阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、以下のツイッター
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カテゴリ:鉄道(関西以外事業者) > 大手・準大手・首都圏近郊事業者

横浜市では、同市内にある相模鉄道相鉄本線の瀬谷駅から上瀬谷駅(仮称)に至る約2.8kmの「上瀬谷ライン」(仮称)について、その整備計画と計画段階配慮書を発表しました。

89.(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業に係る計画段階配慮書 横浜市

上記計画段階配慮書によりますと、上瀬谷ラインの概要は以下のとおりです。

●概要:
旧上瀬谷通信施設の大規模な土地利用転換に伴う交通需要への対応や、横浜市郊外部の新たな活性化の形成に資することを目的に、新たな交通として中量軌道輸送システムを整備するもの。

●延長:
約2.8km

●構造系式:
地下式・地表式・高架式

●駅施設:
瀬谷駅・上瀬谷駅(いずれも仮称)

●車両基地:
上瀬谷車両基地(仮称)

●単線、複線の別:
複線

●今後のスケジュール:
令和元年度(2019年度)から令和3年度(2021年度)までの着工準備期間、令和4年度(2022年度)から5年程度(令和9年度(2027年度))の事業期間を想定



相鉄線といえば、昨年11月30日に開業した羽沢横浜国大駅を介したJR線との直通運転が開始されたばかりであり、加えて2022年度には東急との相互直通運転による新しいルートの開業が予定されていることもあり、今後数年の間にその運行形態が大きく変わることが予定されている、今、そして今後しばらく話題が続く、注目の路線であるといえます。

その相鉄線の途中にある瀬谷(せや)駅から北に向けて、新たな交通として中量軌道輸送システムが整備される、という話があるとは、今まで全く気がつきませんでした。

上記発表資料に目を通しますと、昭和20年(1945年)に米軍に接収された地区で、長らく通信基地とされていましたが、平成16年(2004年)の日米合同委員会で返還の方針が合意に達し、平成27年(2015年)に土地全体が日本へ返還され、その土地利用が検討されてきたところとのことです。

米軍から返還されたのは242ヘクタールという相当広い(東京ドーム約50個分に相当)土地であるとのことですが、その中に「観光・賑わいゾーン」(テーマパークを核とした複合的な集客施設)や「物流ゾーン」(新技術を活用した効率的な国内物流を展開する拠点)等を整備するとのことです。
参考:
旧上瀬谷通信施設地区 横浜市

kamiseya_image
▲旧上瀬谷通信施設 土地利用ゾーン
(上記「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画(素案)概要版」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/sonota/kamiseya/kamiseysa.files/0023_20200121.pdf)より引用)

その転換に伴い発生が予想される交通需要に対応して、新たな中量軌道を整備するのが今回の「上瀬谷ライン」の目的であるのですが、まさかこういう場所に鉄軌道が整備されるとは、関西地区在住の私としては想像だにしていなかっただけに、驚きのニュースでありました。

ところでどのような種類の中量軌道輸送システムが整備されるのかが気になるところですが、上記「基本計画」によれば、LRT、新交通システム、モノレールなどが想定されているようです。
ただ、いずれであったとしても、この上瀬谷ラインが軌道法に基づく工事施工認可によるところ(上記計画段階配慮書・P1-1より)であるため、開業のあかつきには完乗路線の対象となることはどうやら確かなようですので、今後の「上瀬谷ライン」の計画や工事、そして開業に向けての動きにも注目しておく必要があるのかな、とも思い、今回取り上げたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
横浜市、上瀬谷地区に新たな交通機関を整備 - 鉄道コム



●関連ブログ:
米軍上瀬谷通信施設跡に新交通システムができる?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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交通系ICカードのPASMOでは、2020年春に「モバイルPASMO」のサービスを開始することを発表しました。

2020年春、モバイルPASMOが始まります!|PASMO協議会

概要は以下の通りです。

●サービス名称:
モバイルPASMO

●サービス開始時期:
2020年春

●サービスの特長:
対応端末にモバイルPASMOアプリをインストールすることで、現状のカード式PASMOと同様に電車やバスの交通利用や電子マネーでの買い物ができるほか、以下のサービスが利用可能。
・場所を選ばずクレジットカードでのチャージや定期券の購入が可能。
・故障・紛失時も窓口等に行かずに再発行手続きが可能。

●対応端末:
Androidスマートフォン(購入時にAndroid6.0以上がインストールされたおサイフケータイ対応機種)

