阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

その他関西地区事業者

【北大阪急行】延伸区間の運賃を申請。江坂〜箕面萱野間は240円に(2023年度末開業予定)

DSC07734_R


北大阪急行(北急)では、2023年度末に千里中央〜箕面萱野(みのお かやの)の延伸開業を予定していますが、この度この延伸区間にかかる運賃設定について、国土交通省に認可申請を行ったことを発表しました。

北大阪急行電鉄南北線延伸線の運賃認可申請について|北大阪急行

概要は以下のとおりです。

【普通旅客運賃等の基本運賃の上限設定】
延伸にともない、現在の営業キロを超える区間の旅客運賃を申請。
・4区(営業キロ6kmを超え8kmまで、箕面萱野〜緑地公園、箕面船場阪大前〜江坂)
普通運賃:大人160円、小児80円

・5区(営業キロ8kmを超え10kmまで、箕面萱野〜江坂間)
普通運賃:大人180円、小児90円

【加算運賃の上限設定】
延伸区間内、または延伸区間と既存線(江坂〜千里中央間)にまたがって乗車する場合の加算運賃(※)を申請。
・加算運賃:
普通旅客運賃・・・60円
(※)
加算運賃:新線建設等に要した設備投資費用の一部を、利用者が負担するための費用。

【実施予定日】
2023年度末(予定)の開業日から実施

【普通旅客運賃表】
kitaosakakyuko_faretable_mino-o-kayano
(上記発表資料(https://www.kita-kyu.co.jp/upload/199.pdf)より引用))

(参考)
箕面萱野から梅田・なんば方面への普通運賃(大人):
箕面萱野〜梅田間・・・480円(北急:240円、大阪メトロ240円)
箕面萱野〜なんば間・・・530円(北急:240円、大阪メトロ290円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭の過去記事でご紹介したように、当初2020年度の開業予定であった、北急の延伸ですが、用地交渉の長期化や地下から出現した擁壁等の撤去に時間を要したことから、開業が3年間延期となりました。

今回、開業に併せた基本運賃及び加算運賃が発表となりました。

申請運賃の内容をみますと、延伸区間で加算運賃を設定するのが注目でしょうか。
この加算運賃は、同社の発表資料にもあるように、新線建設等に要した費用の一部を利用者が負担するためのもので、近年の新線開業では多くの線区で設定されています。

ここ大阪府南部エリアでは、泉北高速鉄道の光明池〜和泉中央間に20円(普通運賃)の加算運賃が設定されている事例があります。


この加算運賃を合わせた延伸後の全区間の運賃は240円となりますが、大阪市内中心部に向かう場合は、これに大阪メトロの運賃も加算された額とあります。
一例でみますと、上述のとおり箕面萱野〜梅田では480円となります。

一方で、併走する阪急箕面線を経由して大阪梅田まで向かう場合、箕面〜大阪梅田では280円と、北急+大阪メトロに比べるとかなり割安となります。

ただ阪急箕面線では、現在では全ての列車が線内折り返しとなっており、石橋阪大前駅での乗り換えが必須となっていること、また、梅田以遠で大阪メトロ線内まで利用している場合は、北急経由の場合が安くなるケースもあることを踏まえると、開業後の利用者の動向がどうなるのか注目、といったところでしょうか。


ともあれ、3年延期となりましが、いよいよ開業が近づいてきたことを実感するニュースでありました。




【関連ブログ】
【北大阪急行】箕面への新運賃を発表!梅田〜箕面萱野は480円へ | Osaka-Subway.com



【関連ニュースサイト】
北大阪急行電鉄、南北線延伸線の運賃認可を申請 - 加算運賃も設定 | マイナビニュース
北急が南北線延伸区間の運賃を申請…普通運賃では60円を加算 2023年度末開業 | レスポンス(Response.jp)



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

鉄道友の会「阪急6300系『京とれいん』」撮影会に参加する(2023.5.19)

