阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

南海電鉄

【南海電鉄】K-POPグループ「SEVENTEEN」ラッピングの「ラピート」運行(2022.10.27〜2023.3月末)

南海電鉄では、、HYBE JAPAN(ハイブ ジャパン)が主催する「SEVENTEEN BE THE SUN THE CITY OSAKA」プロジェクトとコラボレーションし、「SEVENTEEN」デザインのラッピングを施した特急「ラピート」を運行することを発表しました。


HYBE JAPANが日本初開催する『THE CITY』プロジェクトとコラボレーション 特急ラピートやなんば駅を、世界的人気のK-POPグループ「SEVENTEEN」が“太陽のように"彩る!|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【特急ラピートのラッピング】
●運行期間:
2022年10月27日(木)〜2023年3月末予定

●運行日時:
南海電鉄Webサイト(https://www.nankai.co.jp/traffic/svt_nankai.html)参照

●ラッピング内容
2022102401
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/221024.pdf)より引用)
(※)車内の装飾等は無し

【その他】
●「SEVENTEEN THE CITY OSAKA Nankai Rapi:t Ticket」:
SEVENTEEN のメンバーの写真やサインが入ったオリジナル台紙+乗車券付き特急券引換券をセットにして発売

●「SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t」1番列車試乗会:
SEVENTEEN仕様にデザインされた特急ラピート「SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t」の1番列車試乗会を実施


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄の空港特急「ラピート」50000系については、来週11月1日(火)より、高野線・泉北高速鉄道線の特急「泉北ライナー」で運行されることが既に発表されています。


一方で、羽倉崎の車庫で金色っぽい塗色のラッピング作業が行われているというSNS上の情報もあり、真偽の程は如何に?という感じでしたが、その謎は本日のプレス発表資料で明らかになりました。


上記画像のとおり、「ラピート」50000系のうち1編成を韓国の「SEVENTEEN」というK-POPグループのカラーであるオレンジ色を主体とした塗色でラッピングするものでありました。

「泉北ライナー」のブランドカラーが「金色」でありますので、「ラピート」50000系もすわ金色にラッピング?とも思われましたが、どうやら「泉北ライナー」用50000系のラッピングではなかった模様です。

ちなみにこの「SEVENTEEN」ラッピングのラピート、既に運行ダイヤが発表されてはいますが、難波〜関西空港間で運用されており、「泉北ライナー」として運用されることは無い模様ですので、ご留意下さい。

「HYDEサザン」の時と同じように、通常の鉄道ファンとはまた違ったファン層が南海線・空港線でカメラを構える姿が出てくるのかな、と思うと、運行開始後の賑わいも楽しみにしたいな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
南海50000系第5編成に「SEVENTEEN」ラッピング|鉄道ニュース|2022年10月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
南海電鉄「ラピート」車体にオレンジ、SEVENTEEN仕様のラッピング | マイナビニュース



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「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル2022秋」へ行ってきました(2022.10.15)

本日(10月15日)と明日(10月16日)、南海高野線・橋本〜高野山の駅で「第34回 高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」(以下「コーヒーフェスティバル」)が開催されます。



このコーヒーフェスティバルについては、今年4月にも開催され、その様子は下記過去ブログ記事でもご紹介しました。



前回は、高野下、極楽橋、高野山の各駅でコーヒーをいただきましたが、今回はまた違う駅を訪問してみたいと思い、参加してみました。



このコーヒーフェスティバルは、九度山駅で1,500円の参加チケットを購入します。
購入の際に渡されるパンフレットを提示することにより、フリーチケットが購入できるのも、今回も同様です。

フリーチケットを購入し、九度山駅から高野線の列車に乗車してみます。
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▲コーヒーフェスティバルの中吊り広告が掲出されていました。

車内は、コーヒーフェスティバルの参加者…というよりもむしろ、外国人旅行者が多く見られました。
政府の水際対策が緩和され、個人の旅行者も観光目的で来日できるようになりました。
車内で目にした外国人旅行者は、ツアー客のようでしたが、それでもコロナ禍前の光景が少しずつ戻ってきているのは、喜ばしい話であります。

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【泉北高速鉄道】50000系車両(ラピート)を特急「泉北ライナー」として運行(2022.11.1〜)試乗会も実施。高野線の「自由席特急」は運行終了

泉北高速鉄道及び南海電鉄では、2022年11月1日(火)から当面の間、特急「泉北ライナー」の一部を50000系車両(「ラピート」)で運行することを発表しました。

50000系車両(ラピート)の特急泉北ライナーとして運行及び試乗会の実施について|お知らせ|泉北高速鉄道

11月1日(火)より、50000系車両(ラピート)を特急泉北ライナーとして運行します〜10月30日(日)に試乗会を実施〜|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【「ラピート」の泉北ライナー運用】
・運行期間:
2022年11月1日(火)〜当面の間

