京阪電鉄では、同社の京阪線で8月26日(土)にダイヤ変更を実施することを発表しました。
2023年8月26日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します |京阪電鉄
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
京阪電鉄では、2021年9月に平日は改正前に比べ平日は約15%、土休日は約20%の削減を盛り込んだ、大規模なダイヤ改正を実施しました。
■阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】京阪線・大津線ダイヤ変更詳細を発表(2021.9.25実施)京阪線では平日は約15%、土休日は約20%の削減を実施
この大規模な改正から間もなく2年になろうとし、その間、外国人受け入れの水際対策の緩和や新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが変更になるなど、環境的に利用者の回復が見込まれる状況となりました。
そんな中発表された今回のダイヤ改正ですが、今回の改正では、全車両座席指定「ライナー」の充実の一方、全体でみれば輸送力の適正化を図るべく、更なる見直しが実施されることが特徴といえます。
「ライナー」については、平日朝の淀屋橋発が増発の上、一部列車が香里園・寝屋川市に新規停車することとなり、これらの各駅からの着席ニーズに応える改正が実施されます。
加えて、平日夕方に、新たに出町柳発の「ライナー」も新設されることとなりました。
淀屋橋発ほど需要が高いわけではない一方、夕方の時間帯でも混雑が見られる上に、京都都心部のターミナル駅である三条、祇園四条、七条ともに途中の駅であることから、着席ニーズの潜在的需要は高い、と見込んでの設定かと思われます。
一方で、今回の改正では「ライナー」以外の列車について、利用状況に応じた見直しが細かく実施されています。
特徴的なのが、平日昼間の「準急」の「普通」への変更で、一部時間帯に快速急行に続行する準急が設定されていることもあるので、このあたりの「準急」が見直しの対象になる可能性もありそうです。
ともあれ、コロナ禍後、利用者は回復しているといっても、それはコロナ前のそれとは異なることが明らかとなってきている昨今、このような収益性向上や輸送力の適正化といった取り組みが引き続き行われるのかな、とも感じたニュースでした。
【関連ブログ】
●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : ほぼ2年ぶりの京阪ダイヤ変更も、色々な厳しさが感じる
●[京阪]平日13〜14時台は上り準急が毎時4→2本に。朝夕のライナーは増便。2023/8/26にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
●【京阪】ライナー増発と一部ライナーの停車駅拡大へ(8月26日ダイヤ変更) | Stella Rail Side
●京阪、一部の「ライナー」を香里園、寝屋川市に停車させる: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
【関連ニュースサイト】
●京阪 ダイヤ変更(2023年8月26日) - 鉄道コム
●京阪の全席指定「ライナー」増発!一部は停車駅も増化 平日「洛楽」は減少へ 京阪8月ダイヤ改正 | 乗りものニュース
●京阪線で8月26日にダイヤ改正…平日朝夕は座席指定列車を増発、日中は準急を半減 | レスポンス(Response.jp)
●京阪,8月26日にダイヤ変更を実施|鉄道ニュース|2023年6月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●京阪線8/26ダイヤ変更「ライナー」増発&停車駅追加「洛楽」減便も | マイナビニュース
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2023年8月26日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します |京阪電鉄
概要は以下のとおりです。
【変更日】
2023年8月26日(土)
(平日ダイヤは8月28日(月)より変更)
【対象線区】
京阪線全線(京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)
【主な変更内容】
●全車両座席指定「ライナー」
(平日朝:出町柳・山上・樟葉・枚方市発⇒淀屋橋行き)
・朝の樟葉発淀屋橋行きの1本を増発(樟葉8:19発)
・朝の樟葉発及び枚方市発(4本)が香里園、寝屋川市に停車
(平日夕:淀屋橋発⇒出町柳行き)
・淀屋橋発発出町柳行きを増発(淀屋橋17:33発、18:36発)
