阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0809)-和歌山 区間快速 モハ224-5140
和歌山(1858)-和泉鳥取 紀州路快速 クモハ225-5003

【JR西日本】和歌山線でもサイクルトレイン導入(2024.10.6〜)和歌山〜五条間の一部駅相互間で開始

JR西日本では、現在きのくに線(和歌山〜新宮)で運行している「サイクルトレイン」について、和歌山線(和歌山〜五条)でも実施することを発表しました。

和歌山線へサービス拡充! 「わかやま線サイクルトレインプラス」実証実験スタート:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【開始日】
2024年10月6日(日)

【実施区間】
和歌山線 和歌山〜五条間

【乗降可能駅】
和歌山、岩出、粉河、橋本、五条の5駅

【利用可能列車】
日曜・祝日限定
・五条行きは和歌山駅16:52〜18:00の3本を除く普通列車
・和歌山行きは和歌山着9:00〜11:34の4本を除く普通列車
・快速列車は除く

【利用方法】
・公式サイトで利用可能列車を確認
⇒スマホなどで事前に予約
⇒ホーム設置の乗車位置表示にて待機(2両編成では最後部車両1番後ろドア付近)
⇒車内では自転車を持参したゴムなどで固定

【予約サイト】
きのくに線 ・わかやま線サイクルトレイン:JRおでかけネット

【ポスター】
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240917_00_press_Wakayamalinecycletrainplus.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



和歌山県内のJRきのくに線(紀勢本線)では、2021年9月より「きのくに線サイクルトレイン」を開始し、その後順次時間帯・運行区間を拡大し、現在では和歌山〜御坊〜紀伊田辺〜新宮間でサービスを実施しています。
(参考)





サイクリング人口の増加と観光誘客促進、そして鉄道の新たな利用方法の提案として、和歌山県内のきのくに線沿線ではすっかり定着した感のある「サイクルトレイン」ですが、次なる展開として、和歌山線での導入が発表されました。

和歌山線沿線でも「紀の川サイクリングロード」といった、紀の川に沿って走るサイクルロードを用意しており、この地域でもサイクルトレインの需要は大きいものと推察されます。
(参考)


一方で、和歌山線の五条〜和歌山間の輸送密度(平均乗車人員)は3,774人(2022年度・データで見るJR西日本2023より引用)と、それなりの乗車密度があることや、沿線に高校も多く区間利用者も多いことから、他の乗客の支障にならないように自転車を車内に持ち込むためには、制度上の工夫が必要に感じていました。

この点、今回の「わかやま線サイクルトレイン」では、日曜日及び祝日に限定し、かつ利用者が多いと見込まれる列車は対象外とすること、そして乗降可能駅を有人駅等一部の駅に限定することで、サイクルトレインを実現しています。

これで、日曜日及び祝日に限定されますが、五条から新宮まで、自転車を列車に乗せて和歌山県を縦断することが可能となります。
秋の行楽シーズンも始まりますので、お手持ちの自転車を走らせながら、鉄道旅行も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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▲橋本駅に停車中の和歌山線227系。
ここ橋本駅でもサイクルトレインの乗降が可能となります。




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今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0809)-和歌山 区間快速 モハ224-5112
和歌山(1858)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ224-5014 約11分遅れ

【Osaka Metro】ICカードでの乗継割引を終了へ。「乗継ポイント」による還元へ移行(2025.4.1〜)

Osaka Metro(大阪メトロ)では現在、ICカードを用いて地下鉄(ニュートラムを含む)、バス、いまざとライナーを乗り継いで利用する際に適用される乗継割引について、一部カードをを除き終了するとともに、新たに「乗継ポイント」としてOsaka Pointを付与するサービスを実施することを発表しました。

Osaka Point新サービス「乗継ポイント」の開始とICカードでの地下鉄・バス・いまざとライナー乗継割引の終了について|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

【「乗継ポイント」概要】
・サービス開始日:
2025年4月1日(火)利用分より

・ポイント付与対象券種
e METRO会員登録済みのPiTaPaまたはICOCA
(※)モバイルICOCA、Apple PayのICOCA、定期券利用(PiTaPaまたはICOCA)等は対象外

