阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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鉄道関連書籍・DVD・映画

鉄道ジャーナル2022年1月号「特集 京阪神をめぐる」を読む

ここのところ、ずっと多忙を極めていて、そのせいもあって鉄道関係の書籍や雑誌を殆ど紹介できていません。
タイトルや特集に釣られて購入して読んではみたものの、それからブログに書籍紹介するまでの時間がなく、特に月刊誌ではそうこうしているうちに次の号が発売される、という悪循環に嵌まってしまっていたりします・・・

今回の記事も、ある意味購入の備忘録的な記事でありますので、ご容赦のほどを。



今月号の「鉄道ジャーナル」、特集は「京阪神をめぐる」と、関西地区の特集となっています。
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・「阪急ブランドの在り処」
関西民鉄を網羅的に特集するとなれば、やはり外せないのが阪急電鉄。
今回はそのうち、今津線を取り上げています。

今津線は宝塚から南下して西宮北口までの通称「今津北線」と西宮北口から今津までの通称「今津南線」で成り立っていますが、今回の記事では、今津北線の7.7kmを中心に、各駅の様子などを丹念に取材した記事となっています。

本線系3線がメインの阪急電鉄ですが、阪急電鉄の沿線文化をひも解く上では、むしろ今津北線の方が共感しやすいのではないか、とも思います。
そういや私自身、今津線自体に乗ったのは相当昔のことで、関西にいながら全く乗っていないので、機会があれば乗りたいですね・・・


・京都の秋を彩る 目が離せない三つの軽電車
記事タイトルの「三つの軽電車」は、叡山電鉄(叡電)、京福電気鉄道(嵐電)、京阪電気鉄道京津線・石山坂本線(大津線)の3線区を指しています。

いずれも1両〜4両という、本線系よりも短い編成で京都市内を走っていますが、各路線の沿革や現況を紹介しています。
このブログ記事では、特に叡電や京阪電鉄大津線はよく取り上げているのですが、京都にこういった「軽電車」がそれぞれの魅力で走っているのは、もっと多くの方々に知られてもいいのかな、と常々思っています。


・京阪電車改革の着地点
この9月に減便ダイヤ改正を実施した京阪電車。
(参考)


総運転本数では平日でも約15%、土休日では約20%もの減便を実施した京阪電鉄・京阪線。
コロナ禍で厳しい状況に立たされているのは、同社に限った話ではありませんが、その中で京阪線の減便の多さは衝撃的でもありました。

本記事では、その減便に至った背景と、また緊急事態宣言下で実施された土休日の臨時ダイヤについても触れ、同社のコロナ禍、そしてアフターコロナに向けた取り組みについても触れています。


コロナ禍前の京阪線では、インバウンドや雇用情勢の回復等で利用者は持ち直していたものの、1990年代前半のピーク時には遠く及ばず、しかも沿線人口が減少する予測であったことから、コロナ禍がなくとも何らかの見直しが必要であったとされています。

今回の記事では、コロナに限らず、この直近30年間の京阪線の利用動向の変化と、それに対応した施策をまとめつつ、コロナによる利用者の激減を踏まえて今後の方向性をどのようにしていくか、京阪電鉄への取材も含めた、掘り下げた記事となっていると感じました。



「京阪神」といいつつ、今回は阪神電鉄の記事が無かったのも少し気がかり(JR西日本は、国鉄型電車の動向特集で掲載)でもありますが、ともあれ地元の特集、ということで今回購入し、ご紹介した次第であります。


鉄道ジャーナル 2022年 01月号 [雑誌]
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鉄道友の会会報「RAILFAN」2021年10月号に「鉄道趣味マナー向上のお願い」が掲載されていました

鉄道友の会の会報である「RAILFAN」は、隔月(偶数月)に発行されており、鉄道友の会の活動内容や会員による投稿記事等が掲載されており、私自身も毎号を楽しみにしています。

この10月に、最新号である2021年10月号が配送されました。
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いつものように会員の投稿記事や活動方向などが並んでいた最後に、「鉄道趣味のマナー向上についてのお願い」という項目が目にとまりました。

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(鉄道友の会「RAILFAN」2021年10月号(No.786)より引用)


「お願い」は、鉄道友の会会長の須田寛さんの名前で記されていました。

内容は上述のとおりで、「ルールを守らない危険行動により撮影を強行する人が増えているのは残念なこと」とし、「友の会会員皆さん方が鉄道ファンの模範となるような行動」をとっていただきたいこと、「ルールに反する行動をとっている人がいたらやめるよう声かけをしていただく」ようお願いする、というものです。



ここ近年、いわゆる「撮り鉄」による危険行動は、度々SNSやマスコミの話題に上がってきていました。
それほどまでに撮影地で荒れることが、以前からあったがそれがSNS等で露わになってきただけなのか、それともデジカメ等の普及によるファン層の広がりに比例して実際に増えているのか、それは私もよく分かりません。