●モバイルPASMO定期券発売予定事業者:
・鉄道:
小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、新京成電鉄、西武鉄道、千葉都市モノレール、東急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局、東武鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局、横浜シーサイドライン

・バス:
小田急バス、江ノ電バス、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、関東バス、京王電鉄バス、京成バス、西武バス、相鉄バス、立川バス、東急バス、東京都交通局、西東京バス、日立自動車交通、横浜市交通局

mobilePASMO_character
▲モバイルPASMOキャラクター
(上記発表資料(https://www.pasmo.co.jp/pressrelease/pdf/mobilePASMO_PressRelease_Jan21%2C2020.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


交通系ICカードの携帯電話・スマートフォンへの搭載は、JR東日本の「モバイルSuica」が、ガラケー時代からサービスを展開しています。
当初はなかなか普及しなかったようですが、Apple PayにSuicaが対応したこともあり、改札口に携帯端末をかざす光景は、首都圏エリアに限って見れば、かつてに比べるとかなり増えてきたのではないかと思われます。

「モバイルSuica」に続く交通系ICカードのモバイル化が果たしてどの陣営になるのか、気になるところではありましたが、この度PASMO陣営から「モバイルPASMO」という名称でサービスが開始されることが発表されました。

サービス概要は、これまでのカード式PASMOに加え、「チャージが場所を選ばず可能」であるという、モバイル端末での特長が実装されることから、これまで「モバイルSuica」の恩恵にあずかることができなかった首都圏エリアのPASMOエリア利用者にとっては、新たな選択肢が提供されることから、嬉しいニュースといえるでしょう。


但し、今回の「モバイルPASMO」は、Androidスマートフォンのみで、iPhoneには対応していない旨、注意が必要です。

ところで、既にモバイルSuicaをインストールしている端末に、追加してモバイルPASMOをインストールできてしまうのでありましょうか。
仮に「モバイルSuica」「モバイルPASMO」両方のアプリをインストールできることになると、どちらの交通系ICカードから減算等の処理すればいいのか、判断できない可能性があります。
そんな制限事項等の詳細も、今後発表されることでしょうから、当ブログでも追々ご紹介できればと思っています。



●関連ニュースサイト:
「モバイルPASMO」2020年春スタート スマホでチャージ&定期券購入OK | 乗りものニュース
Android端末で「モバイルPASMO」、2020年春サービス開始 - 鉄道コム



●関連ブログ:
PASMO協議会、2020年春からモバイルPASMOサービス開始 - kqtrain.net(京浜急行)



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東武鉄道と東京メトロでは、東武線と日比谷線との相互直通運転列車において、座席指定列車を導入するべく準備を進めていますが、この度、この座席指定列車の運行開始日及び愛称名を発表しました。

2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!|東武鉄道
2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!東武伊勢崎線 久喜駅〜東京メトロ日比谷線 恵比寿駅を乗り換えなしで快適に結びます|東京メトロ

概要は以下の通りです。

●列車愛称名:
THライナー

●運行開始日:
2020年6月6日(土)

●ロゴ:
tobu_thliner_logo
(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402)より引用)

●使用車両:
東武70090形
tobu_70090
(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402)より引用)

70090形の特徴:
東武70000系をベースにした、ロング・クロスシート転換車両。
内装では、THライナー運用時のプライベート性を確保するほか、フリーWi-Fi、各座席コンセント、ドリンクホルダー、荷物フックを用意。

●運転区間:
東武伊勢崎市 久喜駅〜東京メトロ日比谷線 恵比寿駅

●停車駅:
・久喜(東武伊勢崎線)発→恵比寿(東京メトロ日比谷線)行き
久喜・東武動物公園駅・春日部・せんげん台・新越谷(以上、乗車のみ可能)、上野・秋葉原・茅場町・銀座(以上、降車のみ可能)、霞ヶ関・虎ノ門ヒルズ・神谷町・六本木・広尾・恵比寿(以上、フリー乗降)

・霞ヶ関(東京メトロ日比谷線)→久喜(東武伊勢崎線)行き
霞ヶ関・銀座・茅場町・秋葉原・上野(以上、乗車のみ可能)、新越谷・せんげん台・春日部・東武動物公園駅・久喜(以上、乗車のみ可能)

●運転時間帯(予定):
・平日:
上り列車(恵比寿方面)・・・久喜発6時台、8時台 各1本(計2本)
下り列車(久喜方面)・・・霞ヶ関発18時台〜22時台 毎時1本(計5本)

