阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、以下のツイッター
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カテゴリ: 航空

LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンでは、この度関西空港と下地島(しもじしま)空港を結ぶ路線を開設することを発表しました。

関西空港から宮古地域への初のLCC直行便!ジェットスター・ジャパン、大阪(関西)=宮古(下地島)路線を開設

概要は、以下の通りです。

●運航開始日:
2019年7月3日(水)

●運航スケジュール(2019年7月3日〜2019年10月26日):
GK377便・・・大阪(関西)15:50発→下地島18:15発
GK378便・・・下地島18:55発→大阪(関西)21:15着

GK377便・378便ともに月・水・金・日の週4日運航。
(7月20日〜8月31日は毎日運航)

●片道運賃:
5,990円〜42,990円(税込)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下地島(しもじしま)空港とご紹介しても、航空ファン以外の方ではあまり聞いたことがない、と言う方も多いのかも知れません。
下地島空港とは、沖縄県の宮古島を中心とした宮古諸島のうちの一つである「下地島」に作られた空港で、国内でのパイロット養成のための訓練飛行場として開設されました。
かつては那覇空港からの定期便がありましたが、利用者の低迷から1994年に運休した後は、長らく定期便の運航はありませんでした。
参考:下地島空港|沖縄県

その下地島空港ですが、近年JALやANAといった国内大手航空会社の訓練飛行が撤退してきたことから、利活用が検討されてきました。
その結果、旅客ターミナルのターミナル建設による定期便を誘致することとなり、それに伴いこの3月30日からジェットスター・ジャパンが成田〜下地島線を運航することとなり、今回開設が発表された関西〜下地島線はそれに続くものであります。


そして、この下地島は、水路を挟んで隣接する伊良部島(いらぶじま)から伊良部大橋を経由して、宮古島まで地続きでアクセスすることができるようになっています。
そのため、この下地島空港が宮古島における第2空港としての機能を果たせることから、今回の発表資料でも「宮古(下地島)」と表記して、宮古島への観光アクセスとして売り出していることが分かります。


関西空港から先島諸島方面への路線としては、Peachの関西〜石垣便が現在も運航されていますが、こと宮古島方面への就航はこれまでありませんでした。

フルサービスキャリアを含めても、関西地区〜宮古はANAの1往復のみとなっており、Peachのほか、ANA・JTAを含めた3往復が就航する石垣線と比較しても便数そのものが少ないことから、今回の下地島線の開設により、より多くの観光客が訪問できるようになるのではないかと思われます。


こと離島に関しては、おいそれと訪問することも個人的には難しいのでありますが、とはいえ、鉄道路線の全線乗りつぶしを達成すれば、こういった関空からの離島路線にも乗ってみるのも面白そうだな、とも感じたニュースでした。



●関連ニュースサイト:
ジェットスター、関西−宮古島便就航=7月3日就航、8月は1日1往復 | 乗りものニュース



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和歌山県の南紀白浜空港を2019年4月から運営する株式会社南紀白浜エアポートでは、この4月より南紀白浜空港を拠点に各方面への高速バスの乗り入れを開始することを発表しました。

この春、南紀白浜空港はバスターミナルになります|南紀白浜エアポート

概要は、以下の通りです。


◆南紀白浜空港発着の高速バス路線:
●串本・那智勝浦・新宮方面(4月27日新設予定):
・運行本数:
1往復
・主要バス停と運行時間、片道運賃(円)
串本(大水崎)・・・1時間10分、2,000円
紀伊勝浦駅・・・1時間50分、2,600円
新宮駅・・・2時間15分、3,200円

