阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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夜行列車

【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース運行概要を発表。

JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」については、今年(2021年)夏から秋にかけて、京都〜新宮間で運行されることが、既に発表されています。




今回、紀南(和歌山県南部)方面へ運行する「WEST EXPRESS 銀河」の運転日や運転時刻等が決定した旨、JR西日本より発表がありました。

「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースの運行について:JR西日本

概要は以下の通りです。

【運転日】
・下り:
7月16日(金)〜12月20日(月)の概ね月曜日・金曜日(始発駅基準)

・上り:
7月18日(日)〜12月22日(水)の概ね水曜日・日曜日


【発着時刻】
・下り:
京都21:15発→新大阪22:10着・22:16発→天王寺22:33着・22:35発→日根野23:14着・23:17発→和歌山23:42着・1:00発串本6:04着・8:00発紀伊勝浦9:05着・9:10発新宮9:37着

・上り:
新宮12:00発紀伊勝浦12:21着・12:43発太地12:50着・13:05発古座14:18着・14:36発串本14:46着・15:42発周参見16:22着・17:13発→白浜17:42着・17:55発→海南19:33着・20:10発→和歌山20:21着・20:25(土休日20:28)発→日根野20:56(土休日20:57)着・20:58発→天王寺21:32着・21:34発→新大阪21:51着・21:54発→京都22:24着

(下線の駅ではおもてなしを実施)


【停車駅でのおもてなし】
◎夜行
・和歌山駅:
「まる豊」の和歌山中華そば

・串本駅:
ジオガイド案内による橋杭岩(はしぐいいわ)鑑賞、レストラン空海の「漁師の朝ごはん」

・紀伊勝浦駅:
物販、「那智の扇祭り」大明松特別展示

・新宮駅:
物販・地酒ふるまい、熊野曼荼羅絵解き

◎昼行:
・新宮駅:
銀河オリジナル「じゃばらドリンク」販売

・紀伊勝浦駅:
物販

・太地駅:
くじらの竜田揚げふるまい

・古座駅:
物販

・串本駅:
物販

・周参見駅:
避難タワーからの太平洋の眺望、銀河オリジナルコーヒー販売

・海南駅:
海南市物産観光センター「かいぶつくん」延長営業


【紀南×銀河パスポート】
新宮〜周参見駅エリア7市町村の各種施設で様々なサービスが受けられる「紀南×銀河パスポート」を配布(2022年7月15日まで有効)

【発売方法】
旅行会社が企画・実施する旅行商品に限定して発売

【旅行商品】
WEST EXPRESS 銀河に乗車! 国内旅行・国内ツアーは日本旅行
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(上記サイト内パンフレットより引用)

◎京阪神発の行程表:
Aコース:
往路「銀河」(下り・夜行)、復路「くろしお」利用・3日間(車内1泊+宿泊1泊)

Bコース:
往路「くろしお」、復路「銀河」(上り・昼行)利用・2日間(宿泊1泊)

Cコース:
往復「銀河」利用・3日間(車内1泊+宿泊1泊)

◎料金一例:
新宮ユーアイホテル宿泊
Aコース大人1名26,800円(普通車の場合。グリーン車ファーストシートは+3,700円、プレミアルームは+6,800円)
Bコースは同額、Cコースは+10,600円

◎抽選応募期間
7月15日〜7月28日出発・・・2021年5月14日(金)16:00〜5月31日(月)18:00
7月29日〜9月1日出発・・・2021年5月14日(金)16:00〜6月14日(月)18:00
9月2日〜30日出発(予定)・・・2021年6月15日(火)11:00〜7月12日(月)18:00(予定)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



阪和線・きのくに線を走る「WEST EXPRESS 銀河」については、地元ということもあり、大きな期待を個人的に寄せていました。

またダイヤも、下り(新宮行き)は夜行、上り(京都行き)は昼行といった、同じコースで昼夜行両方楽しめることもあり、ダイヤについても大きな興味を持って、その発表を待っていました。

今回、その運行時刻やおもてなし、そして旅行商品の概要が発表されました。

まず、運転日については、週4本(下り:月曜日・金曜日、上り:水曜日・日曜日)と割と多く設定され、またその運転期間も7月中旬から12月下旬までと、かなり長いものとなっています。
相変わら人気の高い「銀河」ですが、これだけ多くの運転日が設定されていることから、乗車に向けての抽選が当たりやすくなるのかも知れません。


その一方で、更なる人気を集めそうなのが、「おもてなし」です。
夜行となる下り列車では、まさか和歌山駅で「中華そば」のおもてなしが実施されるとは思いませんでした。
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▲和歌山駅のおもてなし
(上記発表資料内PDFファイル(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210513_00_ginga.pdf)より引用)

また、早朝に串本駅に到着し、下車して海を見る、というのは予想の範疇でした。
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▲串本駅でのおもてなし
(上記発表資料内PDFファイル(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210513_00_ginga.pdf)より引用)

もっとも、個人的には潮岬を予想していました(実際は橋杭岩)



昼行便(上り)に目をやりますと、紀南地区の多くの駅での「おもてなし」オンパレードが続きます。
夜行便では停車しない太地、古座、周参見は元より、最後の海南駅でも観光センターの延長営業があったりと、ここまで物販が続くと、本当に持ち帰れないくらいのお土産を購入してしまう方もおられるのではないのでしょうか。


多くの停車駅では、停車時間が十分に確保されており、おもてなしのみならず、「銀河」や各駅の様子といったところも、十分に観察できる、まさにきのくに線紀南エリアをじっくり楽しめる時刻設定ではないかと思います。


