阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
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地方民鉄・公営・第三セクター事業者

【伊予鉄道】鉄軌道の運賃改定(値上げ)申請(2023年10月1日予定)新型郊外電車車両の導入も計画

愛媛県の伊予鉄道では、2023年5月30日に鉄道事業、軌道事業及び路線バスの旅客運賃上限変更認可申請を提出したことを発表しました。

鉄道事業・軌道事業・路線バスの旅客運賃上限変更認可申請について | 伊予鉄

概要は以下のとおりです。

【改定日】
2023年10月1日(予定)

【申請の概要】
・郊外電車:
初乗り運賃・・・200円(現行180円)
その他対キロ区間運賃・・・各区間20円引き上げ

・市内電車:
200円(現行180円)

【主要プロジェクト】
・新型郊外電車車両の導入
老朽化した車両の代替更新のため、VVVFインバータを搭載した新型車両を導入。

・新型LRT車両の継続導入
バリアフリー化の推進、老朽化した車両の代替更新のため、新型低床車両を継続導入。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



松山市の市内中心部と、横河原、郡中港、高浜といった郊外を結ぶ伊予鉄道。
最近では郊外・市内の電車ともに「オレンジ」一色に彩られたインパクトの強い塗装でお馴染みとなっています。

その伊予鉄道ですが、今回旅客運賃の変更(値上げ)の申請を行うことを発表しました。
値上げの理由としては、「電気料金などエネルギー価格高騰や物価上昇などによる運行経費増加に対応し路線維持に努めるとともに、老朽化した車両や施設を更新し、輸送の安全確保・利便性を向上させるため」(上記発表資料)としています。

このうち「老朽化した車両の更新」については、大きな注目としては、「郊外電車の新型車両」でありましょうか。

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▲伊予鉄道郊外線の3000系電車。

伊予鉄道の郊外線向け車両は現在、上記の3000系(元・京王3000系)の他、700系(元・京王5000系)、610系(自社発注)の3種類が在籍しています。
このうち、老朽化で置き換えが考えられるのは、700系が濃厚と考えられますので、今後どのようなスケジュールで、そしてどのような車両が導入されるのか、気になるところです。

伊予鉄の郊外線では、1995年に導入した610系以来の新車両導入となりますが、610系のような自社発注となるのか、それとも他社からの譲渡となるのか、そういった点でも注目といえるでしょう。

また市内線では、引き続き5000形を継続して導入することが示されていますので、これに伴いどんな旧型車両がいつ置き換えとなるのか、も見逃せない内容と思われます。
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▲伊予鉄道5000形。
今後も継続して導入することとされています。



以上、伊予鉄のみならず他社でも値上げのニュースが続きますが、今回久々に郊外線への新型車両導入も発表されたことから、沿線利用者やファンにとっても、値上げは痛いものの、期待を寄せたいと思えるニュースではないでしょうか。




【関連ブログ】
伊予鉄道が値上げを申請…初乗り20円増へ。新型郊外電車を30年ぶりに投入! - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
伊予鉄道が10月に運賃改定へ、郊外電車への新型車両導入も - 鉄道コム
伊予鉄道がおよそ2年ぶりに運賃改定へ…鉄軌道の普通運賃は20円のアップ 10月1日予定 | レスポンス(Response.jp)



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【南阿蘇鉄道】全線運転再開ダイヤを発表。JR線直通は午前中に2往復(2023.7.15)

2016年の熊本地震で甚大な被害を受け、その後一部区間運休が続いていた南阿蘇鉄道。
しかし、震災後復旧工事を進めてきた結果、下記過去ブログ記事でご紹介したように、今年7月15日に全線で運転再開されることが発表されていました。


また、この全線運転再開に合わせてJR豊肥本線への直通列車が設定されることとなり、その直通列車用の新型車両として「MT-4000形」が導入されたことも、既に当ブログでご紹介しています。


今回、この全線運転再開時のダイヤが同社より発表されましたので、ご紹介します。

7月15日ダイヤ改正(全線運転再開)について|南阿蘇鉄道

概要は以下のとおりです。

【全線運転再開後ダイヤ】
・JR直通列車:2往復
(高森6:29発・8:26発、肥後大津7:28発・9:26発)
・南阿蘇鉄道高森線内:10往復(うち1往復は木・金・土休日運行)
・トロッコ列車ゆうすげ号号:2往復

