阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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南海電鉄

【南海】「めでたいでんしゃ」多奈川線を走る(赤色「なな」編)(2022.11.5)

南海電鉄では、大阪府岬町で地域の観光資源を活かしたイベント「秋は岬町で遊ぼ!」を開催しますが、この中で、日頃は加太線を中心に走っている「めでたいでんしゃ」を、同町内を走る多奈川線で運行することを発表しています。



日程としては、11月5日(土)は「なな」(赤色)、11月19日(土)は「かしら」(黒色)、11月26日(土)は「かい」(水色)が多奈川線を走る予定となっています。


本日(11月5日(土))、このうち「なな」が多奈川線で運行されていましたので、早速その様子をみてきましたので、ご紹介します。



みさき公園の駅に到着すると、早速赤い車体が特徴の「めでたいでんしゃ なな」が停車していました。

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▲みさき公園駅に停車中の「めでたいでんしゃ なな」

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▲海をイメージさせるヨットのデザインを取り入れた、みさき公園の駅舎をバックに入れてみます。

私以外にも、「めでたいでんしゃ」が多奈川線を走るのを一目見ようと、家族連れや鉄道ファンが写真を撮影していました。

みさき公園9:35発の多奈川行きに乗車し、深日港(ふけこう)で下車します。
この深日港で、折り返しみさき公園行きの「めでたいでんしゃ なな」を撮影してみました。
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▲深日港駅を発車する「めでたいでんしゃ なな」。
ここ深日港駅からは、深日港と洲本港(淡路島)を期間限定で運航する「深日洲本ライナー」に乗り換えが可能です。
11月までの土休日を中心に運航していますので、「深日洲本ライナー」のアクセスとして多奈川線の「めでたいでんしゃ」に乗るのも面白いのではないのでしょうか。
(参考)


深日港駅で撮影したあと、隣の多奈川駅まで歩きます。
「隣の駅」といっても、営業キロで500m。10分もすれば到着します。
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▲多奈川駅に到着。

ここで、再びやってくる「めでたいでんしゃ なな」を撮影します。
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▲多奈川駅構内・車止め付近から撮影

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▲多奈川駅に到着した「めでたいでんしゃ なな」

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▲「多奈川駅にやってきた『めでたいでんしゃ なな』であることが分かるように、駅名標を入れて撮影してみました。

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▲「めでたいでんしゃ なな」の側面。
ここ多奈川駅は、かつて難波からの直通急行「淡路号」が発着していていました。
その名残もあり、ホームは6両分(但し停車しない位置はフェンスで締切)あり、またここ多奈川駅のホームの幅も広くなっています。
その広さを利用して、日頃はじっくり撮影することが難しい、「めでたいでんしゃ」の側面を記録してみました。

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▲方向幕。
「めでたいでんしゃ」のカラーと「みさき公園−多奈川」の文字が珍しいものとなっています。


折り返し、10時20分発の列車に乗車して、みさき公園駅に戻ります。
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▲みさき公園駅に停車中の「めでたいでんしゃ なな」。
西改札口のトイレ付近から、このように近くで撮影することが可能です。




以上、多奈川線を走る「めでたいでんしゃ なな」の様子をご紹介しました。

本日は赤色の「なな」が充当されましたが、2週間後の11月19日(土)は黒色の「かしら」、26日(土)は水色の「かい」が充当されます。

この日は家族連れや鉄道ファンがちらほら集まり、のんびりした撮影となりましたが、26日は別途撮影イベントもあるようですので、留意しておきたいところです。


日頃は2200系が往復する多奈川線ですが、この11月はいつもと違う風景が見られます。
引き続きその様子をこのブログでご紹介していきたいと思います。



【関連ニュースサイト】
南海多奈川線で「めでたいでんしゃ」運転|鉄道ニュース|2022年11月6日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】運賃値上げに伴う今後の設備投資計画を発表。新たな観光列車の導入や、2000系ワンマン改造、南海線ワンマン化等を実施へ

下記記事でご紹介したように、南海電鉄では2023年10月を予定に運賃改定(値上げ)を実施するべく、国土交通大臣宛に申請をおこなったことを発表しました。


この運賃値上げにおいて、同社では「鉄道事業の持続性を高めるための安全・安定的な輸送基盤の強化」と、「社会的要請(移動ニーズ、沿線価値向上、デジタル技術の実装)に応えるサービスの高度化」の観点から、必要とされる価値を提供するための計画的投資を、今回の値上げにおいて実施することとしています。

その設備投資計画の中でも、鉄道ファン的に注目しておきたい内容がありましたので、この記事でご紹介したいと思います。

【新たな観光特急車両の導入】
・2025年度を目標に新たな観光特急列車の導入を計画。
・高野山へのアクセス手段としてだけでなく、「乗車すること」自体を目的化できるサービスの提供を追求。
・個人客から旅行代理店ツアーにも利用しやすい運行ダイヤの設定や、車内での飲食サービスの提供も検討。
・投資額:約23億円
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(南海電鉄発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/221028.pdf)より引用)