●大阪方面(4月1日乗り入れ開始予定):
・運行本数:
5往復
・運行時関等
大阪駅まで3時間50分、運賃2,980円

●京都方面(4月1日乗り入れ開始予定):
・運行本数:
2往復
・運行時間等:
京都駅まで4時間10分、運賃3,400円

●東京方面(夜行高速バス、4月1日乗り入れ開始予定):
・運行本数:
1往復

●本宮(熊野古道)方面(運行中):
・運行本数:
1往復

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▲南紀白浜空港高速バス経由開始ポスター
(上記発表資料(http://shirahama-airport.jp/application/files/1515/5142/9849/PressRelease_20190227_bus-terminal.pdf)より引用)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南紀白浜空港は、和歌山県が設置し、管理・運営も行ってきましたが、この4月よりコンセッション方式による運営が「株式会社南紀白浜エアポート」により開始されることとなりました。
その4月から、南紀白浜空港と各方面を結ぶ高速バスが乗り入れを開始し、また4月27日からは新規路線として、串本・那智勝浦・新宮を結ぶ路線の運行が開始されることとなります。


まず、既存の高速バス(大阪線・京都線・東京線)の乗り入れについて、他地域の方は違和感をお持ちかも知れませんが、これは、航空機利用者というよりも、近隣住民等が自家用車を停めて高速バスを利用する、「パーク・アンド・バスライド」の拠点としての機能を開始する点がメインだといえるでしょう。
南紀白浜空港の駐車場は無料であることから、利用者にとっては嬉しい措置ではありますし、一方南紀白浜エアポートにしても、高速バス利用者が空港内の店舗等を利用することにより、収益確保が可能な点も、この施策の一つのポイントといえるでしょうか。


そして、バスファンにとって注目のニュースは、南紀白浜空港〜串本・那智勝浦・新宮線の開設でしょうか。
これらの地域からの高速バスでみれば、三重交通の高速バスが名古屋や東京方面へ運行されていますが、逆向きの大阪方面でみれば、これまで関西空港リムジンバス(熊野交通など)や夜行高速バス「ルナメール号」(西日本JRバス)が運行されていましたが、いずれも廃止されて相当の年月が経っています。

今回の白浜空港発着の高速バスは、久しぶりの路線開設となるわけですが、当時と比べても、紀勢自動車道がすさみ南まで開業していることや、訪日外国人旅行者が比べものにならないくらいに増えていることから、どの程度利用者が定着するか、楽しみなところはあります。


もっとも、これらの区間は特急「くろしお」と競合することから、利用者の減少傾向が続く「くろしお」の利用率が更に苦しくなる、という意見もあるかも知れません。
一方、今回新設される高速バスは白浜空港発着であることや、便数も1日1往復と限られたものであることから考えると、競合による懸念よりも、「くろしお」に加えて高速バスが走り出すことから、利用者の選択肢が増え、公共交通機関で串本・那智勝浦・新宮エリアを訪問する利用が増える効果の方に期待したいところは、個人的にあります。


今回開設される高速バス「南紀白浜空港〜新宮」線のルートとなる国道42号は、自家用車で走ったことが何度もありますが、海岸沿いの風光明媚な車窓であります。
これらをこの高速バスで眺めることができる、そんな旅をする機会があればいいな、と感じたニュースでした。



●関連ニュースサイト:
南紀白浜空港に大阪・京都・東京方面の長距離バスの乗り入れを4月から開始! 串本・那智勝浦方面への高速バスも新設 | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]
南紀白浜空港、大阪・京都・東京行きなど高速バスに接続 4月から順次 | FlyTeam ニュース



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こちらの乗車記録で触れたように、先日の旅行での帰りに、ANAのプレミアムクラスというものに初めて搭乗してみました。

毎度、旅行の際にはANAの特典航空券を利用しているのですが、プレミアムクラスに空席が空る場合には、特典航空券でもアップグレードが可能となっています。

またこのアップグレード料金は路線によって決まっていて、今回使用した仙台→大阪間は7,000円に対し、その前々日に搭乗した名古屋→札幌間は14,000円となっていました。

およそ2時間楽しめるとはいえ、14,000円というのはハードルが高く、それなら7,000円で体験できる仙台→大阪間で、初めてのプレミアムクラスを利用してみようと、思い立った次第です。
(※)アップグレード料金は前日までの予約で、搭乗時点のものです。