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(上記発表資料(https://www.mt-torokko.com/2023/05/19/6199/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲南阿蘇鉄道の新型車両MT-4000形(同社発表資料(https://www.mt-torokko.com/2022/12/28/5895/)より引用)
同車両が1日2往復、JR豊肥本線の肥後大津駅まで乗り入れることとなります。


震災発生後7年ぶりの全線運転再開となる南阿蘇鉄道ですが、その注目は「JR線直通列車の設定」でしょうか。
かつての「国鉄高森線」時代には熊本方面への直通列車の設定はありましたが、第三セクター移管後は、南阿蘇鉄道線内で折り返しとなっていました。

そのため、高森線内から豊肥本線への直通列車は37年ぶりの設定となります。
とはいえ、国鉄時代と異なり、豊肥本線が一部電化されたことから、乗り入れは途中の肥後大津までとなりますが、それでも乗り換え回数が減少すること、また所要時間も短縮することとなれば、沿線住民や観光客にとっては使いやすくなることは確かでしょう。


今回、豊肥本線への直通列車が設定されるのは、午前中の2往復となります。
高森発は通学客などが多いと考えられる時間帯、肥後大津発は午前中から阿蘇方面へ向かう観光客に対応したダイヤといえるでしょう。

直通列車を利用した、肥後大津での豊肥本線(熊本方面)との接続を見てみます。
【高森→肥後大津→熊本】
・高森6:29発→肥後大津7:12着/7:15発(平日)7:32発(土休日)→熊本7:57着/8:11着
・高森8:26発→肥後大津9:09着/9:27発→熊本10:06着

【熊本→肥後大津→高森】
・熊本6:39発→肥後大津7:25着/7:28発→高森8:17着
・熊本8:48発→肥後大津9:23着/9:26発→高森10:14着

(※)
熊本〜肥後大津間は、2023年3月18日改正現在の時刻


特に熊本→高森間は、肥後大津駅で3分と効率の良い接続が取られています。
南阿蘇鉄道ではトロッコ列車「ゆうすげ号」が人気ですが、それだけでなく、熊本から無理のない時間帯に直通列車を利用して、同線沿線の観光を楽しむことができるのではないか、と思われます。


利用者が少ないことから、熊本地震で復旧が危ぶまれた南阿蘇鉄道ですが、阿蘇山の雄大な風景や、高さ約64mを有する第一白川橋梁などからの眺めは、いずれも観光客を魅了するものであります。

輸送密度だけ見ればバス転換も止むなし(震災前の水準で500人/km・日程度)とも考えられるこの南阿蘇鉄道が鉄道として復旧されたのは、ひとえにこういった阿蘇山周辺の観光資源という位置づけではないか、と考えています。

そのためにも、今回設定された直通列車を誘客に活用するのは、有効な手立てだと思いますので、同社だけでなく沿線自治体や観光関係団体の、南阿蘇鉄道への誘客の更なる取り組み強化を期待したいニュースであります。




【関連ニュースサイト】
南阿蘇鉄道 ダイヤ改正・全線運転再開(2023年7月15日) - 鉄道コム
7年ぶり全線復旧!「南阿蘇鉄道」7月15日に運転再開 新型気動車で「JR乗り入れ」開始へ | 乗りものニュース
「南阿蘇鉄道・JR豊肥線直通」の時刻表。7月15日運転再開! | タビリス
南阿蘇鉄道,7月15日にダイヤ改正を実施 〜全線で運転を再開〜|鉄道ニュース|2023年5月24日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【大井川鐵道】家山〜千頭間の代行バス減便へ(2023.5.8〜)地元の川根本町への移管を目指し利用者の僅少な便を取りやめへ

静岡県の大井川鐵道の大井川本線(金谷〜千頭)では、昨年9月の台風15号により土砂崩れなどの被害を受けており、現在も一部区間(家山〜千頭)で運休が続いています。

運休区間では代行バスが運行されており、基本的に全ての列車に接続して運行していますが、この代行輸送については、費用が収益を大幅に上回る状況で、同社の経営を圧迫していました。

この度、地元の川根本町と協議の結果、家山〜千頭間の輸送は川根本町のコミュニティバスの方針となりましたが、このコミュニティバスの認可までの間、同町が運行経費を負担することとなりましたが、それに伴い利用者が著しく少ない3往復を減便し、6往復の運行とすることを発表しました。

