阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
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カテゴリ:鉄道(関西以外事業者) > JRグループ

JR西日本JR東日本JR四国とご紹介した2019年3月JRグループダイヤ改正発表ですが、残る三社(JR北海道・JR東海・JR九州)は、本エントリーでまとめてご紹介します。



○JR北海道
2019年3月ダイヤ改正について|JR北海道

主な改正内容は以下の通りです。

○北海道新幹線:
・青函トンネル内の運転速度を時速160lmに引き上げ

○特急列車:
・札幌〜函館間「スーパー北斗」で281系車両で運転する5往復のうち、2往復に261系を追加投入
・下り最終「スーパー北斗23号」の停車駅を南千歳駅から千歳駅に変更
・「スーパーおおぞら1・7・8号」が追分、新夕張に停車

○普通列車:
石勝線(千歳〜新夕張)の普通列車を10本から5本に見直し


2016年3月改正2017年3月改正と大幅な改正が2年続いたJR北海道ですが、昨年の改正では一転小規模な改正にとどまりましたが、今回も前回に続き、小幅な改正となっています。

ポイントは、「南千歳駅通過のスーパー北斗」でしょうか。
かつての新千歳空港駅を含め、南千歳駅を通過する列車というのはあまり記憶がないのですが、23時過ぎに南千歳に到着しても、戻る方向の苫小牧行きの列車を除き乗継の列車はなかったのですが、今回千歳駅始発の普通列車に乗り継ぐことができ、それ以降の各駅への接続が取れるようになりました。

もっとも、南千歳・千歳両駅に停車する、というのも考えられなくもないのでしょうが、利用実態や所要時間増加もあるので、思い切って南千歳を通過扱いにしたのかも知れませんね。



○JR東海
2019年3月ダイヤ改正について|JR東海

主な改正内容は以下の通りです。

○新幹線:
・「のぞみ」70本の所要時間を3分短縮
・早朝に新大阪発の臨時「のぞみ」新設

○在来線:
・東海道線・岡崎〜金山間で平日夕通勤時間帯に快速列車を2本増発


N700Aが増えてきていますが、これを活用した最高速度285km/hの列車も増加する改正となっています。
目立たないとはいえ、確実な改善を図る東海道新幹線を象徴するダイヤ改正内容といえるでしょうか。



○JR九州
筑肥線「糸島高校前駅」が開業します。香椎線が快適に生まれ変わります。 |JR九州

主な改正内容は以下の通りです。

・筑肥線 波多江〜筑前前原間に「糸島高校前」駅を開業
・香椎線に新型蓄電池電車「DENCHA」を投入
・「みずほ」一部列車が「久留米」「川内」に停車
・日豊本線、吉都線の普通列車を増発


上記発表資料のタイトルを一読しただけでは、ダイヤ改正内容の発表とは即座に理解し難いものとなっています。
昨年は、大規模なダイヤ見直しを実施したJR九州。
本ブログでも異例の2本に分けてのご紹介となった昨年とは打って変わって、「ダイヤ」という言葉自体が発表資料のタイトルから消滅するほど、動きの少ない改正となっています。
参考:【JR九州】平成30年3月ダイヤ見直し発表。大幅な削減を実施(1:特急列車等) : 阪和線の沿線から
【JR九州】平成30年3月ダイヤ見直し発表。大幅な削減を実施(2:快速・普通列車) : 阪和線の沿線から

昨年の大幅見直しの翌年であることから、小幅であることは予想できましたが、まさか発表資料のタイトルから「ダイヤ」がない、というのも驚きです。

内容で気になるのは、日豊本線・吉都線の普通列車増発。
前回の見直しにより、通学利用者を中心に不便が生じていることもあり、今回の改正で改善がなされるようになりました。
一方、他の地域では特に改善が行われるような様子は読み取れないようですね…



以上、都合4本に分けてご紹介したJRグループのダイヤ改正。

次のポイントとしては、改正内容が網羅された時刻表3月号の発売でしょうか。
昨年はこちらのエントリーでご紹介した佐伯発延岡行きのグリーン車連結の普通列車が発見されたりと、今回も時刻表を見ないと判明しない改正事項が出てくるのか、楽しみにしたいと思い、今回の改正内容のご紹介の終わりとしたいと思います。



●関連ニュースサイト:
JR北海道,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2018年12月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR九州,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2018年12月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
蓄電池電車「DENCHA」、非電化の香椎線に進出 JR九州 | 乗りものニュース

●関連ブログ:
2019年3月ダイヤ改正発表(1)(JR北海道): たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
2019年3月ダイヤ改正発表(4)(JR東海、JR四国、JR九州、山陽新幹線): たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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2019年3月のJRグループダイヤ改正発表ですが、JR西日本JR東日本とご紹介し、続いてご紹介するのはJR四国です。

近年改正内容があまり多くなく、JRグループ改正内容の発表では地味な感じが多かったJR四国ですが、今回の発表では目立つ内容がありましたので、他社を差し置いて3番目のご紹介となりました。