昨日(5月19日(金))、鉄道友の会阪神支部・京都支部共催の行事として、昨年12月に定期運行を終了した阪急電鉄6300系「京とれいん」の撮影会が開催されましたので、参加してきました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【阪急電鉄】ダイヤ改正実施発表。座席指定サービス開始を見据え新種別「準特急」を新設(2022.12.17)

私自身は、運行開始終了の約2か月前、下記記事でご紹介したように、大阪梅田駅で定期運行終了が近い6300系「京とれいん」を撮影していました。
(参考)
阪和線の沿線から : 阪急京都線「京とれいん」6300系「快速特急A」をみる(2022.10.23)

この時には運行終了まで2か月あったこともあり、割とゆったりと撮影でき、記録するという意味では既に目的を達成していたわけですが、今回鉄道友の会からこの6300系「京とれいん」の撮影会の案内がありましたので、できれば参加したいな、と思い申し込んだところ、運良く当選しましたので、参加してみることにしました。



撮影会当日は豪雨の中で、撮影のコンディションとしては最悪で、カメラもカバンも身体も濡れてくるという、本当に撮影どころでは無い状況でしたが、それでも最後となるであろう、6300系の勇姿を撮影することができました。

DSC09964-2_R
▲6300系「京とれいん」。
最初はヘッドマークを掲出していない姿での撮影です。
「京とれいん」運行開始直後は、このようにヘッドマーク無しの姿で運行されていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 阪急京都線6300系「京とれいん」に乗る

DSC09968-2_R
▲ヘッドマーク無しを正面から撮影。


次に、ヘッドマーク装着の姿での撮影となりました。
DSC09996_R


DSC09990-2_R
▲同じく、ヘッドマーク無しの姿を正面から撮影。



以上が、鉄道友の会「阪急6300系『京とれいん』」撮影会の記録でした。

上述のとおり、当日は豪雨でもあり、撮影できたカットは限られた数、しかもその出来映えも、いつもに比べると更に醜いものになったかも知れませんが、そこは管理人の日頃の撮影技量の不足のいたすところであります。(勿論、いつも醜い、というご意見は謹んでお受けいたします。)

とはいえ、定期運行終了後のこの6300系「京とれいん」の姿を記録できた、という意味では、写真の出来映えはどうであれ、非常に貴重かつ有意義な機会でした。


豪雨の中、今回の撮影会を開催していただきました阪急電鉄の関係者の方々に、ブログ越しではありますが厚く御礼を申し上げます。

また、前回の能勢電鉄1700系撮影会に引き続き、撮影会を開催していただきました、鉄道友の会阪神支部及び京都支部のスタッフの方々にも、感謝の意を表したいと思います。

当ブログの記事を通じて、鉄道友の会への関心が少しでも高まることに役立てれれば、と考えています。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【奈良県】近鉄奈良線踏切道改良工事の予算執行停止を山下新知事が指示。駅高架化は実施するものの平城宮跡を走る区間の移設を見直す方針か

去る4月9日に執行された奈良県知事選挙で現職の荒井正吾氏などを破って当選した山下真氏は、5月8日(月)の就任日の知事記者会見において、予算を執行するか否かを最終的に決定するための査定を行うこととし、査定対象事業の一部については、予算の執行停止を指示したことを発表しました。

知事記者会見/奈良県公式ホームページ

知事記者会見によりますと、予算の執行停止を指示したのは21事業ですが、その中で公共交通に関係するものとしては、以下の2事業が対象となりました。

(46)大和西大寺駅の高架化・近鉄奈良線の移設
2023051401


(48)リニア中央新幹線「奈良市附近駅」の早期確定と関西国際空港接続線
2023051403



これら2事業が執行停止となりました。
(奈良県Webサイト(https://www.pref.nara.jp/secure/293997/yosannsikkou.pdf)より引用)



