阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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大手・準大手・首都圏近郊事業者

【小田急】特急料金値上げを発表(2022.10.1〜)併せて一律50円引きのチケットレス特急料金を新設

小田急電鉄(小田急)では、特急ロマンスカーの特別急行料金(特急料金)について、2022年10月1日(土)から改定することを発表しました。

10月1日、特別急行料金を改定します|小田急電鉄

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2022年10月1日(土)

【改定前後の特急料金比較】
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(上記発表資料(https://www.odakyu.jp/news/d9gsqg0000000v38-att/d9gsqg0000000v3f.pdf)より引用)

【チケットレス特急料金】
以下のオンラインサービスで電子特急券を購入の際、低廉な「チケットレス特急料金」を新たに導入。
・EMot(MaaSアプリ)
・EMotオンラインチケット(スマートフォン専用サイト)
・e-Romancecar
・ロマンスカー@クラブ

【その他】
・特急券を購入せずにロマンスカーに乗車した場合の「車内特急料金」についても、規定額を310円から350円に変更。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



小田急のロマンスカーは、箱根方面への観光利用は元より、都心への通勤・通学等における有料着席サービスとしても利用が多く、現在、70000形「GSE」、60000形「MSE」、30000形「EXEα」「EXE」の各車種が運用に就いています。

このロマンスカー特急料金ですが、現在310円(1〜17km)からで利用できるようになっていて、沿線の利用者にとっても気軽に利用できる金額設定になっているとも思えます。

一方で、他社ではロマンスカーよりも簡便な座席を使用した有料着席サービスの列車が、距離によってはロマンスカーよりも高い料金で提供されている事例も増えており、このロマンスカーの特急料金が、ちょっと割安な気もしないでもありませんでした。


今回、平均改定率約22%という値上げを行うロマンスカー特急料金ですが、よく見ますと、50円引きとなるチケットレス特急料金が新たに設定されており、チケットレス利用者の場合、値上げ幅がそれなりに圧縮されており、1〜17kmの距離帯を除けば、値上げ幅は100円未満となっていることが分かります。

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(再掲)改定前後のロマンスカー特急料金。
チケットレス特急料金の場合、値上げ幅が抑えられていることが分かります。


「ハイグレードな特急専用車両による全席指定制の快適な移動サービス等を維持するため」に値上げに踏み切る一方、オンラインサービス利用者に対しては料金で優遇し、移行を促しながら収益性の確保を目指していることが分かります。

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▲本厚木駅に停車中の小田急ロマンスカー「EXEα」。
ここ本厚木から新宿までロマンスカーを利用した場合、特急料金は現在570円ですが、改定後はこれが650円となります(80円値上げ)。
但し、チケットレス利用の場合、600円となるため、30円の値上げに抑えられています。


チケットレスサービスの場合、料金ではなくポイントを付与することで、実質的な値下げを行っている事業者が多い中、小田急では「ポイント」ではなく「料金」自体に差を付けた、というのが特筆でありましょうか。

コロナ禍で混雑が緩和されたとはいえ、引き続き着席需要は少なくないと考えられる小田急沿線。
今回の料金改定で、より良いロマンスカーのサービスが維持されることを願いたいな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】

▲小田急電鉄の話題を中心としたブログ「odapedia」さんで、当ブログ記事を取り上げていただきました。



【関連ニュースサイト】


小田急「ロマンスカー」の特急料金、10月から値上げへ オンラインなら一律50円引きの新サービスも | 乗りものニュース

小田急、ロマンスカーの特急料金を値上げ 10月1日から:チケットレス特急料金も導入 - ITmedia ビジネスオンライン



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【相鉄・東急】2023年3月開業・新横浜線の運賃設定に係る認可を申請。定期券の特例乗車も新たに設定へ

2023年3月に開業する相模鉄道(相鉄)及び東急の新横浜線(羽沢横浜国大〜新横浜〜日吉)について、この度両社では旅客運賃設定に係る認可申請を行った旨、発表しました。

相鉄・東急直通線の運賃認可申請および直通線定期券の新サービス導入【相模鉄道】 | 相鉄グループ
2023年3月開業予定の東急新横浜線の旅客運賃設定に係る認可申請を実施|ニュースリリース|東急電鉄株式会社

概要は以下のとおりです。

【概要】
新線建設などにかかった設備投資費用の一部を利用者に負担させるため、両社新横浜線の区間、または他の区間にまたがって乗車する場合に、基本運賃に加え加算運賃を設定。

