阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
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南海電鉄

【南海・泉北高速】2024年1月20日ダイヤ修正実施。特急こうや1往復増発、極楽橋駅での乗り換え時間見直しなどを実施

南海電鉄及び泉北高速鉄道では、2024年1月20日(土)に高野線と泉北高速線のダイヤを修正することを発表しました。

2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 南海電鉄
2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【ダイヤ修正実施日】
2024年1月20日(土)

【対象路線】
・高野線(高野山ケーブルカー含む)
・泉北高速線

【ダイヤ修正内容】
●中百舌鳥駅4番線ホームドア設置に伴う停車時間見直し
現行の停車時間にホームドア開閉時間を追加

●橋本〜極楽橋間の運転本数見直し
平日ダイヤでは上下2本の高野下行きを、極楽橋行きに延長運転
その他本数の見直しを実施

●特急こうやの増発(4月6日〜)
土休日ダイヤの4月6日〜11月30日の間、難波7:00発⇒極楽橋8:16着の特急こうやを増発

●土休日ダイヤの極楽橋駅での特急こうや⇒高野山ケーブルカーの乗り換え時間見直し
現行の平均5分から平均8分に見直しし、極楽橋駅の「はじまりの天井絵」などを観覧可能に

●九度山駅停車時間の変更
土休日ダイヤの下り3本、上り1本の停車時間を5分以上に見直し

●泉北高速線の見直し
・平日ダイヤ・光明池7:40始発の各停中百舌鳥行きを和泉中央7:38発に延長
・平日夕ラッシュ時間帯の17時30分から20時までに難波駅を出発する準急行和泉中央行きの両数を全て8両編成に変更。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ご紹介するタイミングが少し遅れましたが、来る1月20日に南海高野線・泉北高速線でダイヤ修正を実施します。

今回の改正は「修正」と称されているように、規模が大きなものではなく、メインは中百舌鳥駅でのホームドア設置に伴う時刻修正がメインです。

一方でその他の項目をみますと、高野山方面への観光客に対応した改善が同時に実施されていることが目に付きますので、少し詳しめにご紹介したいと思います。



まず特急「こうや」の増発ですが、現在初発が難波発朝8時の「こうや」について、4月〜11月の土休日に、更に1時間早い朝7時発という列車が増発されます。

「こんなに早い時間から高野山に行く客なんて、いるはず無いでしょ?」と思う無かれ、というべきでしょうか、コロナ禍の外国人観光客の回復は目を見張るものがあるようで、難波周辺で宿泊して早朝から高野山に向かう観光客(恐らく主に訪日外国人旅行者)の一定のニーズがある、とう判断でありましょうか。

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▲極楽橋駅で発車待ちする特急「こうや」
今回のダイヤ修正で1往復が増発されます。



続いて、特急「こうや」と高野山ケーブルカーとの乗り換え駅である極楽橋駅での乗り換え時間が、現在よりもゆとりが取られることになりました。

平均8分、長いパターンでは12分の乗り換え時間が設けられることで、極楽橋駅に描かれている天井絵をゆっくり眺めてからケーブルカーに乗り換えることができるようになります。
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▲極楽橋駅に描かれた「はじまりの天井絵巻」。
同社Webサイトによると、『いのちのはじまり』をテーマに、極楽鳥や高野山ゆかりの動植物などが描かれているとのことですが、これらの絵を眺めて、これから向かう高野山への楽しみをより膨らますことができるのではないのでしょうか。
(参考)
停車駅のみどころ:極楽橋駅|天空に乗ると|南海電鉄高野線 天空




そしてもう一つの修正点が、土休日の一部列車における九度山駅での停車時間の延長です。

この九度山駅は、かつて真田幸村が隠居していた街で、その歴史を紹介する「九度山・真田ミュージアム」などの観光施設があります。
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▲九度山駅の駅舎
真田幸村ゆかりの地でもあり、「赤備え」をモチーフにした装飾がなされています。


加えて、この九度山駅構内には「おむすびスタンドくど」という人気のおむすびのお店がありますが、ここのおむすびを停車時間中に購入することも可能となります。
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▲九度山駅ホームと「おむすびスタンドくど」。
休日には多くの観光客が並ぶ人気のおむすび店です。
私自身もいつか購入したいと思いつつ、いつも待ち時間で列車に間に合わないことから、未だ食べたことがありません。
かように人気のお店ですが、今回のダイヤ修正で列車の停車中におむすびを購入することも可能になりそうです。
⚠乗り遅れにご注意ください。


