阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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鉄道撮影記録

【JR西日本】吹田総合車両所見学ツアーに参加しました(2022.9.18)

JR西日本と日本旅行では、「吹田総合車両所見学ツアー」と題し、通常は一般開放されない同車両所の見学・撮影が可能なツアーを、2022年5月から開催しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】吹田総合車両所見学ツアー発売を発表(2022.5.22実施)クモヤ145系、廃車予定のクロ681-10001などの見学撮影を実施

これまで過去4回実施されたこのツアーですが、5回目となる本日(9月18日)、初めて参加することができましたので、その様子を紹介したいと思います。



このツアーでは、JR西日本社員による吹田総合車両所の各施設(建物)の案内と、工事中・検査中や、廃車予定の車両の撮影が主なコンテンツとなっています。

今回のツアーでは、参加者約50名が2つのグループに分かれ、見学を行いながら、撮影を楽しみました。

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京都鉄道博物館で展示中の展望車「マイテ49」をみる(2022.8.2)

先日、下記ブログ記事でご紹介したように、京都鉄道博物館に展示中の「建築限界測定用試験車」オヤ31形31号車を見てきました。
阪和線の沿線から : 「オイラン車」オヤ31形を見に行く(京都鉄道博物館)

この「オヤ31形」が京都鉄道博物館へ回送される際、同時に展望車「マイテ49」も回送されていたことが、下記「鉄道プレス」さんのブログでも取り上げられていました。
【おやおや】オヤ31+マイテ49、久しぶりに走行 - 鉄道プレス

この「マイテ49」、一体どういう目的で一緒に回送されていたのかは不明でしたが、その後京都鉄道博物館の扇形車庫(主に蒸気機関車が展示されているスペース)に展示されている、ということなので、上記「オヤ31」を見にいく際に、同時に見てきました。

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後方にオープンスペースの展望デッキが特徴の「マイテ49」。
戦前に特急「富士」用として製造されたスイテ37040形という車両がルーツで、その後の改造等におよりマイテ49形として、東京〜大阪間の特急「はと」に使用されました。

廃車後、大阪環状線の弁天町駅に開業した「交通科学博物館」に静態保存されていたところ、1987年に営業車両として復帰し、現在に至るものとなっています。

山口線「SLやまぐち号」にも連結されたこともあり、様々な場面で団体臨時列車として運行されてきましたが、近年はあまり出番が無かったように思われるだけに、まさかここで展示されることになるとは、意外に感じた方も多かったのではないのでしょうか。

ディテールを見てみることにします。
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▲マイテ49形の特徴の一つ、三軸ボギー台車です。

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▲銘板。
鉄道省により製造、1986年に当時の国鉄高取工場で改造され、営業復帰した経歴がここにも記されています。

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▲会報デッキ部分に近づいてみます。

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▲扇形車庫内に展示されているマイテ49(右)
左はC62形1号機です。



以上、言ってみれば「サイレント展示」的なマイテ49形の展示を見てきました。

京都鉄道博物館から、このマイテ49形の今後の展示方針などは何も発表されていませんが、車両の寿命も相当長いこと、またSLやまぐち号要としての35系客車が新造され、当該車両に展望車「オロテ35」も用意されていることなどから考えると、この「マイテ49形」も京都鉄道博物館に保存される可能性が高いのではないか、と個人的には思っています。

現在はテールマークも無い状態での展示ですが、仮に正式に展示するとなれば、そういった装飾も施されるのではないか、と期待しつつ、今後の情報をチェックしておきたいなと思います。




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中央線20系・24系の撮影記録【Osaka Metro】万博に向けた置き換えが目前の両系式を撮影(2022.8.2)

2025年に開催される大阪・関西万博に向け、Osaka Metro(大阪メトロ)では新型車両400系と新造車両30000A系を中央線に導入し、万博期間中の必要な輸送力を確保するとともに、老朽化した車両の置き換え及び他路線の転用を実施することを既に発表しています。

阪和線の沿線から : 【Osaka Metro】新型車両400系と新造車両30000A系を中央線へ導入。400系は2023年4月運行開始予定

上記大阪メトロからの発表内容によれば、
・400系導入により20系の更新及び24系の他路線の転用を実施。
・30000A系の導入により、万博開催期間中に必要な輸送力を確保するとともに、万博後は谷町線に転用