・土休日:
上り列車(恵比寿方面)・・・久喜発8時台、9時台 各1本(計2本)
下り列車(久喜方面)・・・霞ヶ関発16時台〜20時台 毎時1本(計5本)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


東武線と日比谷線相互直通運転における有料着席サービスの導入については、下記記事でご紹介したように、今年3月に両社より既に発表がありました。


既に上記発表で、新型車両「70090形」が導入されることは既に発表されていましたが、愛称及び停車駅等について、今回発表がありました。
まず愛称をみてみると「THライナー」と、ロング・クロスシート転換車両による有料着席サービスのはしりとなった「TJライナー」の流れをひく愛称となっているのが注目といえるでしょう。
「TH」は、東武線(Tobu)と日比谷線(Hibiya)の頭文字を取ったもの、とシンプルかつ明確な命名といえるでしょう。

一方停車駅に目をやると、東武伊勢崎線の急行の停車駅をベースに、都心側を省略したものとなっており、特に両社の境界駅であり、かつターミナル駅である北千住駅を通過しているのが大きな特徴であるでしょうか。
かつては一部の特急列車が北千住駅を通過していましたが、近年は特急を含む全ての列車が停車するようになって久しいものと思われます。
それだけに、久々に登場した北千住通過の列車、という意味でも東武沿線の方々にも注目の列車、といえるかも知れません。

一方、日比谷線の停車駅をみると、上りは恵比寿まで、下りは霞ヶ関からという運行形態がまず注目でしょうが、これは中目黒での折り返しの間にクロス・ロングの座席転換の時間を設ける目的もあるのかも知れません。
また、上り列車の霞ヶ関以遠の「フリー乗降」というのも気になる点で、この区間では、西武「拝島ライナー」の小平以遠、京王「京王ライナー」の府中・京王永山以遠と同様、利用なしに空席に着席できる、という意味であるのか、正式な発表が待たれるところです。

いずれにせよ、東武線から日比谷線方面への優等系等、しかも座席指定列車ということで、沿線利用者にとって待ち望んでいた列車といえるかも知れませんので、今後の詳細発表に注目しつつ、私自身も乗る機会に恵まれればいいな、と感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
座席指定列車「THライナー」6月登場 東武線・東京メトロ日比谷線直通 朝や夕夜間運転 | 乗りものニュース
東武・日比谷線の座席指定列車「THライナー」、6月6日運転開始 - 鉄道コム
東武・東京メトロ,6月6日から座席指定制列車「THライナー」運転開始 あわせてダイヤ改正を実施へ|鉄道ニュース|2019年12月19日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
東武線・日比谷線相互直通座席指定制列車は「THライナー」: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
[東武][東京メトロ]日比谷線・伊勢崎線の座席指定列車は「THライナー」、停車駅も発表: 鉄道ダイヤ改正ニュース
東武鉄道・東京メトロ、東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」誕生 - kqtrain.net(京浜急行)



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東武鉄道では、この10月1日に日光線(東武動物公園〜東武日光間)が全線開通90周年を迎えることを記念し、今年10月から来年3月にかけて各種イベントを実施することを発表しました。

日光線全線開通90周年を記念した各種イベントを開催します!|東武鉄道

概要は以下の通りです。

●10月・11月のイベント内容
・「日光線全線開通90周年記念ポストカード」の配布
・「日光ステーションビストロ」の「実施
・特急車両100系スペーシアへの90周年ロゴマーク掲出
・6050型車両へのリバイバルカラー塗装


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



当ブログは関西圏、しかも大阪府南部・和歌山県を中心とした話題を取り上げていることもあって、関東圏の話題は個人的に興味があれば取り上げることとしています。

今回は、その「個人的な興味」に丁度当てはまる内容があったことから、敢えて取り上げた次第ですが、そのネタは「6050型車両のリバイバルカラー」です。

東武鉄道の6050型(6050系)といえば、私自身昨年の7月に初めて乗車し、その後「鉄道ピクトリアル」での特集をご紹介しました。
参考:


個人的な興味の点では、「2ドア」「クロスシート」「トイレ付き」という、国鉄急行形車両を彷彿とさせるアコモデーションで、しかも、この車両が大手民鉄(東武)と第三セクター鉄道(野岩鉄道・会津鉄道)で同一形式の車両を所有している点が、やはり興味をそそるところでありました。

その6050系ですが、その前身の6000系を置き換えるべく登場した車両ですが、今回東武日光線90周年を迎えるにあたり、何とその6000系のカラーを復元するという、これまた東武鉄道ファンにとってはたまらない企画であるといえるでしょう。