【加算運賃】
<相鉄(羽沢横浜国大〜新横浜)>
普通旅客運賃:40円
通勤定期旅客運賃(1ヶ月):1,520円
通学定期旅客運賃(1ヶ月):580円

<東急(新横浜〜日吉)>
普通旅客運賃:70円
通勤定期旅客運賃(1ヶ月):2,620円
通学定期旅客運賃(1ヶ月):970円

【定期券に関する特例】
<相鉄>
相鉄新横浜線・西谷〜新横浜間を含むIC通勤定期乗車券を所持する利用者は、追加運賃不要で相鉄本線・横浜駅の乗降が可能。
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(上記発表資料(https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r22-120/)より引用)
(※)相鉄の特例は、IC通学定期乗車券及び磁気定期乗車券は対象外。

<東急>
新綱島駅(新横浜線)と綱島駅(東横線)が非常に近接した位置にあるため、日吉〜新綱島または日吉〜綱島のいずれか1区間の定期券を所持している場合、両駅での乗降が可能。
toukyu_shi-yokohama_com-pass
(上記発表資料(https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_435.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲相鉄横浜駅に停車中の9000系。
来年3月開業の「新横浜線」(西谷〜新横浜間)の通勤定期券を利用している場合、この横浜駅での乗降が可能となります。


来年3月開業予定の相鉄・東急の新横浜線。
これまでJR横浜線と横浜市営地下鉄が乗り入れていたこの駅に、相鉄と東急が新たに乗り入れることにより、この新横浜駅へのアクセスが格段に向上することになります。

これは、単に関東地方方々のみならず、東海道新幹線沿線の人々にとっても朗報でありますので、その開業を待ち遠しく思っている方も多いのではないのでしょうか。


今回その新たに開業する両社の「新横浜線」について、加算運賃等が発表されました。
加算運賃の額は上記のとおりですが、今回の発表で注目したのは、定期券に関する特例です。

まず相鉄では、新横浜線を含む区間の定期券を利用している場合、追加運賃不要で横浜駅での乗降が可能となります。
相鉄の発表資料では、「平日は新横浜線経由で通勤、休日は横浜駅周辺での買い物」といった利用が可能となります。

類似の例(新線開業に伴い、既存ターミナル駅での定期乗車券乗降が利用可能)というのは、丁度阪神電鉄・なんば線の定期券で大阪梅田駅の乗降が可能となるケースがあります。
定期券|運賃・乗車券|阪神電車
九条駅−大物駅(全区間)を含む通勤定期券をご利用のお客さま(OSAKAどっちも定期)

・九条駅−大物駅間(全区間)を含む通勤定期券(IC定期券を含む)をご利用の場合、(阪神)大阪梅田駅でも乗り降りできます。
なお、選択乗車でのご乗車時に福島駅−杭瀬駅間で乗り降りされた場合は、別途運賃が必要です。
※IC定期券で福島駅−杭瀬駅間で乗り降りされた場合は、実乗車区間(PiTaPaはポストペイ(後日口座引き落とし))の運賃をいただきます。
※通学定期券は対象外となります。
(上記Webサイトより引用)

阪神の場合は磁気定期券も対象となりますが、一方で通勤定期のみ対象、という点は今回の相鉄新横浜線の特例と共通なのは興味深いところです。


一方東急新横浜線では、新横浜線の新綱島と、東急線の綱島の両駅が近いことから、これら両駅のいずれかを含む区間の定期券で、もう片方の駅が乗降可能となる特例を設けます。

これについても、類似の例として、京阪電鉄の大江橋(中之島線)と淀屋橋(京阪線)、なにわ橋(中之島線)と北浜(京阪線)というケースがあります。
定期券|きっぷ・ICカード|電車・駅のご案内|京阪電気鉄道株式会社
定期券の特例扱いについて

定期券の場合、「大江橋駅」「淀屋橋駅」のどちらか一方をご利用いただける定期券であれば、もう一方の駅でも乗り降りができます。
同じく、「なにわ橋駅」「北浜駅」のどちらか一方をご利用いただける定期券であれば、もう一方の駅でも乗り降りができます。
例えば、「京橋駅〜淀屋橋駅」の定期券をお持ちの場合、券面区間「京橋駅〜淀屋橋駅」に加えて、「なにわ橋駅」「大江橋駅」でも乗り降りができます。
(上記Webサイトより引用)



私自身が、これら新横浜線の定期券を利用する可能性は、現在のところかなり低いと思われますが、一方で関西地区で既に実績のある別々の特例が、この新横浜線の開業を契機に両社で採用されるのも、少し面白いなと感じ、ご紹介してみたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】