JR四国では、平成31年3月16日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

平成31年3月ダイヤ改正について|JR四国

主な改正内容は以下の通りです。

○牟岐線:
パターンダイヤ導入

○本四備讃線・予讃線
特急「しおかぜ」から「のぞみ」への接続改善
特急「しおかぜ・いしづち21号」の併結駅を宇多津から多度津へ変更

○土讃線
特急「南風・しまんと」の運転区間を見直し
(「南風」は全て高知発着となり、中村・宿毛方面とは高知駅で「あしずり」と接続)

○その他
特急列車の指定席を増設


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回発表されたJR四国の改正内容で、注目は牟岐線関連でしょうか。

あまりこういった改正発表のトップを飾ることもままなかった牟岐線が今回冒頭でご紹介するのも、意外感がありますが、順を追ってご紹介したいと思います。

まず「パターンダイヤの導入」ですが、徳島〜阿南間では9時台〜19時台、阿南〜海部間では10時台〜15時台に運転する普通列車の発車時刻を統一し、一定間隔で周期的に運行する「パターンダイヤ」として運転することとします。
併せて、徳島〜阿南間では普通列車を8本増発することとしています。


jrs_mugiline_timetable
▲牟岐線徳島駅・阿南駅時刻表(改正前後)
(上記発表資料(http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2012%2014%2002.pdf)より引用)

上記発表資料から、現行及び改正後の徳島駅(阿南方面)、阿南駅(徳島方面)の時刻表を引用していますが、比較的利用者の多い徳島〜阿南間からして、運転間隔が不均等となっており、県庁所在地の徳島市と県内第2の都市である阿南市を結ぶ、県内でも主要区間の一つであるにもかかわらず、少々お粗末な感じがしないでもありませんでした。

今回の改正ではそれが一変、30分ごとの運転という綺麗に均整が取れたパターンダイヤとなり、その変貌にはこれまた驚きを隠せないところであります。
JR北海道ほど話題にはなっていないものの、ここJR四国でも鉄道路線の持続可能な運営には大きな課題がありますが、その中でも利用者が見込める区間では、利用者の利便性を確保することで、利用者数の維持に努めようとする姿が見られた改正、といえるのではないのでしょうか。


加えて、牟岐線で大きな話題となるのは「阿南駅での高速バスとの連絡」
今回の改正から、徳島バスの高速バスとの乗継により、阿南駅でJR牟岐線と徳島バスの高速バス(室戸・生見・阿南大阪線)を乗り継いで利用することが可能となったことです。

これは、徳島〜阿南はJR牟岐線、阿南〜海部間は徳島バスの高速バスを利用し、徳島〜海部間の移動が便利になるというものです。
元来、高速バスは一部を除き乗降に制限があり、主に同じエリアの短区間の利用は出来ないことが多いのですが、今回は徳島バスの協力のもと、阿南〜海部間のバス停留所で乗り降りができるようになります。
参考:室戸・生見・阿南大阪線 | 高速バス情報 | 徳島バス株式会社

対象となる乗継パターンは上下計11本となっていますが、いずれも高速バスの座席に空席がある場合に限ります。
徳島バスとしては、本路線では室戸方面まで運行は行うものの、途中の阿南市内での乗降が多いことから、阿南以南で発生する空席を埋めることができること、JR四国としても、牟岐線の阿南以南で列車の設定のない時間帯でもバスとの乗り継ぎにより、トータルで移動の利便性を向上させることができることから、今回の施策に至ったといえるでしょう。


一部では、牟岐線阿南以南の利用者の逸走を危惧する声もあるようです。
しかし、沿線人口の減少と自家用車の普及と言った、公共交通機関全般に吹く逆風を乗り越えるためには、やれ鉄道や、やれバスやといった交通モードでの縄張りを超えた取り組みが必要となっていることは、常々思ってはいましたが、今回のJR四国の取り組みは、まさに我が意を得たり、といった感じに思いました。


さて、今回の発表資料を見てみると、もう一つ気になる点があります。
それは、「特急列車の削減」(※)であります。
発表資料の徳島駅の時刻表をみると、現在4本設定されている特急(8:47発「むろと1号」、15:24発「むろと3号」、18:01発「ホームエクスプレス阿南1号」、19:33発「むろと5号」)が、改正後は1本(19:33発)のみとなっていることが分かります。
(※)特急列車の削減は、発表資料に文面での記載はありませんが、上記時刻表により読み取れる内容から推察していますので、予めお断りします。

もはや、通勤・通学需要でなければ、特急列車の利用者を確保することもままならない、といった感じでしょうが、先の高速バスとの乗り継ぎも、特急列車の削減とのセットで、牟岐・海部方面への着席需要を確保するための手段、といえば、その施策も納得することができます。


以上、日頃はどちらかといえばマイナーな路線とも言えなくもない牟岐線で、このような大きな改正がニュースになるとは、正直発表を見て驚くほかありませんでした。

この牟岐線、今を遡ること25年ほど前に、大学生の頃に乗車したことがあり、その際には、まだ特急「うずしお」が高徳線から直通運転をしていた時代でした。
「うずしお」で終点の牟岐まで乗車し、その後普通列車に乗り換えて、阿佐海岸鉄道の甲浦まで乗り通しました。