しかし、(以前からそうではありましたが)かつて以上に鉄道事業者側がより「安全な運行」に留意しなければならない環境であり、またそういう時代になっていることは確かだといえます。
そういう環境であることを、撮影するファンとしては十分理解した上で、安全な撮影を行うよう、留意しなければならないのは、言うまでもありません。

ただ、「ルールに反する行動をとっている人にやめるよう声かけ」できればいいのですが、無視されるならまだしも、いわゆる「逆ギレ」されて当方に被害が及ぶようなことが想定できないわけではないだけに、やはり声かけには勇気が要りそうなのも確かでありますが、可能な限り実践できればと思います。

ともあれ、「鉄道友の会」の会長がこのような声明を発表しているほどに、事態は深刻な状況を呈していることは明らかなので、趣味活動が今後も持続的に楽しめるよう、日々の行動に気をつけていきたいところであります。



今回のRAILFANでは、近鉄80000系ブルーリボン賞贈呈式・試乗会・撮影会の案内が掲載されていました。
このコロナ禍で、撮影会の開催も思うように行えていない模様ですが、今後も徐々に再開していただければ嬉しいな、と思っていますが、そんな矢先の案内ですので、私も申し込んでみた次第です。

果たしてこの贈呈式・撮影会に参加できるのか、希望者が多ければ抽選にもなり得るので、参加できることを楽しみにしたいと思います。




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長年「JTB時刻表」ユーザーだった私が「JR時刻表」を買ってみました・・・フォントの他にも色々違いがありました

鉄道ファンにとって必要不可欠な情報雑誌である「時刻表」。
今やネットのサービスで乗り継ぎの検索は簡単にできる時代となってしまいましたが、前後の列車も含めて一覧で見ることのできる「時刻表」は、今でも貴重な情報源として、より高度な情報検索を求める鉄道ファンを中心に、今でも月間数万部が発行されています。

いくつか種類のある時刻表の中でも、多くの方に知られているのが、いわゆる「大判時刻表」といわれる「JTB時刻表」「JR時刻表」の二種類かと思います。

「JTB時刻表」は、旅行業大手のJTBの、「JTBパブリッシング」が発行するもの、そして「JR時刻表」は、JRグループ各社のグループ企業である「交通新聞社」が発行するものであります。

B5版で全国のJR線・主な民鉄やバスを網羅する、いわゆる「大判時刻表」は、このどちらかを選択することになりますが、これまで私は「旅行会社が発行しているから、JR線以外の民鉄等も充実しているだろう」という理由で、JTB時刻表を買い続けてきました。
しかし齢40を半ばにして、そろそろ「老眼」らしきものに悩まされるようになり、時刻表の文字も見えづらくなってきたのも、事実であります。

そんな中、この連休に時刻表10月号が書店に並び始めたのを目にしました。
この10月号では、来る10月2日(土)に実施されるJR西日本のダイヤ改正内容が掲載されています。
下記記事でご紹介したように、今回の改正ではJR西日本管内で減便等の見直しが広範囲に実施されることから、通常は秋の時期には大判の時刻表を購入することはないのですが、上述の理由から今回購入してみようと思いました。
(参考)



その際、いつものとおり「JTB時刻表」ではなく、この機会なのでもう一つの大判時刻表、「JR時刻表」を購入してみようと思い、今回購入して、比較することにしてみました。

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▲JR時刻表2021年10月号(左)とJTB時刻表2021年3月号。
これまで「JTB時刻表」を買い続けてきた私ですが、記憶の限り初めて「JR時刻表」を購入してみました。

以下、長年「JTB時刻表」を使用してきた管理人が、「JR時刻表」を手にした際に感じた違いを、簡単にまとめてみました。


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【こみっくトレジャー38】入手本の紹介(1):魅惑のなんかい喫茶店めぐり、井川線オールガイド、キャッシュレス・・・

既に一週間前の話となりますが、9月12日(日)大阪南港の「インテックス大阪」で「こみっくトレジャー38」が開催されました。

毎年1月と9月に開催されている同人誌頒布会「こみっくトレジャー」(こみトレ)ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、他の同様な同人誌頒布会が中止されたりする中、コロナ禍前と変わらず従前のスケジュールで開催されています。

今回のこみトレも、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発出されている中ではありますが、「参加者の距離が確保されている」「入場に際し体温確認等の健康状態のチェックが行われている」等、感染症対策には問題ないことを確認の上、参加してきました。

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▲会場となる「インテックス大阪」

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▲インテックス大阪の1号館では、大阪市のコロナワクチン集団接種が実施されていました。
集団接種会場へのシャトルバスも、頻繁に行き来していました。

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▲今回の会場は「6号館C」となっていました。
これまでの4号館・5号館とは違い、エスカレーターで上がります。

また、コロナ感染のリスクを更に抑えるべく、滞在時間を必要最小限に留めることとしました。
そのため、これまでは同人誌入手がてら、サークルの方々と少しでもお話をしていましたが、今回はそのような、当方からの声かけは全く行わず、目当ての同人誌を入手して退場することとしました。