新横浜直通の定期券で「横浜駅もOK」 相鉄が特例設定 運賃詳細あきらかに | 乗りものニュース

東急新横浜線へ加算運賃 認可申請へ 定期券なら綱島・新綱島の両駅利用可 | 乗りものニュース

3月開業「東急新横浜線」は70円加算 新横浜-日吉が250円 - Impress Watch

相鉄新横浜線の運賃認可を申請 - 直通線定期券の新サービスも導入 | マイナビニュース

東急新横浜線の旅客運賃認可申請、日吉駅から新横浜駅まで250円に | マイナビニュース

相鉄、新横浜線定期券で、横浜駅が乗降可能に。「どっちも定期」導入へ | タビリス

相鉄・東急直通線の運賃認可を申請 〜直通線IC通勤定期券利用者向けの新サービスを導入へ〜|鉄道ニュース|2022年8月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp

東急新横浜線の運賃認可を申請|鉄道ニュース|2022年8月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【名古屋市交通局】黄電メモリアルトレイン運行開始(2022.8.1〜2023.1)市営交通100周年を記念したラッピング電車を運行

名古屋市交通局では、市営交通100周年を記念した「市営交通100年祭」を実施することとしており、その一環として市営地下鉄(東山線、名城線・名港線)において、地下鉄運行当初に施された黄色(ウインザーイエロー)でラッピングした「黄電メモリアルトレイン」の運行を開始しました。

黄電メモリアルトレインの運行 | お知らせ&トピックス | 名古屋市営交通100年祭【名古屋市交通局】

概要は以下のとおりです。

【対象路線】
・東山線:
1編成(100形デザイン)

・名城線・名港線
1編成(1000形デザイン)

【運行期間】
・東山線:
2022年8月1日〜2023年1月22日

・名城線・名港線:
2022年8月8日(※)〜2023年1月29日
(※)作業の状況により運行開始日が遅れる場合あり。

【イメージ】
nagoyacitysubway_yellowtrain
(上記発表資料(https://100th.kotsu.city.nagoya.jp/topics/detail/62/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今では様々なラインカラーが用いられている名古屋市営地下鉄ですが、一昔前は「黄色」一色に塗色された車両がメインで活躍していました。

元々のラインカラーが黄色の東山線は勿論、ラインカラーが名城線でもイエローの塗装が採用され、タイトルにあるように「黄電(きいでん)」とよばれるようになりました。

その「黄電」も、後継の車両が登場し、2000年代初頭には消滅しましたが、今回市営交通100周年記念事業の一つとして、22年ぶりに復活することとなりました。

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▲東山線・藤が丘駅のN1000形と5050形。
今回「黄電」復活塗装ラッピングが施されるのは、5050形となります。


黄色一色が採用されたのは、「暗い地下鉄内でも明るく見えるように」というのが理由とのことです。
ホームドアの普及により、一般旅客が注意しなければならないケースは少なくなりはしました。
しかし黄色一色の地下鉄は、名古屋市民の方々は勿論、鉄道ファンにとっても懐かしいものに映るのではないか、と思います。

幸い、東山線には地上走行区間がありますので、名古屋市内へ立ち寄った際には、この「黄電」を記録してみるのもいいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【名古屋市地下鉄】「黄電」が復活!東山線・名城線で8月から運行へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
名古屋市 黄電メモリアルトレイン 運転(2022年8月1日〜) - 鉄道コム

名古屋市交通局 東山線と名城線・名港線で「黄電メモリアルトレイン」を運転|鉄道ニュース|2022年7月31日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【東急電鉄】東横線に有料着席サービス「Q SEAT」導入を発表(2023年度以降)

東急電鉄では、同社の大井町線で実施している有料着席サービス「Q SEAT」について、東横線で導入することを発表しました。
併せて、「Q SEAT」サービス車両として運用する「ロング・クロス転換車両」を一部編成に導入することを発表しました。

東横線におけるロング・クロス転換車両の導入について|お知らせ|東急電鉄株式会社

概要は以下のとおりです。

【ロング・クロス転換車両導入について】
・一部の10両編成車両のうち、4号車・5号車にロング・クロス転換車両を導入・
・導入時期は2023年度以降

【イメージ】
tokyu_toyoko_qseat
(上記発表資料(https://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_644.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲東急東横線5000系電車。
10両編成車両のうち、一部に「Q SEAT」が導入されます。


冒頭に記したように、既に大井町線で実施されている有料着席サービス「Q SEAT」が、今回東横線でも実施されることが発表されました。
この東横線、有料着席サービスは初めての導入ではなく、既に西武鉄道へ乗り入れする「S-TRAIN」(土休日に限る)が運行されていますが、全日・終日に渡る運行は今回の「Q SEAT」が初めてになるかと思います。