東武鉄道のリバイバルカラーとしては、8000系で様々なリバイバルカラーが実施されているようですが、かつては日光へのアクセス列車として、1720系「デラックスロマンスカー」と共に旅客輸送を担った6000系カラーの復元は、多くのファンが待ち望んでいたものといえるでしょう。

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▲東武日光駅停車中の6050系(2018.7.1)

今後、6050系に続く「2ドア」「クロスシート」の後継車両が登場する可能性は、恐らく高くないとは思われます。
それだけに、一部廃車が発生しているとは言え、まだ6050系が主役のいま、このようなリバイバルカラーが運行されることは、貴重な機会でありますし、私自身も6050系については、もう一度乗ってみたい気持ちもあるので、その際にこの「リバイバルカラー」を見ることができれば嬉しいな、とも感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
10月1日 東武,日光線全線開通90周年記念ポストカードを配布|鉄道イベント|2019年9月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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東京都交通局が上野動物園で運行しているモノレール(上野動物園モノレール)の40形車両について、10月末で引退することを発表しました。

「上野動物園モノレール40形車両」の引退に伴うイベントを開催いたします。 | 東京都交通局

概要は以下の通りです。

●40形ラストランイベント:
・日時:
10月31日(木) 16時30分〜16時50分

・場所:
上野動物園モノレール 西園駅、東園駅

・実施内容:
ラストランイベント列車への乗車、写真撮影会
西園駅の最終列車後のラストランイベント列車に50名招待。
西園駅にて駅長による出発式を行い、東園到着後、40形車両の記念撮影を実施。

・応募方法:
ハガキまたはWebサイトからの申込。
(申込方法は上記サイトを参照)

●40形車両ありがとうキャンペーン:
・日時:
10月12日(土)〜10月31日(木) 9時30分〜16時30分

・実施内容:
ありがとうメッセージ募集、ありがとう40形モックアップ、車両窓の装飾


●40形車両ありがとうイベント:
・日時:
10月26日(土) 9時30分〜16時30分(雨天実施)

・内容:
ありがとうメッセージボード作成・モノレール缶バッジワークショップ、モノレールグッズ販売


●乗車記念プレゼント:
10月26日(土)、10月31日(木)に上野動物園モノレール利用者に、オリジナルノベルティをプレゼント
(なくなり次第終了)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

上野動物園モノレールについては、今年の11月1日をもって運行休止とする旨の発表がありました。
参考:【東京都交通局】上野動物園モノレール休止を発表(2019.11.1〜)なお1月24日発生の車両故障により現在運行見合わせ中 : 阪和線の沿線から

休止発表と同日に、ベアリングのトラブルから、約2ヶ月間運休となり、当時このモノレールに未乗だった私にとって、やきもきするニュースでありましたが、その後運転再開されています。

長らく未乗であったこの上野動物園モノレールに、私自身初めて乗車したのが、先月の27日にでありました。



その時の乗車記を、近いうちに当ブログにアップしたいな、と思っていたところ、上野動物園モノレールの車両である40形車両の引退が先に発表されてしまった次第であります。


上野動物園モノレール休止の理由としては、車両等の老朽化が挙げられていることから、車両の引退は想定内のニュースでありますが、気がかりなのはやはり、この後継車両が登場するか否かでしょうか。
それは即ち、上野動物園モノレールが今後も運行されるか、はたまた廃止されるのか否、か、ということになりますが、上述の過去記事でも触れているように、今後の車両更新またはそれに変わる方策を検討するとのことですので、その議論の行方を見守りたいと思います。



上野動物園モノレールの乗車記は、11月からの休止に入るまでにアップしておきたいと思うのですが、それを先取る形で、乗車した時の写真をご紹介したいと思います。

DSC_0095
▲東園駅

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▲東園駅に入線する40形。
この日は平日ではありましたが、夏休み最終週ということもあって、沢山の家族連れがモノレールに乗車していました。

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▲上野動物園内を走る40形。

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▲西園駅。
東園駅から西園駅まで、わずか90秒の乗車ですが、れっきとした「鉄道」です。



10月末の40形運行終了を前に、お名残乗車や完乗目的で、パンダをはじめとした動物を見るわけでもなく上野動物園に入園する方も増えてくるかと思います。
混雑で乗車できないことになるまでに、早めに乗っておきたいところであります。

私自身は、もう既に乗車したので、休止前に再び乗ることはないのでしょうが、検討の結果、新たな車両が上野動物園モノレールで運行されることとなれば、是非とも乗りに行きたいな、とも感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
東京都、10月31日に運行終了する上野動物園モノレールの引退イベントやキャンペーン実施 - トラベル Watch