・運行区間:
難波駅〜和泉中央駅

・特急料金:
520円
(通常は「スーパーシート」となる5・6号車についても同一の特急料金)

【「ラピート」使用の「泉北ライナー」ダイヤ】
・平日:
(下り・難波発)
8:17発、17:44発、19:24発、20:50発、22:17発
(上り・和泉中央発)
7:31発、17:03発、18:40発、20:06発、21:34発

・土休日:
(下り・難波発)
8:25発、10:25発、17:44発、19:26発、20:50発、22:17発
(上り・和泉中央発)
7:43発、9:43発、17:02発、18:40発、20:07発、21:38発

【ラピート試乗会】
・実施日:
2022年10月30日(日)

・行程:
和泉中央11:12発→難波11:43着

・募集人数:
100組(最大200名)

・参加料金:
無料
(但し、当日乗車時に和泉中央から難波駅の区間で有効な乗車券が必要)

・募集方法:
下記Webサイトに申し込み
【10月30日】ラピート試乗会(和泉中央駅〜難波駅)申込フォーム

・募集期間:
2022年10月3日(月)10時〜10月24日(月)10時
(定員に達し次第終了)

【特急「りんかん」「こうや」の運行について】
特急泉北ライナーとして運行している11000系車両を、高野線特急列車に運用することにより、現在一部自由席特急として運行している特急「こうや」、特急「りんかん」を、11月3日(木・祝)から全車座席指定特急として運行。
但し、車両検査の都合上、高野線において特急列車を一部運休します。



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海高野線では、去る5月27日(金)未明に発生した小原田車庫内での車両移動中のトラブルにより、特急「こうや」「りんかん」で使用している特急用車両のうち1編成が使用不能となったことから、一部「りんかん」「こうや」について、2000系による全車両自由席特急で運行しています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

この自由席特急ですが、トラブルにより使用不能となった30000系が復帰するまでの一時的なもの、と思いきや、もう4か月もこの状態が続いています。

そんな中今回、特急「泉北ライナー」11000系で運行されている列車を「ラピート」50000系に取替え、11000系は「りんかん」に使用することが発表されました。

これにより、長らく続いた「自由席特急」の代走も終了しますが、今回の発表では何と言っても「ラピート」の「泉北ライナー」充当でしょうか。
まさか「ラピート」が「泉北ライナー」として、期間限定ではありますが毎日運行することになるとは、一体誰が想像し得たでしょうか。

特徴的なのは、「スーパーシート」の取扱いで、「泉北ライナー」使用時には、スーパーシートとなる5・6号車についても同一の特急料金で使用できることになります。
そのため、特急券購入時、座席を指定する場合5号車または6号車を選択すると、おトクに乗車できることになります。

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▲「せんぼくトレインフェスタ2015」で展示された50000系。
過去に50000系が泉北高速鉄道に入線したのは、この時の「トレインフェスタ」くらいですが、今回の発表で11月から毎日「ラピート」が泉北高速鉄道で見られることになります。


「泉北高速鉄道の南海グループ化」「特急泉北ライナー運行開始」に加え、「高野線特急車両不足」といった条件が全て揃うことで実現した50000系「泉北ライナー」。

事故が契機での運用変更でもあるので、正直微妙なところではありますが、10月30日に試乗会も開催予定なので、運行開始後には当地への訪問を再開させていただきたいと思います。



【関連ブログ】
【びっくり】ラピートが「泉北ライナー」として運行へ - 鉄道プレス

列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 7年目の泉北ライナーで「ラピート」の代走に

「ラピート」の50000系を「泉北ライナー」に、高野線自由席特急は11月2日まで: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

これは思わず注目です。 | ファゴット吹きの日記 - 楽天ブログ

列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 7年目の泉北ライナーで「ラピート」の代走に




【関連ニュースサイト】



南海「ラピート」まさかの運用変更 「泉北ライナー」に登用 高野線特急の事故から玉突き変更 | 乗りものニュース

南海電鉄「ラピート」11月から「泉北ライナー」に - 試乗会も実施 | マイナビニュース

南海・泉北高速,50000系「ラピート」を11月1日から特急“泉北ライナー”として運転|鉄道ニュース|2022年10月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】セブンイレブンと業務提携締結。「アンスリー」消滅へ