今回の改正で、昼間の時間帯に徳島から下る特急列車が消滅することとなり、一抹の寂しさを感じるのは確かですが、利用者の減少と路線の維持、を考えると致し方がないのかな、とも感じつつ、厳しい状況でありながら交通モードを超えた取り組みを実施するJR四国の姿勢を評価したいな、とも感じた改正内容でした。



●関連ニュースサイト:
JR四国,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2018年12月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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JRグループ2019年3月ダイヤ改正内容ですが、次にご紹介するのはJR東日本の改正内容です。

2019年3月ダイヤ改正について|JR東日本

ダイア改正の主な内容は、次のとおりです。
○東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」の速達化
○上越新幹線にE7系を投入
○中央線特急列車の利便性・快適性向上
・「あずさ」「かいじ」を E353系に統一
・「富士回遊」「はちおうじ」「おうめ」を新設
・新たな着席サービスを導入
○横須賀線の朝通勤時間帯増発
○東京メガループ武蔵野線・南武線の利便性向上
○特急「つがる」の運転時刻見直し
○特急「しらゆき」の運転時刻見直し
○新駅開業(常磐線:Jヴィレッジ駅)


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JR四国では、予讃線・土讃線・高徳線で使用している2000系特急形気動車の老朽取替のため、新製していた2700系気動車の完成を発表しました。

【社長会見】2700系特急形気動車の完成について|JR四国

概要は以下の通りです。

●完成両数:
4両

●車両の主な特長:
・デザイン
2600系特急気動車を踏襲する、日本の伝統意匠をアレンジした’Neo Japonism(ネオジャポニスム)’をデザインコンセプトとし、安らぎと先進性を合わせ持つ特急車両。
特急列車が結ぶ香川−徳島・高知の地域性の表現を、カラーリングにも盛り込む。

エクステリアは、四国の豊かな自然に映えるディープレッドの車両とし、筆の流れに見立てた真紅の流線、「赤」から「金」への色彩のにじみ、「赤」と「緑」の残像配色で、”速さ”というエネルギーの軌跡を表現。

インテリアは、デッキの扉面やシートモケットに伝統文様をアレンジしたデザインを施し、徳島が育んだ「ジャパンブルー」、高知から望む太平洋の「オーシャンブルー」で彩る。

・客室設備
腰掛は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用し、座り心地の向上を図る。
各座席にはコンセント・ドリンクホルダー・コートフック等を設置した他、モバイルパソコン等の利用を考慮し、テーブルの大型化を実施。

・車両性能
最高運転速度は130km/h

jrs_2700
▲2700系特急気動車の外観
(上記発表資料(http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2011%2026%2004.pdf)より引用)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR四国の特急形気動車は、昨年9月に営業運転開始を発表した「2600系」の記憶が新しいところですが、その営業運転開始に際しては、2600系で採用した車体傾斜方式では、連続する曲線の多い土讃線では、空気バネ制御に多くの空気を消費し、空気容量の確保に課題があることが判明しました。
そのため、今後新製する特急形気動車では、2600系をベースし、車体傾斜方式をこれまでの実績のある振子方式を採用することとしていました。
参考:【JR四国】新型特急気動車「2600系」の営業運転開始を発表(H29.12.2〜)今後は振子方式の特急気動車を導入へ : 阪和線の沿線から

今回発表された2700系は、そこで触れられた「振子版2600系」の車両で、デザインコンセプト、接客設備は2600系のそれを踏襲しつつ、過酷な曲線環境である土讃線でも安定した走行が可能な振子車両として、新たな系式が付与されたものとなっています。

この2700系、下記産経新聞の記事によれば、来年秋の営業運転開始、その後2020年度までに合計40両を導入する計画で、順次2000系車両を置き換えていくこととしています。
参考:振り子式新型車両、2700系完成 JR四国、来秋に営業運転へ - 産経ニュース

既に営業運転開始して1年以上が経過している2600系で、接客上の問題はなく、また振子方式も実績ある2000系から受け継がれてきたものが採用されていることから、年明けからの試験運行でも安定した結果が得られるものと期待しています。


今後、2700系の本格導入となれば、現在土讃線を中心に運行されている2000系の姿も貴重なものになってくるものと思われます。
四国の鉄道高速化に大きな役割を果たした2000系「TSE」が登場したのが1989年、すなわち平成元年。
その大きな原動力となった振子方式の気動車の後継車両が、まさに平成の次の時代に登場してくる、というのも何かの縁なのかな、とも思ったりしつつ、2700系の試験運転、そして営業運転開始のニュースを心待ちにしたいな、と感じたニュースでした。



●関連ニュースサイト:
2700系特急形ディーゼルカー導入へ 2600系踏襲、全席コンセントに荷物置き場も JR四国 | 乗りものニュース
JR四国、特急形気動車「2700系」完成へ | 鉄道新聞