●関連ブログ:
東京都、「上野動物園モノレール40形車両」の引退に伴うイベントを開催 - kqtrain.net(京浜急行)



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東急電鉄では、東横線が2017年8月28日(月)で開通90周年を迎えることを記念して、「東横線90周年記念ラッピング電車(青ガエル)」を2017年9月より運行していましたが、2019年8月30日(金)の運行をもって終了することを発表しました。

東横線90周年記念ラッピング電車(青ガエル)の運行終了のお知らせ|東急電鉄からのお知らせ|東急電鉄

概要は上記発表資料をご覧下さい。


この「青ガエル」ラッピング編成ですが、90周年を記念して、東横線の昔の情景を楽しんでもらうため、同社の5000系車両に、かつて「青ガエル」と称された旧5000系の塗装である緑一色の塗装を再現したものであります。

約2年間の運行期間を経て、今月末に運行終了するわけですが、殊更関西地区の民鉄でもない話題を取り上げたのは、この「青ガエル」ラッピング電車を撮影した記録が手元にあったからであります。

DSC_9577-2_R
▲東急5000系「青ガエル」ラッピング
(2018.7.2・西武池袋線・保谷駅)

なぜ西武池袋線保谷駅での撮影記録が手元にあったかというと、下記エントリーでご紹介した「ヤマノススメトレイン」を待つべく保谷駅で時間調整をしている際、偶然やってきたからであります。
参考:西武鉄道「ヤマノススメトレイン」に乗車する(2018.7.2) : 阪和線の沿線から

この時は、「何か緑一色のラッピングって珍しいなあ・・・」程度で記録していましたが、いざ運行終了となると、貴重な記録と感じた次第です。

あと10年後には東横線100周年を迎えるわけですが、その際にはどんな記念車両がうんこうされるのか、ちょっと楽しみにしたいところですね。



●関連ブログ:
【東急電鉄】東横線90周年記念ラッピング電車(青ガエル) 運行終了へ 8/30 : 702鉄道ノート
東急5000系「青ガエル」ラッピング終了のお知らせ : ほんじょーの鉄活動記録



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JR東日本と相模鉄道は、本年11月30日(土)に両社の相互直通運転を実施することとしていますが、本日その概要を発表しました。

相鉄・JR直通線の運行計画の概要について|JR東日本
相鉄・JR直通線の運行計画の概要について|相模鉄道


概要は以下の通りです。


●運行区間:
相鉄線 海老名〜JR線 新宿(朝通勤時間帯の一部列車は大宮方面へ直通)

●運転本数:
・終日運行本数:46往復(92本)
朝ピーク時間帯は4本/時、その他時間帯は2〜3本/時の運転

●停車駅:
特急・・・海老名・大和・二俣川・西谷(にしや)・羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)・武蔵小杉・西大井・大崎・恵比寿・渋谷・新宿
各停・・・相鉄線内各駅停車
(※)「特急」「各停」はいずれも相鉄線内の種別
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▲相鉄・JR直通線停車駅
(上記発表資料(https://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/190716_01.pdf)より引用)


●使用車両:
相鉄・・・12000系、JR東日本・・・埼京・川越線用E233系

●主な区間の所要時間:
・二俣川〜新宿:最速達列車は44分
・大和〜渋谷: 最速達列車は45分
・海老名〜武蔵小杉:最速達列車は36分



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に今年11月30日の開業に向けて準備の続く、相鉄・JRの相互直通運転ですが、気になる運行の概要が発表されました。

発表によると、相鉄とJRとで直通するのは、海老名発着の本線系統で、種別は、相鉄線内の特急と普通の二種類となっています。
また、運行本数はラッシュ時には1時間に4本、その他の時間帯は1時間に2〜3本ということで、意外に多くないのかな、という気もしますが、JR線側の容量と、当座の利用見込みを考えると、この程度になるのかな、という気もします。

相鉄線は、途中の二俣川で湘南台方面に向かう「いずみ野線」が分岐していますが、今回の相互直通運転では、このいずみ野線に向かう列車は設定されていません。
一方で、下記相模鉄道の発表によると、いずみ野線の上りラッシュ時間帯に新設される「通勤特急」が海老名発のJR線直通特急と、二俣川で接続することとなっており、同線からのJR線直通についても、配慮が行われるようになっていることがわかります。
参考:11月30日(土) 相鉄線は新ダイヤでの運行を開始|相模鉄道


