阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

JR西日本

【JR西日本】吹田総合車両所見学ツアーに参加しました(2022.9.18)

JR西日本と日本旅行では、「吹田総合車両所見学ツアー」と題し、通常は一般開放されない同車両所の見学・撮影が可能なツアーを、2022年5月から開催しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】吹田総合車両所見学ツアー発売を発表(2022.5.22実施)クモヤ145系、廃車予定のクロ681-10001などの見学撮影を実施

これまで過去4回実施されたこのツアーですが、5回目となる本日(9月18日)、初めて参加することができましたので、その様子を紹介したいと思います。



このツアーでは、JR西日本社員による吹田総合車両所の各施設(建物)の案内と、工事中・検査中や、廃車予定の車両の撮影が主なコンテンツとなっています。

今回のツアーでは、参加者約50名が2つのグループに分かれ、見学を行いながら、撮影を楽しみました。

続きを読む

【JR西日本】共通ポイントサービス「WESTERポイント」開始を発表(2023年春)既存の「J−WESTポイント」「ICOCAポイント」「WESPOポイント」などを統合へ

JR西日本では、2023年春より同社グループ共通の新たなポイントサービス「WESTERポイント」を開始することを発表しました。

2023年春、JR西日本グループ共通の新たなポイントサービス「WESTERポイント」が誕生します!:JR西日本
JR西日本グループのショッピングセンター等のご利用に最適なサービスWESPOがより便利でお得になります!(JR西日本SC開発):JR西日本

概要は以下のとおりです。

【ポイントサービス名称】
WESTER(ウエスタ−)ポイント

jrw_wester_point
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220915_00_press_wespo.pdf)より引用)

【サービス概要】
・新たにWESTERアプリにポイントカード機能を搭載。
同社グループ約3,000店舗(ショッピングセンター、ホテル、駅ナカ店舗等)での提示で、WESTER ポイントが原則購入金額税込110 円につき1ポイント付与。
※ポイントの有効期限は、原則ポイント獲得年度の翌年度末(3 月末)です。

・また、インターネット列車予約サービスをはじめとした WEB サービスのご利用、J-WEST カードやICOCAでの支払いでも WESTER ポイントを付与。

・たまったポイントは、1 ポイント=1 円として店舗・施設や WEB サービスで利用できるほか、鉄道や同社グループの店舗・施設で、通常価格よりも割引利用可能な専用のポイント交換商品や、ICOCA へのポイントチャージに利用可能。

【サービス開始】
2023年春


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在、JR西日本と同社グループのポイントサービスとしては、以下の3種類が併存しています。
・J−WESTポイント:
クレジットカード「J−WESTカード」の利用金額に応じて付与されるポイント
ポイントをためる・つかう|J-WESTカード:JRおでかけネット

・ICOCAポイント:
交通系ICカード「ICOCA」での鉄道・物販利用に応じて付与されるポイント
ICOCAポイントを貯める! │ ICOCA:JRおでかけネット

・WESPOポイント:
同社グループのショッピングセンター等(ルクア大阪、天王寺MIO、和歌山MIO等)での物販・サービス利用時に付与されるポイント。
ポイントをおまとめ | WESPO(ウエスポ)


元々は、クレジットカードの利用ポイント制度の「J−WESTポイント」がスタートしましたが、交通系ICカードへのポイント紐付けや、各ショッピングセンターが展開してきたポイント制度をグループ内で統一したりしてきた結果、同じグループにもかかわらず、複数のポイント制度が存在し、利用者にとっては分かりづらい点があったかと思われます。


今回、これらのポイントを「WESTERポイント」として統合することがメインとなります。
メリットとしてはやはり、これまでは制限があった、「クレジットカード」「ICOCA」「ショッピングセンター等」のそれぞれでのポイント相互利用が、その枠を超えて可能となるのが大きいかな、と思います。

また、ポイントの利用方法として、「通常価格よりも割引利用可能な専用のポイント交換商品」とあるように、これまで「J−WESTポイント」利用で大幅な割引きっぷが発売されてきましたが、これらが今後は「WESTERポイント」の利用により購入することができることになると思われます。
(参考)
阪和線の沿線から : 「J-WESTポイント特割きっぷ」を使ってみる(2021.3.13)

発表資料によれば、2027年度末にはポイント利用者数1,000万人規模に成長させるとともに、外部パートナーとのIDやポイント連携も視野に入れているとのことですので、この「WESTERポイント」が、どういったポイントと連携していくのか、にも注目していきたいところであります。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京都鉄道博物館】マイテ49形と12系客車による「SLスチーム号」運行。マイテ49形のお披露目式典も開催が発表

京都鉄道博物館では、鉄道開業150周年記念イベントとして、先頃収蔵が決定した「マイテ49形2号車」を加え、特別なイベントを実施することを発表しました。

祝!鉄道開業150年記念イベントのおしらせ(京都鉄道博物館):JR西日本

概要は以下のとおりです。

【マイテ49形+12系客車による「SLスチーム号」運行】
[運行日]
10月6日(木)〜11日(火)

[編成]
SL+(展望側)マイテ49+スハフ12
(10月10日(月・祝)は、DE10形によるけん引)

[乗車券購入方法]
・12系客車:
乗車当日にSLスチーム号乗り場の券売機で購入
大人300円、子供100円
定員・・・各回70席

・マイテ49形
電子チケット「アソビュー」で事前購入
販売価格・・・1,500円(3歳以上一律)
販売期間・・・9月22日(木)18時〜乗車前日の23時59分まで
販売枚数・・・各回25枚