以下、ANA738便(使用機材:B767-300 JA8677)のプレミアムクラスの搭乗の様子をご紹介したいと思います。

続きを読む

9月4日に上陸した台風21号の影響で、関西空港では高潮による浸水と、関西空港連絡橋にタンカーが衝突した影響により、一時は空港が完全に機能停止した状態となっていました。

その後、浸入した海水はポンプによる汲み上げつつ、影響の少なかった第2ターミナルを利用しての航空機の発着、また交通アクセスについては、タンカー衝突の影響を受けなかった連絡橋北側(関西空港→りんくうJCT方面)の橋を利用することで、一部ではありますが、既に航空機の発着やアクセス交通の運行が再開されています。

ここでは、本日(9月9日)現在の関西空港へのアクセス情報をまとめてご紹介しておきたいと思います。

●鉄道:
JR関西空港線・南海空港線は、りんくうタウン〜関西空港間で運転見合わせ
・JR「関空快速」は、りんくうタウン発着関空特急「はるか」は日根野発着で運転
・南海電鉄「空港急行」は、りんくうタウン発着で運転、空港特急「ラピート」は運休
・りんくうタウン〜関西空港間は臨時シャトルバスを運行
参考記事:
関西空港線の運転について:JR西日本
台風21号の影響による列車の運転状況について|南海電鉄
【JR西日本】【南海電鉄】日根野・泉佐野〜りんくうタウン間、9月8日(土)から運転再開。りんくうタウン〜関西空港間は臨時シャトルバス利用 : 阪和線の沿線から


●リムジンバス:
【9月8日〜10日の運行について】 リムジンバスの一部路線・便で運行を再開いたします | インフォメーション | 【公式】関西国際空港のエアポートリムジンバス・時刻表・のりば・運賃・全路線一覧(関西空港交通株式会社)

9月8日〜9月10日の運行状況は以下の通りです。
【全便運行】
・京都線、寝屋川枚方線、守口線、奈良線、近鉄学園前線、大和八木線、あべのハルカス線

【全便運休】
・尼崎線、西宮線、高松線、高野山線、徳島線、東大阪線、USJ線、茨木線、南海なんば線、スカイシャトル線

【本数を減らして運行】
・大阪駅前線、近鉄上本町線、大阪空港線、なんば(OCAT)線、神戸三宮線、姫路、加古川線、和歌山線、岡山線、泉北ニュータウン、河内長野線


●高速船(神戸−関空ベイ・シャトル):
神戸-関空ベイ・シャトル | 海上アクセス
通常運行中

以上のように、交通アクセスに関しては、鉄道がりんくうタウンまでの運行で、そこから関西空港は臨時シャトルバスに乗り換えとなることから、時間に相当の余裕をもって行動することが必要になりますので、この点十分注意しておく必要があるかと思われます。


一部報道によると、関西空港の鉄道復旧までは4週間程度の計画があるとのことです。
逆に行えば、このりんくうタウンでの乗り換えが少なくとも1ヶ月程度は続くことから、関空利用の際には、引き続き気をつけておきたいところです。

また、様々な報道の陰に隠れてあまり注目されていない気もするのですが、関空と関西圏内の主要都市を結ぶリムジンバスも、一部路線ではありますが、既に運行を再開しています。
こちらは乗り換えの必要がないこともありますので、選択肢として考えておいて良いかも知れません。

加えて、神戸−関空ベイ・シャトルについては通常運行となっていますので、神戸方面からの場合は、こちらの選択肢もありますが、一部の神戸発の便については予約が満席ともなっていることから、利用の見込みがあるようでしたら早めの予約をしておくのも一つの手かも知れません。
参考:ご予約 | 神戸-関空ベイ・シャトル


