阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
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大手・準大手・首都圏近郊事業者

【横浜シーサイドライン】(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画依頼について、現時点では参画しない旨回答

横浜市が整備を計画している、相模鉄道・相鉄本線の瀬谷(せや)駅から上瀬谷(仮称)にいたる約2.8kmの都市高速鉄道「上瀬谷ライン」(仮称)について、同市内で新交通システム「シーサイドライン」を運営する横浜シーサイドラインに対して今年の9月、横浜市から事業参画の依頼があったことが発表されていました。



この依頼について、横浜シーサイドラインでは2021年11月末までに事業参画可否の回答を行うこととしていましたが、今般その回答内容が発表されました。

(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画依頼について(横浜市へ回答) |横浜シーサイドライン

概要は以下のとおりです。

【回答内容】
現時点では参画しない

【回答理由】
1:
テーマパークの事業主体や具体的な事業内容が未定で、横浜市から提示された来園者数の予測値や交通分担率などが大きく変動する可能性があること。

2:
(仮称)上瀬谷ラインの整備については、具体的な延伸計画が示されていないことから、将来に渡りテーマパークに依存した路線となることが明白であるため、テーマパークのコンソーシアムからの出資が必要と考えているが、これが明確になっていないこと。また、適切な工事期間や整備事業費が示されていないこと。

3:
(仮称)上瀬谷ラインの運営について、需要予測等が弊社の認識と大きく乖離していることに加え、多額の借入金、資金ショート、債務超過の発生など(仮称)上瀬谷ライン事業単体で採算性、継続性が見込めないこと。

4:
同社が懸念するリスクヘッジ策が示されないまま事業参画した場合、新型コロナウイルス感染症の再拡大やテーマパーク事業の撤退等のリスクが発生すると、金沢シーサイドライン事業に深刻な影響を及ぼす可能性があること。


【回答日】
令和3年11月25日付け


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



相鉄線の瀬谷駅から分岐する鉄軌道として整備が計画されている、この「上瀬谷ライン」。
上瀬谷ラインの計画に至るまでの経緯は、これまでのブログ記事でご紹介してきたところですが、今回の横浜シーサイドラインからの回答によると、「現時点では参画しない」ことが示されました。

その理由は上記発表内容のとおりで、テーマパークに依存した路線となることが明白であるが、テーマパーク運営側の出資が明確になっていないこと、需要予測が大きく変動する可能性があること、そして何より上瀬谷ライン単体での採算性のみならず、そのリスクが現在運営している「金沢シーサイドライン」に影響を及ぼすこと、が示されています。

先のブログ記事でも触れましたが、先の横浜市長選挙で当選・選出された市長は、この上瀬谷地区の構想について債券投資、新交通システムについても跡地利用を見極めて建設の可否を判断する考えを示していました。

そのような状況の中、横浜シーサイドライン側でも参画できると回答するにはあまりにもリスクが高く、今回「現時点では参画しない」という回答となりました。

ただ、「現時点では」という断りがついている以上、今後状況の変化によっては参画の可能性が無いわけではありませんが、現在のところ状況が好転することも考えにくいものと思われます。


今回の横浜シーサイドラインの回答を受けて、横浜市側ではこの上瀬谷地区の鉄軌道整備を進めるべきかどうか、といった判断も迫られるようになったのではないか、とも思われます。


先のブログ記事では「乗りつぶしに関わる」こともあり、注目していましたが、上述の状況ですと、すんなりと鉄軌道が整備されるものではなさそうです。


今後、この「上瀬谷ライン」計画そのものがどうなるのか、新たな動きがあればまたご紹介できれば、と思います。




【関連ニュースサイト】
横浜シーサイドライン、「上瀬谷ライン」への事業参画を拒否 - 鉄道コム

大きすぎるリスク…横浜市の新交通システム、横浜シーサイドラインが「参画せず」 | レスポンス(Response.jp)



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【東武鉄道】特急スペーシア新型車両「N100系」2023年導入を発表

東武鉄道では、日光・鬼怒川エリアへの特急列車として運行している100系「スペーシア」の新型車両「N100系」を導入することを発表しました。

2023年に特急スペーシアの新型車両を導入します|東武鉄道

概要は以下の通りです。

【車両形式名】
N100系

【導入両数・編成】
6両固定編成、24両(4編成)導入

【座席数】
212席

【導入路線】
浅草〜東武日光、鬼怒川温泉間

【車両概要】
・車両デザイン
現スペーシアのフォルムを現代に進化させ、デザインに取り入れ。
カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージ。

・座席
現スペーシアにある個室を継承するほか、ラウンジなど新たに様々なタイプの座席を用意

・カフェカウンター
「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」と出会える場所となるため、新しいものを積極的に取り入れ、ここでしか出会えない五感で楽しむ商品等を提供

【新型車両イメージ】
tobu_n100
(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211111115910j-Hxsy54wjgySVaKcD-UrQ.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在浅草から東武日光・鬼怒川温泉方面へ運行されている特急「スペーシア」。
DSC04222_R
▲東武特急「スペーシア」100系(下今市駅)

普通席と個室といった編成で、東武鉄道のフラッグシップに相応しい編成となっていますが、このスペーシア100系も登場後30年が経過し、今後の動向が注目されているところでした。