することが示されています。

即ち、中央線で日常の光景とされていた20系・24系の走行シーンも、あと数年もすれば完全に過去のもの、となることが既に確定しています。

というわけで、なるべく早く、これらの車両の様子を記録しておきたいと思い、時間を見つけて大阪メトロ中央線に出向き、撮影してみることにしました。



大阪メトロ中央線の大阪港〜九条間では、地下鉄ではあるものの、地上(高架橋)を走行する区間となっていますので、これら高架区間の駅の中で、「弁天町」「朝潮橋」の各駅で撮影してみることにしました。

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▲朝潮橋駅(コスモスクエア方面)に入線する20系

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▲朝潮橋駅に停車中の20系

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▲朝潮橋駅のコスモスクエア方から撮影。
このカーブは大阪メトロの中でも著名な撮影地となっています。
この時も平日昼間にも関わらず、私の他にも撮影者がいました。
20系の引退が近づくにつれ、撮影者も増えてくるのではないか、と思います。

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▲朝潮橋駅周辺の様子も含めて撮影してみました。
右側に小さく映っているのは天保山の大観覧車であります。
こういった風景の中を走る20系が見られるのも、そんなに長くありませんね。


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▲弁天町駅に入線する20系。

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▲弁天町駅に入線する24系。

20系の置き換えが注目されていますが、この24系についても、谷町線への転用が公式に発表されています。
新20系の中でも緑色の帯を巻く編成が消滅することにもなるわけですので、これとて今後貴重な記録になることには違いありません。


その後、中央線の20系に乗車し、本町駅で下車しました。

先に引退した御堂筋線の10系と同じような時期に製造されたこの20系。
10系にも通じるデザインや各部位が記録できるのも、今のうちでしたので、こちらも併せて撮影してみました。

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以上が、大阪メトロ中央線の20系・24系の撮影記録となりました。
これら両系式の手持ち画像がなかったことから、その収集も併せての撮影でした。
今後、20系の完全引退が近づくにつれ、また、30000A系に加え400系の導入が始まることで、ファンの注目も集めることになり、しばらくは話題を集めるこの大阪メトロ中央線。

機会を見つけて、他の場所でも撮影しておき、移り変わる光景を記録できればと思っています。




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阪急電鉄「ミッフィー号」神戸線に乗車・撮影する(2022.8.6)乗車・撮影に有益な情報もご紹介。

下記記事でご紹介したように、阪急電鉄では「ミッフィー」とのコラボ企画を実施し、ラッピング電車「ミッフィー号」の運転などを実施することを発表しています。

阪和線の沿線から : 【阪急電鉄】ミッフィーとのコラボ企画を実施。神戸線・宝塚線・京都線で「ミッフィー号」運行(2022.8.3〜2023.3.30)

既に8月3日(水)から京都線・神戸線・宝塚線の各線で「ミッフィー号」の運転が始まっており、撮影記録も続々とWeb・SNSにアップされています。

本日(8月6日)に、家族の用事で阪急神戸線沿線に向かった際、丁度「ミッフィー号」神戸線編成が運行されていましたので、この機会とばかり、撮影・乗車してみることにしました。



向かったのは西宮北口駅。
有志で「ミッフィー号」の運行をアップしていただいている方(後ほどご紹介します)の情報によりますと、この日は終日梅田〜三宮の普通を中心に運行しているとのことでした。

丁度西宮北口駅で待っていると、マルーンの車体の前面中央に黄色のヘッドマークを掲出した「ミッフィー号」がやってきました。

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▲西宮北口駅の副本線に入る「ミッフィー号」。
この駅で特急の発車待ちをします。

到着した「ミッフィー号」は、この西宮北口駅に5分ほど停車した後に、発車します。

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▲梅田方先頭車(1008号車)
このように、「ミッフィー」のぬいぐるみが添乗しているのがわかります。

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▲ミッフィーのぬいぐるみ、ヘッドマークが分かるように縦位置で撮影してみます。

