湖西線・山陰本線・阪和線トンネル区間で携帯電話通信サービス開始 | マイナビニュース




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2023年橿原神宮の大絵馬(うさぎ)

この3が日は、これといった外出はしませんでした。

その代わり、大みそかに一足早く橿原神宮へ初詣にいってきました。
その際に、同神宮で毎年恒例の「大絵馬」も見てきました。

今年の干支「うさぎ」がデザインされた絵馬でありました。

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▲絵馬をバックに撮影する行列を整理するためのポール・コーンも準備万端でした。

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▲本殿の風景。

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▲鳥居。

大みそかに訪問したので、当たり前ですが人もまばらでした。
これがあと半日もすれば押し合いへし合いの混雑になるというのも何だか不思議なプレ初詣でした。

(参考)
令和5年 卯年の大絵馬へ – 橿原神宮



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謹賀新年

R5年賀状(ブログ)
あけましておめでとうございます。
本年も引き続き、当ブログ「阪和線の沿線から」をどうぞよろしくお願いいたします。



毎年当ブログ恒例となっている「年賀状画像」ですが、今年は「うさぎ年」ということもあるのかも知れませんが、「うさぎ」にまつわる列車画像として阪急電鉄で運行している「ミッフィー号」神戸線の様子を採用しました。



2004年9月に開設したこのブログですが、早くも今年で19年を迎えます。

そういう意味では、今年は開設20周年に向けた飛躍の年…というカッコいい目標を掲げるわけでは決してなく、引き続き読者の皆さまが鉄道やバス、航空やフェリーを使う際の少しでも参考になればと考え、更新を続けていきたいと思います。

昨年10,000件の記事アップを達成しましたが、次なる20,000記事達成に向けて、コツコツ更新を続けていきたいと思います。

本年も引き続きご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


ブログ「阪和線の沿線から」管理人



【他ブログさんからの新年のご挨拶】
(適宜更新していきます)
【ご挨拶】2023年、あけましておめでとうございます。 | Osaka-Subway.com

Msykの業務(鉄道)日誌:謹賀新年

【謹賀新年2023】あけましておめでとうございます【正月】 | Style -Train Graphics-

【恭賀新春】2023年は23系の年!【あけましておめでとうございます】 | Osaka Metropolis

謹賀新年 2023 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」



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2022年の当ブログ振り返り

2022年も残すところあとわずかとなりました。
本年も当ブログ「阪和線の沿線から」に多数のご訪問をいただきまして、本当にありがとうございました。
管理人から御礼を申し上げます。

ということで、今年も恒例となりつつある、今年のブログ記事から一年を振り返ってみたいと思います。



2022年初頭から感染か拡大した「新型コロナウイルス感染症」。
丸3年間コロナと向き合ってきましたが、今年になりようやく「アフターコロナ」を見据えた動きが鉄道を初めとした公共交通で見えてきたのではないか、そう感じた一年でした。

具体的には、「コロナ前の水準に利用者は戻らない」ことを前提に、ダイヤや運賃制度の見直しが目に見えて動き出したことが挙げられます。

いくつか具体例を挙げてみます。まず運賃・料金の値上げの記事からです。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】京阪神エリアの特定区間運賃を一部見直し。天王寺〜和歌山間は870円→890円へ
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】運賃値上げ申請を発表(2023年10月実施予定)初乗り160円→180円に、難波〜中百舌鳥間は特定運賃を設定
阪和線の沿線から : 【近鉄】普通運賃の値上げ申請を発表(2023年4月実施)。併せて一般車両の新造投入も実施へ(2024年度〜)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」指定席特急料金の値上げを実施(2023.4.1購入分〜)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】在来線特急料金の一部値上げを発表。B特急料金・岡山以西での乗継割引を廃止へ(2023.4.1〜)
阪和線の沿線から : 【JR四国】運賃値上げを発表(2023年春から)初乗りは170円→190円へ、全体で約13%の値上げへ
少なくない鉄道事業者が運賃・料金の値上げを発表しました。
南海・近鉄に関しては30年近く運賃の値上げを行ってきませんでしたが、元より少子高齢化で利用者の減少トレンドが続いていた中で、コロナ禍による行動変容が追い打ちをかけ、既存の運賃では持続的な運営が困難になることから、運賃の値上げを発表しました。