ともあれ、今回のJR線との相互直通運転により、利用者の動向がどう変わるのかがみどころでしょうが、こと相鉄に関しては、更に約3年後には東急電鉄との相互直通運転開始が予定されており、更なる変化が見られることとなっています。
これまで他社と相互直通運転を行わなかった会社が、数年の間で複数社と相次いで相互直通運転を開始しするという、ある意味、この数年の間、この相鉄は一番の変化が見られる会社線になるのではないのでしょうか。


もっとも、私自身としては、相次いで開業する新規開業線区(今回の場合は武蔵小杉〜羽沢横浜国大〜西谷)に、早いうちに乗りに行かないといけないな、とスケジュールを今から考えておかないとな、と改めて感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
相鉄,11月30日ダイヤ改正で新種別を設定|鉄道ニュース|2019年7月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
「相鉄・JR直通線」海老名〜新宿間で運転 1日46往復、二俣川〜新宿間は最速44分 | 乗りものニュース
通勤特急・通勤急行を新設、特急・快速は西谷停車 JR直通線開業で相鉄がダイヤ改正 | 乗りものニュース
新宿〜二俣川間が最速44分、相鉄・JR直通線の運行計画概要発表 - 鉄道コム



●関連ブログ:
相鉄とJR東日本、相鉄・JR直通線の運行計画の概要について公表 - kqtrain.net(京浜急行)
相鉄、相鉄・JR直通線の開業に伴い、2019年11月30日(土)から新ダイヤで運行 - kqtrain.net(京浜急行)



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東京メトロでは、2019年7月5日(金)に丸ノ内線でダイヤ改正を実施することを発表しました。

2019年7月5日(金)丸ノ内線でダイヤを改正します|2019年ニュースリリース|東京メトロ

概要は以下の通りです。

●池袋〜方南町間の6両編成列車直通運転開始:
方南町駅の6両化運用開始により、中野坂上〜方南町間で、3両編成による運転に加え、一部6両編成で運転。
朝ラッシュ時間帯(7時〜8時台)の中野富士見町駅始発の18本中、12本を方南町始発に変更。

●新宿駅始発・終点の列車の行先を方南町始発・終点に変更:
始終発列車及び朝ラッシュ時間帯の一部列車を除き、新宿行き列車を方南町行きに延長、また新宿始発の列車を方南町始発に変更。



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


丸ノ内線の中野坂上〜方南町の、通称「方南町支線」では、終点の方南町駅がこれまでホームが3両編成までしか対応できていなかったため、朝夕等一部の列車が中野富士見町発着となる他は、中野坂上〜方南町で3両編成の列車が折り返す運行形態となっていました。

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▲方南町駅で撮影した02系

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▲中野坂上〜方南町の折り返し運転表記ステッカー


これまで終点の方南町駅が3両編成までしか対応できていなかったが為に、このような折り返し列車主体となっていましたが、今般方南町駅のホーム6両化が完了したことから、同駅まで6両編成の列車が乗り入れることができ、それに伴い、終日方南町支線への直通運転が実施されることとなります。

列車本数も、平日ダイヤで現行177本(方南町行き)が209本(同)と2割ほど増加することから、これまで乗り換えが必須でしかも3両編成がほとんどで、また両数も少なかった方南町支線の利用者にとっては、福音ともいえる改正内容といえるでしょう。


また、新宿止めの列車が方南町まで延伸されることから、今後は丸ノ内線の多くの駅で「方南町」という行先を見かけることが多くなりそうです。
私自身、都内での移動時に丸ノ内線に乗る機会も多いわけですが、その際「方南町」という行先表示を見て、改めてダイヤ改正を実感するのかな、とも感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
池袋〜方南町間、平日は134本直通 新宿行は方南町行に 東京メトロ丸ノ内線ダイヤ改正 | 乗りものニュース
東京メトロ丸ノ内線,7月5日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2019年6月6日掲載|鉄道ファン・railf.jp
東京メトロ 丸ノ内線 ダイヤ改正(2019年7月5日) - 鉄道コム



●関連ブログ:
方南町直通は7月5日から: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道会社では、混雑緩和をかるため2020年春実施予定で朝ラッシュ1時間の最混雑区間の運行本数を現在の22本から25本に増強する事業を実施しています。

しかし、同線の沿線人口は2030年代まで増加し続け、更なる利用者の増加が見込まれることから、抜本的な混雑緩和対策として「8両編成化事業」を今年度より実施することを発表しました。

