阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ: その他の話題

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、全都道府県を対象に緊急事態宣言が発出されており、不要不急の外出は控えるよう示されているところです。

そんな中、本日は久々に「西国三十三ヵ所」の訪問記をご紹介するわけですが、先月(3月)上旬に訪問した際の記録です。
再びこのように、気楽にあちらこちらに出かける日々が戻ってくることを、辛抱強く待ち続けたいところです。



今回西国三十三ヵ所巡りでご紹介するのは、第六番札所の「壺阪寺」です。
近鉄吉野線に「壺阪山」という駅がありますが、この駅からバスで10分ほど乗ったところにあります。

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入山料を払い、中に入ります。
まず最初に目にするのは、「大講堂」
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毎月18日には、観音様のご縁日が開催されているらしく、この講堂には最大500人が収容できるようになっています。
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仁王門から、本堂に向けて登っていきます。

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▲仁王門の先の右手には、いきなり大きな大仏様が鎮座されています。
「壺坂大佛」というそうで、Webサイトによれば、平成19年(2007年)11月に開眼されたそうです。


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新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、様々なイベントの中止が発表されています。

そんな中、私の地元の大阪府阪南市でも、来る4月5日(日)に山中渓わんぱく王国で開催予定だった「山中渓桜祭り」も、中止が発表されました。
また、桜の開花時期に併せて実施されている「夜桜ライトアップ」も中止となります。



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▲和歌山駅に掲出されていた「山中渓桜祭り」の開催広告に、「中止」の張り紙が貼られていました。

関西でも有名な桜の名所である、ここ山中渓。
普段は山あいの無人駅である阪和線の山中渓駅も、桜の時期になると話は別で、多くの花見客や、桜(と列車)を取ろうとする写真ファンが訪問します。

特に賑わうのはこの「桜祭り」の開催日でして、地元・阪南市の各種団体等によるステージや、「わんぱく王国」内で行われる様々なイベントを目当てに、毎年本当に多くの来客があり、ここ山中渓と山中渓駅が一年で一番賑わい、かがやく日でもあります。


しかし今年は、冒頭で記したように、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑制する観点から、不特定多数が集まるイベントの自粛が要請されており、この山中渓桜祭りとて例外ではありませんでした。

事情が事情だけに、こればかりは仕方がないな、と思いつつ、地元に多くの人々が集う集まりが中止になるのは、やはり痛手だな、と思った次第です。

もっとも、新型コロナウイルス感染症とは関係なく、桜は開花し、山中渓の桜も見頃を迎える時期がやってきます。
今年は開花時期が早いとの予測とのことですが、例年通り阪和線と山中渓の桜は撮影しておきたいところですが、感染症拡大を抑える観点からも、なるべく空いている時期に訪問できればな、とは思ったニュースでありました。



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本日巡った西国三十三ヵ所、二ヵ所目は箕面市の勝尾寺(かつおうじ)です。
大阪モノレール彩都線の沿線から、山を目指して登っていきます。
かなり高いところまで登ったところに勝尾寺がありました。

駐車場に車を止めて、大人400円の入山料を払って入ってみます。

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▲山門

この山門を抜けると、いきなり池が広がっていて、そこを渡るようにして境内を進みます。
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池からは湯気みたいなものが立っていました。
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池を渡り、正面に多宝塔が見えてきました。
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この角に、勝ちダルマの奉納棚がありました。
この勝尾寺は、勝運信仰のお寺としての歴史をたどってきており、あらゆる「勝利」を願う人々が参拝し、ダルマを授かっています。
そして、勝運が成就したダルマは、このように奉納されているのでありますが、ダルマさんがぎっしりと並んでいる様は、一見の価値ありです。
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勝ちダルマ達に見守られ?ながら、境内を歩いていき、本堂に到着します。
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本堂まで登ると、大阪平野がかなたに広がる景色を楽しむことができます。
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▲本堂周辺から大阪平野を眺めます。
手前に置かれているチビダルマは、境内のここかしこに置かれています。

本堂から少し下ったところに、先ほど見上げた多宝塔がありました。
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弁天堂を遠くに眺めます。


このように、勝尾寺の境内を一周してみましたが、入山料を取り、そして出口には「花の茶屋」という喫茶店・土産物店等が入った物販飲食施設があったりと、さながらテーマパークのような動線に、他の西国三十三ヵ所とは違った面白さを感じたりしました。