既に大井町線で実績があるとはいえ、渋谷駅を介して東京メトロ副都心線、そして東武線・西武線に乗り入れるわけですので、この東横線Q SEATがどのような運用となるのが、非常に気になるところです。

運行区間や種別等については、追って発表があるとのことですが、朝・昼・夜と終日の運行を期待したい一方、他社線にほぼ必ず乗り入れる路線となりますので、どの列車に「Q SEAT」が設置され、またどこまで利用できるのか、といったサービス提供の上での詳細がどのようになるのか、沿線外の人間ではありますが、大いに期待したいな、と思ったニュースでありました。



【関連ブログ】
【東急】東横線に有料着席サービス「Q SEAT」を2023年度以降に導入へ - kqtrain.net(京浜急行)

[東急]Qシートを東横線にも導入。2023年度以降に: 鉄道ダイヤ改正ニュース

東横線にも「Qシート」: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ブログ】
東急、東横線へ有料着席サービス「Q SEAT」を拡大 - 鉄道コム

座席指定列車「Q SEAT」東横線へ導入 10両のうち2両 東急電鉄 | 乗りものニュース

東急東横線にも有料着席サービス…10両編成の2両が「Q SEAT」に 2023年度以降 | レスポンス(Response.jp)

東急東横線「Q SEAT」導入、10両中2両をロング・クロス転換車両に | マイナビニュース

東急東横線に有料座席指定車「Q SEAT」導入。2023年度以降に | タビリス

東急東横線で「Q SEAT」車両を2023年度以降に導入へ|鉄道ニュース|2022年7月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【東京メトロ】銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線でダイヤ改正を実施(2022.8.27)丸ノ内線方南町支線の3両編成は消滅へ

東京メトロでは、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線の各線において、利用者の状況に合わせた運転本数の見直しを中心としたダイヤ改正を実施することを発表しました。

銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線 2022年8月ダイヤ改正のお知らせ|東京メトロ

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2022年8月27日(土)

【銀座線】
平日の朝7時〜19時、土休日の8時〜20時で運転本数を削減

【丸ノ内線】
平日6時〜15時、17時〜21時の時間帯、土休日のほぼ終日に渡って運転本数を削減。
また、中野坂上駅〜方南町駅間で3両編成による運転を取り止め、丸ノ内線全区間の列車を6両編成に統一。
【東西線】
平日7時〜11時の時間帯で運転本数を削減

【千代田線】
平日7時〜9時の時間帯で運転本数を削減

(具体的な運転本数は上記発表資料を参考)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とした行動の変容により、鉄道事業者の利用状況も大きく変わっています。
特にテレワーク等が一気に普及したことから、通勤、出張、外出等での利用が減少したことにともない、かつはその混雑緩和が命題であった朝夕のラッシュ時においても、輸送力の過剰が見受けられるようになりました。

そんな中で発表された、今回の東京メトロのダイヤ改正では、コロナ禍前までは混雑線区の上位(※)であった東西線・千代田線においてでさえも、朝のラッシュ時間帯の減便が実施されていることが注目点の一つといえるでしょう。
(※)2019年度の最混雑区間における混雑率でみると、東西線は199%、千代田線で179%。
出典:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001365144.pdf



もう一つの注目点とすれば、丸ノ内線の方南町支線の3両編成が消滅することでしょうか。
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▲丸ノ内線方南町駅に停車中の02系3両編成。

かつては、方南町駅のホームが3両編成までしか対応していないため、中野坂上〜方南町間で3両編成の列車が折り返し運行していました。
しかし、方南町駅の6両編成対応工事が完了したことから、2019年7月5日のダイヤ改正で池袋〜方南町間の直通運転が開始されました。
阪和線の沿線から : 【東京メトロ】丸ノ内線ダイヤ改正を実施(2019.7.5)池袋〜方南町の直通運転実施へ

直通運転開始後も、一部列車は3両編成で中野坂上〜方南町間で折り返し運行していましたが、今回の改正により、その3両編成も見納め、となりました。


上掲の写真は、方南町支線を乗りつぶした際に撮影した、停車中の02系3両編成でした。
この時には、この3両編成が見られなくなるとは露程も思っていなかったので、やはり何らかの形で常に写真で記録を撮っておくのは大事だな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
東京メトロ、8月27日に減便のダイヤ改正: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
東京メトロ 銀座線・丸ノ内線など ダイヤ改正(2022年8月27日) - 鉄道コム