8両編成化事業の実施を決定! 朝ラッシュ時間帯における抜本的な混雑緩和を図ります | 2019年 | ニュースリリース | 企業情報 | つくばエクスプレス

概要は以下の通りです。

●事業の概要:
・8両編成車両の運行に必要な設備関係工事(秋葉原駅からつくば駅の全線、総合基地等)
・8両編成化に必要な車両の調達

●供用開始予定時期:
2030年代前半にサービス開始予定

●事業期間:
終電から始発までの作業可能な2〜3時間で、日々の安全・安定輸送を維持する保守・修繕等と並行して行う工事となる。
また、つくばエクスプレス線は、地下と高架の完全立体構造であるため、限定された箇所からの資材搬入となり、資材運搬だけでも時間を要することから、10年を超える事業期間を予定。

●概算事業費:
・設備関係工事費:360億円程度(税抜、見込み)
(各駅のホーム延伸、車両留置線の延伸、変電所の増強、総合基地内設備の新増設、機械設備の新増設、信号通信設備の新増設など)
・車両調達費:未定(必要数量を今後決定)

●事業効果:
1編成当たりの輸送力は6両編成時に比べ30%程度増加。
朝ラッシュ時間帯に適切な8両編成車両数を投入することにより、今後の旅客需要動向を考慮しても同時間帯の混雑率は150%を下回る程度まで低減することが可能。



概要は、上記発表資料をご覧下さい。


つくばエクスプレス沿線の地域では、都心へのアクセス性の高さと住環境の良さが相まって、現在でも人口の流入が続いており、特に千葉県流山市や茨城県守谷市といった自治体では、その傾向が顕著となっています。
その傾向は、今後もしばらくは続くようでして、下記で引用した国立社会保障・人口問題研究所による将来推計人口では、つくばエクスプレス沿線の主な自治体では、以下の通り2030年代に人口増加のピークを迎える推計が行われています。

・千葉県流山市:
2015年:174,373人→2030年:196,252人→2035年:198,959人→2045年:200,062人(2045年まで増加)

・茨城県守谷市:
2015年:64,753人→(ピーク)2030年:67,196人→2035年:66,664人

・茨城県つくばみらい市:
2015年:49,136人→2030年:52,868人→(ピーク)2035年:53,180人

・茨城県つくば市:
2015年:226,963人→2030年:246,458人→(ピーク)2035年:247,460人

出典:男女5歳階級別データ- 日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)|国立社会保障・人口問題研究所


国内の人口が現在において既に減少局面に入っており、多くの自治体で人口の減少となるなか、つくばエクスプレス沿線だけはこの先10年以上は人口の増加が見込まれているため、混雑率も引き続き上昇することが予想され、抜本的な混雑対策として、今般6両編成から8両編成への増結事業が実施されることとなりました。


つくばエクスプレスの8両編成化事業の完成は、2030年代前半の完成を予定していますが、ここまで時間がかかるものか、と疑問を呈する向きもあろうかと思われますが、つくばエクスプレス線は高架と地下の完全立体構造であることから、工事の資材搬入そのものに、他の路線と比べると時間がかかることから、2両増結のためとはいえ、10年単位の時間がかかることとなっています。

それならば、駅等の構造物を当初から8両編成で工事をしておけば、後からこのような時間をかかる工事をすることなく、将来的な人口増加にも対応できたのではないか、という意見もあろうかと思います。
ただ、そんなことを計画当時に予測したとしても、世間からは「過大な需要予測」と言われたのだろうな、と考えると、需要予測の難しさ、というより需要予測を元にして計画を実現させることの難しさをふと思ったりしました。


ともあれ、8両編成が実現するのはこれから10年以上先の話であります。
その頃、つくばエクスプレスの沿線がどれだけ開発されるのか、楽しみにしたいと思ったニュースでした。




●関連ブログ:
つくばエクスプレス、列車編成の8両化事業実施を決定 - kqtrain.net(京浜急行)



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このブログで今年1月にご紹介した、京王観光によるJR乗車券類の不正利用。
参考:【京王観光】JR乗車券の発券及び使用についての不正を公表。団体乗車券類の人数を実際より少なく発券し差額を詐取との報道 : 阪和線の沿線から
【京王観光】大阪地区支店での不正行為について追加報道。「指のみ券」を利用した不正か。 : 阪和線の沿線から