今回の「紀南コース」でも、WEST EXPRESS 銀河の販売は旅行商品のみとなっています。
旅行代金の一例は上述のとおり、決して高額ではないようにも思えますが、往復「銀河」の場合は少々アップするのは、ゆとりある列車にそれだけ乗車できる対価、ともいえるでしょうか。


個人的な予想に比べると、下りのダイヤはおおよそ予想通りでしたが、上り(昼行)のダイヤが予想よりもかなり遅い時間だと感じました。
いくらなんでも新宮駅は午前中に出発する、と思っていたらさにあらず、でありますが、新宮発時刻を遅くすることで、出発日当日も熊野那智大社など訪問が可能となることから、むしろ旅行者にとっては嬉しいところかも知れません。


鉄道趣味的な興味でみますと、上り昼行の撮影可能エリアが、紀南エリアにかなり限られてくるかと思われます。
古座川橋梁(紀伊田原〜古座)では十分撮影可能かも知れませんが、日置川橋梁(周参見〜紀伊日置)では季節によっては暗くなっているくらいの時間でしょうか。

また、私個人の通勤との兼ね合いでは、上り列車を和歌山駅(20:21着・20:25(土休日20:28)発)で見ることが可能なほか、下り列車を和歌山駅(23:42着・1:00発)を、阪和線最終列車(23:45発)発車直前に見ることは、可能と言えば可能かも知れません。
(かなりタイトではありますが・・・)


今まで山陽・山陰コースを走っていたこともあって、このブログで散々ご紹介しておきながら縁遠い存在だった「WEST EXPRESS 銀河」が、ここにきて仕事帰りに見ることができるくらいに、一気に身近な存在になりそうで、非常に嬉しい限りです。


勿論、今後も引き続き「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースが運行されるためには、多くの方々の申込・利用が必要なのは言うまでもありません。

私自身も仕事が忙しいなか、運行シーズン中に乗車できるかどうかも怪しいところですが、それでもこの「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースの魅力などを微力ながらご紹介していくことができればいいな、と思っている次第です。




【関連ニュースサイト】
WEST EXPRESS 銀河 京都〜新宮間(ツアー)(2021年7月16日) - 鉄道コム
復活新宮夜行は深夜の和歌山でラーメン提供「WEST EXPRESS 銀河」紀南コース詳細決定 | 乗りものニュース
JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」,紀南コースの運転概要を発表|鉄道ニュース|2021年5月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
観光列車「ウエストエクスプレス銀河」紀南コースの受付開始 夜食に和歌山ラーメンも - 和歌山経済新聞



【関連ブログ】
【JR西日本】117系「銀河」による新宮夜行の詳細を発表 | 鉄道プレス
wap ONLINE:WEST EXPRESS銀河、きのくに線コース詳細発表!
「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースは7月16日から: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JR東日本・JR東海】「ムーンライトながら」運行終了を発表

JR東日本とJR東海では、2021年春の臨時・増発列車の運転計画を発表しましたが、この中で、快速「ムーンライトながら」について、運転を終了することを発表しました。

春の増発列車のお知らせ|JR東日本
”春”の臨時列車の運転計画について|JR東海

臨時列車の快速「ムーンライトながら」につきましては、お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い、運転を終了いたします。

(上記JR東日本プレスリリースより引用)


臨時の快速「ムーンライトながら」につきましては、お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い、運転を終了いたします。

(上記JR東海プレスリリースより引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

続きを読む

【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」2021年の運行方面を発表。夏〜秋は和歌山方面・新宮へ運転

JR西日本では、同社の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」について、2021年の運行方面を発表しました。

2021年の「WEST EXPRESS 銀河」運行方面について:JR西日本

概要は以下の通りです。

【2021年の「WEST EXPRESS 銀河」運行方面】
●2021年春:
運行区間:
京都・大阪〜出雲市(伯備線経由)

列車種別:
夜行列車

●2021年夏〜秋:
運行区間:
京都〜新宮

列車種別:
京都→新宮:夜行列車
新宮→京都:昼行列車


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲WEST EXPRESS 銀河
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201216_00_ginga_unkouhoumen.pdf)より引用)

今年9月から運行を開始した「WEST EXPRESS 銀河」ですが、今月から昼行列車による山陽ルートの運行も開始され、先に運行された夜行列車による山陰ルートとはまた違う旅行が楽しめることもあり、相変わらずの人気を誇っています。

そんな「WEST EXPRESS 銀河」ですが、今後新たな目的地が用意されるのかが、気になるところでありますが、この10月に和歌山県南部(紀南)地域の市町村がJR西日本に対し、「WEST EXPRESS 銀河」の運行要望書を提出したというニュースをご紹介しました。


上記の記事では、「117系なので運行に関しては大きな問題はない」「紀南地方への運行の実現性は、決して低くない」とし、予想される運行ダイヤとしては、「往路は夜行、復路は昼行」を挙げていました。


この記事を書いたときには、「WEST EXPRESS 銀河」が紀南地方に運行されるのはもう少し先ではないかと思っていたところ、本日、来年夏〜秋にかけての運行が発表されました。

そのダイヤを見てみると、私が先のブログ記事で予想したように、「往路(京都→新宮)は夜行、復路(新宮→京都)は昼行」という時間帯で運行されることとなっており、これまた私の予想が当たったことで、少しばかり嬉しく感じたところです。

