阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ:鉄道(関西以外事業者) > JRグループ

JR北海道では、JR東日本・東急電鉄・JR貨物の各社の協力のもと、北海道内の観光振興と地域活性化を目的とした観光列車プロジェクトの実施を発表しました。

JR北海道は、JR東日本・東急電鉄・JR貨物と協力し、道内に観光列車を走らせます 〜観光列車による道内観光の振興と地域活性化を行います〜|JR北海道
JR北海道は、JR東日本・東急電鉄・JR貨物と協力し、道内に観光列車を走らせます 〜観光列車による道内観光の振興と地域活性化を行います〜|JR東日本
JR北海道は、JR東日本・東急電鉄・JR貨物と協力し、道内に観光列車を走らせます 〜観光列車による道内観光の振興と地域活性化を行います〜|東急電鉄
JR北海道は、JR東日本・東急電鉄・JR貨物と協力し、道内に観光列車を走らせます 〜観光列車による道内観光の振興と地域活性化を行います〜|JR貨物

概要は以下の通りです。

●プロジェクト概要:
・JR東日本の「びゅうコースター風っこ」を使用した観光列車を、宗谷線(旭川〜音威子府または音威子府〜稚内)で運行。
運行予定時期は2019年7〜9月の土・日・祝日
・東急電鉄が提供する「THE ROYAL EXPRESS」を使用した観光列車を、札幌〜道東エリアに向けて運行。
運行予定時期は2020年5〜8月の間の約1ヶ月間、週4日を予定。


●各社の協力体制:
JR北海道・・・運行に関する業務、着地でのおもてなし体制への協力及び全体統括
JR東日本、東急電鉄・・・既存の観光列車の提供、運営等
JR貨物・・・北海道内で運行する車両を北海道まで回送運搬


●「びゅうコースター風っこ」使用列車概要:
使用車両:キハ48形改造車2両編成
運転日:2019年7月27日(土)〜9月8日(日)の土・日・祝日(15日間を予定)
列車名:「風っ子 そうや」号
運転区間:運転日により「稚内〜音威子府」または「旭川〜音威子府」で運転
運転編成:JR北海道の「北海道の恵み」シリーズ車両を「びゅうコースター風っこ」の前後に連結して運行

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▲JR東日本「びゅうコースター風っこ」
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190211.pdf)より引用)


●「THE ROYAL EXPRESS」使用列車概要:
使用車両:伊豆急行2100系「アルファリゾート21」改造車
列車名:THE ROYAL EXPRESS
運転日:2020年5月〜8月の間の約1ヶ月間、週4日程度を想定
運転エリア:札幌〜道東エリア
運転編成イメージ:北海道内での運転にあわせた編成について今後検討。
現在のイメージでは「THE ROYAL EXPRESS」に電源車・ディーゼル機関車を連結した編成

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▲東急電鉄「THE ROYAL EXPRESS」
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190211.pdf)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



安全運行への投資が不可欠である一方、自社単独での維持が困難な線区を多く抱え、経営再建が急務のJR北海道。
経営再建の道筋をつけるためには、事業の見直しとともに、新たな収入源の獲得が必要であり、これまでも不採算事業の見直しや路線の廃止等を行ってきました。

一方、新たな投資という点では、資金力に問題があることから、道内に数多くある観光資源を活用した観光列車の開発については、手が出せない状況であった、というのが実態であった、といえるかも知れません。

今回、JR北海道単独で観光列車を走らせるのではなく、JR東日本・東急電鉄から車両の提供を受け、道内の風光明媚な路線を中心に運行するという、これまでに聞いたことの無いプロジェクトに仰天した方もいらっしゃるのではないかと思われます。


各プロジェクトを見てみると、まず「びゅうコースター風っこ」を使用した「風っ子 そうや」は、現在観光列車の走ったことがない宗谷線で運行することとなっています。
天塩川を囲む森林や、サロベツ原野と利尻富士、といったように眺めているだけで楽しめるこの宗谷線ですが、窓ガラスを外して外の風を感じることのできる車両に乗ることで、より宗谷線の魅力を感じることができる、まさにうってつけの観光列車になるのではないかと思われます。