・夕ラッシュ時に出町柳発淀屋橋行き一本新設(出町柳17:55発)
・淀屋橋21:00発の運転取り止め
●利用状況に応じた見直し
(平日ダイヤ)
・早朝時間帯の見直し
・朝ラッシュ時間帯の列車種別、運転区間及び運転時刻の一部変更
・淀屋橋10時発出町柳行き「快速特急『洛楽』」を特急に変更
・13時〜14時台の準急を1時間あたり4本→2本に変更し、中之島〜枚方市間の普通を出町柳まで延長
・夕方、深夜時間帯の列車種別や運転区間の変更
(土休日ダイヤ)
・早朝時間帯の見直し
・7時〜10時台の一部区間急行運転本数見直し
・深夜時間帯の列車種別や運転区間を変更
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
▲全車両座席指定「ライナー」にも充当される8000系。
今回の改正で更に増発されるとともに、「一部列車の香里園・寝屋川市停車」「夕方の出町柳発」が新たに設定されることになりました。
▲京阪7000系「準急」。
今回の変更では、日中時間帯にこの準急の一部列車が普通列車に変更となります。
萱島以東各駅の本数を維持する一方、一部時間帯では快速急行と準急が続行する時間帯もあることから、輸送力の適正化が図られることが考えられます。
京阪電鉄では、2021年9月に平日は改正前に比べ平日は約15%、土休日は約20%の削減を盛り込んだ、大規模なダイヤ改正を実施しました。
■阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】京阪線・大津線ダイヤ変更詳細を発表(2021.9.25実施)京阪線では平日は約15%、土休日は約20%の削減を実施
この大規模な改正から間もなく2年になろうとし、その間、外国人受け入れの水際対策の緩和や新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが変更になるなど、環境的に利用者の回復が見込まれる状況となりました。
そんな中発表された今回のダイヤ改正ですが、今回の改正では、全車両座席指定「ライナー」の充実の一方、全体でみれば輸送力の適正化を図るべく、更なる見直しが実施されることが特徴といえます。
「ライナー」については、平日朝の淀屋橋発が増発の上、一部列車が香里園・寝屋川市に新規停車することとなり、これらの各駅からの着席ニーズに応える改正が実施されます。
加えて、平日夕方に、新たに出町柳発の「ライナー」も新設されることとなりました。
淀屋橋発ほど需要が高いわけではない一方、夕方の時間帯でも混雑が見られる上に、京都都心部のターミナル駅である三条、祇園四条、七条ともに途中の駅であることから、着席ニーズの潜在的需要は高い、と見込んでの設定かと思われます。
一方で、今回の改正では「ライナー」以外の列車について、利用状況に応じた見直しが細かく実施されています。
特徴的なのが、平日昼間の「準急」の「普通」への変更で、一部時間帯に快速急行に続行する準急が設定されていることもあるので、このあたりの「準急」が見直しの対象になる可能性もありそうです。
ともあれ、コロナ禍後、利用者は回復しているといっても、それはコロナ前のそれとは異なることが明らかとなってきている昨今、このような収益性向上や輸送力の適正化といった取り組みが引き続き行われるのかな、とも感じたニュースでした。
【関連ブログ】
●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : ほぼ2年ぶりの京阪ダイヤ変更も、色々な厳しさが感じる
●[京阪]平日13〜14時台は上り準急が毎時4→2本に。朝夕のライナーは増便。2023/8/26にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
●【京阪】ライナー増発と一部ライナーの停車駅拡大へ(8月26日ダイヤ変更) | Stella Rail Side
●京阪、一部の「ライナー」を香里園、寝屋川市に停車させる: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
【関連ニュースサイト】
●京阪 ダイヤ変更(2023年8月26日) - 鉄道コム
●京阪の全席指定「ライナー」増発!一部は停車駅も増化 平日「洛楽」は減少へ 京阪8月ダイヤ改正 | 乗りものニュース
●京阪線で8月26日にダイヤ改正…平日朝夕は座席指定列車を増発、日中は準急を半減 | レスポンス(Response.jp)
●京阪,8月26日にダイヤ変更を実施|鉄道ニュース|2023年6月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●京阪線8/26ダイヤ変更「ライナー」増発&停車駅追加「洛楽」減便も | マイナビニュース
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