2023年5月8日に家山⇔千頭の代行バスダイヤの変更を予定しております | 大井川鐵道【公式】

概要は以下のとおりです。
【ダイヤ改正日】
2023年5月8日(月)

【改正内容】
以下の便を減便(3往復)
(家山発千頭行き)
家山9:32発、16:42発、21:22発
(千頭発家山行き)
千頭9:25発、16:01発、2-:40発

その他の便も一部時間変更あり。

【その他】
列車で運転している金谷〜家山間のダイヤは変更なし。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭で記したように、大井川鐵道・大井川本線では、昨年9月の台風15号により、土砂崩れ等の大きな被害を受け、現在も同線の半分以上にあたる家山〜千頭間で運休しています。

この区間では代行バスが運行していますが、これまた上述のとおり運行経費が同社の経営を圧迫していることから、今年度より運行経費を川根本町が負担することになりました。
その条件として、利用者の少ない便を取り止めることとしたのが、今回のダイヤ改正となります。

減便後のダイヤを井川線との接続でみますと、千頭10:20発の接岨峡温泉行きに接続する代行バスが取り止めとなりますが、その他は井川線との接続は確保できているもようです。


とはいえ、「代行バスが収益を圧迫する」ため地元自治体へ移管、というのはこれまでに聞いたことがないような気がします。
もとより沿線人口が少なく、SLを代表とした観光輸送で集客していた同社ですが、SLが区間運転となっていることも影響し、代行バスでさえも自社での運行が困難になってきた、というのは個人的に衝撃を受けました。

地元自治体では、代行バス区間をコミュニティバスとして運行することとしています。
被害状況が甚大である上に、自社による代行輸送を断念せざるを得ない状況をみると、今後同区間の復旧にも影響を及ぼしてくるのではないか、と思います。

現に、被災から半年以上経った今でも、復旧にかかる費用概算やその進捗状況といった、具体的な情報が聞こえてこないですし、ある程度の復旧の目途があれば、コミュニティバスの運行認可という時間と手間のかかる方法は取らないような気もします。
最悪の場合、現在の区間の廃止、あるいは大井川本線そのものの全線廃止、というのも考えられるだけに、穏やかではないニュースだな、と感じました。

今後の続報があれば、引き続き当ブログでも取り上げていきたいのですが、個人的には未だ乗車したことのない大井川鐵道、是非全線復旧を目指して具体的な動きが出てくることを願いたいところです。




【関連ニュースサイト】
大井川鐵道「代行バスもきついです」地元へ移管へ 減便でわずか6往復に 台風で長期運休区間 | 乗りものニュース
大井川鐵道、家山〜千頭間のバス代行輸送減便へ - 町営移管めざす | マイナビニュース

(関連情報)
一部運転再開の大井川鉄道 今後の見通しと支援のあり方は?|あなたの静岡新聞|深堀り情報まとめ〈知っとこ〉



【関連ブログ】
大井川鐵道、5月8日から家山−千頭間のバスを減便: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【富山地鉄】鉄道線ダイヤ改正を実施(2023.4.15)特急列車の運行再開へ

富山地方鉄道では、来る2023年4月15日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

鉄道線のダイヤ改正について【令和5年4月15日(土)改正】 | 富山地方鉄道株式会社

概要は以下のとおりです。

【ポイント】
特急列車の運行を一部再開
電鉄富山〜立山、宇奈月温泉〜立山、電鉄黒部〜宇奈月温泉の特急列車の運行を再開

●パターンダイヤ化の推進:
電鉄富山〜寺田間を概ね20分の等間隔に(概ね10時〜15時)

●平日朝の急行列車の停車駅を追加:
新たに滑川高校最寄りの「西滑川駅」、上市スマートIC最寄りの「新宮川駅」を急行列車の停車駅とし、通勤・通学の利便性を向上

●新幹線との最終列車との接続改善:
東京方面から富山駅に到着する新幹線最終列車から乗り換えできるよう、電鉄富山駅での上市行き最終列車の出発時間を25分繰り下げ。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