また、「(47)JR新駅の設置と鉄道高架化」については、「事業全般に対するヒアリングを実施するもの(予算執行の一旦停止の対象事業もあれば、そうでないものもある)」に分類されました。
(47)JR新駅の設置と鉄道高架化
2023051402
▲「JR新駅の設置と鉄道高架化」事業については、事業全般に対するヒアリングを実施することとなりました。
(奈良県Webサイト(https://www.pref.nara.jp/secure/293997/yosannsikkou.pdf)より引用)


このうち、「大和西大寺駅の高架化・近鉄奈良線の移設」については、当ブログでも下記記事でご紹介しましたが、事業完了予定が2060年度と相当先(約40年先)が予定されています。
そのため、このブログはおろか、私自身もこの世に残っているのどうかも怪しいくらいの将来的な話である一方、大和西大寺駅付近の高架化は付近の道路事情を考えると何らかの対策は必要であることから、時間はかかるものの着実に実施していくことになるのかな、という程度で思っていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【奈良県】近鉄奈良線の踏切道改良計画を発表。平城宮跡を走る近鉄奈良線は2060年度に移設予定

しかし先の奈良県知事選挙で、現職の荒井正吾氏だけでなく、他の与党支援候補も破って当選したのが、日本維新の会公認の山下真氏でありました。
山下氏は、前知事の荒井氏が掲げた大型事業の見直しを公約に訴えていましたが、同氏が当選したことから、今回このような予算の一時執行停止を行ったとのことです。

これだけ見ると「高架化事業をストップ」という印象ですが、その後の記者との質疑応答を見ますと、完全な事業取り止めではなさそうに考えます。
そもそも、大和西大寺駅周辺の踏切が「開かずの踏切」として国土交通省から指定されていることを考えると、この問題について全く手を付けないことは考えにくいと思われますが、この点についての、山下知事の考え方について、質疑応答の中でも示されていましたので、ご紹介します。

記者:
 もう1点、46番の大和西大寺駅の高架と平城宮跡を走っている近鉄奈良線の移設に関してですが、これに関しては、国土交通省のほうから踏切の改善の話もちょっと関連してくるのかなと思いますが、ここについてはどのような見直しをお考えですか。

知事:
 高架化は私もやったほうがいいと思っています。西大寺までを高架化して、西大寺とあやめ池の間の踏切を解消するということは必要だと思っていますが、西大寺から以東について、大宮通りの地下を走らすという計画は、あまり意味がないだろうと思っていますので、高架化はするけど、そのまま下げていって、今の平城宮跡の中のルートを通ると、そういう案をベースに、今後、近鉄や国土交通省と協議をしていきたいと、そういうふうに思っています。

令和5年5月8日(月曜日)山下知事就任記者会見2/奈良県公式ホームページより引用 、太字下線は管理人による。


このように、当事業に関しては事業の執行停止を知事は指示していますが、事業より効率的な方法を検討していくこと、即ち、上記質疑応答にあるように、大和西大寺駅及び同駅以西の高架化は実施するものの、同駅以西の地下化及び新駅設置は取り止めることとし、それに基づく全体計画を再検討する、というものになるのではないか、と思われます。


査定は6月上旬までに終えることとしていますが、その結果と計画の見直しがどのようになるのかは、改めてご紹介できればと思いますが、まさかこういう形で「平城宮跡を走る近鉄電車」が残ることになりそうなのは、選挙の結果という有権者の判断が故の見直しとはいえ、興味深くもある実例だな、と感じたニュースでありました。

DSC_0029_R
DSC_0026_R
▲近鉄奈良駅に停車中の近鉄特急(上)と、車窓から眺める平城宮跡・朱雀門(下)。
先の計画では、平城宮跡を通る区間を地下化することとなっていましたが、新知事の就任による予算の一時執行停止で、この計画を見直すこととなりました。
知事の発言から考えると、地下化は見直すこととなりそうなので、そのとおりとなると、この車窓も引き続き見られることになりそうです。