かように、ホームドア設置による微修正と思いきや、それに加えて観光客のニーズに対応した修正内容もあり、「修正」という表現にしては意外と内容が多いようにも感じたニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
南海・泉北高速 高野線など ダイヤ修正(2024年1月20日) - 鉄道コム



【関連ブログ】
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 久しぶりの南海高野線ダイヤ修正(2024/1/20)
[南海]高野線・泉北高速線で2024/1/20にダイヤ改正。橋本以遠の本数に変化: 鉄道ダイヤ改正ニュース



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【南海】高師浜線は2024年4月上旬に列車運行再開。高架化工事のため2021年5月よりバス代行輸送中

南海電鉄では、連続立体交差事業による高架化工事のため、2021年5月22日より運休・バス代行輸送を行っている高師浜線(羽衣〜高師浜)について、2024年4月上旬より列車運行を再開することを発表しました。

4月上旬に高架化工事完了!高師浜線の列車運行を再開します | 南海電鉄

上記によりますと、現在着手している羽衣駅〜伽羅橋(きゃらばし)駅の高架化工事が2024年4月上旬に完了する目処が立ったことから列車運行を再開するとのことです。

なお、列車運行再開日が決定しましたら、改めて発表があるとのことです。



このブログでもご紹介したように、高石市内の連続立体交差事業に伴い、支線である高師浜線が約3年間運休・バス代行輸送が実施されてきました。
(参考)


3年間という長期の運休期間を設けた理由としては、仮線を設けて運行を続けながら工事するよりも、工事期間の短縮が図られること、また高師浜線が行き止まり路線であることからバス代行輸送の体制を整えることで対応が可能であることから、今回このような長期間の運休措置が採られました。

それから約2年半が過ぎ、今回予定の3年間よりも若干早く、来年4月上旬に列車運行が再開されることとなりました。
運休から約3年間の間運行されてきた代行バスも、高師浜線の運行再開をもって終了となります。



私自身は、今回の長期運休が始まる直前の2021年5月に、高師浜線を訪問してきました。
(参考)




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▲高師浜駅に停車中の高師浜線2230系


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▲伽羅橋駅に停車中の高師浜線2230系


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▲羽衣駅(地上時代・仮設)に停車中の高師浜線2230系


そして代行輸送が始まって間もない2021年7月に、実際に高師浜線の代行バスに乗車してきました。
(参考)


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▲羽衣駅の高架下に設けられた代行バスのりば。


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▲羽衣駅より海側の大阪府立臨海スポーツセンターに隣接して設けられた、高師浜駅代行バスのりば


これらの訪問の時には、3年という運休期間は単純に長いな、と感じていたのですが、いざ運行再開のニュースを見ると、この運休期間もあっという間だった、と今更ながら思う次第です。


高師浜線の運転再開日は、改めて発表されることとなっていますので、運転再開後、新しくなった高師浜線に改めて訪問したいと思います。

また、この高師浜線では将来的に自動運転の実現に向けた検討も行われることが既に発表されています。
(参考)


現在和歌山港線で実施されている自動運転の走行試験は順調に進んでいるようで、先日は報道向けの公開が行われていました。
(参考)
南海電鉄 運転士不足に備えた電車の自動運転 実証実験を公開|NHK 和歌山県のニュース

今回の運転再開により、高師浜線の区間では踏切が完全に除却されることとなります。
そのような環境ですので、自動運転実施には比較的条件の良い路線であると考えられますので、今後採用されることになれば、この路線が再び注目を集めることになるのかな、とも思うと今後が楽しみなニュースであります。



鉄道コム関連記事】
南海、高師浜線を2024年4月に運転再開 高架化工事で約3年間運休 - 鉄道コム
南海 高師浜線 列車運休・代行輸送(2021年5月22日) - 鉄道コム
南海、2023年8月ごろに自動運転の走行試験を実施へ - 鉄道コム



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【南海】「めでたいでんしゃ」6両編成連結ツアーの回送列車を撮影する(2023.12.23)