とにかく右を向いても左を向いても「ダルマ」だらけの勝尾寺。
ダルマ自体も小さなもので数千円のものから、大きなものになると20万円というものまで、多種多様なダルマが売られていました。
勝ちを願う人々にとっては、勝尾寺で手に入れたダルマだからこそ、価値があるのかも知れませんね。


この勝尾寺ですが、公共交通機関の場合、阪急千里線の北千里駅、北大阪急行の千里中央駅から阪急バスを利用することとなります。
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▲阪急バス「勝尾寺」バス停。

バスの本数ですが、平日3往復、土休日は6往復となっています(執筆時現在)ので、下記阪急バスのWebサイトで事前に確認しておく必要があります。
路線バス|阪急バス

この周辺では、下記記事でご紹介している北大阪急行の延伸工事が進んでおり、当初の計画より3年ほど遅れる予定ではありますが、開通後は、延伸後の終点・箕面萱野(みのおかやの)駅が最寄りになるものと思われます。
参考:


そうなると、勝尾寺へのバスでのルートも、若干変わってくるのかな、とも思われますが、その際には改めてご紹介などができればと思っています。


以上、天気が良かったので急ではありましたが訪問できた二ヵ所の札所。
これで大阪府内の札所を全て巡ることができましたが、更に奈良・兵庫・京都・滋賀、そして最後は岐阜と、まだまだ続きますので、訪問でき次第、このようにご紹介していきたいと思います。



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西国三十三ヵ所巡りの訪問記録ですが、大阪府南部や和歌山県の札所は訪問が済みましたので、これから大阪府北部や奈良県などの札所に足を延ばしていくことになります。

本日(2月11日)は休日で、好天でもありましたので、昼前から出発して二ヵ所ほどの札所を訪問することにしました。

まず一つ目は、大阪府茨木市の総持寺(そうじじ)です。

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▲総持寺 仁王門

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▲総持寺 本堂

この総持寺は、亀に乗った観音様として有名なお寺で、寺名の碑にも亀の上に立っている、現代風に言えばユーモラスなものであります。
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そして勿論、境内の池には亀が泳いでいます。
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そして亀だけでなく、鯉も泳いでいて、彼らの泳ぎや動きを眺めているだけで、時が経つのを忘れそうです。
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2月も中旬ということで、境内の梅も綺麗な花をつけていました。
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この総持寺ですが、毎年4月18日に「庖丁式」というものが行われています。
行事詳細・庖丁式|総持寺

この「庖丁式」とは、古来の宴席において、来賓を前に料理をして見せたことに由来するもので、その儀式は、魚に一切手を触れることなく、包丁と箸だけで、魚をさばくものとのことです。
その巧みな包丁さばきには、参拝者の注目を集めるものですが、その様子は上記総持寺のWebサイトからも雰囲気を感じ取ることができるのではないかと思われます。
(参考文献:るるぶ「西国三十三ヵ所めぐり」)


アクセスですが、阪急京都線「総持寺」駅、そしてJR京都線「JR総持寺」駅から、いずれも徒歩5分程度と、西国三十三ヵ所の中では鉄道で訪問しやすい札所の一つと言えるでしょう。

行きは阪急で帰りはJR、あるいはその逆、といったように、往復のアクセスを変えることができるのも、総持寺訪問の楽しみかも知れませんね。







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前回の葛井寺以来の西国三十三ヵ所巡りのご報告です。

今回の訪問記録は、一昨日に訪問した第一番札所・青岸渡寺(せいがんとじ)です。
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▲青岸渡寺・本堂
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ここは、西国三十三ヵ所の中でも他の札所からかなり離れたところに位置していることもあり、なかなか訪問しづらい場所のようです。
後述するとおり、車にしろ公共交通機関にしろ、大阪市内からだとたどり着くのに4時間程度はかかってしまうことからも、遠さが実感できると思われます。