浸水の被害については、損傷した機器の更新等に時間がかかることから、第1ターミナルまで含めた復旧はまだしばらく時間がかかるかと思われます。
加えて、関空連絡橋も、タンカーが衝突した南側の復旧には相当の時間がかかることから、しばらくの間は自家用車によるアクセスは難しく、公共交通機関の利用が避けられない状況ですので、しばらくの間は時間に更なる余裕をもって利用することが必要となることは、十分注意しておきたいところです。


ちなみに、現在、関西空港の利用は、航空機利用者および空港関係者のみとなっています。
参考:関西国際空港へのアクセスについて(09091100時点).pdf

関西空港の状況が気になる方もおられるかも知れませんが、上記関西国際空港の発表資料にあるとおり、現在見学目的で関西空港を利用するのは避けておいた方がよいかと思われます。
交通アクセスが安定化するまで、しばらくはこの制限は続くものと思われますが、事態が事態だけに、十分理解の上行動したいところですね。



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アメリカの航空会社、デルタ航空は、大阪(関西空港)〜シアトル線を2019年に開設することを発表しました。

Delta to add Seattle-Osaka service in partnership with Korean Air in 2019 | Delta News Hub(英語)
デルタ航空、関西−シアトル19年就航へ
デルタ航空、大阪/関西〜シアトル線開設 香港〜シアトル線は運休 - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」

上記発表資料及びニュースメディアによると、今回就航が発表された関空〜シアトル線の概要は以下の通りとなっています。


●就航予定:2019年

●使用機材:ボーイング767-300ER(定員225名)

●設定クラス:
ビジネスクラス(「デルタ・ワン」)25席
プレミアムエコノミークラス(「デルタ・コンフォートプラス」)29席
エコノミークラス(「メインキャビン」)171席

●機内設備:
全座席にWi-Fi、機内エンターテイメント、電源を設置

●運行ダイヤ等:
詳細は後日発表



なおデルタ航空では、関空〜ホノルル線を毎日就航しており、今回のシアトル線は関空発着としては2路線目になるとのことです。

詳細は、上記発表資料等をご覧下さい。


かつて、閑古鳥とまで言われていた状況からは様相が一変、近年では過去最高の利用者数を更新し続けている関西空港ですが、北米や欧州といった長距離路線に関していえば、かつてよりもむしろネットワークが縮小しているのも、これまた事実であります。

今回開設された北米大陸方面でみても、かつてはシカゴ、デトロイト、ミネアポリス、ニューヨーク、ダラス、トロントといった主要都市へのネットワークが構築されていましたが、航空業界の再編に加え、何より関西地区からの北米への需要の減退もあったことからこれらの路線は現在は全て姿を消し、現在ではロサンゼルス(日本航空)、サンフランシスコ(ユナイテッド航空)、バンクーバー(エアカナダ・ルージュ、季節運行)のわずか3路線という寂しいものとなっています。

そんな中で、今回発表された関空〜シアトル線の就航ですが、このシアトル線も、かつては関空から就航していた都市の一つで、今回のデルタ航空による就航により復活するものとなります。


以前この関空〜シアトル線を運行していたのは、今はなきノースウエスト航空で、当時はDC-10による運航だったように記憶しています。
というのも、私自身、初めてに海外旅行で、当時のノースウエスト航空による関空〜シアトル便に搭乗したことがあったので、自分の記憶にもある路線というわけです。

その当時の旅程は、関空〜デトロイト〜ニューヨーク(ラガーディア)〜デトロイト〜シアトル〜関空だったと記憶しており、その最後にシアトル〜関空線を利用しました。
2月の平日だったこともあり、機内は空いてはいたものの、利用者が皆無というわけでもなく、それなりに搭乗客はいたように記憶しています。

その後、このシアトル路線もご多分に漏れず廃止となり、当時運航していたノースウエスト航空も合併により会社が消滅することとなりました。
とはいえ、そのノースウエスト航空と合併したのが、今回関空〜シアトル線に就航するデルタ航空なわけで、これは文字通りの「復活」といっても差し支えないのではないかと思われます。