【C62形1号機とマイテ49形2号車の収蔵お披露目式典】
・開催日時:
10月15日(土) 10時30分〜(所要時間約15分)

・開催場所:
扇形車庫

【SL頭出し展示】
・開催日:
10月14日(金)〜10月30日(日)

・開催場所:
扇形車庫8〜20番線

【ナイトミュージアム(扇形車庫特別見学含む)】
・開催日:
10月28日(金)〜30日(日)

・開催時間:
17時30分〜19時

・料金:
一般・・1,800円(通常1,200円)、等

・購入方法
「アソビュー」にて購入(10月1日(土)16時30分から販売


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事でご紹介したように、京都鉄道博物館では、展望車「マイテ49形」を収蔵車両に加えることを既に発表しています。
阪和線の沿線から : 【京都鉄道博物館】マイテ49形を収蔵車両に(2022.10.14)お披露目式典も計画

このマイテ49形については、お披露目式典を実施することは既に発表されており、詳細は決定次第発表されることとなっていました。

本日、そのお披露目式典を含む内容が発表されましたが、大きな驚きとなったのは、「特別なSLスチーム号」こと、SLスチーム号へのマイテ49形連結でありましょうか。

DSC05386_R
▲京都鉄道博物館「SLスチーム号」。
この編成に「マイテ49形」が連結されます。


しかもこのSLスチーム号のマイテ49形、実際に乗車することが可能となっていますが、1,500円で今や貴重な旧型客車の展望車の車内に入ることができ、しかもわずかな距離ではありますがSLによるけん引で乗車を楽しむことができるので、チケット販売当日は相当の人気になるのではないのでしょうか。

20220802_150806_R
▲マイテ49形。
収蔵決定直後から、「SLスチーム号」に連結され、今や貴重な展望車に乗車することもできるので、人気は必至と思われます。


私も日程が合えば是非、この「マイテ49形」の車内に入りたいと思わずにはいられませんでしたので、発売日当日にチケット争奪に加わりたいな、と思った次第です。


加えて、無人となった扇形車庫を周辺から見学・撮影するイベントも実施されるので、これまたファンにとっては注目のイベントでありましょうし、私自身もこちらにも行ってみたい、とも感じました。


「鉄道開業150年」といっても、開業したのは新橋〜横浜間ですので、関西地区ではあまり馴染みがない、と思いきや、ここにきて「マイテ49形」を武器に様々なイベントを打ち上げてきた京都鉄道博物館。
期せずしてリピート来館することになる、そんな方も大量に出てくるのかな、とも思いますが、ともあれ実際にこれらのイベントを訪問できれば、その様子を当ブログでもご紹介できればいいなと思っています。



【関連ニュースサイト】



京都鉄道博物館 ナイトミュージアム 開催(2022年10月28日) - 鉄道コム
圧巻! 京都鉄道博物館 SLたちの頭出し展示 10/14から 新入りマイテ49も登場 | RailLab ニュース(レイルラボ)
京都鉄道博物館、マイテ49形も加わり鉄道開業150年の特別イベント | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京都鉄道博物館】マイテ49形を収蔵車両に(2022.10.14)お披露目式典も計画

京都鉄道博物館では、「鉄道開業150周年記念企画展」の実施を下記にて発表していますが、その中で、展望車「マイテ49形2号車」について、鉄道開業150年目の「鉄道の日」である2022年10月14日(金)に同博物館で収蔵することを発表しました。

鉄道開業150周年記念企画展「鉄道いろいろいろは展〜150年の歴史を彩った鉄道のあゆみ〜」(京都鉄道博物館):JR西日本

概要は以下のとおりです。

【収蔵車両】
マイテ49形2号車

【収蔵日】
2022年10月14日(金)(鉄道の日)

【その他】
収蔵お披露目式典の開催を計画。詳細は決定次第別途発表。

【参考】
2022090801
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220908_00_press_iroiroiroha_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



先日、オイラン車「オヤ31形31号車」を見るために京都鉄道博物館を訪問した際、「オヤ31形」と同じタイミングで京都鉄道博物館へ回送された「マイテ49形」。
当ブログでも下記記事でその様子をご紹介しました。
阪和線の沿線から : 京都鉄道博物館で展示中の展望車「マイテ49」をみる(2022.8.2)

このマイテ49形ですが、訪問した時点では今後の展示方針は何も発表されていませんでしたが、当ブログでは下記のように記し、今後京都鉄道博物館に保存される可能性が高いのではないか、と予想していました。
京都鉄道博物館から、このマイテ49形の今後の展示方針などは何も発表されていませんが、車両の寿命も相当長いこと、またSLやまぐち号要としての35系客車が新造され、当該車両に展望車「オロテ35」も用意されていることなどから考えると、この「マイテ49形」も京都鉄道博物館に保存される可能性が高いのではないか、と個人的には思っています。

阪和線の沿線から : 京都鉄道博物館で展示中の展望車「マイテ49」をみる(2022.8.2)より引用


そんな中、上述の予想どおり、「マイテ49形」の京都鉄道博物館での収蔵が発表されました。
収蔵日となる10月14日(金)には、お披露目式典の開催も予定しており、どのようなイベントになるのか楽しみなところです。