先のブログで記したように、往路の夜行は、かつての夜行普通列車「はやたま」、あるいはその後長らく運行されてきた、いわゆる「新宮夜行」を彷彿とさせるダイヤであるといえます。
「新宮夜行」が紀伊田辺行きに短縮されたのが2000年10月でありますので、それ以来、およそ21年ぶりの夜行列車復活といえます。

また、列車に限らず大阪市内から新宮への夜行交通機関としても、2002年に廃止された西日本JRバスの「ルナメール」以来、こちらも19年ぶりの夜行ということになります。

運行日や停車駅等の、詳細なダイヤについては今後発表が予定されていますが、下記の和歌山放送のWeb記事によれば、切符については日本旅行のパックツアー限定とのことで、既に運行されている山陰コース及び山陽コースと同様の販売方法になるものと考えられます。
JR「WEST EXPRESS 銀河」来夏と秋に紀南運行が決定(写真付) | WBS和歌山放送ニュース

運行期間に目をやりますと、来年夏から秋にかけての運行となっています。
臨時列車のシーズンで考えますと、夏は7月〜9月、秋は10月・11月が考えられますので、およそ5か月程度の運行期間が設けられることとなります。

これまでの山陰コース及び山陽コースがおよそ3か月ごとであることを考えると、割と長い運行期間が設定されることとなりますので、乗車及び撮影のチャンスもそれだけ恵まれることになるかと思いますので、是非ともこのチャンスを活用できれば、と思っています。

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▲紀勢本線(きのくに線)日置川橋梁(周参見〜紀伊日置間)
きのくに線でも有名な撮影地の一つですが、ここも午後の時間帯に「WEST EXPRESS 銀河」が通過することが予想されるので、このような構図・光線で「銀河」を撮影することができるのではないかと思われます。



個人的に待ち望みつつ、やはり様々な事情があることから、「いつかは走るといいな」程度に考えていた「WEST EXPRESS 銀河」の和歌山方面・新宮への運行が、思いのほか早く実現しましたので、やはりこれは実際に乗車することを目標にしたいと考えているところです。

日程的な点では、行程を詰めれば「WEST EXPRESS 銀河」の夜行→昼行と往復乗ることで、まる1日で帰宅できることから、これまでの山陽・山陰コースよりも、個人的な参加への難易度は非常に下がると思われます。
ただ、かつての夜行普通列車が令和の時代に蘇るという味わいや、風光明媚な紀勢本線(きのくに線)の車窓が楽しめるとあって、これまたツアー当選に高い競争率を潜り抜けなければならないことが容易に予想されます。

最悪、半年程度ある運行期間のうちでも、一度も当選しない可能性もあり得ますが、それでもあきらめず、乗車に向けての応募はしてみたいな、と思っています。

当ブログでも、今後「WEST EXPRESS 銀河」の和歌山方面・新宮への運行についての新たな情報が発表されれば、是非ともご紹介していきたいと思います。



●関連ニュースサイト:
「新宮夜行」復活!「WEST EXPRESS 銀河」2021年に紀勢線和歌山方面へ 夜行&昼行で | 乗りものニュース
WEST EXPRESS 銀河、2021年夏・秋には紀伊半島方面へ - 鉄道コム
JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」京都〜新宮間で運行へ - 夜行も設定 | マイナビニュース
ウエストエクスプレス銀河、京都〜新宮間で運行へ 新宮行きは夜行 | 鉄道ニュース | 鉄道新聞
2021年夏秋、WE銀河は和歌山へ 新宮行は夜行、京都行は昼行 JR西日本 | 鉄道チャンネル
JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」,2021年の運転概要を発表|鉄道ニュース|2020年12月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
WEST EXPRESS 銀河、2021年夏・秋には紀伊半島方面へ - 鉄道コム
wap ONLINE:WEST EXPRESS 銀河、来年和歌山へ!
Msykの業務(鉄道)日誌:117系「銀河」〜来夏は紀勢方面へ



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【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要を発表。2020年5月8日(金)・京都→出雲市の夜行特急列車として運行開始

このブログでも下記記事などでご紹介したように、JR西日本では来年春の予定で117系改造の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の運行を発表していました。


本日、この「WEST EXPRESS 銀河」の営業内容等の詳細が発表されました。
「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要について:JR西日本
11月 定例社長会見:最近の営業・輸送概況、新幹線の安全性向上の取り組み、うめきた(大阪)地下駅における挑戦、「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要:JR西日本
(「4「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要」参照)

概要は以下の通りです。

●運行開始日:
2020年5月8日(金)

●運行概要:
2020年5月〜9月・・・
京都・大阪〜出雲市の夜行特急列車として運行
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▲「WEST EXPRESS 銀河」・関西〜山陰間の運行概要
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191120_00_ginga.pdf)より引用)

2020年10月〜2021年3月・・・
大阪〜下関の昼行特急列車として運行

いずれも週2往復程度の運行

●料金:
普通車指定席・・・現行の特急料金と同額
グリーン車指定席・・・現行の特急料金・グリーン料金と同額
グリーン個室・・・現行の特急料金に加え、新たに設定するグリーン個室料金を適用
(※)乗車の際には別途運賃が必要

●きっぷの発売箇所:
・JR西日本インターネット予約「e5489」、「JR-WEST ONLINE TRAIN RESERVATION」
・全国の駅のみどりの窓口及び旅行会社窓口


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

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▲「WEST EXPRESS 銀河」外観
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191120_00_ginga.pdf)より引用)

