阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

京阪電鉄

【京阪電鉄】京阪線ダイヤ変更実施(2023.8.26)全車両座席指定「ライナー」増発・停車駅追加の一方、一部減便も実施

京阪電鉄では、同社の京阪線で8月26日(土)にダイヤ変更を実施することを発表しました。

2023年8月26日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します |京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【変更日】
2023年8月26日(土)
(平日ダイヤは8月28日(月)より変更)

【対象線区】
京阪線全線(京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)

【主な変更内容】
●全車両座席指定「ライナー」
(平日朝:出町柳・山上・樟葉・枚方市発⇒淀屋橋行き)
・朝の樟葉発淀屋橋行きの1本を増発(樟葉8:19発)
・朝の樟葉発及び枚方市発(4本)が香里園、寝屋川市に停車

(平日夕:淀屋橋発⇒出町柳行き)
・淀屋橋発発出町柳行きを増発(淀屋橋17:33発、18:36発)
・夕ラッシュ時に出町柳発淀屋橋行き一本新設(出町柳17:55発)
・淀屋橋21:00発の運転取り止め

●利用状況に応じた見直し
(平日ダイヤ)
・早朝時間帯の見直し
・朝ラッシュ時間帯の列車種別、運転区間及び運転時刻の一部変更
・淀屋橋10時発出町柳行き「快速特急『洛楽』」を特急に変更
13時〜14時台の準急を1時間あたり4本→2本に変更し、中之島〜枚方市間の普通を出町柳まで延長
・夕方、深夜時間帯の列車種別や運転区間の変更

(土休日ダイヤ)
・早朝時間帯の見直し
7時〜10時台の一部区間急行運転本数見直し
・深夜時間帯の列車種別や運転区間を変更


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC09024-2_R
▲全車両座席指定「ライナー」にも充当される8000系。
今回の改正で更に増発されるとともに、「一部列車の香里園・寝屋川市停車」「夕方の出町柳発」が新たに設定されることになりました。


DSC09037-2_R
▲京阪7000系「準急」。
今回の変更では、日中時間帯にこの準急の一部列車が普通列車に変更となります。
萱島以東各駅の本数を維持する一方、一部時間帯では快速急行と準急が続行する時間帯もあることから、輸送力の適正化が図られることが考えられます。


京阪電鉄では、2021年9月に平日は改正前に比べ平日は約15%、土休日は約20%の削減を盛り込んだ、大規模なダイヤ改正を実施しました。
阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】京阪線・大津線ダイヤ変更詳細を発表(2021.9.25実施)京阪線では平日は約15%、土休日は約20%の削減を実施

この大規模な改正から間もなく2年になろうとし、その間、外国人受け入れの水際対策の緩和や新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが変更になるなど、環境的に利用者の回復が見込まれる状況となりました。

そんな中発表された今回のダイヤ改正ですが、今回の改正では、全車両座席指定「ライナー」の充実の一方、全体でみれば輸送力の適正化を図るべく、更なる見直しが実施されることが特徴といえます。


「ライナー」については、平日朝の淀屋橋発が増発の上、一部列車が香里園・寝屋川市に新規停車することとなり、これらの各駅からの着席ニーズに応える改正が実施されます。

加えて、平日夕方に、新たに出町柳発の「ライナー」も新設されることとなりました。
淀屋橋発ほど需要が高いわけではない一方、夕方の時間帯でも混雑が見られる上に、京都都心部のターミナル駅である三条、祇園四条、七条ともに途中の駅であることから、着席ニーズの潜在的需要は高い、と見込んでの設定かと思われます。


一方で、今回の改正では「ライナー」以外の列車について、利用状況に応じた見直しが細かく実施されています。
特徴的なのが、平日昼間の「準急」の「普通」への変更で、一部時間帯に快速急行に続行する準急が設定されていることもあるので、このあたりの「準急」が見直しの対象になる可能性もありそうです。


ともあれ、コロナ禍後、利用者は回復しているといっても、それはコロナ前のそれとは異なることが明らかとなってきている昨今、このような収益性向上や輸送力の適正化といった取り組みが引き続き行われるのかな、とも感じたニュースでした。