富山地方鉄道では、昨年(2022年)の4月15日にダイヤ改正を行いました。
鉄道線のダイヤ改正について(令和4年4月15日改正) | 富山地方鉄道株式会社

その際、宇奈月温泉や立山方面に運行していた特急列車を全て取り止めるという、かなり衝撃的な内容でした。
それから一年が経過しましたが、その間、新型コロナウイルスの水際対策の緩和や、全国旅行支援の実施など、アフターコロナを迎えて、観光を取り巻く環境が大きく変化し、今や多数の観光客が再び訪れることとなりました。

ここ富山地方鉄道でも、4月からの観光シーズンを控え、昨年とは比較にならないくらいの観光客が見込まれる中、コロナ前のような観光特急列車の運行が必要なのではないか、と気になっていましたが、今回、立山黒部アルペンルート開通を前にして、特急列車の運行再開を軸としたダイヤ改正が発表されました。


特急列車の本数は以下のとおりです。
【平日】
電鉄富山〜立山:1往復(4/15〜11/30運転)
電鉄黒部〜宇奈月温泉:1往復

【土休日】
電鉄富山〜立山:1往復(4/15〜11/30運転)
電鉄黒部〜宇奈月温泉:下り3本、上り2本
宇奈月温泉→立山(アルペン号):1本(4/15〜11/30運転)
宇奈月温泉→電鉄富山(うなづき号):1本(12/1〜4/14運転)


富山地方鉄道では、元・西武鉄道5000系「アルプスエキスプレス」16010形、元・京阪3000系「ダブルデッカーエキスプレス」10030形といった車両を、特急列車として充当してきました。
しかし、特急列車の運行中止となり、これらの車両が本領を発揮できない期間が続きましたが、いよいよ「復活」となり、嬉しい知らせであります。

加えて、昨年2月には西武鉄道から西武鉄道10000系「ニューレッドアロー」を譲受して運行を開始しており、これらも加えると、まさに各地、各国からの観光客を受け入れる体制はばっちり、と言ってもいいかも知れません。
(参考)



新型コロナに翻弄されたこの3年間、暗い話題ばかりだった鉄道関連ニュースでしたが、こうした嬉しいニュースが、大都市圏以外からも色々聞こえてくるのは、本当に喜ばしいことだな、と感じた次第です。


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▲岩峅寺駅に停車中の10030形(元・京阪3000系)
「ダブルデッカーエキスプレス」として京阪特急色に変更・2階建て車両を連結した編成も、いよいよ特急運用に復活の可能性も高くなりました。
立山へ、宇奈月温泉へ多くの観光客を運ぶ姿を再び見ることができそうですね。




【関連ブログ】
【祝】特急運行再開!富山地方鉄道がダイヤ改正を実施 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
富山地方鉄道 ダイヤ改正(2023年4月15日) - 鉄道コム
「特急復活」富山地方鉄道 立山・宇奈月方面へ 新幹線最終便との接続列車も | 乗りものニュース
富山地方鉄道、鉄道線4/15ダイヤ改正 - 特急列車の運行を一部再開 | マイナビニュース
富山地方鉄道,4月15日に鉄道線でダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2023年3月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【水島臨海鉄道】やよい駅来駅証明書配布(2023.3.25)高槻市制80周年記念入場券発売日と同日に実施

岡山県の水島臨海鉄道では、来る3月25日(土)に、同社の「弥生駅」への来駅証明書を配布するとともに、同駅で記念ポスターを掲示します。

「やよい駅」来駅証明書の配布について | イベント情報 | 水島臨海鉄道株式会社

概要は以下のとおりです。

【配布日】
2023年3月25日(土)

【配布場所】
倉敷市駅 窓口

【配布条件】
弥生駅まで乗車可能なきっぷを所持する乗客に配布
(1日フリーきっぷ、回数券、定期券も含む)

【来駅記念ポスター】
同日、弥生駅に記念ポスターを掲示
(デザイン)
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(上記発表資料(http://www.mizurin.co.jp/event_detail/index/93.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



いささか唐突感のある「弥生駅」の来駅証明書配布。
一体何の記念で、なぜ弥生駅なのか、疑問に思われる方もおられるかも知れません。
同社でも、この来駅証明書の配布については、なぜこの日に配布するのかは、「一切理由はございません」としています。


理由も無いのに一日限定で来駅証明書を配布するのも、何だかおかしい気もするので、何か背景事情があるはず…と思った方は、下記記事も併せてお読みいただければと思います。