既に充当車両や内外装は発表されていた、この「WEST EXPRESS 銀河」
今回、運行ルートや運賃・料金等といった営業内容の概要がついに発表されました。

まずルートに関してですが、2020年5月からの運行開始時は、京都・大阪〜出雲市を夜行で往復する運行となっており、これはおおよその想定だったかと思われます。

その後は、広島デスティネーションキャンペーンに併せて、2020年10月から翌年3月までは、大阪〜下関を昼行で運行することとなっています。
てっきり夜行列車として運行されるものと考えていた方も多かったかも知れませんが、この「WEST EXPRESS 銀河」は「長距離列車」と称してはいたものの、決して「夜行列車」と限定していたわけではなかったのですが、それが、こういった運行方法を提案してくるのか、となると、やはり驚かざるを得ません。

大阪〜下関間の特急列車といえば、かつて山陽新幹線開業前に運行されていた特急「しおじ」を思い出すオールドファンの方も少なくないかと思われます。
車両は、「しおじ」の当時とはすっかり違うものではありますが、いわゆる「特急街道」であった当時の山陽本線を彷彿とさせる設定に、心躍らせる方も多いのではないかと思われます。


そしてもう一つの注目点は、運賃・料金であります。
この「WEST EXPRESS 銀河」ですが、運賃・料金体系は通常の特急列車としての取り扱いとなります(グリーン個室料金は新規設定)。
そのため、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」等の超豪華な観光列車等のツアータイプの列車とはことなり、まさに気軽に利用できる長距離列車が、料金設定の面からも実現することとなるのは、嬉しく感じる方も多いのではないのでしょうか。

加えて、販売チャンネルとしても、他の特急列車と同様に、「みどりの窓口」での販売、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」で取り扱われることとなります。

下記記事で、寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」のe5489での取扱開始についてご紹介しましたが、その際「WEST EXPRESS 銀河」の運行開始のタイミングでもあることから、同列車のe5489対応もあり得るのではないか、としていましたが、果たしてその通りに実現することとなりました。



以上のように、今回発表されたソフト面(主に販売等)からみても、「昭和」の時代に多数運行されていた長距離の夜行・昼行列車を、この「令和」の時代に再現したといっても過言ではない「WEST EXPRESS 銀河」。
117系改造車両とは思えないくらいのゆったりした空間に身をゆだねつつ、もはや楽しむことができなくなったと半ば諦めかけていた長距離列車での旅行を、この時代に楽しめるというのは、本当に有り難くもあり、また魅力ある列車になるのではないかと楽しみにしています。
運行開始後、一日も早く楽しむことができればいいな、と思ったニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
「ウエストエクスプレス銀河」京都〜出雲市間の夜行特急で5月デビュー JR西日本 | 乗りものニュース
WEST EXPRESS 銀河 運転(2020年5月8日〜) - 鉄道コム
京都〜出雲市間で1万640円から、JR西の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」 - 鉄道コム
WEST EXPRESS銀河、5月から運行 京都・大阪と山陰・山陽結ぶ | RailLab ニュース(レイルラボ)



●関連ブログ:
JR西日本、「WEST EXPRESS 銀河」の運行概要公表 - kqtrain.net(京浜急行)



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【JR西日本】新たな長距離列車の列車名・エクステリア等を発表。「WEST EXPRESS 銀河」の名称に、瑠璃紺色のエクステリアと、かつての寝台列車を彷彿とさせるものに

当ブログで、これまで下記エントリーのように、JR西日本が計画している117系改造の「新たな長距離列車」についてご紹介してきました。
参考:【JR西日本】新たな長距離列車の導入を発表(2020年までに導入)イメージイラストには117系らしき車両が描かれる : 阪和線の沿線から
【JR西日本】「せとうちパレットプロジェクト」において京阪神と瀬戸内エリアを結ぶ「新たな長距離列車」の運行計画を発表(2020年夏までに) : 阪和線の沿線から
【JR西日本】新たな長距離列車の車内デザインを発表。117系改造で、個室やフルフラットシートを装備 : 阪和線の沿線から


今回、その列車名・エクステリア・設備愛照明がJR西日本より発表されました。

新たな長距離列車の列車名・エクステリア・設備愛称名の決定:JR西日本

概要は、以下の通りです。

●列車名:
WEST EXPRESS 銀河(ウエスト エクスプレス ぎんが)

●エクステリア:
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「WEST EXPRESS 銀河」エクステリアイメージ
(上記発表資料(http://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_14028.html)より引用)

●設備愛称名:
1号車(グリーン車指定席):ファーストシート<
2号車(普通車指定席・ノビノビ座席・女性席):クシェット(女性席)
3号車(普通車指定席・コンパートメント):ファミリーキャビン
3号車(フリースペース):明星(みょうじょう)
4号車(フリースペース):遊星(ゆうせい)
5号車(普通車指定席・ノビノビ座席):クシェット
6号車(グリーン個室):プレミアルーム
6号車(フリースペース):彗星(すいせい)

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



かつて大阪駅から、各地に向けて様々な名称の夜行列車が運行されていました。

特に山陽新幹線全通前はその最盛期で、新大阪からの新幹線との乗り継ぎで翌朝九州方面へ到着できる列車として、数多くの夜行列車が運行されていました。
山陽新幹線全通後、本数は大幅に削減されはしましたが、現地へ朝に到着するニーズは一定程度あったことから、「あかつき」「明星」「彗星」「なは」といった列車がその後も走り続けたことをご存じの方も、きっと多いことだと思います。

また、既に新幹線が開通していた東京方面へも一定の夜行需要があったことから、急行「銀河」として、車両は変われども一貫して大阪〜東京間を走り続けていたことも、これまた記憶されている方も多いことでしょう。