「値上げ」関連でいえば、回数券の廃止が相次いだのも今年の出来事でした。
阪和線の沿線から : 【JR北海道】普通回数乗車券の発売を終了(2022.11.30限り)JRグループ全社で発売が終了に
阪和線の沿線から : 【阪急・阪神・山陽・能勢】ICOCAによるポイント還元サービス開始。回数券廃止も併せて発表。

コロナ禍前には想像さえできませんでしたが、今年11月でJRグループから「普通回数券」が廃止となりました。
つい最近まで、おトクなきっぷの代名詞であった「普通回数券」。まさかこんな早いスピードで消滅するとは、全く予想できませんでした。

また回数券の廃止はJRグループに限った話ではなく、上述のとおり阪急・阪神・山陽・能勢の各社でも回数券を廃止し、ポイントサービスへ移行することが発表されました。
回数券廃止に至る背景は、各ニュース記事でも触れていますが、ICカードサービスの普及による代替サービスの提供が可能になったことが大きいでしょうか。
また、回数券のメリットの一つであった「持参人有効」という仕組みが、各事業者の収益の圧迫をもたらしていたのも、要因としては考えられます。
ともあれ、「回数券の廃止」は、歴史的な出来事として、今後語り継がれるかもしれない、そんなターニングポイントな年だった、となるかも知れません。

「値上げ」関連では、「鉄道駅バリアフリー制度」が各社での導入が発表されたのも今年の出来事でした。
阪和線の沿線から : 【JR東日本】バリアフリー設備整備促進のため「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用。電車特定区間で10円(普通運賃)加算に(2023年3月〜)
阪和線の沿線から : 【阪急・阪神】バリアフリー設備整備推進に向け運賃値上げ(2023.4.1〜)鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、普通券で10円の値上げ
阪和線の沿線から : 【京阪】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1〜)定期外で大人10円を加算
阪和線の沿線から : 【Osaka Metro】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを発表(2023.4.1〜)2026年度以降は御堂筋線に低床車両導入も計画
阪和線の沿線から : 【山陽電鉄】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを実施(2023.4.1〜)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1)2025年度からは料金収受エリア拡大を予定
阪和線の沿線から : 【神戸電鉄】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを実施(2023.4.1〜)大手民鉄・JRグループ以外では初めての発表

今年の4月にJR東日本がこの制度の導入を発表して以降、関東地方のみならず多くの鉄道事業者が本制度の導入による料金徴収を発表しました。
関西地区でも上記リンクで挙げた各社が導入を発表しています。
徴収した財源を元に、ホームドアの整備等が進められることとなっており、今後より安全で快適な鉄道駅が実現していくことが期待されます。

その成果を日々の利用で注目していきたいと思いますが、それに加えて料金徴収により、更に複雑化するJRグループ運賃制度についても、値上げ後の時刻表をじっくり見てみたいと思ったりしました。



コロナ禍で鉄道事業者が利用者減少の影響を受けましたが、特に影響が大きかったのは「国際空港アクセス特急」でした。
コロナ禍により海外との行き来が大きく制限された結果、出入国者数はどん底にまで減少し、その影響は空港アクセス特急にまで及びました。

こちら関西空港でも特急「はるか」(JR西日本)、「ラピート」(南海電鉄)が大幅な減便を強いられました。
しかし今年になり、これら減便された列車が徐々に運行再開し、「はるか」「ラピート」ともに所定のダイヤどおりの運行が再開されました。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】特急「ラピート」全列車運転再開(2022.5.2〜)5月2日は運転再開列車の乗客にノベルティグッズを配布
阪和線の沿線から : 【JR西日本】特急「はるか」全列車運転再開(2022.11.1〜)コロナ禍を経て2年半ぶりの再開