そんな中、今回「特急スペーシアの後継モデルとなる新型車両」としてN100系の投入が発表されました。

車両の概要を見ますと、現スペーシアに設置されている個室は継承し、またカフェカウンターも導入するとのことで、咲き頃車内販売が終了した日光・鬼怒川温泉の特急列車で、再び車内での購入による飲食が可能となることが明らかとなりました。
(参考)


東武鉄道の車内での購入による飲食が、再び可能となるだけでも、このN100系に乗る価値もありそうです。

ところでこのN100系、6両編成4本の計24両が投入される予定となっています。
一方、現在のスペーシア100系は6両編成9本の計54両在籍しており、このN100系が追加投入となるのか、それとも100系「スペーシア」の置き換えとなるのか、気になるところではあります。

N100系の愛称は「未定」となっており、また、車両インテリアやサービス内容等の詳細は今後徐々に発表されていくので、それに伴い現100系「スペーシア」の去就も明らかになってくるものと思われます。


N100系の運行開始は2023年となっていますが、この2023年のいつ頃なのかも、今後発表されていくものと思われますので、様々な情報も今後改めてご紹介できればと思っています。




【関連ブログ】
【速報】東武鉄道、新型スペーシア「N100系」を投入! - 鉄道プレス
【東武】2023年に特急スペーシアの新型車両導入を公表 - kqtrain.net(京浜急行)
【東武】新型フラッグシップ特急計画、復活する(新型スペーシア導入) | Stella Rail Side



【関連ニュースサイト】
東武が新型特急「N100系」導入、ラウンジやカフェカウンターを設置 - 鉄道コム
東武の新型特急「N100系」日立が受注 スペーシア後継 個室も継承 | 乗りものニュース
東武,100系「スペーシア」の後継車両「N100系」を2023年に導入|鉄道ニュース|2021年11月11日掲載|鉄道ファン・railf.jp
東武鉄道、特急スペーシア新型車両「N100系」を2023年導入 - トラベル Watch
東武特急「新型スペーシア」わかっていることまとめ。N100系が2023年登場! | タビリス




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【小田急】小児IC運賃を50円均一に(2022年春〜)恒常実施は全国の鉄道初

小田急電鉄(小田急)では、同社沿線における子育て応援ポリシー「こどもの笑顔は未来を変える。Odakyu パートナー宣言」を策定し、このメッセージの具現化に向けて、「小児IC運賃の低廉化」などの子育て世代応援施策に取り組むことを発表しました。

子育て応援ポリシーを定め、「こどもの笑顔をつくる子育てパートナー」であることを宣言|小田急

概要は以下のとおりです。

【小児IC運賃低廉化概要】
・実施時期:
2022年春から

・低廉化概要:
IC利用時の小児運賃を、小田急線内一律50円とする。

・参考:
小児運賃(IC利用)を持続的に大人運賃を半額以下に一律低廉化するのは、全国初の取り組み


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲ロマンスカー「EXEα」(本厚木駅)
小児IC運賃の低廉化で、子育て世代のロマンスカー乗車もハードルが下がる可能性もあります。
将来的な利用者を増やしていく意味では、非常に興味深い割引施策といえます。



以前から言われているように、また将来の人口推計が示すように、日本国内では今後子供の数が減少する「少子化」がより一層進むことが確実となっています。

少子化に進む理由というのは様々なものがあり、結婚しない人がかつてに比べて増えてきたことや、そもそも世代間の人口の差が大きい(団塊、団塊ジュニア世代とその他世代)といったこともありますが、子育てに対する負担が大きい、ということも理由の一つとしては考えられるかも知れません。


子育ての負担を軽減するために、国や自治体などでも様々な支援策を実施していますが、今回小田急電鉄では、子育てしやすい地域の実現に貢献し、小田急線沿線を「子育てしやすい沿線」するために、子育て世代の支援施策を実施することになりました。


その特徴的なものであり、また今回の発表の目玉であるのが、「ICカード小児運賃の50円均一化」といえるでしょう。
これだけ聞くと、かなり無茶なことを行っている、とも考えられそうですが、

・元々小児運賃は大人運賃の半額で割引額が大きい
・小児用ICカードの購入には本人確認が必要なため、不正利用のリスクが低い
・同行の大人運賃は従前どおりのため、家族での外出機会を増やすことで減収の抑制や増収の機会も得られる


といったことを考えると、インパクトを与え、またイメージアップに寄与する施策である一方で、値下げによる財務への影響はあまり大きいとも考えられず、むしろ中長期的には沿線住民増加にも寄与することから、メリットの大きい施策であるといえるでしょう。


これまで、鉄道において特定世代に適用されるといえば、定年退職後のシニアを対象にした割引が多いように感じられましたが、一方で子育て世代に対する割引施策、というのはあまり多くなかったのではないか、とも思われます。

それも当然で、現在のシニア世代は、いわゆる「団塊の世代」も含まれた世代であり、総人口に占める比率も大きく、それが故に各事業者は手っ取り早く収益が見込めるものとして、多種の割引商品を提供してきました。