丸ノ内線も減便 方南町支線が6両編成に統一 東京メトロ8月ダイヤ改正 | 乗りものニュース

銀座線が大減便 日中1時間あたり18本→12本へ 東京メトロ8月ダイヤ改正 | 乗りものニュース

東京メトロ丸ノ内線、方南町方面も6両編成に統一 - 朝・夜に減便も | マイナビニュース

東京メトロ、8月27日ダイヤ改正。平日中心に銀座線・丸ノ内線・東西線・千代田線で減便 - トラベル Watch

東京メトロ,銀座線・丸ノ内線・東西線・千代田線で8月27日ダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2022年7月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【東京都交通局】日暮里・舎人ライナー車両置き換えへ。混雑緩和のため全面ロングシートの330形を投入(2022年度〜2024年度)

東京都交通局が運営する新交通システム「日暮里・舎人ライナー」では、朝ラッシュ時の混雑緩和を図るため、既存車両の一部を置き換えることを発表しました。

「日暮里・舎人ライナー」車両の更新を進めます | 東京都交通局

概要は以下のとおりです。

【導入時期等】
2022年度から2024年度の間で、既存の12編成(1編成5両)をロングシート化した車両に更新。

【運行開始日】
2022年6月25日(土)から1編成を運行開始。
その後、順次運行を開始。

【更新車両外観】
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【更新車両比較(座席)】
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▲更新車両(330形3次車)全面ロングシート

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▲既存車両(300形1次車)一部ロングシート

(いずれも上記発表資料(https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/nippori_toneri/2022/ntl_p_2022062310510_h.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



日暮里・舎人ライナーは、京浜東北線の日暮里駅から西日暮里駅を経由した後、北上して埼玉県との都県境に近い見沼代親水公園(みぬまたいしんすいこうえん)を結ぶ新交通システムです。

都内北部や川口市の鉄道空白地帯をカバーする路線でもあることもあって利用者も多く、それに伴い混雑率も高い水準で推移していました。

コロナ禍前は180%を越える状況でしたが、コロナ禍による混雑率低下が見られた2021年度であっても、日暮里・舎人ライナーの混雑率は140%と、全国で1位という結果となっています。
鉄道混雑率、首都圏「上位独占路線」が姿消す激変 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

そのための混雑緩和がが急務なわけでありますが、一方で新交通システムでは運行に際しシビアな重量制限が設けられていることから、おいそれと定員を簡単に増やせない事情もあります。

現行の300形では、重量制限を超過させない定員とするため、一部をクロスシートとすることで定員を敢えて削減しています。
そのためこの300形を単純に全席ロングシート化するだけでは、重量制限を超過することになってしまいます。

そのため、新規に導入される330形では、300形に比べて車体の軽量化を行い、それにより浮いた重量を定員増に充当することで、混雑緩和を図ることとしています。


現行の300形は、2008年に導入された車両で、現在14年ほど使用されています。
税制上の耐用年数である「減価償却期間」(税務上の費用として計上が認められる期間)は、電車の場合13年となっています。
即ち、あくまで税制上は電車は13年使用するもの、と考えられていることになります。
参考:
鉄道車両の“寿命”はいつ? その波乱に満ちた生涯とは:非テツでも楽しめる、テツ好きが注目するチマタの話題 - ITmedia NEWS

ただ実際には、この13年を過ぎて使用することが殆どですので、今回の日暮里・舎人ライナーの300形のように、14年程度で置き換えられるのは、鉄道車両の中では比較的短命、といえるかも知れません。

路線事情の変化により、導入した車両が輸送実態に合わなくなった場合、多くは改造等により対応することになるわけですが、今回の日暮里・舎人ライナーの場合は、車体の軽量化が必要という事情であることから、改造では対応することが困難であり、置き換えは仕方ない方策でありましょう。


ただ、既存車両の300形の全てが置き換えられるわけではなく、16編成のうち12編成が置き換えられるとのことです。
そのため、引き続き300形のクロスシートに乗車することは引き続き可能ではありますが、それにしても、需要が増えたための早すぎる引退、という印象を感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
日暮里・舎人ライナーの車両置き換えを開始、東京都 - 鉄道コム

もう車両置き換え開始? 今週一週間の鉄道ニュース - 鉄道コム

「オールロングシート」の日暮里・舎人ライナー新型、運行開始へ 今後2年で計60両導入 | 乗りものニュース

東京都交通局,日暮里・舎人ライナー300形12編成を置換えへ|鉄道ニュース|2022年6月24日掲載|鉄道ファン・railf.jp

東京都交通局、日暮里・舎人ライナー車両更新 - 8割ロングシート化 | マイナビニュース



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【西武鉄道】他社譲受車両「サステナ車両」の導入を発表。大手民鉄の譲受車は南海電鉄でも事例あり