【関連ブログ】
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : ほぼ2年ぶりの京阪ダイヤ変更も、色々な厳しさが感じる
[京阪]平日13〜14時台は上り準急が毎時4→2本に。朝夕のライナーは増便。2023/8/26にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
【京阪】ライナー増発と一部ライナーの停車駅拡大へ(8月26日ダイヤ変更) | Stella Rail Side
京阪、一部の「ライナー」を香里園、寝屋川市に停車させる: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
京阪 ダイヤ変更(2023年8月26日) - 鉄道コム
京阪の全席指定「ライナー」増発!一部は停車駅も増化 平日「洛楽」は減少へ 京阪8月ダイヤ改正 | 乗りものニュース
京阪線で8月26日にダイヤ改正…平日朝夕は座席指定列車を増発、日中は準急を半減  | レスポンス(Response.jp)
京阪,8月26日にダイヤ変更を実施|鉄道ニュース|2023年6月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
京阪線8/26ダイヤ変更「ライナー」増発&停車駅追加「洛楽」減便も | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪】「プレミアムカー」増備を発表。2025年度に向けての中期経営計画に盛り込み

京阪電鉄グループの持株会社である京阪ホールディングスでは、この度グループの長期経営戦略及び中期経営計画を策定したことを発表しました。

京阪グループ長期経営戦略・中期経営計画の策定について|京阪ホールディングス

詳細は、上記発表資料をご覧いただきたいのですが、その中で鉄道ファンとしても注目すべき内容が記載されていましたので、ご紹介します。

2023040101
(上記発表資料(https://www.keihan-holdings.co.jp/ir/upload/230330_keihan-holdings.pdf)より引用)


中期経営計画の中で、運輸業における経営戦略が紹介されていますが、その中で注目は以下の2点でしょうか。

プレミアムカーの増備を実施
●観光列車の導入検討


2017年8月に営業を開始した京阪「プレミアムカー」。
京橋駅や七条駅といった途中駅からの着席ニューズが確保できるとともに、一般席に比べて広い空間でゆったり過ごせることから、利用者はコロナ禍で一旦は減少に転じたものの、その後はコロナ前以上に利用者を確保することに成功しています。

上掲資料にもあるように、年度を通じて運行されるようになった2018年度と比較しても2022年度はおよそ1.5倍の利用実績を稼ぎ出した「プレミアムカー」。
シーズンや時間帯によっては満席の列車が続出するなど、1両しか無いことによる機会ロスも増えてきているように思えるなか、今回「プレミアムカー」増備、という大きな内容が発表されました。


とはいえ、「増備」というのは具体的にどのように行うのか。
その答えらしきものが、京都新聞で報じられていましたので、記事を引用してご紹介します。
京阪電気鉄道は30日、特急の有料の指定座席車両「プレミアムカー」について、2025年秋をめどに一部列車で連結数を現在の1両から2両に増やす計画を発表した。運賃と別に料金を払えば利用できる座席サービスが浸透し、利用も好調なため、増設する。

 紺と白を基調とした3000系車両で、8両のうち2両をプレミアムカーにする。1両あたりの座席数は40席で、現在の平均乗車率は8割前後という。

京阪特急「プレミアムカー」1両→2両に拡大へ、利用好調 2025年秋から一部列車で|経済|地域のニュース|京都新聞 ON BUSINESS、下線・太字は管理人による。


上記記事で下線太字で記した箇所が答えのようで、即ち「2025年秋をめどに3000系のプレミアムカーを2両に増結」するということのようです。

DSC_0044_R
▲京阪3000系プレミアムカー。
2025年秋には2両に増結されることが報じられています。


現在、3000系のプレミアムカーは、淀屋橋〜出町柳間の「快速急行」を中心に充当されていますが、2両に増結するのであれば、より着席ニーズの高い「特急」でより多く運用する可能性も高そうです。
しかし、現状8000系も10編成あることから、果たしてこれら両系式をどのようにやりくりするのか、ちょっと読めないところはありそうです。


とはいえ、あと2年半も経てばその答えが明らかになる京阪「プレミアムカー」の増備。
近年、首都圏・関西圏の事業者がこぞって手がけるようになった「有料着席サービス」の中では、理想的な成功例の一つ、といえそうですが、今後どのように変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。