しかし、将来的な鉄道利用者を長期に渡り獲得するためには、やはり子供が増えてこないといけないわけで、そういった子供を育てる世代をターゲットにした割引は、そこまで多くなかったような気もしますので、今回の小田急の「小児IC運賃50円均一」が一つの転換点となればいいな、とも思います。

今後、他事業者でも追随するところが出てくるのか、注目していきたいと思ったニュースでありました。




【関連ブログ】
【小田急】2022年春から小児IC運賃を一律50円へ - kqtrain.net(京浜急行)



【関連ニュースサイト】
小田急、子どもIC運賃を全線均一50円に - 鉄道コム
小田急線の子ども運賃「1乗車50円」に! 子育てしやすい沿線目指し2022年春から | 乗りものニュース
小田急、小児IC運賃を一律50円へ。2022年春から。子育て世代応援施策を推進 - トラベル Watch
小田急「子ども50円」に効果はあるか。子育て応援で利用促進へ | タビリス



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【東武鉄道】100系「スペーシア」を1720系「デラックスロマンスカー」塗装で運行(2021.12.5〜)

東武鉄道では、日光線特急「スペーシアきぬ」「スペーシアけごん」に使用している100系について、かつての日光・鬼怒川方面の特急列車に使用されていた1720系「デラックスロマンスカー」を意味エージした塗装で運行することを発表しました。

併せて、同編成の運行開始時となる12月5日に、「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシアで南栗橋車両管区まで直行するツアー等を実施することを発表しました。

12月5日(日)から100系を、1720系デラックスロマンスカーをイメージした「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシアとして運行します! 〜運行開始は「2021東武プレミアムファンツアー」〜|東武鉄道公式サイト

概要は以下の通りです。

【ツアー開催日】
2021年12月5日(日) 11:00〜14:30
(ツアー内容により異なる)

【開催場所】
南栗橋車両管区

【内容】
車両撮影会、記念乗車証、記念品、鉄道グッズ抽選販売会、工場見学

【ツアー内容】
・100系「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシアで行く東武プレミアムファンツアー
(浅草→南栗橋車両管区内留置線→北千住)

・200系「1800系」カラーリングりょうもうで行く東武プレミアムツアー
(館林→南栗橋車両管区内留置線→北千住)

・100系「デビュー」カラーリングスペーシアで行く東武プレミアムファンツアー
(栃木→南栗橋車両管区内留置線→北千住)

・「クラブツーリズム×東武鉄道協力企画」りょうもうで行く東武プレミアムファンツアー
(浅草→(「りょうもう」、区間急行利用)→南栗橋車両管区内留置線→(「りょうもう」利用)→浅草)

・「小田急トラベル×東武鉄道協力企画」りょうもうで行く東武プレミアムファンツアー
(北千住→(「りょうもう」、区間急行利用)→南栗橋車両管区内留置線→(「りょうもう」利用)→北千住)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



東武鉄道では、100系「スペーシア」と200型「りょうもう」が相次いでデビュー30周年を迎えたことから、これらの車両へのリバイバル塗装を実施しています。
既に100系「スペーシア」デビュー時、200型「りょうもう」の先代「りょうもう」1800系カラーリングの編成が運用されています。
(参考)


今回はこれに加え、大トリといいましょうかかつて「ジュークボックス」を車内に設置したデラックス特急として有名な1720系「デラックスロマンスカー」の塗色を「スペーシア」に施した「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシアが運行されることとなりました。

先代の1720系「デラックスロマンスカー」の塗色をそのまま100系スペーシアに施しているわけですが、上述のプレスリリース内の画像でも掲載されているように、イラストイメージで見る限り、100系「スペーシア」にとてもマッチした塗装になっているように感じました。

これがオリジナルの塗装でないことが不思議なくらい似合っていると感じた塗装ですが、今回運行開始日となる12月5日には、これらリバイバルカラー3編成を並べた車両撮影会が開催されるとのことです。

撮影時間は各ツアーごと15分とのことですので、結構慌ただしいものと思われますが、それでもリバイバル3編成が揃う様子を撮影できることは、通常の営業運転ではまず無いとも思われるだけに、東武鉄道ファンの方々には注目の企画なのではないのでしょうか。


私自身、東武鉄道は3年ほど前に「スペーシア」に乗車したりと、少なからず記録はあるのですが、やはり「デラックスロマンスカー」復刻塗装の車両が運行されるとなると、いつかは記録を撮ってみたいな、とも感じたニュースでありました。


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▲東武鉄道100系「スペーシア」
日光東照宮四百年式年大祭を記念して、金色をメインとした特別塗装車「日光詣スペーシア」です。



【関連ブログ】
【東武】「1720系カラーリング「デラックスロマンスカーカラー」スペーシア記念乗車券」発売 - kqtrain.net(京浜急行)



【関連ニュースサイト】
きた! 東武特急スペーシア「デラックスロマンスカー色」に リバイバル第3弾 | 乗りものニュース
東武鉄道「スペーシア」1720系「デラックスロマンスカー」カラーに | マイナビニュース
東武スペーシアが1720系デラックスロマンスカー塗装に、リバイバルカラー第3弾 12/5から | RailLab ニュース(レイルラボ)
東武『1720系カラーリング「デラックスロマンスカーカラー」スペーシア記念乗車券』発売|鉄道ニュース|2021年11月4日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【京成電鉄】一部運休中の「スカイライナー」運転再開(2021.10.30〜)コロナ禍前の原則20分間隔が復活