【関連ニュースサイト】
「近鉄奈良線移設」「関空方面鉄道」新任の奈良県知事が事業見直し | マイナビニュース
↑今回ご紹介した「近鉄奈良線移設」だけでなく、「JR新駅」「関空接続線」についても詳しく分析されていますので、併せてお読みいただければ理解が進むと思われます。



【関連ブログ】
近鉄奈良線の移設、凍結か?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【Osaka Metro】中央線400系運行開始日は2023年6月25日(日)と発表

Osaka Metro(大阪メトロ)では、中央線の新型車両「400系」の運行開始日について、2023年6月25日(日)に決定したことを発表しました。

中央線新型車両400系が2023年6月25日(日曜日)から運行を開始します!|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

【400系運行開始日】
2023年6月25日(日)
(※)2023年4月の運行開始を目指していたが、車両試験中に機器の調整に時間を要したことから、当初より2ヵ月遅れの運行開始

【運行ダイヤ】
駅の混雑など、安全上の観点から非公表

【イメージ】
osaka_metro_400
(上記発表資料(https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20230425_400kei_unkoukaishi.php)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



宇宙船を意識させる未来的なデザインを採用し、鉄道ファンは勿論、一般の利用者もその度肝を抜かれた400系。
大阪・関西万博の主要アクセスを担う中央線において、これまた注目の的になることは確実と考えられますが、その納入・試運転は既に今年に入って本格的に実施されています。

とはいえ、当初の予定は2023年4月運行開始(下記過去記事参照)と発表されていたものの、まもなく4月が終わる頃になっても営業運転開始の発表が行われていなかったことから、少し気にはなっていましたが、上述の理由により約2ヵ月遅れでの営業運転開始となりました。
(参考)


400系の投入にともない、現在中央線で運行されている20系、24系は置き換えまたは転属されることも既に発表されています。
既に営業運転開始している30000A系も含めて、大阪メトロだけで4車種に加えて近鉄の2車種も含めると都合6車種が運行する、豊かなバラエティをわずかながらの期間ではありますが、楽しむことができます。

400系がデビューしたら、万博終了後は見られなくなるであろう、400系と他系列との並びなどを記録することができればいいな、とも思ったニュースでありました。




【関連ブログ】
【大阪メトロ】中央線400系、6月25日にデビュー決定! | Osaka-Subway.com



【関連ニュースサイト】
大阪メトロ 中央線 400系 営業運転(2023年6月25日〜) - 鉄道コム
異形の地下鉄「400系」デビューは6月25日 大阪メトロの「宇宙船」2か月遅れで運行開始へ | 乗りものニュース
宇宙船のような新型地下鉄…大阪メトロ中央線「400系」は6月25日から運行 | レスポンス(Response.jp)
「大阪メトロ」新型車両400系、6/25運行開始へ - ダイヤは公開せず | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

能勢電鉄1700系撮影会に参加する(鉄道友の会阪神支部主催・2023.3.18)

JRグループダイヤ改正日の3月18日。
下記記事でJR大阪駅(うめきたエリア)地下ホームを訪問してきましたが、その後鉄道友の会阪神支部主催の「能勢電鉄1700系撮影会」に参加してきました。

能勢電鉄の1700系は、かつて阪急電鉄の2000系として、同社の神戸線用として1960年に製造された車両です。
これまでの阪急電鉄の車両からデザイン・性能が一新され、定速運転制御を導入した「人工頭脳電車」「オートカー」と称されました。
その優秀さから、1961年の鉄道友の会の第一回ローレル賞を受賞した車両でありました。

阪急2000系はその後、1990年より能勢電鉄に譲渡され、1700系と改称され、同社の冷房率100%達成に寄与しました。
(以上、能勢電鉄1700系誕生60周年記念|ファンページ|鉄道情報|のせでん【能勢電鉄】を参考)

阪急2000系として登場してから今年で62年。
多くの編成は既に引退しているものの、一部編成が未だ現役であり、ファンから「レジェンド」として称されるこの能勢電鉄1700系の撮影会が、鉄道友の会阪神支部主催で開催されるとのことですので、今回参加させていただきました。