また、先日訪問した際には掲出のなかったテールマークですが、お披露目式典当日には流石に何か掲出されるのではないか、と思ったりします。
このマイテ49形は「富士」「はと」の展望車に使用されたという、輝かしい経歴も有していることから、そういったかつての花形運用を彷彿とさせる姿でのお披露目を期待したいところでもあります。


廃車後、国鉄時代末期まで交通科学博物館に静態保存していたところ、JR西日本発足直後の目玉車両として車籍復帰したという経歴を有するこのマイテ49形ですが、収蔵ということは、二度目の「廃車」ということになり、これ自体は惜しいと感じるファンも多いかと思います。

一方で、戦前から戦後、そして鉄道省→国鉄→JR西日本と渡って本線上で活躍してきたマイテ49ですので、そろそろ次世代に歴史を伝えていく役目を果たしてもらう時期にきているかも知れません。

そういう意味では、鉄道開業150周年記念での収蔵、というのは、またとないタイミングであるだけに、鉄道の歴史を証する車両の一つとして、末永く保存されることを願いたいな、と感じたニュースでありました。



2022年8月2日に京都鉄道博物館を訪問した際に撮影した、「マイテ49形」の写真をご紹介します。

DSC07569_R
▲このように、扇形車庫内に格納されていました。

DSC07587_R
▲展望デッキまわりをアップして撮影しました。
収蔵の際はどの箇所で保存されるのか、またどのように公開されるのか、も気になるところですので、収蔵後の様子も改めて見にいきたいな、と思います。




【関連ブログ】
「マイテ49-2」、京都鉄道博物館にて収蔵へ! - 鉄道プレス

マイテ49、京都鉄道博物館に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR西日本】在来線特急料金の一部値上げを発表。B特急料金・岡山以西での乗継割引を廃止へ(2023.4.1〜)

JR西日本では、コロナ禍の厳しい経営状況の長期化、またデジタル化の進展等の社会変容を踏まえ、在来線特急料金の一部見直し(値上げ)を実施することを発表しました。

在来線特急料金の一部見直しについて:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【在来線特急料金の一部見直し】
B特急料金をA特急料金に統一
(指定席特急料金[通常期]での比較)
50kmまで・・・現行:1,190円→改定1,290円(+100円)
100kmまで・・・現行:1,520円→改定1,730円(+210円)
150kmまで・・・現行:1,950円→改定2,390円(+440円)
200kmまで・・・現行:2,290円→改定2,730円(+440円)
300kmまで・・・現行:2,510円→改定2,950円(+440円)
400kmまで・・・現行:2,730円→改定3,170円(+440円)
401km以上・・・現行:3,060円→改定3,490円(+440円)

[参考:B特急料金の適用範囲]
jrwest_ltdexp_b
※上記のうち、「JR西日本エリア」が対象。
(JR西日本Webサイト(https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express06.html)より引用)

・おトクな特急料金(特定特急料金)の見直し
津幡〜和倉温泉間(51km以上の区間):
指定席特急料金[通常期]・・・現行1,190円→改定1,290円
自由席特急料金・・・660円→760円

鳥取〜出雲市、米子〜益田間の自由席特急料金:
101〜150kmの区間・・・現行1,320円→改定1,560円
159km以上の区間・・・現行1,320円→改定1,800円

岡山〜児島間または同区間とJR四国内にまたがる場合の50kmまでの自由席特急料金(*):
現行560円→改定760円

博多〜博多南間:
100円→130円

(※)特急用定期券「パスカル」の特急料金相当額も見直し。
但し博多〜博多南間で通学定期を利用の場合の定期券用特急料金は据え置き

【新幹線と在来線特急列車との「乗継割引」の一部見直し】
山陽新幹線の岡山〜新下関間の新幹線停車駅で、新幹線と在来線特急列車とを乗り継ぐ場合に適用となる「乗継割引」を廃止

【見直し時期(予定)】
・在来線特急料金:2023年4月1日(土)(上記(*)はJR四国運賃改定実施日)購入分から)
・乗継割引:2023年4月1日(土)乗車分から


(関連)
乗継割引の廃止及びJR西日本に跨る場合のおトクな特急料金の廃止について|JR四国
・JR四国内を運行する在来線特急列車と新幹線を、乗継駅において直接乗継ぐ場合(同時に購入の場合に限る。)に適用していた乗継割引を廃止。
【乗継駅】岡山、高松、坂出(高松及び坂出は岡山で新幹線と乗り継ぐ場合に限る。)

・JR四国内を運行する在来線特急列車と寝台特急サンライズ瀬戸を乗継駅において直接乗継ぐ場
合(同時に購入の場合に限る。)に適用していた乗継割引を廃止。
【乗継駅】高松、坂出



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR西日本では厳しい経営状況、そしてコロナ禍後の社会変容を踏まえて、運賃・料金の見直し(値上げ)を行うこととしています。
これまでも下記記事でご紹介したような内容の見直しを、来年4月1日購入分より実施予定として、既に発表しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】京阪神エリアの特定区間運賃を一部見直し。天王寺〜和歌山間は870円→890円へ
阪和線の沿線から : 【JR西日本】山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」指定席特急料金の値上げを実施(2023.4.1購入分〜)

また、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用するべく、電車特定区間において大人普通運賃で10円の値上げを実施することも発表しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1)2025年度からは料金収受エリア拡大を予定