特に「はるか」は、日中の運転が殆ど行われていなかったこともあり、鳳や日根野で多数の編成が留置される姿を見て、痛々しくも感じました。
しかし、今年の11月からはコロナ前と同様の本数での運行が再開されました。
ただ、コロナ前には全列車9両編成での運転計画であったものが、一部時間帯を除き6両編成となっており、増結用に投入された「271系」は未だ本来の活躍ができていない事実もあります。

今後「アフターコロナ」の施策が進み、より多くの外国人観光客が戻ってくると、「はるか」全列車9両編成の復活もそう遠くない話になればいいな、と思っています。

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▲新大阪駅に停車中の「はるか」271系。
この列車は朝ラッシュの輸送も兼ねているため、所定9両編成となっており、このように271系も使用されています。
とはいえ全列車9両編成まではまだ利用者の回復が進んでいませんので、このような姿が終日見られる日が再来することを願いたいところです。




「ラピート」の話題つながりでは、こちらも見逃せない話題でした。
泉北高速鉄道の特急「泉北ライナー」に、「ラピート」形の南海50000系が充当され、今年11月から運用を開始しています。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】50000系車両(ラピート)を特急「泉北ライナー」として運行(2022.11.1〜)試乗会も実施。高野線の「自由席特急」は運行終了
阪和線の沿線から : 【泉北高速】「ラピート」車両の「泉北ライナー」に乗ってきました(2022.11.2)

「泉北ライナー」に「ラピート」形が投入されるようになった経緯は、下記のとおり、高野線の小原田車庫で南海30000系「こうや」が線路支障を発生させ、長期間の離脱となったことがはじまりでした。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

このトラブル対応から、10月下旬まで2000系による「自由席特急」が運行されました。
阪和線の沿線から : 【南海高野線】2000系による自由席特急列車をみる(2022.5.27)小原田車庫での線路支障による「こうや」「りんかん」の代走として運行。
阪和線の沿線から : 【南海高野線】2000系自由席特急の撮影(2022.5.29、我孫子前〜浅香山)
阪和線の沿線から : 南海高野線の自由席特急に乗車する(2022.6.12)

自由席特急の代走が長期化するなか、特急用車両の検査の必要も生じてきたからでしょうか、11月に「ラピート」50000系を「泉北ライナー」に投入し、その玉突きとなる11000系は「りんかん」に、そして浮いた編成を検車していく、という一連の流れのなかで、50000系「泉北ライナー」が誕生したと考えられます。

登場後28年を経て、まさか泉北高速鉄道の特急列車として充当されるとは、誰が想像したでありましょうか…

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▲泉北高速鉄道 栂・美木多駅に到着する南海50000系「ラピート」使用の特急「泉北ライナー」。
一体誰が、「ラピート」が泉北高速鉄道の特急として運行される日が到来することを予想できたでしょうか。
かつて泉北高速鉄道沿線に住んでいた私にとっても、これは衝撃以外の何者でもありませんでした。




泉北高速鉄道に関して言えば、新型通勤車両「9300系」の導入も注目を集めました。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型通勤車両「9300系」導入を発表(2023年夏)5000系等のラインカラーもブルーのみに統一へ
阪和線の沿線から : 泉北高速鉄道9300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2022.12.21)

既に導入が続いている南海8300系の泉北高速鉄道版とも言うべき車両ですが、塗色からみるとむしろ
「小田急」という声も多かったことで、これまた関西のみならず関東のファンからも注目を集めました。
阪和線の沿線から : 「小田急に似ている」泉北高速鉄道9300系を考察したOdapediaさんの記事のご紹介。そしてなぜ「9300」という型式名なのかについても考えてみました。

泉北高速鉄道9300系の営業運転は来年夏を予定していますので、その様子も来年のブログでご紹介できればいいなと思っています。

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▲車両メーカーから輸送され、和歌山市駅に到着した泉北高速鉄道9300系。
南海電鉄8300系をベースにしているとはいえ、ご覧のとおり「小田急」に近い印象を抱いた方は決して少なくないでしょう。
来年夏の営業運転開始に向けて、引き続きその様子をご紹介していきたいと思います。