この日の撮影会は、約50名の参加があったとのことで、前後半に分けて実施されました。
撮影の内容としては、平野車庫構内で1700系1755F編成を撮影するというものですが、引き込み線に他の車両が入っていない状態で、このような写真を撮影することができました。

DSC09603_R


DSC09639_R


編成写真としては理想的な構図で、心ゆくまで撮影することができました。
このような車両配置に細かく調整していただいた、能勢電鉄の方々には本当に感謝でありました。

方向幕も、色々回していただきました。
その一部をご紹介
DSC09625_R
▲日生急行 川西能勢口行き

DSC09616_R
▲貸切


DSC09637_R
▲方向幕及びロゴマークの部分をアップして撮影してみました。

DSC09648_R
▲のせでんロゴマーク

DSC09651_R
▲側面の方向幕。
「妙見急行」自体がレアな方向幕だと思われます。


川西能勢口方の1705号車側、そして側面を撮影したあと、車両を入れ換えて、1755号車側の撮影となります。
信号の関係上、車両を一旦動かすこととしますので、その様子を動画で撮影してみました。


DSC09674_R
▲入れ換え作業の際に撮影した一コマ。

入れ換え作業が終了し、1755号車側からの撮影をしてみます。
DSC09693_R



以上が車両の外観撮影が終了し、後半の班と交代します。
待ち時間の間、能勢電鉄の事務室で待機しますが、その間にグッズ販売コーナーが設けられていました。
20230318_140437_R
20230318_140442_R

1700系を中心とした能勢電のグッズが色々発売されていました。
私も売上に協力、ということで硬券セットを購入しました。
20230318_140612_R



後半の班の外観撮影が終了し、再び合流し、車内及び運転台の撮影に入ります。
DSC09699_R
▲車内見通し

DSC09705_R
▲運転台直後から

DSC09706_R
DSC09711_R
DSC09712_R
▲運転台に入って、機器等の撮影

その他、車内撮影の合間に銘板等を撮影してみます。
DSC09703_R
DSC09704_R
全般検査は2021年5月に実施済みとのことです。

1700系撮影会でありましたが、隣の検車場に「さくら」ヘッドマークを掲出した7200系が停車していました。
DSC09666_R




以上が、2023年3月18日(土)に開催された、鉄道友の会阪神支部主催「能勢電鉄1700系撮影会」の内容でした。

鉄道友の会が主催する撮影会でも、最近はSNSやWeb等での公開が禁止されているものも増えてきており、こういった活動内容を気軽にご紹介できないことも増えてきています。
そんな中、今回の能勢電鉄1700系撮影会では、Web掲載が禁止されていませんでしたので、このようにご紹介することができました。

「鉄道友の会」に加入する大きなメリットとして、このような撮影会の参加が挙げられます。
今回の記事でも、そういったメリットが読者の方に伝わればいいな、と思いご紹介してみましたので、興味ある方は是非、入会を検討してみてはいかがでしょうか。
入会案内 – 鉄道友の会


また、今回の撮影会は、能勢電鉄さんの様々な協力により、有意義で満足しくものとなりました。
幕の変更や車両の移動など、色々な要望に応えていただき、本当に感謝のほかありません。

私としましては、これまでこのブログでも能勢電鉄の取り組みもいくつか取り上げてきましたが、今回のご厚意への御礼、という意味も込めて、今後は更に能勢電鉄の情報も積極的にご紹介していきたいな、と考えています。

最後になりましたが、能勢電鉄の皆様、そして鉄道友の会阪神支部の皆様、撮影会の準備、そして当日の運営、誠にありがとうございました。
感謝の意を記して、撮影会の記録の締めとさせていただきます。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

水間鉄道「トルコ・シリア震災応援副標」掲出をみる(2023.3.5)