そして今回、在来線の特急料金の一部についても値上げを実施することとし、上記と合わせて、都合4種類の値上げを来年4月1日付けで実施することとなります。


これらの値上げについては、コロナ禍後の利用者回復が望めないのと、バリアフリー整備のための料金徴収ということで、いずれもJR西日本を取り巻く環境が厳しいことから、やむを得ずの実施、と個人的には理解しています。

勿論、値上げそのものは利用者の財布を直撃するわけですから、利用者の反発がでてくることは、同社としても想定内ではありましょうが、もはやそういった利用者の意見だけで運賃・料金を維持することが難しくなってきている、というのは値上げを批判する際でも理解はしておきたいところでしょう。


とはいえ、今回の値上げは、「B特急料金」「乗継割引」の廃止と、かなり大ナタを振ってきた印象があります。

DSC01315_R
▲B特急料金エリアの一つである「阪和線」を運行する特急「くろしお」287系。

DSC_0333_R
▲同じくB特急料金エリア内である「きのくに線白浜駅」に停車中の特急「くろしお」283系。

B特急料金は、国鉄時代に多数の急行列車を特急列車へ格上げした際、大幅な値上げを緩和するべく、これまでの特急料金(「A特急料金」に相当するもの)よりも割安な料金として設定されたものでありました。
上述の「くろしお」が運行する阪和線・紀勢本線では、かつては急行「きのくに」も運行されていました。


一方、「乗継割引」は、新幹線開業による在来線直通列車の廃止・整理により、これまで乗り換えなしで利用できた特急・急行列車で、新幹線との乗り換えが発生することにより、利用者の料金負担が大幅に上昇するのを緩和する制度として設定されました。
制度概要としては、在来線特急・急行列車と新幹線を乗り継ぐ場合、在来線の特急・急行料金、指定席料金が半額になる、というものであります。
(参考)
新幹線と在来線の乗継割引│きっぷのルール:JRおでかけネット

DSC02223_R
▲岡山駅で発車を待つ特急「南風」2700系。
ここ岡山駅で山陽新幹線とこの特急「南風」の特急券を同時に購入する場合、特急「南婦」の特急料金が半額になるのが「乗継割引」になります。


しかし今回のJR西日本とJR四国の発表では、JR西日本管内の「B特急料金」、そして岡山以西の「乗継割引」をいずれも廃止にする、というもので、驚いた方も多くおられたかと思います。

これらの値上げにより、例えば岡山乗換で四国方面へ特急列車利用の場合、乗継割引の廃止により1,000円以上の値上げ(例:山陽新幹線からの乗継割引適用の岡山駅〜宇和島間・・・1,580円→3,170円)となる区間も発生し、確かに利用者にとっては痛手、といえるでしょう。


一方、乗継割引については、1駅でも新幹線の区間を含んでいれば適用されることから、1駅間等で割安な料金が設定されている新幹線の自由席特急券と組み合わせて、在来線特急料金を安く済ませるという制度の趣旨にもとる利用方法もあるため、適切な料金体系への整理、という意味もあるのではないか、とも考えられます。


加えて、上記JR西日本発表資料では、「JR西日本ネット予約「e5489」では便利でおトクな商品もご用意しています。詳細は決まり次第お知らせいたします。」(上記発表資料より引用)と敢えて記しているところから、料金体系の整理で窓口・みどりの券売機等からネット予約へのシフトを図ろうとする意図も見えなくはないのかな、とも思ったりします。
(もっともこれは、ネット予約での価格設定如何とは思いますが…)


ともあれ、JR西日本やJR四国の苦しい事情が分かるだけに、かなり痛い値上げではありますが、単純に反対できるものではない、とも思うだけに、今後はネット予約等でおトクな商品を見つけて活用していきたいと思いますし、そういったおトクなきっぷの情報も積極的に当ブログでご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【JR西日本】「B特急料金廃止」など特急料金を値上げへ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】


JR西日本、在来線特急料金をA特急料金に統一 - 乗継割引は一部廃止 | マイナビニュース

JR西日本、博多南線の特急料金を値上げ - 改定後は130円、4/1から | マイナビニュース

消えゆく乗継割引制度、本来は利用者向けの高額料金救済制度だった | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

特急「くろしおサイクル」指定席特急券を購入してみました(2022.9.1)

昨日のブログ記事でご紹介したように、来る10月1日(土)から、白浜〜新宮間の特急「くろしお」の6号車(1号車の場合あり)に、自転車を分解せず持ち込める「くろしおサイクル」のサービスを実施することを発表しています。



本日、この「くろしおサイクル」の指定席券の発売が開始されましたので、早速購入してみました。

img531-1
▲「くろしおサイクル」特急券(画像を一部加工しています)

ご覧のとおり、列車名は「くろしおサイクル21号」と記されているのがわかります。

今回購入に際し選んだ列車は、夜の時間帯の特急「くろしお21号」で、しかも末端区間の紀伊勝浦〜新宮の区間でした。
これくらい遅い時間帯で、かつこの約20分後には普通列車があることから、この区間の利用は僅少で、他のサイクリストの利用する可能性は低いだろう、という判断です。

また、同時に乗車券も購入して、同区間の収益向上に、若干ではありますが貢献させていただきました。
img531-2
▲紀伊勝浦→新宮の普通乗車券(画像を一部加工しています。)





