来る3月18日(土)のJRグループダイヤ改正内容が掲載された「JTB時刻表」が発売されました。
少し前に購入してはいたのですが、色々な用事があり、ようやくじっくり見ることができました。

▲JTB時刻表2023年3月号
今回の改正内容で、個人的に特に注目しているのは、「大阪駅(うめきたエリア)開業」です。
これに伴い、これまで大阪駅を経由しなかった「くろしお」「はるか」が停車するようになり、索引地図や駅構内図、そして営業案内に変化が生じるものと想定されました。
今回、改正を機にこれらの内容がどのように変化したのか、いずれもJTB時刻表2023年3月号からの引用で見ていきたいと思います。
【索引地図】
まずはじめに、大阪駅周辺の索引地図の変化です。
参考に、1年前の2022年3月号の大阪駅周辺の索引地図も引用してみます。
ご覧のとおり、2022年3月号では新大阪〜福島間の二重線(梅田貨物線)が、2023年3月号では削除されており、全ての列車が大阪駅を通過することが、ここから見ても分かるようになりました。
【構内図】
続いて、大阪駅の構内図です。
注目は左上の「21番〜24番線」で、これが今回新たに設けられた地下ホームです。
西口コンコースから乗り換えることになっていますが、当座は11番線には乗り換えができないので、例えば「くろしお」から「サンダーバード」に乗り換えるときは、引き続き新大阪駅で乗り換えるのが楽そうな感じです。
そして「うめきた地下口」改札、地上ではどのあたりに位置するのか、開業日に実際に訪問してみたいな、とも思います。
【営業案内】
そして最後は「営業案内」。
かつて「ピンクのページ」とも称されていて、運賃や料金、きっぷのルールなどがまとめて掲載されているページです。
この営業案内の48ページ、「分岐点通過列車に対する区間外乗車」もまた、大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業により変化が生じるところであります。
この特例は、運賃計算の際、枝分かれする分岐駅に止まらない列車があるために折り返して乗車する際でも、その折り返しのために重複して乗車する区間は含めずに計算するもので、上記のとおり北は「東釧路〜釧路間」から南は「田吉〜南宮崎間」と、全国に多数設定されています。
このうち、「大阪〜新大阪間」は、「はるか」「くろしお」などが大阪駅を通過することから、一旦新大阪まで乗車し、折り返し大阪駅を経由して尼崎方面に向かったとしても、大阪〜新大阪間は含めずに運賃計算することになります。
しかし今回の改正で「はるか」「くろしお」が全て大阪駅に停車することになったため、新大阪駅まで飛び出さず、大阪駅で尼崎方面の列車に乗り換えることができるため、この区間の特例は3月17日までの取扱いとなりました。
(※)
ところで、これが新大阪駅で博多方面の新幹線に乗り換える場合ですと、下記の「選択乗車」が引き続き設定されることから、大阪駅(うめきたエリア)の開業の影響は無く、これまで同様、新大阪駅などで途中下車しなければ大阪駅から東海道本線・山陽本線経由で計算できることが考えられます。
本内容については、下記記事で少々詳しく説明していますので、併せてご覧下さい。
以上、毎年のことではありますが、ダイヤ改正の折に購入している時刻表。
今回は、冒頭で記したように「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」開業による変化を確かめたい、と思っていました。
大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業まであと2週間ほどとなりました。
既に新ホームを含む地下区間は開業しており、「はるか」「くろしお」が通過していますが、開業後、どういった利用状況が見られるのか。
阪和線沿線に住み、特急列車も利用する私にとっては引き続き注目のトピックでありますので、このブログでも取り上げていきたいと思います。
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少し前に購入してはいたのですが、色々な用事があり、ようやくじっくり見ることができました。

▲JTB時刻表2023年3月号
今回の改正内容で、個人的に特に注目しているのは、「大阪駅(うめきたエリア)開業」です。
