阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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あかつき

JR九州、リバイバル「さくら」「あかつき」を運転

昨年3月のダイヤ改正で40年以上の活躍に終止符を打った、寝台特急「あかつき」。
関西〜九州のブルートレインのはしりとして登場し、同じ関西ブルトレの終焉を締めくくった、由緒ある列車名とその歴史は、一ファンとしては、いつまでも忘れずに記憶に残しておこうと思っています。

さて、その「あかつき」と、同じ長崎駅を目的地としてきた東京発着ブルートレイン「さくら」が、門司港〜長崎という短区間で一往復だけではありますが、団体臨時列車の形で、両列車一日限りの復活となることが、JR九州から発表されました。

寝台特急「さくら」・「あかつき」が特別編成で復活!!(JR九州プレスリリース)

概要は次の通りです。
・運行日:
平成21年3月20日(門司港発長崎行「さくら」)
平成21年3月21日(長崎発門司港行「あかつき」)
・費用(大人1名):
往復+宿泊プラン:26,000円
片道(「さくら」or「あかつき」のみ乗車):9,300円
(片道プランの場合の行程外の費用は別途自己負担)
・申し込み方法
往復ハガキにて3月1日必着、抽選の上結果は3月6日頃発送予定

詳細の旅程等は標記プレスリリースに添付のPDFファイルをご覧下さい。

まさか、こんな形で、1日だけでも「あかつき」が復活するとは思いもしませんでした。

通常なら、こういう形の団体列車にはあまり興味がないのですが、今回は「あかつき」と冠されることもあり、取り敢えず往復はがきだけでも送ってみようかな、と思わないわけではありません。

これで仮に当たれば、諸条件を何とか調整して乗りに行きたいのは勿論ですし、はずれとなってもそれはそれで納得、といったところですので、みすみす見逃すくらいなら送ってしまえ、といったところでしょうか。

機関車・客車の老朽化等もあり、殊に「あかつき」に関して言えば、リバイバル列車そのものの設定が難しくなることは容易に想像されます。
それだけに、今回のチャンスは、運行日も3連休ということもあり、日程条件にも恵まれていると思いますので、ちょっと、いやかなり食指が動いていることは確かです。

でもきっと、競争率は高そうかな、と思いながら、当選の期待はあまりせずに、はがきだけでも送ろうと思っています。

「惜別 駆け抜けた寝台列車たち なは・あかつき・銀河」を見る

今年3月15日のダイヤ改正で、惜しくも廃止となった寝台特急「あかつき」・「なは」、寝台急行「銀河」。
特に寝台特急「あかつき」は、このブログでも幾度も記しているとおり、私が幼少のころから何度も乗車してきた、数ある寝台特急の中でも、個人的に一番思い入れのある列車であっただけに、この列車の廃止が、ひとつの時代の終わりと思えたくらいでした。
そこらへんの事情は、以下のエントリーを見ていただければと思います。
寝台特急「あかつき」にまつわる思い出話(2006年6月14日)
「ありがとう」そして「さようなら」。寝台特急「あかつき」ラストラン(2008年3月16日)

もう二度と時刻表の上に時刻が載ることもなく、また、レールの上を走ることもなくなった「あかつき」ですが、それでも模型や映像の中といったものでいつでもその姿を再現することができるので、いまさらながらの感はありますが、そういうものを集めていければな、と思っていて、既に「あかつき」「彗星」の鉄道模型セットを購入していることは、こちらのエントリーで記したとおりです。

今回は、そういう商品のご紹介で、鉄道関係のDVDソフトを中心に製作しているビコムから、「あかつき」「なは」「銀河」の廃止直前の姿を記録したDVDが販売されていましたので、購入して視聴してみました。

Amazon.co.jp: 惜別、駆け抜けた寝台列車たち なは・あかつき・銀河 [Blu-ray]: ビコム想い出の中の列車たちBDシリーズ: DVD

内容は、「あかつき」「なは」「銀河」の3列車を中心に、歴史や使用車両の紹介、「あかつき」「なは」の下り列車の乗車ルポ、そして、運転最終日の長崎駅の様子や、最終日の出発の様子、そして最終運転を終えて役目を終えた車両の回送のシーンまで収録した、何とも盛り沢山な内容です。