下記記事でご紹介したように、本日(12月23日)、「めでたいでんしゃ連結ツアー」として、通常は2両編成の「めでたいでんしゃ」が6両編成で、和歌山市駅から難波駅まで運行されました。
(参考)


あいにく往路の運転時は、家の用事で撮影できませんでしたが、それならば復路の回送列車を撮影してみようと、定番の撮影地・樽井〜尾崎間の「男里川橋梁」に向かいました。

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▲難波から和歌山市へ回送される「めでたいでんしゃ」6両編成。


編成順序は、難波方から「かしら」(黒色)、「かい」(水色)、「なな」(赤色)でした。
「かしら」登場後、初の6両編成だったからでしょうか、往路で難波方先頭に「かしら」が来るように編成が組成されていました。

この撮影地からだと確認しづらいのですが、特製のッドマークも掲出されたままで回送されていました。
動画も撮影しておきました。
丁度8300系「堺ブレイザーズ」ラッピング編成と橋梁上ですれ違うシーンも見られました。


この撮影地には、合計5名くらい同じく撮影の方がおられましたが、元よりキャパシティが大きい場所なので、難なく撮影できました。

毎年恒例となりつつある「めでたいでんしゃ」のイベントを撮影すると、年越しも間もなくかな、と思いながら撮影地をあとにしました。



鉄道コム関連記事】
南海 めでたいでんしゃ 6両編成クリスマスツアー(2023年12月23日) - 鉄道コム

【南海電鉄】泉北高速鉄道との経営統合に基本合意(2025年予定)泉北は南海へ吸収合併へ

南海電鉄では、同社の完全子会社である泉北高速鉄道との経営統合に基本合意することを決定したことを発表しました。

連結子会社である泉北高速鉄道株式会社との経営統合に関する基本合意のお知らせ|南海電鉄

【経営統合の目的】
・南海電鉄は、2024年7月1日に旧大阪府都市開発株式会社の譲渡を受け、同社の名称を泉北高速鉄道と改めて、グループ化。
2022年4月1日には、泉北高速鉄道の全ての株式を取得し、完全子会社化・
・一方、沿線人口の減少などにより、鉄道事業の構造的な需要減は歯止めがかからず、また人材の確保が困難なのは確実。
・そうしたなか、鉄道事業と不動産賃貸事業という同種の事業を営む南海電鉄・泉北高速鉄道の両社を経営統合し、サステナブルな公共交通の経営の実現や、更に競争力のある流通センターの確立に向けて経営資源を投入していく事業体制を確立することが最善であると判断。
鉄道利用しやすい運賃設定等を通じ、泉北高速鉄道沿線の堺・泉北エリアのおける価値を高め、南海電鉄グループのまちづくりを深化させる。

【経営統合の方式】
南海電鉄を存続会社、泉北高速鉄道を消滅会社とする吸収合併方式で検討すことで合意しているが、内容は未定。

【今後の見通し】
2025年度早期の経営統合に向けて検討を進め、両社の経営統合に関する最終合意の決議が完了次第、発表。

【運賃について】
・上記「経営統合の目的」に鑑み、堺・泉北エリアにおける「暮らす・働く・訪れる」価値を高め、交流人口・関係人口増加や子育て世代の流入促進の観点から、初乗り運賃の二度払い解消等、地域からのこれまでの声に応えることができるよう検討を進める。

【現在検討中の運賃案(一例)】
区間:
南海電鉄難波〜泉北高速泉ケ丘間(営業キロ20.3km)
現行:
普通運賃490円、通勤定期23,980円、通学定期9,670円
検討案:
普通運賃490 円(±0円)、通勤定期18,770円(▲5,210円)、通学定期6,060円(▲3,610円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



このブログでも数多く取り上げてきた「泉北高速鉄道」
幼少の頃から大学生まで育ってきたのが泉北高速鉄道の沿線であったこともあり、個人的に最も愛着を持っている鉄道事業者の一つであります。

1971年の開業当初から南海電鉄との相互直通運転を実施していて、当初は100系と3000系という、南海電鉄の車両をベースにした車両が主体でしたが、1990年には、泉北高速鉄道の独自設計となる5000系が登場し、泉北高速鉄道の独自カラーが車両面でも強く感じ始める時期に、丁度通学で泉北高速鉄道を利用することとなりました。