●関連ブログ:
JR四国、2700系特急形気動車導入へ - kqtrain.net(京浜急行)
JR四国、2700系を新製: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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JRグループ各社には、社員及び関連会社等で構成されている吹奏楽団があります。
こちらのエントリーでご紹介した「JR九州吹奏楽団」もその一つであります。

これらJRグループの吹奏楽団の連合体として「JRグループ音楽連盟」という組織があるらしく、その定期演奏会が、次週の日曜日に大阪府高槻市で開催されるとのことで、ご紹介したいと思います。

JRグループ音楽連盟 第3回定期演奏会in高槻現代劇場 来月開催!|新着情報|JR西日本吹奏楽団WEB

上記発表資料によると、定期演奏会の概要は以下の通りです。

●日時:
2018年11月18日(日)
開場・13:00、開演・13:30

●場所:
高槻現代劇場大ホール
(JR京都線:高槻駅より徒歩12分、阪急京都線:高槻市駅より徒歩5分)


●入場料:
無料

●出演団体及び演奏曲:

・JR東日本東北吹奏楽団
JR東日本東北吹奏楽団のページ
演奏曲:
チェンジ・シンカリオン
ミュージカル「ウエスト・サイド物語」より
「サムウェア」「マンボ」ほか

・JR東海音楽クラブ(吹奏楽団)
JR東海 音楽クラブ - ホーム
演奏曲:
序曲「祝典」
ルパン三世メドレー

・JR西日本吹奏楽団
JR西日本吹奏楽団 WEB
演奏曲:
マーチ「ベストフレンド」
たなばた

・JR西日本ふれあい楽団
演奏曲:
大阪環状線メドレー

・JR四国吹奏楽部
演奏曲:
千の風になって
ジブリコレクション
日本民謡メドレー(4)

・JR九州吹奏楽団
演奏曲:
STAR PUZZLE MARCH
NHK大河ドラマ「西郷どん」メインテーマ

・JRグループ特別合同楽団
日本鉄路紀行〜JRグループ社歌の旅〜 ほか

jrgroup_3rd_concert
▲JRグループ音楽連盟 第3回定期演奏会チラシ
(JR西日本吹奏楽団Webサイト(http://www.wjrb.sakura.ne.jp)より引用)


その他詳細は、冒頭のWebサイトをご覧下さい。

JRグループの吹奏楽団等による合同演奏会、ともいうべきこのJRグループ音楽連盟の定期演奏会。
「第3回」とあるように、近年始まった催しのようで、第1回は東京、第2回は名古屋で開催され、今回第3回は大阪府高槻市での開催となりました。

出場するのは、JR北海道を除くJRグループ旅客鉄道会社5社の吹奏楽団等で、地元のJR西日本からは2団体が出場します。
このブログでもご紹介したJR九州吹奏楽団の他、かつて吹奏楽コンクール全国大会出場経験もあるJR東日本東北吹奏楽団、またJR東海、JR四国の吹奏楽団も参加し、まさにJRグループ各社のサウンドを、吹奏楽という観点から聞き比べできる、面白い演奏会になるのではないかと思われます。


今回の演奏会でもう一つ注目したいのは、「JRグループ特別合同楽団」による「日本鉄路紀行〜JRグループ社歌の旅〜」。
演奏するのは上記各楽団から選抜された演奏者になるかと思われますが、注目はその演奏曲。

「社歌の旅」というわけですから、JR九州の社歌「浪漫鉄道」も演奏されることが十分予想されます。
CDやカラオケと言った音源で、今や容易に聴けるようになったこの「浪漫鉄道」ですが、吹奏楽による生演奏となると、それこそJR九州吹奏楽団が演奏するステージに出向く必要があります。
そのため、九州以外のファンが吹奏楽バージョン「浪漫鉄道」が聞ける機会といえば、JR九州が出場する都市対抗野球の試合くらいしか無いのではないかと思われます。

それくらい、九州以外の人にとってはハードルの高い演奏が、高槻で聞ける「かも知れない」(※)という貴重な機会といえるのではないかと思われますので、吹奏楽に興味のある鉄道ファンは勿論、そうではない鉄道ファンにとっても、是非とも聞いておきたい演奏会といえるのではないのでしょうか。
(※)演奏曲紹介では「浪漫鉄道」と明記されていないので、当日演奏されない可能性もありますのでご注意下さい。

他の演奏曲を見ても、吹奏楽オリジナル楽曲や、子ども向けアニメ主題歌、オーケストラのアレンジ、ミュージカル楽曲等、様々な世代に楽しめる選曲となっていますので、鉄道に興味の無い方でも楽しめると思われます。

私自身も聞きに行きたいとは思うものの、あいにくこのところ仕事が忙しいこともあり、この演奏会を聞きに行くことは難しそうですが、それだけにこのブログをお読みになって演奏会の開催を初めて知った方々には、是非とも当日会場に足を運んで頂ければな、と思います。




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JR東日本では、首都圏と中央線主要駅を結ぶ特急列車「あずさ」「かいじ」の新型車両(E353系)への置き換えを進めており、2019年春よりE353系に統一(臨時列車等を除く)するのに併せて、新たな着席サービスを導入することを発表しました。