場内撮影禁止だったこともあり、会場の様子は、写真に撮影していませんでしたが、来場者は決して少なくはなかったものの、休日のショッピングセンターよりも密集度合いは低いと感じられました。



このように来訪した「こみトレ38」で入手した同人誌を、時間の余裕がある限り、ご紹介していきたいと思います。

まず今回の記事でご紹介するのは、これらの同人誌となります。
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【魅惑のなんかい喫茶店めぐり】
「サークル狭軌の沙汰」さんの作成した、南海高野線・泉北高速鉄道線沿線の喫茶店を訪問し、実際に飲食したメニューの写真とともに、店舗紹介・感想を記した、鉄道系同人誌でありながら、実は違うジャンルの同人誌、という面白い内容でありました。



私自身、喫茶店でゆったりする時間が大好きなわけで、個人店、チェーン店ともに愛用しているのですが、駅から徒歩圏内で、なおかつどのようなメニューが用意されているのかが分かる本は、有り難い存在といえます。
高野線・泉北高速鉄道の沿線を訪問した際、時間を見つけてこの同人誌に掲載された店舗を訪問してみたいな、と思いました。

<BOOTHでも入手できます>
【新刊】魅惑のなんかい喫茶めぐり - #サークル狭軌の沙汰 - BOOTH



【大井川鐵道井川線オールガイド】


上述の「サークルの方々にの沙汰」さんで受託販売されていたのが、こちらの「井川線オールガイド」です。

大井川鐵道井川線は、同社大井川本線の終点、千頭駅から井川までの25.5kmを更に大井川に沿って上流を上る路線であります。

現在全国唯一のアプト式区間を有するほか、ダム湖の湖上に設けられた奥大井湖上駅など、その風景は他の鉄道にない魅力を有する路線であります。

またこの井川線の車両も他にはない独特の特徴があります。
例えば、前述の通りアプト式区間を有することから専用の電気機関車が在籍しているほか、全列車が客車列車であることや、軽便鉄道と同様の非常にコンパクトな車両であることなどが挙げられるでしょう。

本書では、そういった井川線の魅力を、歴史、沿線概要、設備、車両等に渡って解説した、文字通りの「オールガイド」となっています。


私自身、この大井川鐵道井川線には乗車したことが未だありません。
「かなり面白い鉄道路線」ということは前から知ってはいたのですが、訪問する機会がないまま、今に至っている訳ですが、急峻な地形を通る線区であるが故に、自然災害にも見舞われることが多いところであるので、できれば早いうちに訪問できれば、とは思っています。

そんな、未乗の井川線を予習するには余りある内容が詰まった本書。
「委託販売」という機会でたまたま目にしてその場で入手できたのも、同人誌頒布会の魅力といえるのではないのでしょうか。


<BOOTHでも入手できます>
大井川鐵道井川線オールガイド - 北東高速鉄道書籍部 - BOOTH



【JR西日本の2021年終電繰り上げ】
【新型コロナウイルス感染症とJR西日本】




こちらは、昨年9月に「超こみっくトレジャー2020」で入手した、サークル「(笑)衣路鉄道」さんの「新型コロナウイルス感染症によるJR西日本の経営危機」の続編的な内容となっています。
(参考)



このブログで幾度もご紹介してきたように、JR西日本では新型コロナウイルス感染症の影響による減便や施策の見直しなどを実施してきました。
また、それとは別に、従前から深夜時間帯の利用者減少と、深夜時間帯に必要な設備保守作業への人員確保の観点から、最終列車の繰り上げを検討し、実施してきました。

これらの同人誌では、そういった「終電繰り上げ」「コロナ対応」についてのJR西日本の対応と、それについての開設がメインとなっています。

実施されている内容については、当ブログでもご紹介している、即ち私自身にとっても既知の内容ではありますが、このように本としてまとめられているのは、後々の記録、という点では貴重なものになるのではないか、と思っています。

今後、コロナ禍による影響が続くのか、持ち直すのかは分かりませんが、そのいずれであったとしても、どのような経緯をJR西日本がたどっていくのか、続刊を期待したいと思いますし、私自身も参考にしていきたいと思っています。



【Cashless in your Circlr(第2版)】
【決済端末の本】


今度は一気に趣向を変え、「キャッシュレス決済」の本を入手してみました。
この同人誌を頒布している「POS・CCT Lab」とは、「POSシステムや電子決済端末を研究」(サークル活動情報Twitterアカウントより引用)しているサークルとのことです。


こみトレのような同人誌頒布会で、キャッシュレス決済を導入しているサークルも、徐々にでは増えているように感じていますが、その導入は実際にどのような手順を踏んで行うのか、またそもそもそういったキャッシュレス決済を行っている事業者というのはどのようなものがあるのか。