その後、7000系投入の頃までが泉北高速鉄道沿線に住んでいた時期で、その後、転居を重ねて現在は阪和線沿線に住んで久しいのですが、それでも「三つ子の魂百まで」とも言うのかも知れませんが、今でも泉北高速鉄道の動向は非常に気にしています。

建設の経緯から、南海電鉄とは別の第三セクター「大阪府都市開発株式会社」の路線として建設し、運営することになった泉北高速鉄道。
そこに変化が出てきたのは2014年の大阪府都市開発の株式売却で、紆余曲折の上、南海電鉄が買収することとなりました。



そして現在は南海電鉄グループとして、泉北エリアの旅客輸送と物流事業を営む、南海電鉄グループの主要事業の一つとして現在に至っています。

その泉北高速鉄道、鉄道事業は相互直通運転をしていることもあり、一体のものとして利用者にも認知されているのですが、とはいえ子会社とはいえ、別の事業者という、今の形態は取りあえず続くものだ、とぼんやり思っていましたが、青天の霹靂といいましょうか、本日、両社の経営統合について基本合意がなされた旨の発表がありました。



経営統合の内容としては、泉北高速鉄道は、南海電鉄に吸収合併され、消滅する方式が前提となっています。
大阪府都市開発(株)の頃からの路線名称であった「泉北高速鉄道」が会社名になって、来年で10年ですが、法人の名称としては、予定通りですと11年で消えることとなります。

また、運賃については、現在普通運賃は乗継割引運賃が適用されていて、南海電鉄一社で通し計算した場合とさほど変わらない水準になっていますが、乗継割引が適用されていない定期運賃についても、経営統合により初乗りの運賃の二重払いを解消し、現在よりも割安な運賃を設定していくことを検討しているのは、利用者にとっては嬉しい話であります。



一方で、まだ分からないことも沢山あります。
例えば「路線名」
現在は「泉北高速鉄道線」と呼んでいますが、これが経営統合後どのように呼ばれるのか。
引き続き「泉北高速鉄道線」なのか、「泉北高速線」なのか、「泉北線」なのか、それとも全く別の名称か。

はたまた「車両」
この8月に、南海「8300系」と共通仕様の泉北高速鉄道「9300系」が投入されましたが、経営統合後も引き続き「9300系」として投入されるのか、あるいは「8300系」として投入されるのか。

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▲和泉中央駅に停車中の泉北高速鉄道9300系。


また、車両のデザインも、現在の青帯一色に変更したばかりの泉北高速鉄道のカラーは存続するのか、それとも3000系や5000系等の既存車両も含めて南海電鉄カラーに変更されていくのか。



加えて、泉北高速鉄道の車両にマークされている社章の「セ」は残るのか消滅するのか。


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▲泉北高速鉄道の車両に記されている社章(旧・鉄道章)
1971年の泉北高速鉄道線開業時から掲出されてきたこのマークも、南海電鉄経営統合により見納めとなるのでありましょうか…?


更に言えば鉄道むすめ「和泉こうみ」
南海電鉄への経営統合後も引き続き、「和泉こうみ」として活躍するのか。
そして経営統合により制服が変わった際には、「和泉こうみ」の制服も変わるのか。
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▲泉北高速鉄道5000系にラッピングされた鉄道むすめ「和泉こうみ」。
今や、「せんぼくん」と並んで同社のイメージキャラクターの地位を確立している「和泉こうみ」。
南海電鉄との経営統合後の処遇も、気になるところです。


とにかく、突然の発表で、思いつくままに疑問を書き連ねてみましたが、今後少なくとも2年のうちには、これらについて何らかの答えが出てくるものと思いますので、そういったニュースを一つ一つ、丁寧に取り上げていくことが、かつて沿線に住んでいて、いまも愛着ある鉄道事業者の一つである泉北高速鉄道に対する、ささやかながらの最後の恩返し、になるのかもしれないな、と感じています。

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▲泉北高速鉄道 栂・美木多駅ですれ違う泉北高速鉄道7000系と、南海電鉄12000系「サザンプレミアム」。
デビュー当初は、泉北高速鉄道に乗り入れること自体が想像できなかった南海12000系。
他の特急用車両の検査時を中心に、特急「泉北ライナー」として泉北高速鉄道線に乗り入れる実績を積み重ねてきましたが、まさかこの両方の車両が経営統合により同じ会社の車両となることまで、想像の範囲外でした。