さて、この「くろしおサイクル」購入に際して、JR西日本のインターネット予約「e5489」を利用しましたが、その際に若干注意が必要な場面がありました。

e5489では、「乗車駅」「下車駅」「日時」を指定すると、候補の列車が出てくるわけですが、その際「くろしおサイクル」連結列車では以下のような結果が表示されます。
kuroshio-cycle-1
▲JR西日本インターネット予約「e5489」で、「乗車日時:10月1日・21時発、乗降区間:紀伊勝浦→新宮」で検索した結果。
(JR西日本インターネット予約「e5489」より引用、以下2枚の画像も同様。)

ご覧のように、紀伊勝浦21:23発の列車が2つ表示されます。(上記引用画像、赤枠の部分)
このうち「経路1」が通常の「くろしお21号」(1号車〜5号車)、「経路2」が「くろしおサイクル21号」(6号車)となります。

kuroshio-cycle-3
▲「経路1」の「くろしお21号」。
自転車持ち込みを行わない場合は、こちらを選択します。


kuroshio-cycle-2
▲「経路2」の「くろしおサイクル21号」。
自転車持ち込みの場合は、こちらを選択します。


特に日時・区間検索から「同じ時刻の列車が2本出てくる」ことに驚く方も多いかも知れませんし、しかもどちらを選ぶべきか、迷う方も出てくるかと思います。
この点、「くろしお」と「くろしおサイクル」と別の列車として登録されている関係上、現在は仕方ないと思われますが、今後のシステム改善を期待したいところです。



ともあれ、定期運転の特急列車として国内はじめてとなる「くろしおサイクル」。
今回の記事も参考にして、多くのサイクリストに利用していただくことにより、きのくに線の利用者が少しでも確保できればいいな、と思っています。



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

特急「くろしお」にサイクルトレイン導入(白浜〜新宮間・2022.10.1〜)【JR西日本】

JR西日本では、現在きのくに線・御坊〜新宮間の普通列車で実施している「きのくに線サイクルトレイン」について、利用者の要望を受け、白浜〜新宮間の特急「くろしお」で自転車を分解せず持ち込めるサービス、「くろしおサイクル」を実施することを発表しました。

「きのくに線サイクルトレイン」の新サービス 特急「くろしおサイクル」スタート:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【開始日】
2022年10月1日(土)から毎日
(最繁忙期など設定を除外する場合あり)

【利用区間】
白浜〜新宮間を走行する全ての特急「くろしお」
1日最大6往復(5往復の日もあり)

【乗降可能駅】
白浜、串本、紀伊勝浦、新宮の4駅

【専用車両】
6号車(1号車に変更の場合あり)

【自転車持ち込み料金】
無料(乗車には乗車券と指定席特急券が必要)

【利用方法】
・「くろしおサイクル」特急券を購入
・改札口で係員より専用自転車カバー、ゴム、ウエスを借りる
・ホーム上の専用カバー着弾スペースで自転車の汚れをウエスで拭き取り、専用カバーを装着
・「くろしおサイクル」に乗車
・予約した席番号の横のA・B席に前輪が上になるように持ち上げ、自転車を座席に立てかけてゴムで固定
・降車後、ホームのサイクルラックで専用カバーを外し、改札口で専用カバー、ゴム、ウエスを返却

画像付き乗車方法は下記Webサイト参照:
きのくに線 サイクルトレイン:JRおでかけネット

【PRポスター】
jrwest_kuroshio_cycle
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220831_00_press_kuroshiocycletrain_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年9月からきのくに線でスタートした、自転車持ち込みサービス「きのくに線サイクルトレイン」。

当初は期間限定で、紀伊田辺〜新宮間での実施でしたが、その後通年実施となり、実施区間も御坊〜新宮間と拡大され、これまでに6,000人以上(JR西日本発表)が利用してきました。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】きのくに線(紀伊田辺〜新宮)でサイクルトレイン実証実験を実施(2021.9.1〜11.30)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】きのくに線「サイクルトレイン」を通年実施へ(2021.12.1〜2022.12.31)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】「きのくに線サイクルトレイン」が御坊〜紀伊田辺間でも利用可能に(2022.4.1〜)

一方で、特に紀伊田辺以南では普通列車の本数が減少することもあり、「特急列車でも利用したい」という利用者の要望があったようでしたが、今回白浜〜新宮間の特急「くろしお」でサイクルトレインが利用できることが発表されました。


このきのくに線・白浜〜新宮間は、輸送密度が2,000人未満であり、いわゆる「ローカル線」として、その利用状況や収支状況を開示し、その課題について地域と共有し、地域のまちづくり等を踏まえて、今後の地域旅客輸送サービスの確保に関する議論・検討を行おうとしている線区の一つであります。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】輸送密度2000人/日未満の線区を対象に収支状況の開示を発表。紀勢線・白浜〜新宮(輸送密度1085人/日)も対象に
阪和線の沿線から : 【JR西日本】ローカル線に関する情報開示を実施。紀勢線・新宮〜白浜間の収支率は19.0%(コロナ禍前)

きのくに線・白浜〜新宮については、沿線人口が減少するなか、観光輸送としての役割も担っている一方、高規格自動車専用道路の延伸もあり、普通列車だけでなく特急「くろしお」の利用者も減少傾向が続いています。

実際、白浜以南の特急「くろしお」では、6両編成で運転している一方、乗客が少なく空気輸送となっていることもままあり、その有効活用が課題の一つだったのではないか、とも思っていました。