南海電鉄とセブン-イレブン・ジャパンは、本日南海電鉄グループの運営するコンビニエンスストアのフランチャイズ化に関する業務提携契約を締結したことを発表しました。

南海グループとセブン-イレブン・ジャパン コンビニエンスストアのフランチャイズ化に関する業務提携契約を締結 〜駅構内のコンビニエンスストアをセブン-イレブンに転換〜|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【業務提携の内容】
南海電鉄グループ(南海フードシステム)が運営するコンビニエンスストアを、セブン-イレブンのフランチャイズ店に転換。

【第1号店オープン時期】
2022年12月オープン予定

【該当店舗】
アンスリー、nasco+


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「アンスリー」という名前の駅ナカコンビニ。
かつては南海以外にも聞いたことがある方も多かったのではないのでしょうか。

それもそのはずで、この「アンスリー」、当初は南海の他、阪神、京阪の在阪民鉄3社の共通ブランドとして展開されていた駅ナカコンビニでありました。

名前の由来が、「NANKAI」「HANSHIN」「KEIHAN」と、社名に共通の「AN」(アン)が3社揃っているので、「AN」が「3(スリー)」から、「アンスリー」となったのも、有名な話でありましょう。

しかしこの「アンスリー」ですが、阪神電鉄、京阪電鉄が相次いでブランド・業態変更(阪神は「アズナス」へ変更の後、現在は「ローソン」、京阪は「もより市」へ変更中)を行っている中、南海電鉄のみが「アンスリー」ブランドを守っていましたが、今回の発表により、南海の「アンスリー」は「セブンイレブン」に変更されることとなりました。


近いうちの消滅が正式決定した「アンスリー」、南海林間田園都市駅のお店を見てきました。
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▲アンスリー林間田園都市店

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▲赤が基調の「アンスリー」の看板も近いうちに見納めです。

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▲「アンスリー林間田園都市店」は、林間田園都市駅の駅出入口にあります。


思えば、南海や京阪で、コンビニを探すときは、必ずと言っていいほどこの「赤」と「緑」のアンスリーを探していたように思えます。

それくらいに個人的には馴染みがあったブランドではありますが、駅ナカコンビニについては近年の動きとして全国チェーンのコンビニに業態変更し、運営ノウハウや魅力ある商品を揃えて収益性を上げる動きが続いています。

関西地区でも、JR西日本が展開していた駅ナカコンビニ「ハートイン」等は「セブンイレブン」に、近鉄の「K PLAT」は「ファミリーマート」といった具合に、事業者独自ブランドが次々に全国ブランドに転換されていきました。

そして今回、関西地区では唯一オリジナルブランドとして運営していた南海の「アンスリー」も、セブンイレブンに転換ということになり、これで関西地区の民鉄等のコンビニは、全て全国ブランドの店舗に転換(※)されることになりました。
(※)京阪電鉄については、独自ブランド「もより市」に転換していますが、コンビニとは異なる業態であることから、除外しています。

確かに、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ大手の有する運営や商品開発のノウハウは、利用者や収益の店では非常に強く、鉄道事業者が関連事業で行うコンビニのそれとは、量・質ともにはるかに凌駕するのは確かでありましょう。
また、コンビニ大手についても、駅ソトでの店舗開拓の余地が減ってきていることから、新たな出店先として、駅ナカコンビニのブランド転換に活路を見いだすことは、お互いにとってメリットがありますし、何より利用者がより満足して買い物ができる、ということでも「三方一両得」なものといえるでしょう。

一方で、各鉄道事業者が関連事業を強化する中で生まれた「アンスリー」「アズナス」等のオリジナルブランドがあった、ということも、これまた歴史として語り継いでいくことができればいいな、と思います。



【関連ブログ】
【悲報】アンスリーが25年の歴史に幕。南海がセブイレと提携 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
大手私鉄の独自コンビニが姿消す。南海「アンスリー」がセブンイレブンに | タビリス



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【南海・泉北】「高野山デジタルきっぷ」発売(2022.9.27〜11.28)前日までの購入で大変おトクなQRコードを利用した乗車券

南海電鉄と泉北高速鉄道では、和歌山県が実施する「KiiPass」(キーパス)事業のひとつ、「KiiPass Koyasan」(キーパス高野山)事業の一環として、昨年に引き続き、QRコードを利用した乗車券「高野山デジタルきっぷ」を発売することを発表しました。

「KiiPass Koyasan(キーパス高野山)」事業の一環として「高野山デジタルきっぷ」を9月27日から発売します!泉北高速鉄道ではQRコードを利用した「デジタルきっぷ」の発売は初!|南海電鉄
「高野山デジタルきっぷ」を9月27日から発売します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【名称】
高野山デジタルきっぷ

【発売期間】
2022年9月27日(火)〜11月28日(月)
(当日分の購入は不可)

【有効期間】
2022年9月28日(水)〜11月29日(火)の指定日から連続する2日間
(購入日の当日は利用不可)