水間鉄道では、去る2月6日にトルコ南東部で発生した地震による被災者の救済のため、義援金を募集するとともに、同社の車両に両国の国旗と応援メッセージを掲載した副標を掲出して運行しています。

阪和線の沿線から : 【水間鉄道】トルコ・シリア震災応援の副標を掲出(2023.2.10〜3.10)

自宅から近いエリアの水間鉄道が行っている震災支援の取り組みですので、地元事業者のニュースとして、副標掲出の様子を見てきましたので、ご紹介します。

DSC09492_R
DSC09484_R
▲水間観音駅に停車中の1001-1002編成。

副標部分のアップを載せてみます。
DSC09488_R
▲トルコ国旗(1001号車)

DSC09494_R
▲シリア国旗(1002号車)

1001-1002編成は、貝塚駅に向けて発車していきました。
DSC09506-2_R


ほどなくして、水間観音行きの列車がやって来るので、こちらもトルコ・シリア国旗掲出編成であることを期待して、隣の三ヶ山口駅まで歩いてみると、期待通り副標掲出編成がやって来ました。
DSC09531-2_R


一駅だけ乗車して水間観音駅に戻り、窓口付近に設置されている募金箱に、決して多い額ではありませんが、募金させていただきました。
20230305_140232_R
▲改札口付近の様子。
募金箱は窓口付近に置かれています。

20230305_135025_R
▲募金箱



以上が、水間鉄道で実施している「トルコ・シリア震災救援募金」の様子でした。
国旗に副標掲出、そしてトルコ語、アラビア語で「頑張れ」のメッセージは、同じ地震頻発国の日本に住む者として、一人でも多くの被災者に届いて欲しいな、と感じました。

募金箱設置、そして副標掲出は3月10日(金)までとなっています。
実施まであとわずかですが、機会があれば是非訪問して記録、そして募金をしていただけれな、と思います。



【関連ニュースサイト】




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【阪急】ミッフィーぬいぐるみを受注販売(2023.3.1〜30)「ミッフィー号」に添乗のぬいぐるみを販売

阪急電鉄では、昨年8月から運行している「ミッフィー」とのコラボ企画、「ミッフィー号」に添乗している「ミッフィーぬいぐるみ」について、期間限定で受注販売を行うことを発表しました。

コラボレーション企画 miffy and Hankyu 「ミッフィーぬいぐるみ」を期間限定で受注販売します|阪急電鉄

概要は以下のとおりです。

【サイズ】
高さ 約52cm×幅 約38cm×奥行 約24cm
重さ約845グラム

【販売価格】
13,980円(税込)

【販売方法】
阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」
https://www.hankyudensha-shop.com

【受注販売期間】
2023年3月1日(水)〜3月30日(木)12時

【商品発送時期】
2023年8月下旬頃予定

【イメージ】
hankyu_miffy_R
(上記発表資料(https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/7301dd1ed22edab5999d30196243287081ffe15e.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC07707-2_R_R
▲阪急神戸線「ミッフィー号」。
助士席に添乗している「ミッフィーぬいぐるみ」が、今回受注生産で販売されます。

昨年8月から期間限定で運行している「ミッフィー号」。
ラッピング装飾もさることながら、運転席に座っている「ミッフィー」のぬいぐるみの姿も、かわいらしくもあり、多くのファンの注目の的となっています。



この添乗しているミッフィーのぬいぐるみ、阪急電鉄の制服を着用し、コラボ企画のフラッグ(駅名標のデザインを元に「miffy and Hankyu」ロゴが入ったもの)を手に持っており、まさに「阪急電車のミッフィー」を体現したぬいぐるみ、となっています。

ミッフィーのかわいらしさと阪急電鉄のデザインが合体したこのぬいぐるみ、「是非我が家に」と熱望されていた方も多かったかも知れませんが、今回受注生産で販売することとなりました。