しかし今回、輸送力に余裕のあるこの「くろしお」のうち1両を活用し、利用者からの要望も多い「サイクルトレイン」を導入することが発表されました。

白浜を境に輸送量の段差があるだけに、この6両を更に分割することが難しい、この「くろしお」ですが、こういう利用方法があったのか、と感心するとともに、この実現に向けて検討してきた関係者の尽力には頭が下がる思いです。



さて、この「くろしおサイクル」、基本的に6号車であるものの、「1号車に変更となる」場合があるとのことですが、どのようなケースか、具体的には下記のような場合だと想定されます。
DSC03297-2_R
▲新大阪方面行き特急「くろしお」283系(紀伊日置〜周参見間)

本来283系の場合、「パノラマグリーン車」は1号車(新宮寄り)に連結されていますが、車両検査等の都合で、上記の写真のように、3両編成が2本連結された状態で運行されることがあります。
この場合、本来6号車の普通車が1号車となりますので、今回導入される「くろしおサイクル」も1号車に変更となるわけです。



ともあれ、来る10月1日から実施される「くろしおサイクル」。
指定券についても、「くろしおサイクル」と表記されることが考えられるだけに、実際にこの目で指定券を見てみたいな、とも感じたニュースでありました。



【関連ブログ】
wap ONLINE:特急くろしおがサイクルトレインに!



【関連ニュースサイト】



「くろしお」も自転車そのままどうぞ! サイクルトレインが特急にも拡大 1人で4席占有OK | 乗りものニュース

JR西日本、特急「くろしお」でもサイクルトレインを実施。きのくに線で10月から - トラベル Watch



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR西日本】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1)2025年度からは料金収受エリア拡大を予定

JR西日本では、2021年12月に国により創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、各種バリアフリー設備の整備を加速するとともに、同制度を活用した料金設定等の届出を行ったことを発表しました。

鉄道駅バリアフリー料金制度を活用してバリアフリー設備の整備を加速してまいります:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【料金設定】
整備対象エリア内(後述)を利用する場合、下記の料金を旅客運賃に加算。
・普通旅客運賃
10円

・定期旅客運賃(通勤)
1箇月:300円
3箇月:900円
6箇月:1,800円

【整備対象エリア】
現行の運賃の制約上、先行して2022年度から整備を進めるエリア(電車特定区間)においては、2023年4月1日から料金を収受
2025年春を目途に、整備と料金収受の対象エリアの拡大を検討
拡大にあたっては、整備対象エリアの運賃体系の共通化も課題であることから、今後検討を進める。
2022081901
▲料金収受エリア図
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220819_00_bariahuriryoukin.pdf)より引用)

【整備計画(2027年度までの計画の一部)】
・ホーム柵:
25駅78番線

・ホーム安全スクリーン(※):
74駅245番線
(※)センサーにより乗客の転落を検知し、速やかに列車を止めるシステム。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC06458-2_R
▲阪和線・和泉鳥取駅を通過する225系5100番台快速列車。
この阪和線では、2023年4月1日より「鉄道駅バリアフリー料金制度」の活用により、大人普通運賃で10円の料金を徴収することになります。


既にこのブログでもご紹介してきたように、昨年12月に創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した整備及び料金徴収を発表している事業者が現れています。

ここ関西地区でも、阪急電鉄、阪神電鉄、京阪電鉄、神戸電鉄、Osaka Metro、山陽電鉄の各社が本制度を活用する旨、既に発表しています。
阪和線の沿線から : 【阪急・阪神】バリアフリー設備整備推進に向け運賃値上げ(2023.4.1〜)鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、普通券で10円の値上げ
阪和線の沿線から : 【京阪】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1〜)定期外で大人10円を加算
阪和線の沿線から : 【神戸電鉄】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを実施(2023.4.1〜)大手民鉄・JRグループ以外では初めての発表
阪和線の沿線から : 【Osaka Metro】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを発表(2023.4.1〜)2026年度以降は御堂筋線に低床車両導入も計画
阪和線の沿線から : 【山陽電鉄】鉄道駅バリアフリー料金制度活用による値上げを実施(2023.4.1〜)

今回、JR西日本も本制度の活用を発表しており、料金は他社と同じく大人普通運賃で10円となっています。

JR西日本の今回の発表で特徴的なのは、「料金収受エリアの拡大」と「将来的な運賃体系の共通化」でしょうか。
同社では、まず2023年4月1日に「電車特定区間」を対象に、鉄道駅バリアフリー料金を徴収しますが、その後、2025年をめどに、料金徴収エリアを拡大することとしています。
拡大後のエリアは、上記電車特定区間に加えて、
・琵琶湖線:京都〜野洲間
・嵯峨野線:京都〜亀岡間
・奈良線:京都〜城陽間
・学研都市線:長尾〜松井山手間
・関西空港線:日根野〜関西空港間
・JR宝塚線:尼崎〜新三田間
・JR神戸線・山陽線:西明石〜網干間
が含まれています。

これらの線区は、電車特定区間と一体で、近畿エリアのJR西日本路線の主要路線として位置づけられており、現在の利用・運行状況からみると、「電車特定区間」とは別に区分されていることが不思議に思える方もおられるかも知れません。

勿論、これらの区間が「電車特定区間」と入っていなかったのは、制度創設当時は都市部どころか「電車」さえも走っていなかった区間もあったことから、ある時期までは区分に対し一定の理由はあったかと思われます。