これに伴い、これまで大阪駅を経由しなかった「くろしお」「はるか」が停車するようになり、索引地図や駅構内図、そして営業案内に変化が生じるものと想定されました。
今回、改正を機にこれらの内容がどのように変化したのか、いずれもJTB時刻表2023年3月号からの引用で見ていきたいと思います。
【索引地図】
まずはじめに、大阪駅周辺の索引地図の変化です。
(JTB時刻表2023年3月号より引用)
参考に、1年前の2022年3月号の大阪駅周辺の索引地図も引用してみます。
(JTB時刻表2022年3月号より引用)
ご覧のとおり、2022年3月号では新大阪〜福島間の二重線(梅田貨物線)が、2023年3月号では削除されており、全ての列車が大阪駅を通過することが、ここから見ても分かるようになりました。
【構内図】
続いて、大阪駅の構内図です。
(JTB時刻表2023年3月号より引用)
注目は左上の「21番〜24番線」で、これが今回新たに設けられた地下ホームです。
西口コンコースから乗り換えることになっていますが、当座は11番線には乗り換えができないので、例えば「くろしお」から「サンダーバード」に乗り換えるときは、引き続き新大阪駅で乗り換えるのが楽そうな感じです。
そして「うめきた地下口」改札、地上ではどのあたりに位置するのか、開業日に実際に訪問してみたいな、とも思います。
【営業案内】
そして最後は「営業案内」。
かつて「ピンクのページ」とも称されていて、運賃や料金、きっぷのルールなどがまとめて掲載されているページです。
この営業案内の48ページ、「分岐点通過列車に対する区間外乗車」もまた、大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業により変化が生じるところであります。
(JTB時刻表2023年3月号より引用)
この特例は、運賃計算の際、枝分かれする分岐駅に止まらない列車があるために折り返して乗車する際でも、その折り返しのために重複して乗車する区間は含めずに計算するもので、上記のとおり北は「東釧路〜釧路間」から南は「田吉〜南宮崎間」と、全国に多数設定されています。
このうち、「大阪〜新大阪間」は、「はるか」「くろしお」などが大阪駅を通過することから、一旦新大阪まで乗車し、折り返し大阪駅を経由して尼崎方面に向かったとしても、大阪〜新大阪間は含めずに運賃計算することになります。
しかし今回の改正で「はるか」「くろしお」が全て大阪駅に停車することになったため、新大阪駅まで飛び出さず、大阪駅で尼崎方面の列車に乗り換えることができるため、この区間の特例は3月17日までの取扱いとなりました。
(※)
ところで、これが新大阪駅で博多方面の新幹線に乗り換える場合ですと、下記の「選択乗車」が引き続き設定されることから、大阪駅(うめきたエリア)の開業の影響は無く、これまで同様、新大阪駅などで途中下車しなければ大阪駅から東海道本線・山陽本線経由で計算できることが考えられます。
(29) 大阪以遠(天満又は福島方面)の各駅と、西明石以遠(大久保方面)の各駅との相互間(東海道本線及び山陽本線経由、新幹線経由)。この場合、乗車券の券面に表示された経路以外の区間内では途中下車の取扱いをしない。
▲JR九州旅客営業規則(https://www.jrkyushu.co.jp/railway/ticket/rule/transport/)より引用)
本内容については、下記記事で少々詳しく説明していますので、併せてご覧下さい。
以上、毎年のことではありますが、ダイヤ改正の折に購入している時刻表。
今回は、冒頭で記したように「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」開業による変化を確かめたい、と思っていました。
大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム開業まであと2週間ほどとなりました。
既に新ホームを含む地下区間は開業しており、「はるか」「くろしお」が通過していますが、開業後、どういった利用状況が見られるのか。
阪和線沿線に住み、特急列車も利用する私にとっては引き続き注目のトピックでありますので、このブログでも取り上げていきたいと思います。
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