阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
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朝日新聞

朝日新聞社、「カラ出張」で「脱税」

日頃、役所や企業の不祥事を批判し、叩いているマスコミ。
それ自体は別に悪いとは思いませんし、特に役所に関しては、議会や住民とはまた別の監視役という意味では、ネット上のコミュニティが広がった現在でも、それなりに重要な役割を担っているとは思っています。

ただそれは、マスコミ自体が読者や住民に信頼されていることが前提にあるわけでして、その「信頼」は、例えば国民の義務を果たすとか、そんな基本的なレベルからの問題でもあるわけです。

突然堅い話からはじめさせていただいたのは、こんなニュースがあったからです。

朝日新聞社、4億円所得隠し=カラ出張で架空経費−元京都総局長、編集局長ら処分(Yahoo!ニュース、元記事:時事通信)
本社5億1800万円申告漏れ 修正申告、関係者を処分(asahi.com)

簡単に言えば、朝日新聞社がカラ出張で架空経費を計上し、脱税していた、ということです。
いうまでもなく、納税の義務は国民の義務の一つとして課せられていますし、また、架空経費の出所は、当然読者の購読料や広告主の広告料(=商品の販売価格の一部として消費者も負担)となっているわけです。

これは、以前カラ残業や不適切な経理処理で叩かれた役所と同じような構図なのですが、今回の朝日新聞社の脱税にかんしては、他のマスコミ各社も殆ど突っ込まずに、通り一辺倒の報道で終わっています。
報復報道が怖いのか、それとも似たようなことをマスコミ各社はやっぱりやっているのかは、分かりませんが、こういう事を突っ込んで報道して、結果として改善していかないと、結局は当のマスコミが信頼されない集団で、いくら「我々市民の目線では」云々の記事を書いていたとしても、本当の市民との距離は大きく離れてしまい、信頼されないようになってしまうこととなり、結局は自分たちで自分たちの首を絞めることになってしまいます。

マスコミに関しては、これくらいの脱税でも、うまいこともみ消せば、不買運動やそんなことにはつながらない、一種のおごりも感じられます。
そんなおごった気持ちを持った業界が、健全に発展していくとは、どう考えてもあり得ない。いや、もうネット上の人々を中心としてそれは気が付いていることでは、と思いました。これが広まるとどうなるか、マスコミの人々にはよく考えて欲しいものです。続きを読む

朝日新聞は「死に紙」?

「表現の自由」というのがあるとは言っても、これはいくら何でもあかんでしょう。

朝日新聞夕刊素粒子欄「死に神」の表現、鳩山法相が抗議(gooニュース、元記事:読売新聞)

死刑制度に賛成・反対両方の意見が対立していることは理解できます。
その中で、朝日新聞が、死刑に反対の姿勢を取る。
その是非はともかく、それを一つの意見として主張すること自体は、特にとやかく言うつもりはありません。

でも、現行法規では死刑が存在している以上、それらの法規に則って死刑の執行を行うことは、法務大臣の職務であるわけで、鳩山法務大臣は忠実に職務を果たしただけといえます。
それをどうして「死に神」扱いされなければならないのか?法務相がカンカンに怒るのは至極当然です。

そもそも、死刑制度を批判するのに法務大臣を批判するのはある意味筋違いと言えるかも知れません。
現行法に死刑が存在する以上、それを法律より削除しないことを批判するべきでして、そうすると、義務教育でも教わった「三権分立」の考え方から、批判するべきは法務大臣の「行政」ではなくて法律を定める「立法」、即ち国会となるのでは、と思うのです。

いやまあ、今回の素粒子の記事は、そんな議論の俎上に乗る以前の、記事のモラルの問題と言えるでしょう。

そういや「ペンは剣より強し」とか言っていましたが、いくら政治家相手とはいえ、ここまでくると「ペンの暴力」と考えざるを得ないような記事やなあ、と思いました。
こんな記事を掲載したが為にネット上に出回り、信用を無くして苦しむのは他ならず朝日新聞自身なのに・・・
そんな姿勢で記事を書く朝日新聞は、もう「死に紙」となったのか、と思いたくなるような記事でした。

「休みたいなら辞めればいい」のなら、辞める方を取ります。が・・・

こんなニュースが話題になっているようです。

「休みたいならやめればいい」急成長の日本電産社長(朝日新聞Webページ)
「休みたいなら辞めろ」発言は暴論?正論? ネットで波紋広がる(ライブドアニュース、元記事:J-CAST)

「休みたいのなら辞めればいい」「休日返上で働け」・・・例え残業代をフル支給されたとしても、体力的にも、精神的にも自分には無理です。
自分自身、ここまで何とか社会人生活を続けてこれたのも、こんな自分にとって無理な要求を突きつけられるような組織や上司といった存在が幸いにも無かったからとも言えるかも知れません。そういう意味では、周りの環境に感謝するべきなのかも知れません。

この社長の発言には賛否両論あるようで、そこらへんの経緯はライブドアニュースにも記されているようです。

ところで、このニュースには更に続きがあるようです。
日本電産社長 「休みたいなら辞めろ」発言を否定(ライブドアニュース、元記事:J-CAST)
朝日新聞の記事(2008年4月24日朝刊)について(日本電産Webページ)

日本電産によると、「休みたいならやめればいい」というようなことは言っていないとのことで、朝日新聞が間違って報道した、とうような発表でした。

果たして真相やどちらなのか、朝日新聞が反論するのかどうかはよく分かりませんが、この騒動、続くのか続かないのか・・・

どちらにしても、きつすぎる仕事は、自分には無理というのは確かなようです・・・
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