中央線特急に新たな着席サービスを導入します |JR東日本

概要は以下の通りです。

●対象区間・対象列車:
千葉・東京・新宿〜甲府・松本・南小谷間を運転する特急「あずさ」「かいじ」などの普通車全車両
( グリーン車には導入せず、これまでと同様に座席の指定を受けて利用)

●サービス導入時期:
2019 年春

●サービス概要:
1.着席サービス概要
列車・座席を指定する「指定席特急券」と、乗車日・区間のみを指定し、列車・座席を指定しない特急券「座席未指定券」のいずれかを選択して利用。

【座席の指定を受けて乗車する場合】
指定席特急券(「えきねっとチケットレスサービス」を含む)を購入し、指定された座席を利用。
車内改札は省略。

【座席の指定を受けずに乗車する場合(満席時または車内の空席を利用したい場合を含む)】
座席未指定券購入し、乗車後は座席上方ランプを確認のうえ、空席を利用。
座席未指定券を購入後、乗車する列車が決まれば、指定席券売機やみどりの窓口にて、追加料金なしで座席指定を受けることも可能。
車内に空席がない場合はデッキ等を利用。

2.特急料金(普通車・グリーン車)及び購入方法
・指定席特急券・座席未指定券ともに料金は同額。
・年間を通じて同一料金
・普通車の特急券を車内で購入する場合、事前料金に260円(こども130)を追加した車内両院が適用。

3.「えきねっとチケットレスサービス」
・スマートフォン等から座席指定が可能なサービス。
・「チケットレス割引」として指定席特急料金より一律100円割引(こどもは50円割引)となる料金が適用。

4.「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」のリニューアル
・「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」(10%割引)の他、乗車日13日前の午前1時40分までの申込で30%割引の「お先にトクだ値(乗車券つき)」を新たに発売。

5.特別企画乗車券の発売終了等
・「あずさ回数券」「中央線料金回数券」「信州特急料金回数券」の発売を終了。
・「房総料金回数券」は、2019年春以降、千葉〜新宿間の「あずさ」での利用は不可。
・「信州しなの料金回数券」の発売を開始



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


こちらのエントリーで、E353系の導入及びE257系の将来的な置き換え発表についてご紹介しましたが、今回、中央線特急の新たな着席サービス導入に併せて、「あずさ」「かいじ」の定期列車がE353系に統一されることがが発表されました。

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▲定期列車からの置き換えが発表されたE257系
(2018.1.29、松本駅)

今年の1月に、中央本線を乗り通した際に、E257系「あずさ」に乗車しましたが、まさかそれから1年ちょっとで定期列車から完全に置き換えが実施されるとは、かなり早いペースに驚くほかありませんでした。
この頃は、E351系の引退間際で、E257系にはあまり見向きもされていなかった風にも思えましたが、近い将来の引退を見越して普通車・グリーン車の乗り比べをやってみましたが、置き換えの早さをみるにつけ、やはり思い立った時期に思い切ってグリーン車にも乗ってみて正解と感じました。


さて、新しい着席サービスですが、基本的に現在の常磐線「ひたち」「ときわ」で実施されているものと同様と思われます。
すなわち、普通車は全て指定席として自由席は廃止、未指定券所持者は座席のランプを確認して着席する、事前購入より割高となる車内料金の導入、等でしょうか。

「あずさ」「かいじ」の全車指定化に疑問の声も聞こえなくはないのですが、やはり根強い事前予約による着席ニーズの高さ、そして先行例の常磐線でも大きなトラブルがなくサービスが実施されているところからすると、E353系統一に併せてこのサービスを実施するのは、やはり自然な流れといえるのかな、とも感じたニュースでした。

特急「あずさ」「かいじ」は全車指定席に 中央線特急の料金改定、新たに「座席未指定券」設定 | 乗りものニュース
「あずさ」「かいじ」に新たな着席サービスを導入、JR東 - 鉄道コム
中央東線特急、2019年春にE353系に統一 新たな着席サービスを導入 | レイルラボ(RailLab)
JR東日本、中央線特急列車「あずさ」「かいじ」に新たな着席サービスを導入 - kqtrain.net(京浜急行)
中央線特急も全車指定席に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
【JR東日本】変わりゆく中央線特急!「E353系統一」「着席サービス開始」「あずさ回数券廃止」 ( 鉄道、列車 ) - 運転停車〜ご乗車のままお待ちください〜 - Yahoo!ブログ
JR東日本 中央本線特急 新たな着席サービスの導入を発表 | 西和路快速のブログ - 楽天ブログ



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JR東日本水戸支社では、同支社管内で2013年3月まで運転していたE653系車両1編成を、2019年春頃より臨時列車として営業運転することを発表しました。

