去る4月13日から開催中の「大阪・関西万博」。
私も先週末(5月18日)にようやく行くことができました。
家族と一緒に行きましたので、イタリア館をはじめとした海外パビリオンを中心に見てきました。
当日空き枠の予約や、入場後の予約などの手配が主体で、夕方頃からは単独行動となっていましたいましたが、それでも最後は「アオと夜の水のパレード」を見て、21時の閉場まで丸一日楽しんできました。
今回の記事ではそんなパビリオンの訪問記…ではなく、マイカー利用の際のアクセスとして利用する「パーク&ライド」そして「シャトルバス」について触れたいと思います。
今回の大阪万博では、会場には障害者向け駐車場があるだけで、その他の一般車は「舞洲」「尼崎」「堺」の各駐車場に止め、そこからシャトルバスで会場に向かうこととなっています。

▲自家用車での広域マップ
(大阪・関西万博交通インフォメーション 公式サイト(https://www.transport.expo2025.or.jp/route/parking/)より引用)
マスコミ等で高い高いといわれている駐車料金ですが、実際は以下の通りとなっています。
そしてここが大事なポイントですが、上記の料金には駐車場と会場とを結ぶシャトルバスの料金が「同乗者の分も含めて全員」含まれています。
一部SNSでは「別途一人ずつ払わなければならない」という情報が流れているようですが、これは明らかにデマです。
即ち、人数が多ければ多いほどおトクになります。
そして、シャトルバスは西ゲートに到着しますので、地下鉄中央線夢洲駅のアクセスとなる東ゲートよりも入場は楽なのではないか、と思います。
利用方法ですが、前日までの予約制となっています。
また予約の際には、「クレジットカード決済」「ナンバープレートの登録」、そして指定料金所を通った際の割引に際し「ETCカード登録」が必要となりますので、ご注意ください。
(参考)
予約から利用までの注意事項 | 万博P&R駐車場予約システム
基本情報のご紹介はこの程度で、早速当日のレポートをご紹介したいと思います。



▲堺パーク&ライトのシャトルバスのりば
予約時に指定されたのは、堺駐車場Bでした。
堺の駐車場は「A」「B」とありますが、朝の早い時間は「B」だけが開いている模様で、朝8時台は「A」を指定することはできませんでした。
この日は日曜日ということもあり、車を止めた客が、どんどんシャトルバスの列に並びます。
肝心のバスですが、この時間帯ですと「5分もすればやってくる」状態でした。

▲私達が乗車したのは奈良交通の貸切バス

▲次にやってきた車両は帝産観光バスの車両でした。
シャトルバスの時刻表は特に用意されていないので、不安な方も多いかと思いますが、少なくとも9時の開場に向けて向かう分については、時刻表の心配は無用で、駐車場に到着すれば、特に待つこと無く乗車できました。
我々が乗車したのは「奈良交通」のバス。
ここ堺で、まさか奈良交通に乗るとは思いもしませんでしたが、関西地区の事業者が一体となって来訪者の輸送に取り組んでいるエピソードの一つ、といえるでしょう。
バスは、阪神高速湾岸線を三宝から入り、湾岸舞洲まで向かいます。

▲途中の天保山には、クルーズ船が停泊している姿を見かけました。
SNSでいただいた情報によりますと、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」という客船だそうです。
湾岸舞洲で流出した後、舞洲から夢洲に向かい、西ゲート側の「夢洲第1交通ターミナル」に到着します。

▲既に大混雑の東ゲート付近をかすめて、バスは西ゲートへ向かいます。
8時25分頃に出発し、8時50分過ぎに到着ということで、約30分で到着しました。

▲夢洲第一交通ターミナルに到着した駐車場シャトルバス


▲開場時間を前にして、各地からバスが続々到着し、来場者が続々と降りて西ゲートへ向かっていきました。

▲万博の象徴ともいえる、ズラリと並んだ出典国の国旗。
これを見れるだけでも、万博会場に来た価値があった、といえます。

▲西ゲート前には8時55分頃に到着。

▲9時からの会場に並び、手荷物検査を受けて、万博会場に入場できたのは、9時25分頃でした。
21時の閉場まで目一杯万博を楽しんで、帰路につきます。

▲21時20分頃の西ゲート。
帰りも同様に、夢洲第1交通ターミナルから堺B駐車場までシャトルバスに乗車します。
帰りは21時30分頃でしたが、概ね5分間隔で出発していました。
帰りも約30分で堺B駐車場に到着しました。


このように、初めての万博は自家用車で向かい、パーク&ライドを利用してみました。
報道では料金が高く、利用が低調であると報じられています。
確かに料金そのものを見ると高いように感じますが、
小さい子供やお年寄りを連れた家族などのグループでは、無理せず少々の出費で結構楽にアクセスできる、万博駐車場を活用してみてはいかがでしょうか。
(参考)
自家用車・二輪車でご来場の方へ | EXPO 2025 交通インフォメーション
私も先週末(5月18日)にようやく行くことができました。
家族と一緒に行きましたので、イタリア館をはじめとした海外パビリオンを中心に見てきました。
当日空き枠の予約や、入場後の予約などの手配が主体で、夕方頃からは単独行動となっていましたいましたが、それでも最後は「アオと夜の水のパレード」を見て、21時の閉場まで丸一日楽しんできました。
今回の記事ではそんなパビリオンの訪問記…ではなく、マイカー利用の際のアクセスとして利用する「パーク&ライド」そして「シャトルバス」について触れたいと思います。
今回の大阪万博では、会場には障害者向け駐車場があるだけで、その他の一般車は「舞洲」「尼崎」「堺」の各駐車場に止め、そこからシャトルバスで会場に向かうこととなっています。