しかも、「びゅうコースター風っこ」の前後にキハ40形「北海道の恵み」車両を連結することから、これら4両の併結というシーンは貴重なものでもあるので、多くのファンの注目の的になるのではないかと思われます。


宗谷線「びゅうコースター風っこ」だけでも十分衝撃的ですが、それに輪をかけて驚きの発表が、東急「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤル・エクスプレス)」を使用した観光列車。
現在、横浜〜伊豆急下田間を中心に運転されている「ザ・ロイヤル・エクスプレス」が、何と北海道で運行されることになるわけで、これだけでは、一体何が何やら、といった感じでしょうか。


そもそも「ザ・ロイヤル・エクスプレス」の使用車両である伊豆急行2100系は直流電車であるのに、直流電化区間がないJR北海道管内でどのように走るのか、謎にも感じた方が多いかも知れません。

その一つの答えとして、「ディーゼル機関車による牽引」「電源車によるサービス電源供給」のイメージが示されており、かつてJR九州の特急「有明」の豊肥本線・熊本〜水前寺間などで実施された、ディーゼル機関車と電車との併結運転が実施されるとは、本当に夢にも思えないのが正直なところでしょうか。
報道が先行した際にも、ガセネタと評されたのも理解せざるを得ないくらいの仰天なプロジェクトであるといえます。


いずれも、多くの観光客の注目を集めるプロジェクトだと思いますので、少しでも多くの方にこれらの観光列車プロジェクトを利用して欲しいな、と思いますし、これらの企画により、JR北海道の経営再建が少しでも進むことになればいいな、と感じたニュースでした。




●関連ニュースサイト:
北海道でJR東日本「風っこ」と東急「ザ・ロイヤル・エクスプレス」運行へ JR貨物も協力 | 乗りものニュース
JR北海道,「びゅうコースター風っこ」・「THE ROYAL EXPRESS」を使用した観光列車を運転へ|鉄道ニュース|2019年2月12日掲載|鉄道ファン・railf.jp
北海道内で「ロイヤルエクスプレス」を運転、JR北・東急 - 鉄道コム
「風っこ」と「THE ROYAL EXPRESS」、北海道で運転へ | RailLab ニュース



●関連ブログ:
「THE ROYAL EXPRESS」は北海道に行く: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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先のエントリーの続きで、先日の北海道訪問の際、窓口の機械で購入した入場券をご紹介します。


窓口の機械で購入する際、JRグループ共通の「マルスシステム」から発券してもらう入場券(以下、「マルス」)の他、JR北海道では独自に「総販システム」というものを導入しており、その総販システムを使って発券してもらう入場券(以下「総販」)の、二種類の入場券を窓口で購入することができます。

マルス・総販ともに効力等に違いはありませんが、券面の表記が一部異なっているのが特徴です。
加えて、総販の入場券は、JR北海道管内でしか購入できないことから、同じようなきっぷを二種類購入できるのは、ここ北海道だけとなるので、これまたファンの心をくすぐるアイテム、ともいえるでしょうか。

前置きはこれくらいにして、先日の旅行で購入したマルス・総販の入場券をご紹介したいと思います。

続きを読む

先のエントリーで「JR北海道わがまちご当地入場券」のご紹介をしましたが、それと同時に、一部の駅では「キハ183-0系記念入場券」が販売されていました。

この「キハ183-0系記念入場券」ですが、当初は昨年10月末までの発売となっていましたが、北海道胆振東部地震等の影響で、旅行を取りやめたことから発売期間の延長の要望があったとのことで、平成31年(2019年)3月末まで発売期間が延長されました。

参考:「キハ183-0系記念入場券」の発売期間延長について|JR北海道


発売期間の延長そのものを私自身はチェックしておらず、既に発売が終了していたものと思っていたので、岩見沢駅でまだ発売しているのに気が付いた時には意外に思いましたが、これまた記念になると思い、購入することにしました。