本日(4月25日)、京王観光より、この不正行為についての調査結果と、今後の対応が公表されました。

弊社一部支店によるJR各社様に対する不正行為について|京王観光

不正の概要は、以下の通りです。
なお、下記の内容は、上記発表資料からの引用となります。

●不正行為の概要:
大阪支店・大阪西支店・福岡支店の3支店で、乗車している人数より少ない団体乗車券を発券し、実際の乗車人数との差分について、別途指定席料金込みの回数券を発行することにより旅行を催行。
検札印がない回数券を不正に払い戻すことにより、当該払い戻し額を利益として計上した他、一部を個人で着服。
当該3支店在籍の合計12名が不正に関与。但し他支店ではこうした不適切な行為が行われていないことを確認済み。

●不正金額:
・件数・・・約110件
・金額・・・約6,000万円

保存されている最も古いデータは2007年4月分。

●賠償額・JR各社からの処分:
JR各社へ、賠償金として合計1億8,100万円を2019年5月31日までに支払う。
また、JR各社と締結している乗車券類の委託販売契約は解除

●その他の問題行為:
これまでの調査の過程で、団体乗車券における大人と小人の人数の取り扱い、回数券払戻手数料、学生団体料金の適用、回数券の取り扱いで問題行為が判明済み。(当該3支店以外では確認されず。)

●不正行為の原因等:
大阪地区支店では、首都圏における同社の知名度がないなかで、東京地区に数字的に負けたくない風土から、特に利益管理が厳しく、営業担当者は支店長から目標達成を強く求められる背景があった。
2001年に予算数値達成のために、ある団体旅行案件でこの不正行為を始め、その後複数の社員により他の案件にも用いられるようになった。

京王観光は1953年設立で、しばらく首都圏のみの営業活動であったものを、1969年に関西地盤の桜菊観光と合併した経緯があるが、大阪地区支店の社員は首都圏等の他支店への転勤がほとんどなく、独自の組織文化が維持・継承されてきた上に、上述の利益意識と併せて、不正行為等を生み出す温床となっていたと考えられる。

●再発防止策:
・各支店・営業所の統括管理部門新設
各支店でJR券発券を行う内勤業務担当者が営業担当者と同じ支店長の下にあり、営業担当者からの要請を断れない環境下にあったため、内勤部門担当者を営業部門と分離・独立した組織に集約。

・大阪地区の人事の刷新
大阪支店・大阪西支店を統合し、東京から新たな支店長を赴任。

・今後実施予定の施策
大阪支店の閉鎖(既存顧客への対応要員を残す他、首都圏を中心とした他支店及び本社へ異動)
営業管理システムの一新(決裁基準・業務フロー等の見直し等により、属人的な要素の排除とチェック機能の抜本的強化)
営業担当のジョブローテーションのルール化(人事の滞留に由来する業務の属人化を防止) 等



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「指ノミ券」という、旅行業関係者あるいはきっぷ愛好家しか普段は口にしないような単語が、まさか新聞紙面上に出てくるという、前代未聞の不正となった今回の京王観光の不正行為。
先のエントリーでは、JR各社が京王観光に対してどのような処分を行うのか、という点も今後の注目点として挙げておきましたが、やはりというべきか、乗車券類の委託販売契約解除、すなわち「マルス撤収」という重い処分が下されました。

また不正金額は約6,000万円とのことでしたが、賠償金としては、一般旅客の不正乗車の際、不正金額の3倍を請求することも踏まえて、ほぼ3倍の1億8,100万円を請求しているとのことでした。

当該不正の温床となった大阪地区支店は、1969年に桜菊観光と合併した流れを汲む支店でありますが、この大阪地区支店もゆくゆくは閉鎖の方針も打ち出されており、上述のJRグループ乗車券類委託販売契約解除と合わせて、取り返しのつかない損失となってしまったことが分かります。


今後、仮に京王観光が信頼回復に努めたとしても、JRグループの乗車券類の委託販売契約が再開されることも、恐らくは難しいのではないか、と思われるだけに、京王観光発券のマルス券は、二度と目にすることは無くなるのだろうな、とも感じた次第であります。


前代未聞の「マルス撤収」という最悪の形となった今回の京王観光による不正行為。
他の旅行会社でも、このような愚かな行為が行われないように願いたいものであるだけに、同業他社においても、本件を他山の石として、厳正な業務監理体制の元、発券業務を行っていただきたいと、マルス券を収集するきっぷファンの一人としては思う次第であります。




●関連ニュースサイト:
JR6社、京王観光に1.8億円請求=団体旅行不正で | 乗りものニュース
京王観光、不正行為で約1億8,100万円をJRに支払いへ 社員による横領も発覚、大阪支店は閉鎖 - Traicy(トライシー)



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