【2000系ワンマン改造】
・支線で運用しているワンマン車両について、現在使用している2200系から、2000系車両をワンマン改造して置き換えを進める。

【南海本線でのワンマン運転】
・各支線で実施しているワンマン運転について、2024年度を目標に南海本線の一部区間に拡大するべく検討を進める。

【新たな利用サービスの拡充】
・2023年にPiTaPa・ICOCAでの乗車を対象とした新たなポイントサービスの導入を予定。
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(南海電鉄発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/221028.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料及び当ブログ記事をご覧ください。



先の記事で南海電鉄の運賃値上げ申請についてご紹介しましたが、その値上げによる原資を元に、今後どのような設備投資を実施していくのか、ということも今回発表されています。

当記事で取り上げたのは、その中でも鉄道ファンや当ブログ的にチェックしておいた方がよいのではないか、と思える内容をピックアップしてみました。



【新たな観光特急車両】
まず「新たな観光特急車両」ですが、現在高野線で運行している「天空」は、2009年の運行開始で既に13年が経過している上に、改造元の車両となる2200系は1960年代に製造されていることから、老朽化は否めません。

今回その「天空」の後継、という位置づけとも考えられる、「新しい観光列車」を2025年度を目標に投入するとのことです。
サービス内容については、「車内での飲食も検討」とあるように、現在の「天空」以上に車内での滞在時間が長くなるようなサービスを提供するものと思われます。
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▲橋本駅に停車中の「天空」2200系。


また、投入車両数は明記されていないものの、投資額が約23億円というボリュームから考えると、既存車両の改造ではなく新造車両の投入、ということが考えられそうです。
(4両編成の場合でも1両5億円程度)

また運行区間も、高野山へのアクセス手段に特化しないことを検討していることから、空港線や加太線等、様々な区間を運行することも予想されそうです。

世界との玄関口である「関西空港」と、「高野山」「加太」等様々な観光資源を有する南海電鉄沿線を結ぶ観光特急として、国内外の観光客の注目を集める列車になることを期待したいところです。



【2000系の動向】
さて、今回の投資計画では「2000系のワンマン化改造」も明記されています。

2000系は、1990年から高野線の平坦区間と勾配区間を直通できる車両として投入されました。
その後、高野線のダイヤ改正に伴い余剰が発生したことから、一部は南海線の普通列車にも使用されています。

上述のとおり、高野線を全線走行できる車両である一方、17mの短い車体長に2扉という少ない扉枚数から、主に混雑区間での使い勝手が良いとは言えず、かつての「大運転」(難波〜高野山直通)の急行列車に投入されていた頃を考えると、持て余し気味に感じられなくはありません。

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▲南海本線の普通列車として充当される2000系。
利用者から分かるように、運転席に「2扉車」と表示しているのがポイントです。


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▲高野線大和川橋梁を通過する2000系。
特急「こうや」「りんかん」に使用されている30000系のうち1編成が使用不能となったため、全車自由席特急として運行されている際の記録です。
逆にいえば、「2000系に余裕があるため自由席特急を仕立てることができた」エピソードともいえなくはないかも知れません。


今回その2000系車両について、各支線で使用されているワンマン車両(2200系)の置き換えとして改造していくことが発表されました。
2両編成も存在する2000系ですので、2200系の後継としてワンマン車両の置き換えとなるのは、現在の南海電鉄の車両ラインナップから考えると妥当な流れ、ともいえるでしょうか。


ワンマン運転という点では、「南海本線での一部区間でのワンマン運転拡大」も今回発表されています。
南海本線のどの区間でワンマン運転が実施されるのかは、今回発表されていませんが、利用者数から考えると、泉佐野以南の閑散区間で実施される可能性は高いのかな、とも考えます。

また上述の「2000系ワンマン運転改造」と組み合わせて考えると、「泉佐野以南での2000系によるワンマン運転」という可能性もあり得るのかな、とも考えられます。

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▲箱作〜淡輪間を走る9000系普通車。
大阪湾を眺めることのできる区間でありますが、利用者は泉佐野以北より少ない状況です。
今後ワンマン運転が実施される際には、この区間でも実施される可能性も高いと考えられます。


ともあれ、高野線急行用車両から、南海線普通車用車両への使用という時代を経て、都合三度目の転身が予想される2000系。
この数年でどのような変化が生じるのか、ファンとしても注目したいところであります。



【新たなポイントサービス開始→回数券廃止か?】
サービス面で注目したいのは、PiTaPa、ICOCAの乗車を対象にしたポイントサービスの実施でしょうか。
既に他の鉄道事業者で導入されているサービスですので、それ自体に目新しいものがあるわけではありませんが、その引き替えに「回数券」が廃止されるのも、これまた他の事業者でみられた動きです。