その後、小樽・倶知安でも購入できたので、今回はこの3種類をご紹介します。

●岩見沢駅:
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▲表
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▲裏

券面デザインの列車は「おおとり」です。
函館〜札幌〜網走と、道内を縦断するロングラン特急でありました。


●小樽駅:
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▲表
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▲裏

券面デザインの列車は「北海」です。
函館〜札幌間を、函館本線の通称「山線」を経由していた特急列車でした。

●倶知安駅:
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▲表
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▲裏

券面デザインの列車は「ニセコ」です。
「ニセコ」といえば、急行列車の「ニセコ」がファンの方々には印象深いところがありますが、キハ183系使用の「ニセコ」は、シーズンに近年設定されている山線経由の臨時特急として使用されていました。
ただ、ヘッドマークは急行(14系客車)時代のデザインが使われており、こちらもファンにとっては人気がありそうです。


以上、今回は3駅の「キハ183-0系記念入場券」を購入することができました。
本来ならば販売終了している筈のこれらの記念入場券を、3枚だけではありますが購入できたことは、タイミングに恵まれたとしか言い様ががありません。

「キハ183-0系記念入場券」の販売は、今年3月末までの予定となっています。
それまでに今後北海道へ向かわれる予定のある方は、先にご紹介した「わがまちご当地入場券」と合わせて、購入の計画を立ててみてはいかがでしょうか。




以上2本に渡るエントリーで、JR北海道の販売する記念系の入場券をご紹介しました。
ですが、これで入場券関連のエントリーは終わり、というわけではなく、続いては、窓口の機械を使って発券される入場券をご紹介したいと思います。
この「窓口の機械」というのがミソでありますが、そのあたりは当該エントリーの中で触れることができればと思っています。



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昨日のエントリーで触れたように、少しでも北海道の鉄道路線が維持できるよう、私みたいな観光客ができることと言えば、訪問時になるべくJR北海道にお金を落とすことでありましょう。

昨日のエントリーではグリーン車に乗車してみることにしましたが、それ以上にもっとお手軽にできる方法が、「入場券の購入」。

JR北海道では、窓口・券売機等で販売している通常の入場券に加え、下記エントリーでご紹介した「JR北海道わがまちご当地入場券」と「キハ183-0記念入場券」が販売されています。
参考:
【JR北海道】「JR北海道わがまちご当地入場券」の展開を発表。第一回は今年7月頃予定 : 阪和線の沿線から
【JR北海道】キハ183系(初期型車両)記念入場券を発売。道内17駅でゆかりの列車をデザインした入場券を発売 : 阪和線の沿線から

私にとっては、これらの入場券が発売されてから始めて北海道を訪問したわけで、自然とこれらの入場券に食指が動いたわけであります。
今回のエントリーでは、JR北海道エリア滞在時に購入できた入場券のうち、「JR北海道わがまちご当地入場券」をご紹介したいと思います。


●苫小牧駅:
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●夕張駅:
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夕張駅の「わがまちご当地入場券」は駅隣のホテルマウントレースイで販売しています。

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▲ホテルマウントレースイは、この写真の右側にある建物です。
折り返しの時間に買えなくもないのですが、時間に余裕を持っておいた方がいいでしょう。

まお、夕張駅の「ご当地入場券」は、3月末までの販売となります。
4月以降は新夕張駅の入場券になるとのことですので、ご注意下さい。
参考:夕張駅|JR北海道 わがまちご当地入場券

●岩見沢駅:
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●札幌駅:
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●小樽駅:
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●倶知安駅:
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●新函館北斗駅:
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今回、乗り換え等で訪問した駅のうち、由仁駅・長万部駅でも「わがまちご当地入場券」の販売は行っているのですが、訪問した際には営業時間外でした。

有人駅であっても、窓口営業時間外であったり、また無人駅の場合は地域の公共施設・商店等で販売していることから、営業時間のみならず営業日もチェックしておく必要がありますが、ともあれ北海道旅行の記念として、1枚でも多くの「ご当地入場券」を集めてみるのも、旅行の楽しみといえるでしょうか。