上記記事で記しているように、3月25日は、アイドル育成ゲーム「アイドルマスター」シリーズのキャラクター、「高槻やよい」の誕生日であります。
そのキャラクターの名前繋がりで、高槻市の「たかつき観光大使」に任命され、この3月25日には市制80周年記念きっぷが発売されます。

その誕生日の同日に、今度は水島臨海鉄道で、これまた「高槻やよい」繋がりともなる「弥生駅」でも来駅証明書の配布、ポスターの掲出が行われます。
ここまで説明すると、おおよそこの来駅証明書の配布の理由もおぼろけながら理解できそうな気もします。

ともあれ、全国に一つしかない「弥生駅」での訪問記念、先行する高槻市のような展開も今後期待したいな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
水島臨海鉄道 やよい駅来駅証明書 配布(2023年3月25日) - 鉄道コム



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【大井川鐵道】井川線ダイヤ改正実施(2023.3.13)終点・井川まで通しの列車は2往復に減便

静岡県の大井川鐵道のうち、千頭〜井川間の井川線では、来る3月13日(月)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

2023年3月13日 井川線 (南アルプスあぷとライン) ダイヤ改正お知らせ | 大井川鐵道【公式】

概要は以下のとおりです。


【概要】
・全ての列車が毎日運転
・千頭〜接岨峡温泉間は5往復(1往復増)、接岨峡温泉〜井川間は2往復(1往復減)
(増減は毎日運転の列車で比較)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



大井川鐵道井川線は、途中のアプトいちしろ〜長島ダム間は、急勾配を運行するため、通常の2本の線路の間に歯車を通すレールを通し、これをかみ合わせて急勾配をクリアする「アプト式」という方式が採られています。

アプト式は勿論、大井川の上流の車窓は一見の価値がある路線でありますが、その一方で沿線の過疎化は著しく、この井川線についても、接岨峡温泉などへの観光輸送が主体となっています。

その井川線ですが、今回ダイヤ改正を行い、これまで「毎日運転」と「季節列車」で分かれていたダイヤを一本化し、併せて本数の見直しを行うこととしています。

今回の改正で最も目をひくのは、終点・井川まで通して運転される列車が一日3往復(毎日運転)から2往復に減少したことでしょうか。
一方で、接岨峡温泉までの運転は毎日5往復と、1往復増でとなっています。


この大井川鐵道、昨年9月の台風15号の影響で、大井川本線が大きな影響を受け、特に家山〜千頭間は現在も復旧の見込みが立っていません。
その影響は井川線も少なからず受けていると考えられるだけに、そのこともあって今回のダイヤの見直しが実施された、とも思えなくもありません。


この大井川鐵道、私自身は大井川・井川の両線含めて全区間未乗でありますので、早く乗りに行きたいところですが、何せ運休区間が残っている現状でありますので、大井川本線の復旧を待たずに、現状の運転区間だけでも乗っておきたいな、とも思ったニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
大井川鐵道 井川線 ダイヤ改正(2023年3月13日) - 鉄道コム



【関連ブログ】
大井川鐵道井川線、全線走るのは2往復のみ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【南阿蘇鉄道】7月15日に全線復旧を発表。JR直通列車は一日2往復とのタビリス等報道

熊本県の第三セクター鉄道「南阿蘇鉄道」。

2016年4月の「熊本地震」で大きな被害を受け、現在も一部区間での運休が続いていますが、下記記事でご紹介したように、今年夏の全線復旧に向け、新型車両「MT-4000形」を導入したりと、復旧に向けての準備が進められています。

(参考)


この度、南阿蘇鉄道の全線復旧日が同社より発表されましたので、ご紹介します。

南阿蘇鉄道全線運転再開について|南阿蘇鉄道

上記発表資料によりますと、全線運転再開は2023年7月15日(土)となっています。

なお、同社によりますと、全線開通後のダイヤ及びJR豊肥本線・肥後大津乗り入れ列車については、最終調整を行っているとのことですが、下記「タビリス」「熊本日日新聞」の報道によりますと、一日2往復の計画とのことであります。

運行本数は、平日は11往復、休日は14往復です。運行再開に合わせて、立野からJR豊肥線肥後大津までの直通運転を始めます。

同社はJRへの乗り入れに対応した直通運転用の新型車両としてMT-4000型をすでに導入しており、肥後大津〜高森間で運行する予定です。

直通運転列車は1日2往復を予定しています。観光への新たな呼び水になることを期待したいところです。
南阿蘇鉄道、7/15に全線復旧へ。JR豊肥線と直通運転も開始! | タビリスより引用