その青岸渡寺に早い段階に訪問できたのは、一泊二日の旅行で串本町内に宿泊していたからでありますが、その串本町内からでも小一時間かかる、そんな場所であります。

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▲青岸渡寺へは右へ。

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▲山門

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▲本堂の中の様子です。

このように参拝して、御朱印帳を書いてもらって…と他の札所と同じように済ましていくと、何やら外が賑やかな様子であります。
どうやら、この日(2月9日)の丁度訪問した時間に、「厄払い餅まき」というのを行うそうで、その餅まきを目当てに多数の人々が集まっていました。
しばらくすると、けたたましい鐘の音を合図に、餅まきが始まりました。
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▲餅まきの様子です。
事前に餅まきがあることを狙って訪問したわけでは決してなく、本当の偶然に、本堂から降ってくるお餅をいただくことができました。
小餅のみならず、時折鏡餅まで飛んできて、周囲は叫び声が絶えることがありませんでした。

この餅まき、参道の土産物屋さんの方もこの日に実施されることをご存じなかったようで、そういう意味でもラッキーでありました。

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▲餅まきが終わった後の境内。
ご覧のように誰もいませんが、これが日常の姿であります。


さてこの青岸渡寺のすぐ隣にには、熊野那智大社があります。
こちらも一緒に訪問できますので、御朱印を集めておられる方は、こちら御朱印も一度に集めることができます。
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▲青岸渡寺の本堂左手が、熊野那智大社の入口です。

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▲熊野那智大社・拝殿。
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この熊野那智大社ですが、平成29年(2017年)から平成31年(2019年)にかけて、塗り替え等の大規模な改修工事が実施されました。
改修工事後、まだ一年も経っていないこともあり、このように綺麗な朱色が印象的でした。

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▲卯年の絵馬です。


ここ青岸渡寺の近くには、高さ・水量日本一を誇る「那智の滝」がありますので、参拝後は少し歩いてこちらもご覧になってみてはいかがでしょうか。
那智の滝自体は、以前見に行ったことがあるので、今回は遠くから眺めてみます。
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▲青岸渡寺からも、このように那智の滝が見えます。


さて、この青岸渡寺ですが、冒頭に記したように、大阪市内からだと車にしろ公共交通機関にしろ、4時間はゆうにかかる場所にあります。
試しに天王寺から鉄道・バスを使って向かってみると、このような行程となります。
天王寺(平日7:59・土休日7:54発)〜(特急「くろしお」1号)〜紀伊勝浦(11:33着・12:10発)〜(熊野御坊南海バス)〜那智山(12:35着)
・・・所要4時間30分

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▲特急「くろしお1号」に充当されるのは、283系「オーシャンアロー」編成です(執筆時現在)

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▲紀伊勝浦駅で乗り継ぎ、終点の那智山バス停です。
バスの運行会社は、「熊野交通」とう会社名でしたが、この1月に御坊市の御坊南海バスと合併し、「熊野御坊南海バス」と会社名が変更となりました。
参考:



車の場合もこのような感じです。
大阪市内〜(阪神高速道路・阪和自動車道・紀勢自動車道)〜すさみ南インター〜(国道42号・那智勝浦新宮道路)〜那智勝浦インター〜那智山
・・・所要約3時間30分〜4時間


大阪市内からの日帰りも、できなくはないのですが、相当な強行軍ですので、串本や那智勝浦で一泊してゆったりした行程で訪問してみるのはいかがでしょうか。




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私の住んでいる大阪府阪南市で現在、「阪南市地域公共交通網形成計画(案)」へのパブリックコメントが募集中です。

「阪南市地域公共交通網形成計画(案)」に対する皆さんのご意見を募集します。/阪南市ホームページ

パブリックコメントとは、下記阪南市Webサイトによると、「市政の運営における基本的事項を定める計画や広く市民に適用され、市民生活に重大な影響を及ぼす条例等の制定・改廃等において、案の段階で広く市民のみなさまに公表し、ご意見をお寄せいただき、お寄せいただいたご意見についてとりまとめたうえで本市の考え方を公表するとともに、有益なご意見を考慮して本市の意思決定を行うこと」とされています。