私が初めての海外旅行で搭乗した路線が復活ということで、個人的な思い入れもご紹介しましたが、ともあれ、今回開設される関空〜シアトル線が、関西地区のみならず西日本各地から北米方面への利用者への選択肢として定着して欲しいな、と思ったニュースでした。




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こちらのエントリーでご紹介したように、昨年7月から関西空港〜洲本港(淡路島)間での航路を運航している淡路関空ラインですが、この度同路線の運航を2018年7月14日(土)より休止することを発表しました。

航路休止のお知らせ – 株式会社 淡路関空ライン

淡路島(洲本港)・関西空港航路を御利用いただき誠にありがとうございます。昨年7月より1年間、無事故運航をしてまいりましたが、弊社の都合により下記の期日より運航を休止いたします。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、1日も早い運航再開に向けて取り組みますのでご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

   記

運航休止日:平成30年7月14日(土)より
※7月13日(金)最終便まで運航致します。

上記Webサイト(http://ak-line.co.jp/?p=1608より引用、下線部は管理人による)



この航路ですが、昨年7月9日に運航を開始し、下記エントリーでは運航開始直後の様子を実際に乗船してご紹介しました。
淡路関空ライン(洲本〜関西空港)に乗船する(2017.7.14) : 阪和線の沿線から

この時乗船したのは、洲本18時05分発でしたが、乗客はわずか6名でした。
とはいっても、私が乗船したのが、比較的利用者のつきにくい洲本発の夕方の便であったことに加え、就航開始直後でまだ周知が行き届いていなかったであろうことから、今後の利用者増加に期待をしていましたが、やはり状況は厳しかったようで、運航開始後わずか1年にして休止ということとなりました。

今回の発表では「廃止」ではなく「休止」となっていること、また発表内容では「1日も早い運航再開に向けて取り組」むことが明記されていることから、状況次第での再開に含みを持たせた発表となっています。

このあたりの事情については、地元誌・神戸新聞が下記のように報じています。
同社(管理人注:淡路関空ライン)の吉村静穂会長は神戸新聞社の取材に「航路廃止とは考えていない。燃料費の高騰も足かせとなったので、現行より小型の船での運航など、3市(管理人注:淡路島内の洲本市・淡路市・南あわじ市の3市)と協議して再開の道を模索する」と話した。

2018年6月13日付け 神戸新聞Webサイト(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201806/0011349193.shtml)より引用。下線・太字は管理人による。


洲本港(兵庫県洲本市)−関西空港間の定期航路を来月で休止すると国土交通省神戸運輸監理部に届け出た淡路関空ライン(同)が15日、運航継続を視野に同部と協議を始めたことが分かった。乗客数低迷による経営難から事業存続をいったん断念したが、島内3市などからの強い継続要望を受け、早期の事業再開の道を探っている。

 現在使用している217人乗りの船から63人乗りの小型船に切り替え、便数を減らしての運航継続を検討している。小型船を定期運航する場合、現在の洲本港の設備では着岸が許可されないといい、事業再開の手法を同部と協議する。

2018年6月16日付け 神戸新聞Webサイト(https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201806/0011358047.shtml)より引用。下線・太字は管理人による


上記報道によれば、運航再開の手法として、船舶のダウンサイジングと便数の削減による運航コスト削減が主眼となっていますが、一方で洲本港の設備では小型船の着岸が許可されないことから、その手法を神戸運輸管理部と協議することとしています。

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▲淡路関空ライン「まりーんふらわあ2」(2017年7月、洲本港にて管理人撮影)
定員217名は、需要に対して供給過大ではないかと感じましたが、小型船の着岸が洲本港では不可という理由があったとのことです。

私が乗船したときも、定員220名の船に10名に満たない乗客であったことから、どうしてこんなに大きな船をいきなり就航させたのか、少し疑問に感じたところはあったのですが、そもそも小型の船舶では就航自体が難しいというのがその理由だったとのことでした。