新型コロナウイルス感染症の影響により、国をまたぐ移動が強く制限されていることから、国際線航空旅客は、コロナ禍前に比べると悲惨としか言いようがないほどの落ち込みが続いています。

またそれに伴い、国内の空港アクセス列車、特に国際線が多く発着している空港へのアクセス特急列車も惨憺たる利用率となっているのも、周知のところだと思われます。

管理人が住んでいる場所にほど近い関西空港でもその影響が大きく、関西空港へのアクセス特急列車である、JR西日本「はるか」・南海電鉄「ラピート」ともに、国際線旅客の大幅な減少による利用者減少を踏まえて、コロナ発生時から一部列車の運休が続いています。


(「はるか」は日中に加え朝・夕も半数程度の運転となり、現状1日12本の運転となっています。ちなみにコロナ禍前は1日60本の運転でしたので、現状2割の本数しか運転されていません。)


(「ラピート」は、今年5月22日のダイヤ改正で昼間時間帯の運転本数を従前の1時間当たり2本から1本に減便した上で、昼間時間帯の列車の運休を継続しています。)


この状況は、首都圏の国際空港である成田空港へのアクセスを担うJR東日本「成田エクスプレス」、京成電鉄「スカイライナー」とて同様の状況で、「成田エクスプレス」は朝夕の列車を除き運休(1日18本の運転)、「スカイライナー」は下り(成田空港行き)は朝8時以降、上り(京成上野行き)は夜20時までの列車のうち半数程度を運休しています。
(いずれも執筆日現在)


このうち、京成「スカイライナー」について、来る10月30日(土)から現在運休している列車の運転を再開し、終日20分間隔(一部異なる時間帯あり)の運転を再開することを発表しました。

運休中のスカイライナーの運転再開について|京成電鉄

概要は以下の通りです。

【2021年10月30日(土)からのスカイライナーの運転】
運休中のスカイライナー(平日・土休日ともに上下計36本)の運転を再開
・1日あたり上下計82本、終日20分間隔(一部異なる時間帯あり)での運行
・現在一部列車で実施している青砥(あおと)駅への臨時列車(概ね80分ごとに停車)及び平日朝の通勤時間帯に運行している「臨時ライナー」(印旛日本医大〜京成上野)については、当面の間継続


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲京成「スカイライナー」AE形。
現在半数程度の列車が運休していますが、来る10月30日(土)より全面運転再開となります。

新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、また各市区町村においてワクチン接種証明書の発行が7月から開始されたことから、ワクチン接種前に比べると、幾分かではありますが海外との往来についての制限が緩和されてきている状況であるかとは考えられます。
(参考)
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について|厚生労働省

とはいえ、世界に目を向ければ、ワクチン接種率を見れば多くの国で日本より接種率が低い状況であることや、そもそもワクチン接種したといっても渡航時の行動制限が完全に緩和されていないことをみると、コロナ禍前のように気軽に海外へ行ける、逆に海外から日本へやってくる、という状況に戻るのはまだまだ先の話なのではないか、と思っていました。
(参考)
水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省
検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出について|厚生労働省

そのため、国際空港アクセス特急についても、引き続き大幅な運休が続くのではないか、と思っていたのですが、そういった私個人の予想に反して、京成電鉄では「スカイライナー」の運休終了・全列車運転再開をいち早く発表しました。

京成電鉄の発表によりますと、スカイライナーの運転再開の理由は以下のとおりとしています。
・新型コロナウイルス新規感染者の減少
・新型コロナウイルスワクチン接種の進展
・政府における行動制限緩和等が検討されている状況
・航空各社の冬ダイヤにおける増便計画


このように、海外との往来が戻りつつある状況であることは感じられるのですが、現行でも日中含めて40分間隔と、このコロナ禍であっても運転本数を維持している「スカイライナー」が、運休列車の全面再開を実施するとは、他の国際空港アクセス特急が日中の運休を継続しているなかでは、相当積極的な姿勢に感じました。


勿論、新型コロナウイルスの今後の感染状況によっては、再び需要減の状況が見えてくればこの運休も継続される可能性もあります。
とはいえ、少しでもコロナ禍前の状況に戻る足取りが少しずつでも見えてきていることに、嬉しさも感じつつ、どうかこのまま正常化へ向かって状況が進んで欲しいな、と思うところです。


また、私の地元である関西空港についても、「はるか」「ラピート」運休列車の運転再開についても、このブログで早く取り上げることができれば嬉しいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【京成】スカイライナー、息を吹き返す(20分間隔運行を再開) | Stella Rail Side



【関連ニュースサイト】
京成電鉄、スカイライナー82本に復活=上野―成田、航空需要回復見込む | 乗りものニュース
京成,一部運休中の“スカイライナー”の運転を10月30日から再開|鉄道ニュース|2021年10月2日掲載|鉄道ファン・railf.jp
京成スカイライナー、10月30日にすべて運行再開。青砥駅への臨時停車継続 - トラベル Watch



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【京王電鉄】「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」が土休日に明大前に停車へ(2021.10.30〜)