今回購入した「JR北海道わがまちご当地入場券」を机の上に並べてみます。
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総計101種類ある「ご当地入場券」なので、全種類コンプリートは容易ではありません。
もとより全て集めるつもりはないのですが、可能な限り購入してみて、記念とするとともに、JR北海道の収益に少しでも貢献できればいいな、と思っています。

続いて、販売延長の恩恵を受けて、今回ラッキーにも購入できた「キハ183-0系記念入場券」も、別エントリーでご紹介したいと思います。



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今回の旅行では、二日目(1月30日)は北海道内を主体に動きました。
日中は夕張支線から函館本線・山線と乗ってきましたが、長万部からは一転、特急「スーパー北斗」と北海道新幹線「はやて」の、どちらもグリーン車を乗り比べてみるという、一クラス上の乗継を楽しむことにしました。

今回グリーン車乗継をしてみたのは、長万部〜新函館北斗の営業キロが100kmを切ることから、100km未満のグリーン料金で小一時間楽しめることが発端です。

それに加えて、維持困難線区を多く抱え、その経営が苦しいJR北海道が、今後もできる限り多くの路線を維持していくことができるように、特に日常的な利用ができない、私のような道外からの観光客が、JR北海道の収益に少しでも貢献できる手段として、何があるのかな…と考えた結果、今回の旅行では以下の二点を実行してみることにしました。
・できる限り新幹線・特急列車のグリーン車を利用する
・できる限り入場券を購入する


実は、「JR北海道を支援しよう」と触発されたのは、こちらの写真家さんのツイートから。



「これ以上北の大地から鉄路が消えないよう・・・」にするためには。
私の出した結論は、「JR北海道にお金を落とすこと」であります。
ただ、道外に住んでいる私としては、日頃の通勤や週末の観光にJR北海道を頻繁に使える機会は限られる。
ということで、今回その限られた機会ににグリーン車に乗って上乗せの料金を支払い、記念グッズとして入場券を買うことのできる駅で買っていくことにしました。

入場券については、別エントリーでご紹介するとして、まずは「スーパー北斗」・北海道新幹線「はやて」のグリーン車乗り比べからご紹介したいと思います。



・特急「スーパー北斗20号」 キロ261-1111:
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▲長万部駅に到着した特急「スーパー北斗20号」

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▲女川駅・駅舎(2019.1.31)

先日からの旅行記の続きです。
順不同でご紹介していきますが、次は3日目に訪問した石巻線の終点・女川(おながわ)駅です。

この女川駅ですが、2011年3月に発生した東日本大震災の津波により街全体が流されたわけですが、その際に駅や留置車両共々流された映像や写真をご覧になり、衝撃を受けた方は多いかと思われます。

その後、女川駅は震災から4年後の2015年3月に復旧しましたが、その際震災前の場所から移設し、新しい場所には温泉を併設した駅舎が建設され、また駅周辺は商業施設も建設され、新たな中心地の拠点として機能することが目指されています。
参考:【JR東日本】石巻線の全線運転再開日を2015年3月21日と発表 : 阪和線の沿線から


その震災発生からまもなく8年、そして女川駅の営業再開から4年。
今回石巻線の乗りつぶしと併せて、女川駅を訪問し、震災から8年のいまの様子も見てみたく、今回訪問してみることにしました。

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JR北海道では、現在特急「スーパー北斗」3往復で実施している客室乗務員による車内販売等の車内サービスについて、2019年2月28日(木)をもって終了することを発表しました。

客室乗務員による車内サービスの終了について|JR北海道

上記発表資料によると、1997年3月からJR北海道が車内サービスを実施してきましたが、コンビニエンスストアやペットボトル等の普及により、車内販売の利用が減少傾向にありました。
これまでも、車内サービスを継続するため、利用の少ない列車で取りやめすることで収支改善を図ってきたものの、事業として赤字解消には至っておらず、また、昨今の乗務員採用環境が厳しいことで人材確保が困難となっていることから、車内サービス終了に至ったとしています。