現在、南海電鉄では回数券(時差回数券、土休日回数券含む)の廃止は発表されていませんが、この新サービス発表と引き替えに廃止、というのも十分考えられそうです。
2023年の「新たなポイントサービス」開始に向けて、今後の発表についても注視していきたいと思います。



以上、今回の値上げとともに発表された設備投資の内容から、当ブログ的に気になる内容を挙げてみました。
今後、正式な発表があれば、随時当ブログでもご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【南海】運賃値上げを申請。2000系を支線に投入へ - 鉄道プレス
阪和線のライバル南海電鉄 運賃改定申請 : JR阪和線つれづれ記
2023年10月、南海値上げ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




【関連ニュースサイト】

南海電鉄2000系「ズームカー」ワンマン改造、支線の2200系を置換え | マイナビニュース
南海電鉄、高野線に「新たな観光特急車両」2025年度を目標に導入へ| マイナビニュース
南海が平均10%の運賃値上げへ…難波-中百舌鳥間に特定運賃 2023年10月予定 | レスポンス(Response.jp)



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【南海電鉄】運賃値上げ申請を発表(2023年10月実施予定)初乗り160円→180円に、難波〜中百舌鳥間は特定運賃を設定

南海電鉄では、2023年10月の実施予定に向けて、国土交通大臣宛に鉄道線旅客運賃の変更認可申請を行ったことを発表しました。

鉄道線旅客運賃の変更認可申請を行いました|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【初乗り運賃、改定率等】
・初乗り運賃:
現行160円→申請180円

・改定率
普通運賃:9.0%
通勤定期:12.3%
通学定期:4.5%
合計:10.0%

【普通旅客運賃】
・改定額
初乗り運賃(1km〜3km):20円
4km〜15km:30円
16km以上:40円

・特定運賃
難波駅〜中百舌鳥駅間特定運賃を設定。
現行:340円
(改定運賃:370円
特定運賃:350円

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▲申請概要及び普通旅客運賃の改定内容
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/221028.pdf)より引用)

【定期旅客運賃】
・通勤定期:
長距離帯の負担軽減を図るとともに、通勤定期の利用の回復が限定的であることを踏まえて割引率見直し。
割引率を1.8%引き下げ

・通学定期:
長距離帯の負担軽減を図るとともに、家計への負担に配慮し、現行割引率による値上げ額の半額程度に値上げ額を養成。
割引率は1.1%引き上げ。

【その他】
以下の運賃・料金は変更しない。
・空港線加算運賃
・りんくうタウン〜関西空港間の特定運賃
・鋼索線運賃
・特別急行料金、座席指定料金、特別車両料金
・定期特別急行料金、定期座席指定料金



詳細は、上記発表資料をご覧ください。



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▲南海本線を走る9000系

コロナ禍による利用者の行動変容にともない、今後利用者の回復が大きく見込めない中、鉄道事業者では既に値上げを発表している事業者も見受けられます。

ここ関西地区でも、既に近畿日本鉄道(近鉄)が2023年4月からの普通運賃の値上げを発表しています。



その他の事業者でも、割引運賃の見直しや回数券の廃止等、収益確保の見直しが行われることとなっていますが、そんな中、大阪府南部・和歌山県北部を路線エリアとする南海電鉄でも、運賃値上げの申請を行いました。

同社では28年ぶり(消費税率変更によるものを除く)の運賃値上げとなりますが、その内容をみますと、上記内容のとおり、20円〜40円の値上げ、同社全体で10.0%の値上げとなります。

一方で、注目の内容は「特定運賃の設定」でありましょう。
「特定運賃」自体は、同社では既にりんくうタウン〜関西空港間で設定されていますが、今回設定されるのは、「難波〜中百舌鳥」間であります。

この区間では、大阪メトロ御堂筋線が同区間を結んでおり、その運賃が330円となっています。
一方、現行の南海電鉄の運賃は340円に対し、今回の値上げでは370円となり、このままですと大阪メトロとの運賃差が40円と大きく広がることから、利用者の逸走を防ぐ目的もあり、この区間に特化した特定運賃を設定したものと思われます。

一方で、定期運賃(通勤・通学)については、この特定運賃に基づく設定は行われていないことから、運賃値上げ後の定期券利用者の動向も気になるところであります。

確かに値上げは家計に対して苦しいものでありますが、鉄道事業者とて、安全な輸送を提供するためには、必要な投資やコストは必要であり、それが十分に賄えない場合は、必要なレベルでの値上げはやむを得ないかと思われます。

しかもこの南海電鉄では、消費税率引き上げを除くと28年間もの間値上げを実施してこなかったわけで、その間に様々なコストが変化するのは当然といえます。
そのため、今回の値上げについてもその必要性は十分に理解しながら、今後の同社が提供するサービスが必要とされる価値を提供するものに値していくのか、利用者としても継続的に見ていきたいな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【南海】運賃値上げを申請。2000系を支線に投入へ - 鉄道プレス
阪和線のライバル南海電鉄 運賃改定申請 : JR阪和線つれづれ記
2023年10月、南海値上げ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
大手私鉄でも本格的に。 | ファゴット吹きの日記 - 楽天ブログ