南阿蘇鉄道が全線再開に向けて導入した新型車両「MT4000形」(2両)のみ乗り入れに対応でき、全線再開後は1日最大14往復のうち、2往復が肥後大津駅まで通じる計画。
南阿蘇鉄道、7月15日に全線再開 JR豊肥線・肥後大津駅への乗り入れも同時に|熊本日日新聞社より引用


minamiaso_mt4000
▲新たに投入されるMT-4000形新型気動車。
(同社発表資料(https://www.mt-torokko.com/2022/12/28/5895/)より引用)
一日2往復が計画されているJR線乗り入れに対応しており、全線開通後の活躍が期待されます。


肥後大津駅は、豊肥本線の電化・非電化の境界駅でありますが、それに加え、熊本空港にほど近く、同区間を約15分で結ぶ「空港ライナー」が運行されています。
阿蘇くまもと空港ライナー

別途発表される具体的なダイヤ次第とはなりますが、羽田・伊丹等からの航空便とうまく接続できれば、より強力な集客に寄与できるのではないか、とも思いますので、今後のダイヤ発表、そして肥後大津駅乗り入れの積極的なPRに期待したいな、と感じたニュースでした。



【関連ニュースサイト】
南阿蘇鉄道、7/15に全線復旧へ。JR豊肥線と直通運転も開始! | タビリス
南阿蘇鉄道、7/15全線運転再開 - JR豊肥本線乗入れは「最終調整」 | マイナビニュース
南阿蘇鉄道,7月15日に全線運転再開へ|鉄道ニュース|2023年2月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
南阿蘇鉄道にJR乗り入れ対応の新車: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【福岡市交通局】七隈線ダイヤ改正(2023.3.11)博多駅延伸に向け初発繰り上げ・最終繰り下げ・平日ラッシュ時増便

福岡市営地下鉄の七隈線(ななくません)では、来る3月27日(月)に天神南〜博多間が延伸開業となります。
阪和線の沿線から : 【福岡市交通局】七隈線延伸開業日は2023年3月27日(月)に(天神南〜博多)

この開業に先立ち、3月11日(土)にダイヤ改正が実施されることが発表されました。

地下鉄七隈線のダイヤ改正を実施します! | 福岡市地下鉄

概要は以下のとおりです。

【営業時間拡大】
始発列車を15分繰り上げ
(改正前)橋本5:30発→(改正後)橋本5:15発

最終列車を15分繰り下げ
(改正前)天神南0:00発→(改正後)天神南0:14発(3月27日(月)からは博多0:11発)

【平日朝ラッシュ時最小運転間隔】
(改正前)3分45秒→(改正後)3分30秒

【運行本数(平日)】
(改正前)155本→(改正後)160本

【その他】
2023年3月27日(月)の延伸開業後、橋本駅〜天神南駅間での発着時刻に変更は無く、天神南行きの列車が全て博多行きに変更。

【イメージバナー】
fukuoka_city_subway_nanakuma_extention
(同局発表資料(https://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway_webapp/files/uploads/R05.3ダイヤ改正概要.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に上述の当ブログ過去記事でご紹介したように、来る3月27日(月)に七隈線の天神南〜博多間が延伸開業します。
これにより、七隈線沿線から博多駅に直接向かうことができるようになるのは勿論のこと、博多駅から山陽・九州新幹線への乗り継ぎも可能となります。

今回のダイヤ改正は、この博多延伸に向けて、延伸開業前にダイヤを改正するものですが、特筆すべき点としては、「始発繰り上げ」「終電繰り下げ」が挙げられるでしょう。


昨今、アフターコロナによる行動変容で、特に利用の減少している早朝・深夜の時間帯で列車本数の見直しが実施される事例が多く見られます。
そんなトレンドのなか、今回の七隈線ダイヤ改正では、それらとは真逆の早朝・深夜の増強となるのが、やはり注目点といえるでしょう。

勿論これらは、博多駅の新幹線初発(博多6:00発「のぞみ2号」)、最終(博多23:51着「のぞみ59号」)と接続するためのものでありますので、これらも含めて七隈線沿線の利便性が非常に向上することは確かといえます。