また、そもそも小売店頭、定期的な多数の来客を想定している決済システムを、(あくまで比較して)特定期間に決して多数とはいえない同人誌頒布会で導入することが可能かのか。

・・・とまあ、素人的には様々な疑問があったわけですが、今回入手したこれらの同人誌は、そういった疑問に答えてくるものでありました。


私自身は、同人誌を「書く側」ではなく「読む側」であり続けるため、こういったキャッシュレス導入や端末への情報が即座に必要、というわけではありません。

ただ、SuicaやICOCA等の交通系ICカードを主体としたキャッシュレス決済は積極的に利用していること、またそれがために当ブログでも「交通系ICカード」というカテゴリーを設け、キャッシュレス決済の情報を気の向くままご紹介していますので、そういった記事の執筆の際には、少しでも役に立ちそうな、貴重な同人誌でありました。


また、これまでも同人誌頒布会でキャッシュレス決済対応しているサークルでは、なるべくキャッシュレス決済を利用してきているのですが、サークルが導入するにはなかなか簡単ではない、という事情も本書を通じて理解できましたので、今後も引き続き、キャッシュレス決済を使用していきたいな、と思った次第です。

なおこのサークルさんは、今回、「こみとれ」のみならず関西地区自体が初めての参加だったようですが、次回(2022年1月)のこみトレでも参加を予定されているとのことです。

今回訪問できなかった方も、次回これらのキャッシュレス決済の本を入手できそうなので、開催を心待ちにできれば、と思っています。


以上、「こみっくトレジャー38」で入手した同人誌のご紹介でありました。
タイトルに「(1)」とあるように、他にも入手した同人誌がありますので、また時間があれば引き続きご紹介していきたいと思います。




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鉄道ピクトリアル9月号臨時増刊号「【特集】近鉄特急」・鉄道ジャーナル10月号「九州の気がかり」・鉄道ファン10月号「全国の地下鉄 最新情報」を読む

個人的に忙しい日々が続いていたので、鉄道関係の書籍・雑誌も購入したはいいものの、なかなか読む時間を確保できなく、ようやく一通り読み終えることができましたので、当ブログでご紹介したいと思います。
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●鉄道ピクトリアル9月臨時増刊号【特集】近鉄特急



鉄道ピクトリアルの事業者別特集は、これまでもこのブログでご紹介してきており、近鉄についても、下記記事で「近畿日本鉄道」をご紹介しましたが、それから3年ほどという割と短い期間で、今度は近鉄特急に特化した特集が発行されました。
【参考】




今回の特集の概要としては、近鉄社員による近鉄特急の概説、輸送、運転の現況、サービス、車両の変遷に始まり、その他外部執筆者による近鉄特急の歴史、乗車記等々、「近鉄特急」のはしりから現在までが丸ごと詰まった一冊となっています。


特に前半で記載されている近鉄社員による記事は、言ってみれば「公式記録」でありますので、今後疑義が生じた場合はこの記事を確認すれば事足りるわけですから、この手の特集号は、毎回楽しみにしています。

それにしても、近鉄の特急だけで一冊の特集ができてしまうところに、近鉄特急の量と質の凄みを改めて感じた次第です。

今後も「ひのとり」をはじめとした近鉄特急の記事を当ブログでも少なからず取り上げることと思われますが、その際の事実確認等でも、役に立つ特集かな、とも感じている次第です。



●鉄道ジャーナル10月号「九州の気がかり」



このコロナ禍で、九州のみならず鉄道業界全体が「気がかり」な状況でありますが、今回は九州の「気がかり」な話題についての特集となっています。
内容としては、来年秋の西九州新幹線(武雄温泉〜長崎)開業を前にした長崎本線等のレポート、JR九州の福岡都市圏輸送、そして同じく福岡都市圏の輸送を担う西日本鉄道の現況に加え、九州そして福岡の輸送ということでは決して忘れてはならない西鉄バスの現況ついて、まとまった特集という意味では、有意義な内容だったかと思います。

また、今回の特集が九州という繋がりだからかどうかは分かりませんが、連載記事「消えた地方私鉄 晩年の日々」では今回、島原鉄道(島原外港〜加津佐、いわゆる「南目線」)が取り上げられていました。

このブログでも触れたこともあったかと思いますが、私の両親の実家が、この南目線沿線にありました。
帰省時に島鉄に乗車することが、帰省時の楽しみの一つでありましたが、そういう意味で、自分の鉄道趣味の原点の一つ、ともいえる線区でありました。

南目線の区間は2008年3月末をもって廃止されましたが、その廃止からはや13年半となりましたが、こういった媒体で南目線の廃線までの経緯がまとめられていたのを見たのは、収穫でありました。

収穫と言えば、本記事で旧・加津佐駅の駅舎が解体されていたことを知りました。
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島原鉄道・加津佐駅駅舎。
2015年8月に訪問した際には、このように駅舎を活用したバスターミナルとなっていましたが、本記事では既に撤去されていた旨が記載されていました。

