阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、以下のツイッター
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カテゴリ: 鉄道(関西以外事業者)

熊本電鉄では、同社の200形車両を今年7月30日(火)をもって引退させることとし、これに併せて引退イベントを実施することを発表しました。

200形車両引退に伴う各イベントについて | ニュースリリース | 熊本電気鉄道株式会社

概要は以下の通りです。

●引退イベント:
・北熊本駅車庫での撮影会:
令和元年7月28日(日) 9:00〜12:00で開催

・引退記念ヘッドマーク装着:
令和元年7月1日(月)よりヘッドマークを掲出

●引退関連企画:
・さよなら200形記念乗車券:
令和元年5月28日(火)9:00〜、北熊本駅くまでんショップで販売。
1セット1,000円、限定500部

・200形運転体験:
令和元年7月7日(日)、午前の部(9:00〜12:00)、午後の部(13:30〜16:30)の日時です実施。
参加費は10,000円(税込)、申込はくまでんオンラインショップ( http://www.kumadenshop.com/?mode=cate&cbid=1990919&csid=0&sort=n)から。
申込開始は、令和元年5月28日(火) 10:00〜

●200形運行最終日:
令和元年7月30日(火)の運行最終日は、終日北熊本〜上熊本間を運行予定



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


kumaden200
▲熊本電鉄200形
熊本電鉄Webサイト(https://www.kumamotodentetsu.co.jp/train/vehicles/index.html#anc200)より引用



熊本電鉄では、3年ほど前の2016年2月に「青ガエル」こと5000形が引退したことが記憶に新しいところであります。
参考:【熊本電鉄】5000形5101A号車(旧東急5000系)の引退を発表。ラストランは2月14日(日)、引退後は北熊本駅で保存 : 阪和線の沿線から


今回引退が発表された200形は、南海電鉄22000系を譲り受け、改造等の上導入したものでありますが、塗色はもとより、ドアを3扉に増設(南海22000系は2扉)、前面ライトの位置変更(ヘッドライトは運転席上から窓下に移設)等と、南海22000系とはかなり違う印象である車両であります。

とはいえ、南海電鉄・和歌山電鐵で現存する2200系・2230系・2270系の他、唯一の22000系における譲渡事例であり、そういう点からも一部ファンからの注目度は高かった本形式ではありますが、東京メトロから銀座線01系、日比谷線03系の譲渡を受けて導入していることもあってでしょうか、この度引退となりました。

1編成のみのレア車両である上に、南海電鉄から譲渡された車両ということで、個人的にも興味はあるのですが、何せ熊本まで行く予定はないことから、引退までに見に行くことは難しいのかな、とも思います。

ともあれ、この200形がかつては南海高野線で難波〜極楽橋間を多くの通勤客や高野山への観光客を乗せて運行されていたことに、少しでも思いを馳せて下さればな、と感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
熊本電鉄,200形引退にともなう各種イベント開催|鉄道イベント|2019年5月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp
熊本電鉄,「さよなら200形記念乗車券」など発売|鉄道ニュース|2019年5月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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JR北海道では、消費税率が8%から10%に引き上げられる2019年10月1日に、運賃・料金の改定を行う認可申請を行ったことを発表しました。

運賃・料金改定の申請について|JR北海道
運賃改定の申請について(説明用資料)|JR北海道


概要は以下の通りです。

●申請概要:
2019年10月1日実施予定の消費税率改定分と併せ、同社の旅客運輸収入全体で11.1%(税抜9.1%)の改定を実施。

●申請内容:
・普通旅客運賃・・・平均15.7%(消費税抜13.6%)の改定
100kmまでの運賃は、新たに「対キロ区間制運賃」を導入し、他交通機関を考慮した水準を設定。
101km以上200kmまでの運賃は、1.1倍程度の引き上げ
201km以上の賃率は据え置き。

・定期旅客運賃・・・平均22.4%(消費税抜き20.1%)の改定
割引率は現行のままとするが、普通運賃の改定に伴い改定。

・加算運賃・・・南千歳〜新千歳空港間の加算運賃を140円から20円に引き下げ
新千歳空港アクセス輸送開始に伴う設備投資にかかるコストに充てるため、1992(平成4)年7月から千歳線(南千歳〜新千歳空港間)NOVAうさぎ利用者から加算運賃140円を収受していたが、当該区間の利用者数が堅調に推移し、設備投資額等の回収が順調に進んできたことから、今回の運賃改定が認可された場合、この加算運賃を20円に引き下げる届出を予定