E653 系車両が水戸支社管内に帰ってきます |JR東日本水戸支社

上記発表資料によれば、概要は以下の通りです。

●E653系車両の概要:
1997年10月から2013年3月まで、常磐線特急「フレッシュひたち」として上野〜いわき間で営業運転を行っていたが、E657系車両導入により、水戸支社管内での営業運転を取りやめ。
現在は、主に新潟・秋田方面の羽越本線特急「いなほ」として営業運転をしており、今回水戸支社に帰ってくるのは、そのうちの7両1編成。

●デザインコンセプト:
かつての 485系常磐線特急「ひたち」の塗装イメージを施し、新しさとノスタルジーを兼ね備えたデザインを採用。

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▲E653系デザインイメージ(485系「ひたち」イメージ)
(上記発表資料(http://www.jrmito.com/press/181019/press_01.pdf)より引用)



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

現在では、新潟駅を拠点に、特急「いなほ」(新潟〜秋田)、特急「しらゆき」(新潟〜上越妙高・新井)で運行されているE653系ですが、新潟地区に転属される前は、常磐線特急で運用されていました。

今回の転属は、言わば古巣に戻るもの、ともいえるのでしょうが、それに際し、水戸支社では何とこのE653系を、485系国鉄特急色をイメージしたデザインとすることとしました。
このカラー、水戸支社管内では特急「ひたち」として長らく親しまれてきましたが、民営化後ほどなく651系「スーパーひたち」の登場後に塗色変更されたことから、国鉄特急色に関して言えば、およそ25年ぶりの復活、ともいえるでしょうか。

国鉄特急色のリバイバルデザイン、といえば、JR東日本管内でも185系に施されていた時期もありましたが、今回は民営化後に登場した車両に施される国鉄特急色ですので、実車ではどのように処理されて復元されるのか、これまた楽しみにも思える塗色といえるでしょうか。


特急用のE653系が「国鉄特急色」に変身 水戸支社管内へ「復帰」 JR東日本 | 乗りものニュース
E653系を485系デザインに、水戸支社 - 鉄道コム
JR東日本水戸支社、E653系7両1編成を2019年春頃から水戸支社エリアの臨時列車として運行 - kqtrain.net(京浜急行)
E653系が国鉄風塗装で水戸支社管内へ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
【JR東日本】E653系が国鉄色になり水戸へ戻る!波動用車両に動き? ( 鉄道、列車 ) - 運転停車〜ご乗車のままお待ちください〜 - Yahoo!ブログ



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JR北海道では、同社の花咲線(根室本線・釧路〜根室間)における「普通列車を観光列車にする取り組み」を今年6月より実施しています。
参考:【JR北海道】花咲線の「普通列車を観光列車にする取り組み」を実施。見どころでの徐行や東根室駅の停車時間拡大等 : 阪和線の沿線から

この取り組みの中で、今年秋頃にラッピング車両を運行することが発表されていましたが、この度そのラッピング車両の概要が発表されました。

「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」を運行開始します|JR北海道

上記発表資料によれば、ラッピングトレインの概要は以下の通りです。

●対象車両:
花咲線で使用しているキハ54形1両にラッピングを実施。

●デザイン概要:
花咲線の花を赤で表し、冬のゆきの白をモチーフに、両面異なる配色として、見る側によって二度楽しめるデザインとしてラッピング

●車両名称:
「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」

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▲「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」デザイン
(上記発表資料より引用)


●実施期間:
2018年11月1日(木)、釧路11:12発の快速「ノサップ」根室行きから運行を開始し、釧路エリア(花咲線、釧網線等)の通常の普通列車に使用する車両として運行。
運行期間は2021年3月末までを予定。


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


今回発表された花咲線のラッピング車両ですが、冒頭でもしるしたように同線の利用促進の一環としてこの6月から実施されている「普通列車を観光列車にする取り組み」の一環として実施されるものです。

この取り組みでは、見どころでの徐行やご当地弁当の出張販売、東根室駅での停車時間延長といったように、定期普通列車を利用して、観光客により楽しめるような仕掛けを盛り込んだ、個人的には好感の持てる企画となっているように思います。

その取り組みを盛り上げるべく、更に実施されるのが、今回ご紹介する「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」で、車体は赤と白という、花咲線の絶景の中で更に映えるラッピングとなっており、実車を見るのが楽しみなデザインではないでしょうか。

この花咲線には、既に「ルパン三世」ラッピング車両が運行されていますが、これに加えて、今回ラッピング車両が更に運行されることで、鉄道ファンにとっても撮影・乗車しがいのあるラインナップになるのではないかと思われます。

「地球探索鉄道」のラッピングは2021年3月末まで、約2年半の予定となっています。
このラッピングが終了する頃には、花咲線の将来のあり方について、前向きな結論が出ていることを期待しつつ、そのためにも少しでも多くの観光客に、ラッピング車両を通じてこの花咲線の魅力を楽しんでもらえらばいいな、と感じたニュースでした。


「地域探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」根室本線で運行 JR北海道 | 乗りものニュース



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平成30年7月に発生した豪雨災害では、このブログで幾度も取り上げてきたJR西日本だけでなく、JR四国でも多くの区間で運転見合わせが発生しました。
そのうち、現在も運転見合わせが続いている予讃線・卯之町〜宇和島間では、現在でもバスによる代行輸送が続いていますが、9月13日(木)をもって列車の運転を再開する予定となっています。