【関連ブログ】
【京阪】3000系プレミアムカーを2両に増やす予定(観光列車の導入検討も) | Stella Rail Side
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 京阪特急3000系、プレミアムカー2両化、でも2025年秋は遅すぎる
[京阪]プレミアムカーを一部編成で2両化。2025年秋から。京都新聞などが報じる: 鉄道ダイヤ改正ニュース
京阪、「プレミアムカー」を2両に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
京阪電気鉄道「プレミアムカー」を増備へ - 観光列車の導入も検討 | マイナビニュース
大手私鉄、有料着席サービスの拡充続く。京王、京阪が車両増備へ | タビリス
京阪3000系「プレミアムカー」増備へ、新たな観光列車の導入も検討 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
京阪「プレミアムカー2両化」へ 3000系を対象に増備 「観光列車」検討も 中期経営計画 | 乗りものニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

京阪電鉄「大晦日終夜運転復活」ヘッドマークを掲出した8000系を撮影する(2022.12.23)

京阪電鉄では、今年の大晦日から来年の元旦にかけて、3年ぶりに終夜運転を実施することを発表しています。
阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】3年ぶりに大晦日の終夜運転実施(2022.12.31〜2023.1.1)

この終夜運転復活を記念したヘッドマークが、12月31日まで8000系3編成に掲出されていますが、その様子を本日撮影してきましたので、ご紹介します。

DSC09057-2_R
▲「大晦日終夜運転」ヘッドマークを掲出した8000系8006編成。

DSC09067-2_R
▲同・後追いで撮影。

20221223_154804_R
▲淀屋橋駅に停車中の「大晦日終夜運転」ヘッドマーク掲出8000系8008編成。

20221223_154811_R
▲同・「大晦日終夜運転」と京阪特急の「ハトマーク」を並べて撮影してみました。


ヘッドマーク掲出期間は大晦日までなので、記録できる時に記録しておこう、と天気に関係なく沿線の思いついた場所で撮影してみました。

各事業者とも縮小傾向のある大晦日終夜運転の中で、このように復活を強くPRする姿勢というのもきっちり記録しておくことができました。



【関連ニュースサイト】
京阪 大晦日終夜運転復活ヘッドマーク 掲出(2022年12月17日〜) - 鉄道コム



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪電鉄】3年ぶりに大晦日の終夜運転実施(2022.12.31〜2023.1.1)

京阪電鉄では、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで、3年ぶりとなる大晦日の終夜運転を実施することなど、年末年始の列車運転の概要を発表しました。

〜3年ぶりに大晦日の終夜運転を実施!プレミアムカーを年越し運行します〜 年末年始の列車運転について|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【大晦日の終夜運転】
●概要:
・京阪本線・鴨東線
「特急」淀屋橋発23時台まで約20分〜25 分間隔で運転
「急行」淀屋橋発25時(1時)台まで約20〜30分間隔、出町柳発26時(2時)台まで約20分〜30分間隔で運転
「準急」または「普通」を約20分〜30分間隔で運転
・中之島線
「普通」を約30分〜40分間隔で運転
・交野線・宇治線
「普通」を約30分〜40分間隔で運転
・石清水八幡宮参道ケーブル
約5分〜15分間隔で運転

●大晦日終夜運転復活ヘッドマーク:
・掲出期間:
12月17日(土)〜12月31日(土)(予定)
・掲出車両:
8000系3編成
(8006-8056、8007-8057、8008-8058)
・ヘッドマークイメージ:
keihan_throughnight_operation
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/221205_keihan-railway1.pdf)より引用)

【正月ダイヤ】
京阪線で、1月1日(日・祝)〜1月3日(火)までの昼間時間帯に、15分間隔で運転。
京阪本線・鴨東線では、「特急」「急行」「普通」をそれぞれ約15分間隔で運転。

【正月ダイヤの快速特急「洛楽」】
・概要:
上り(淀屋橋発→出町柳行き)は5本、下り(出町柳発→淀屋橋行き)は4本運転。

・掲出ヘッドマーク:
keihan_newyear_rakuraku_hm
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/221205_keihan-railway1.pdf)より引用)

【プレミアムカーの運転】
快速特急「洛楽」:
正月ダイヤ全列車

特急
大晦日ダイヤ及び正月ダイヤ全列車(正月の深夜時間帯を除く)

急行
大晦日ダイヤの淀屋橋23時台発と出町柳24時台〜1時台発の一部列車
正月ダイヤの下り9時台〜15時台および上り12時台〜16時台の一部列車


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



沿線に多くの神社仏閣を有する京阪電鉄では、毎年大晦日から正月三が日にかけて正月ダイヤで運転してきました。
勿論、大晦日から元旦にかけての「終夜運転」も実施してきましたが、コロナ禍の影響で、昨年・一昨年と終夜運転は取り止めとなっていました。