・料金・・・消費税率の引き上げ分のみ転嫁し、増収を目的とした改定は実施せず。

●主な区間の普通旅客運賃(札幌駅から)
(現行運賃→改定運賃、改定額、他交通機関の改正予定額または想定額の順に記載)
琴似・・・210円→250円(+40円)、地下鉄250円
小樽・・・640円→750円(+110円)、バス620円
岩見沢・・・840円→970円(+130円)、バス800円
新札幌・・・260円→340円(+80円)、地下鉄330円
新千歳空港・・・1,070円→1,150円(+80円)、バス1,120円

●主な区間の運賃と料金(札幌駅から、運賃・料金計)
函館・・・8,830円→9,440円(+610円)
釧路・・・9,370円→9,990円(+620円)
旭川・・・4,810円→5,220円(+410円)
稚内・・・10,450円→11,090円(+640円)
網走・・・9,910円→10,540円(+630円)



JR北海道では、度重なる輸送トラブルが発端となり、「絶対に守るべき安全の基準を絶対に維持する」ために必要となる安全投資と修繕を行うこととしたことから、毎年400億円以上の営業赤字が発生することとなり、厳しい経営が続くものと予想されています。

今後も安全確保の為の経費を確保しながら、鉄道の競争力を維持するための輸送サービスの向上や、利用が少なく鉄道を持続的に維持する仕組みの構築が必要案線区の維持を図るため、利用者にも費用の一部を負担するために、今回の運賃改定の申請に至った、と、同社ではその目的を説明しています。

また、今回の運賃改定については、既に下記エントリーでご紹介した「JR北海道グループ中期経営計画」(2019年4月発表)でも施策の一つとして挙げられているところです。
参考:【JR北海道】長期経営ビジョン・中期経営計画・事業計画等を発表。2031年度の経営自立に向けた経営努力・経営課題を示した上で、2023年度までの取り組みを提示 : 阪和線の沿線から


JR北海道の運賃については、1996(平成8)年1月に運賃改定を実施して以降、20年以上にわたり消費税率の引き上げを除き運賃改定は行ってきませんでしたが、人口が増加する首都圏等ならともかく、利用者が減少傾向となっている北海道で、運賃を20年以上も維持するためには、やはりそれなりの無理をしないと維持が難しいのは、これまでの一連のトラブルや、それにより露見された設備や車両の待ったなしの老朽化、であるといえるでしょうか。


このように書くと意外感を持たれるかたも少なくないと思われますが、もとよりJR北海道の運賃そのものが、他交通機関に比べて決して高くない、というところもありました。
上記で記した札幌近郊の場合、例えば札幌〜小樽間ではJRは640円に対してバス(北海道中央バス・高速おたる号他)は610円と、30円の差でありますが、一方の所要時間はJRは32分(快速エアポート)に対しバスは約60分と、JRはおよそ半分の所要時間となっており、今風の言い方で言うところの「コスパ」で言えば、JRに分がある状態であるといえます。
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▲小樽駅構内に停車中の735系。
札幌〜小樽間は、「快速エアポート」の他、区間快速「いしかりライナー」、普通列車を含めて日中1時間6本(うち札幌先着4本)という本数の輸送サービスを提供しています。

同様のことは、札幌〜新札幌、札幌〜新千歳空港といった札幌近郊は割と見られており、逆に言えばこれらの線区においては、JRの運賃水準がサービスに対して安すぎた、ともいえるかも知れません。

今回、そういった他の交通機関の運賃水準も考慮しながら、改定額を決定したとのことで、普通運賃の短距離区間を中心とした値上げが実施されることとなっています。


一方で、201km以上の賃率を据え置いたり、料金については消費税率の引き上げ分のみの転嫁とする等、中長距離の利用に関しては、高速バスや自家用車といった他の交通機関との競争も考慮したものとなっている、といえるでしょうか。


ところで、今回の運賃改定で一つ注目したのは、千歳線(南千歳〜新千歳空港)の加算運賃の引き下げであります。
この加算運賃は、現在の新千歳空港駅が開業した1992年から実施されていて、今年で27年となります。
この回収率が開業25年後となった2017年度の末で約85%と、かなり回収が進んでいることから、今回加算運賃を大幅に引き下げることとなりました。
新千歳空港アクセスがJR北海道の稼ぎ頭となるほどまでに成長した現在、この加算運賃による建設費の回収も相当進んでいるのかな、とは薄々感じてはいましたが、まさかこのタイミングで加算運賃の大幅引き下げに踏み切るとは、厳しい経営環境の中、思い切った判断ともいえるでしょう。