しかし現在では、都市部の拡大や新快速等の運行拡大、そして電化開業の進捗もあり、これらの区間も電車特定区間と含めた運賃制度とすることも、利用者の利便性と負担の関係から検討事項となっていたのかも知れません。

そんな中、今回のバリアフリー料金制度の導入となったわけですから、この機会にJR西日本・近畿エリアの運賃体系が、今後大きく変わることが予想されるだけに、今後の情報もチェックしておきたいと思います。


続々と導入が発表される「鉄道駅バリアフリー料金制度」。
私の生活とも関係の深い関西地区で、今後どれだけの事業者がこの料金制度を導入していくのか、引き続き情報をチェックしていきたいと思います。




【関連ニュースサイト】


JR西日本、23年4月から運賃値上げへ 新幹線含む京阪神の都市エリアで | 乗りものニュース

JR西日本、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用 - 運賃に10円を加算 | マイナビニュース

JR西日本,「鉄道バリアフリー料金制度」を活用した設備整備を実施へ|鉄道ニュース|2022年8月27日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース2年目の運行概要を発表。ダイヤ変更・編成入れ替えにより鉄道の旅をより充実

JR西日本の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」。
山陽・山陰コースに加え、昨年度は和歌山県を南北に縦断する「紀南コース」が運行されましたが、今年度も2022年10月〜2023年3月に運行することが発表されました。

「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース 進化して2年目運行開始:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【運行日】
・夜行:京都発〜新宮着
2022年10月3日(月)〜2023年3月6日(月)
・昼行:新宮発〜京都着
2022年10月5日(水)〜2023年3月8日(水)

【運行ダイヤ】
・夜行:京都発〜新宮着
京都21:15発〜新宮9:37着
・昼行:新宮発〜京都着
新宮9:50発〜京都20:53着
2022081801
▲「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース運行ダイヤ
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220817_03_01_gingakinan.pdf)より引用)

【2022年度の見どころ】
・ダイヤの充実
昼行列車(新宮発〜京都行)では、出発時刻を約2時間早め、新たな停車駅(紀伊田辺)の追加やおもてなし停車時間を拡大。

・車窓からの景観の充実
昨年度から列車の左右の向きを逆転させ、夜行・昼行列車ともに海側の座席を倍増
(夜行:24席→61席、昼行:30席→71席)

2022081802
▲「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース 2022年度のみどころ
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220817_03_01_gingakinan.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



20210901_202102_R
▲和歌山駅に停車中の「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース列車。

昨年は、7月から12月にかけて運行された「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース。
今年は10月から3月と、再びおよそ半年の運行が予定されています。

往路(新宮行き)は夜行、復路(京都行き)は昼行となっているのは、昨年度と変化ありませんが、特に昼行の発車時刻は約2時間繰り上がることとなりました。

これにより、昨年度は特に紀伊田辺以北で海が見える区間であっても日没後に通過することがありましたが、今回は日没前にこういった区間を通過できることになり、より車窓を楽しめることとなります。

また、昼行の時刻が繰り上がることから、新大阪駅で東京・博多方面への新幹線に乗り換えることができるのも、より遠くからの利用者の集客が見込めるようになりました。

実は今年1月に、2022年度紀南コースの運行概要が発表されており、そこでも昼行の運行時刻繰り上げは既に表明されていました。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」2022年度も紀南コース運行発表(2022年10月〜2023年3月)

ただ正直、2時間も繰り上げるのは予想外、といったところでしょうか。
和歌山着も、昨年度は20時台だったのが、今年度は18時台と繰り上がることとなりました。
もっとも今年度は、和歌山への通勤がありませんので、見送ることは無いのかな、と思いますが、今後撮影等される方は、このダイヤ変更に十分留意する必要があると思われます。


ともあれ、今年度も運行される「WEST EXPRESS 銀河」の詳細が発表されました。
折角和歌山方面へも勤めていることですので、今シーズンは乗車か白浜以南での撮影か、どちらかを叶えることができればと思っていますが、果たしてうまくいきますでしょうか…?

今年度も、可能な限り阪和線・きのくに線を走る117系「WEST EXPRESS 銀河」の様子をご紹介できればいいな、と思っています。



【関連ニュースサイト】


「新宮夜行」ふたたび「WEST EXPRESS 銀河」今年も和歌山方面へ 夜行&昼行 | 乗りものニュース

「ウエストエクスプレス銀河」10月から再び紀南へ 夜食ラーメンなどのサービスもリニューアル | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル

JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース、2年目の運行内容を発表 | マイナビニュース

JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」,紀南コース(2022年10月〜2023年3月)の運転概要を発表|鉄道ニュース|2022年8月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
「WEST EXPRESS 銀河」、昼行出発時間を繰り上げ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

JR西日本「みどりの券売機プラス」に不満続出の報道記事(2022.8.13)

JR西日本が導入を進めている「みどりの券売機プラス」。
同社のWebサイトによると、きっぷの乗車変更や払い戻しが可能で、オペレーターを介して操作することで、これまでの「みどりの窓口」と同様のサービスを提供するものとしています。