京王電鉄では、同社の運行する有料座席指定列車「京王ライナー」及び「Mt.TAKAO号」について、土休日に「明大前」駅に新たに停車させることを発表しました。

10月30日(土)から、土・休日の「京王ライナー」および「Mt.TAKAO号」の停車駅に明大前を新たに追加します! |京王電鉄

概要は以下のとおりです。

【土休日の「京王ライナー」明大前停車駅追加】
・開始日:
2021年10月30日(土)

・停車駅:
下り「京王ライナー」(京王八王子、橋本行き)は明大前で乗車可能
上り「京王ライナー」(新宿行き)は明大前で降車可能

・ポスターイメージ
keio_keioliner_meidaimae
(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20210924_Mt.TAKAOmeidaimae.pdf)より引用)

【Mt.TAKAO号(土休日運行)の明大前停車駅追加】
・開始日:
2021年10月30日(土)

・停車駅:
下り「Mt.TAKAO号」(高尾山口行き)は明大前で乗車可能
上り「Mt.TAKAO号」(新宿行き)は明大前で降車可能

・ポスターイメージ
keio_mt_takao_meidaimae
(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20210924_Mt.TAKAOmeidaimae.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2018年2月22日から運行を開始した京王電鉄の有料座席指定列車「京王ライナー」。
運行開始当初は夕方下りのみの運行でしたが、その後朝の上りの運行も開始されたほか、高尾山の登山シーズンには、新宿から高尾山口まで運行する「Mt.TAKAO号」として、同じく有料座席指定列車として運行されています。

この「京王ライナー」(「Mt.TAKAO号」含む)の停車駅は、運行開始当初から新宿の次は府中・京王永山(京王ライナー)、高尾山口・府中(Mt.TAKAO号)となっていました。

一方、有料着席列車の利点としては、途中駅からでも着席保証される点がメリットとして大きいものがあります。
例えば
・京阪電鉄「プレミアムカー」(京橋)
・大阪難波・近鉄上本町発の近鉄特急(鶴橋)
・西武新宿線「小江戸号」「拝島ライナー」(高田馬場)

のように、上述の()内の「利用者の多い途中駅」から着席したいというニーズに対応している事例があります。

京王電鉄の場合、この「利用者の多い途中駅」に相当するのが「明大前」といえるでしょう。

「明大前」駅は、京王線と井の頭線との乗り換え駅であることから利用客も多く、また京王線にとっては都心側に位置する駅であることから、この駅からの着席ニーズが高いことが考えられます。
そのため、「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」にしても、この「明大前」に停車するのが自然な感じもしますが、実際には明大前は通過として設定され、これまで運行されてきました。

下記の「京王ライナー」運行開始時の記事でも私自身、明大前を通過としたことに「かなり思い切った決断」と記していました。



今回、その明大前に、土休日ダイヤ限定ではありますが、「京王ライナー」等が停車することになります。
平日は引き続きラッシュ時間帯の利用者が多いことやダイヤの余裕がないことが考えられますが、一方土休日はまだ利用者開拓の余地があることや、何よりダイヤ的に平日より余裕があることから停車させやすいことが、今回の改正に踏み切った背景であるかも知れません。


今後、平日の「京王ライナー」も明大前に停車することになるのかどうかは、気になるところですが、ともあれ、土休日の「京王ライナー」等が明大前停車によりどれだけ利用者増の効果が生まれるのか、そういった点にも注目しておきたいな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
「京王ライナー」明大前に土休日停車へ 10月末から 臨時列車「Mt.TAKAO号」も | 乗りものニュース
「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」土休日に明大前駅停車 - 10/30から | マイナビニュース
京王 明大前駅 Mt.TAKAO号など 停車(2021年10月30日〜) - 鉄道コム
京王電鉄、土休日の京王ライナーとMt.TAKAO号を明大前に停車 - トラベル Watch



【関連ブログ】
[京王]土休日に「京王ライナー」が明大前にも停車、10/30から: 鉄道ダイヤ改正ニュース



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【京浜急行】久里浜線・京急久里浜〜三崎口間のダイヤ変更(2021.10.18〜)平日日中時間帯の本数を半減

京浜急行電鉄(京急)では、昨今の新型コロナウイルス感染症感染拡大の長期化に伴う乗務員の罹患防止及び利用者の利用状況を鑑み、久里浜線(京急久里浜〜三崎口間)の一部ダイヤ変更を実施することを発表しました。

平日日中時間帯の久里浜線一部ダイヤの変更について | ニュースリリース | 京浜急行電鉄(KEIKYU)

概要は以下の通りです。

【開始時期】
2021年10月18日(月)
(土休日ダイヤの変更は無し)

【ダイヤ変更区間】
京急久里浜〜三崎口間

【変更する時間帯】
11時〜15時

【変更する列車本数】
・変更前:毎時6本⇒変更後:毎時3〜4本(概ね20分間隔で運行)

【運休本数】
上下計20本

【変更前後の三崎口駅時刻表】
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(上記発表資料(https://www.keikyu.co.jp/company/news/2021/20210915HP_21079EW.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲快特三崎口行き(「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」600形)
今回のダイヤ変更で、平日日中の三崎口駅発着が半減することになります。