本文では、「ホームが残っている駅も多く」(P107)等、全般的に廃線跡は残っている記述でしたが、廃線から13年半が経つと、廃線後の様子も流石に変化してきているのかな、と改めて感じました。



●鉄道ファン10月号「全国の地下鉄 最新事情」
鉄道ファン 2021年 10月号 [雑誌]
鉄道ファン編集部
交友社
2021-08-20



現在国内の拠点都市に存在する10の地下鉄(札幌市交通局、仙台市交通局、東京メトロ、東京都交通局、横浜市交通局、名古屋市交通局、京都市交通局、大阪メトロ、神戸市交通局、福岡市交通局)の最近の車両動向を中心にまとまった特集となっています。

前回同誌で全国の地下鉄特集を組んだのが2012年3月号で、約10年ぶりの地下鉄特集とのことですが、その間、各都市では車両の置き換えが実施、あるいは計画されています。

特に、仙台市(南北線)、京都市(烏丸線)のように、開業当初から運用されてきた車両の今後の置き換えが既に発表されている事業者もあり、今回の特集はそういった「世代交代」前の記録という意味では、貴重なものである、と言えるのではないかと思います。


また、「地下鉄」よりも「路面電車」が都市交通の主体として機能している広島市を走る広島電鉄(広電)について、「『路面電車ルネッサンス』に挑む広島電鉄」という記事が掲載されています。
広電の1997年以降の投入車両(3950形、5000形、5100形、1000形、5200形)や停留所の設備改良等の概要を紹介するほか、今後改良工事が実施される広島駅・駅前大橋ルート、広電宮島口についても言及されています。
広電については、私自身も2017年、2018年と立て続けに乗車し、全線完乗は果たしており、その車両動向や今後のプロジェクトについては、一通り理解はしているつもりでしたが、路面電車を中心に活動されている方の投稿ということで、これまた読んでよかったな、と思える記事でありました。


以上、発売から1ヶ月が経ち、もう次の号が発売されるタイミングでのご紹介となってしまいました。
ただ、鉄道ピクトリアル「【特集】近鉄特急」は、資料集という意味でも今から購入しても決して新鮮味に欠けることはないと思いますので、本記事をきっかけに一冊お手元に置いておいてもいいかも知れませんね。



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「小型全国時刻表」今月号で休刊・・・今日は「時刻表」について書いてみます

交通新聞社では、同社の発行する「小型全国時刻表」について、今月発売の2021年8月号をもって休刊することを発表しました。

『小型全国時刻表』休刊のお知らせ|交通新聞社
『小型全国時刻表』は前身の『総合時間表』発売以来、60年以上の長きにわたり、皆さま のご支持をいただきながら発行してまいりましたが、このたび諸般の事情により、2021年8月号の発売をもちまして休刊させていただくこととなりました。
(上記発表資料(https://www.kotsu.co.jp/information/files/pdf/0703cc8c607bcb056a98ecf29d9e025896c97011.pdf)より引用)

交通新聞社の小型全国時刻表、8月号で休刊に - 鉄道コム
『小型全国時刻表』が休刊。ハンディタイプの全国時刻表が姿消す | タビリス
交通新聞社、「小型全国時刻表」と「高速バス時刻表」を休刊 - TRAICY(トライシー)
「小型全国時刻表」、今月号をもって休刊に | 鉄道プレス


今回休刊となる「小型全国時刻表」は、上記引用のとおり、1960年の「総合時間表」から通算して61年の歴史を有する時刻表でありました。
B6変形版というサイズは、現在発売されている全国版時刻表では最小サイズで、一部線区の駅は割愛されているとはいえ、JR線全線区が掲載されているコンパクトな時刻表として親しまれてきました。

しかし、今月号をもって休刊することなので、私も休刊前の最終号を購入してみました。

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最終号のデザインはご覧のとおり、「総合時間表」創刊号を現在版に復刻したものとなっており、中央には当時最新鋭の特急型電車「151系」がデザインされたものとなっています。

最終号であるのと、この復刻デザインが目当てだからなのか、書店でもかなり残部数が減っているように見受けられました。
ほどなく売り切れも予想されるので、購入される方は早めに書店等で手に入れた方がよいかと思われます。



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「小田急電鉄 40年の軌跡」を読む

久しぶりの鉄道関係書籍のご紹介であります。
今回ご紹介する書籍はこちらです。

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小田急電鉄40年の軌跡 昭和末期から今日まで、車両のあゆみ (イカロスMOOK)
小田急電鉄40年の軌跡 昭和末期から今日まで、車両のあゆみ (イカロスMOOK)


「小田急電鉄 40年の軌跡」という書籍です。
本書は、1980年から現在に至るまでの、この40年間の車両史を振り返るものとなっています。

この間、小田急の一般車両の動きをみますと、「大型車」(全長20m)に統一されつつある時代から、ステンレス製・インバータ制御といった質的な向上が図られた新型車両の投入が続いた前半の20年に対し、2000年代以降、老朽化が進んだいわゆる「小田急顔」の車両を一気に置き換えするべく、3000形等の投入が進み、現在の姿に至る後半の20年、という感じでまとめることができるでしょうか。