そして今年は、地方鉄道のあり方についてどうあるべきか、各地で話し合いが始められるきっかけの年、といえたでしょう。
今年の7月、国土交通省の検討会が、地方鉄道の今後の方向性についての提言書を取りまとめ、公表しました。
阪和線の沿線から : 地方鉄道の在り方に関する提言とりまとめが発表。輸送密度1,000人未満の線区では国が協議会を設置することも可能に【国土交通省】

地方鉄道の見直しについては、これまでもこのブログでご紹介してきましたが、今年、国から具体的な提言がまとめられ、そして地域と鉄道事業者はどう動いていくべきか、がまとめられたのは、各地で同様の問題で頭をなやましている地方自治体や鉄道事業者にとって、建設的な意見交換や今後のあり方の決定に関して非常に有意義であったかと思います。

この提言に基づき協議していくことで、廃止を選択する鉄道路線も勿論生じるかも知れませんが、それは地域が実情に応じて判断した、ということでその選択を尊重してく必要があると考えています。
勿論、鉄道として存続するのであれば、鉄道ファンというからには、寄付などの何かしらの金銭的支援をしていく必要もあるかな、と考えています。

今後数年間で、国内ローカル線の姿が大きく変わろうとしているだけに、今後の各地域の議論の状況にも注目していきたいと思っています。

そして、この提言とは関係なしに「廃止」というキーワードが突如発生したのが、広島県の新交通システム「スカイレールサービス」の廃止でしょうか。
阪和線の沿線から : 【スカイレールサービス】2023年末目途に運行終了との報道

この「スカイレールサービス」、実は今年の5月のGWに乗車しようとして現地に向かったはいいのですが、その現地で運休を知るという事態に遭遇してしまいました。
阪和線の沿線から : 【スカイレールサービス】2022年4月29日〜5月3日は運休。公式Webサイトが無い路線で事前に運休日を確認する方法とは?

この時は、まだ廃止方針が発表されていなかっただけに、いつか再訪できればいいな、と思っていたのですが、この11月の廃止報道で、そんなのんびりした猶予は奪われ、廃止までに乗車のスケジュールを立てないといけない事態となってしましました。

それもこれも、5月の連休に運休していることをちゃんと確認していなかった当方に原因があるわけですが、来年中に乗らないといけない、新年の目標が早々にできあがった、ともいえるニュースでありました。

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▲今年5月にスカイレールサービスに乗車しようと現地に向かいましたが、残念ながら設備点検のため終日運休となっていました。
この時はまだ廃止の方針は明らかとなっていませんでしたが、その後廃止が明らかになり、早急に再訪・乗車しなければならないことになりました。
来年は是が非でも乗車したいと思います。




以上、鉄道関係にまつわる今年の話題をかいつまんでお届けしましたが、当ブログの運営的にも、今年は大きな節目を迎えることができました。

今年11月に、当ブログの記事数が1万件を達成しました。
阪和線の沿線から : 【ご報告】当ブログの記事数が「1万件」に達しました!

2004年9月に開設したこのブログですが、通勤も含めた日々の乗車記録もアップしていることもあって、記事数だけはかなり多いブログではないか、と思っていました。
とはいえ、日々の積み重ねの結果、1万件の達成というのは、我が事ながら恐縮ですが、今後のブログ運営でも誇っていきたいな、と感じています。

勿論、これだけの記事数を執筆し続けることができたのも、多くの皆さんが繰り返し当ブログへご訪問していただいたことには間違いありません。

皆様にご訪問いただいた結果がPV数として数値化され、それが更新の励みになっているのは紛れもない事実ですので、これまでご訪問いただいた方々に深く感謝するとともに、今後とも引き続き、ご訪問をお願いできればと思います。



以上、この一年を鉄道関係の出来事を中心に振り返ってみました。

新型コロナウイルス感染症も三年目となりましたが、「アフターコロナ」に向けてようやく動き出したのは、交通関係にとってはようやく見えてきた明るい兆し、と思えました。

勿論、この12月に感染者も急増しており、引き続き感染対策は重要ですが、コロナ感染拡大直後のような、どの列車も空気輸送という、見るも悲惨な光景は、もう二度と見たくもないですし、そのためには、正しい知識をもって感染症に対応していくことが大事なのかな、と思っています。