また、朝ラッシュ時の増発も、これまた他事業者でみられる減便とは逆に,増強となることも、博多駅へ直通する通勤・通学需要の更なる増加を見込んでのこと、といえるでしょう。


コロナ禍で何かと後ろ向きとなる話題の多い都市鉄道ダイヤ改正だけに、そんな中で今回発表された七隈線ダイヤ改正は、久々の純増ダイヤ改正で嬉しい内容だな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
福岡市 七隈線 ダイヤ改正(2023年3月11日) - 鉄道コム
福岡市地下鉄七隈線、延伸前に3/11ダイヤ改正 - 営業時間30分拡大 | マイナビニュース
福岡市地下鉄,3月11日に七隈線でダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2023年2月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
七隈線延伸直前に増便のダイヤ改正: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




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【南阿蘇鉄道】新型車両「MT-4000形」導入を発表。JR線直通に対応し、来年夏予定の全線復旧を見据えて導入

熊本県の第三セクター鉄道「南阿蘇鉄道」では、全線運転再開後を見据えた外国人観光客の受け入れ環境整備を目的に、新型車両「MT-4000形」を導入したことを発表しました。

MT-4000形新型気動車を導入いたしました|南阿蘇鉄道

概要は以下のとおりです。

【MT-4000形について】
・全線開通後を見据えた外国人観光客の受入環境整備を目的に、多言語化に対応した新型一般形気動車。
・JR線直通乗り入れを考慮し、ATS-DK形運転保安装置を搭載。
・半自動ドアシステムや車椅子スペースの確保等、旅客利便性がより向上。

【デザインコンセプト】
前面から側面に流れる青ラインは南阿蘇鉄道沿線を流れる白川と、沿線に点在する清らかな水源を象徴し、緑ラインは車窓から望む雄大な阿蘇五岳をイメージ。

【ロゴデザイン】
車体前面と側面に描かれる「n」は、南阿蘇鉄道の愛称「南鉄(なんてつ)」の頭文字であり、同時に阿蘇五岳とそれを囲う外輪山を表現。
10個の小さな楕円形は数珠繋ぎにすることで、立野駅から高森駅までの10駅が、熊本地震から復興し繋がったことを想起させる。

【イメージ等】
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▲車両外観

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▲社内デザイン

いずれも上記発表資料(https://www.mt-torokko.com/2022/12/28/5895/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2016年4月に発生した熊本地震により、大きな被害を受けた南阿蘇鉄道。
その傷跡は大きく、発生から間もなく7年になろうとしている現在でも、全線の半分以上に渡る立野〜中松間が運休となっています。

この間、トロッコ列車「ゆうすげ号」を中心に、観光客をメインに運行してきましたが、この間新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大変厳しい経営を続けてきました。

しかし、来年夏を予定にようやく全線の復旧が予定されている中、今回新型車両「MT-4000形」の導入が発表されました。


南阿蘇鉄道の車両は、上述のトロッコ列車「ゆうすげ号」を除くと、開業当時に導入された「MT-2000形」(現在は更新により「MT-2000A形」)3両と、後に導入された「MT-3000形」2両が在籍しています。

今回のMT-4000形は、MT-3000形以来25年ぶりの新型車両となりますが、これまでの車両と大きく違う点は、JR線への乗り入れに対応した車両ということでしょうか。


南阿蘇鉄道は、かつて国鉄高森線であったものを、特定地方交通線として第三セクター鉄道に移管されたという経緯がありますが、移管の際、国鉄豊肥本線との乗り入れは廃止となりました。
しかし、熊本地震から復旧に合わせて、豊肥本線への乗り入れが復活する見込みであることが、昨年11月の段階で明らかになっていました。
南阿蘇鉄道、豊肥線乗り入れが実現へ。JR九州と設計に着手 | タビリス

それから更に約1年経ったいま、その「JR線直通」が可能な車両が導入されたことから、いよいよ37年ぶりの直通運転再開が実現することが濃厚となったといえるでしょう。


多くの地方鉄道が乗客減に苦しみ、その中には廃止となった線区もあるなか、決して利用者が多いとはいえない南阿蘇鉄道の全線復旧自体が喜ばしいことですが、それに加え、JR線への直通により、利便性の向上がより図られることは、とても前向きなニュースなのではないか、と思います。