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▲住吉東駅を行き交う泉北高速鉄道7000系と南海電鉄8300系。
1971年の開業当時より、泉北高速鉄道は南海電鉄と相互直通運転を実施していましたが、開業から半世紀を過ぎて、経営統合により「相互直通」という表現ではなくなることになりそうです。




鉄道コム関連記事】
南海・泉北高速、2025年度に経営統合へ 泉北高速の吸収合併、運賃値下げも予定 - 鉄道コム
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【関連ブログ】
南海と泉北高速鉄道が吸収合併を見据えた経営統合に基本合意 | Stella Rail Side
【速報】泉北高速鉄道、南海に吸収合併され消滅へ - 鉄道プレス
泉北高速鉄道が南海電鉄に吸収合併へ 2025年度 「会社の壁」打破なるか : 702鉄道ノート
南海電鉄と泉北高速鉄道 経営統合へ : JR阪和線つれづれ記
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 泉北高速鉄道の南海統合を思う
南海と泉北、経営統合: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【鉄道友の会】南海2200系撮影会に参加する(2023.12.9)

南海電鉄の2200系は、かつて高野線で運用されていた「22000系」を改造した車両ですが、22000系から改造された車両として、他にも2230系、2270系があります。
それぞれ、改造当時の転用内容により、異なる形式が与えられていました。

そのうち2200系は、結果として3編成の改造にとどまり、その後高野線で活躍した後、各支線を中心に運用されてきました。

そして2009年には、2200系のうち1編成が、観光列車「天空」に改造され、現在も高野線・橋本〜極楽橋間で運用されています。

一方、残る2編成のうち1編成は、先ごろ調子鉄道へ譲渡され、改造後のオリジナルで現存している編成は1編成のみとなりました。
(参考)




今回、鉄道友の会の本部・阪神支部主催行事として、この2200系の撮影会が開催されましたので、手元にほとんど2200系の写真が無いこともあって、喜んで参加させていただくことにしました。

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2200系は、難波側から2201号車・2251号車の順の2両編成となっています。

難波側の車両にパンタグラフが載っていることから、こちらから撮影するのが絵になりますが、一方で線路が南北に走っている関係上、どうしても逆行気味になるのは仕方がありません。

続きを読む

【南海電鉄】「めでたいでんしゃ連結ツアー」実施。かしら、なな、かいの3編成併結で難波へ(2023.12.23)

南海電鉄では、主に加太線で運行している観光列車「めでたいでんしゃ」のうち3編成を連結して、難波まで運行する「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」を実施することを発表しました。

さちへのプレゼントを買いに難波へ! 「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」を開催 | 南海電鉄

上記発表資料によりますと、ツアー実施日は2023年12月23日(土)、ツアー参加料金は大人3,000円、小人2,000円となっています。
ツアーの申し込みは12月1日(金)11:30から、「ぶらりたび」専用サイトで受け付けることとしています。
ぶらりたび一覧 | 南海電鉄

行程は、和歌山市駅8:57発→貝塚駅停車(9:42〜9:53)→難波10:32着となっています。
また、この連結ツアーで使用した編成を、回送の帰路、みさき公園で約30分間(11:45頃〜12:20頃)、フリー撮影会を実施することとしています。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在、「さち」(ピンク色)、「かい」(水色)、「なな」(赤色)、そして「かしら」(黒色)の4編成が運行されている「めでたいでんしゃ」。
これらの「めでたいでんしゃ」を連結して走らせると面白そう、というのは誰しもが思うところで、これまでも2019年1月の「さち」「かい」の新婚旅行(という設定)から始まり、毎年のように実施されてきました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】めでたいでんしゃ「さち」と「かい」が新婚旅行へ。両編成を連結して初の運行(2019.1.26)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】「めでたいでんしゃ」初めての家族旅行として、3編成6両が併結して和歌山市〜難波間を運転(2019.9.23)
阪和線の沿線から : 【南海】「めでたいでんしゃ一家と行くクリスマス特別ツアー」実施。4本の「めでたいでんしゃ」を連結して和歌山市〜難波を運行(2021.12.25)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】今年も「めでたいでんしゃ」全編成(8両)でのクリスマス特別ツアー実施(2022.12.24)