【関連ニュースサイト】

関西私鉄、2023年新運賃の比較研究。南海も値上げで全社が改定へ | タビリス
南海が平均10%の運賃値上げへ…難波-中百舌鳥間に特定運賃 2023年10月予定 | レスポンス(Response.jp)
南海28年ぶりの運賃値上げで変革? 新型特急&ワンマン拡大 古参車たちのゆくえは | 乗りものニュース



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【南海電鉄】「めでたいでんしゃ」多奈川線(みさき公園〜多奈川)で運行(2022.11.5,19,26)岬町でのイベントの一環として終日運行。

南海電鉄では、大阪府岬町で地域の観光資源を活かした各種イベント「秋は岬町で遊ぼ!」を開催しますが、このイベントの中で「めでたいでんしゃ」を同町を走る多奈川線で運行することを発表しました。

11月〜12月にかけて「秋は岬町で遊ぼ!」を開催します!〜岬町にて各種イベントを実施〜|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【「めでたいでんしゃ」の多奈川線運行】
●運行予定日及び運行編成
・11月5日(土):
めでたいでんしゃ「なな」(赤色)

・11月19日(土):
めでたいでんしゃ「かしら」(黒色)

・11月26日(土)
めでたいでんしゃ「かい」(水色)

(※)上記日程において終日運行予定。
また、やむを得ない事情により車両変更の場合あり。


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄加太線で運行する「めでたいでんしゃ」。
思えば2016年に、現在の「さち」(ピンク色)が運行を開始し、その後「かい」(水色)、「なな」(赤色)、そして昨年2021年には「かしら」(黒色)がデビューし、現在の陣営となっています。

これら4編成の「めでたいでんしゃ」、全てが併結された団体臨時列車としても運行されたり、最近では泉北高速鉄道で開催された「せんぼくトレインフェスタ」でも展示されたりと、本当に様々なイベントで引っ張りだこであります。



そんな中、今回は和歌山市と孝子峠を挟んで反対側の大阪府岬町で開催されるイベントのひとつとして、これらの「めでたいでんしゃ」が終日多奈川線で運行されることとなりました。

多奈川線で運行される「めでたいでんしゃ」は上述のとおりですが、改めて画像付きでご紹介しておきます。

【11月5日(土)運行:めでたいでんしゃ「なな」】
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【11月19日(土)運行:めでたいでんしゃ「かしら」】
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【11月26日(土)運行:めでたいでんしゃ「かい」】
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これらの「めでたいでんしゃ」が全長2.6kmの多奈川線を行ったり来たりします。
どこでどう撮影するか、全長が短くチャンスが多いので、様々な構図が考えられます。
沿線をプラプラ歩きながら、岬町のまちなかの魅力も感じ取ることができるといいな、と感じたニュースでありました。

私も日程が合えば、可能な限り撮影しておきたな、とも思います。




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【南海電鉄】K-POPグループ「SEVENTEEN」ラッピングの「ラピート」運行(2022.10.27〜2023.3月末)

南海電鉄では、、HYBE JAPAN(ハイブ ジャパン)が主催する「SEVENTEEN BE THE SUN THE CITY OSAKA」プロジェクトとコラボレーションし、「SEVENTEEN」デザインのラッピングを施した特急「ラピート」を運行することを発表しました。


HYBE JAPANが日本初開催する『THE CITY』プロジェクトとコラボレーション 特急ラピートやなんば駅を、世界的人気のK-POPグループ「SEVENTEEN」が“太陽のように"彩る!|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【特急ラピートのラッピング】
●運行期間:
2022年10月27日(木)〜2023年3月末予定

●運行日時:
南海電鉄Webサイト(https://www.nankai.co.jp/traffic/svt_nankai.html)参照

●ラッピング内容
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/221024.pdf)より引用)
(※)車内の装飾等は無し

【その他】
●「SEVENTEEN THE CITY OSAKA Nankai Rapi:t Ticket」:
SEVENTEEN のメンバーの写真やサインが入ったオリジナル台紙+乗車券付き特急券引換券をセットにして発売

●「SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t」1番列車試乗会:
SEVENTEEN仕様にデザインされた特急ラピート「SEVENTEEN THE CITY Nankai rapi:t」の1番列車試乗会を実施


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄の空港特急「ラピート」50000系については、来週11月1日(火)より、高野線・泉北高速鉄道線の特急「泉北ライナー」で運行されることが既に発表されています。


一方で、羽倉崎の車庫で金色っぽい塗色のラッピング作業が行われているというSNS上の情報もあり、真偽の程は如何に?という感じでしたが、その謎は本日のプレス発表資料で明らかになりました。