参考:
パブリックコメント/阪南市ホームページ

こういったパブリックコメントは、多くの自治体でも同様に制度が整備されており、いま話題のとある県のゲームやらの時間を制限するとやらの条例案についても、現在パブリックコメントに付されているところです。
(参考)
香川県|香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します
(※)ところで上記の香川県の条例素案へのパブリックコメントですが、意見を提出できる対象が香川県に住所を有する者と条例素案第11条に規定する事業者に限られています。
なので、私のように香川県民でない個人は、この条例素案に意見をすることができないのですが、他の同じく香川県が実施するパブリックコメントでは、特にそのような制限は無さそうな感じです。
また他のパブリックコメントでは、期間が1ヶ月程度確保されているのに対し、この条例素案では2週間程度と期間が短くなっています。
議会事務局提案のパブリックコメントでは、他と違う取り扱いを可能とする等、そんな要綱があったりするのか気になるところですが、それはそれで公平なのか、という気もしますし、割と重大な条例素案なだけに、より広く意見を受けるべきではないか、という手続き上の批判というのも起こりそうな気します。
ともかく香川県在住の皆さんは、このパブリックコメントに何らかの意見をしてもらえると有り難いです。



本題から少しそれましたが、今回パブリックコメントが募集されているのは、「地域公共交通網形成計画」ですが、これは2018年(平成30年)3月に策定された「阪南市公共交通基本計画」(以下、「基本計画」)の実施計画として、その基本理念を実現するための計画として定めるものです。
阪南市公共交通基本計画を策定しました。/阪南市ホームページ

基本計画は、2018年度(平成30年度)から2027年度(令和9年度)までの10年間の計画で、その基本理念として「公共交通と自動車交通のインテグレーション(※)の実現」として、目的や状況に応じて多様な手段が選択可能な姿を目指すこととしています。
((※)統合、融合、融和等の意味で、本基本計画では「融合」の意味で使用)

その基本方針を踏まえ、基本方針として、「広域基幹交通」「市内基幹交通」「地域内交通」のそれぞれに対応した基本方針を設定し、必要な取組の方向性を示しています。
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▲阪南市公共交通基本計画における基本方針の設定
(同基本計画Webサイト(http://www.city.hannan.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/25/koukyoukoutuukihonnkeikaku_honpen.pdf)P57より引用)

取組の方向性としては、「公共交通の利便性向上」「賑わい再生」という大きな二つの柱のなかで、更に「交通結節点の整備による機能向上」「公共交通ネットワーク改善による地域公共交通システムの構築」「公共交通の利用環境の改善」、そして「公共交通による外出機会の増加」といった4つの方向性から施策を推進、これらの施策をパッケージ化して取り組むことで、基本理念の実現を目指すものとしています。
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▲「基本計画」に基づく取組の方向性と施策例
(同基本計画P61より引用)

今回パブリックコメントが募集されている「地域公共交通網形成計画」は、上記に記した「基本計画」の実施計画として、基本計画を実現する具体的な施策を計画する位置づけとなっています。
その具体的な取組としては、以下のとおりとなっています。

●目標1:需要と供給を踏まえた効率的な公共交通の実現
施策1:重複運行区間における輸送効率の改善
施策2:地域内交通における路線の見直し

●目標2:利便性の向上による快適な利用環境の実現
施策3:鉄道・バス間の乗継環境の改善
施策4:経路検索による情報提供の実現に向けたデータの整備

●目標3:地域公共交通の役割と必要性に関する意識醸成
施策5:公共交通利用促進に向けた勉強会の実施
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▲地域公共交通網形成計画を達成するための具体的な取組
(阪南市地域公共交通網形成計画(案)本編(http://www.city.hannan.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/25/moukeiseikeikaku_an_honpen.pdf)P24より引用


「施策1」は、南海ウイングバス南部が運行する路線バスの尾崎線(尾崎駅前〜和泉鳥取)、阪南スカイタウン線(箱作駅前〜桃の木台1丁目〜箱作駅前)と阪南市コミュニティバス「さつき号」との重複運行区間において、輸送効率を改善することで、収支改善を図るものです。
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▲路線バスと「さつき号」の重複運行区間
(同計画案本編P25 より引用)

「施策2」は、「さつき号」の収支率が約2割という状況を鑑み、事業全体の効率性の観点から、バス停の配置やルート等の見直しを段階的に進めるとともに、新たな交通システム(乗合タクシー等)も視野に検討する、というものです。
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▲「さつき号」のバス停別乗降人員
(同計画案本編P26より引用)