しかし、これらの寝台特急・急行も、新幹線の高速化・延伸に加え、航空路線の充実、そして高速道路の延伸による夜行高速バスの隆盛、更にはビジネスホテルチェーンの充実による低価格の宿泊施設の増加といった、様々な要因により、これらの寝台列車はいずれも姿を消していきました。

なお、「明星」は1986年11月、「彗星」は2005年9月、「銀河」は2008年3月に、それぞれ廃止となっています。
参考:「彗星」よお前もか・・・ : 阪和線の沿線から
やはり「あかつき」は廃止・・・平成20年春ダイヤ改正発表 : 阪和線の沿線から


上述の状況のなか、クルーズトレインを除く夜行列車が今後復活する可能性も低く、それが故に、かつて夜行列車で用いられた、天体を想起させる名称を再び用いる列車というのは、もはや誕生し得ない、と思っていたのは、決して私だけではなかったと思います。


そんな中本日発表された、「新たな長距離列車」の列車名称と設備愛称。
列車名称「WEST EXPRESS 銀河」に用いられている「銀河」は、大阪〜東京を結んでいた寝台急行の名称でありました。

そして設備愛称のうち、「明星」「彗星」は、いずれも関西・九州間を結んでいた寝台特急の名称で、「明星」は主に博多・熊本・西鹿児島といった鹿児島本線方面を、「彗星」は大分・宮崎・都城といった日豊本線方面の列車に付けられていました。


これら、天体を由来としているが故に、夜行列車でしか命名し得ない愛称が、このように復活すること、しかもそれがいずれもJR西日本エリアである関西地区を発着していたという、ゆかりのある列車であったことから、懐かしさと同時に感動さえも抱いた命名でありました。


愛称名についてのコメントが長くなりましたが、エクステリアデザインにも注目です。
今回の「WEST EXPRESS 銀河」は、瑠璃紺(るりこん)色のカラーで、西日本が誇る美しい海や空を表現したものとなっています。

言わば「青」系統の車体は、かつての「ブルートレイン」の車両を思い起こさせます。
20系客車の時代から、長らく寝台列車の象徴であった青色一色の車体でありましたが、民営化以降、「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」、そしてクルーズトレインの「ななつ星」「四季島」「トワイライトエクスプレス瑞風」といった列車は、全て青色系統とは異なる色が採用されてきました。

これとて、今後青色の夜行列車、というのは今後登場することは無いのでは、と思われていたところ、今回は瑠璃紺色という、青色系統でより深みを増したカラーが採用されたことで、これまたかつての「ブルートレイン」を想起させるファンも多かったのではないのでしょうか。


色々と書いてはきましたが、かつて国鉄時代に数多く走っていた寝台列車を思い起こさせさえもする今回の「WEST EXPRESS 銀河」。
2020年春の運行開始予定とのことですので、今後運行ルート等の発表が楽しみですし、その情報も逐次ご紹介していきたいな、と期待に胸を膨らませたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
名前は「ウエストエクスプレス銀河」 JR西日本の「新たな長距離列車」外観など決定 | 乗りものニュース
JR西日本の新たな長距離列車、「WEST EXPRESS 銀河」に | RailLab ニュース(レイルラボ)
列車名はWEST EXPRESS 銀河、JR西が長距離列車の外観などを発表 - 鉄道コム



●関連ブログ:
【速報】117系を使った長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」が2020年春にデビューへ! | いまどきの鉄道サイトの作り方
Msykの業務(鉄道)日誌:新たな長距離列車は「ウエストエクスプレス銀河」
JR西日本、新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の概要公表 - kqtrain.net(京浜急行)



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【JR西日本】新たな長距離列車の導入を発表(2020年までに導入)イメージイラストには117系らしき車両が描かれる

JR西日本の6月定例社長会見において、昨年11月末に発表のあった「新たな長距離列車」の検討状況が発表されました。
6月定例社長会見:最近の営業・輸送概況、2016年度安全管理体制に対する第三者評価結果、新たな長距離列車の導入:JR西日本
(「3新たな長距離列車導入」を参照)

上記発表資料よれば、新たな長距離列車の概要としては、運行開始時期は2020年の夏までの開始を予定していて、運行エリアは京阪神〜山陰方面、京阪神〜山陽方面等で、期間を定め複数の区間を運行予定としています。

車両設備は、座席は複数の種類の設備を用意し、グリーン車は個室と1+2列シートの2種類を、普通車はコンパートメント、フルフラット、2列+2列シートの3種類を用意しています。
また、編成内にはフリースペースを用意し、乗客が歓談・食事等自由に利用できる車両として連結することとしています。

列車の編成は6両編成となっていて、1両毎に違う座席が用意されています。

列車のイメージは以下の通りとなっています。
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車両外観イメージ

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車内イメージ
(上記JR西日本のWebサイトより引用)

この長距離列車のデザインは、株式会社イチバンセンの代表取締役、川西康之氏が手がけることとなっています。
川西氏は、これまでえちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花(せつげっか)」の設計デザインや、土佐くろしお鉄道中村駅のリノベーションなどを手がけたデザイナーとのことです。

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


既に報道があったとおり、この週末からJR西日本の豪華観光列車「TWILIGHT EXPRESS瑞風」の運行が開始しましたが、そのタイミングをほぼ同時というべき時期に、新たな長距離列車の導入の発表がありました。