京浜急行の路線網は、東京都内の泉岳寺が起点で、JR線との乗換駅である品川を一大ターミナルとし、川崎市、横浜市といった全国屈指の人口密集地域を、JR東海道線及び京浜急行線と並行して南下していきます。
横浜から先も、三浦半島を南下し、途中金沢八景(逗子・葉山方面)、堀ノ内(浦賀方面)と分岐しつつ、三浦半島の南端の自治体である三浦市の三崎口まで至るルートが、終日「快特」等の優等列車の系統として運転されています。

このうち、横浜市内あたりまでは人口の集積も大きく、また人口の増加も続くエリアでありますが、こと三浦半島の南端、三浦市あたりまでとなると、人口の減少に歯止めがかからない状況が続いています。

例えば、三浦市Webサイトに掲載されている「人口・世帯情報」によりますと、同市の人口は1995年の54,152人から減少が続いており、2020年には42,098人と、この25年間で約23%も減少しています。
(出典)
三浦市/人口・世帯情報

それに相応してといいましょうか、京急久里浜線の利用者も減少が続いており、例えば三崎口駅の乗車人員は、2000年の10,129人から2018年の8,708人と、こちらもこの18年間で約15%減少しています。
(出典)
神奈川県交通関係資料集(令和2年度版)|神奈川県

一方、京急久里浜線の運行形態としては、早朝・深夜を除き終日約10分間隔の本数が確保されてはきましたが、輸送力過剰な面は否めなかったとは思えます。

勿論京急としても手をこまねいてこの事態を看過してきたわけではなく、当該線区の利用促進を積極的に行ってきています。
特に京急三崎口駅までの往復乗車券・三浦市内等指定区間の京急バス乗り放題きっぷに加え、三浦市内のマグロ料理の食事券等がセットになった「みさきマグロきっぷ」は、同社の看板商品にまで成長し、この線区の利用促進に貢献しているといえます。
みさきまぐろきっぷ | おトクなきっぷ | 遊ぶ・出かける | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
「みさきまぐろきっぷ」人気のワケ 京急の高コスパ企画乗車券「電車ならでは」の魅力 | 乗りものニュース

しかし、沿線住民が利用の主体となる平日昼間については、人口減による影響がもとより大きかった上に、このコロナ禍で更なる利用者減少もあったことを踏まえて、今回平日日中の本数半減を実施したもの、といえるでしょう。


逆に返せば、上述の「みさきまぐろきっぷ」等の観光客誘致施策があったからこそ、土休日の減便は避けられた、ともいえるでしょうが、これとてコロナ禍後の利用者動向次第といったところもありますので、決して安泰とはいえませんが、少なくとも平日よりも状況が酷くないものといえるでしょう。


こと首都圏に関しては、「人口減少社会」とは無縁なイメージがあります。
しかし、大手民鉄の沿線、しかも支線などではなく本線系統であっても、沿線人口の減少が進んでいる地域では、このような運行本数半減の見直しが実施されるという、厳しい現実を改めて実感したニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
京急 久里浜線 ダイヤ変更(2021年10月18日) - 鉄道コム
京急,10月18日から,久里浜線の平日ダイヤを一部変更|鉄道ニュース|2021年9月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp
京急久里浜線の減便が心配な件。人口減少にコロナが追い打ち | タビリス
平日日中の本数“ほぼ半減” 京急久里浜線10月ダイヤ変更 | 乗りものニュース
京急久里浜線、平日日中時間帯の運行本数半減へ 10月18日から | RailLab ニュース(レイルラボ)



【関連ブログ】
【京急】久里浜線がダイヤ変更で減便されてしまう | Stella Rail Side
[京急]10/18からダイヤ変更。平日日中の久里浜以南をほぼ半減: 鉄道ダイヤ改正ニュース
京急、京急久里浜以遠を減便: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




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【横浜シーサイドライン】(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画の依頼があったことを発表

横浜市では、同市内にある相模鉄道相鉄本線の瀬谷(せや)駅から上瀬谷(仮称)に至る約2.8kmの「上瀬谷ライン」(仮称)の整備を計画しています。


この「上瀬谷ライン」について、同市内で新交通システム「シーサイドライン」を運営する横浜シーサイドラインに対して、事業参画の依頼があったことが、同社から発表されました。

横浜市から(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画の依頼がありました|横浜シーサイドライン

概要は以下のとおりです。

【依頼内容】
・インフラ外部(車両や電気・通信設備、駅施設、車両基地等)は運行事業者による整備
・2027年3月までの開業目標
・事業参画の可否を2011年11月末日までに回答

【横浜シーサイドラインへ参画依頼した理由】
・横浜市が所管する公営又は第三セクターで唯一、軌道事業、新交通システム(AGT)の専門的な知見、運行、経営ノウハウを有するため


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



この上瀬谷ラインが計画されているエリアは、長らく米軍の通信基地として使われてきましたが、2015年に土地全体が日本へ返還され、その土地利用が検討ゥされてきましたが、先の計画で、テーマパークを核とした複合的な集客施設や、国内物流拠点として整備する計画となりました。

「上瀬谷ライン」は、その土地利用転換に伴い発生する交通需要に対応した中量軌道を整備するものでありますが、今回その運営に対して横浜シーサイドラインに運行事業者としての事業参画の依頼がありました。