近年は「12月のクリスマスツアー」として定着しつつある、この「めでたいでんしゃ」連結ツアーですが、今年もクリスマスに合わせて、12月23日に実施されることとなりました。

今年は、「かしら」「なな」「かい」の3編成を連結した6両編成で運行し、「さち」へのプレゼントを買いに難波へ行く(という設定)こととなりました。

昨年、一昨年の4編成8両に比べると1編成2両減少していますが、6両編成での「めでたいでんしゃ」ツアーは、2019年9月以来で、6両での「かしら」併結は初めてと思われます。

また今回、車両の回送途上において、みさき公園駅での撮影会も実施されることとなりました。
「めでたいでんしゃ」同士の連結面も、この撮影会を利用して撮影する、というのもいいのではないのでしょうか。


この「めでたいでんしゃ」連結ですが、私の地元も往復走ることから、時間が空いたら是非地元で撮影しておきたいな、と思います。

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▲2021年12月に実施された「めでたいでんしゃ」4本連結ツアー時の記録。
今回は「さち」以外の3編成が組成されることとなります。




鉄道コム関連記事】
南海 めでたいでんしゃ 6両編成クリスマスツアー(2023年12月23日) - 鉄道コム
南海 めでたいでんしゃ一家 クリスマスツアー・難波駅お披露目会(2022年12月24日) - 鉄道コム
南海 めでたいでんしゃ一家 クリスマスツアー(2021年12月25日) - 鉄道コム
南海 めでたいでんしゃ6両 和歌山市〜難波間(ツアー)(2019年9月23日) - 鉄道コム
南海 めでたいでんしゃ かい・さち 新婚旅行イベント(2019年1月26日) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
12月23日 南海,「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」開催|鉄道イベント|2023年11月30日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】特別急行券(車内補充券)

南海電鉄の特急「ラピート」「こうや」「りんかん」「泉北ライナー」では、乗車の際に乗車券等の他に「特別急行券」(特急券)が必要です。
(※)
特急「サザン」の指定席に必要な料金券は、「座席指定券」と区別されています。


この特急券は、駅の窓口や自動券売機、そしてインターネット予約「南海・特急チケットレスサービス」で購入することとなっていますが、これらで購入せずに乗車した場合は、車内で特急券を購入することとなっています。

私も通常は、チケットレスサービス等で事前に購入するのですが、先日急ぎで特急「こうや」に乗車したことから、車内で購入することとなりました。

その時の特急券がこちらです。
img557

かつては、手書きの車内補充券もありましたが、現在はタブレット端末から発券されるものになっています。
(参考)


そして、この端末で座席の指定を行うことができます。
座席の発売状況は、この端末で確認できることから、空席であることを確認し、発券することができます。


ともあれ、今回は時間が無かったことから車内補充券を購入しましたが、スムーズな乗車のために、事前に購入するようにしたいところです。


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▲堺東駅まで乗車し、下車の際に撮影した31000系「こうや」。




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【南海電鉄】「南海電車まつり2023」開催(2023.10.28)6000系無塗装車両の見学も実施

南海電鉄では、来る10月28日(土)に「南海電車まつり2023」を開催することを発表しました。

「南海電車まつり2023」を開催します〜演歌歌手・徳永ゆうきさんが特急「サザン・プレミアム」車掌役に〜 | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【開催日時】
2023年10月28日(土) 10:00〜16:00(最終入場15:30)

【場所】
南海電鉄千代田工場(高野線千代田駅下車 徒歩約10分)

【参加費】
無料(入場制限なし)

【イベント内容(一部抜粋)】
<展示・工場内見学>
・架線保守車(軌陸車)展示
・車両吊り下げ実演
・6000系無塗装車両 車内見学
・鉄道模型でGO
・保線車両(マルチプルタイタンパー)展示
・レール切断実演
・パンタグラフ操作実演

<体験イベント>
・作業用軌道自転車試乗 (当日整理券配布)
・子ども車掌体験 (当日整理券配布)
・天空サイクル(当日整理券配布)

<出店>
・鉄道グッズ販売(鉄道部品を除く)
・キッチンカー等の飲食店
・自治体ブース
・縁日(スーパーボールすくい等)