この列車の発表デザインを見てみると、車両内外装の様子、特に外装のヘッドライトの配置から察するに、117系電車を改造する可能性が高いと考えられます。
現在、湖西線やきのくに線、広島地区等で運行されている117系ですが、まさか長距離列車として新たな使命が与えられるとは、まさかという展開にも感じられます。
ただ、117系に関して言えば、2扉車ということもあり、京阪神地区はもとより地方でもラッシュ時には使いづらい一方、昭和50年代中盤に投入された車両ということから、車両寿命までまだしばらくあることから、今回の長距離列車の車両として白羽の矢が立てられた、という流れを考えると納得、と感じることもできます。

117系改造の列車となれば、走行可能区間が直流電化区間に限られることから、京阪神〜山陽方面・山陰方面が運行エリアとして挙げられていますが、山陽方面はともかく、山陰方面となれば、米子・松江・出雲方面になるのかな、とも思われます。
一方、直流型電車の強みを活かして、きのくに線の新宮方面への列車としても運行されることがあればいいな、とも思います。

今回の発表では、この新しい長距離列車における営業関係の話題は触れられていませんでした。
気になるところといえば、団体臨時列車としての扱いでツアー申し込みが必要なのか、それとも一般向けの臨時列車としてきっぷを駅等で購入する扱いになるのか、といったところでしょうか。

加えて、肝心の運賃・料金の体系が今回の発表では触れられておらず、このあたりがはっきりするのは運行開始直前になってくるのかな、とも感じました。


ともあれ、117系が夜行列車に抜擢されることもあり得るなだけに、まさかこんな時代がやってくるとは思いもしませんでしたが、今後117系がどのような改造を施されて運行開始に臨むのか、また、この列車の利用料金・運賃はどれくらいなのか、といって点が明らかになれば当ブログでもご紹介していきたいと思います。

クルーズトレインの次は「リーズナブル」…JR西日本「新たな長距離列車」導入へ | レスポンス(Response.jp)
JR西日本「新たな長距離列車」の概要を発表|鉄道ニュース|2017年6月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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新しい長距離列車の導入を発表、JR西 - 鉄道コム
JR西日本、「新たな長距離列車」の導入に向けた検討状況について公表 - kqtrain.net(京浜急行)
「新たな長距離列車」は117系の改造?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
Msykの業務(鉄道)日誌:新たな長距離列車は117系を改造で
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【日本旅行】「『サロンカーあかつき』で行く長崎」詳細発表(10/21発売)

こちらのエントリーでご紹介したように、今秋実施される長崎デスティネーションキャンペーン(DC)のイベントとして、かつての寝台特急「あかつき」を彷彿とさせる団体臨時列車「サロンカーあかつき」が運行されることとなっています。

この度日本旅行より、この「サロンカーあかつき」団体臨時列車のツアー概要が発表されましたので、ご紹介します。
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「サロンカーあかつき」で行く長崎|日本旅行

出発日は11月25日(金)の3泊4日(内車内泊2泊)。
行程は以下の通りです。
11/25(金)
大阪16:02発〜三ノ宮16:27発〜姫路17:42発〜岡山19:38発〜広島23:54発〜(車内泊)
11/26(土)
(車内泊)〜長崎10:07着 到着後フリータイム(宿泊施設)
11/27(日)
博多駅集合までフリータイム〜博多19:43発〜(車内泊)
11/29(月)
(車内泊)〜姫路5:28着〜三ノ宮6:32着〜大阪7:07着


旅行代金(大人)は、長崎市内のホテル1泊つき往復乗車プランで、48,300円〜54,800円(宿泊施設及び1室あたり人数により変動)、往復乗車プラン(車中泊以外宿泊なし)で38,800円となっています。
また、オプションとして、2・3日目のフリータイムに便利な2種類の周遊パスがセットで発売されます。
まず一つは、JR線の長崎〜諫早〜佐世保の普通列車、長崎電気軌道、島原鉄道、島鉄バス全線乗り降り自由の「長崎・佐世保・島原周遊パス」で、料金は大人5,890円。
もう一つは、JR線の長崎〜諫早〜佐世保の普通列車が乗り降り自由の「長崎・佐世保周遊きっぷ」で、料金は大人1,000円となっています。

ツアー発売日は10月21日の16時からで、申込・問い合わせは日本旅行「メディアトラベルセンター」大阪予約センター(電話:0570-666155)となっています。

その他詳細は、上記発表資料をご覧ください。


個人的に楽しみにしていた「サロンカーあかつき」のツアー概要が発表されました。
ダイヤを見ると、大阪夕方発〜長崎午前着と、往路では十分「サロンカーなにわ」を丸々楽しめるものとなっています。
加えて、長崎本線の通過時刻は午前中ということもあり、有明海の風景を眺めながらの「サロンカーなにわ」の旅は、これまた滅多に味わえない貴重なものとなるのではないのでしょうか。

復路は、博多夜発・大阪7時着ということで、月曜日から仕事の方でも何とか対応できる旅程となっており、土日休みの社会人・学生ならば、金曜の午後を休めば何とか参加できそうです。
旅行代金ですが、宿泊除く往復乗車で38,800円となっていて、これだけ見ると何だか高そうな気もするのですが、これはあくまで往復の代金で、片道あたり20,000円を切る価格で「サロンカーなにわ」を思う存分楽しめる、となればかなりリーズナブルな料金設定、とも考えることができます。

惜しむらくは、このツアーは往復参加のみの設定で、片道のプランがないことでしょうが、逆に言うと、往復乗車が前提だからこそ、この価格が実現した、という言い方もできるでしょう。