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▲車内サービスの売上高と損益
(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190124_KO_Syanai%20Service.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



札幌と道内主要都市を結ぶJR北海道の特急列車では、所要時間が4時間〜5時間と比較的長いことから、これまで割と手厚い車内販売等のサービスが実施されてきました。

比較的本数の多い「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」はもとより、「スーパー宗谷」「オホーツク」といった、本数の多くない列車でも車内サービスが提供されており、長時間の乗車でも手軽に飲食を楽しめることが特徴でした。

また、一部列車では途中駅で弁当の積み込みがあったりと、長時間運行される北海道の特急列車ならではの光景も展開されていました。


しかし、上記発表資料でも記されたように、ペットボトル等に代表される飲食物の商品改良で、購入して車内に持ち込めやすくなったことや、安全対策等への投資が必須の中、人件費がかかり損益が赤字の車内サービスをこれ以上続けることが難しくなってきたことから、今回完全な終了に至ることとなったといえます。

なお、北海道新幹線での車内販売や、一部特急列車で実施している沿線地域の特産品販売は、引き続き実施されるとのことです。


個人的には、お名残で道内特急の車内販売を利用する機会がないまま、終了を迎えることになりそうですが、これまで数度ではありましたが実際に利用して、北海道の雄大な車窓を眺めながらコーヒーを注文してゆったり飲んだりした、その思い出はこれからも忘れずに覚えておきたいな、と思ったニュースでした。



●関連ニュースサイト:
減りゆく列車の車内販売 JR北海道特急と九州新幹線、相次ぎサービス終了 | 乗りものニュース



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JR東海では、在来線特急のネット予約について、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」で予約したきっぷを、同社主要駅の指定席券売機等で受け取れるようにすることを発表しました。

在来線特急等のネット予約サービスについて|JR東海

概要は以下の通りです。

●「e5489」で予約、受取等が可能なJR東海のきっぷ:
・「ひだ」「南紀」「しなの」等の在来線特急のきっぷ
・東海道新幹線と在来線の乗継割引を適用したきっぷ 等

●受取条件:
・予約したきっぷの乗車区間にJR東海エリアが含まれている場合に、JR東海の駅での受取が可能。
・「ふじさん」「サンライズ」等の一部列車については取り扱い対象外

●サービス開始日:
2019年4月1日(月)
(同日以降に予約・変更操作されたきっぷが対象)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


現在、JRグループ在来線のネット予約は、以下のサイトにより可能です。
・えきねっと(JR東日本)
予約対象:JR全線
受取箇所:JR東日本、JR北海道(※)、JR西日本北陸エリアの一部駅(※)
(※)一部受け取れない場合あり

・e5489(JR西日本)
予約対象:JR西日本、JR四国、JR九州、JR東海、JR東日本一部エリア
受取箇所:JR西日本、JR四国、JR九州、JR東日本北陸新幹線・東京都区内各駅(※)
(※)JR東海エリアのきっぷは不可

・JR九州列車予約サービス
予約対象:JR九州、JR西日本
受取箇所:JR九州、JR西日本



在来線予約に関しては、JR東日本「えきねっと」とJR西日本「e5489」の両者でほぼ全国をカバーできる状況ですが、一方受取に関しては、JR東海エリアではいずれの予約サービスでも受け取ることができない、という状況になっており、その利便性の改善がかねてからの課題となっていました。


一方、JR東海のエリアの特急列車は、「ひだ」「南紀」「しなの」「しらさぎ」「ふじかわ」「伊那路」等と本数・区間とも限られていることから、独自の予約システムを構築するほどではないこともあり、どういった形でJR東海エリアの在来線特急のネット予約を受取可能にするか、気になるところではありました。


この度、JR東海が選択した方策は、「e5489」での予約を受取可能とすることでした。
既に「エクスプレス予約」を共同で運営していること、また、「ひだ」「南紀」「しらさぎ」といった列車がJR西日本エリアに乗り入れていること、これらから考えると、e5489サービスの本格導入は、自然な流れともいえるのかな、とも感じたニュースでした。