<ステージイベント>
・演歌歌手 徳永ゆうきさん
・狭山高校吹奏楽部・ダンス部

【臨時直通列車「サザン・プレミアム」】
(※)定員に達したため受付終了
・運転日時:
2023年10月28日(土)
泉佐野9:50発→難波10:57着→千代田工場11:49着
(往路のみ運行)

【ポスターイメージ】
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/230928_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



少しご紹介が遅れましたが、先にご紹介した泉北高速鉄道の二週間後に、南海電鉄でも「鉄道の日」記念行事として「南海電車まつり2023」を開催します。

今回の「南海電車まつり」では、先月運行を開始したばかりの6000系無塗装車の展示が実施されるのが、今回の目玉、といえるでしょうか。

また、泉佐野→難波→千代田工場と、南海線・高野線を直通する団体臨時列車が「サザン・プレミアム」で運行されます。
南海線と高野線にまたがって運行される団体臨時列車は、過去にも特急「こうや」30000系が南海線和歌山市駅まで運行されたこともあり、全くの初めてというわけではありません。
(参考)


とはいえ、今回の南海電車まつりで、わざわざ泉佐野出発の高野線直通の団体臨時列車を仕立てるのは、下記記事でご紹介した「新たな観光特急列車」導入に向けてのテスト、という意味合いもあるのかも知れない、と感じました。
(参考)

この「新たな観光特急列車」では、高野山のアクセスに特化せず、「乗車すること」自体を目的とする列車として導入することとしています。
そうすれば、南海線と高野線との直通運転が実施されるのも当然の流れ、とも考えられますので、今回実施する南海電車まつりでの団体臨時列車の運行での実績を、今後の観光特急列車導入に向けての検討材料としていく、というのは、勘ぐりすぎともいえないのかな、という気がしました。


当ブログでのご紹介が遅かったこともあり、この団体臨時列車は既に定員に達した模様ですが、当日は、余裕があればこの南海電車まつりを見にいくことができればいいな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
南海電車まつり2023(2023年10月28日) - 鉄道コム
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【南海】声優・中島由貴さんが和歌山市駅の一日駅長に(2023.11.4)「めでたいでんしゃ」撮影会を兼ねたトークショーも開催

南海電鉄では、同社の啓発アニメの主人公を担当する声優の中島由貴(なかしま ゆき)さんが11月4日(土)に和歌山市駅の一日駅長に就任することを発表しました。

声優・中島 由貴さんが、和歌山市駅一日駅長に就任します! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【一日駅長就任式】
・開催日時:
11月4日(土) 10時15分〜

・開催場所:
和歌山市駅広場

・その他:
参加費、事前予約は不要。

【めでたいでんしゃ撮影会&中島由貴さんトークライブイベント】
・開催日時:
11月4日(土)
第1回・・・13時〜14時(受付12時30分〜)
第2回・・・14時30分〜15時30分(受付14時〜)

・開催場所:
和歌山市車庫

・内容:
和歌山市車庫で、めでたいでんしゃ「さち」「かしら」の自由撮影会
めでたいでんしゃをバックした、中島由貴さんのトークイベント
中島由貴さんによる車外放送

・参加方法:
ぶらりたび専用サイト(https://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html)で申し込み
募集受付期間・・・10月13日(金)10時〜10月24日(火)17時

・料金:
大人3,000円、小児1,500円

・募集人数:
各回100名(最少催行人数50名)

nankai_nakamatue
▲中島由貴さんが声を担当する「中松江幸」が搭乗する安全啓発アニメーション
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/231006.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回唐突にご紹介した「中島由貴さん一日駅長に就任」ですが、まず「中島由貴」さんとは誰なのか、といったところですが、下記所属事務所や本人公式Webサイトによりますと、和歌山県出身、幼少期より子役、モデルとして活動し、2016年より声優として活躍しています。

主な出演作品は、「アイドルマスター シンデレラガールズ」(乙倉悠貴役)、「バンドリ!」(今井リサ役)「カードファイト ヴァンガードoverDress」(御薬袋ミレイ)などとのことです。