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▲戸袋に貼り付けられているステッカー。
3編成の電車を見送るミッフィー達のキャラクターが、いかにも阪急とのコラボを象徴しているデザインといえるのではないのでしょうか。

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▲中吊り広告

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▲広告枠にもミッフィーがデザインされていました。
この枠には神戸港(ポートタワー)とミッフィーが描かれていますが、この他にも「宝塚大劇場」「京とれいん」とミッフィーのデザイン広告が貼られていますので、乗車した際にはじっくり観察してみてはいかがでしょうか。

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▲こちらは貫通路上の広告枠に掲出されたミッフィーデザイン広告。
これまでご紹介してきたように、本当に「ミッフィー一色」であります。


特急列車の発車を待って、こちらの普通列車「ミッフィー号」も西宮北口駅を発車します。

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▲添乗するミッフィーを背後から撮影してみました。
よく見ると、ミッフィーの座っている場所にクッションが敷かれているのが分かります。

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▲乗降口上のLCD表示。
LCD表示にも勿論、「ミッフィー」のキャラクターが出てきます。
これらを見ているだけでも、楽しいものであります。

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▲乗降口ドアに貼られた「ミッフィー」のステッカー。
半身になりながらこちらを見ているのも、かわいいデザインであります。


この神戸線「ミッフィー号」を、御影駅で下車します。
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▲御影駅に停車中のミッフィー号。

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▲戸締後、側面のデザインが分かるように撮影してみました。


御影駅で降りたのは、三宮で折り返して大阪梅田行き普通となる「ミッフィー号」を撮影するためであります。
以前こちらの記事でご紹介した著名な撮影地で「ミッフィー号」を撮影してみることにしました。

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▲御影〜芦屋川間を走る「ミッフィー号」。
ミッフィーのぬいぐるみが添乗しているのがよく分かります。




以上が、神戸線「ミッフィー号」の乗車・撮影記録でありました。

さてこの「ミッフィー号」、阪急電鉄の公式Webサイト等では運行情報はアップされていませんので、遭遇できるかどうかは運勝負なところはあります。

とは言っても、貴重な時間を割いて撮影・乗車する場合には、やはり事前に「ミッフィー号」が充当されている列車を把握したいところでありましょう。

そんな方のために、「ミッフィー号」にどうすれば乗れるのかを考察したブログ記事がありましたので、ご紹介します。
【阪急】ミッフィー号に会う方法は?時刻表はあるの? | Stella Rail Side

「Stella Rail Side」さんの中で、「ミッフィー号」の運行予定を掲載していただいている有志のTwitterアカウント「ペンペンさん」が紹介されていました。
実は私自身も、この「Stella Rail Side」さん、そして「ペンペンさん」の情報を元に、本日無事に「ミッフィー号」の撮影・乗車を叶えることができました。

お二方には厚く御礼を申し上げます。

ペンペンさん(@adeliae_emperor)さん :Twitterアカウント

ペンペンさんの固定ツイートはこちらになります。


勿論、ご厚意で情報提供していただいているわけですので、無理なお願いや問い合わせによりご本人さんの手を煩わすようなことは差し控えるようにするのは、言うまでもありません。


この「ミッフィー号」は、来年3月下旬まで運行の予定ですので、京都線・宝塚線の「ミッフィー号」も是非記録できればいいな、と思っています。



【関連ブログ】
【阪急】ミッフィー号が各線で運行中 | Stella Rail Side

阪急電車の「ミッフィー号」を見てきました - 鉄道プレス

【阪急】ミッフィー号に会う方法は?時刻表はあるの? | Stella Rail Side



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「オイラン車」オヤ31形を見に行く(京都鉄道博物館)

下記記事でご紹介したように、京都鉄道博物館では、「建築限界測定用試験車」オヤ31形31号車の展示を実施しています。

阪和線の沿線から : 【京都鉄道博物館】オヤ31形31号車の展示を実施。いわゆる「オイラン車」の貴重な展示(2022.7.26〜8.14)

建築限界が守られているかどうかを測定するため、車体から矢羽根が突き出している、その姿が「花魁(おいらん)」のようであることから、「オイラン車」という愛称が付けられています。