・ポイント付与条件及び付与数
[地下鉄⇔バス]
90分以内:120ポイント
90分超:60ポイント

[バスまたはいまざとライナー⇔バスまたはいまざとライナー]
90分以内の異なる系統:230ポイント
(90分超は対象外)

[地下鉄⇔いまざとライナー]
90分以内:180ポイント
90分超:90ポイント

【乗継割引の終了】
・サービス終了日:
2025年3月31日(月)
但し「敬老優待乗車証」、「特別割引用ICカード」、「回数カード」(発売終了済み)については現行の乗継割引を継続

・現行の制度概要:
[地下鉄⇔バス]
100円割引

[バスまたはいまざとライナー⇔バスまたはいまざとライナー]
90分以内の乗継で210円割引

[地下鉄⇔いまざとライナー]
160円割引


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在大阪メトロ及び大阪シティバスで実施されているICカード利用での地下鉄・バス乗継割引は、大阪市交通局時代から実施されてきた、歴史のある制度でありました。

いずれも、ICカード導入前から実施されており、地下鉄・バスの乗継割引は、乗継乗車券を購入(バスの場合は車内で購入)することで、バスの運賃が半額となるもので、またバスどうしの割引は、降車時に発行されたバス乗継券を利用して、乗継先のバスが無料で利用することができる、というものでした。

現在はいずれも、ICカードで乗り継いで利用することで自動的に乗継割引が適用されるという、便利なものとなっていますが、今回この乗継割引について、ポイント制にするとともに、乗継時間によってポイント付与が変化することとなったのが、今回発表の趣旨であります。


元々、大阪メトロの乗継割引は、バスどうしを除いて、乗継の時間制限が無かったことから、乗継駅での買い物や仕事等、本来の乗継以外の目的であっても適用されていました。

乗り方を考えれば、実質的には乗継でなくとも割引が適用されることから、利用者に取ってはおトクな一方で、本来の制度趣旨にもとる利用方法であったことも確かといえました。

そこで今回の「乗継ポイント」では、現在のバスどうしの乗継で適用される「90分」の時間を境に、それ以内での乗継利用には従来よりも多くのポイントを付与する一方、90分を超える乗継利用の場合は半分のポイントを付与することとしました。
これにより、乗継利用による付与であるという制度趣旨を明確化するとともに、これまで割引適用されていた一部の利用者の急激な負担増を緩和させることを両立させることとなった、といえるでしょう。

登録には、予め「e METRO」会員に登録し、利用するICOCAまたはPiTaPaを登録しておく必要がありますので、乗継利用が見込まれる方は、予め登録・アプリのインストールをしておいた方がよいでしょう。

大阪メトロでは、既に回数カードの新規発売を終了し、ICOCAプリペイド利用によるポイントサービスを今年3月から実施していますが、これに加え、乗継割引もポイント付与に移行することとなりました
(参考)
ICOCAでの新ポイントサービス開始と回数カード及び北急連絡回数券の発売終了について|Osaka Metro
回数カード|Osaka Metro

既に回数割引などが廃止となっている他事業者に比べると、ポイント制度に移行したとはいえ、制度そのものを残していることは、素直に評価できれば、と思っていますし、個人的には本来の乗継利用にポイントを厚く付与することによる、制度趣旨の明確化も評価したいと思っています。

逆に言えば、ポイント制度等を導入することで、従前よりもより柔軟な割引設定が可能となっているのも、時代の流れ、ともいえますね…

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▲中央線・弁天町駅に到着する大阪メトロ400系。
ここ弁天町駅からも大阪シティバスが発着していますが、これらに乗り継ぐ場合、現在はICカード利用で100円が割り引かれますが、来年4月以降は、e METRO会員登録が必要となります。




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【Osaka Metro】大阪・関西万博の教育旅行に向けて子ども列車を運行(2025年4月〜7月)

Osaka Metro(大阪メトロ)では、大阪・関西万博の期間中、同社中央線を利用して子ども列車の運行具体案を検討し、この度「子ども専用・優先列車」の運行内容を策定しました。