【内容】
以下の(1)(2)がセットになったきっぷ。
(1)実証実験駅(下記参照)〜高野山駅間の往復乗車券
(南海電鉄22駅)
難波、新今宮、天下茶屋、堺、泉大津、岸和田、泉佐野、りんくうタウン、関西空港、和歌山大学前、和歌山市、和歌山港、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、九度山、高野下
(泉北高速鉄道5駅)
深井、泉ケ丘、栂・美木多、光明池、和泉中央

(2)高野山内バス2日間フリー乗車券
(※)立里線、高野龍神線、高野丹生都比売線、京都高野山線は除く。

【特典】
高野山内・高野山麓合わせて合計39店舗の飲食店や土産物店で利用可能なクーポンが利用可能
(※)
割引対象店舗、施設詳細は以下のWebサイト参照。
https://kii-pass.com/koyasan/pdf/coupon_tokuten.pdf

【発売額】
南海デジタルきっぷ特設サイト(https://www.nankai.co.jp/contents/visa-transportation/ticket/)参照。
(例)難波発・・・2,510円(参考・・・高野山・世界遺産きっぷ:3,080円)

(※)通期で発売中のおトクなきっぷ「高野山・世界遺産きっぷ」よりも、さらに割安な料金設定

【購入方法】
「KiiPass Koyasan」サイトからスマートフォンで購入
https://www.kii-pass.com/koyasan/

【ポスターイメージ】
2022091603
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220916.pdf)より引用)

(参考)KiiPassについて
和歌山県が実施する、高野山・熊野地区の電車やバス、観光施設、アクテビティ等のチケットの予約・決済・利用がスマホ1つで可能となるWebシステム。
紀伊半島における交通・観光のデジタル化事業「KiiPass」について | 和歌山県

昨年度に続く「高野山エリア」に加え、今年度からは「熊野エリア」にも拡大。
2022091604
(和歌山県Webサイト(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062500/KiiPass_d/fil/03flyer.pdfより引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄及び泉北高速鉄道では、高野山への旅行者向けに、高野山駅までの往復と高野山内の路線バスが2日間乗り放題の「高野山・世界遺産きっぷ」を発売しています。
高野山・世界遺産きっぷ| 南海電鉄
高野山・世界遺産きっぷ|お得な乗車券|泉北高速鉄道

この「高野山・世界遺産きっぷ」であっても、例えば難波駅〜高野山駅〜奥の院前の往復で比較すると通常3,720円に対して3,080円と大幅に安くなっていますが、それに加え今回の「高野山デジタルきっぷ」では、更におトク(上記区間の場合は2,510円と更に570円割安)となっています。

一方、条件として「乗車日前日までの購入」が必要となっています。
事前に高野山を訪問することが分かっている場合は、是非活用し、お得に高野山を満喫してみてはいかがでしょうか。



なお、今年5月に発生した高野線・小原田車庫内での車両移動中のトラブルにより特急用車両が1編成使用不能の状態が続いています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

そのため、一部の特急「こうや」については、土休日を中心に、代替として自由席特急として運行されていますので、引き続きご注意下さい。
一部特急こうや・りんかんの運休(代わりに自由席特急を運転)と両数変更について | 南海電鉄



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【南海・泉北】中百舌鳥駅東改札口は9月17日(土)供用開始。2024年4月頃にはホームドア設置も

南海電鉄と泉北高速鉄道では、2021年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、この度9月17日(土)始発から、新しい改札口の供用を開始するとともに、今後2階コンコースの店舗面積の拡大、床面・壁面・天井や駅舎外観の美装化工事を実施することを発表しました。

〜中百舌鳥駅のリニューアル工事進行中〜9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します。続いて、コンコースの店舗面積を約3倍に拡大し、駅の美装化を実施!|南海電鉄
中百舌鳥駅のリニューアル工事について 9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【新改札口(東改札口)供用開始日】
2022年9月17日(土)初発
(当初計画より約3ヶ月早い供用開始)
(参考:当初計画・・・阪和線の沿線から : 【南海・泉北】中百舌鳥駅リニューアル工事を実施(2022年12月完成予定)御堂筋線との乗り換え利便性を向上へ

【リニューアル工事内容】
・2階コンコースの店舗区画改修
(店舗面積を現行の3倍)

・駅コンコースの床面・壁面・天井や駅舎外壁の美装化
(イメージ:美装化後の東改札口)
nankai_nakamozu


【リニューアル完成時期】
2023年12月頃


また同時に、中百舌鳥駅4番線にホームドア設置工事を開始することも、併せて発表しています。

中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します〜2024年4月ごろ運用開始〜|南海電鉄
中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【準備工事】
開始時期:2022年9月1日
※準備工事:ホームドア設置に伴う補強工事