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▲快速エアポート(手稲駅、2019.1.30)
新千歳空港〜札幌〜小樽を結ぶ、JR北海道の収益源ともなる列車であります。
今般、新千歳空港への加算運賃が大幅に引き下げられることとなります。


今回ご紹介した運賃改定の内容でありますが、今後この通りの内容で認可されるのか、それとも改定幅が縮小されることもあるのか、そういった点も気になるところでありますので、今後の動向を注目しておきたいな、と思います。




●関連ニュースサイト:
JR北海道、10月に値上げへ 初乗り運賃は200円、特急料金は増税分のみ反映 | 乗りものニュース
JR北海道、10月1日に運賃を引き上げへ - 鉄道コム



●関連ブログ:
JR北海道の値上げは運賃が主体: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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kotoden_retrotrain
▲ことでんの「レトロ電車」
(ことでんWebサイト(http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2019/retroplan/index.htmlより引用。)

今やキャラクターの「ことちゃん」で有名な鉄道事業者となっている、香川県の高松琴平電鉄(ことでん)では、大正末期から昭和初期にかけて製造された車両4両を、現在でも営業運転可能な状態で保存しており、現在でも毎月1回程度特別運行を実施しています。

参考:レトロ電車特別運行2019|ことでん

この度、これらのレトロ電車について、2021年のゴールデンウィークのイベントを最後に、廃車することがことでんより発表されました。

レトロ電車の廃車計画について|ことでん

詳細は下記の通りです。

●廃車計画:
・23号(大正14(1925)年製造)
2020年ゴールデンウィークさよならイベント後 廃車

・500号(昭和3(1928)年製造)
2020年シルバーウィークさよならイベント後 廃車

・120号(大正15(1926)年製造)
2021年ゴールデンウィークさよならイベント後 廃車

・300号(大正15(1926)年製造)
2021年ゴールデンウィークさよならイベント後 廃車

●今後の予定:
申し出があれば譲渡も検討するが、静態保存先が確保できなければ、解体の予定。


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


製造後約90年を迎え、大正、昭和、平成、そして令和と、4つの時代を走ってきたこれらのレトロ電車。
この時代の車両が鉄道線の営業線上で運行されるのも、非常にレアなものでありますので、近年とみに人気の車両でありますが、この度ことでんから、約2年をかけて順次廃車していくことが発表されました。

廃車するに至った理由については、ことでんの公式ツイッターで言及されています。



すなわち、経年に伴う安全確保の困難さに加え、維持コスト・人手不足等の要因から、廃車に至ったものであるとのことです。
これらのレトロ電車以外にも通常の営業列車を運行する中で、他の車両と比べてこれらのレトロ電車の維持には大変な労力で、それが営業列車の運行に支障を来すほどになっていることから、今回の廃車の発表となったことが、ここから見て取れます。

個人的な感想からいえば、よくもまあ今の時代まで保存していただいたな、という感謝の思いしか感じることができませんでした。
思えば2001年(平成13年)の民事再生法適用時、これらの、ある意味経営の足かせともなるレトロ電車を真っ先に廃車する、という選択肢もあった筈です。
しかし、その当時でさえも廃車を行わず、今まで走らせ続けてきたのも、ひとえに一日でも長くこれらのレトロ電車を楽しんでもらいたい、という気持ちがあったから、とも思われるだけに、今回の廃車発表は、まさに断腸の思いでありましょう。


残された期間はあと2年ほどとなっています。
これだけ早めの公表を行ったのも、ひとえに多くの方々にこれらのレトロ電車の雄姿を見てもらおう、という考えだと思われます。
寂しい限りではありますが、ファンとしても今回のことでんの発表に理解を示し、限られた期間で可能な限り楽しむべきだと思っています。

かくいう私も、機会があれば、ことでんに訪問し、これらのレトロ電車に触れることができれば、と思っています。
こちらのエントリーでご紹介した「ことでんひやく号」には、結局乗れずじまいだっただけに、「レトロ電車」については、是が非でも乗車あるいは撮影ができるよう、綿密に計画しておきたいな、と感じた発表でありました。