「施策3」は、バス利用を増加させるための改善点として、「鉄道とバス路線の乗り継ぎが悪い」点が3番目に多いことを踏まえ、市内の交通結節点(南海尾崎駅、鳥取ノ荘駅、箱作駅、JR和泉鳥取駅)において、鉄道、路線バス、「さつき号」間の乗り継ぎに考慮したダイヤ設定を行い、乗継利便性の向上を図る、というものです。

「施策4」は、近年広く利用されているインターネットによる路線検索において、南海電鉄、JR西日本、南海ウイングバス南部路線バスはカバーされている一方、「さつき号」が対応していない状況から、「さつき号」についても、データを整備して経路検索事業者へ情報提供する、というものです。

「施策5」は、住民アンケート調査結果で、市内バス交通の必要性を感じているのが約5割である一方、74歳以下の世代ではバスをほとんど利用していない(7〜8割)という状況から、地域住民に対して公共交通に関する現状の理解を促進し、地域の実情に応じた利用促進を図るため、地域の公共交通に関する勉強会を実施する、というものです。
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▲公共交通利用促進に向けた勉強会の実施による、地域住民の意識醸成イメージ
(同計画本編P29より引用)

これら5つの施策について、2020年度(令和2年度)から2022年度(令和4年度)の3年間で実施していくもの、というのが今回の計画(案)というものです。


阪南市の公共交通を取り巻く状況は、上述「基本計画」にデータと調査でまとまっており、概略すれば、高い自家用分担率により、特に市内のバス利用が低く、現状を放置すればバスを中心とした公共交通の縮小・撤退が避けられないものである、と考えられます。

そのためには、そもそも阪南市内に「バス」が走っていて、それを使わないとなくなってしまう、というのを、住民がもっと知っておく必要がありますし、一方で、「使えないもの」を「使え」というのは難しいことから、可能な限りの利便性向上を図るために、可能なことから実施していく必要がある、と考えられます。

そういうった観点から今回の計画案をみますと、まず「施策1」「施策2」で挙げられた、「さつき号」の運行を持続可能なものとする改善・見直しが注目されます。
私の場合、和泉鳥取駅と尾崎駅の間を利用することが少なからずあるのですが、まさにここが路線バス・さつき号の併走区間であります。
この状況をちょっとは整理した方がいいのではないか、とは以前から思ってはいたのですが、昨今のバス運転手不足もあることから、今回の計画案に掲げることで、より持続可能な姿とするのは、やはり必要なのかな、と思っています。

一方、施策3の「乗継改善」は、鉄道側のダイヤが広域な網を形成している関係上、主にバスダイヤの改善になるかと思います。

また、施策4での経路検索への「さつき号」追加ですが、まずコミュニティバスが経路検索に含まれない理由としては、利用者に制限がある地域もあることから、必ずしも鉄道・路線バスと同列に利用できるものではない、という事情があるのかもしれません。

ただ、こと「さつき号」に関して言えば、阪南市民であるか否かに関わらず利用が可能で、またそのルートも「尾崎駅前〜山中渓駅前」等のように、「さつき号」利用が合理的な場合もあります。
そう考えると、「さつき号」については、路線バスと同等に利用できる交通機関であり、特に桜や行楽のシーズンになれば、経路検索に表示されたルートをもとに、市外からの観光客も利用者も上積みできることから、収支率改善に寄与することも考えられます。

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▲阪南市役所前に停車する阪南市コミュニティバス「さつき号」。
今回パブリックコメントを募集する「地域公共交通網形成計画」で、持続可能な運行形態に向けての取組が示されています。


そして、施策5の勉強会実施ですが、そもそも決して少なくない阪南市民が、「バス」という乗り物が自分の市内を走っている、ということを知らないのではないか、と私は以前からおぼろけながら思っていたりしています。
そんな、地域の公共交通機関に無関心な住民の意識を改革し、バスも利用できるものであり、自家用車が使える世代であっても、バスは時折でもいいから使わないといけないものだ、と意識づけを根気強くしていく必要なのかな、と感じています。


以上、長々と今回の地域公共交通網形成計画(案)についてコメントしましたが、パブリックコメントの締切は2月12日(水)となっています。
パブリックコメントの提出について、どこかの県のゲームを規制する条例のような、阪南市在住の要件等はない模様ですので、阪南市外の在住の方々も、ご自分がお住まいの公共交通の状況などと比較して、意見してくださればいいな、とも思っています。