上記画像のとおり、「ラピート」50000系のうち1編成を韓国の「SEVENTEEN」というK-POPグループのカラーであるオレンジ色を主体とした塗色でラッピングするものでありました。

「泉北ライナー」のブランドカラーが「金色」でありますので、「ラピート」50000系もすわ金色にラッピング?とも思われましたが、どうやら「泉北ライナー」用50000系のラッピングではなかった模様です。

ちなみにこの「SEVENTEEN」ラッピングのラピート、既に運行ダイヤが発表されてはいますが、難波〜関西空港間で運用されており、「泉北ライナー」として運用されることは無い模様ですので、ご留意下さい。

「HYDEサザン」の時と同じように、通常の鉄道ファンとはまた違ったファン層が南海線・空港線でカメラを構える姿が出てくるのかな、と思うと、運行開始後の賑わいも楽しみにしたいな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
南海50000系第5編成に「SEVENTEEN」ラッピング|鉄道ニュース|2022年10月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
南海電鉄「ラピート」車体にオレンジ、SEVENTEEN仕様のラッピング | マイナビニュース



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「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル2022秋」へ行ってきました(2022.10.15)

本日(10月15日)と明日(10月16日)、南海高野線・橋本〜高野山の駅で「第34回 高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」(以下「コーヒーフェスティバル」)が開催されます。



このコーヒーフェスティバルについては、今年4月にも開催され、その様子は下記過去ブログ記事でもご紹介しました。



前回は、高野下、極楽橋、高野山の各駅でコーヒーをいただきましたが、今回はまた違う駅を訪問してみたいと思い、参加してみました。



このコーヒーフェスティバルは、九度山駅で1,500円の参加チケットを購入します。
購入の際に渡されるパンフレットを提示することにより、フリーチケットが購入できるのも、今回も同様です。

フリーチケットを購入し、九度山駅から高野線の列車に乗車してみます。
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▲コーヒーフェスティバルの中吊り広告が掲出されていました。

車内は、コーヒーフェスティバルの参加者…というよりもむしろ、外国人旅行者が多く見られました。
政府の水際対策が緩和され、個人の旅行者も観光目的で来日できるようになりました。
車内で目にした外国人旅行者は、ツアー客のようでしたが、それでもコロナ禍前の光景が少しずつ戻ってきているのは、喜ばしい話であります。

続きを読む

【泉北高速鉄道】50000系車両(ラピート)を特急「泉北ライナー」として運行(2022.11.1〜)試乗会も実施。高野線の「自由席特急」は運行終了

泉北高速鉄道及び南海電鉄では、2022年11月1日(火)から当面の間、特急「泉北ライナー」の一部を50000系車両(「ラピート」)で運行することを発表しました。

50000系車両(ラピート)の特急泉北ライナーとして運行及び試乗会の実施について|お知らせ|泉北高速鉄道

11月1日(火)より、50000系車両(ラピート)を特急泉北ライナーとして運行します〜10月30日(日)に試乗会を実施〜|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【「ラピート」の泉北ライナー運用】
・運行期間:
2022年11月1日(火)〜当面の間

・運行区間:
難波駅〜和泉中央駅

・特急料金:
520円
(通常は「スーパーシート」となる5・6号車についても同一の特急料金)

【「ラピート」使用の「泉北ライナー」ダイヤ】
・平日:
(下り・難波発)
8:17発、17:44発、19:24発、20:50発、22:17発
(上り・和泉中央発)
7:31発、17:03発、18:40発、20:06発、21:34発

・土休日:
(下り・難波発)
8:25発、10:25発、17:44発、19:26発、20:50発、22:17発
(上り・和泉中央発)
7:43発、9:43発、17:02発、18:40発、20:07発、21:38発

【ラピート試乗会】
・実施日:
2022年10月30日(日)

・行程:
和泉中央11:12発→難波11:43着

・募集人数:
100組(最大200名)

・参加料金:
無料
(但し、当日乗車時に和泉中央から難波駅の区間で有効な乗車券が必要)

・募集方法:
下記Webサイトに申し込み
【10月30日】ラピート試乗会(和泉中央駅〜難波駅)申込フォーム

・募集期間:
2022年10月3日(月)10時〜10月24日(月)10時
(定員に達し次第終了)

【特急「りんかん」「こうや」の運行について】
特急泉北ライナーとして運行している11000系車両を、高野線特急列車に運用することにより、現在一部自由席特急として運行している特急「こうや」、特急「りんかん」を、11月3日(木・祝)から全車座席指定特急として運行。
但し、車両検査の都合上、高野線において特急列車を一部運休します。



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海高野線では、去る5月27日(金)未明に発生した小原田車庫内での車両移動中のトラブルにより、特急「こうや」「りんかん」で使用している特急用車両のうち1編成が使用不能となったことから、一部「りんかん」「こうや」について、2000系による全車両自由席特急で運行しています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