各列車の歴史では、貴重な資料映像を用いているだけでなく、たとえば阪神大震災時に福知山線・播但線を迂回運転した「あかつき」のシーンが収録されていたりと、単なる歴史だけでなく、ポイントを捕らえた構成という点、唸らずにはいられない内容です。

乗車ルポでは、始発駅の京都から終着駅の長崎・熊本まで、列車そのものだけでなく、その車掌や乗客といった人間模様にもスポットを当てて、これまでのビコムのDVDではあまり見かけられなかった、新しい方向性も打ち出しています。
その方向性は、運行最終日の長崎駅の様子でも感じ取ることができ、特に歴史ある関西ブルトレの嚆矢として活躍してきた「あかつき」の最後を飾るにふさわしいものとなっています。

最終日の発車シーンは、沢山の見物客の中での苦心の末の撮影のようで、果たして列車を写しているのか、それともそれを見ている客を写しているのかが分からないくらいに混乱した様子でしたが、それはそれで、沢山の人に見送られての発車という、ひとつの記録という意味では、価値のある映像だと思っています。

更に普通は収録されることもないであろう、回送シーンの収録まで追いかけている点、このDVDの内容の濃さに圧倒されてしまいました。
まあ私のように思い入れの強い人にとっては、廃止回送シーンは見ていて心痛む点がなきにしもあらずですが、それはそれで、ここまで徹底して「あかつき」「なは」を追いかけたソフトは他にないのでは、と思える内容です。

ビコムの鉄道関係DVDは、映像の美しさと、ファンの心を掴む編集内容が魅力と思っていますが、今回のDVDもそれに違わない内容でした。
否、自分が特別の思い入れのある列車である「あかつき」の最後を記録した映像ソフトとしては、文句のない出来栄えだと思っています。

私は「あかつき」の記録、という視点で購入・視聴し、このように感想も書かせていただいていますが、同じく「なは」の記録、という点で、「なは」に思い入れのある方が購入しても、大いに満足できる内容に仕上がっていると言えるでしょう。

「あかつき」「なは」に何かしらの思い出・思い入れのあるファンにとって、是非とも手元にそろえておきたいソフトだと思いました。

<データ>
タイトル:惜別 駆け抜けた寝台列車たち なは・あかつき・銀河
製作会社:ビコム株式会社
収録時間:98分
製品紹介Webページ:惜別 駆け抜けた寝台列車たち なは・あかつき・銀河(ビコムWebページ内)

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寝台特急「あかつき」を模型で再現してみる

平成20年3月14日発の運転をもって廃止となった寝台特急「あかつき」。
現実の世界ではもう二度とレールの上を走る事のないこの列車ですが、模型の世界では、今後も気の向くまま、気の向く場所で何度と走らせる事が出来ます。

私も鉄道模型はポツポツ集めてはいるのですが、メインが機関車+貨車(1両から買います事が出来るので)ということもあり、滅多にブルートレイン等を購入する事はないのですが、今回だけは話は別。

しかも、近いうちに「あかつき」セットの再生産があるという事で、早速予約を入れてみる事にしました。

Amazon.co.jp: TOMIX Nゲージ 92763 14系15形客車 (寝台特急あかつき) 7両セット: ホビー
Amazon.co.jp: TOMIX Nゲージ 92278 14系15形客車 (寝台特急彗星) 4両セット: ホビー

「あかつき」と「彗星」のセットですが、このセットで、佐世保行きが存在していた末期の「あかつき」を再現するとができるようです。(時代としては平成10年〜平成12年頃)
勿論、それから「あかつき」「彗星」併結の時代も再現する事も可能です。

更に、今回のセットにプラスして、スハネフ15・オハネ15の単品を増やす事で、14系15形化(昭和53年)から廃止までの姿を一通り再現する事が出来るのですが、資金の問題もあり、こちらは今後拡充していこうと思っています。