とはいえ、この一年間(正確には5月末までの11ヶ月間)の利用者数は約1万6千人だったとのことで、一日あたりで換算すれば約50人、一便あたりでは約5名という、船舶のサイズ云々以前に、航路を維持させるにはあまりにも少ない利用者数であったとのことで、仮に運航再開となったとしても、相当のテコ入れを行わないと、再び運航休止の憂き目に遭うことも容易に想像がつくのではないかとも思われます。

それだけに、運航再開したとすれば、更なる利用者拡大に向けた営業施策といった、路線を継続的に維持するための方策がどんなものになるのかが問われてくるのかな、とも感じたニュースでした。

関空−洲本間の航路廃止: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




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このブログでも時折ご紹介していますが、私自身ANAマイレージクラブ(AMC)の会員で、専ら日頃のANAカード利用額に応じて付与されるマイルを貯めて特典航空券を利用する、という使い方をしています。

飛行機にほとんど乗らずしてマイルをためる「陸マイラー」とも呼ばれているようですが、その陸マイラー的にも特典航空券の動向は気になるところです。
先月、ANAから新しい運賃制度が発表されましたが、その中で特典航空券のルールも同時に改正されることが発表されていましたので、備忘録がてらご紹介したいと思います。

2018年、国内線の新しい運賃がスタートします。|ご旅行の準備[国内線]|ANA

上記ANAの発表によると、特典航空券のルール改正は以下の通りとなっています。

●予約開始日
(現在)搭乗2ヶ月前9:30→(変更後)運航ダイヤ期間ごとの一斉予約
●新規予約・予約変更期限
(現在)搭乗日4日前まで→(変更後)搭乗日前日まで
●搭乗当日空港での前の便への変更
(現在)可→(変更後)不可
●2区間で利用する場合の必要マイル数
(現在)2区間の必要マイル数が適用→(変更後)1区間の必要マイル数の合算が適用
●航空券のルール
有効期間:(現在)発行日及び発行日翌日から起算して90日間→(変更後)発行日及び発行日の翌日から起算して1年間
払戻期間:(現在)航空券の有効期間満了日の翌日から起算して10日以内→(変更後)航空券の有効期間満了日の翌日から起算して30日以内


その他詳細は、上記ANAのWebサイトをご覧下さい。


上記発表では、普通運賃等にも大幅な変更が行われることとなっていますが、私が専らプライベートで利用する特典航空券でみると、やはり上記の赤字で強調した部分が変更点のトピックといえるでしょうか。

一番大きな変更点は、予約期限が搭乗日前日までに拡大したことでしょうか。
これまでは4日前までの予約が必要だったことから、ふと思い立って特典航空券を利用してみたりするのが不可能で、事前に綿密に計画を立ててマイルを消化することが必要でした。
今後は、特典航空券の空席さえあれば前日でも予約が可能となり、より柔軟に旅程が組めることとなり、使い勝手が向上することになるかと思われます。

また、航空券の有効期間も発行日翌日から90日までだったものが、1年間と大幅に延長されることから、例えば事情により旅行日の変更をせざるを得ない場合に、変更できる日程が広がることで、特典航空券をみすみす無効にせざるを得ないということも減るのではないかと思われます。


一方で、搭乗日当日に予約より前に出発する便への変更ができなくなったことから、遅めの便を取りあえず抑えておいて、あわよくば空席が発生すれば前の便に振り替える、という運試しな予約の仕方が今後はできなくなりますので、こちらは注意が必要となります。


以上のように、私のような陸マイラー、そして専ら乗りつぶし等の鉄道旅行の現地へ乗り込むための交通手段の一つとして特典航空券を利用する利用者にとっては、有利な改正内容と評することができるかと思います。
とはいえ、実際に特典航空券で希望の便が取れるかどうかはまた別問題であり、気になるところなので、実際利用してそのあたりを確かめて見たいな、と感じた運賃リニューアルのニュースでした。