「受注生産」ですので、売り切れの心配はありません。
安心して阪急電鉄から、お気に入りのミッフィーぬいぐるみが定価で手に入る、またとないチャンスといえるでしょう。

申し込みは3月30日(木)の12時までとなっています。
気になる方は忘れずに、申し込んでおきましょう。



【関連ニュースサイト】
阪急 ミッフィーぬいぐるみ 販売受付(2023年3月1日〜) - 鉄道コム
阪急,「ミッフィーぬいぐるみ」を受注販売|鉄道ニュース|2023年2月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【水間鉄道】トルコ・シリア震災応援の副標を掲出(2023.2.10〜3.10)

大阪府貝塚市を走る水間鉄道では、去る2月6日に発生したトルコ南東部で発生した地震による被災者救済のため、義援金の募集を行うとともに、電車に両国の国旗と応援メッセージを掲載した副標を掲出しています。

トルコ・シリア震災救援募金を実施します|水間鉄道

概要は以下のとおりです。

【期間】
2023年2月10日(金)〜3月10日(金)

【募金箱設置駅】
貝塚駅、水間観音駅

【副標掲載車両】
・トルコ応援副標:
1001・1005・1007 各車両の貝塚側

・シリア応援副標
1002・1006・1008 各車両の水間側

【装着イメージ】
mizuma_turkey_syria
(上記発表資料(https://www.suitetsu.com/event/turkey_syria_bokin.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



トルコ南東部を震源とする地震では、トルコ・シリア両国で甚大な被害を出しました。
犠牲者の数は当初の報道から次々に増え、最新の報道では4万人超とも報じられています。
トルコ地震、死者4.5万人突破 278時間ぶりに3人救出 | ロイター

特にシリアでは、反政府勢力の影響もあり、人的・物的支援が十分に行き届いていないことも報じられており、地震の被害には決して他人事では無い日本に住んでいる者の一人として、非常に胸を痛めています。

このトルコ・シリアの地震に関しては様々な団体が既に募金活動を実施しています。
1890年に沈没したオスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の乗組員を献身的に救助したことを契機とした、歴史的な友好関係が強い和歌山県でも、早速災害義援金の募集を始めています。
トルコ共和国南東部における地震被害に対する支援について | 和歌山県

今回、大阪府南部の貝塚市内を走る水間鉄道でも、このトルコ・シリアを襲った震災への募金を募集していますが、加えて在籍車両のうち3編成に両国の国旗・メッセージを掲出する取り組みが行われています。

国内の震災では、こういった応援メッセージの例は東日本大震災などでも見られましたが、海外の震災でこのような応援の取り組みは喜ばしいことだと感じました。


副標の掲出は3月10日までですので、機会を見つけて撮影し、募金もきっちり行ってこようと思います。




【関連ニュースサイト】
水間鉄道 トルコ・シリア応援副標 掲出(2023年2月10日〜) - 鉄道コム



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【阪急】6300系京とれいん引退記念撮影会開催(2023.3.25)

阪急電鉄では、去る2022年12月17日(土)のダイヤ改正で引退した京都線の6300系「京とれいん」引退記念イベントとして、「6300系Memorial撮影会〜さらば京とれいん〜」を開催することを発表しました。

【事前申込制】6300系京とれいん引退記念撮影会を開催します!|レールファン阪急|阪急電車 公式鉄道ファンサイト|阪急電鉄

概要は以下のとおりです。

【開催日時】
2023年3月25日(土)
<午前回>9:30〜13:00(集合時間9:00)
<午後回>13:30〜17:00(集合時間13:00)
(※)午前回・午後回の選択は不可
(※)撮影時間は、移動等を含め2時間30分程度

【開催場所】
阪急電鉄正雀車庫

【募集人数】
・計200名(各回100名)

【参加料金】
一名あたり16,354円(税込)

【イベント内容】
・撮影会:
正雀車庫内にC#6354×6両編成車を留置し、行先表示幕やヘッドマークを変更しながら実施
更に隣の番線に阪急電車館館長選抜のサプライズ企画(タイムスリップ列車)の編成を並べ、運行板の付け替え等を実施。