あと、機関車ですが、EF65PF・EF66・EF81-300・ED76・DD51と、貨物列車と共通の形式が多いのも利点でして、勿論厳密には違ってくる点も出てくると思いますが、ともかく雰囲気を再現するという点では十分ではないのかな、と思っています。

ここまで突っ込んでくると、寝台特急「あかつき」誕生時の20系時代から、14系・24系まで揃えてみたくなる気もしないでもないのですが・・・まあ現実に乗車した経験があるのが14系15形だけなので、それほどの思い入れがないことと、そこまですると資金が保たないことから、取り敢えず14系15形だけということで・・・

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「ありがとう」そして「さようなら」。寝台特急「あかつき」ラストラン

akatsuki_sabo

40年以上に渡って関西〜九州の寝台特急として走り続けた「あかつき」号。
3月14日京都発鳥栖行・長崎発京都行の運行をもって廃止となりました。
両列車ともに、最後の列車もトラブル無く終点まで到着する事が出来たようで、無事に有終の美を飾る事ができたのではないのでしょうか。

運行最終日の列車は見送る事が出来ませんでしたが、その様子は新聞記事や動画サイトなどで感じる事が出来ました。
ホームで沢山の人々に見送られて最後の旅立ちに向かう様子は、何かしら心にぐっと来る物がありました。
文字やPCのディスプレイを通してでさえも、そう感じるのですから、もし実際に見送りに行っていたとすれば、その、心にグッと来る物を表に出さずに押さえ込む事が果たして出来たであろうかどうか、ちょっと自信がありませんでした。

それくらいに、自分にとっては思い出のある寝台特急「あかつき」
廃止は残念ですが、時代の流れには逆らえません。仕方がありません。
むしろ、今まで走り続けてきたことに感謝したい気持ちもあります。そういう意味でも「ありがとう」という気持ちをタイトルに書かせていただきました。

この列車には、幼少より父母の実家への帰省に利用した関係上、色々思い出があるのですが、例えば始めて乗車した昭和59年年末。当時小学3年生だったでしょうか。
たまたま乗車したのが最後尾のスハネフ15だったので、車掌さんとお話できましたが、その中でこの列車も合理化であと10年程度で無くなるのかもね、的な話を車掌さんから聞いた記憶があります。
当時は国鉄末期で合理化の嵐が吹き荒れていたこともあり、そういう話になったのかも知れませんが、しかしそれから更に23年間も走ったことになります。

また、始めて単独車内泊をしたのもこの「あかつき」。
平成元年の年末。しかもレガートシート連結前の普通車指定席に乗車しました。
年末だったのに恐ろしく空いていたのが意外でしたが、オハ14の簡易リクライニングシートに悪戦苦闘したのも良い思い出です。

その他、書き出すとキリが無いで、ここまでにしておきますが、いままで走っていたブルートレインの中で一番多い車内泊の回数を経験したのがこの「あかつき」。車内泊の回数をこれ以上増やせなくなったことは、正直寂しいです。

とまあ、しんみりと思い出に浸りつつ書いてきましたが、「あかつき」関連のWeb上ニュースをピックアップして、本日のエントリーにしたいと思います。

心からありがとう。そしてさようなら。

【動画】寝台特急「あかつき」ラストラン 長崎線からブルトレ消える(長崎新聞Webページ)
なは 熊本−京都 あかつき 長崎−京都 別れの汽笛 満員のファン乗せ 九州からラストラン(西日本新聞Webページ)
さよなら寝台特急「なは」「あかつき」 京都駅でも鉄道ファン見送る(Yahoo!ニュース、元記事:京都新聞)続きを読む

「あかつき・なは」惜別ツアー旅行

既にこのブログでは何度も取り上げているように、今年3月14日の運転をもって、京都発長崎・熊本行き寝台特急「あかつき」「なは」が廃止となります。

さて、この「あかつき」「なは」に乗車するツアー旅行が、クラブツーリズムから発売されている事を、土曜日の新聞夕刊の広告欄で知りました。該当ツアーはこちら。

さよなら「寝台特急あかつき」島原鉄道・南線廃線2日間
さよなら寝台特急「なは」3日間

前者の「あかつき」ツアーは、長崎到着後、加津佐までバスで移動して島原鉄道南目線に乗車した後、島原市内観光をしてから博多までバスで移動して大阪へ帰着の1泊2日。
後者の「なは」のツアーは、熊本到着後、市内観光の後立野まで移動して南阿蘇鉄道に乗車。湯布院温泉を経由して別府泊。3日目は別府から門司港にある九州鉄道記念館を見学後、小倉から新幹線で帰着の2泊3日のツアーとなっています。