一方、今回のMT-4000形導入により、既存車両の置き換えが行われるのか、というのも気になります。
上述のとおり、MT-2000A形は南阿蘇鉄道の開業当初から運用されている車両であり、既に30年以上運用されているため、老朽化とは無縁とは思えませんので、今後何らかの動きが出てくるかも知れないな、と感じました。

今後発表される「全線復旧」「JR線直通運転」の概要と合わせて、引き続き情報をご紹介していきたいな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
南阿蘇鉄道が新型車両を導入、JR線直通運転にも対応 - 鉄道コム
南阿蘇鉄道の新型車両MT-4000形、JR線直通乗入れを考慮した装置も | マイナビニュース
南阿蘇鉄道,MT-4000形を導入|鉄道ニュース|2022年12月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp
“JR乗り入れ”対応! 南阿蘇鉄道が24年ぶり新型気動車導入 大被災からついに復興へ | 乗りものニュース



【関連ブログ】
「南阿蘇鉄道が新型車両を導入、JR線直通運転にも対応」に関するブログ - 鉄道コム



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【北越急行】超快速「スノーラビット」・快速は廃止へ。2023年3月18日ダイヤ改正実施。

2023年3月18日のJRグループダイヤ改正に併せて、接続する各社局の中でもダイヤ改正を実施するところがあります。

そのうち、新潟県の犀潟〜六日町を結ぶ「北越急行」でもダイヤ改正の実施が発表されました。

2023年3月18日ほくほく線ダイヤ改正|北越急行

概要は以下のとおりです。

【平日・土休日ダイヤの設定】
・平日ダイヤ:18往復(現行比1往復減)
・土休日ダイヤ:17往復(現行比2往復減)

【列車種別の統合】
・全列車を各駅停車とし、ほくほく線内の各駅に全ての列車が停車
(管理人注:現行の下り快速1往復、上り超快速「スノーラビット」上り1本は、快速運転を取り止めて各駅停車へ変更

【その他】
・ほくほく線内を最高速度95km/h(管理人注:現行110km/h)で走行できるよう駅間の運転時分を見直し
・北越急行〜えちごトキめき鉄道への直通運転廃止
2023年3月ダイヤ改正について|えちごトキめき鉄道


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲越後湯沢駅に停車中の北越急行「HK100形」

乗車したのは今から12年前、2010年11月で当時運行されていた、早朝の越後湯沢行き「快速」の様子でした。


2015年3月に北陸新幹線(長野〜金沢)が開業するまでの、首都圏〜北陸方面へのメインルートであった北越急行。
同新幹線開業後は、地域輸送を主体としつつ、上越市直江津地区〜越後湯沢方面への速達列車として、「超快速」列車の運行を開始しました。
阪和線の沿線から : 【北越急行】平成27年3月ダイヤ改正より運行計画中の「超快速列車」の愛称名募集

愛称は「スノーラビット」。
公募総数3,214件の中から最多得票となり、かつて走っていた特急「はくたか」の思いを引き継ぐ名称となりました。
阪和線の沿線から : 【北越急行】平成27年3月14日ダイヤ改正を発表。超快速列車の名称は「スノーラビット」に決定

その後、超快速「スノーラビット」は本数の増減を経て、現在は越後湯沢9:14発→直江津10:15着の1本が運行されていますが、このユニークな種別であった「超快速」、運行開始から8年で終了することになりました。

加えて、かつては160km/hと国内在来線最速を誇った最高速度ですが、現在の110km/hから、ダイヤ改正後は95km/hと更なるスピードダウンが実施されます。

改正後のダイヤをみても、同じ普通列車どうしでも、所要時間が軒並み延びていることから、速達性が低くなるのは否めませんが、経営維持のための設備のスリム化の一環という点では、避けられない改正だな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【北越急行】超快速「スノーラビット」や快速を全て廃止、最高速度は95キロにダウン - 鉄道プレス
北越急行、超快速廃止: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
北越急行「超快速」の運転を取りやめ 2023年春のダイヤ改正 - 鉄道コム
ほくほく線“超快速”「スノーラビット」運転取りやめへ | 乗りものニュース
北越急行,3月18日にダイヤ改正を実施 〜平日・土休日ダイヤを導入し,全列車を各駅停車に変更〜|鉄道ニュース|2022年12月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp
北越急行、超快速「スノーラビット」全廃 - ほくほく線ダイヤ改正 | マイナビニュース



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