「平成30年7月豪雨」災害復旧の進捗状況について|JR四国

この区間の復旧により、JR四国全線での運転再開となるわけですが、今回の豪雨災害を受け、四国全域での観光客の入り込みが大きく減少していることから、JR四国と四国運輸局、四国ツーリズム創造機構と四国の地方自治体及び観光関連事業者による「四国観光復興キャンペーン」を実施することが発表されました。

四国観光復興キャンペーンに伴う商品展開について|JR四国

上記発表資料によれば、このキャンペーンの第1弾「お得なきっぷ」として、以下のきっぷを発売することとされています。
●四国全線開通謝恩フリーきっぷ:

・利用期間:
JR四国全線開通日(平成30年9月13日(木)予定)〜同年12月2日(日)まで
※上記期間のうち、開通日、金曜日または土曜日に出発する場合に限る。

・発売期間:
JR四国全線開通前日(平成30年9月12日(水)予定)〜同年11月29日(木)まで
ご出発日の1ヶ月前からご出発の前日まで発売。
※利用当日の発売はなし。

・有効期間:
3日間(利用開始日を含む)

・有効区間:
JR四国線全線(宇多津〜児島間を含む)の特急列車・普通列車の普通車自由席、土佐くろしお鉄道線(窪川〜若井間のみ)の普通列車普通車自由席、ジェイアール四国バス(大栃線・久万高原線の路線バスのみ)が乗り降り自由

・価格:
10,000円(小児 3,000 円 ※小児は大人と同一行程のみ発売)
※同じく四国内の特急列車等が3日間乗り放題となる「四国フリーきっぷ(大人16,170 円)」より 6,170 円割安。

・発売箇所:
JR四国の「トクトクきっぷ」などの総合情報サイト「JR四国ツアー」、JR四国の主な駅、ワープ支店、駅ワーププラザ及び四国内の主な旅行会社



●「卯之町〜宇和島間開通謝恩きっぷ」:

・利用期間:
JR四国全線開通日(平成30年9月13日(木)予定)〜同年9 月17日(月・祝)、22日(土)〜24日(月・祝)
※上記期間のうち、1日限り有効

・発売期間:
JR四国全線開通前日(平成30年9月12日(水)予定)〜同年9 月23日(日・祝)
※利用当日の発売は無し。

・有効期間:
1日間

・有効区間:
予讃線・宇和島駅〜松山駅間(伊予長浜経由を含む)の特急列車・普通列車の普通
車自由席が乗り降り自由。

・価格:
2,000 円(小児半額)
※宇和島〜松山間の特急列車普通車自由席往復利用(大人 5,980円)の場合より3,980円割安。

・発売箇所:
伊予北条駅、松山駅、内子駅、伊予大洲駅、八幡浜駅、卯之町駅、宇和島駅及び前述駅に隣接する駅ワーププラザ、ワープ松山支店及び周辺の主な旅行会社


また、第2弾としては、「JR四国宿泊プラン」として、JR四国全線フリーきっぷ(2日間特急列車自由席乗り放題)と宿泊(1泊2食付き)がセットになったお得な宿泊プランを発売することとしています。

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


今回の平成30年7月豪雨では、JR四国でも相当の被害が発生し、特に主要路線となる予讃線では、「しおかぜ」「宇和海」いずれの特急列車の運行ルート上での運転見合わせが発生し、バスによる台外輸送を余儀なくされました。

その災害から約2ヶ月で、ようやくJR四国管内全てで運転再開されるわけですが、これを機に「四国復興キャンペーン」と銘打ったキャンペーンが実施されることとなりました。

そのキャンペーンの概要を上記にてご紹介しましたが、やはりファン的にはJR四国全線が週末の3日間10,000円で自由席に乗り放題となる「四国全線開通謝恩フリーきっぷ」に注目したいところでしょうか。

上記発表資料にもあるように、ほぼ内容の「四国フリーきっぷ」と比較して、4割程度の割引となり、一日あたり約3,300円でJR四国の特急列車も含めた自由席が3日間連続して乗り放題と言うことになりますので、このきっぷを使って四国全県を旅行してみよう、というきっかけになればいいな、と思います。

この「四国全線開通謝恩フリーきっぷ」ですが、注意点として「前日までの購入」に留意しておきたいところでしょうか。
とすると、四国外の方には購入の手立てがないのか、というとそういうわけでもなく、JR四国の旅行商品通販サイト「JR四国ツアー」で事前に購入することが可能なようです。
また、関西在住の方は、JR四国のワープ梅田支店でも購入が可能と思われますので、こちらを活用してみてはいかがでしょうか。
参考:ワープ梅田支店|四国の旅行・きっぷならJR四国ツアー

ともあれ、謝恩価格として割安でJR四国乗り放題となる今回の謝恩フリーきっぷ。
観光は勿論、乗りつぶしや、はたまた全国各地の駅を巡る位置情報ゲームの新駅を一気に稼ぐために利用するなど、思い思いの使い方で四国の鉄道を楽しみ、復興支援の一助となればいいな、と感じたニュースでした。