このオヤ31形ですが、その目的が「周囲の建築物が線路に支障となっていないか」を確認するための車両であります。
そのため、当たり前ですが実際に使用されるのは、新規路線や高架化等の線路の付け替え等での試験走行時のみとなるため、実際に目にする機会も非常に限られます。

加えて、近年の技術の発達により、こういった建築限界の測定はレーダー等を用いることで可能となることから、このオヤ31形とてそう遠くない将来には置き換えが考えられるのではないか、とも思われます。


そんな貴重な「オイラン車」オヤ31形が、今回京都鉄道博物館の引き込み線で展示されることなりましたので、早速見に行くことにしました。

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▲オヤ31形
前後で印象が異なっており、特徴的な「矢羽根」のある側が、よく見られる「オヤ31形」といえるでしょう。

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▲矢羽根の設置されている側を真正面から撮影してみます。

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▲矢羽根の部分をアップしてみます。

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▲車両中央部分にも矢羽根がついており、カーブを通過する際の建築限界を測定することができます。

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▲車両番号と矢羽根。

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▲矢羽根のみを更にズームアップしてみます。


今回の展示では、8月4日まで車内を公開していましたので、こちらもじっくり見に行くことにします。

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▲こちらが丁度「矢羽根」の内側となります。
試験走行の際、仮に建築限界を超えていた場合は、この矢羽根が動く様子が、車内からでもモニタリングすることで分かるようになっています。
「オイラン車」の矢羽根の様子は、外からは写真等でご覧になった方も多いかと思いますが、その内側はこのようになっていた、というのは貴重な記録ではないでしょうか。

また車内には、矢羽根1本ごとの番号が付けられています。この番号は、矢羽根の外側にも同様の番号か書かれていて、どのあたりが支障となっているのか、番号で把握することができるようになっています。

そして、このオヤ31形を上から眺めてみます。
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▲天井側から「オや31形」を眺めることができる機会は、そうそう無いのではないのでしょうか。
このように、「天窓」があるのも、天井から眺めないと分かりませんね。




以上が、京都鉄道博物館での「オイラン車」オヤ31形の展示の様子でありました。
京都鉄道博物館では、営業線と接続した引き込み線を使用して、様々な現役車両の展示を行っています。

その一部はこのブログでも取り上げていますが、まさか「オイラン車」がここで展示されるとは、思ってもみませんでした。

私が訪問した時も、平日の夕方にも関わらず、絶えず鉄道ファンが撮影に勤しんでおり、その注目度の高さがそういった所からもうかがえました。


この「オヤ31形」の展示は、8月14日まで実施となっています。
「オヤ31形31号車」特別展示関連イベントのおしらせ|京都鉄道博物館

残念ながら、車内の見学は本日(8月4日)をもって終了となりましたが、8月12日(金)からはDE10型ディーゼル機関車との連結シーンも公開されるとのことですので、この夏休み、是非京都鉄道博物館を訪問してみてはいかがでしょうか。





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【鉄道友の会】紀三井寺ケーブルカー見学会に参加する(2022.6.9)

和歌山県和歌山市の紀三井寺は、西国三十三ヶ所巡りの第二番札所として、多くの人が参拝しています。
阪和線の沿線から : 【西国三十三ヵ所】紀三井寺(第二番札所)(2020.1.11)

この紀三井寺は、本殿に至るまで231段の急な石段を登る必要があります。
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この石段は「結縁厄除坂」としても知られており、この坂を登り切って振り返って眺める和歌山市内、そして和歌浦の風景は、それはそれは本当にすばらしいものがあります。

一方で、これだけ急な階段でありますので、歩行が難しい方は言うに及ばず、通常の歩行が可能な方でも体力的に厳しい場合も少なからずありました。

そんな紀三井寺をより気軽に参拝できる手段として、この4月から紀三井寺に「ケーブルカー」が設置され、運行を開始しました。
4月5日、ケーブル除幕式、いよいよケーブル始動 – 紀三井寺



このケーブルカーは、鉄道事業法に基づく「鉄道」ではないものの、システムとしては鉄道事業法に基づくそれと変わりないものでもあることから、開業前後にはファンや識者の注目を集めていました。