2025年大阪・関西万博の日帰り教育旅行の輸送のためのOsaka Metro 中央線における子ども列車の運行について|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

【運行予定期間】
2025年4月中旬〜7月の平日(夏休み以降は除く)

【運行内容】
(1)子ども専用列車
・森ノ宮発夢洲行き
・客扱いは森ノ宮、弁天町のみ。残りは通過
・夢洲方前方(最大4両)が「子ども専用車両」、後方は一般乗客乗車可能。
・弁天町では後方の車両に一般客乗降可能。
・森ノ宮〜夢洲間は所要25分。
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(2)子ども優先列車
・長田発夢洲行き
・各駅で、学校からの団体利用に乗車(森ノ宮駅を除く)。一般利用者は乗車を控えるよう案内。
・長田〜夢洲間は所要35分。
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(3)子ども専用優先列車の運行順序
2分30秒間隔で運転する列車を、森ノ宮発9:30〜以下の列車種別で運行。
(最大、夢洲駅着11:30まで)
子ども専用一般⇒子ども優先一般⇒子ども専用一般⇒子ども優先一般⇒子ども専用(以下繰り返し)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



来年4月に開催する大阪・関西万博ですが、地元・大阪府では、学校行事での無料招待や、それとは別に大阪府及び各市町村では子ども対象にした招待入場券ID配布などを実施し、次世代を担う子ども達に、この時にしか体験できない「万博」を直接感じ取ってもらおうという事業を実施しています。
(参考)
万博子ども招待事業について/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]

この際、特に学校行事では子ども達が団体で地下鉄を利用することから、一般利用者との混乗に加え、ただでさえ一般入場者で混雑する地下鉄中央線が更に混雑する恐れがあることから、安全・安心な移動環境を実現することを目的に、「大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」が開催されています。
(参考)
大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
日帰り教育旅行の輸送に関する検討会(第2回)を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

このうち、第2回の検討会で大阪メトロにおける専用列車等の検討が課題として示されたことを受け、今回「子ども専用列車」「子ども優先列車」が発表されました。


概要は上記のとおりですが、ポイントとしては、
・子ども専用列車は森ノ宮・弁天町のみで客扱い
・子ども優先列車は長田始発、森ノ宮は専用列車を使用
・一般列車に「専用」「優先」を組み合わせることで、一般列車も5分間隔の運行を確保

といったところでしょうか。

特に子ども専用列車は、森ノ宮と弁天町に乗車を限定し、なおかつ森ノ宮では「専用ホーム」で子どもと一般客を分離するなど、大量の輸送を安全に実施する工夫が見られます。

このため、学校団体に対しても、大阪メトロ他路線からの乗り継ぎの場合は、長堀鶴見緑地線を利用して森ノ宮駅まで向かうことも同時に推奨することとしています。

実際の運行開始となると、例えば途中駅(特に各列車が同じ場所に停車する弁天町)での案内や、列車の案内表示(行先表示に「子ども専用」「子ども優先」等表示されるのか)等、気になる点も色々でてきます。

とはいえ、この万博期間中に多くの子ども達に万博の雰囲気を体感してもらうのは、貴重な体験になるかと思いますので、今後も更に安全・確実な輸送ができるよう関係者で検討していただければいいな、と考えています。

また会期中には、この「専用」「優先」列車の様子も実際に現地で確認できればいいな、とも思っていますので、その際には当ブログでご紹介できればいいな、と思っています。

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▲大阪メトロ30000A系。
万博期間中は「子ども専用列車」「子ども優先列車」にも充当されることから、行先表示等がどのようになるのかも、ファンとしては気になるところです。




【関連ブログ】
【万博】中央線「子供専用列車」の計画発表!通過運転も実施へ | Osaka-Subway.com



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【南海電鉄】NANKAIオンデマンドバスの実証実験第三弾を泉北ニュータウンで実施(2024.10.1〜2025.2.28、2025.11.1〜2026.10.31)

南海電鉄、南海バス、ネクスト・モビリティ及び堺市では、泉北ニュータウン地域における住民の移動課題の解決と利便性向上に向けた新たな移動手段を検討するため、AIオンデマンドバスの第三弾実証実験を実施することを発表しました。