●関連ニュースサイト:
JR東海、在来線特急のネット予約にJR西日本の「e5489」導入 主要駅できっぷ受取が可能に | 乗りものニュース
JR東海,4月1日から主要駅で「e5489」で予約したきっぷの受取りが可能に|鉄道ニュース|2018年12月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp

●関連ブログ:
JR西日本「e5489」で予約した切符をJR東海の駅で受け取り可能に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

JR北海道の札沼線のうち、非電化区間である北海道医療大学・新十津川間については、バス等への転換が検討されており、下記エントリーのように今年2月には新しい交通体系の提案が発表されました。
参考:【JR北海道】札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の新しい交通体系の提案内容を発表。3区間に分けたバス路線を提案 : 阪和線の沿線から

この度、沿線自治体との鉄道事業廃止についての合意に到り、本日(12月21日)、鉄道事業法に則り国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止届出書を提出したことを発表しました。

札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について|JR北海道

廃止路線は、札沼線の一部、北海道医療大学・新十津川間の47.6kmで、廃止予定日は平成32年(2020年)5月7日(木)となっています。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




既に当ブログでも幾度も取り上げてきたように、札沼線の北海道医療大学以北の区間では、利用者が僅少であること、特に浦臼〜新十津川間では1日1往復の運行と、もはや鉄道として維持する意味があるのかどうかのレベルにまで輸送人員が落ち込んでいました。

先のエントリーでもご紹介したように、地域に対してバス路線による新たな交通体系の提案を行っていたことから、バス転換は時間の問題で、焦点はその時期、となっていました。


この度、沿線自治体と廃止の合意に到り、約1年半後の2020年5月の連休明けに廃止となる旨の届けでがなされました。
今後、鉄道事業廃止の手続きに則り、意見の聴取等が行われることとなりますが、廃止予定日がGW明けという日程から考えると、廃止日の繰上げは無さそうなので、ほぼこのスケジュール通りに廃止手続きが行われるのではないかと思われます。


今後、同区間でのお別れ乗車が増えてくるものと思われますが、末端区間は何せ一日一往復であることから、廃止間際には相当な混雑になってくるのかも知れません。
できれば早いうちに訪問をしておきたいところですね。



私自身は、2年前・2016年の7月に札沼線の廃止予定区間を訪問しました。
札沼線(石狩当別〜新十津川間)に乗車する(2016.7.2) : 阪和線の沿線から

この時は、末端区間が1日1往復に減便された直後ではありました。
終点の新十津川駅まで乗車したのは、ほとんど全てが訪問利用者で、沿線利用者は途中区間も含めて非常に少なかったと思います。

この日は休日であったという事情を差し引いたとしても、やはり廃止は避けられなかったのが実際のところだったと感じました。

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▲石狩月形駅で交換する札沼線キハ40。
この風景もあと一年半後で見納めとなることが確実です。


全線乗り通してはいるこの札沼線。
願わくば、訪問時には10分程度しか滞在できなかった新十津川駅をもう一度じっくり見ることができればいいな、と思っています。



●関連ニュースサイト:
JR札沼線の北海道医療大学〜新十津川間、2020年5月に廃止 JR北海道と沿線4町が合意 | 乗りものニュース
札沼線の非電化区間を廃止へ、JR北海道 - 鉄道コム



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JR西日本JR東日本JR四国とご紹介した2019年3月JRグループダイヤ改正発表ですが、残る三社(JR北海道・JR東海・JR九州)は、本エントリーでまとめてご紹介します。



○JR北海道
2019年3月ダイヤ改正について|JR北海道

主な改正内容は以下の通りです。

○北海道新幹線:
・青函トンネル内の運転速度を時速160lmに引き上げ

○特急列車:
・札幌〜函館間「スーパー北斗」で281系車両で運転する5往復のうち、2往復に261系を追加投入
・下り最終「スーパー北斗23号」の停車駅を南千歳駅から千歳駅に変更
・「スーパーおおぞら1・7・8号」が追分、新夕張に停車