この自由席特急ですが、トラブルにより使用不能となった30000系が復帰するまでの一時的なもの、と思いきや、もう4か月もこの状態が続いています。

そんな中今回、特急「泉北ライナー」11000系で運行されている列車を「ラピート」50000系に取替え、11000系は「りんかん」に使用することが発表されました。

これにより、長らく続いた「自由席特急」の代走も終了しますが、今回の発表では何と言っても「ラピート」の「泉北ライナー」充当でしょうか。
まさか「ラピート」が「泉北ライナー」として、期間限定ではありますが毎日運行することになるとは、一体誰が想像し得たでしょうか。

特徴的なのは、「スーパーシート」の取扱いで、「泉北ライナー」使用時には、スーパーシートとなる5・6号車についても同一の特急料金で使用できることになります。
そのため、特急券購入時、座席を指定する場合5号車または6号車を選択すると、おトクに乗車できることになります。

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▲「せんぼくトレインフェスタ2015」で展示された50000系。
過去に50000系が泉北高速鉄道に入線したのは、この時の「トレインフェスタ」くらいですが、今回の発表で11月から毎日「ラピート」が泉北高速鉄道で見られることになります。


「泉北高速鉄道の南海グループ化」「特急泉北ライナー運行開始」に加え、「高野線特急車両不足」といった条件が全て揃うことで実現した50000系「泉北ライナー」。

事故が契機での運用変更でもあるので、正直微妙なところではありますが、10月30日に試乗会も開催予定なので、運行開始後には当地への訪問を再開させていただきたいと思います。



【関連ブログ】
【びっくり】ラピートが「泉北ライナー」として運行へ - 鉄道プレス

列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 7年目の泉北ライナーで「ラピート」の代走に

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南海・泉北高速,50000系「ラピート」を11月1日から特急“泉北ライナー”として運転|鉄道ニュース|2022年10月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】セブンイレブンと業務提携締結。「アンスリー」消滅へ

南海電鉄とセブン-イレブン・ジャパンは、本日南海電鉄グループの運営するコンビニエンスストアのフランチャイズ化に関する業務提携契約を締結したことを発表しました。

南海グループとセブン-イレブン・ジャパン コンビニエンスストアのフランチャイズ化に関する業務提携契約を締結 〜駅構内のコンビニエンスストアをセブン-イレブンに転換〜|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【業務提携の内容】
南海電鉄グループ(南海フードシステム)が運営するコンビニエンスストアを、セブン-イレブンのフランチャイズ店に転換。

【第1号店オープン時期】
2022年12月オープン予定

【該当店舗】
アンスリー、nasco+


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「アンスリー」という名前の駅ナカコンビニ。
かつては南海以外にも聞いたことがある方も多かったのではないのでしょうか。

それもそのはずで、この「アンスリー」、当初は南海の他、阪神、京阪の在阪民鉄3社の共通ブランドとして展開されていた駅ナカコンビニでありました。

名前の由来が、「NANKAI」「HANSHIN」「KEIHAN」と、社名に共通の「AN」(アン)が3社揃っているので、「AN」が「3(スリー)」から、「アンスリー」となったのも、有名な話でありましょう。

しかしこの「アンスリー」ですが、阪神電鉄、京阪電鉄が相次いでブランド・業態変更(阪神は「アズナス」へ変更の後、現在は「ローソン」、京阪は「もより市」へ変更中)を行っている中、南海電鉄のみが「アンスリー」ブランドを守っていましたが、今回の発表により、南海の「アンスリー」は「セブンイレブン」に変更されることとなりました。


近いうちの消滅が正式決定した「アンスリー」、南海林間田園都市駅のお店を見てきました。
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▲アンスリー林間田園都市店

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▲赤が基調の「アンスリー」の看板も近いうちに見納めです。

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▲「アンスリー林間田園都市店」は、林間田園都市駅の駅出入口にあります。


思えば、南海や京阪で、コンビニを探すときは、必ずと言っていいほどこの「赤」と「緑」のアンスリーを探していたように思えます。

それくらいに個人的には馴染みがあったブランドではありますが、駅ナカコンビニについては近年の動きとして全国チェーンのコンビニに業態変更し、運営ノウハウや魅力ある商品を揃えて収益性を上げる動きが続いています。

関西地区でも、JR西日本が展開していた駅ナカコンビニ「ハートイン」等は「セブンイレブン」に、近鉄の「K PLAT」は「ファミリーマート」といった具合に、事業者独自ブランドが次々に全国ブランドに転換されていきました。

そして今回、関西地区では唯一オリジナルブランドとして運営していた南海の「アンスリー」も、セブンイレブンに転換ということになり、これで関西地区の民鉄等のコンビニは、全て全国ブランドの店舗に転換(※)されることになりました。
(※)京阪電鉄については、独自ブランド「もより市」に転換していますが、コンビニとは異なる業態であることから、除外しています。