中島 由貴 – Beffect
中島由貴オフィシャルサイト – Nakashima Yuki Official Site

出身が和歌山県ということもあり、2020年9月より「和歌山県ふるさと広報局長」、2021年12月より「和歌山県ふるさと広報大使」として、和歌山県のPRにもご尽力いただいている方とのことです。
声優・中島由貴(なかしま ゆき)さん 「和歌山県ふるさと広報大使」就任に係る委嘱状交付式について|わかやま県政ニュース
和歌山県ふるさと広報大使 中島由貴の和歌山をいただきます! | おいしく食べて和歌山モール


また、南海電鉄との繋がりとしては、上記発表資料でも触れられているように、同社の安全啓発アニメーションの主人公である中松江幸(なかまつえ さち)の声を担当されています。
なお、このアニメは同社Webサイトで現在も視聴することができます。




このように、今や著名な声優のひとりでもある中島由貴さんが、今回和歌山市駅の一日駅長に就任されることになりました。
上述のとおり和歌山県や南海電鉄との縁があったとはいえ、ご本人が一日駅長とは、驚いた方も多いのではないのでしょうか。

加えて、「一日駅長」ですから、南海電鉄の制服を着用される中島由貴さんを一目見たい、というファンの方も多いと思われますが、そんな希望には勿論、「一日駅長就任式」やめでたいでんしゃ撮影会と併せたトークショーも開催されるとのことですので、ファンの方々は要チェックといえます。

参加費は3,000円で、「めでたいでんしゃ」の撮影も可能となっています。
申込期間が少し先なので、和歌山県に縁のある声優さんですので、この機会に見にいくのも面白そうだなと感じたニュースでありました。




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南海8300系・泉北9300系が2023年度グッドデザイン賞を受賞

本日、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」の発表があり、南海電鉄8300系及び泉北高速鉄道9300系がグッドデザイン賞を受賞したことが発表されました。

南海電気鉄道8300系車両・泉北高速鉄道9300系車両|2023グッドデザイン賞
南海電気鉄道8300系車両、及び泉北高速鉄道9300系車両が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞 | 南海電鉄
南海電気鉄道8300系車両、及び泉北高速鉄道9300系車両が 「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました | 泉北高速鉄道

【受賞車両】
・南海電鉄8300系
・泉北高速鉄道9300系

【グッドデザイン賞審査委員 評価コメント】
通勤用の鉄道車両は基本設計を共通とすることが多く、個性が出しにくい。その中でこの2車種は、グループとしての共通項と、会社ごとの独自性を絶妙に両立している。とりわけ車内の木目調の床と、人数分を2トーンで色分けしつつ落ち着いた色調の座席は、住宅のインテリアを思わせる。そのうえで9300系はダークな木目調と暖色系の座席とすることで、ニュータウンを走る鉄道車両としての差別化を実現している。空港アクセス鉄道で重要な多目的空間を導入するなど、多様化に配慮している点も印象的である。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲泉北高速鉄道9300系

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▲南海電鉄8300系

本日は、2023年度グッドデザイン賞の発表がありました。
鉄道事業者からも受賞のプレスリリースが発表されていますが、今回の南海8300系・泉北9300系は、他には見られない点で注目の受賞となりました。

まずは、異なる事業者の2車種が同一対象として受賞している点、そして南海8300系については、導入から8年が経過しての受賞という、いずれも異例のケースかと思われます。

こうした異例の受賞に至った理由としては、個性が出しにくい通勤用車両において、会社ごとの独自性とグループとしての共通項を両立させたデザインであることが評価されている点が、受賞コメントからも分かります。

即ち、南海8300系だけでなく、8300系と共通設計である泉北9300系で、その差別化が実現できたが故に、今回両系式が受賞できた、というべきかと思われます。
そうであるからこそ、南海8300系が導入7年を経て受賞した理由も納得、といえるでしょう。


グッドデザイン賞受賞の車両には、同賞の受賞を表す「G」をあしらったプレートが掲出されるものと思われます。
この8月に登場した泉北9300系にも、その輝かしいプレートが掲出されるのを楽しみにしたいと思います。




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【祝】南海8300系・泉北9300系がグッドデザイン賞を受賞! - 鉄道プレス
【南海電鉄/泉北高速】8300系/9300系がグッドデザイン賞を受賞 : 702鉄道ノート



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JR東海HC85系、東武鉄道「スペーシアX」などグッドデザイン賞受賞 | マイナビニュース
南海8300系・泉北高速9300系が「グッドデザイン賞」を受賞|鉄道ニュース|2023年10月6日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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