西武鉄道では、西武グループ中期経営計画(2021〜2023年度)に関する進捗状況の発表において、「新造車両に限らず環境負荷の少ない「サステナ車両」の導入」を進めることを発表しました。

2022年3月期決算実績概況および「西武グループ中期経営計画(2021〜2023年度)」の進捗|西武グループホールディングス

この「サステナ車両」ですが、同発表資料において、「無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両」との定義が示されています。

即ち、他社からの中古車両を譲り受けるということで、大きな注目を集めました。

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▲「サステナ車両」導入に関する発表資料
(上記発表資料(https://ssl4.eir-parts.net/doc/9024/tdnet/2118922/00.pdf)より引用)

西武鉄道によりますと、2022年度末の予定車両数は1,227両、そのうち無塗装・VVVFインバーター制御車両の割合は56.2%(約690両)となり、残りの車両について、2023年度以降から新型車両と上記「サステナ車両」(中古車両)で置き換えることとしています。

今後、「無塗装化」が進むことから、西武鉄道の代名詞であった「黄色い電車」は、近い将来その姿を消していくことになるかと思われます。
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▲西武鉄道の「黄色い電車」。
このような姿も、そう遠くないうちに見納めになりそうです。



西武鉄道を含む大手民鉄が、他社へ車両を譲渡する事例は枚挙に暇がありませんが、その逆、即ち他社からの中古車両を譲り受けるのは、非常に珍しいものと考えられます。

ただそういった事例が皆無かというと決してそうではなく、近年で言えば、泉北高速鉄道(準大手民鉄)の3000系が南海電鉄(大手民鉄)に譲渡された例が記憶に新しいかと思われます。

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▲泉北高速鉄道3000系

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▲南海電鉄3000系

泉北高速鉄道3000系は、1975年から1990年にかけて増備された車両であり、泉北ニュータウンの人口増加にともなう輸送力増強に大いに貢献してきました。
一方で、ニュータウンの人口が頭打ち、そして減少に転じていくなかで、車両数の余剰がでてきたこと、そして当時南海線の7000系の老朽置き換えが喫緊の課題であったこと、といった事情により、異例の譲渡が実現した模様です。


今回、西武鉄道が譲受する中古車両が、どの事業者から、どのような形式の車両が、どれくらいの両数で導入されるのか、またその譲受した車両はどの線区で運用されるのか。

過去に例のない、大規模な大手民鉄の中古車両導入なだけに、今後も引き続き、ファンの注目を集めそうでありますし、また、今後他社でも同様の事例が出てくるのか、引き続き注目していきたいところであります。




【関連ブログ】
【西武】無塗装VVVF車両を2023年以降に他社から譲受する? - 鉄道プレス

西武鉄道2022年度鉄道事業設備投資計画: TOMOの鉄日誌



【関連ニュースサイト】
西武が中古車を導入? 今週一週間の鉄道ニュース - 鉄道コム

西武「黄色い電車」に終了宣告 他社からの譲受で“無塗装車”増備へ 大手私鉄で異例 | 乗りものニュース

西武鉄道、無塗装・VVVFインバータのサステナ車両導入で“黄色い電車”を置き換え。省電力化で固定費削減へ - トラベル Watch



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【京王電鉄】座席指定列車サービスの終日実施を検討へ。2022年度設備投資計画で発表

京王電鉄では、この度2022年度の鉄道事業設備投資の取り組みについて発表しました。

2022年度の鉄道事業設備投資に総額288億円 |京王電鉄

上記資料によれば、2022年度は総額288億円の設備投資を行い、より高度な安全・安心の追求や、利用者のニーズを先取りしたサービス提供等に取り組むこととしています。

座席指定列車関連では、下記記事でご紹介した「リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席」を搭載した5000系を1編成(10両)増備することとしています。


これに加え、「今後の主な取り組み」として、座席指定列車サービス関連では、以下のような記載がありました。
■座席指定列車サービスの拡充
「京王ライナー」のサービス拡充に向けた5000系車両の増備や、一部座席指定列車の導入等による終日運行の検討を進める
(下線太字は管理人による)
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(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2022/nr20220502_setsubitoshi.pdf)より引用)


現在、京王電鉄の座席指定列車「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」はいずれも、時間帯や曜日が限定され、加えて全車座席指定となっています。
これを「終日運行」「一部指定」に拡大することを今後検討していくとのことです。