横浜シーサイドラインでは、外部有識者を加えた検討会議を開催し、事業の採算性や継続性について検討した上で、今年11月末の回答期限までに回答することとしています。


横浜市が横浜シーサイドラインに参画依頼した理由は、既にノウハウを有している市の外郭団体であるという点であり、この点は依頼先としては妥当なのかな、とも考えられます。


一方で、この旧上瀬谷通信施設のエリアでは、上述のテーマパークを中心とた拠点となる計画でありますが、このコロナ禍の影響もあってか、テーマパーク事業の進捗も捗っていない模様です。
そして何より、この8月30日の市長選挙で当選した新市長が、この構想について再検討すること、そして新交通システムについても、跡地利用を見極めて建設の可否を判断する考えを一部マスコミに示しています。
(参考)
米軍跡地のテーマパーク構想、是非を再検討 新・横浜市長の山中氏(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

そのような状況で依頼されたこの上瀬谷ラインの事業参画依頼、果たして横浜シーサイドラインがどのような回答を示すのか、またそれによって同路線の計画がどのように変化するのか。

鉄軌道であるが故に、実現可否が「乗りつぶし」に大きく関係するだけに、引き続き要注目のニュースであります。




【関連ニュースサイト】
横浜市、横浜シーサイドラインに「上瀬谷ライン」への事業参画を依頼 - 鉄道コム
横浜市で計画中の新交通システム“上瀬谷ライン”…横浜シーサイドラインに運行を要請 | レスポンス(Response.jp)
横浜市が旧上瀬谷通信施設跡地への新交通「上瀬谷ライン(仮称)」の運行を横浜シーサイドラインに依頼。2027年3月開業を目指す - トラベル Watch
上瀬谷ラインを本当に作るのか。横浜市がシーサイドラインに運行要請 | タビリス
横浜の新路線「上瀬谷ライン」実現へ局面動く 市が運行事業をシーサイドラインに依頼 | 乗りものニュース



【関連ブログ】
シーサイドライン、米軍上瀬谷通信施設跡地への新交通システムに否定的: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




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【東武鉄道】特急スペーシア・リバティでの車内販売営業及び特急列車内の飲料自動販売機の稼働を終了(2021.8.31限り)

東武鉄道では、特急スペーシア、特急リバティにおける車内販売営業(現在は新型コロナウイルス感染症のため休止中)及び特急列車内の飲料自動販売機の販売を、2021年8月31日(火)をもって終了することを発表しました。

特急列車における車内販売営業の終了並びに飲料自動販売機の販売終了について|東武鉄道公式サイト

なお、飲料自動販売機については、2021年8月20日(金)から順次販売を終了することとしています。
なお、SL・DL大樹の車内販売については、引き続き実施するとのことです。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回、東武鉄道から発表されたのは、特急列車での車内販売・飲料自動販売機の営業終了というものです。

車内販売については、日光・鬼怒川方面の「スペーシア」を中心に実施されており、私自身も数少ないスペーシア「きぬ」乗車時に、この車内販売でコーヒーをいただいた覚えがあります。

DSC_9535
▲特急「スペーシアきぬ」(鬼怒川温泉駅)

DSC_9537
▲特急「スペーシア」に設置されている売店スペース。
この時は売店は営業していませんでしたが、この後に乗った列車では、売店・車内販売ともに営業していました。


しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、この車内販売自体が休止中となっていますが、再開の目処が立たないこと、また、再開後も感染対策を引き続き求められることなどを総合的に考慮して、今回の判断に至ったものと思われます。

既に近鉄、小田急といった大手民鉄では、車内販売の縮小あるいは終了を既に実施しています。



今回、東武鉄道で車内販売実施終了が発表されたことから、大手民鉄で車内販売を実施しているのは、近鉄「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」くらいだと思われます。
ただこれら両列車も、言わば観光列車としての性格が強いものと思われます。
観光のみならず、その他の利用者も想定した列車における車内販売は、今回の東武鉄道の発表で終了、といえるかも知れません。


コロナ禍前から、車内販売は縮小の一途をたどっていました。
その理由は、駅ナカ・駅ソトの店舗充実、食料品・飲料品の保存品質の向上、列車の高速化による所要時間短縮、若年層の人口減少に伴う労働力確保の難化、等、様々な要因が重なったものと考えられます。

その動きが、今回の新型コロナウイルス感染症に伴い、感染リスクの高い対人サービスの整理、という観点から、更に加速した、とも考えられます。


ともあれ、東武鉄道の車内販売はもう見られなくなりますし、飲料自動販売機も終了・撤去となります。
飲料自動販売機についても、現在残っている会社もそんなに多くないでしょうから、これから車内で見つけた際には、こちらも忘れず記録しておきたいな、と思った次第です。



【関連ニュースサイト】
東武、車内販売営業と車内自動販売機営業を終了へ - 鉄道コム
東武特急の車内販売終了 車内のドリンク自販機も | 乗りものニュース
東武鉄道「スペーシア」「リバティ」車内販売&飲料自販機を終了へ | マイナビニュース
東武鉄道 特急列車 車内販売を完全終了、自動販売機も使用停止へ | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
東武、特急スペーシア・リバティの車内販売と車内自動販売機サービス終了 8/31 | RailLab ニュース(レイルラボ)