本書では、この40年間に小田急線で活躍した各車形の概要や特徴、そして登場から引退あるいは現在までの経緯をまとめた一冊で、これを読めば、これまで縁遠い存在だった「小田急」の「一般車両」にも、少なからず親近感を抱くことができる内容となっています。

勿論、全国的なファンが注目する特急車両についても、1980年代にはまだ運用していたSSE、NSEをはじめとし、LSE以降の各ロマンスカーは漏れなく紹介されており、加えて向ヶ丘遊園駅〜向ヶ丘遊園間で運行されていたモノレールや機関車・貨車といった車両も、紹介されているところが、小田急の車両を漏れなく掲載しているという意味では貴重な記録となっているものといえます。


「ロマンスカー」が全国的に有名な小田急が故に、どうしてもロマンスカーへの興味が集まるのは仕方がないことではありますが、それ以外にも小田急の日常の輸送を支えている一般車両の歴史とバリエーションについても、本書を機に理解して、愛着を持つ人が増えればいいな、と思った一冊でありました。



個人的には、小田急電鉄というのは、関西地区在住と言うこともあって、縁遠い存在であることは、否定しようがありません。
個人的にも、小田急に乗った記憶は数えるほどだったと思いますし、ロマンスカーはともかく、ましてや一般車両となれば、「そういやアイボリーと青帯の車両はもう見かけなくなったのか」という程度の意識でしかありませんでした。

そんな私が、この小田急一般車両を深く理解しようと、本書を手に取った経緯としては、当ブログからもリンクを貼らせていただいているブログ「Odapedia」さんの著者が本書の一部を執筆されているということで、日頃お世話になっていること、そしてOdapediaさんで毎日のように紹介されている小田急の世界を少しでも理解していくことができれば、と思い購入した次第であります。




「小田急」といえば「ロマンスカー」というイメージが私の中で大半を占めていたわけですが、そんなイメージだけではない、もっと奥深い世界を本書をきっかけに知ることができましたが、その本書を知ることができたきっかけが、ブログ・Twitterというところ、本当にこういったつながりは貴重ですし、今後も大事にしていきたいな、と感じた次第です。




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【ちくま新書】「新幹線100系物語」を読む

東海道・山陽新幹線100系。

1985年に登場したこの形式は、1964年の東海道新幹線開業当初から増備されてきた0系のモデルチェンジ車両として登場しました。

「団子鼻」と称された0系から大きく変化した、スタイリッシュな先頭形状や、回転可能となった3列シート、そして何より特徴的なのが、編成中央(8号車・9号車)に連結された2階建て車両でありました。

東海道新幹線開業時から20年に渡って導入されてきた0系から大きく変化したこの100系は無論、大きな人気を集め、その後国鉄民営化前後に続々と増備され、一時は東海道・山陽新幹線の代表車両として活躍しました。

その後、より高速化を目指した300系・700系の登場により、その活躍の幅を狭め、東海道新幹線からは2003年に引退しました。その後も山陽新幹線では4両・6両と短編成化され「こだま」運用に就いていましたが、それも2012年に引退しました。

営業運転終了から9年が経った今でも、「名車」として高い人気をファンから集めるこの100系ですが、その設計開発・計画・運転・保守に携わった当時の関係者へのヒアリングを元に、この100系がどのように生まれ、そしてどのように使われてたのかを記録した書籍が、本日ご紹介する「新幹線100系物語」であります。

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構成としては、100系導入までの東海道・山陽新幹線の経緯と0系モデルチェンジ車の構想の紹介ののち、モデルチェンジ車(100系)で導入課題となった普通車3人掛けシートの回転機能、2階建て車両の導入、そして先頭形状、外部色、内装デザインの決定経緯、そしてその後、車両完成後、営業運転開始の経緯や、車両保守の状況に触れています。

その後、国鉄民営化を経てJR東海・JR西日本の両社で導入された100系について、カフェテリア車両(JR東海)、グランドひかり(JR西日本)の導入、そして100系を「記憶に残る車両」として更に印象づけた「クリスマス・エクスプレス」等の一連の広報キャンペーンについて、当時の関係者の思いなどを紹介しています。

最後に、300系「のぞみ」登場後、徐々に置き換えられていき、東海道新幹線での運用終了、山陽新幹線「こだま」転用のための短編成化後の経緯などを紹介し、2012年3月ダイヤ改正での運用終了までの動向を紹介するものとなっています。


100系新幹線は、「シャークノーズなな先頭形状」、「2階建て車両」、「富士山の見える食堂車」(X編成・V編成)、「グリーン個室(X編成・G編成)」といったように、デザインと接客設備の良さから「記憶に残る」車両として位置づけられている一方、走行性能からみれば、従来の0系からは大きく進化したというわけではなく、そのことがその後の活躍期間を狭めてしまった、といえるかも知れません。