【設置工事】
開始時期:2024年1月ごろ
※設置工事:ホームドアの設置工事

【運用開始時期】
2024年4月頃(予定)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



上記引用記事内でもご紹介していますが、南海電鉄と泉北高速鉄道では、昨年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、そのうち改札口の移設について、当初の予定よりも約3ヶ月早い供用開始じが実現することとなりました。

当初の計画では、「改札口移設」「ホーム階段増設」「トイレリニューアル」でしたが、これらに加え店舗スペースの増床も実施し、これらの完成が約1年3ヶ月後の2023年12月となることが発表されました。

中百舌鳥駅は、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅との乗換駅であり、多くの乗換客が行き交う拠点駅ですので、店舗の増加により、更に魅力ある賑やかな駅になるのではないか、と思います。


加えて、中百舌鳥駅にホームドア整備も発表されました。
ホームドアが設置されるのは4番線(高野線難波方面)ですが、発表で注目は運用開始時期であります。
運用開始は2024年4月頃で、1年半以上先となっています。
一方工事は、準備工事に約1年3ヶ月を要していますが、この準備工事とは、ホームドア設置に伴う補強工事となっており、やはりホームドア整備のためには、単にドアを付ければよい、というわけではないことが、この資料からも読み取れます。


ところで、一部の在阪民鉄及びJR西日本では、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した施設整備及び料金徴収を既に発表しています。
しかし、現在(9月5日)のところ、南海電鉄ではこの制度を活用した料金徴収はまだ発表されていません。

現在、南海電鉄のホームドア整備状況、難波駅1番線のみとなっており、今回の中百舌鳥駅4番線がホームドア整備2本目となっていますが、それ以降の計画についても、今後検討していく旨が今回発表資料内に記載されているのみとなっています。

既に「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用する各社では、具体的なホームドア整備方針等を示していますが、こと南海電鉄に関しては、一般車両に20m長の4扉車と17m長の2扉車が混在していること、それに加えて特急用車両も運行していることから、ホームドア整備についても、おいそれと急ピッチに進めることが難しい状況であるのかも知れません。

とはいえ、ホームドアの機能も年々向上しており、扉枚数・車両長が混在する路線でも設置できる製品も今後開発されていくことも予想されますので、そういった設備の目途が立った時点で具体的な整備計画を策定するのかも知れません。


ともあれ、南海・泉北高速・地下鉄と3路線が集う中百舌鳥駅の、快適性と安全性を向上していくのは嬉しいにゅーすでありますので、今後のリニューアル及びホームドア設置工事の進捗についても当ブログで取り上げていきたいと思います。




【関連ニュースサイト】




南海電鉄・泉北高速鉄道、中百舌鳥駅の東改札口を9/17から供用開始 | マイナビニュース

南海・泉北高速,中百舌鳥駅 新改札口の供用を9月17日から開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp

南海・泉北高速,中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】「ラピートデジタルきっぷ」発売開始(2022.8.8〜12.10)前日までの購入で関西空港への「ラピート」利用が割安に

南海電鉄では、関西空港アクセス特急「ラピート」をおトクに利用できるQRコードを用いたデジタルきっぷの「ラピートデジタルきっぷ」を発売することを発表しました。

“特急券付き"デジタルきっぷは今回が初!「ラピートデジタルきっぷ」を8月8日から発売開始!|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【発売期間】
2022年8月8日(月)〜12月10日(土)

【利用可能期間】
2022年8月9日(火)〜12月11日(日)
※利用日当日の購入は不可。
※購入日から起算して1か月以内の任意の日を選択可能。
但し11月10日(木)以降の購入は、有効期間は12月11日(日)まで。

【対象】
難波・新今宮・天下茶屋・堺〜関西空港 相互間の片道(レギュラーシートのみ)

【発売額】
・難波・新今宮・天下茶屋〜関西空港:1,200円
(関空トク割ラピートきっぷの場合:1,290円)

・堺〜関西空港:1,100円
(関空トク割ラピートきっぷの場合:1,290円)

【イメージ】
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220805_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄では現在、Visaのタッチ決済やQRコードに対応した改札機を、実証実験として運用しており、その稼働駅も徐々に増やしています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】Visaのタッチ決済・QRコード利用の実証実験を開始(2021年春〜)
阪和線の沿線から : 【南海・泉北高速】Visaのタッチ決済導入拡大を発表。泉北線全線では4月25日から、南海電鉄線でも新たに5駅で5月以降利用可能予定に