紀三井寺にケーブルカー新線3月末開通 バリアフリー化を目的に工事進む | 乗りものニュース
和歌山の紀三井寺「ケーブルカー」3月末に完成へ 鉄道事業法の適用は? | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】

そんな「紀三井寺ケーブルカー」、ここ和歌山でも注目の乗り物でもあることから、私自身も近いうちに乗ってみたいと思っていたところ、鉄道友の会阪神支部からこのケーブルカー見学会の案内がありましたので、喜んで参加させていただくことにしました。

以下、鉄道友の会の見学会の様子をご紹介していきたいと思います。

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南海電鉄「HYDEサザン×かしらの撮影会」に参加する(2022.5.28)

下記記事でご紹介したように、この5月31日(火)をもって南海電鉄の特急「HYDEサザン」の運行が終了することから、これを記念したイベントが実施されています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】「HYDEサザン」運行終了イベントを発表。「かしら」との撮影会、鉄道コレクション発売等のイベントが盛り沢山

これらのイベントのうち、去る5月28日(土)に開催された「HYDEサザン×かしらの撮影会」に参加してきましたので、その様子をご紹介したいと思います。



会場は、南海線和歌山市駅に隣接している和歌山検車区の構内でした。
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順に受付を済ませ、13時30分の入場を待ちます。
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【南海高野線】2000系自由席特急の撮影(2022.5.29、我孫子前〜浅香山)

下記記事でご紹介したように、南海高野線の小原田車庫で発生した車庫内支障により、高野線の特急「こうや」「りんかん」が全列車運休となり、その代替として2000系による自由席特急列車が運行されています。


上記記事では、橋本駅での折り返しの様子を撮影しましたが、本日は外出先の都合で高野線の大和川橋梁(我孫子前〜浅香山間)に立ち寄ることができましたので、タイミングよくやってきた「こうや9号」(難波13:00発)の代替となる自由席特急列車を撮影しました。

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▲2000系4両編成による自由席特急列車
(難波13:00発「こうや9号」の代替)




ところで、この「こうや」「りんかん」の運休ですが、明日(5月30日)も全列車運休が発表されています。
特急こうや・りんかんの運休について|南海電鉄
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(上記発表資料より引用)


明後日(5月31日(火))からの運転は、現在のところ未定となっていますので、利用予定の方は引き続き案内に注意しておく必要がありそうですね。



【関連ブログ】
【南海】脱線の影響で2000系代走特急を運転 - 鉄道プレス

【南海】5月30日にも代走特急を設定へ - 鉄道プレス

【南海】高野線特急を2000系が代走中 | Railway Enjoy Net - 関西の鉄道サイト –




【関連ニュースサイト】
特急“こうや”・“りんかん”を2000系が代走|鉄道ニュース|2022年5月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp





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【南海高野線】2000系による自由席特急列車をみる(2022.5.27)小原田車庫での線路支障による「こうや」「りんかん」の代走として運行。

南海高野線の小原田(おはらた)車庫(御幸辻〜橋本間)で、本日未明、回送車両を移動する際に車庫内の線路を支障する事象が発生し、その影響で特急「こうや」「りんかん」で使用予定の車両が、線路支障により使用できなくなりました。

小原田車庫内での車庫内支障について(ご報告)|南海電鉄

5月27日(金)0時21分ごろ、小原田(おはらた)車庫にて、回送車両を移動する際に車庫内の線路を支障する事象が発生しましたので、以下にご報告いたします。
なお、本事象によるケガ人はおりません。
運行ダイヤに影響はないものの、当該車両により車庫内を支障しているため、特急こうや・りんかんで使用する予定の車両が使用できません。そのため自由席特急で運行しております。

(上記発表資料より引用)


そのため、「こうや」「りんかん」の代替として、同一ダイヤで自由席特急を運行することとなりました。

高野線の自由席特急は、かつてはお盆等のシーズン時に特急「こうや」の補完として運行されていましたが、近年は人身事故等のイレギュラーな時にしか見かけることはできません。
そのため、狙って乗車・撮影できるような列車ではないわけで、当然私も手元に記録した写真を持っている筈がありませんでした。