【明日以降(8月17日〜8月20日)の鉄道イベント情報】(鉄道コムより)
愛知県 子ども向けリニモ車両基地見学会(2021年8月17日) - 鉄道コム
近鉄 西信貴ケーブル 工事運休(2021年8月17日〜) - 鉄道コム
小田急 ロマンスカー全線走破ツアー(2021年8月19日) - 鉄道コム
追分鉄道設備技能教習所 オンライン見学会(2021年8月19日) - 鉄道コム
南海 鉄道用品インターネットオークション 開催(2021年8月19日〜) - 鉄道コム
近鉄 ひのとり 志摩線入線記念ツアー(2021年8月20日) - 鉄道コム
秩父鉄道 SLガリガリ君エクスプレス 運転(2021年8月20日) - 鉄道コム
東武 子ども向けSL転車台広場宿泊イベント(2021年8月20日) - 鉄道コム
佐賀駅 開業130周年記念きっぷ 発売(2021年8月20日〜) - 鉄道コム
佐賀駅 鉄道グッズ販売会・鉄道用品展示会(2021年8月20日) - 鉄道コム



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【名古屋鉄道】ダイヤ改正実施(2021.10.30)豊川線・尾西線等で昼間帯の本数見直し等を実施

名古屋鉄道(名鉄)では、新型コロナウイルスの影響による旅客需要減少に対応するため、ダイヤ改正を実施することを発表しました。

10月30日(土)にダイヤ改正を実施します|名古屋鉄道

概要は以下の通りです。

【ダイヤ改正日】
2021年10月30日(土)

【主な改正内容】
●昼間帯(10時〜14時台)における運行本数変更:
・豊川線(国府〜豊川稲荷):
(現行)4本/時→(改正後)2本/時

・尾西線(名鉄一宮〜津島):
(現行)4本/時→(改正後)名鉄一宮〜森上・・・4本/時、森上〜津島・・・2本/時

・各務原線他(名鉄岐阜〜犬山)
(現行)4本/時→(改正後)名鉄岐阜〜三柿野・・・4本/時、三柿野〜犬山・・・2本/時


●深夜帯(21時〜22時)における普通の運行本数等の変更:
・名古屋本線(名鉄岐阜〜須ヶ口)
・竹鼻線他(新羽島〜笠松・名鉄岐阜)
・豊川線(国府〜豊川稲荷)
・広見線(新可児〜犬山)


●瀬戸線の昼間時間帯における列車種別変更:
10時台〜15時台の列車種別を以下のように変更
(現行)準急(2本/時)・普通(4本/時)→(改正後)普通(6本/時)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲津島駅で発車待ちをする尾西線一宮行き。
今回の改正から、昼間の森上〜津島間の運行本数が半減します。


新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減少を踏まえた改正は、既に多くの事業者で実施されています。
今回発表された名鉄の改正内容では、昼間時間帯と深夜時間帯の本数削減が発表されていますが、このうち昼間時間帯においては、豊川線、尾西線といった支線系等で本数が半減し、1時間に4本から2本と、かなり思い切った削減が実施されることとなります。

また、尾西線・各務原線では、利用実態に合わせて、途中駅(森上、三柿野)で半数の列車を折り返すこととし、利用者の利便性を可能な限り維持しつつ本数を削減しようとしていることが分かります。

一方、瀬戸線では、本数の削減は行わないものの、昼間時間帯において種別の変更が実施され、改正前に準急・普通が運行されていたものが、普通に一本化されることとなります。

名鉄では、この5月に各線区で終電繰り上げや昼間時間帯の運行区間変更等を伴うダイヤ改正を実施したばかりでした。
5月22日(土)にダイヤ改正を実施します|名鉄

この改正では、上記で触れた瀬戸線についても、昼間時間帯の急行列車の削減及び普通列車の運転区間の変更を実施したところですが、それから半年も経たない10月に再び改正を実施し、引き続き踏み込んだ列車本数削減を実施することとしています。
それだけ、新型コロナウイルス感染症の影響の大きさを感じざるを得ないと感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
名鉄 ダイヤ改正(2021年10月30日) - 鉄道コム
名鉄がコロナ減便…支線を中心に、瀬戸線では日中の準急を各停化 10月30日にダイヤ改正 | レスポンス(Response.jp)
豊川線など日中半減 瀬戸線は日中全て普通に 名鉄ダイヤ改正「旅客需要減に対応」 | 乗りものニュース
名鉄10月ダイヤ改定の概要。瀬戸線で準急を各停化、豊川線など減便 | タビリス
名鉄,10月30日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2021年8月11日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
名鉄、10月30日にもダイヤ改正: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




【明日(8月11日)の鉄道イベント情報】(鉄道コムより)
大山観光電鉄 ケーブルカー夜景運転 実施(2021年8月11日) - 鉄道コム
えちごトキめき鉄道 雪月花 黄昏紀行(ツアー)(2021年8月11日) - 鉄道コム
カモノハシのイコちゃん 多機能ペン立てなど 販売(2021年8月11日〜) - 鉄道コム
秩父鉄道 夜行準急ながとろアルプス(ツアー)(2021年9月11日) - 鉄道コム



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