●関連ニュースサイト:
ことでんのレトロ電車が2021年のGWを機に姿を消す…大正・昭和生まれの4両 | レスポンス(Response.jp)
ことでん,2021年5月までにレトロ電車を廃車へ|鉄道ニュース|2019年5月11日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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JR東日本では、既に伊豆方面への観光特急列車として新たにE261系を投入することを発表しています。
参考:【JR東日本】伊豆エリアに新たな観光特急車両「E261系」導入を発表 : 阪和線の沿線から

この度、このE261系を使用した列車の名称等が発表されましたので、ご紹介します。

伊豆エリアの新たな観光特急列車の名称等の決定について|JR東日本

概要は以下の通りです。

●観光特急列車名称:
「サフィール踊り子」(さふぃーるおどりこ/SAPHIR ODORIKO)
宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、「サファイヤ」(英語)を「サフィール」(仏語)にし、名称を決定。
jre_e261
▲E261系車両
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190505.pdf)より引用)

●ロゴ:
車体ロゴ:
jre_saphir_odoriko_logo


プレミアムグリーン ロゴ:
jre_e261_premiumgreencar_logo


(いずれも上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190505.pdf)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


丁度今からほぼ1年前、昨年の5月に、2020年春の導入予定として、その車両の概要が発表されているE261系ですが、この度、その列車名称が発表されました。

「サフィール踊り子」という名称でありますが、これまで様々な伊豆方面への特急列車に付けられてきた「踊り子」の名称が、E261系にも引き継がれることに、安心されたファンも多いのではないのでしょうか。

運転日や料金等、営業概要については、今後の発表が待たれるところですが、「プレミアムグリーン」のロゴも新たに設定されているところをみると、今後他の列車への展開もあり得るのかも知れません。


ところで、このE261系「サフィール踊り子」の運行開始に伴い、似たような位置づけのE251系「スーパービュー踊り子」の動向が気になるところであります。
今回の発表で、「スーパービュー踊り子」の今後については、特に触れられていませんでしたが、導入からおよそ30年になろうとしている車両な上に、「踊り子」の上位種別という位置づけが「サフィール踊り子」と同じようであることを考えると、来年春で運行終了と考えるのが妥当な予想ともいえます。
それだけに、「サフィール踊り子」の登場が楽しみであるとともに、「スーパービュー踊り子」の乗り納めも早いうちに行っておかないとな、とも感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
伊豆方面の新たな特急、名称は「サフィール踊り子」 宝石イメージの車体ロゴも決定 | 乗りものニュース
JR東日本,E261系の列車名称を“サフィール踊り子”に決定|鉄道ニュース|2019年5月8日掲載|鉄道ファン・railf.jp
伊豆エリアの新たな観光特急、列車名は「サフィール踊り子」 - 鉄道コム



●関連ブログ:
JR東日本、伊豆エリアの新たな観光特急列車の名称は「サフィール踊り子」に - kqtrain.net(京浜急行)



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こちらのエントリーで天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅の転車台見学ツアーについてご紹介しました。

その天竜二俣駅の敷地に隣接して、3両ほど車両が保存されていました。
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▲天竜二俣駅に隣接して保存されている国鉄20系客車等。

目に付いたのは、青色・丸屋根の客車であります。
そう、ブルートレインのはしりである国鉄20系客車。
その奥には、キハ20系気動車も保存されています。

これらの車両も天竜浜名湖鉄道が保存しているもの、と思って同社の社員さんに尋ねたところ、同社とは関係が無いらしく、どやら浜松市かどこだかが保存している物らしい、という情報まで教えていただきました。


見たところ、放置されている風でもなく、むしろ台車等の下回りは最近再塗装された綺麗な状態となっています。
また車両の周りの仮囲いは、これから車体部分を塗り直そうとしているように思えました。


まさか天竜二俣駅に20系客車が保存されているとは、事前に知るはずもなく、驚いた次第でありますが、改めて調べてみると、下記の団体が20系客車やキハ20系気動車の保存活動を行っている団体が修復を行っているとのことでありました。

参考:TRTC 天竜レトロ・トレインクラブ: ホーム Home

上記Webサイトによると、再塗装作業中のようであります。
いつ再塗装が完了するかは、気長に待つべきでしょうが、完成したあかつきには、転車台見学ツアーの再訪と併せて、是非その姿を見たいな、と思いました。