来年は、ブログ19年を迎え、いよいよ20年に向けてのカウントダウンが始まる年、といえます。
とはいえ、引き続き読者の皆さまの少しでもお役に立つ情報をお届けできればと思っています。


最後になりましたが、本年も当ブログ「阪和線の沿線から」をご覧いただきありがとうございました。
来年も引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



【追伸】
今年も記事を執筆するにあたり、様々な鉄道系ブロガーさんの記事を参考にさせていただきました。
本当にありがとうございました。

御礼の意味も込めて、今年一年の総括記事へのリンクを貼らせて頂きました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

【ご挨拶】2022年もありがとうございました。 | Osaka-Subway.com

Msykの業務(鉄道)日誌:2022年の纏めに

2022年 年末のご挨拶 : JR阪和線つれづれ記

2022年もありがとうございました。 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」

本年もありがとうございました : コクゴ鉄道ニュース

年末のご挨拶 - kqtrain.net(京浜急行)






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2022年の当ブログPV数は約72万。多数のご訪問ありがとうございました。

2022年もあとわずかとなりました。

今年一年の振り返りは改めて記すとして、初めての試みとして、この1年のPV数や人気記事をご紹介して、この機会に当ブログの舞台裏を少しでも知っていただければと思います。
(※)
当方で確認した、2022年1月1日〜12月30日のGoogleアナリティクスのデータを元に作成しています。



【PV数】
今年のページビュー数(PV)数は、71万7,777PVでした。
今年も多数のご訪問ありがとうございました!
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一日で最もPV数が多かったのは、5月23日の7,279PVでした。
一年間のPV数推移は上記折れ線グラフのとおりですが、Google Discoverに載ったりすると、一気に増加する傾向が出ています。
ただそうでない時も安定的なPV数はあるので、やはり日々の執筆が大事なのかな、と思っています。




【人気記事】
次にこの1年に多く読まれた記事TOP5をご紹介します。

【第1位:12,576PV】
「【JR北海道】福島県沖地震に伴い脱線したH5系は廃車の方向か。2021年度決算で特別損失14億円を計上」



【第2位:11,360PV】
「【JR東海】HC85系「ひだ」は7月1日より営業運転開始。大阪発着「ひだ」投入検討の報道も。」




【第3位:9,515PV】
「【スカイレールサービス】2023年末目途に運行終了との報道」




【第4位:9,498PV】
「【JR西日本】おおさか東線の207系・321系は来春のダイヤ改正後も引き続き運用との「乗りものニュース」報道」




【第5位:9,320PV】
「【JR東海】HC85系投入後もキハ85系は臨時列車として当面は使用の報道」



第2位と第5位に、いずれもJR東海のHC85系の話題が来ているところが、皆さんの関心の高さを感じました。
来年は3月ダイヤ改正で大阪発着も含めて「ひだ」定期列車全列車がHC85系に置き換わります。
そして続く「南紀」のHC85系投入もあり、引き続き注目を集めそうな話題ですね。



以上、簡単ではありますが、今年の当ブログ「阪和線の沿線から」へご訪問いただいた結果をご紹介しました。
決してPV数を集めて資金を稼ごう、とかいうことは考えていないのですが、そんな稼ぐ気ゼロのブログでも、これだけの方々に見ていただいていることに、感謝と責任の重さを実感しています。

とはいえ、あくまで個人が趣味でやっているブログなので、楽な気持ちで、私と皆さんのお役に立つような記事を執筆していきたいと思います。



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【ご報告】当ブログの記事数が「1万件」に達しました!