しかし、本書を読めば、接客サービス改善の点では長年停滞してきた0系から大きな改善が必要だったこと、それが故に上述のような様々な新機軸を導入する必要があったこと、そしてそれを実現するために様々な関係者が東奔西走したことが、手に取るようにして分かる一冊となっています。


100系新幹線車両の構想は、1980年から始まったとされています。
その頃実務に携わった方々は、既に多くの方々が現役を引退していることと思われますが、これら関係者が存命のうちにヒアリングできたこと、その成果をこのような書籍で我々も知ることができたことは、本当に幸運であったといえるでしょう。

そんな意味でも、このゴールデンウィークに、是非とも多くの方々に読んでいただきたい一冊であります。


私自身のことを少し記すと、この100系新幹線が登場した頃は、丁度小学生高学年の頃だったと思います。

当時、大きな赤字に喘いでいた国鉄、そしてそれは、かつて寝台特急として活躍した581系・583系を普通列車に改造して東北、北陸、九州に導入せざるを得ないほどの状況だった国鉄が、このような斬新な新幹線車両を導入したことに、非常に驚いたことを覚えています。


「いつか乗れるといいな」と思っていましたが、その思いが実現したのは、確か高校生の頃だったかと思います。
修学旅行の途上、新大阪から東京まで、東海道新幹線の100系車両に乗ることができましたが、非常に快適な座席に着席し、友人との会話も上の空、ほぼ延々とその乗り心地と車窓を楽しんだのを覚えています。


100系の特徴であった、各種接客サービスを存分に利用できたのは、大学生に入ってからでしょうか。
V編成(グランドひかり)の食堂車は、新大阪方面から利用する際には時間帯が良かったので、よく利用しましたし、同じくV編成の1階席指定席は、眺望はいまいちではありますが、逆に貴重な普通車1階席ということで、割と好んで利用したこともありました。

またV編成以外の時間でも、G編成(カフェテリア付き編成)はその多さが故に、東京方面へ移動する際にはよく利用していたことも覚えています。


就職活動の時期には、「のぞみ」がまだ1時間に1本だったこともあり、専ら100系「ひかり」を利用したことが多かったわけで、その頃によく利用したこと、それが多くが100系であったことも、記憶に残っているところです。

就職後は、300系の導入も進んできたことから、あまり100系に乗ることも少なくなり、「こだま」運用の際も乗る機会に恵まれないままでしたが、逆にそのことが、私自身の中でも、青春の記憶に残る新幹線車両、と位置づけられているのは間違いないな、と振り返った次第です。


営業運転から引退して久しい100系新幹線ですが、現在も「京都鉄道博物館」「リニア・鉄道館」で見ることができます。
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▲京都鉄道博物館に展示されている100系車両。

ただ、京都鉄道博物館では、緊急事態宣言の発出を受けてゴールデンウィーク期間中を含み、当面の間休業となっています。

営業再開となった際には、スタイリッシュな前面デザインを心ゆくまで眺め、多くの人々の「記憶」に今もなお残る100系の姿をじっくり見てみるのはいかがでしょうか。

新幹線100系物語 (ちくま新書)
福原 俊一
筑摩書房
2021-04-08



新幹線100系物語 (ちくま新書 1564) [ 福原 俊一 ]
新幹線100系物語 (ちくま新書 1564) [ 福原 俊一 ]




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鉄道ピクトリアル2021年5月号「【特集】私鉄の夜行列車」を読む

当ブログでは、鉄道や交通関係の書籍・雑誌について、個人的に興味の持ったものを中心にご紹介しています。

今回ご紹介するのは、鉄道ピクトリアルの最新号であります。
特集名は「私鉄の夜行列車」です。

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鉄道ピクトリアル 2021年 05月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 2021年 05月号 [雑誌]



現在、JRグループでも定期列車としては「サンライズ出雲・瀬戸」のみ、そして臨時列車を含めてもクルーズトレインや観光列車といった、ごく限られた存在となってしまった夜行列車でありますが、かつてはそれこそ全国津々浦々でその姿をみることができました。

一方で、国鉄・JRを除く私鉄では、国鉄・JR線と直通する列車や、スキー、登山等の早朝から活動が求められる行楽への手段として、設定されていた過去がありました。

前者の例としては、南海電鉄から国鉄紀勢本線へ直通して、新宮まで運転されていた直通夜行列車、そして後者の例は東武鉄道で現在も設定されている「スノーパル」「尾瀬夜行」「日光夜行」が代表的な例といえるでしょう。

その他、富士急行、長野電鉄、上信電鉄、松本電鉄、富山地方鉄道といった地方私鉄、また首都圏に近い伊豆急行でも終点の伊豆急下田到着後の仮泊列車といった事例も、今回の特集で余すところなく紹介されています。