ちなみに、新聞の広告によると、「あかつき」「なは」ともに利用寝台の種別は開放B寝台となるようです。
「なは」はともかく、「あかつき」の場合は2両ある開放B寝台はいずれもスハネフ15が入っていて、2両とも電源供給用のディーゼルエンジンが回っていて、必ずしも静粛とは限らないと思われますので、その点も考慮した方がいいかも知れません。

私個人的には、ツアー旅行というものはプランの自由度が効かないので、あまり利用していないのですが、逆にツアーを組んでもらった方が良いというひともいるでしょうから、そこらへんは個人個人の考え方の違いでしょう。

ともかく、こういうツアーもあるので、「あかつき」「なは」の惜別乗車を考えておられる方には、こういうツアーもあるのでご参考下さいというご紹介がてらのエントリーでした。

最後の「あかつき」乗車記(その3)

その2からの続きです。

途中、二度ほど目が覚めました。
一度は、減速してホームに停車し、駅名を見ると「徳山」。運転停車のようでした。
二度目は、また進行方向とは逆向きの軽いショック。機関車付け替えかな?と思ってしばらくするとまた走り出して、長いトンネルに入ったようでした。
そう、恐らく下関でEF66からEF81に牽引機を交換したところではなかったのでしょうか。

その間は熟睡できたようで、6時前に夜明けの博多駅着前に目が覚めました。
博多駅を出てから、朝の身支度を始めます。鳥栖駅で繰り広げられる「あかつき」「なは」の分割の様子を記録に留めておきたいからです。

6時17分、鳥栖着。手早く4号車と5号車の間に向かいます。

akatsuki_naha_tosu

連結器をはずして、数分後、「なは」は単独で熊本へ向けて出発しました。

残された「あかつき」編成は、しばらく停車し、牽引機関車が来るのを待ちます。
akatsuki_sunahefu15

熊本側よりED76がやってきて、連結作業に入ります。
akatsuki_ed76_suhanefu15

連結が完了し、新たに先頭に立ったED76の写真を1枚、撮ります。
akatsuki_ed76

これで分割作業は終了。一部始終を別に持ってきたビデオカメラにも録画しておきました。
このシーンを記録していたファンは10名程度、だったと思いますが、廃止が正式発表され、また、冬至を過ぎて鳥栖停車時に明るくなってくると、この程度のファンの数では済まなくなってくるのかなと思います。
そういう意味でも、この日に乗っておいて良かった、と思いました。

さて、6両編成となった「あかつき」は長崎本線に入ります。

佐賀の手前で外が明るくなってきました。夜行列車の夜明けは、何やらゆったりとした感がありますが、このあかつきも例外ではありませんでした。

肥前鹿島を過ぎるあたりから、再びビデオカメラの準備。
有明海を望む車窓を記録しておきました。
「あかつき」が廃止になる事から、自動的にこの路線を走る客車列車がなくなる、ということになります。
この朝の有明海を望む車窓は、「あかつき」の旅を締めくくるのにもってこいの車窓だと自分自身思っていました。
海岸線に沿って海沿いの小さな集落を眺めながら静かに走るその光景は、夜行列車の醍醐味の一つ、と思っていたので、それがなくなるのは残念で、せめて記録に残しておこうとした次第でした。

ビデオもばっちり撮れたところで、いよいよ諫早に到着。8時12分、定刻着でした。
約12時間の長旅、ですが、今までの夜行列車の中でも一番充実した乗車でした。
否、最後なので悔いのないように充実させた、と表現するのが正解でしょうか。
そういう意味では、悔いのない、満足した乗車でした。

akatsuki_isahaya

諫早を出発し、終着駅の長崎へ向けて、「あかつき」は静かに発車。
結局、自分の人生で「あかつき」は諫早・長崎間は未乗のままでしたが、諫早駅がこの列車での目的地、と勝手に解釈している私にとってはそれはどうでも良い話で、諫早まで乗れれば満足でした。