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日本航空(JAL)では、南紀白浜空港開港50周年、およびJALの羽田〜南紀白浜線就航50周年を記念して、和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」の特別塗装機を就航させることを発表しました。

和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱんジェット」就航 | プレスリリース | JAL企業サイト

●和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」が機体内外に描かれた特別仕様
上記発表資料等によれば、「わかぱんジェット」の概要は以下の通りとなっています。
・対象機材:エンブラエル190型機
・就航期間: 2018年4月1日〜2019年3月末(予定)
・対象路線:東京(羽田)〜南紀白浜線他の E190就航路線
・初便予定: 2018年4月1日(日)JAL213便東京(羽田)発 7:25 南紀白浜着8:40
・装飾内容:
和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」と、和歌山県特産の梅の花をあしらったデザインを機体後方部の左右に描いた特別塗装
また、期間限定で、機内のヘッドレストカバーと飲み物の紙コップも、「わかぱん」仕様となり、また、機内では、「わかぱん」のぬいぐるみがお迎え
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「わかぱんジェット」外装デザイン
上記発表資料(http://press.jal.co.jp/ja/release/201803/004659.htmlより引用)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

●羽田〜南紀白浜便のみならず全国を「わかぱん」が飛び回る

南紀白浜空港開港50周年、そして羽田〜南紀白浜便就航50周年を記念して就航する今回の「わかぱんジェット」。
この路線は、現在の日本航空のルーツの一つである、日本国内航空が就航した路線で、その後東亜国内航空、日本エアシステム、そして現在の日本航空と、運航会社の合併や名称変更の経緯はありますが、この50年間一貫して首都圏から南紀白浜への航空路として運航されてきました。

今回、この羽田〜南紀白浜線に就航するエンブラエル190型機のうち、1機に「わかぱん」がデザインされますが、この特別塗装機は同路線に限らず、他のE190就航路線に充当されることから、全国各地でこの「わかぱんジェット」の姿を見ることができることとなるでしょう。

「パンダ」といえば、マスメディアの影響もあってか、上野動物園のパンダが全国的には有名かも知れません。
しかし、南紀白浜空港のほど近くある「アドベンチャーワールド」には、その上野動物園を大いに上回る5頭のパンダが飼育されており、またそのパンダも、アドベンチャーワールドに入園さえすればいつでも間近でじっくり見ることができます。
(勿論、整理券なんてものは不要です)

そんなパンダの姿を間近で見ることができる南紀白浜へ、羽田からだとひとっ飛びで行けるということが、今回の「わかぱんジェット」就航を契機に多くの方々にPRされるといいですね。



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関西空港等を拠点とするLCCのPeach Aviation(Peach)では、この度関西〜釧路便を就航することを発表しました。

釧路—大阪 (関西 )線を開設〜「ひがし北海道 」をアジアの新たな観光ブランドに〜|Peach Aviation

上記発表資料等によれば、今回開設となる関西〜釧路線の概要は以下の通りとなっています。
・就航日:2018年8月1日(水)
・運行スケジュール・・・1日1往復
 MM125便:大阪(関西)9:50発〜釧路11:50着
 MM126便:釧路12:30発〜大阪(関西)15:00着
・運賃:5,290円〜31,590円(シンプルピーチ/片道)
・発売日:2018年1月下旬予定

その他詳細は、上記発表資料をご覧ください。


Peachの道東方面への就航については、こちらのエントリーでも検討している報道記事をご紹介しました。
この時は根室中標津空港への就航が検討されているとのことでしたが、ふたを開けてみると、釧路空港への就航となりました。

確かに根室中標津の場合は、就航地としてのインパクトは強いとは思いますが、年間を通じた集客面では釧路の方が分があることも考えられるので、そういった面も考慮の上での決定、といえるでしょうか。