しかし今年は、3年ぶりの終夜運転が復活することになりましたが、加えてそれを記念して「大晦日終夜運転復活」のヘッドマークを掲出するのが、京阪電鉄らしい、とも感じました。

とはいえ、その終夜運転の内容をみますと、特急については23時台まで、急行も夜2時台の出町柳発までになっており、優等列車も終夜運転する、というわけではないところが、実態に合わせた運行計画なのかな、と感じました。

一方で、準急または普通は、翌朝まで運転しており、概ね3時台までの運転までのJR西日本とは違った対応になっているのも、沿線に神社仏閣を多く抱えるが故の特徴でありましょうか。


終夜運転を取り止める事業者も増えている中、終夜運転の「復活」をアピールするのは珍しいともいえますし、ヘッドマークも貴重ではあると思います。
機会があれば、記録できればと思っていますが、果たしてうまいこと年末に京阪線沿線に向かうことができるのか、といったところですね…




【関連ニュースサイト】
京阪 大晦日終夜運転復活ヘッドマーク 掲出(2022年12月17日〜) - 鉄道コム
京阪 臨時快速特急 洛楽 運転(2023年1月1日) - 鉄道コム
終夜運転「やりまっせ」京阪線で3年ぶり プチギフトやHM掲出で盛り上げる! | 乗りものニュース
京阪線など3年ぶり大晦日に終夜運転「プレミアムカー」年越し運行 | マイナビニュース
京阪電車、2022年三が日に正月ダイヤで運行。大晦日の終夜運転は実施せず - トラベル Watch
京阪,大晦日の終夜運転など年末年始の運転計画を発表|鉄道ニュース|2022年12月7日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪電鉄】大津線ダイヤ変更を実施。京津線では平日夕方時間帯で1時間あたり1本程度の減便を実施(2022.12.19〜)

京阪電鉄では、大津線(京津線・石山坂本線)のダイヤ変更を実施することを発表しました。

2022年12月19日(月)に大津線においてダイヤを変更します|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2022年12月19日(月)初発より

【変更内容】
○京津線
・平日ダイヤ:
朝・夕方時間帯の運転本数を変更。

[朝・6時台〜9時台]
びわ湖浜大津発→太秦天神川・京都市役所前方面行き
現行16本→変更後14本(▲2本)

太秦天神川・京都市役所前発→びわ湖浜大津行き
現行18本→変更後16本(▲2本)

[夕方・15時台〜20時台]
太秦天神川発→びわ湖浜大津行き
びわ湖浜大津発→太秦天神川行き

いずれも現行23本→変更後19本(▲4本)

・土休日ダイヤ
変更なし

○石山坂本線
・平日ダイヤ、学休期ダイヤ:
大きな変更は無く、混雑緩和を目的に一部列車の発着時刻を変更。

・土休日ダイヤ:
変更なし



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



京阪電鉄大津線のうち、京津線(御陵〜びわ湖浜大津)では、長年の間日中15分間隔の運転が続けられてきましたが、去る2018年3月に、日中の運転間隔を20分間隔とするダイヤ改正が実施されました。
阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】大津線4駅の駅名変更は2018年3月17日に実施、併せてダイヤ変更を実施。

この改正で減便されたとはいえ、平日においては20分間隔となっているのはびわ湖浜大津発11時〜14時台の間でありましたので、夕方からの帰宅時間帯では、まだ15分間隔が確保できていました。
一方、土休日については、16時台・18時台を除き20分間隔となっていました。

しかし今回、平日の15時台〜20時台についても、合計4本削減されることとなり、休日とほぼ同様の本数となってしまうことになります。

2022092701
▲京阪電鉄・びわ湖浜大津駅時刻表(京津線)
https://www.keihan.co.jp/traffic/station/timetables/pdf/otsu210925/50621.pdfより引用)
上掲の時刻表では、15時〜19時で、15分間隔となっていますが、これが多くの時間帯で20分間隔になります。


上記発表資料では「新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、生活スタイルの変化による鉄道利用の減少」とダイヤ変更(減便)の理由を記していますが、実際には京都市内と大津市内を結ぶ鉄道利用については、多くがJR琵琶湖線に移っていて、利用者の減少が著しいのではないか、とも思えます。