今回の特集では、特に東武鉄道と南海電鉄の夜行列車の歴史に大河のページが割かれています。

東武鉄道の夜行列車は、現在の「スノーパル」「尾瀬夜行」「日光夜行」のはるか以前からシーズンに設定されており、かつては赤城方面への夜行列車も設定されており、記事中の写真などから当時のレジャー事情も垣間見える、興味深い内容でありました。

一方、南海電鉄の夜行列車では、国鉄線直通列車に連結されていた「サハ4801」が特徴的で、同車両が南海線内は電車牽引、国鉄線内は国鉄線列車に併結という独特の運行スタイルを写した多くの写真は、もうそれだけで貴重な記録と言えそうです。
また本文でもこのサハ4801も含めた南海電鉄から国鉄への夜行列車に使用された車両やその運用など、まとまった記録としても読みごたえのあるものと感じました。


「私鉄の夜行列車」という、かなりマイナーな特集テーマでありますが、個人的には大いにツボにはまった今回の特集号でありましたので、ご紹介してみましたので、興味ある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。




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JTB時刻表2021年3月号を購入する。きのくに線(紀伊田辺〜新宮)のダイヤ等、個人的に気になるところをチェックしてみました。

下記でご紹介したように、2021年3月13日にJRグループダイヤ改正が実施されます。



改正の概要は既にご紹介したとおりですが、普通列車を含む各列車の具体的な時刻は、毎年3月号の時刻表が発売されるまでは分かりません。

先日、2021年3月号の時刻表が発売され、ようやく購入することができましたので、個人的に気になった点などをご紹介したいと思います。
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【きのくに線(紀伊田辺〜新宮)】
今回の改正で、全列車が新型車両227系に置き換えられるきのくに線(紀勢本線)の紀伊田辺〜新宮間。
車両の置き換えに応じてダイヤもかなり変更となっています。
以下で、各列車の改正前・改正後の時刻を、拠点駅である紀伊田辺・串本・紀伊勝浦・新宮の各駅を抽出してみました。

(上り・紀伊田辺→新宮)
timetable_kisei_upforward


(下り・新宮→紀伊田辺)
timetable_kisei_downforward


(いずれも出典:JTB時刻表2021年3月号)

注目点としては、以下の通りです。
・周参見発和歌山行きが周参見発御坊行きに変更
・列車によっては大幅な時間変更が発生


まず、紀伊田辺以南で唯一の223系・225系の定期運用であった周参見発和歌山行き(2322M)は、今回の改正で周参見発御坊行き(御坊で和歌山行きに接続)となります。
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▲今回の改正で御坊行きとなる2322M
(JTB時刻表2021年3月号より引用)


てっきり紀伊田辺で系統分割されるものと思いきや、まさかの御坊まで直通運転されることとなりました。

この列車は、現行4両編成でありますが、通学時間帯に重なる列車でもあることから、改正後は2両編成に短縮されるのかどうか、気になるところであります。


また、今回の改正で全列車が105系から227系に置き換えられたこともあってか、時間短縮が実現している列車もありますが、それに加えて、20分以上の大幅な時間変更が発生している列車も出てきています。

上記で示した時刻表で赤枠で囲った列車(上り2331M・2333M・2339M、下り2330M・2336M)が、概ね20分以上の時間変更が実施される列車となっています。

特に下り2330Mは、新宮発で約30分、紀伊田辺到着時には1時間近く繰り上がっており、利用の際には注意が必要といえるでしょう。


【新快速「Aシート」連結列車に号数表記・指定席マークが記載】
下記の記事でご紹介したように、一部の新快速に連結されている「Aシート」について、指定席の発売が開始されています。



該当する新快速には「(新快速)1号」〜「(新快速)4号」の号数が充てられていますが、この表記がJTB時刻表にも記載されることとなりました。
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(JTB時刻表2021年3月号、P190より引用)


時刻表上の新快速列車に列車名が付けられたのは、これまでも臨時列車で事例があったかも知れませんが、指定席マークが付くのは恐らく初めてかと思われます。

今後のAシートの展開により、この指定席マークが増えていくのかどうか、注目したいところであります。


【和泉鳥取・六十谷・紀三井寺駅のみどりの窓口終了】
下記記事でご紹介したように、阪和線の和泉鳥取、六十谷、そしてきのくに線の紀三井寺の各駅のみどりの窓口が閉鎖となります。




JTB時刻表でも、索引地図では「3月12日までの営業」、駅名欄からは「みどりの窓口」マークが削除されています。
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(JTB時刻表2021年3月号、P20より引用)


索引地図から緑色の○が消えるのは、次の4月号からのようですが、見慣れた地元駅の「みどりの窓口」表記が消えるのも、時代の流れでありましょうか。


以上、「JTB時刻表」2021年3月号から、気になった点をピックアップしてみました。
他の地域でも、様々な変更点があるかと思われますので、時刻表を眺めているだけでも思わぬ発見があるかも知れませんね。




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