豪雨被災の予讃線、9月13日に全線再開 JR四国全線復旧で「謝恩きっぷ」発売 | 乗りものニュース




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平成30年7月豪雨の影響で現在も不通となっているJR西日本の山陽本線では、長期間に渡り不通となっており、ここを経由する貨物列車も現在、運休を余儀なくされていますが、この代替ルートとして山陰線経由での迂回運転実施に向けた検討状況については、下記のエントリーでもご紹介したところです。
参考:【JR西日本】【JR貨物】貨物列車の迂回運転実現に向けた検討状況を発表。伯備線・山陰線・山口線を迂回経由するルートを検討中 : 阪和線の沿線から


この度、JR西日本とJR貨物から、迂回運転の準備の進捗に伴い、迂回運転開始日や運転時刻を決定したことが発表されました。

貨物列車の迂回運転実施:JR西日本
貨物列車の迂回運転実施について|JR貨物



上記発表資料によれば、迂回運転の概要は以下の通りです。

●運転開始日:
・下り
名古屋(タ)発・・・2018年8月28日(火曜日)
岡山(タ)発は29日(水曜日)
・上り
福岡(タ)発・・・2018年8月31日(金曜日)
幡生操車場発は31日(金曜日)

●迂回運転ルート:
岡山(タ)〜倉敷〜伯耆大山〜米子〜益田〜新山口〜幡生(操)駅
(山陽線〜伯備線〜山陰線〜山口線〜山陽線)

jrw_jrf_sanin_freighttrain
▲迂回運転ルート詳細
(上記発表資料(http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/08/page_12921.html)より引用)

●運転本数・運転時刻:
1日1往復の運転
・下り
岡山(タ)(3時47分)→幡生(操)(21時15分)
※名古屋(タ)発(20時37分)→福岡(タ)着(翌日23時37分)として運転
・上り
 幡生(操)(4時34分) → 岡山(タ)(22時12分)
※注釈:福岡(タ)発(1時55分)→名古屋(タ)着(翌日7時40分)として運転

●編成両数:
7〜8両編成(機関車1両、貨車6〜7両、5トンコンテナ積載可能個数:30〜35個)



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


既に準備状況が発表されていた、山陰線への貨物列車迂回運転ですが、この度準備も完了し、今月松より運行開始となりました。
もとより貨物列車の運転がない区間も多く含まれていただけに、手続き等に多少の時間がかかるのは仕方がないわけで、それを考慮すると相当早い迂回運転開始にこぎ着けることができた、といえるでしょう。

今回運行される迂回運転の列車は、1日1往復、そして車両編成でみても貨車は最大7両と、被災前の山陽本線における輸送量から考えるとほんの少しにしかならない、ともいえますが、既に代替輸送で他の輸送モードが相当逼迫している状況からみれば、迂回運転開始により少しでも逼迫状況が緩和されるのは、非常に意義あることだと思われます。


今回の発表では、運転時刻も同時に発表されています。
これによると、下りは岡山3時台発→幡生21時台着、また上りは幡生4時台発→岡山22時台着となっています。
つまり、日頃貨物列車が走行しない山口線・山陰線を走行するのが朝から夕方にかけて、という可能性が高いわけで、これまた多くの鉄道ファンが注目する運転になるのではないかと思われます。

特に、山陰本線でも有数の撮影地である三保三隅〜折居間では、上り列車の通過時刻がお昼前後になることが予想されることから、日頃は記録できることのない、日本海の海岸沿いを走るDD51形ディーゼル機関車と貨物列車の組み合わせという、貴重なシーンを撮影できるのではないかと思われます。
参考:山陰本線/三保三隅−折居|お立ち台通信2―鉄道写真撮影地ガイド データベース|鉄道ホビダス


撮影の際にはくれぐれもルールとマナーを守るのは当然として、折角ですので当該区間のある浜田市を中心とした島根県西部地方のお土産をたんまり買って帰たり、また、自動車等の方は地元のガソリンスタンドで満タンに給油する等して、少しでも撮影地の地元に経済的にも貢献していただければ、末永くこの趣味を続けていくことができるための、周囲の理解も深まってくれるのかな、とも思う次第です。


ともあれ、甚大な犠牲と被害が生じた今回の豪雨を契機に見られることとなった今回の迂回運転。
災害が契機ということで、決して喜ばしいことではないのは承知の上ですが、逆に、災害が契機にこういった迂回運転が実施される、という事実は事実として、記録して伝えていく価値と必要性は十二分にあるのかな、と感じたニュースでした。

山陰本線経由の貨物列車、28日運行開始 豪雨で不通の山陽本線を迂回 | 乗りものニュース
JR貨物とJR西、8月29日から豪雨被災路線を迂回する貨物列車を運行 | レイルラボ(RailLab)
山陰本線 迂回貨物列車 運転(2018年8月29日〜) - 鉄道コム




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