今回発表のあった「ラピートデジタルきっぷ」は、同社が提供するのアプリ「南海アプリ」内で購入、決済、座席指定、乗車が完結しており、窓口や券売機できっぷ類を購入することなく、スマホ上ですべての手続きが可能となっています。

この「ラピートデジタルきっぷ」ですが、新しい取り組みでもあることから、既存の窓口等で販売する割り引ききっぷより更に割安の価格設定となっているのが注目で、通常運賃・料金よりも250円程度も安くなっていることが注目といえます。

その一方で、乗車日前日までの購入が必要となっていますので、この点を留意しながら、条件が合う際には積極的に利用し、おトクに関空へのアクセスに利用できればいいな、と思ったニュースでありました。



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【南海電鉄】和歌山港線での自動運転実証試験に向けて事前準備を開始(2022年7月〜)

南海電鉄では、和歌山港線における自動運転に関する実証実験を2023年度から実施することとし、これに向けて2022年7月より順次準備を進めることを発表しました。

和歌山港線における『自動運転実証試験』に向けて事前準備を2022年7月から順次進めてまいります|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【実証試験開始に向けた準備の内容】
・車上設備、地上設備の整備
車上設備として自動運転を行うための自動列車運転装置と、自動運転を行う車両の乗務員のための操作表示部を新設。
地上設備として、これまで運転士が確認・判断していた情報(信号機の現示や走行経路情報など)を、車両の自動列車運転装置に伝達するための設備を一部新設。
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(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220616.pdf)より引用)

・自動運転システムに係わる検討・評価の実施
自動運転を行うための各装置の機能や精度の確認のほか、安全性や安定性、異常時の取扱いなどに
ついて、関係省庁や有識者で構成する第三者委員会による検討・評価を実施

【準備の開始時期】
2022年7月から

【実証試験の予定場所】
和歌山港線(和歌山市〜和歌山港、営業キロ程2.8km)

【実証試験の実施予定時期(想定)】
2023年度予定

【実証試験の運営(想定)】
昼夜の試運転車両において、運転士が乗務した状態で実施。
(営業運転している列車では実証試験は実施しない。)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




少子化が進む中、将来に向けて労働力人口の減少が続くことが予想されていることから、いまある仕事をより少ない人員・労働力で行えるような仕組みの構築が、いま様々な場面で求められています。

既にJR西日本では、夜間の保守点検やみどりの窓口について、将来的により少ない人員でも持続可能な仕組みを構築するべく、最終列車の繰り上げや「みどりの窓口」縮小・「みどりの券売機」拡充等の施策を実施しています。

阪和線の沿線から : 【JR西日本】環境変化を踏まえた今後の駅体制を発表。「みどりの窓口」を縮小し「みどりの券売機」を拡充へ
阪和線の沿線から : 【JR西日本】深夜帯ダイヤ見直し実施を発表(2021年春実施予定)近畿エリアで10分〜30分の終電繰り上げを実施


加えて、運行に係わる人員の確保に向けて、自動運転の更なる拡充が考えられますが、新交通システム等、自動運転が前提の鉄軌道はともかく、既存の普通鉄道や軌道において、自動運転を実施するためには、様々な実証実験が必要となっています。

一部の鉄道事業者では、こういった将来を見据えて、既に自動運転実現への取り組みを実施していますが、今回南海電鉄では、和歌山港線において自動運転の実証実験を実施するための事前準備を開始することを発表しました。


自動運転の実証試験を実施する場所は、和歌山港線とのことです。
DSC05368_R
▲和歌山港線を走る「めでたいでんしゃ さち」7100系。

和歌山港線は、上述のとおり3km弱の支線的な路線で、特急「サザン」は急行の一部が乗り入れるとはいえ、和歌山港駅で接続する南海フェリーに合わせた時刻の列車が中心となっていることから、昼間時間帯には2時間程度列車の運行がない時間帯も存在しています。

南海電鉄で、他にこのような間合いが確保できる路線は実は存在していないことも、この和歌山港線が自動運転の実証実験に選ばれた理由なのかな、とも感じました。

実証試験は、2023年度からを予定しているとのことですが、ファン的に気になるのは車上設備を搭載する車両についてでしょうか。

現在、和歌山港線では上述の「サザン」及び急行を除くと、基本的に7100系または2200系・2230系の2両編成が充当されています。

車上設備を搭載するのはこれら既存の和歌山港線で運用されている車両か、それとも他の車両か、気になるところではありますが、地元・和歌山での自動運転実証実験ですので、より具体的な内容がでてくれば、逐次ご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【まさかの】南海和歌山港線で自動運転を実施へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
南海、和歌山港線で2023年度に自動運転の実証実験を開始へ - 鉄道コム