確かに、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ大手の有する運営や商品開発のノウハウは、利用者や収益の店では非常に強く、鉄道事業者が関連事業で行うコンビニのそれとは、量・質ともにはるかに凌駕するのは確かでありましょう。
また、コンビニ大手についても、駅ソトでの店舗開拓の余地が減ってきていることから、新たな出店先として、駅ナカコンビニのブランド転換に活路を見いだすことは、お互いにとってメリットがありますし、何より利用者がより満足して買い物ができる、ということでも「三方一両得」なものといえるでしょう。

一方で、各鉄道事業者が関連事業を強化する中で生まれた「アンスリー」「アズナス」等のオリジナルブランドがあった、ということも、これまた歴史として語り継いでいくことができればいいな、と思います。



【関連ブログ】
【悲報】アンスリーが25年の歴史に幕。南海がセブイレと提携 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
大手私鉄の独自コンビニが姿消す。南海「アンスリー」がセブンイレブンに | タビリス



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【南海・泉北】「高野山デジタルきっぷ」発売(2022.9.27〜11.28)前日までの購入で大変おトクなQRコードを利用した乗車券

南海電鉄と泉北高速鉄道では、和歌山県が実施する「KiiPass」(キーパス)事業のひとつ、「KiiPass Koyasan」(キーパス高野山)事業の一環として、昨年に引き続き、QRコードを利用した乗車券「高野山デジタルきっぷ」を発売することを発表しました。

「KiiPass Koyasan(キーパス高野山)」事業の一環として「高野山デジタルきっぷ」を9月27日から発売します!泉北高速鉄道ではQRコードを利用した「デジタルきっぷ」の発売は初!|南海電鉄
「高野山デジタルきっぷ」を9月27日から発売します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【名称】
高野山デジタルきっぷ

【発売期間】
2022年9月27日(火)〜11月28日(月)
(当日分の購入は不可)

【有効期間】
2022年9月28日(水)〜11月29日(火)の指定日から連続する2日間
(購入日の当日は利用不可)

【内容】
以下の(1)(2)がセットになったきっぷ。
(1)実証実験駅(下記参照)〜高野山駅間の往復乗車券
(南海電鉄22駅)
難波、新今宮、天下茶屋、堺、泉大津、岸和田、泉佐野、りんくうタウン、関西空港、和歌山大学前、和歌山市、和歌山港、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、九度山、高野下
(泉北高速鉄道5駅)
深井、泉ケ丘、栂・美木多、光明池、和泉中央

(2)高野山内バス2日間フリー乗車券
(※)立里線、高野龍神線、高野丹生都比売線、京都高野山線は除く。

【特典】
高野山内・高野山麓合わせて合計39店舗の飲食店や土産物店で利用可能なクーポンが利用可能
(※)
割引対象店舗、施設詳細は以下のWebサイト参照。
https://kii-pass.com/koyasan/pdf/coupon_tokuten.pdf

【発売額】
南海デジタルきっぷ特設サイト(https://www.nankai.co.jp/contents/visa-transportation/ticket/)参照。
(例)難波発・・・2,510円(参考・・・高野山・世界遺産きっぷ:3,080円)

(※)通期で発売中のおトクなきっぷ「高野山・世界遺産きっぷ」よりも、さらに割安な料金設定

【購入方法】
「KiiPass Koyasan」サイトからスマートフォンで購入
https://www.kii-pass.com/koyasan/

【ポスターイメージ】
2022091603
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220916.pdf)より引用)

(参考)KiiPassについて
和歌山県が実施する、高野山・熊野地区の電車やバス、観光施設、アクテビティ等のチケットの予約・決済・利用がスマホ1つで可能となるWebシステム。
紀伊半島における交通・観光のデジタル化事業「KiiPass」について | 和歌山県

昨年度に続く「高野山エリア」に加え、今年度からは「熊野エリア」にも拡大。
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(和歌山県Webサイト(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062500/KiiPass_d/fil/03flyer.pdfより引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄及び泉北高速鉄道では、高野山への旅行者向けに、高野山駅までの往復と高野山内の路線バスが2日間乗り放題の「高野山・世界遺産きっぷ」を発売しています。
高野山・世界遺産きっぷ| 南海電鉄
高野山・世界遺産きっぷ|お得な乗車券|泉北高速鉄道

この「高野山・世界遺産きっぷ」であっても、例えば難波駅〜高野山駅〜奥の院前の往復で比較すると通常3,720円に対して3,080円と大幅に安くなっていますが、それに加え今回の「高野山デジタルきっぷ」では、更におトク(上記区間の場合は2,510円と更に570円割安)となっています。

一方、条件として「乗車日前日までの購入」が必要となっています。
事前に高野山を訪問することが分かっている場合は、是非活用し、お得に高野山を満喫してみてはいかがでしょうか。