同区間では、路面区間・急勾配・地下鉄区間といった、多様な環境を走る車両として「800系」が導入されていますが、このような特異な路線を走るため、いきおい車両も高価なものとなった模様です。

折角ですので、そういった車両が有効活用できるべく、多くの利用者に乗車して欲しいところですが、コロナによる生活スタイルに加え、他の交通機関への流出もあるとなると、なかなか厳しいのかな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【京阪】京津線、減便するダイヤ変更を発表 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
京阪 大津線 ダイヤ変更(2022年12月19日) - 鉄道コム

京阪大津線、12/19ダイヤ変更 - 京津線で平日朝・夕方時間帯に減便 | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪電鉄】3000系プレミアムカー「鉄道友の会2022年ローレル賞」受賞記念企画を実施。記念乗車券発売・ヘッドマーク掲出・銘板取り付けを実施

京阪電鉄では、3000系プレミアムカーが鉄道友の会主催「2022年ローレル賞」を受賞したことを記念して、受賞記念企画を実施することを発表しました。

〜鉄道友の会選定 2022年ローレル賞〜 3000系プレミアムカー受賞記念企画|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【記念乗車券&記念入場券発売】
・発売期間:
10月1日(土)〜12月31日(土)

・通用期間:
10月1日(土)〜2023年3月31日(金)の任意の一日

・有効区間:
記念乗車券・・・京阪全線、石清水八幡宮参道ケーブルに乗り降り自由
記念入場券・・・淀屋橋、北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇󠄀園四条、三条、出町柳の各券面表示駅


・発売価格:
3,000円(税込)

・発売枚数:
1,000セット(なくなり次第終了)

・発売場所:
淀屋橋、京橋、枚方市、中書島、丹波橋、三条、出町柳の各駅

keihan_3000_laurel_2
▲ローレル賞受賞記念乗車券

keihan_3000_laurel_3
▲セットイメージ
(いずれも上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/220920_keihan-railway.pdf)より引用、以下同様。)

【記念ヘッドマーク掲出】
・掲出期間:
10月1日(土)〜12月25日(日)

・掲出車両:
3000系車両5編成
(3005-3055編成を除く)

・ヘッドマーク
keihan_3000_laurel_4


【ローレル賞受賞銘板】
・取付車両:
3851号車 車内

・銘板デザイン:
keihan_3000_laurel_1


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC_0044_R
▲京阪電鉄3850形「プレミアムカー」。


鉄道友の会が実施するブルーリボン賞・ローレル賞の選定ですが、今年(2022年)は京浜急行電鉄(京急)1000形1890番台、ローレル賞に東京メトロ17000系・18000系及び京阪電鉄3850形が選定されました。
阪和線の沿線から : 【鉄道友の会】2022年ブルーリボン賞は京急1000形1890番台が選定。ローレル賞は東京メトロ17000系・18000系、京阪3850形に。

このうち、京阪3850形「プレミアムカー」は、同車両が組み込まれている3000系が2009年ローレル賞を受賞しており、同一系式で二度のブルーリボン賞受賞というのも珍しいものと思われます。


その、3850形「プレミアムカー」の受賞を記念して、今回受賞記念企画の実施が発表されました。
内容をみますと、「記念乗車券&記念入場券発売」「ヘッドマーク掲出」「銘板掲出」が主なものとなっています。

「ヘッドマーク掲出」については、3000系6編成のうち5編成に掲出されることから、撮影される方にとっても記録しやすいものと思われます。

また銘板ですが、上記の引用画像からも分かるように、上述とおり3000系としては二度目のローレル賞受賞となることを表し「DOUBLE WINNER」と記した銘板が取り付けられることとなっています。
この銘板を見ることができるのは1編成のみとなっていますので、そう多くない京阪線で、しかも3000系で運良く目にすることができればいいな、と思っています。

またヘッドマーク掲出も、可能であれば記録に撮ることができればいいな、と思っていますが、果たして実現しますかどうか…
記録できれば、このブログでご紹介していきたいと思います。




【関連ニュースサイト】



京阪3000系「プレミアムカー」ローレル賞受賞の記念企画、10/1から | マイナビニュース



【関連ブログ】
【京阪】「3000系プレミアムカー2022年ローレル賞受賞記念乗車券&記念入場券」発売 - kqtrain.net(京浜急行)