いつも当ブログ「阪和線の沿線から」にご訪問いただきまして、ありがとうございます。

本日は皆様にご報告があります。
昨日の下記記事をもちまして、当ブログの記事数が1万件に達したことを、ご報告します。



20221117ブログ管理画面3
▲1万件の記事投稿の記録ということで、当ブログ管理画面の「投稿情報」の画面コピーを掲載しておきます。
赤枠内をご覧のとおり、「これまでの投稿数」が10000(1万)となっていることがわかります。




当ブログは遡ること18年前、2004年9月21日にスタートしました。
開設当時は、鉄道、バス等の公共交通機関の乗車記録をブログに残しておけば色々と便利なのではないか、という気楽な気持ちでスタートしたように記憶しています。

その後、乗車記録だけでなく、公共交通関係のニュースや旅行記、撮影記録などと、その内容も徐々に広げていきました。

また対象とする公共交通の分野も鉄道からバス、航空に船舶と、陸・海・空の主な公共交通機関をほぼカバーするほどに広げてきました。

そんな幅広い対象から、個人的に注目している事業者やエリア、分野等を中心としつつ、一方で気になるニュースがあれば、それに関わらずアットランダムに取り上げているという、本当に管理人の気の向くままに書いてきたブログであります。

このように、本当に気まぐれなブログでありますが、嬉しいことに毎日数多くのご訪問をいただいています。
また、同じく鉄道や交通系のブログを執筆されている方々からも、沢山のリンクを貼っていただいています。
本当にありがとうございます。

このように1万件の記事を重ねてくることができたのも、比較的書きやすい交通分野の話題とその乗車記録であったから、というのもありますが、それ以上に沢山の皆様からの日々のページビューをいただいているからに他なりません。
皆様のご訪問が執筆の励みになったことは確かであります。

そういう意味では、この1万件達成は、管理人の私だけでなく、このブログをご訪問いただいた皆様とともに築き上げた結果、ともいえるでしょう。
本当に、ありがとうございます。



ところで当ブログの性格上、記事は1万件あるものの、その半分程度は「乗車記録」となっています。
ただ、「ブログ」(Blog)というのは、「Weblog(ウェブ上のログ=記録)」から来ているように、「乗車記録」という「ログ」も立派な「ブログ」記事の1件であるといえます。
ですので、乗車記録が半数程度を占めていても、「1万件」であることには変わりない、と考えています。



このように、1万件の節目を迎えたこの「阪和線の沿線から」ですが、今後も引き続き、乗車記録や公共交通のニュース、旅行記、撮影記録等を気の向くままに書いていきたいと思います。

日々の仕事や家事などの合間を縫って執筆していますので、時間の限りもあることから、各々の内容は決して掘り下げたものではありません。
そのため、専門性という意味では他のブログの方々にはかなわないことは、自分自身実感しています。

ただ、このブログの記事を読まれた皆様が、公共交通の利用や趣味活動に少しでもお役に立てれば、という気持ちをもってこれからも書いていきたいと思います。


繰り返しになりますが、これまで当ブログへご訪問いただき、ありがとうございます。
引き続き、今後もご愛顧をいただければと存じます。

ブログ「阪和線の沿線から」管理人



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皆既月食を見てきました(2022.11.8)

今日(2022年11月8日(火))は、皆既月食が見られる、というので、自宅のベランダで一眼レフカメラを三脚に立てて撮影してみました。

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▲自宅に帰宅して、しばらくは雲が出ていたのであまり撮影できませんでした。

そうこうしているうちにかなり月が欠けてきました。


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DSC08340 (2)_R
▲皆既となった月は、赤黒い色に変わります。
その様子が今回の月食では86分間続いたとのことで、このようにじっくり撮影できました。
(参考)
皆既月食・天王星食(2022年11月) | 国立天文台(NAOJ)


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▲皆既月食が終わり、元の姿に戻っていく様子も見ることができました。




今日は、皆既月食に加えて、月が天王星を隠す「天王星食」も発生しました。
手持ちのカメラでは、天王星食まで撮影できませんでしたが、これは大変稀なことでして、皆既月食中に惑星食が日本で見られるのは、前回は西暦1580年(442年前)、次回同様なことが起こるのは2344年(322年後)とのことで、これまた気の遠くなる話でありました。
(参考)
2022年11月8日 皆既月食・天王星食 解説資料|国立天文台

ともあれ、見やすい時間に見ることができた今回の皆既月食。
多くの方が夜空を見上げてその様子を眺めたのではないのでしょうか。




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「JRグループ音楽連盟」定期演奏会が3年ぶりに香川県高松市で開催(2022.11.12)