真っ先に思い浮かぶのは、下記記事でご紹介した、並行路線であるJR中央快速線のグリーン車導入でありましょうか。

上述リンク先記事で触れたように、当初は2020年度導入であったものが、延期が続き、現状では早くとも2025年春の見込みとされています。

とはいえ、中央快速線と京王線とでは競合路線といいつつも若干離れていること、また京王サイドで見れば、むしろ多摩線における小田急との競合が位置的にも近くて激しいことから、多摩線での着席サービス強化も含めての検討といえるかも知れません。


現状、民鉄において「終日実施」されている「一部座席指定列車サービス」は、南海電鉄(特急サザン)、京阪電鉄(プレミアムカー)、名古屋鉄道(「ミュースカイ」を除く快速特急・特急)で実施されていますが、関東圏での実施事例は今のところありません。
(全て「全席座席指定」か「時間帯限定」で実施)

関東圏で初めてのこのサービス、京王電鉄でどのよう仁に実施されるのか、引き続き注目していきたいと思います。



【関連ブログ】
京王、座席指定列車を終日運行か?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
「京王ライナー」拡充、運賃値上げを検討。京王が設備投資計画で方針表明 | タビリス

京王,2022年度の設備投資計画を発表|鉄道ニュース|2022年5月4日掲載|鉄道ファン・railf.jp

京王電鉄、座席指定列車サービスを拡充へ - 「終日運行の検討」も | マイナビニュース



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【東武鉄道】特急スペーシア新型車両「N100系」のインテリアを発表。6種類のシートバリエーションが展開

東武鉄道では、2023年に特急「スペーシア」に新型車両「N100系」を投入することを既に発表しています。


今回、このN100系のインテリアとシートバリエーションについて発表がありました。
特急スペーシア新型車両のインテリア&シートバリエーションが決定|東武鉄道

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特急「スペーシア」新型車両N100系
(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220425123623PV0Zq69AlwGIMn7mVlqd0w.pdf)より引用)


概要は以下の通りです。

[シートバリエーション]
合計6種類
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(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220425123623PV0Zq69AlwGIMn7mVlqd0w.pdf)より引用、以下同様)

【コクピットスイート(6号車・個室)】
・本列車の中で最上級のシートで、前方及び側面の窓からの展望を広く見渡すことが可能。
・個室内は11屬魍諒檗∈蚤7名まで利用可能
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【コンパートメント(6号車・個室)】
・4名がゆとりをもって様々な座り方ができる「コ」の字型のソファーと可変テーブルを採用。
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【コクピットラウンジ(1号車)】
・コクピットスイート同様展望が楽しめるほか、4人、2人、1人掛けの各種ソファーを用意
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【プレミアムシート(2号車)】
・従来特急より広い2+1配列、シートピッチも現行スペーシアより広い120cmを確保
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【スタンダードシート(3〜5号車)】
・現行スペーシアと同様のシートピッチ110cmを確保。
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【ボックスシート(5号車)】
・向かい合う2シートによる半個室でプライベート性を高め、シート横幅を約80cm確保したゆとりあるシート。
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に発表のあった特急「スペーシア」新型車両N100系ですが、今回インテリア・シートバリエーションの発表がありました。
上述のとおり、合計6種類のシートバリエーションが用意され、個室やラウンジ、そしてソファーやボックス席といった、多彩なラインナップが特徴です。

特に最上級となる「コクピットスイート」は、その名(コクピット)のとおり運転席からの眺めを独占できる個室となっています。

前面展望を確保し、なおかつ上級クラスを用意している列車は、少なからず存在していますが、その場所が「個室」である列車は、なかなか記憶に無いように思えます。
前面展望を独占できる個室として、相当の人気が集まりそうに感じます。

それ以外にも、東武鉄道はもとより、関東地区の有料特急列車では小田急RSE20000形以来の導入となると思われる、上級クラス開放席「プレミアムシート」や、向かい合わせのボックスシートなど、6両にこれだけのバリエーションが揃っているのは、とても面白い列車に感じました。

ファンの間では、頑なに運転席カーテンの開放に消極的だったこともある東武鉄道が、ここまで運転席を開放する車両を導入したのが大きな変化だ、と驚きをもって迎えられましたが、やはり特急列車とて移動の楽しみを味わえる車両が必要、という時代の変化でありましょうか。


個室を中心に、広いスペースを存分に使った車両でありますので、その料金が気になるところですので、その価格設定が今後注目かな、と感じます。
加えて、1号車「コクピットラウンジ」ではカフェカウンターもあることから、下記のとおり車内販売を終了した東武鉄道の特急列車(SL・DL大樹除く)で、再び給食サービスがどのように提供されるのか、そういった点も今後の注目点としてチェックしておきたいところですね。
(参考)