▲自家用車での広域マップ
(大阪・関西万博交通インフォメーション 公式サイト(https://www.transport.expo2025.or.jp/route/parking/)より引用)
マスコミ等で高い高いといわれている駐車料金ですが、実際は以下の通りとなっています。
●基本料金5,000円(舞洲は5,500円)(阪神高速の指定出口(堺駐車場の場合は4号湾岸線・三宝出口)を利用しない場合は+1,000円)
●混雑時間帯割増(8時〜10時入場)+500円
●阪神高速中心部を迂回した場合 ▲500円
その他詳細は、下記画像のとおりです。
(大阪・関西万博交通インフォメーション 公式サイト(https://www.transport.expo2025.or.jp/route/parking/)より引用)
そしてここが大事なポイントですが、上記の料金には駐車場と会場とを結ぶシャトルバスの料金が「同乗者の分も含めて全員」含まれています。
一部SNSでは「別途一人ずつ払わなければならない」という情報が流れているようですが、これは明らかにデマです。
即ち、人数が多ければ多いほどおトクになります。
そして、シャトルバスは西ゲートに到着しますので、地下鉄中央線夢洲駅のアクセスとなる東ゲートよりも入場は楽なのではないか、と思います。
利用方法ですが、前日までの予約制となっています。
また予約の際には、「クレジットカード決済」「ナンバープレートの登録」、そして指定料金所を通った際の割引に際し「ETCカード登録」が必要となりますので、ご注意ください。
(参考)
予約から利用までの注意事項 | 万博P&R駐車場予約システム
基本情報のご紹介はこの程度で、早速当日のレポートをご紹介したいと思います。



▲堺パーク&ライトのシャトルバスのりば
予約時に指定されたのは、堺駐車場Bでした。
堺の駐車場は「A」「B」とありますが、朝の早い時間は「B」だけが開いている模様で、朝8時台は「A」を指定することはできませんでした。
この日は日曜日ということもあり、車を止めた客が、どんどんシャトルバスの列に並びます。
肝心のバスですが、この時間帯ですと「5分もすればやってくる」状態でした。

▲私達が乗車したのは奈良交通の貸切バス

▲次にやってきた車両は帝産観光バスの車両でした。
シャトルバスの時刻表は特に用意されていないので、不安な方も多いかと思いますが、少なくとも9時の開場に向けて向かう分については、時刻表の心配は無用で、駐車場に到着すれば、特に待つこと無く乗車できました。
我々が乗車したのは「奈良交通」のバス。
ここ堺で、まさか奈良交通に乗るとは思いもしませんでしたが、関西地区の事業者が一体となって来訪者の輸送に取り組んでいるエピソードの一つ、といえるでしょう。
バスは、阪神高速湾岸線を三宝から入り、湾岸舞洲まで向かいます。

▲途中の天保山には、クルーズ船が停泊している姿を見かけました。
SNSでいただいた情報によりますと、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」という客船だそうです。
湾岸舞洲で流出した後、舞洲から夢洲に向かい、西ゲート側の「夢洲第1交通ターミナル」に到着します。

▲既に大混雑の東ゲート付近をかすめて、バスは西ゲートへ向かいます。
8時25分頃に出発し、8時50分過ぎに到着ということで、約30分で到着しました。

▲夢洲第一交通ターミナルに到着した駐車場シャトルバス


▲開場時間を前にして、各地からバスが続々到着し、来場者が続々と降りて西ゲートへ向かっていきました。

▲万博の象徴ともいえる、ズラリと並んだ出典国の国旗。
これを見れるだけでも、万博会場に来た価値があった、といえます。

▲西ゲート前には8時55分頃に到着。

▲9時からの会場に並び、手荷物検査を受けて、万博会場に入場できたのは、9時25分頃でした。
21時の閉場まで目一杯万博を楽しんで、帰路につきます。

▲21時20分頃の西ゲート。
帰りも同様に、夢洲第1交通ターミナルから堺B駐車場までシャトルバスに乗車します。
帰りは21時30分頃でしたが、概ね5分間隔で出発していました。
帰りも約30分で堺B駐車場に到着しました。


このように、初めての万博は自家用車で向かい、パーク&ライドを利用してみました。
報道では料金が高く、利用が低調であると報じられています。
確かに料金そのものを見ると高いように感じますが、
・シャトルバスで開場に直付けできること…これらのメリットも併せもって考えると、それなりの価値あるルートではないか?と感じました。
・大人数では割り勘で一人当たり安くなること
・地下鉄中央線と東ゲートの混雑をスルーできること
小さい子供やお年寄りを連れた家族などのグループでは、無理せず少々の出費で結構楽にアクセスできる、万博駐車場を活用してみてはいかがでしょうか。
(参考)
自家用車・二輪車でご来場の方へ | EXPO 2025 交通インフォメーション