また、「ツアーのおすすめポイント」として「寝台特急『あかつき』をイメージしたヘッドマークを取り付け」とありますが、パンフレットでは往年の「あかつき」ヘッドマークの他、「サロンカーなにわ」のヘッドマークを組み合わせたオリジナルデザインのものも用意されている模様で、果たしてどちらが掲出されるのか、という点もファンとして気になるところでしょうか。

この「サロンカーあかつき」ですが、曜日の点でも価格の点でも、支障がなければ是非とも参加したい魅力的な商品なわけですが、あいにくこの前後に予定があって3泊4日フルで日程を確保するのが難しく、申込は断念せざるを得ないことが確定しています。
それだけに、多くの方にかつての「あかつき」をサロンカーなにわで復活した今回の「サロンカーあかつき」に参加してもらえればいいな、と感じ、今回ご紹介した次第です。

【長崎DC】サロンカーあかつき 詳細発表 - 冬岐神社お賽銭にっき - Yahoo!ブログ
[午後発朝着] 詳細発表!サロンカーあかつき ( 鉄道、列車 ) - 紅の軌跡 〜Red Diary〜 - Yahoo!ブログ
「長崎デスティネーションキャンペーン」で「サロンカーあかつき」運行: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JR東日本】訪日外国人向けの新たな宿泊施設の開発を発表。「北斗星」の実車パーツを内装に再利用したホステルも

JR東日本では、急増している訪日外国人旅行者向けに、低廉な価格で気軽に長期宿泊が可能な宿泊施設を開発することを発表しました。
訪日外国人旅行者向けの新たな宿泊施設の開発について〜低廉で長期宿泊が可能なホステルとカプセルホテルが誕生〜(JR東日本|プレスリリース)

今回開発する施設は、「Train Hostel 北斗星」と女性専用のカプセルホテル「(仮称)神田カプセルホテル」の2つとなっています。
このうち「Train Hostel 北斗星」ですが、その名の通り運行廃止となった寝台特急「北斗星」の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用し、限られたスペースで細部にまでこだわった寝台特急の空間づくりを取り入れています。
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(上記画像はJR東日本プレスリリース(http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160904.pdf)より引用)

ホステルの概要としては、場所は総武線快速「馬喰町駅」4番出入口に直結し、宿泊人数は78ベッド、宿泊料金は1泊あたり2,500円〜4,000円、オープンは2016年12月中旬を予定しているとのことです。
その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。

以前こちらのエントリーでご紹介したように、かつてブルートレインとして活躍した車両を廃止後、宿泊施設として再利用しているケースは全国にもいくつかあるのですが、今回JR東日本が発表した宿泊施設は、東京都内の真ん中に、「北斗星」で使用した車両のベッド等を再利用するという、これまた鉄道ファン的にも惹かれる施設になりそうな感じです。

勿論、寝台特急車両とは違い実際の車両ではなく、また寝台横に窓があるわけでもないのですが、向かい合わせの上下2段ベッドの室内は、かつての寝台特急の雰囲気を味わうには十分なものになっているのではないかと思います。

かように、鉄道ファン受けもしそうなこのホステルですが、主なターゲットは訪日外国人であることから、我々のような日本人が気軽に利用できるものになるのかは、これまたよく分からないところがあるのですが、ともあれ、宿泊料金の低廉さも大きな魅力であるだけに、実際に利用できるのなら、試しに宿泊してみるのも面白そうだな、と感じたニュースでした。

東京馬喰町で『北斗星』復活?…JR東日本、低コスト宿泊施設オープン | レスポンス(Response.jp)
JR東日本、「北斗星」のB寝台を再利用したホステル開発: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JRグループ】「長崎デスティネーションキャンペーン」開催を発表(H28.10〜12)。団体臨時列車「サロンカーあかつき」運転も

JRグループでは、この10月から12月にかけて実施される「長崎デスティネーションキャンペーン」(長崎DC)の概要を発表しました。
「長崎デスティネーションキャンペーン」の開催について:JR西日本

JRグループが関わるデスティネーションキャンペーンでは、開催地域で運行される臨時列車・団体臨時列車が鉄道ファンにとっては注目の的といえますが、そういう意味では今回の長崎DCでは、特に注目したい列車の運行が予定されています。
○特急「サロンカーあかつき」で行く長崎(仮称)
 出発日:平成28年11月25日(金曜日) 大阪駅(16時2分ごろ)発 長崎駅(10時6分ごろ)着
 編成:欧風客車サロンカーなにわ 7両編成
 特色:関西発長崎行の夜行特急をサロンカーなにわ車両で復活運転します。懐かしの夜汽車の旅をお楽しみください。
 主催:株式会社日本旅行
(上記ニュースリリースより引用)

「サロンカーあかつき」。
名称から分かるように、JR西日本の「サロンカーなにわ」を使用した、かつて関西地区と長崎県を結んでいた寝台特急列車「あかつき」を彷彿とさせる夜行列車の旅を味わうことができる団体臨時列車となっています。
運行日は11月25日(金)で、大阪駅を16時頃に出発し、長崎駅には翌日の10時頃に到着するという、往年の「あかつき」からみればかなり余裕のあるダイヤとなっていますが、途中の駅で長時間の停車もあり得るだけに、かつて全国津々浦々みられた「夜汽車」の雰囲気をそういった点でも味わうことができるかも知れません。

個人的な感想を記しますと、関西〜長崎県を結ぶ寝台特急「あかつき」の名称が今回の団体臨時列車に取り入れられたことは、非常に嬉しく思います。
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寝台特急「なは・あかつき」(2007.9.8、高槻〜山崎間)