しかし今回、上述のとおり線路支障の脱線のため、しばらくは自由席特急が運行されること、そしてこの4月の転勤で高野線沿線が勤務地となったことから、この機会に、この「高野線自由席特急」を見にいくことにしました。


見にいったのは橋本駅。
仕事が終わった19時前に到着しました。
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▲特急「りんかん10号」(橋本19:07発)の代走となる自由席特急。
2000系4両編成による自由席特急でした。

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▲方向幕。
「特急」の文字が新鮮です。

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▲極楽橋方から到着した各駅停車との縦列停車のシーンです。
このシーンでの2000系による自由席特急の記録も、ある意味貴重なものといえます。


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▲橋本19時38分発の特急「りんかん12号」の代走となる自由席特急。
こちらも2000系4両編成でありました。


車両のみならず、駅の案内表示等にも注目してみます。
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ホームの発車案内LED表示。
ここ橋本駅を境にして、極楽橋方面は、いわゆる「ズームカー」のみが入線できることもあり、多くの列車が折り返しとなっています。
一方で、ホームは上下2本のみであることから、このようにホームの前後に縦列に停車することがままあります。

そんな橋本駅でも、今回の自由席特急列車は「特急」として表示されていました。
(通常は「こうや」「りんかん」として表示。)

一方、英語表記では、単なる「特急」は用意されていなかったのか、種別が空白のままでありました。


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▲特急券券売機は、「こうや」「りんかん」全列車の運休を受け使用中止となり、操作用ディスプレイには案内文が貼られていました。




以上、小原田車庫の脱線・線路支障にともない運行された2000系「自由席特急」の様子をご紹介しました。

本来は、こういった線路支障はあってはならないことですし、再発防止をお願いしたいところですが、一方で運用可能な車両を集めて、自由席特急で運行したのは、利用者への影響を最小限に留めるためであったかと考えられます。
そういった実績についても、やはり記録として残しておくのも大事なのかな、と感じました。

とはいえこの自由席特急、今週末までは確実に運行され、その後も「こうや」「りんかん」が運転再開となるのは未定となっています。
特に今週末に高野山方面へ観光にお越しの方は、乗り換え検索の結果とは列車の時刻は変わらないものの、種別が異なるため、駅の案内に注意していただきたいところであります。




【関連ブログ】
【南海】小原田車庫で脱線事故が発生 - 鉄道プレス

列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 南海高野線自由席特急代走は当分継続か?

高野線特急「こうや」「りんかん」全便運休 自由席特急運行 : 702鉄道ノート

【南海電鉄】高野線特急「こうや」「りんかん」28日・29日も運休、自由席特急運行へ : 702鉄道ノート



【関連ニュースサイト】
南海高野線の特急が料金不要の通勤電車に 脱線で車両使えず:朝日新聞デジタル



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キハ181系「いしづち」(1989年5月・高松駅にて)

部屋の整理をしていたら発掘された懐かしい写真のご紹介。
続いてはこちらです。

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JR四国のキハ181系特急「いしづち」。
撮影地は高松駅、撮影時期は1989年5月頃だったかと思います。


これまた連休を利用して高松まで日帰り往復した際、高松駅で撮影した写真でした。
当時のアルバムを見ていると、他にも撮影した列車はあるにはあったのですが、いずれも肝心の車両が一部フレームアウトしていたりと、このブログでご紹介するにはお見苦しい記録ばかりでした・・・

その中でも「まだマシ」な写真ということで、ご紹介した次第です。



この写真を撮影した当時、瀬戸大橋は既に開通して、「しおかぜ」「南風」が岡山発着の列車として既に運行されていました。
ただ、現在のように1時間間隔での運行、また「しおかぜ」については「いしづち」との併結運行を行う前だったこともあり、このように昼間の時間帯でも「いしづち」が単独で運行されていました。


JR四国カラーのキハ181系は、その後2000系や8000系の投入により、1993年には消滅したとのことです。
民営化後、わずか6年ほどしか見られなかった、ある意味貴重なカラーの記録であったかも知れませんね。



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