勿論、阪南市在住の方々についても、上記でも縷々記してきたように、まさに「我が事」として捉えていただき、意見をして頂ければと思います。
その際に、やはり計画を全て読むのも大変、ということもあるので、ある程度整理して記してみましたので、是非ともご参考にしていただければと思います。


というわけで、私も意見をしてみようかな、と思いますが、その結果が公表されれば、当ブログでもご紹介できればと思っています。



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全日本吹奏楽連盟では、同連盟の事務局職員2名が、約10年に渡り給与・賞与を不正受給していた不祥事があったことを発表しました。
本連盟事務局職員不祥事のご報告とお詫び|全日本吹奏楽連盟

上記発表資料によりますと、連盟理事会の調査委員会(外部識者の弁護士を含む)の報告を受け、当該不正を行った事務局職員2名を懲戒解雇するとともに、民事・刑事両面にわたり厳正な対処する旨を各会員連盟(各都道府県等単位で組織)の理事長・各支部(全国11支部)の支部理事長に説明・報告を行った、としています。

また、今回の事態を踏まえて、諸規定の改正や、ガバナンス体制及び内部監査の強化等を含む再発防止策を早急に実施することとしています。


一方報道によると、上乗せして不正受給していた金額は約1億5200万円にのぼり、またその手口は、伝票を偽造し、理事会などに報告する決算書類において、上乗せ分をコンクール会場費や課題曲の楽譜制作費として計上していた、としています。

1億5200万円を不正受給か 全日本吹奏楽連盟が事務局長ら懲戒解雇 - 産経ニュース



このブログでも時折吹奏楽について触れることがあるのですが、私自身、中学・高校と吹奏楽部に所属しており、様々な演奏活動に参加したことを、今でもつい最近のことのように思い出します。
その中でも、「吹奏楽コンクール」は年間行事の中でも特に大きな行事であり、それが故に練習時間も多くを割いていました。

音楽という芸術活動に、評価・順位付けというのは馴染まないのではないか、という意見は私が吹奏楽に携わっていた頃からありはしましたが、その一方で、コンクールという具体的な目標に向けて練習することで、演奏技術の向上に貢献していることもこれまた確かなことでもありました。
また、全国津々浦々で共通の課題曲、そして共通の時間制限(課題曲+自由曲で12分)等の、同一の規定に基づき実施される吹奏楽コンクールは、全国的な吹奏楽の水準向上に、一定の貢献を果たしているのかな、と今になって思っているところです。


その「吹奏楽コンクール」などの運営を全国的に担っている「全日本吹奏楽連盟」で、この度給与・賞与等の不正受給という、不祥事が発覚したとのことで、かつて吹奏楽に携わっていた者の一人として、嘆かわしく、悲しく感じたともに、こういう事件だからこそ、取り上げなければならないな、と感じ、本日の記事でご紹介した次第です。

手口としては、給与等を不正に上乗せし、その費用を(報道によれば)コンクール会場費や課題曲制作費に決算上は計上していたとのことで、ある意味単純な不正経理の事例とも思えます。

しかし、「単純な不正経理」であったとしても、本来吹奏楽の更なる振興に費やされるべき費用が、不正受給という形で悪だくみした一部の職員の私服を肥やすことに費やされたことには、憤りを感じずにはおれません。

勿論、不正受給を画策した元事務局職員は断罪されてしかるべきであります。しかし、その「単純」:ともいえる不正経理が、これまで約10年に渡り発見されていなかったのは、同連盟の監査体制が杜撰であったことをも、これまた示すものでありましょう。

全日本吹奏楽連盟の業務として、経理上のみならず、例えばコンクールの課題曲や審査員の選定等、高い厳正さが求められる業務が多数あるのではないかと思われますが、このような甘いガバナンスの元で、果たしてこれら吹奏楽の演奏そのものに関わる事柄についても、果たして公平・公正な判断が行われていたのか、と疑わざるを得ない、と考える方もおられるかも知れません。

そういう意味では、単なる不正経理に留まらず、吹奏楽に関わる、あるいは関わってきた多くの人々の信頼を一瞬にして奪ってしまった罪は非常に大きいと言わざるを得ません。

上記報道内容等によると、今後はガバナンス体制の強化等を図っていくこととしていますが、今後そのガバナンスの強化により、より厳密な内部監査の元、透明性のある情報開示を行っていくことにより、一日も早い信頼回復を願わずにはおれません。