JRグループ各社には、社員及び関連会社の社員等で構成された吹奏楽団やバンドがあり、その連合組織として2015年に「JRグループ音楽連盟」が発足しました。

以降、2016年から2019年まで毎年、各社の拠点を持ち回りで「定期演奏会」が開催されてきました。
阪和線の沿線から : JRグループ各社の吹奏楽団が集う「JRグループ音楽連盟」第3回定期演奏会が大阪府高槻市で開催(2018.11.18)
阪和線の沿線から : JRグループ各社の吹奏楽団が集う「JRグループ音楽連盟」今年の定期演奏会は福岡県北九州市で開催(2019.11.23)

しかし2019年11月に開催された第4回定期演奏会以降、新型コロナウイルス感染症の影響もあってか、演奏会が開催されない状態が続いていました。

そんな中、今回、JRグループ音楽連盟の第5回定期演奏会が、香川県高松市で開催されることが発表されました。

JRグループ音楽連盟 第5回定期演奏会の開催について
音楽でつながる一本列島 〜全国JRバンド四国大集合〜|JR四国吹奏楽部


概要は以下のとおりです。

【日時】
2022年11月12日(土)
開場:13時30分/開演:14時

【場所】
レクザムホール(香川県民ホール)大ホール


【入場料】
無料

【出演団体】
・JR北海道音楽クラブ(特別合同演奏のみ参加)
・JR東日本東北吹奏楽団、
・JR東海音楽クラブ
・マリンライナーズ(JR 西日本)
・JR四国吹奏楽部
・JR九州吹奏楽団
・JR貨物音楽部
・JRグループ特別合同楽団(各社合同演奏)

【パンフレット】
2022110201
(上記発表資料(https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2022%2011%2002.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2019年11月に開催された「第4回定期演奏会」(福岡県北九州市)の情報を取り上げたブログ記事では、私は最後に以下のとおり述べていました。
さて、第4回がJR九州のエリアで開催された、ということは、気の早い話ですが、来年(2020年)の第5回の定期演奏会はJR四国エリアで開催されるのかも知れませんが(以下略)

しかしこの直後に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、次の演奏会は来年どころか3年も待つことになってしまいました。

「鉄道事業者」「音楽演奏」ともに「新型コロナウイルス感染症」と相容れることが難しいもので、まず「鉄道事業者」は人の動きが抑制されることによる収入の減少、そして「音楽演奏」は息を吹き込む管楽器の演奏やホールに観客が集まることによる感染拡大の懸念と、「鉄道事業者」の「音楽クラブ」が「演奏会を実施する」状況には全くありませんでした。

「このままJRグループ音楽連盟は消滅してしまうのではないか?」という懸念さえ感じていたわけですが、今回の発表はその懸念を払拭するに値する大きなニュースでありました。

しかも、このJRグループ音楽連盟に、今回の演奏会から「JR貨物音楽部」も参加することとなり、これまで以上に多彩なプログラムが期待できるのではないかと思われます。



そのプログラムをつぶさに見ますと、大変興味深い楽曲が演奏されることがわかります。

その楽曲とは「JR東海音楽クラブ」「アルプスの牧場」であります。

この「アルプスの牧場」、今年7月に特急「ひだ」で運行開始した新型車両「HC85系」に搭載されているチャイムでありますが、更に遡ると、国鉄時代の気動車に搭載されていたチャイムの曲でもありました。


新型特急に懐かしのチャイム 今週一週間の鉄道ニュース - 鉄道コム
【音源あり】HC85系ひだ試乗 車内チャイムは2種類の「アルプスの牧場」 | 話題 | 鉄道新聞
7/1デビュー!JR東海 特急「ひだ」運用の新車両「HC85系」の車内チャイムに起用! – sugitetsu.com

その楽曲が、このようにJR東海の音楽クラブによって演奏されるとのことで、これは吹奏楽や音楽そのものにはあまり興味がない鉄道ファンの方々も、一見、いや一聴の価値があるのではないのでしょうか。