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪電鉄】寝屋川市〜枚方市間の高架化工事着手を発表。枚方公園駅などが高架化へ

京阪電鉄では、大阪府と寝屋川市、枚方市とともに実施する都市計画事業「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の鉄道工事に着手することとし、去る9月11日(日)に起工式を実施しました。

京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業 起工式を挙行しました|京阪電鉄

事業の概要は以下のとおりです。

【事業概要】
・事業名称:
都市計画事業「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」

・事業延長:
約5.5km
2022091701
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/220912_keihan-neyahira.pdf)より引用)

・踏切除去数
21箇所(うち「開かずの踏切」13箇所)

・高架化対象駅:
3駅(香里園、光善寺、枚方市の各駅)

【事業経過】
2013年12月:都市計画事業認可
2014年度〜:用地買収
2019年度〜:準備工事(水路などのインフラ施設移設、埋蔵文化財調査)
2022年度〜:鉄道工事着手

(参考)
【完成時期】
用地買収が数十件残っていることから、現時点において、具体的な完成時期は示せない。
具体的な完成時期については、仮線を切り替える目途が立った時期に改めて示す。
(鉄道高架化工事着手に伴う地元説明会(2022.1.19〜1.30実施)での質問及び回答(https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/847/00004301/keihanQA_sonota.pdf)による)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



京阪電鉄では、市街地で交通量の多いエリアでもあることから、特に大阪方で1960年代から立体交差化が進められてきました。
近年では、1999年に寝屋川市駅付近、2013年には淀駅付近の高架化が完成し、京阪線の多くの区間で高架化が実現しています。

今回立体交差事業が行われている寝屋川市〜枚方市間が完成すれば、京阪線の約半分の区間(淀屋橋・中之島〜枚方市間)が高架または地下による立体交差化が完成し、運転保安度が大きく向上することによる安定的な運行は勿論、地域にとっても「開かずの踏切」に象徴されるような市民生活の不便が解消されることにより、より魅力的なまちづくりが実現することになるかと考えられます。

今回の高架化により、香里園、光善寺、枚方公園の各駅が高架化されますが、これにより枚方公園の最寄り駅である「ひらかたパーク」についても、高架化完成後は車内から園内を見下ろすことができるようになってしまうものとも思われます。
(現在は園の外周に植え込みが設けられ、園内が見えないようになっています。)

DSC00230_R
▲枚方公園駅で撮影した9000系特急。
この撮影地も立体交差事業の工事着手に伴い、遠からず過去のものになりそうです。


なお高架の完成時期ですが、上記大阪府のWebサイト内PDF資料にもあるように、現在のところ未定で、仮線切り替えの目途が立った際に改めて発表される、とのことです。

ともあれ、香里園・枚方公園といった主要駅の様子も今後変わっていくものと思われますので、機会があれば写真で記録を撮っておきたいな、とも感じたニュースでありました。

(参考文献)
鉄道ピクトリアル2022年10月臨時増刊号【特集】京阪電気鉄道 P94
阪和線の沿線から : 鉄道ピクトリアル2022年10月臨時増刊号「【特集】京阪電気鉄道」を読む



【関連ニュースサイト】


京阪本線「寝屋川市〜枚方市」高架化ついに起工 開かずの踏切解消 「ひらパー」見下ろす? | 乗りものニュース

「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」に着手 〜寝屋川市—枚方市間の約5.5kmを高架化へ〜|鉄道ニュース|2022年9月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1〜)定期外で大人10円を加算

京阪電鉄では、ホームドア整備の加速や案内設備の充実及び各種バリアフリー設備の更新を行うため、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することとし、同制度による料金を加算することを発表しました。

鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、バリアフリー設備の整備を加速します|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【対象線区】
京阪線(※)全駅
(※)京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線。
大津線及び鋼索線は除く。

【設定料金(大人)】
・定期外:
10円

・通勤定期:
1カ月・・・370円
3カ月・・・1,050円または1,060円
6カ月・・・1,990円または2,000円

・通学定期:
料金なし

【値上げ開始日】
2023年4月1日(土)予定

【2025年度までの整備内容】
・ホームドア:
4駅8番線(枚方市駅など)

・テレビ機能付きインターフォン電話:
全駅(60駅)

・駅放送システム更新、運行情報配信システム
全駅(60駅)