「NANKAIオンデマンドバス」の実証事業(第三弾)を実施します | 南海電鉄
NANKAIオンデマンドバス(公式サイト)

概要は以下のとおりです。

【運行期間】
2024年10月1日(火)〜2025年2月28日(金)、2025年11月1日(土)〜2026年10月31日(土)の1年半

【運行時間】
午前8時〜午後6時

【運行エリア】
14地区81停留所
(一部利用区間に制限あり)

【運賃】
大人・小児ともに1乗車300円

【予約方法】
スマートフォンアプリ(「のるーと」)、パソコン(Webサイト「のるーと」)、電話で予約

【各種割引施策】
・運賃100円割引券15枚つづりを1,000円で発売
・オンデマンドバスの乗車回数に応じて「泉ヶ丘ひろば専門店街ギフト券」プレゼント

【運行車両】
ワンボックス車両(座席8名)2台
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/news/240911_1.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



私が大学卒業まで住んでいた泉北ニュータウンですが、現在では高齢化が進んでおり、また商業施設がニュータウン外にも多く出来てきたことから、高齢者の外出や買い物が不便となる課題があるように見受けられます。

そういった課題を解決するために、南海電鉄や堺市などでは、「AIオンデマンドバス」を使用した実証実験を実施してきていますが、今回この10月から3回目となる実験を実施することとしました。

今回の実証実験では、万博期間による運休期間を挟んで合計1年半と長期で運行するとともに、停留所の数も、商業施設、病院及び子育て関連施設等を中心に大幅に増やして運行することとなりました。

この手の「AIオンデマンドバス」は、既存のコミュニティバスでは補えなかった需要を、より少ないドライバー等で補う仕組みとして、利用者の予約に応じてAIを活用して効率的な配車を行うサービスとのことで、全国でも実証実験を中心に徐々に増えているようです。

そんな中、この泉北ニュータウンの「NANKAIオンデマンドバス」は、2022年から実証実験を続けてきており、この手のAIオンデマンドバスの中では割と長期に渡る運行を行ってきているように思えますが、今回は更に長期に運行することで、新たな移動手段に関して実証していくこととしています。


このオンデマンドバスの運行開始となる来月には、下記記事でご紹介したように泉北高速鉄道の光明池車庫で「せんぼくトレインフェスタ」が開催されます。
(参考)


仮に「せんぼくトレインフェスタ」入場抽選が当選すれば、この「NANKAIオンデマンドバス」も併せて乗車してみたいな、と思ったりしていますので、実現すれば当ブログでもその様子をご紹介できればと思っています。



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今日の乗車記録(通勤)


和泉鳥取(0849)-六十谷 紀州路快速 モハ225-5006

和歌山(2029)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ224-5012

【山陽電鉄】別府(べふ)駅が特急停車駅に格上げへ(2025年以降の次期ダイヤ改正以降)

山陽電鉄(兵庫県)では、加古川市の別府(べふ)駅で、混雑緩和等を目的としてホームの延伸改良工事を実施しており、工事が完成後の時期ダイヤ改正より、直通特急及び特急列車を終日停車させることを発表しました。

別府駅が次期ダイヤ改正から特急停車駅に 〜特急列車の停車に向けて、別府駅のホーム改良工事を実施しています〜|山陽電鉄

上記発表資料によりますと、別府駅は加古川市の南の玄関口として多くの住民が利用しているほか、多数の企業や大型商業施設が立地するなど、山陽電車で6番目に乗降客数が多い駅となっているとのことです。

また、順調にホーム改良工事が進捗すると、2025年(令和7年)早々にはホーム改良工事が完了するとのことで、工事完了後に実施予定のダイヤ改正で、特急停車駅に格上げとなる予定とのことです。