○普通列車:
石勝線(千歳〜新夕張)の普通列車を10本から5本に見直し


2016年3月改正2017年3月改正と大幅な改正が2年続いたJR北海道ですが、昨年の改正では一転小規模な改正にとどまりましたが、今回も前回に続き、小幅な改正となっています。

ポイントは、「南千歳駅通過のスーパー北斗」でしょうか。
かつての新千歳空港駅を含め、南千歳駅を通過する列車というのはあまり記憶がないのですが、23時過ぎに南千歳に到着しても、戻る方向の苫小牧行きの列車を除き乗継の列車はなかったのですが、今回千歳駅始発の普通列車に乗り継ぐことができ、それ以降の各駅への接続が取れるようになりました。

もっとも、南千歳・千歳両駅に停車する、というのも考えられなくもないのでしょうが、利用実態や所要時間増加もあるので、思い切って南千歳を通過扱いにしたのかも知れませんね。



○JR東海
2019年3月ダイヤ改正について|JR東海

主な改正内容は以下の通りです。

○新幹線:
・「のぞみ」70本の所要時間を3分短縮
・早朝に新大阪発の臨時「のぞみ」新設

○在来線:
・東海道線・岡崎〜金山間で平日夕通勤時間帯に快速列車を2本増発


N700Aが増えてきていますが、これを活用した最高速度285km/hの列車も増加する改正となっています。
目立たないとはいえ、確実な改善を図る東海道新幹線を象徴するダイヤ改正内容といえるでしょうか。



○JR九州
筑肥線「糸島高校前駅」が開業します。香椎線が快適に生まれ変わります。 |JR九州

主な改正内容は以下の通りです。

・筑肥線 波多江〜筑前前原間に「糸島高校前」駅を開業
・香椎線に新型蓄電池電車「DENCHA」を投入
・「みずほ」一部列車が「久留米」「川内」に停車
・日豊本線、吉都線の普通列車を増発


上記発表資料のタイトルを一読しただけでは、ダイヤ改正内容の発表とは即座に理解し難いものとなっています。
昨年は、大規模なダイヤ見直しを実施したJR九州。
本ブログでも異例の2本に分けてのご紹介となった昨年とは打って変わって、「ダイヤ」という言葉自体が発表資料のタイトルから消滅するほど、動きの少ない改正となっています。
参考:【JR九州】平成30年3月ダイヤ見直し発表。大幅な削減を実施(1:特急列車等) : 阪和線の沿線から
【JR九州】平成30年3月ダイヤ見直し発表。大幅な削減を実施(2:快速・普通列車) : 阪和線の沿線から

昨年の大幅見直しの翌年であることから、小幅であることは予想できましたが、まさか発表資料のタイトルから「ダイヤ」がない、というのも驚きです。

内容で気になるのは、日豊本線・吉都線の普通列車増発。
前回の見直しにより、通学利用者を中心に不便が生じていることもあり、今回の改正で改善がなされるようになりました。
一方、他の地域では特に改善が行われるような様子は読み取れないようですね…



以上、都合4本に分けてご紹介したJRグループのダイヤ改正。

次のポイントとしては、改正内容が網羅された時刻表3月号の発売でしょうか。
昨年はこちらのエントリーでご紹介した佐伯発延岡行きのグリーン車連結の普通列車が発見されたりと、今回も時刻表を見ないと判明しない改正事項が出てくるのか、楽しみにしたいと思い、今回の改正内容のご紹介の終わりとしたいと思います。



●関連ニュースサイト:
JR北海道,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2018年12月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR九州,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2018年12月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
蓄電池電車「DENCHA」、非電化の香椎線に進出 JR九州 | 乗りものニュース

●関連ブログ:
2019年3月ダイヤ改正発表(1)(JR北海道): たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
2019年3月ダイヤ改正発表(4)(JR東海、JR四国、JR九州、山陽新幹線): たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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