下記のかつてのエントリー記事でもご紹介したように、寝台特急「あかつき」は、両親の実家が長崎県にあり、その帰省の際に乗車した初めての夜行列車ということもあり、他の列車以上に思い入れのある列車であり、愛称でした。
「ありがとう」そして「さようなら」。寝台特急「あかつき」ラストラン : 阪和線の沿線から(2008.3.16)

定期列車としての「あかつき」は、2008年3月のダイヤ改正で廃止となり、それから8年以上が経ちましたが、このDCという機会に、一本限りではありますが「あかつき」の名称が復活するわけですから、仮に諸条件が整うのであれば、乗車や撮影ができれば非常に嬉しく思います。
撮影ということで思ったのですが、この「サロンカーあかつき」に掲出されるヘッドマーク・テールサインが果たしてどのようなものになるのか、も興味のそそられる点と言えるでしょうか。
ファン的には、勿論かつての寝台特急「あかつき」のデザインされたヘッドマークが掲出されることを願いたいですが、はたしてそういった願いが実現するのか、という意味でも、上記団体臨時列車の詳細が発表されれば改めてご紹介したいな、と思ったニュースでした。

Msykの業務(鉄道)日誌:サロンカーあかつき?



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【JR東日本】「TRAIN SUITE 四季島」の運行開始日・運行ルートを発表(2017.5.1運行開始)

既にこちらのエントリーでもご紹介したように、JR東日本ではクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」(以下、「四季島」)を導入することとしていますが、このたびこの「四季島」の運行ルートや料金等が発表となりました。

「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。「TRAIN SUITE 四季島」〜運行開始日、運行日程、運行ルートの詳細、旅行商品の受付開始について〜(JR東日本|プレスリリース)

「四季島」の運行開始日は2017年5月1日(月)で、運行日程は「3泊4日コース」と「1泊2日コース」を各々週1回運行することとしています。
運行ルートですが、「3泊4日コース」のルートは以下の通りとなっています。
1日目:
上野〜日光(下車観光)〜(車中泊)
2日目:函館(下車観光)〜伊達紋別〜登別(ニセコエリアまたは登別エリアの宿泊施設で泊)
3日目:東室蘭〜洞爺〜新函館北斗〜青森(下車観光)〜弘前〜(車内泊)
(「縄文コース」の場合。「五能線コース」の場合は新函館北斗〜(北海道新幹線)〜新青森〜五所川原〜(リゾートしらかみ)〜弘前で「四季島」に乗車)
4日目:鶴岡(下車観光)〜あつみ温泉(下車観光)〜新津(燕までバスで移動の後下車観光)〜東三条〜上野

また「1泊2日コース」のルートは以下の通りとなっています。
1日目:上野〜塩山(下車観光)〜姨捨(下車観光)〜(車内泊)
2日目:会津若松(下車観光)〜上野

またこの「四季島」の旅行商品についても発表がありましたが、その旅行代金は、3泊4日コースでスイートで75万円〜77万円、デラックススイートは90万円、四季島スイートで95万円となっています。
また1泊2日コースではスイートは32万円、デラックススイートは40万円、四季島スイートでは45万円となっています。
(いずれも2名1室利用時の1人あたりの代金)

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。

既にこのブログでも紹介したように、「四季島」の運行ルートとして北海道方面への計画が発表されていましたが、今回の発表により、より具体的なルートやダイヤが明らかとなりました。
同時に、「四季島」の旅行代金も発表となりましたが、1人あたりで3泊4日コースで75万円〜90万円、1泊2日コースでも32万円〜45万円と、やっぱりそう簡単には手が届かない価格だなと感じました。
参考に、JR九州の「ななつ星」が3泊4日コースで53万円〜85万円、1泊2日コースで25万円〜39万円(2016年10月〜2017年2月出発分)となっていますが、そんな「ななつ星」よりも更に高い価格設定になっている、ともいえるでしょう。
参考:JR九州企画の旅行商品|クルーズトレイン「ななつ星in九州」|JR九州

勿論、九州内のみの「ななつ星」に対し、東日本エリアや北海道にまで乗り入れる「四季島」とでは、走行距離も違ってくることから、「四季島」の方が高くなっていくのは当然とも言えるのでしょうが、それでもやはりこの価格設定はある意味予想通りともいえるでしょうか。

そうなると、こちらのエントリーでご紹介した「カシオペア」の臨時列車だと、上野〜札幌間でおよそ7万円程度となっており、列車の種類は違うとは言え、単に「新幹線も走る青函トンネルを改めて在来線の寝台列車で乗ってみたい」というニーズなら、以前に比べると高くなっているとはいえ、「カシオペア」の方が一桁少ない金額で体験できることとなっています。

今後のファン的な注目点としては、先のエントリーでもご紹介したように、青函トンネル区間をどのようにして走行するのか(EH800型電気機関車による牽引か、自走か)が挙げられるのかも知れません。
自走ならば現在の青函トンネル区間の信号・電力に対応した車両でないといけませんし、一方で牽引ならば車内のサービス電源の供給をどのように行うのか、といった点で、実車が出てくるまでまだまだ興味は尽きない列車といえるのかな、と感じたニュースでした。

JR東日本のクルーズトレイン『四季島』、来年5月から運転…旅行代金は最大190万円 | レスポンス(Response.jp)
JR東日本 TRAIN SUITE 四季島 運転開始日 運行ルート発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄日記&情報局 - Yahoo!ブログ
「TRAN SUITE 四季島」、2017年5月1日運行開始: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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