以上、天竜二俣駅に保存されている20系客車が気になったので、補足としてアップしてみました。



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令和最初の鉄道旅行の二日目は、天竜浜名湖鉄道を訪問しました。
この天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅の構内には、かつて蒸気機関車の時代には全国各地で見られた転車台や扇形車庫が、今も現役で稼働しています。
この転車台などを見学するツアーが、基本的に毎日実施されているというので、天竜浜名湖鉄道の乗車がてらに、参加してみることにしました。

参考:転車台・鉄道歴史館見学ツアー(毎日開催) – 天浜線(天竜浜名湖鉄道株式会社) – 日本の原風景に出逢う旅。


天竜二俣駅には、集合時間より少し早い10時16分着の列車で到着しました。
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▲天竜二俣駅駅舎

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▲天竜二俣駅の駅名標

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▲天竜二俣駅ホーム

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▲昔懐かしい、ホーロー板の駅名標


集合まで時間があるので、先日ご紹介したきっぷ類を購入しておきます。
参考:天竜浜名湖鉄道で購入したきっぷ(普通入場券・補充券・令和元年記念入場券等、2019.5.2) : 阪和線の沿線から

集合時間の10時50分が近づくにつれ、小さな駅舎はこの「転車台見学ツアー」に加え、その10分後に集合の「洗って!回って!列車でGO」乗車体験ツアーの参加者も集合し、連休中とあって大変な賑わいとなってきました。


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岐阜県の第三セクター「明知鉄道」。
JR中央本線の恵那駅と明智駅を結ぶ路線で、かつての国鉄明知線を引き継いだ第三セクター鉄道でありますが、この明知鉄道の名物が、一日一往復(月曜日運休)の急行「大正ロマン号」であります。

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▲急行「大正ロマン号」(明智駅)

この急行「大正ロマン号」のうち、下りの恵那発明知行には、車内で沿線の食材を楽しむことができる「食堂車」が連結されています。
この「食堂車」ですが、JTB時刻表にも下記のように、昭和初期までの和食堂車に使用されたお椀のマークが「食堂車」として記されているのが、ユニークであるといえます。
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▲JTB時刻表2019年3月号に記載の食堂車マーク
(JTB時刻表より引用)


私自身、この明知鉄道には未乗のままでありましたが、折角乗車するのであればこの食堂車に乗ってみようと思い、予約を行い、実際に乗ってみることとしました。


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再び、令和元年初旅行で訪問した第三セクター鉄道のきっぷのご紹介です。
こちらの乗車記録でご紹介したように、昨日(5月2日)に天竜浜名湖鉄道に乗車してきましたが、その際購入した乗車券類をご紹介したいと思います。

●普通入場券:
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▲(社)掛川駅 普通入場券

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▲天竜二俣駅 普通乗車券

昨日ご紹介した明知鉄道と同様に白色無地でありますが、違いは「(天竜浜名湖鉄道)」と社名が入っているところでしょうか。
掛川駅の入場券には「(社)」と入っているのも特徴でありましょう。


●普通乗車券:
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▲西鹿島〜天竜二俣・岩水寺(200円区間)の普通乗車券
天竜二俣駅で天浜線内の硬券切符が無いか聞いたところ、この種類のみ発売しているとのことでした。
西鹿島駅は、遠州鉄道との乗換駅で、西鹿島〜天竜二俣間の利用者もそれなりにあるようで、同駅間の区間運転の列車も設定されています。
とはいえ、何故に天竜二俣と岩水寺の両方向となっているのか、謎ではあります。

●連絡乗車券(補充券):
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▲天竜二俣→豊橋(新所原経由)連絡乗車券
天竜浜名湖鉄道とJR線とは、掛川駅及び新所原駅を接続駅として連絡運輸が設定されています。
天竜二俣駅からの場合、掛川接続の静岡までは硬券の設定がありますが、それ以外は上記のように補充券での発売となります。
まさか手書きの補充券が出てくるとは思いもしませんでしたが、思わぬ収穫でありました。

ちなみに日付については、「平成」を二重線で訂正の上、西暦での表記となっていました。

●令和元年記念入場券:
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2019年5月1日の改元を記念して販売されていた、記念入場券です。
デザインは、天竜二俣駅構内の転車台・扇形車庫に停車する車両の写真となっています。

特徴的なのは、券面の日付でありましょうか。
天竜浜名湖鉄道では、上記のきっぷの日付表記でも分かるように、基本的に西暦表記となっています。
しかしこの令和元年記念の入場券は和暦表記となっており、そのため日付印を印字するダッチングマシンが「西暦用」「和暦用」の2台が用意されていました。