自分にとって始めて乗車したブルートレインであり、始めて車内泊を経験し、始めて一人旅で車内泊した列車でもある「あかつき」。
それが廃止になる事は、数日前にも触れたとおり「筆舌に尽くしがたい寂しさ」があります。
その一方で利用状況からして、廃止になるのは仕方がないのも事実でした。
一度、ちゃんと乗っておきたいという目的が達成され、寂しさは残るものの、悔いはない、と個人的には思っています。

さて、諫早駅で、次なる目的地に向かうために、0番乗り場の島原鉄道線でも、駅前から徒歩数分のところにあるバスターミナルでもなく、駅構内のタクシー乗り場に向かいました。

なぜ敢えて「タクシー」か。それは次の旅行記で触れたいと思います。

やはり「あかつき」は廃止・・・平成20年春ダイヤ改正発表

平成20年春のダイヤ改正の内容が、JR西日本よりプレスリリースされました。

平成20年春ダイヤ改正について(JR西日本プレスリリース)

改正の概要は次の通りです。
<新幹線>
●東京〜博多直通「のぞみ」の毎時1本をN700系に置き換え
●東京〜岡山「のぞみ」を広島まで延長
●その他「のぞみ」の延長、停車回数拡大、「ひかり」「こだま」の本数見直し等

<在来線特急>
●「スーパーはくと」を姫路で「のぞみ」と接続
●「スーパーまつかぜ」(鳥取〜米子)の増発
●きのくに線藤並駅に特急が新規停車
●「なは・あかつき」「日本海2・3号」「銀河」の廃止

<アーバンネットワーク>
●おおさか東線の開業
 ・普通列車を4本/時運転。
 ・朝夕ラッシュ時には奈良〜久宝寺〜放出〜尼崎の「直通快速」を4往復運転
●阪和線〜大阪環状線の直通快速を増発
 ・朝通勤時に阪和線から大阪環状線へ直通する「直通快速」を6本/時運転
 ・日中の「関空快速」を全て「紀州路快速」と併結させ、「関空・紀州路快速」を3本/時運転
 ・「関空・紀州路快速」の車両を5両+3両から4両+4両とし、和歌山方4両が関空快速、大阪方4両が紀州路快速に統一

「あかつき」「なは」の廃止は、この記事もあった事から、想定はできていました。
個人的には筆舌に尽くし難い寂しさはあるものの、現実問題として、廃止は免れないとは思っています。残された期間はあと3ヶ月間。最後の運転日までトラブル無く運行してもらい、有終の美を飾って欲しいと今になっては願うばかりです。

その他の改正内容で、大きなものとしては、「おおさか東線」開業・・・と思っていたのですが、線内折り返し普通列車が主体で、大和路線・学研都市線・JR東西線への直通列車が朝夕の4往復に留まったのはかなり意外でした。
自分の予想では、平成21年に開業する阪神なんば線に対する先制という意味合いも込めて、当初より直通列車を終日設定すると思っていましたが、さにあらず。
開業1年間の様子を見て、阪神なんば線開業にタイミングを合わせて直通快速の大増発を仕掛けてくるのでしょうか・・・

そんなことより、今回の大きな目玉になってしまった「阪和・大阪環状直通列車の増発」
阪和線の沿線民としては、こちらが大きな話題になりそうです。

まず、朝の上り天王寺方面行きの快速のうち大阪環状線に直通する快速が増えます。
現行は鳳始発の快速もあり、さすがに線路容量の問題から、天王寺折り返しの快速も残るでしょうが、直通列車が増える事は確かです。
また、データイム時は、和歌山始発の快速(3本/時)と関西空港始発の快速(3本/時)が全て併結運転され、「関空・紀州路快速」に統一されます。
これまでは、「関空・紀州路快速」が2本/時、関西空港〜JR難波・天王寺間の「関空快速」と和歌山〜天王寺の「快速」がそれぞれ1本/時でしたが、これが全て統合されるという形になります。
また、これまで3両+5両だった223系が、編成組み替えにより4両+4両に統一されます。