【関連ブログ】
【東武】新型スペーシアのインテリアとシートバリエーションが決定|Stella Rail Side

N100系に6種類のシート: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




【関連ニュースサイト】
前面展望可能な個室も設置 東武が新型特急「N100系」のインテリアを発表 - 鉄道コム

内装スゴイ! 東武の新型特急スペーシアN100系 イメージは「プライベートジェット」 | 乗りものニュース

東武,N100系のインテリア・シートバリエーションを発表|鉄道ニュース|2022年4月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp

特急スペーシア、新型車両のインテリア&シートバリエーション決定。プライベートジェットをイメージ - トラベル Watch

走るスイートルームだ……! 東武鉄道、特急スペーシア新型車両の内装デザインを発表 シートは全6種類(1/2 ページ) - ねとらぼ

東武鉄道、新型特急車両N100系を今年度から製作 - 2023年導入予定 | マイナビニュース



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【東武鉄道】野田線に5両編成の新型車両を導入。現行の6両編成から1両減車へ(2024年度〜)

東武鉄道では、アーバンパークライン(野田線)に5両編成の新型車両を導入するとともに、同線の編成を5両編成に見直すことを発表しました。

東武 アーバンパークラインに5両編成の新型車両 を導入 します|東武鉄道

概要は以下のとおりです。

【目的】
鉄道事業を取り巻く環境は大きく変化しており、利用動向に合わせた対応を図りながら、安全・正確かつ利便性の高い輸送サービスを継続するため、より一層の効率化を図るとともに、環境にやさしい鉄道を目指す。

【導入内容】
・野田線に環境配慮型の新型車両を導入し、環境負荷を低減させるとともに、快適性・サービス向上を目指す。
・利用状況を踏まえ、野田線で運行される列車の1編成あたり両数を6両から5両に変更することで、従来型の車両についても使用電力量を削減しながら適正な列車本数維持に努める。

【導入時期】
2024年度以降から順次導入



詳細は、上記発表資料をご覧ください。



新型コロナウイルス感染症の影響により、鉄道利用者が減少した上に、コロナ禍前の水準まで完全に回復しないこと見越して、鉄道事業者では減便を主体としたダイヤ改正が実施されています。

今回、東武鉄道から発表があったのは、「減便」ではなく「減車」で、現在野田線では6両編成であるところを1両減車し、5両編成にするとのことです。

輸送量が過剰気味な状況で、トータルの輸送量を削減するためには、本数か1編成あたりの車両数(あるいはその両方)を削減する方法が考えられます。
昨今の見直しを見ていると、多くは前者の本数削減が主体であるものの、ここ野田線に関しては、列車本数維持を主眼とするべく、車両数削減を主体としたもの、と解釈できるでしょう。

上記発表資料でも、「適正な列車本数維持に努める」とあることから、列車本数は可能な限り維持する上で、輸送力過剰となる見込みであることからの減車と考えられます。


野田線に関しては、拠点駅の大宮・柏・船橋がいずれも頭端式(行き止まり式)のホームであることから混雑する車両が限定されていることから、減便よりも減車の方が実施しやすい、という事情があったのかも知れません。

ともあれ、減便はすでに多く見られてきましたが、全ての列車における減車というのは、今回の東武野田線が恐らく初めての事例であるだけに、今後他の事業者でも採用されるのか、注目しておきたいところであります。


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▲柏駅に停車中の東武鉄道8000系。
新型車両の投入により、長らく野田線で活躍してきた8000系についても、今後の去就にも注目が集まることでしょう。




【関連ブログ】
【悲報】東武野田線、5連に減車へ。その理由にファン困惑 - 鉄道プレス

東武野田線は5両編成に短縮: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 予想外の東武野田線5両化だが



【関連ニュースサイト】
東武野田線に新型車導入へ、両数削減も実施 - 鉄道コム

東武アーバンパークラインに5両編成の新型車両投入 現行車両も6両編成から5両編成に | 乗りものニュース

東武野田線に5両編成の新形車両を2024年度以降に順次導入へ|鉄道ニュース|2022年4月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp

東武アーバンパークライン5両編成化、新型車両を2024年度から導入 | マイナビニュース

東武アーバンパークライン、2024年度以降に新型車導入 現行車両も5両編成へ | RailLab ニュース(レイルラボ)

東武鉄道、アーバンパークラインに5両編成の新型車両:野田線 - ITmedia ビジネスオンライン




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