・物販会:
撮影会終了後、「京とれいん引退記念商品」を含む阪急電車グッズの販売を実施。

【申込期間】
2023年2月15日(水)〜2月28日(火)正午
申し込み多数の場合は抽選。

【申込方法】
阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」のマイページより申し込み。
URL:https://www.hankyudensha-shop.com/account/login


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC08049 (2)_R
▲梅田駅に入線する6300系「京とれいん」。
昨年12月のダイヤ改正で営業運転終了となりましたが、今回引退記念撮影会が開催されます。


下記記事でご紹介したように、阪急京都線の6300系「京とれいん」は、昨年12月17日のダイヤ改正をもって運転を終了しました。


引退後に何かさよなら企画があるのか、ファンにとっては気になるところですが、今回正雀車庫での撮影会が実施されることとなりました。

内容としては、行先表示幕やヘッドマークを変更しながらの撮影会と、これだけでも価値あるものとなるのに加え、今回は隣の番線にサプライズ企画として「タイムスリップ列車」の編成が並べられることとなっています。

「タイムスリップ列車」という名前しか発表されていませんので、当日どんな編成が並べられるのか、これまた楽しみな撮影会といえるでしょうか。

申し込みは既に始まっていますが、応募多数の場合は抽選となっていますので、気になった方は今からでも申し込んでみてはいかがでしょうか。




【関連ブログ】
【阪急も】6300系有料撮影会を実施へ - 鉄道プレス



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【叡山電鉄】旅客運賃改定を発表。初乗り210円→220円に(2023.4.1〜)

叡山電鉄(叡電)では、1995年4月以来以来28年間、消費税率引き上げに伴う改定を除き、据え置いてきた旅客運賃について、改定(値上げ)を実施することを発表しました。

鉄道事業の旅客運賃改定申請について|叡山電鉄

概要は以下のとおりです。

【改定予定日】
2023年4月1日(土)

【改定運賃】
普通旅客運賃(大人)の改定額
1区:210円→220円(+10円)
2区:270円→280円(+10円)
3区:340円→350円(+10円)
4区:380円→410円(+30円)
5区:430円→470円(+40円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に多くの鉄道事業者で値上げを主体とした普通運賃の改定が発表されている中、ここ叡山電鉄でも値上げの発表がありました。

値上げ額は区間によって10円〜40円で、これは実施運賃(旅客から実際に収受する運賃)を、「上限運賃」(国交省から認可されている運賃)に引き上げることにより改定します。

また、ファン向けの情報としては、今回の値上げも原資とした設備投資の中で、「車両改修工事」として、「2023年度に2両、2024年度と2025年度に各1両の改修」を実施することが、同時に発表されています。

DSC04523_R
▲八瀬比叡山口駅に停車中の723号車(右)と712号車。

このように723号車はリニューアルが実施されており、リニューアル前の712号車とは全く印象が違っているのがお分かりいただけるかと思います。
(※)
なおこの写真に写っている712号車も、昨年10月にリニューアルが実施されています。
阪和線の沿線から : 【叡山電鉄】700系712号車リニューアル実施を発表(2022.12.10運行開始)

なお、叡山電鉄のサイトによりますと、デオ700形のうち、現在未更新となっているのは、711号車、721号車、724号車、731号車の4両となっていますので、これら4両を2025年度にかけて更新していく、と予想するのが順当かも知れません。
(参考)
車両紹介 | 叡電を知る

こういった計画が示されている以上、ファンとしてもリニューアル前後の車両をしっかり記録していきたいところだな、と感じたニュースでありました。



【関連ブログ】
【叡山電鉄】値上げと4両の車両更新を発表 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
叡山電鉄が2023年4月に運賃改定、京阪との乗継割引は廃止 - 鉄道コム
叡山電鉄、鉄道事業の旅客運賃改定を申請 - 28年ぶりの運賃改定に | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
  • ライブドアブログ