とまあ、阪和線ユーザーにとっては、久しぶりに腹いっぱいの改正内容ですが、ここに書かれていない細かい内容についても気になるところ。

例えば、上記のデータイム時の快速系統の整理により、1本/時の本数減となりますが、これは阪和線内の快速の増発で対応するのか、それとも増発しないのか。
また、それにつれて普通列車との緩急接続がどのようになるのか、というのも、普通列車しか停車しない和泉鳥取駅ユーザーである私にとって、見逃してはならないポイントでもあります。

ちなみに、駅に置いていたチラシによると、きのくに線にも223系使用列車が2往復設定されるとの事です。
これまで臨時列車での乗り入れ実績はありましたが、定期列車としては、初めての223系となります。

そういった全貌が明らかになるのは、やはり改正日である3月15日の少し前、になるので、もうしばらくの辛抱と言ったところでしょうか。

最後の「あかつき」乗車記(その2)

その1からの続きです。
とうとう「あかつき」の廃止が正式にプレスリリースされましたが、これについては別エントリーで取り上げます。

akatsuki_sabo

京都駅を発車した「あかつき」「なは」。
モーター音のない、車輪がジョイントを刻む音が小気味よく聞こえてきます。

しばらくして、車掌が検札にやってきました。
検札後、カードキーの扱い方や、個室内の照明・空調等の説明を丁寧に行ってもらいました。

列車は、最初の停車駅の新大阪。
いきなりですが、この駅で約5分間停車。後続の新快速に道を譲るためでしょう。
「あかつき」「なは」のダイヤが、同じ外側線を使用する新快速の邪魔になっているのは確かなようで、次の大阪駅でも新快速を先行させるためにしばらく停車するダイヤとなっています。

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新大阪駅に停車中の「あかつき」
線路隣に駐車しているバスは、中国JRバスの高速バス。

しばらくして発車の後、大阪に停車。20時41分着、47分発の6分停車。

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大阪駅3・4番線の「なは」「あかつき」案内表示板。

大阪駅では10号車のレガートシートを中心にそこそこの乗車があったようですが、寝台の利用状況に目をやると、さほど高くない様子。週末で、しかも廃止報道が先行している状況でこの程度の乗車率なら、先もそんなに長くないのかな、と妙に納得してしまいました。

20時47分、後続の新快速に道を譲り、発車。

ここから先は、特に長く停車する駅も無い事から、常にジョイントを刻む音をBGMに、ゆったりします。

あらかじめ購入していた弁当とエビスビールでちょっと遅い夕食を頂き、食後はのんびり車窓を眺めます。

ライトアップされた明石海峡大橋が見えてくると、お休み放送(緊急の場合を除き翌朝までの車内放送を一時中断する放送)が流れてきました。
一緒に、明石海峡大橋の説明の放送もしてくれました。今日の車掌はなかなか良い車掌のようです。

三ノ宮・姫路・岡山と特急列車らしく主要駅のみに停車していきますが、車内の様子は個室主体の「あかつき」だけに、混んでいるのか空いているのか、いまいちよく分かりませんでした。

岡山を出たところで、そろそろ就寝。熟睡できるといいのですが・・・

(その3へ続きます)

やはり「嫌な予感」は当たってしまうのか・・・「あかつき」廃止の新聞記事より

先日嫌な予感がするので来月にでも乗りに行こうと考えていた寝台特急あかつき。
その「あかつき」を含むブルートレインが何本か廃止になるとの朝日新聞の記事を見つけてしまいました。

消えゆく東京駅発ブルトレ 「銀河」来春に引退(gooニュース、リンク先は朝日新聞)

まだJR各社からのプレスリリースが出てきていないので、断定的な事は言えませんし、今までも、当たるかどうかあやふやな将来の記事を何本かこのブログでもご紹介したこともある、そういう朝日新聞の記事なので、今回の記事も正直言って外れて欲しいと思う反面、記事を読んでみても現実味を帯びた内容であるので、まず外れる事はないのかな、とも思います。