加えて、加古川市では、今年度から同駅前広場のリニューアルに向けた検討を始めている上、神姫バスでは、JR東加古川駅から別府駅のアクセス強化を目的として、10月1日(火)からバス路線の新設を予定しているとのことです。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「別府」と書いて「べふ」と読める鉄道ファンは、ある一定以上の年齢の方に多いのではないか、と思えます。
かつてこの地には、「別府鉄道」(べふてつどう)というローカル鉄道が、山陽本線の土山駅と、高砂線(廃線)の野口駅を、丁度「V」の字に結んでいましたが、国鉄貨物列車の大幅削減を受け、1984年(昭和59年)に廃止となりました。

そんな加古川市別府地区ですが、周囲に企業や大型商業施設が立地していることもあり、利用者数は山陽電鉄で第6位のことです。
ちなみに上位5駅は、下記山陽電鉄サイトによりますと、山陽明石、山陽姫路、板宿、荒井、山陽垂水の順となっており、この次に別府駅がランクインするとすれば、他の特急停車駅を差し置いて、普通列車(当駅前後では各駅に停車する「S特急」も含む)のみ停車が上位にランクインしている状況であります。

地元の加古川市も、この別府駅を「副都心」として位置づけており、駅前広場のリニューアルをはしりに、副都心機能を備える方針を目指しているとのことですので、今回の特急停車により、この別府地区がより発展していくものとも思われます。

山陽電鉄では、上述の「荒井」駅でも通勤客の取り込みに成功し、利用者を大幅に増やした実績がありますので、今回の別府駅での特急停車により、こちらでも利用者増に結びつくことができればいいな、と感じたニュースでありました。

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▲山陽電鉄5030系(阪神線内で撮影)
上記の直通特急も、次期ダイヤ改正後は別府(べふ)駅に停車することになります。




【関連ブログ】
【山陽】別府駅に特急・直通特急が終日停車へ | 鉄道プレス



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【JR西日本】紀勢本線・和歌山〜箕島間開業100周年を記念して227系にヘッドマーク掲出(2024.10.14〜12.1)

JR西日本では、紀勢本線・紀和〜和歌山〜箕島間が開業100周年を迎えたことを記念して、記念イベント第2弾として、「記念ヘッドマークシール」列車の運行を発表しました。

紀勢本線 和歌山〜箕島駅間「開業100周年」 記念イベント第2弾開催!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【記念ヘッドマークシール列車】
・掲出期間:
2024年10月14日(月・祝)〜12月1日(日)

・使用車両:
227系2両・2編成

・運行路線:
紀勢本線(和歌山〜新宮間、和歌山〜和歌山市間)
(※)和歌山線、万葉まほろば線(桜井線)の一部区間でも雲濃くします。

・デザイン:
2024091221-01-101
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240909_1100_press_Kiihonsen100thevents.pdf)より引用)

【ヘッドマークシール列車 運行開始記念イベント】
・日時:
2024年10月14日(月・祝)10時〜10時25分頃

・場所:
和歌山駅4・5番のりば

・対象列車:
上り普通列車(和歌山10時22分発・箕島行き)

・内容:
和歌山大学吹奏楽部による生演奏
ヘッドマークシール列車のお見送り


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭に記したように、紀勢本線の紀和〜和歌山〜箕島間は、今年(2024年)に開業100周年を迎え、この3月から記念イベントが実施されています。
(参考)


この第2弾として、ヘッドマークシール列車の運行が発表されました。
シールが装着されるのは、227系で、2編成に2種類のヘッドマークが掲出されることとなります。
和歌山地区の227系に、このようなヘッドマークシールが掲出されるのは、恐らく初めてではないかと思いますので、是非とも見ておきたいものと感じています。

ただ、車両の運用が、紀勢本線の和歌山市〜和歌山〜新宮は勿論、和歌山線(和歌山〜王寺)や桜井線(奈良〜桜井〜高田)と、かなり広範囲に渡るため、追いかけるのも難しいかも知れません。
また、運行期間も約2ヶ月と割と短めなので、運用がはっきりしている初日(10月14日)にどこかで撮影するのがいいのかも知れません。

私自身は、通勤で和歌山駅を利用するので、機会があればきのくに線や和歌山線等のホームも覗いてみて、このヘッドマークシール編成を見つけてみようかな、とも思っています。



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和泉鳥取(0809)-和歌山 区間快速 モハ224-5104
和歌山(1913)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ224-5021
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