運航ダイヤは1日1往復で、関空午前発、釧路午後発と、関西在住者にとっては観光に使いやすいダイヤといえるでしょう。

また、鉄道趣味的にも、このダイヤで釧路空港に到着後、釧路から根室方面の根室本線(花咲線)の列車に乗り継ぐこともでき、当日の夕方には本土最東端の納沙布岬までたどり着く、という行程も可能となっています。
モデルコースを作ってみると、こんな感じでしょうか。

関西空港9:50発〜(MM125便)〜釧路空港11:50着/12:10発(※2)〜(釧路空港連絡バス)〜釧路駅12:55着/13:25発〜(JR根室本線・5631D)〜根室駅15:59着/16:10発〜納沙布岬16:54着

(※1)Peach関西〜釧路便以外のダイヤは執筆時現在のものです。そのため実際の就航日にはこのモデルコースをたどることができない可能性があります。
(※2)釧路空港連絡バスは、MM125便の到着20分後に出発と仮定しています。


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釧路駅から根室駅までは、根室本線(花咲線)のキハ54形に揺られて、最果てへの旅を満喫することができます。
写真は茶内駅で停車中の根室本線・普通列車5631D(2016.7.1)

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根室駅に到着します。ここからバスに乗り換えて更に東に向かうことも可能です。

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そしてやってきた納沙布岬。
Peach大阪(関西)〜釧路便の就航で、関空を朝に出れば、夕方に到着することが可能となります。


このように、道東方面の旅行の幅を大きく広げることのできる今回のPeach関西〜釧路便。
願わくば、Peach利用者に対して販売している「Peachひがし北海道フリーパス」を釧路駅での購入も可能となればいいなと思います。
参考:Peach ひがし北海道フリーパス|JRで行く ひがし北海道 TOP|GOTTON JR北海道
こちらはJR北海道の販売となることとなり、Peach側の一存で決まるわけではないのは承知の上ですが、そういった連携施策も期待したいな、と思った就航のニュースでした。




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関西空港等を拠点とするLCCのPeach Aviation(Peach)では、2018年3月1日(木)から関西〜新潟線を運行開始することを発表しました。

新潟—大阪 (関西 )線を開設〜Peach で新潟と関西がもっと近 くなる!〜|Peach Aviation

上記発表資料によれば、関西〜新潟線は1日1往復で、2018年3月1日(木)から就航することとしています。
運行スケジュールは以下の通りです。

MM143便 大阪(関西)12:00発〜新潟13:05着
MM144便 新潟13:35発〜大阪(関西)15:10着


運賃は、4,190円〜23,090円(シンプルピーチ/片道)となっています。

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい


現在、大阪〜新潟間の航空路線としては、伊丹〜新潟間でJAL、ANA、IBEXエアラインズの各社で計10往復運行しています(IBEXは全便ANAとのコードシェア便)
これに加えて、関西空港からPeachが就航することになり、これまでコードシェア含めて伊丹発着で大手二社の運航であった地方路線にPeachが参入するという構図となります。

この構図ですが、関西〜仙台線の就航時にもみたような構図でして、その後Peachの関西〜仙台便は1日3往復の底堅い利用で定着して今に至っていますが、今回の関西〜新潟便が今後どのように成長していくかが気になるところです。

関西地区からみれば、仙台ほどの需要は無いにしても、それでも既存ダイヤで1日10往復の運航があることから、ある程度の利用喚起は可能かなと思っています。
ただ、関西の人にしてみると、新潟というのはあまり馴染みがないところに感じている人も多いように見受けられるだけに、今回のPeach就航で、関西の人にとって新潟県が身近な場所に感じられ、実際に訪問する方が増えればいいな、とも思っています。

新潟県といえば、意外に南北に広い上に、佐渡島もあることから、まだまだ関西の人が気づいていない魅力も多いかと思いますので、そういった魅力もこの路線就航を機会に感じられることができればいいな、とも感じたニュースでした。



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