なお、今年5月に発生した高野線・小原田車庫内での車両移動中のトラブルにより特急用車両が1編成使用不能の状態が続いています。
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】小原田車庫での車両トラブルによる「こうや」「りんかん」運休・両数変更を発表。引き続き自由席特急の運転は継続。

そのため、一部の特急「こうや」については、土休日を中心に、代替として自由席特急として運行されていますので、引き続きご注意下さい。
一部特急こうや・りんかんの運休(代わりに自由席特急を運転)と両数変更について | 南海電鉄



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【南海・泉北】中百舌鳥駅東改札口は9月17日(土)供用開始。2024年4月頃にはホームドア設置も

南海電鉄と泉北高速鉄道では、2021年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、この度9月17日(土)始発から、新しい改札口の供用を開始するとともに、今後2階コンコースの店舗面積の拡大、床面・壁面・天井や駅舎外観の美装化工事を実施することを発表しました。

〜中百舌鳥駅のリニューアル工事進行中〜9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します。続いて、コンコースの店舗面積を約3倍に拡大し、駅の美装化を実施!|南海電鉄
中百舌鳥駅のリニューアル工事について 9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【新改札口(東改札口)供用開始日】
2022年9月17日(土)初発
(当初計画より約3ヶ月早い供用開始)
(参考:当初計画・・・阪和線の沿線から : 【南海・泉北】中百舌鳥駅リニューアル工事を実施(2022年12月完成予定)御堂筋線との乗り換え利便性を向上へ

【リニューアル工事内容】
・2階コンコースの店舗区画改修
(店舗面積を現行の3倍)

・駅コンコースの床面・壁面・天井や駅舎外壁の美装化
(イメージ:美装化後の東改札口)
nankai_nakamozu


【リニューアル完成時期】
2023年12月頃


また同時に、中百舌鳥駅4番線にホームドア設置工事を開始することも、併せて発表しています。

中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します〜2024年4月ごろ運用開始〜|南海電鉄
中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【準備工事】
開始時期:2022年9月1日
※準備工事:ホームドア設置に伴う補強工事

【設置工事】
開始時期:2024年1月ごろ
※設置工事:ホームドアの設置工事

【運用開始時期】
2024年4月頃(予定)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



上記引用記事内でもご紹介していますが、南海電鉄と泉北高速鉄道では、昨年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、そのうち改札口の移設について、当初の予定よりも約3ヶ月早い供用開始じが実現することとなりました。

当初の計画では、「改札口移設」「ホーム階段増設」「トイレリニューアル」でしたが、これらに加え店舗スペースの増床も実施し、これらの完成が約1年3ヶ月後の2023年12月となることが発表されました。

中百舌鳥駅は、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅との乗換駅であり、多くの乗換客が行き交う拠点駅ですので、店舗の増加により、更に魅力ある賑やかな駅になるのではないか、と思います。


加えて、中百舌鳥駅にホームドア整備も発表されました。
ホームドアが設置されるのは4番線(高野線難波方面)ですが、発表で注目は運用開始時期であります。
運用開始は2024年4月頃で、1年半以上先となっています。
一方工事は、準備工事に約1年3ヶ月を要していますが、この準備工事とは、ホームドア設置に伴う補強工事となっており、やはりホームドア整備のためには、単にドアを付ければよい、というわけではないことが、この資料からも読み取れます。


ところで、一部の在阪民鉄及びJR西日本では、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した施設整備及び料金徴収を既に発表しています。
しかし、現在(9月5日)のところ、南海電鉄ではこの制度を活用した料金徴収はまだ発表されていません。

現在、南海電鉄のホームドア整備状況、難波駅1番線のみとなっており、今回の中百舌鳥駅4番線がホームドア整備2本目となっていますが、それ以降の計画についても、今後検討していく旨が今回発表資料内に記載されているのみとなっています。

既に「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用する各社では、具体的なホームドア整備方針等を示していますが、こと南海電鉄に関しては、一般車両に20m長の4扉車と17m長の2扉車が混在していること、それに加えて特急用車両も運行していることから、ホームドア整備についても、おいそれと急ピッチに進めることが難しい状況であるのかも知れません。

とはいえ、ホームドアの機能も年々向上しており、扉枚数・車両長が混在する路線でも設置できる製品も今後開発されていくことも予想されますので、そういった設備の目途が立った時点で具体的な整備計画を策定するのかも知れません。


ともあれ、南海・泉北高速・地下鉄と3路線が集う中百舌鳥駅の、快適性と安全性を向上していくのは嬉しいにゅーすでありますので、今後のリニューアル及びホームドア設置工事の進捗についても当ブログで取り上げていきたいと思います。




【関連ニュースサイト】




南海電鉄・泉北高速鉄道、中百舌鳥駅の東改札口を9/17から供用開始 | マイナビニュース

南海・泉北高速,中百舌鳥駅 新改札口の供用を9月17日から開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp

南海・泉北高速,中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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