●天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ:
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▲表面

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▲日付面

今回、掛川〜西鹿島間で利用した切符がこちらの天浜線・遠鉄共通フリー切符。
遠州鉄道線の全線(新浜松〜西鹿島)と、天竜浜名湖鉄道線の掛川〜西鹿島間(東ルート)または新所原〜天竜二俣間(西ルート)が1日乗り放題の企画きっぷであります。

今回は、天竜二俣〜新所原間を上述の連絡乗車券で利用するため、遠州鉄道の乗りつぶしにも利用できる東ルートのフリーきっぷを購入しました。

東ルートの販売価格は1,450円ですが、普通運賃で計算すると、掛川〜西鹿島間は760円、西鹿島〜新浜松間は470円なので、掛川〜西鹿島〜新浜松〜西鹿島と乗るだけで、普通運賃では1,700円(760+470×2)と、十分元が取れた次第であります。

設定の意図としては、遠鉄沿線から天浜線を利用する人向けなのでしょうが、思わぬ恩恵にあずかった次第です。



以上が、天竜浜名湖鉄道で購入したきっぷ類となります。
何気なく購入した連絡乗車券が手書きの補充券だったことが、今回一番の驚きでありましょうか。

後日のアップを予定していますが、天竜二俣駅の転車台見学ツアーも楽しかったので、機会があればまた天竜浜名湖鉄道を訪問できればいいな、と感じた次第であります。



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こちらの乗車記録でご紹介したように、令和最初の鉄道旅行として、岐阜県の明知鉄道を訪問しました。

この際乗車した急行「大正ロマン号」は、改めてのエントリーでご紹介したいと思いますが、取り急ぎ、明知鉄道で購入してきたきっぷをご紹介したいと思います。

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▲明知鉄道で購入してきたきっぷ4種類

1枚ずつ、詳しくみていきます。


●普通入場券:
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▲恵那駅 普通入場券

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▲明智駅 普通入場券

硬券の普通入場券が用意されています。
今回は恵那駅と明智駅で購入しました。
また、途中の岩村駅も有人駅なので、入場券を発売しているかも知れませんので、興味ある方は訪ねてみてはいかがでしょうか。


●普通乗車券:
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▲明智→山岡 普通乗車券

明智駅で折り返しの時間があったので、線内の普通乗車券を購入してみました。
設定のある中で、一番券面価額がお手軽だった山岡まで購入してみました。
地紋に「あけちてつどう」と書かれているのが分かります。
そう言えば、線内には「極楽」という駅があるので、極楽行きの切符が買えたりしたかも知れませんね。


●連絡乗車券:
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▲明智→中津川(恵那経由)連絡普通乗車券

明智から恵那経由、中津川までの連絡乗車券です。
明知鉄道からJR線方面への連絡乗車券も設定がある模様です。
駅に掲出されている運賃表によると、岐阜〜(東海道本線)〜名古屋〜(中央本線)〜坂下で設定がある模様です。
また、全ての駅で硬券の設定があるのかどうかは分かりませんが、ある程度の枚数が出る区間は設定があると考えると、例えば「名古屋」なんていう硬券もあるのかも知れませんね。


以上、明知鉄道で購入した硬券類をご紹介しました。
特定地方交通線を転換した第三セクター鉄道等では、こういった硬券が幅をきかせている会社もまだ多く存在しています。
概して経営の厳しい会社が多いのも事実でありますが、そういった会社がいつまでも路線を永続できるよう、ファンとしてもこういった硬券類を購入することで貢献していきたいところですね。



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このブログで今年1月にご紹介した、京王観光によるJR乗車券類の不正利用。
参考:【京王観光】JR乗車券の発券及び使用についての不正を公表。団体乗車券類の人数を実際より少なく発券し差額を詐取との報道 : 阪和線の沿線から
【京王観光】大阪地区支店での不正行為について追加報道。「指のみ券」を利用した不正か。 : 阪和線の沿線から