ともあれ、まだプレスリリース前なので、あくまでも新聞記事のみがベースという前提でお話しさせて頂くと、記事の内容は次の通り。
・来年春、2008年春には「なは」「あかつき」「銀河」は廃止、「日本海」「北斗星」は1往復減。
・再来年春、2009年春には「はやぶさ」「富士」の廃止についてJR各社の担当課長レベルで合意済みとの内容。
・今後の寝台特急のあり方については、「ブルトレ会議」で検討しているが、新幹線の開業時期に合わせて廃止していくことを視野に入れている。

寝台特急の衰退は、新幹線の延伸や航空路線の充実、はたまた規制緩和による夜行バスの台頭と、色々な理由は後付で考える事は出来ますが、要はそういった外部の環境変化に対して、設備の更新や価格の値下げというような積極的な方策を打ち出せなかった点にあると思います。
更に言えば、「積極的な方策を打ち出せない」のは、長距離が為にJR複数社のエリアにまたがって走る寝台特急であるため、JR各社の調整からして手間取ることは容易に推測され、それが故に外部の環境に機敏に対応出来なかった、と言えるのではないのでしょうか。
そういう意味では、国鉄分割民営化のうち、特に「分割」におけるマイナス面が最悪の形で露呈した、とも言えるかも知れません。

現に、JR東日本一社で走行路線が完結する「あけぼの」では、B寝台車からリネンサービス等を省略した「ごろんとシート」を設定し(更に言えば女性専用ごろんとシートもある)、衰退著しい寝台特急のなか、健闘している、と言うケースもあることから、決して夜行列車の需要が皆無というわけではなく、やりようによっては巻き返しは決して難しくはなかったはずですが、みすみすそのチャンスを見逃してしまった、というのが現状でしょう。

上記新聞記事によると、プレスリリースは来月中旬。
私が「あかつき」に乗車するのは、寝台券購入の日付からして遅くても12月8日ですが、この記事が出てしまった以上、お名残乗車をする人等が増えてきて、普段の姿の「あかつき」にはもう乗れないかも知れません。
でも、それはそれで、自分の鉄道趣味を開眼させてくれた「あかつき」に対する最後の別れという意味では、少しでも賑やかな車内の方が良いのかな、と、ここまできたらもうプラス思考で考えるしかなさそうなニュースでした。

ニュースだけではなんなので、画像をご紹介。

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寝台特急「なは」「あかつき」

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寝台急行「銀河」

何となく嫌な予感がするので・・・

京都と長崎を結ぶ寝台特急「あかつき」。
私が始めて乗車した寝台特急であり、私の鉄道趣味の原点の一つであり、他の列車とは違う思い入れがある事は、以前のエントリーでもご紹介している通りです。

その寝台特急あかつきについて、最近何となく嫌な予感がする(あくまで予感ですが)ので、来月上旬にでも乗車してみようと思い、特急券・寝台券をJR西日本の5489サービスを通して購入しました。
指定した寝台は、B寝台個室「シングルツイン」。
同じB寝台個室「ソロ」に比べて約3千円高く、開放A寝台とさして変わらない寝台料金ですが、それだけにソロに比べて広い空間が確保されているようです。
また、朝日を浴びる有明海を眺めながらの車窓を確保したい事から、進行方向左側の寝台を確保。

5489サービスでは、寝台番号の指定まで可能でした。勿論これは、駅のみどりの窓口でも出来ない事はないのですが、駅係員によってスキルの違いがあり、個室寝台そのものの空席状況を確認するのに四苦八苦する係員も残念ながらいることもあり、細かいリクエストは5489サービスを通した方がスムーズだと思います。

これは、寝台個室に限った話ではなく、例えばマリンライナーの先頭車両にあるパノラマグリーン席や、JR四国2000系の一部にあるアンパンマンシート、ひかりレールスターのオフィスシート等を敢えて指定したい場合に役に立つと思われます。

話を戻し、「嫌な予感」は当たるのか、外れるのか・・・
勿論、外れてくれるに越した事はないのですが、どうなりますことやら・・・
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