少子化の昨今であっても、吹奏楽を目指す新入生も多く、また、吹奏楽コンクールも現在でも多くの吹奏楽部員が目指す目標として、今でもなお君臨しています。
その、ある意味「権威」的な存在は、その組織運営の「公正」さがあってからこそ成り立つものでないかと思うだけに、吹奏楽に関わる全ての人が、その運営に対する信頼感を持てるようになるために、連盟の運営体制の正常化は必須であります。

吹奏楽を楽しむ全ての人が、こんな不祥事で振り回されることなく、演奏活動等、本来の「吹奏楽」に集中できるように、連盟には根本的な運営体制の見直しを願いたいものでありますし、それを見届け、そしてより多くの人に広めていくことが、かつて吹奏楽を楽しみ、そして今は吹奏楽と関係ない話題でありますが、それなりにアクセス数のあるブログの書き手としてできることなのかな、と感じたニュースでありました。

今週末も西国三十三ヵ所を巡ってきました。
本日訪問したのは、大阪府藤井寺市にある葛井寺(ふじいでら)。

南大門から入ってみます。
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本堂。

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▲この日は18日で、毎月実施されている開帳日であります。
この葛井寺の千手観音は、1,041本もの手が実際に作られたものとして有名であり、この日を狙って訪問する方も多いようです。
加えて本日は、今年初のご開帳ということで、境内も大変賑わっていました。

なお、肝心の千手観音は撮影禁止なので、ブログで掲載することはできません。
是非ご自分で見に行ってみてはいかがでしょうか。

同行者の御朱印も、待ち時間があったことから、境内をフラフラ見て回ります。
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▲弁天池

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▲この葛井寺には、大きな藤の棚がいくつもあり、藤の花のシーズン(4月中旬〜下旬)には、綺麗な紫の花が咲き誇るとのことです。
また、藤の時期には「藤祭り」が開催されるとのことですので、そんな様子も見てみたいものであります。

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▲西門
南門から入って、西門から出るのが推奨ルートのようです。

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▲葛井寺は、近鉄南大阪線の藤井寺駅前から続く商店街の端にあります。
商店街には、このように「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録決定の垂れ幕が掲げられていました。
ここ藤井寺にも世界遺産に登録された古墳が存在していますので、古墳めぐりと併せて葛井寺を訪問してみるのもいいかも知れませんね。

●アクセス:


近鉄南大阪線藤井寺駅より徒歩5分〜10分程度です。
車は近隣にコインパーキングがありますので、そちらを利用するのがよいかと思います。
また、近辺は門前町から開けた地域なので、道幅も狭く一方通行も多いので、駅前のコインパーキングに停めて歩くことをおすすめします。

西国三十三ヵ所めぐりですが、本日は大阪府和泉市の「施福寺」へ行ってきました。

和泉山脈の槙尾山(まきおさん)の標高約500メートルに位置するこのお寺、ちょっとした山登りでありました。

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▲車などでアクセスできる終点、槙尾山観光センターから歩きます。


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家族が西国三十三ヵ所めぐりを始めたので、私もついて行くことにしました。
その様子も、徐々にご紹介できればと思います。

本日訪問したのは第二番札所、和歌山県和歌山市の「紀三井寺」です。

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「結縁坂」と呼ばれる231段の石段を登ります。

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渡り終わって振り向いたところです。

本堂に向かいます。
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「極楽橋」と聞いて「高野山」を即座に連想する方の多くは、鉄道ファンではないのかな、とも思った「極楽橋」です。
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仏殿本尊を見てみることにします。

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総漆金箔張りの大千手十一面観世音菩薩像です。
高さは12mなんだそうです。

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紀三井寺といえば、毎年桜の開花宣言の基準ともなる和歌山気象台の標本木のある場所、としても有名です。
その「標本木」もきっちり見てきました。

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紀三井寺からの和歌山市内の眺め
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紀三井寺は、桜の名所としても有名です。
今度は桜が満開の時に来たいですね。

さて、次はどこの札所に、ついて行くのでありましょうか…

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