・エレベーター更新
3駅6基

・車両更新
2編成12両
車両形式により扉の枚数や位置が異なることから、ホームドア整備に当たり車両の更新が併せて必要であるため)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC01125_R
▲京阪電鉄13000系。

既に先日このブログでも取り上げたように、阪急電鉄及び阪神電鉄では、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用したバリアフリー整備を行うため、来年4月1日を予定として、定期外の大人一人あたり10円等の値上げを実施することを発表しています。

阪和線の沿線から : 【阪急・阪神】バリアフリー設備整備推進に向け運賃値上げ(2023.4.1〜)鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、普通券で10円の値上げ

これら両社に続き、関西地区でどの鉄道事業者がこの制度を活用した運賃値上げを実施するのか、基になってはいましたが、本日京阪電鉄から制度活用の発表が行われました。

値上げ額及び値上げ時期は、阪急・阪神と同じく定期外1乗車10円等を、2023年4月1日(土)予定で実施することとなっていますが、京阪電鉄の発表で注目は「対象線区」「バリアフリー整備内容」でしょうか。

まず「対象線区」でみますと、「京阪線全線」となっており、大津線(京津線・石山坂本線)は対象外となっています。
そのため、京阪電鉄から発表されたバリアフリー整備内容についても、京阪線のみの内容となっていますので、この点が「全線・全駅(神戸高速線除く)」となっていた阪急及び阪神とは違う点、といえるでしょうか。

もう一つの「整備内容」ですが、ホームドア整備等が挙げられている中に、「車両更新」が加わっていることが注目でしょうか。
資料の説明によりますと、「車両形式により扉の枚数や位置が異なる」とあります。
既に5扉の5000系が引退した現在、2扉の8000系を除けば全て3扉(プレミアムカー除く)となっているものの、同じ3扉でもドアの位置が異なる模様ですので、今後どういった車両が引退し、13000系などの新型車両に置き換えられていくのか、注目していきたいところでありますね。




【関連ブログ】
【京阪】値上げと引換に「新車2編成と4駅にホームドア」を導入へ - 鉄道プレス
▲同ブログでは、「扉の位置が異なる」ことで置き換えられる車両を1000系ではないか、と予想されています。併せてご覧いただければ幸いです。



【関連ニュースサイト】
京阪、バリアフリー設備投資に向け2023年に加算料金を導入へ - 鉄道コム

京阪電気鉄道「鉄道駅バリアフリー料金」設定、ホームドアなど整備 | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪電鉄】5000系車両をKUZUHA MALL内「SANZEN-HIROBA」に復刻展示へ(2023年春)

京阪電鉄では、2021年9月に引退した「5000系」車両について、樟葉駅前の商業施設「KUZUHA MALL」内の「SANZEN-HIROBA」において、デビュー当時の姿で復刻展示することを発表しました。

5000 系車両を KUZUHA MALL の SANZEN-HIROBA に復刻展示します〜復刻展示に向けたイベントやオリジナルグッズの販売も実施します〜|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【概要】
・保存車両
5551号車(先頭車)

・保存形態
半両分(1/2両)を、車外塗装や座席色などを1970年のデビュー当時に復刻
座席昇降ができる形で保存

【その他保存車両】
2600系車両の先頭部分カットモデルも展示

【展示開始時期】
2023年春予定

【イメージ】
keihan_sanzen_5000
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/220728_keihan.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC01254_R
▲京阪電鉄5000系

京阪電鉄5000系は、高度経済成長期にラッシュ時の輸送が逼迫していた京阪線において、スムーズな乗降を図る一方で、それ以外の時間帯では他の車両と同じく3扉として運用ができる車両として導入されました。

ラッシュ時用ドアに設けられた座席を自動で昇降させる装置を導入することで、ラッシュ時とそれ以外の時間帯での運用の両立を果たし、また「座席が降りてくる」というアイデアは、他社には決して導入されることのなかった、まさに京阪電鉄の「進取の精神」の象徴であったといえるでしょう。


その5000系も、昨年9月には全ての車両が運用を離脱しましたが、このような功績を果たした車両について、何らかの保存がなされるのか、ファンにとっては気になるところでしたが、今回、既に「テレビカー」3000系が保存されているKUZUHA MALLの「SANZEN-HIROBA」に、1/2両分ではありますが、保存されることが発表されました。


併せて、2600系のカットモデルも保存されることから、京阪電鉄の高度経済成長を支えた車両がこのSANZEN-HIROBAに集結することとなり、京阪ファンにとっては、嬉しいニュースではないかと思います。