本日(4月25日)、京王観光より、この不正行為についての調査結果と、今後の対応が公表されました。

弊社一部支店によるJR各社様に対する不正行為について|京王観光

不正の概要は、以下の通りです。
なお、下記の内容は、上記発表資料からの引用となります。

●不正行為の概要:
大阪支店・大阪西支店・福岡支店の3支店で、乗車している人数より少ない団体乗車券を発券し、実際の乗車人数との差分について、別途指定席料金込みの回数券を発行することにより旅行を催行。
検札印がない回数券を不正に払い戻すことにより、当該払い戻し額を利益として計上した他、一部を個人で着服。
当該3支店在籍の合計12名が不正に関与。但し他支店ではこうした不適切な行為が行われていないことを確認済み。

●不正金額:
・件数・・・約110件
・金額・・・約6,000万円

保存されている最も古いデータは2007年4月分。

●賠償額・JR各社からの処分:
JR各社へ、賠償金として合計1億8,100万円を2019年5月31日までに支払う。
また、JR各社と締結している乗車券類の委託販売契約は解除

●その他の問題行為:
これまでの調査の過程で、団体乗車券における大人と小人の人数の取り扱い、回数券払戻手数料、学生団体料金の適用、回数券の取り扱いで問題行為が判明済み。(当該3支店以外では確認されず。)

●不正行為の原因等:
大阪地区支店では、首都圏における同社の知名度がないなかで、東京地区に数字的に負けたくない風土から、特に利益管理が厳しく、営業担当者は支店長から目標達成を強く求められる背景があった。
2001年に予算数値達成のために、ある団体旅行案件でこの不正行為を始め、その後複数の社員により他の案件にも用いられるようになった。

京王観光は1953年設立で、しばらく首都圏のみの営業活動であったものを、1969年に関西地盤の桜菊観光と合併した経緯があるが、大阪地区支店の社員は首都圏等の他支店への転勤がほとんどなく、独自の組織文化が維持・継承されてきた上に、上述の利益意識と併せて、不正行為等を生み出す温床となっていたと考えられる。

●再発防止策:
・各支店・営業所の統括管理部門新設
各支店でJR券発券を行う内勤業務担当者が営業担当者と同じ支店長の下にあり、営業担当者からの要請を断れない環境下にあったため、内勤部門担当者を営業部門と分離・独立した組織に集約。

・大阪地区の人事の刷新
大阪支店・大阪西支店を統合し、東京から新たな支店長を赴任。

・今後実施予定の施策
大阪支店の閉鎖(既存顧客への対応要員を残す他、首都圏を中心とした他支店及び本社へ異動)
営業管理システムの一新(決裁基準・業務フロー等の見直し等により、属人的な要素の排除とチェック機能の抜本的強化)
営業担当のジョブローテーションのルール化(人事の滞留に由来する業務の属人化を防止) 等



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「指ノミ券」という、旅行業関係者あるいはきっぷ愛好家しか普段は口にしないような単語が、まさか新聞紙面上に出てくるという、前代未聞の不正となった今回の京王観光の不正行為。
先のエントリーでは、JR各社が京王観光に対してどのような処分を行うのか、という点も今後の注目点として挙げておきましたが、やはりというべきか、乗車券類の委託販売契約解除、すなわち「マルス撤収」という重い処分が下されました。

また不正金額は約6,000万円とのことでしたが、賠償金としては、一般旅客の不正乗車の際、不正金額の3倍を請求することも踏まえて、ほぼ3倍の1億8,100万円を請求しているとのことでした。

当該不正の温床となった大阪地区支店は、1969年に桜菊観光と合併した流れを汲む支店でありますが、この大阪地区支店もゆくゆくは閉鎖の方針も打ち出されており、上述のJRグループ乗車券類委託販売契約解除と合わせて、取り返しのつかない損失となってしまったことが分かります。


今後、仮に京王観光が信頼回復に努めたとしても、JRグループの乗車券類の委託販売契約が再開されることも、恐らくは難しいのではないか、と思われるだけに、京王観光発券のマルス券は、二度と目にすることは無くなるのだろうな、とも感じた次第であります。


前代未聞の「マルス撤収」という最悪の形となった今回の京王観光による不正行為。
他の旅行会社でも、このような愚かな行為が行われないように願いたいものであるだけに、同業他社においても、本件を他山の石として、厳正な業務監理体制の元、発券業務を行っていただきたいと、マルス券を収集するきっぷファンの一人としては思う次第であります。




●関連ニュースサイト:
JR6社、京王観光に1.8億円請求=団体旅行不正で | 乗りものニュース
京王観光、不正行為で約1億8,100万円をJRに支払いへ 社員による横領も発覚、大阪支店は閉鎖 - Traicy(トライシー)



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