南海、和歌山港線で「自動運転」へ 7月から実証実験への事前準備 | 乗りものニュース

南海和歌山港線で自動運転---最前部には係員 2023年度から実証実験 | レスポンス(Response.jp)

南海電鉄、和歌山港線で自動運転実証試験を予定 - 7月から準備開始 | マイナビニュース

南海電鉄、和歌山港線で自動運転の実証試験 - Impress Watch

南海和歌山港線で「自動運転実証試験」を2023年から実施へ 〜実証実験に向けた各種設備を南海・京三製作所で開発〜|鉄道ニュース|2022年6月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海・泉北高速】Visaのタッチ決済乗車 初夏トクキャンペーン実施。大阪市内3駅での乗車または降車で30%割引に

南海電鉄と泉北高速鉄道では、Visaのタッチ決済を用いて難波・新今宮・天下茶屋のいずれかの駅で乗車または降車した場合に、30%割引で利用できるキャンペーン「Visaのタッチ決済乗車 初夏トクキャンペーン」を実施することを発表しました。

「Visaのタッチ決済乗車 初夏トクキャンペーン(30%割引)」を2022年6月6日(月)から実施します!|南海電鉄
Visaのタッチ決済乗車 初夏トクキャンペーン(30%割引)|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【条件】
Visaのタッチ決済を利用の上、難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅で乗車または降車した利用者

【対象駅】
Visaのタッチ決済可能な専用改札機(窓口の専用機器を含む)の設置駅。

<設置駅>
難波(2F中央改札口、3F北改札口)、新今宮(4F)、天下茶屋
(南海線)
堺(東口)、泉大津、和歌山大学前、和歌山市、和歌山港
(空港線)
りんくうタウン、関西空港
(高野線)
堺東(西出口)、三国ヶ丘、中百舌鳥(北出口)、金剛、河内長野、橋本、九度山、高野下、高野山
(泉北高速鉄道線)
深井、泉ケ丘、栂・美木多、光明池、和泉中央
(合計24駅)

【対象期間】
・第1弾:
2022年6月6日(月)〜6月12日(日)

・第2弾:
2022年6月20日(月)〜6月26日(日)

【注意事項】
・難波・新今宮駅・天下茶屋駅での乗車または降車が必須条件のため、該当しない場合(例:堺〜和歌山市、等)はキャンペーン対象外。
・南海電車と南海フェリーの乗継ぎ時に、「スマート好きっぷ」を利用の際は、本キャンペーン対象外。
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海フェリー】Visaタッチ決済実証実験開始。南海電鉄との乗継で「スマート好きっぷ」割引適用(2022.3.25〜)

【イメージイラスト】
nankai_visatouchi_2022summer
(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220602.pdf)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事でご紹介したように、この4月25日(月)から泉北高速鉄道線の全駅で「Visaのタッチ決済」が利用できるようになりました。
阪和線の沿線から : 【南海・泉北高速】Visaのタッチ決済導入拡大を発表。泉北線全線では4月25日から、南海電鉄線でも新たに5駅で5月以降利用可能予定に

泉北高速鉄道線でも利用できるようになったことから、どのようなキャンペーンが新たに実施されるのか、期待していたところ、早速30%割引のキャンペーンが実施されることとなりました。

今回は、難波・新今宮・天下茶屋の大阪市内3駅での乗車または降車で利用することで、運賃が30%割引になるというものです。
対象駅はVisaのタッチ決済導入済みの各駅でありますので、高野山や和歌山市といった駅からでも30%割引が適用されますので、この機会に高野山、あるいは和歌山市まで出向いてみてはいかがでしょうか。

私自身も、6月20日(月)には大阪市内、しかも難波へ下記のイベントに出かけたいなと考えていますので、その際にこのキャンペーンでの割引を享受できればいいな、と考えているところです。
(ご参考)
『からかい上手の高木さん』見守りたい初恋展(高木さん展)




【関連ニュースサイト】
Visaのタッチ決済での鉄道利用で30%割引 南海 - Impress Watch



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【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

南海高野線では、去る5月27日(金)未明に発生した小原田車庫での特急車両移動中のトラブルにより、同日から全ての特急「こうや」「りんかん」を運休し、同時刻で自由席特急列車を運転しています。



この度、「こうや」「りんかん」に関する今後の運転計画が発表されました。

特急こうや・りんかんの運休と両数変更について|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【5月31日(火)に運休する列車】
・下り(難波発時刻)
りんかん1号(7:35発)
こうや1号(8:42発)
こうや3号(10:00発)
こうや5号(13:00発)
こうや7号(14:00発)
りんかん3号(17:12発)
りんかん5号(18:24発)
りんかん9号(20:05発)
りんかん15号(22:05発)