このSANZEN-HIROBA、来年の春で開設10周年を迎えるとのことですが、もうそんなに経つのだな、と思ったと同時に、新たに保存車両が増えることから、再び見に行きたいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【速報】京阪5000系、樟葉で復刻展示へ!2023年春から - 鉄道プレス

【京阪】引退した5000系、くずはモールで復活へ | Stella Rail Side



【関連ニュースサイト】
京阪電気鉄道5000系、デビュー時の姿で「SANZEN-HIROBA」復刻展示 | マイナビニュース

京阪5000系,「KUZUHA MALL」内の「SANZEN-HIROBA」に展示へ|鉄道ニュース|2022年7月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京阪HD】LINE公式アカウントを活用した「デジタル比叡山フリーパス」を発売(適用:2022.7.15〜8.31)

京阪ホールディングス株式会社(京阪HD)では、LINE公式アカウントを活用したデジタルチケッティングシステムを導入することとし、まずはこれまでMaaS実証実験の実績がある洛北・比叡山・坂本エリアにおいて、デジタル乗車券等を実走したシステムを導入することを発表しました。

LINE 公式アカウントを活用したデジタルチケッティングシステムを7月15日(金)より導入|京阪ホールディングス

概要は以下のとおりです。

【利用の流れ】
1:LINE公式アカウント「比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>」を友だち追加
2:トーク画面内リッチメニューから『チケット』を選択
3:チケットを選択後、購入枚数を選択しオンライン決済(LINE公式アカウントから購入情報を配信)
4:利用日に乗車口に設置されているNFCタグにかざし、乗車券を表示し「使用開始」
5:乗車・降車時にはNFCタグにかざし「利用中」のチケットを表示させ、係員に呈示

【使用イメージ】
keihan_line_ticket
(上記発表資料(https://www.keihan-holdings.co.jp/news/upload/220711_keihan-holdings.pdf)より引用)

【企画乗車券について】
・名称:デジタル比叡山フリーパス
・発売期間 :2022年7月11日(月)〜8月31日(水)
・通用期間 :2022年7月15日(金)〜8月31日(水)
・有効区間 :
叡山電車・・・出町柳〜八瀬比叡山口駅間
叡山ケーブル・ロープウェイ・・・ケーブル八瀬〜比叡山頂
比叡山内シャトルバス・・・比叡山頂〜横川
坂本ケーブル・・・ケーブル延暦寺〜ケーブル坂本
江若バス・・・ケーブル坂本〜比叡山坂本駅間
比叡山延暦寺 諸堂巡拝券付き
・発売価格 :大人 3,500円 小児 1,600円


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC05336_R
DSC05374_R
DSC05386_R
▲「デジタル比叡山パス」で利用可能な乗り物の一例。
上から順に「坂本ケーブル」「比叡山内バス」「叡山ケーブル」です。


既に交通系ICカードが普及しているわが国でも、フリーきっぷ等の企画きっぷについては、その電子化をどのように進めるのか、まだ試行錯誤の段階にあるのかな、といったところです。

多くはスマホの画面にチケットの券面等を提示するパターンが多いのですが、一部事業者ではQRコードをかざしたりしているものも見られ、今後どのような方向に進むのか、その覇権争いの行く末に個人的に注目しています。

そんな中、今回京阪HDから発表されたのは、比叡山・坂本エリアのフリーきっぷについて、LINE公式アカウントによるデジタルチケッティングシステムで提供する、というものです。

「LINE」とは、今や多くの方々が利用するSNSプラットフォームですが、このLINEの公式アカウントを活用し、企画乗車券の決済や利用、といった仕組みを提供するというものです。

また利用の際には、乗車口のNFCタグにスマホを近づけることで利用中のチケットを表示させ、その上で係員に提示するという、他のデジタルチケットとは若干異なる使い方となっています。


国内では多くの利用者を有する「LINE」ですが、この公式アカウントによる企画乗車券がどこまで認知され、普及していくのか、8月末まで今回の比叡山方面の企画きっぷが発売・利用期間となる今回の「デジタル比叡山フリーパス」の売れ行きや利用者の評判について、ちょっとチェックしておこうかな、とも感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
叡山電鉄など デジタル比叡山フリーパス 発売(2022年7月11日〜) - 鉄道コム



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
  • ライブドアブログ