みどりの券売機プラス:JRおでかけネット

当ブログでも、ここ近年の「みどりの窓口」閉鎖をご紹介してきましたが、その中でも「みどりの窓口プラス」へ置き換えられた駅も少なくはありませんでした。


ところでこの「みどりの券売機プラス」ですが、昨日の共同通信社のニュースで、「不満続出」という記事が掲載されていました。

消える「みどりの窓口」、代わりの券売機「プラス」に不満続出、1時間たっても払い戻しできず結局「窓口に」 JR西日本、対策は? | 47NEWS

記事の概略は以下のとおりです。

・山陰線宍道駅で、往復切符を払い戻そうとしていた利用者。「みどりの券売機プラス」でオペレーター待ちで約20分、その後オペレーターの指示に従い操作したものの、約40分後に「プラスで対応しきれない」として、「みどりの窓口」のある松江駅に出向くよう指示された。

・山陰線出雲市駅で、岡山県へ向かおうとしていた利用者が、どの券売機で切符を買えるのかが分からないと困惑。

・阪和線上野芝駅で6月上旬、「通学定期の在学確認作業が殺到しており、オペレーター待ち時間目安表示に対し、3〜5倍の待ち時間が発生する場合がある」旨のおわびの紙が貼られていた。

・JR西日本では、「プラス」の待ち時間について、「学生定期がの購入が集中する4月でも、1日平均で見れば11分」とし、待ち時間が少ない時間への誘導を周知するな利用者の分散を図っている。

・経営悪化に苦しむ中、同社では現時点で「窓口」を閉鎖し「プラス」の導入を見直す予定はなく、改札機のメンテナンス費用がかかる紙の切符の取り扱いを減らしてチケットレス化を加速させ、将来的には「プラス」の利用者そのものを減らしたい意向

・とはいえ「プラス」の当面の対策は必要で、シフトを工夫したり、SNSで混雑する時間帯を周知したりして利用者の待ち時間を減らす計画を立てる。
中期的な対策としては、社員教育を進めて現在約100人いるコールセンターの要員を増やし、また、オペレーターに電話をかける人を減らすため、駅員らに利用者の操作を助けるよう、社内通知で指示済み

・みどりの窓口を縮小する動きはJR他社にも広がり、JR東日本、JR四国、JR九州でも「窓口」設置駅を削減し、「プラス」と同機能を持つ券売機への置き換えを進める。

・企業の懐事情は理解できるが、「窓口」がなくなった駅では、高齢者だけでなく、スマートフォン操作に慣れた若い世代にも戸惑う人の姿が見られたり、ネットで事前購入した切符がすぐに駅で受け取れず、列車に乗り遅れる事態も起きていると聞く。
またチケットレスでは買いたくても買えない切符があり、割安でないこともある。乗客の手軽さや便利さがむしろネット移行によって失われる結果にならないか、懸念。


記事本文については、上記リンク先よりご確認下さい。



「みどりの窓口」の閉鎖に伴い、係員が対面で行う必要のある取扱いについて、テレビ電話を介して利用者とやり取りすることで、窓口業務の集中化を図ったのが、この「みどりの券売機プラス」といえるでしょう。

その方向性は決して間違っていないと思うのですが、現状では「みどりの窓口」の閉鎖に「みどりの券売機プラス」のオペレーターが追いついていないタイミングもあることが、問題を大きくしているように思えます。

実際、私が本日の夕方、和泉砂川駅の「みどりの券売機プラス」で本日確認したところ、待ち人数は4人、待ち時間は3〜10分となっていました。

20220814_162727
▲和泉砂川駅に設置されている「みどりの券売機プラス」。

20220814_162713
▲オペレーターに接続しようとしたところの待ち人数、待ち時間。
何十分も待つ、ということはこの時はありませんでした。


とはいえ、混雑時にはやはり待ち時間が長くなるようで、それにより目的の列車のきっぷが購入できない事態も発生しているのは確かなようです。

JR西日本でも、公式ツイッターアカウントで、このように混雑予測を告知し、利用者の分散を呼びかけてはいます。



もっとも、上記記事では、JR西日本としてはチケットレス化を進めて、「みどりの券売機プラス」の利用自体も減らしていくという考えも持っているようですが、それならば、チケットレスの割引を更に大きくし、利用者をそちらの方に誘導していく必要はあるかと思います。


また、変更・払い戻しについては、「みどりの窓口」または「みどりの券売機プラス」でしかできなくなっている現状、「みどりの券売機プラス」で取り扱えない払い戻し・変更について、Webサイトやきっぷに添付の「ご案内」で周知する必要もあるかも知れません。


加えて、「みどりの券売機プラス」が、オペレーターの接続する機能と、単に指定席券売機の機能を兼ね備えている点も問題を助長しているようにも考えられ、並んでいる先の人のオペレーターへの待ち時間が長くなることで、オペレーター不要の切符を購入しようとしている人が巻き添えを食らう、というケースもあるのではないかと思います。

ともあれ、まだしばらくは「みどりの券売機プラス」を巡るこのような「混乱」が続くものと思われますが、抜本的な解決としては、「オペレーターの増員、スキルアップ」や「チケットレスサービス(e5489、ICOCA)への強力な誘導」などが考えられますが、これらとて一朝一夕にはいかない、というのが現実でありましょうか。

ただ、長距離利用の多い拠点駅には、みどりの窓口の再設置、というのも考えてもよさそうかな、という気もしますが、果たしてこの問題、今後どのように解決されるのか、または混乱が増してくるのか、個人的にも気になりますので、引き続き注目しておきたいと思います。



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
  • ライブドアブログ