今回はJR四国エリア・高松での開催となり、また開催直前の発表ということもあり、聴きに行くことは難しそうです。
今後、この定期演奏会が毎年開催されるようになったとしても、JR西日本エリアで開催されるのは少なくとも3年後(JR東日本エリア、JR東海エリアの翌年)と考えられます。

次の機会に間近でみることができそうなのは、暫く先になりそうですが、各社とも厳しい経営の中、この活動が続くよう、何らかの形でサポートできればいいな、とも感じたニュースでありました。



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高野山の紅葉状況(2022.10.22現在)見頃は来週以降でしょうか… #高野山

本日、ちょっと用事で高野山まで向かいました。

そろそろ紅葉の時期?という声もありましたので、本日の紅葉の状況を記録してきました。
20221022_125031_R
▲大門

20221022_125434_R
▲高野山の街中を走る南海りんかんバス

ご覧のように、紅葉の見頃は来週あたりからでしょうか。

紅葉を見にいくのに便利な、土休日限定のバス「高野山麓世界遺産アクセスバス」も運行されています。
本記事を参考にして訪問してみてはいかがでしょうか。





なお、来週(10月29日(土)・10月30日(日))には、高野町内で交通実証実験が実施されます。
高野町内において交通実証実験を実施します!! |高野町

概要は、「高野山防災ヘリポート」「大門南駐車場」「高野町塵芥処理場」に臨時駐車場を設けて無料送迎バスで町内に向かうことができる、というものです。
臨時駐車場を利用すると、「総本山金剛峯寺本坊の拝観料(大人1,000円、小人500円)が無料」となりますので、来週末に車で高野山に来られる方で、金剛峯寺を拝観される方は、この臨時駐車場を利用してみてはいかがでしょうか。



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【南海電鉄】「ラピートデジタルきっぷ」発売開始(2022.8.8〜12.10)前日までの購入で関西空港への「ラピート」利用が割安に

南海電鉄では、関西空港アクセス特急「ラピート」をおトクに利用できるQRコードを用いたデジタルきっぷの「ラピートデジタルきっぷ」を発売することを発表しました。

“特急券付き"デジタルきっぷは今回が初!「ラピートデジタルきっぷ」を8月8日から発売開始!|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【発売期間】
2022年8月8日(月)〜12月10日(土)

【利用可能期間】
2022年8月9日(火)〜12月11日(日)
※利用日当日の購入は不可。
※購入日から起算して1か月以内の任意の日を選択可能。
但し11月10日(木)以降の購入は、有効期間は12月11日(日)まで。

【対象】
難波・新今宮・天下茶屋・堺〜関西空港 相互間の片道(レギュラーシートのみ)

【発売額】
・難波・新今宮・天下茶屋〜関西空港:1,200円
(関空トク割ラピートきっぷの場合:1,290円)

・堺〜関西空港:1,100円
(関空トク割ラピートきっぷの場合:1,290円)

【イメージ】
nankai_rapit_digitalticket
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220805_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄では現在、Visaのタッチ決済やQRコードに対応した改札機を、実証実験として運用しており、その稼働駅も徐々に増やしています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】Visaのタッチ決済・QRコード利用の実証実験を開始(2021年春〜)
阪和線の沿線から : 【南海・泉北高速】Visaのタッチ決済導入拡大を発表。泉北線全線では4月25日から、南海電鉄線でも新たに5駅で5月以降利用可能予定に


今回発表のあった「ラピートデジタルきっぷ」は、同社が提供するのアプリ「南海アプリ」内で購入、決済、座席指定、乗車が完結しており、窓口や券売機できっぷ類を購入することなく、スマホ上ですべての手続きが可能となっています。

この「ラピートデジタルきっぷ」ですが、新しい取り組みでもあることから、既存の窓口等で販売する割り引ききっぷより更に割安の価格設定となっているのが注目で、通常運賃・料金よりも250円程度も安くなっていることが注目といえます。

その一方で、乗車日前日までの購入が必要となっていますので、この点を留意しながら、条件が合う際には積極的に利用し、おトクに関空へのアクセスに利用できればいいな、と思ったニュースでありました。



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