・上り(極楽橋(○)または橋本発時刻)
りんかん2号(6:39発)
りんかん4号(7:41発)
りんかん6号(9:00発)
こうや2号(○11:30発)
こうや4号(○12:23発)
こうや6号(○15:39発)
こうや8号(○16:47発)
りんかん10号(19:07発)
りんかん16号(21:08発)

【6月1日(水)から当面の間運休する列車(6月15日(水)を除く)】
<平日ダイヤ>
・下り
りんかん9号(難波20:05発)
りんかん15号(難波22:05発)

・上り
りんかん10号(橋本19:07発)
りんかん16号(橋本21:08発)

<土・休日ダイヤ>
・下り
こうや5号(難波10:00発)
こうや11号(難波14:00発)
りんかん3号(難波18:00発)
りんかん9号(難波20:05発)
りんかん15号(難波22:07発)

・上り
りんかん6号(橋本9:06発)
こうや6号(極楽橋12:27発)
こうや12号(極楽橋16:21発)
りんかん10号(橋本19:06発)
りんかん10号(橋本21:10発)

【6月1日(水)から当面の間両数を変更する列車】
<平日ダイヤ>
りんかん1号(難波7:35発)
りんかん2号(橋本6:39発)
いずれも8両から4両に変更

【6月15日(水)の運休列車】
・下り(難波発時刻)
こうや1号(8:42発)
こうや5号(13:00発)
りんかん5号(18:24発)

りんかん9号(20:05発)
りんかん11号(20:34発)
りんかん15号(22:05発)
りんかん17号(22:35発)

・上り(極楽橋(○)または橋本発時刻)
りんかん4号(7:41発)
こうや2号(○11:30発)
こうや8号(○16:47発

りんかん10号(19:07発)
りんかん12号(19:38発)
りんかん16号(21:08発)
りんかん18号(21:37発)

(※)赤字は6月15日(水)に追加となる運休列車


【運休列車・両数変更の取り扱い】
・同時刻に自由席特急を運転。特急券の購入は不要。
・運休列車の特急券を既に購入済みの利用者には無手数料で払い戻し。チケットレスサービスで購入の場合は自動払い戻し。
・両数変更のため減少する座席(5号車〜8号車)の特急券を購入済みの場合は、代席を用意し、当日案内。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



20220527_190026_R
▲橋本駅に停車中の「りんかん10号」(19:07発)代替の自由席特急

20220527_191512_R
▲同、「りんかん12号」(19:38発)代替の自由席特急


冒頭でも記したように、南海高野線・小原田車庫での特急車両移動中のトラブルで、5月27日(金)より「こうや」「りんかん」の運休が続いています。

今回、損傷した特急車両を他の車両の出庫に支障しない場所へ移動することができたkぉとから、残りの特急車両を使用して「こうや」「りんかん」の運転を再開することができました。

しかし、損傷した車両の修理には時間がかかることから、引き続き一部の「こうや」「りんかん」では運休・自由席特急での運転が実施されることとなりました。


元より、高野線の特急「こうや」「りんかん」は、30000系2編成・31000系1編成の合計3編成が、全て運用されることで成り立っているダイヤとなっており、いずれか1編成が使えなくなる場合は、いずれかの列車に運休が発生することとなっていました。

検査等、予めスケジュールが分かっている場合は、冬季の需要が落ち込む「こうや」を一部運休させる等により対応していますが、今回のように突然のトラブルで運休が発生したばあい、上述のとおり特に土・休日に多くの列車で運休が発生することになります。


この運休ですが、車両の修理が必要となることから、しばらくは続くものと思われ、それに伴い自由席特急列車についても、しばらくは運行が続くものと思われます。

下記記事でご紹介したように、昨日も大和川橋梁で「自由席特急」を撮影してきました。


この光景が引き続き見られることから、記録する時間はまだしばらくありそうですが、それはイレギュラーな光景を見たいファン的な視点でしかなく、一般の利用者にとっては、確実に着席できる特急列車の運行再開を願いたいところかと思われます。

もっとも、こういう形で料金不要の自由席特急がしばらくの間運転されることになるわけですが、料金不要で特急列車の速達サービスを享受できることになることで、「高野線にも『サザン』自由席等を設定して欲しい」等の、利用者の要望が強くなる可能性も無くはない、という気もしないではありません。


ともあれ、損傷した車両の修理がいつ完了し、「こうや」「りんかん」の運休がいつ解消するのか、引き続きチェックしておきたいと思います。




【関連ブログ】
【南海】自由席特急の運転を当面継続へ…修理の目処立たず - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
南海電鉄「こうや」「りんかん」一部運休・両数変更など当面実施へ | マイナビニュース




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