阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-456(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-166(A45)

いすみ鉄道、「幻の木原線号」を運行

先日のエントリーでもご紹介したように、社長の公募に300件以上の応募があったいすみ鉄道。

このいすみ鉄道は、第三セクター転換前は国鉄木原線と称されていて、外房線の大原と内房線の木更津を結ぶ房総半島を横断する路線として計画されていました。
その「幻の木原線」を鉄道とバスでたどってみようという企画が、いすみ鉄道より発表されています。

幻の木原線号のご案内(いすみ鉄道Webページ)

いすみ鉄道の大多喜または上総中野と、久留里線の上総亀山との間を貸切バスで結び、一本の路線として乗り通そうという企画です。
バスの運行日は、3月の土日祝日で、時刻は上記いすみ鉄道Webページ内に記載されていますが、一日2往復で、バスといすみ鉄道の乗車券がセットで大人片道1600円。
バスにはいすみ鉄道の社員が案内人として乗車するとのことです。

房総半島を横断する鉄道は、いすみ鉄道と小湊鉄道が上総中野で接続しており、計画とは違う形で実現自体はされていますが、幻の計画を想像しながらバスに揺られるのも悪くはないのかな、とも思います。

ともあれ、今後2年間の経営成績に存続がかかっている状況のいすみ鉄道。
この企画に限らず、様々な集客活動を行いつつ、地元の利用も活性化することで、何とか存続して欲しいと願わずにはいられないニュースでした。

広島県交通系ICカード「PASPY」エリアでICOCAが利用可能に

既にJR東日本等のSuicaエリアとスルッとKANSAI各社のPiTaPaエリアで相互利用が可能となっている、JR西日本のICOCA。
これら加えて今年3月下旬からはJR東海のTOICAエリアでの利用が可能となります。

さて、そのTOICAエリアでの利用に先んじて、3月1日から広島圏交通系ICカードの「PASPY」エリアでのICOCAの利用が可能となります。

広島県交通系ICカード「PASPY」エリアでの「ICOCA」のご利用について(JR西日本プレスリリース)

現在のPASPYエリアは、広島市や呉市を中心としたバス路線の他、空港リムジンバスや広島〜大朝や広島〜三次・東城の中距離バス路線となっていて、1月26日というつい最近にサービス開始したばかりなのに、意外とエリアが広い事が分かります。

とはいえ、広島市内の主要公共交通である広島電鉄の市内線・宮島線ではまだ白島線を除き利用開始の予定はまだ無さそうです。
広電の電車で利用出来るとなると、現在以上に利便性が増す事は確かだと思いますので、早い対応が望まれます。

ちなみに、PASPYカードでICOCAエリアの利用は出来ませんが、その代わり、PASPYカードでPASPYエリアを利用すると、乗車ごとに10%割引されるというサービスがついています。

今回のPASPYエリアでの利用が可能となり、今後ICOCAの利用が可能となるエリアは、Suica・TOICA・PiTaPa・PASPYの4つとなり、規模の面ではSuicaには劣るものの、バラエティという観点では多彩な利用が可能なICOCA。
電子マネー機能の共通化も、交通系では始めてSuicaとの共通化が始まるICOCA。
次の展開はどんなものになるのか、利用しつつ心待ちにしたいと思います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-685(A60)
和歌山(1724)〜和泉鳥取 普通 クハ103-238(A23)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ102-9(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-108(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-401(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-162(A59)

成田エクスプレス253系、置き換えへ

1991年(平成3年)に運行を開始した「成田エクスプレス」
それまで直接の鉄道アクセスがなかった成田空港へ東京都心から乗り換え無しでアクセスできる列車となり、運行当初から高い人気となっているのは周知の通りです。

さて、この「成田エクスプレス」に使用されている253系を、来年秋以降に新型車両に置き換えると、JR東日本より発表されました。

成田エクスプレスに新型車両を導入!(JR東日本プレスリリース)

新型車両の形式名はE259系となることも発表されています。先日のJR西日本の雷鳥用485系の置き換えでは、新車両の形式名については特に言及がなかったのとは対照的、とも言えるでしょう。

ぱっと見たところ、車両デザインは高運転台を採用した結果、現在の253系と印象が大きく変わるようです。もっともこれは、イラストの段階と実車とではこれまた印象も違ってくるので、結局は実車が出来上がってからでないと判断出来ないのかな、とも思います。

その他、現在増備中のE233系の設計思想を引き継いで保安系装置の二重化や、N700系新幹線車両でも導入されている防犯カメラというような、最近の新型車両に盛り込まれている内容もE259系では採用されています。

中央線201系や山形新幹線400系と同様、JR東日本の車両投入の方針として、短期間での大量置き換えが特徴ですが、今回の253系についても同様の方針となる事でしょうから、記録におさめるのはなるべく早い目に、と言ったところでしょうか。

それにしても、JR化後に誕生した特急形車両がもう引退とは、時の流れが早すぎるのか、それともJR東日本の車両更新のペースが早いのか、ともあれそういうことに驚いた、本日のニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-360(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-22(A59)

今後が気になる秋田内陸縦貫鉄道・・・

秋田県の角館と鷹ノ巣を結ぶ秋田内陸縦貫鉄道。
もともとは国鉄の角館線と阿仁合線という二つの盲腸線だったのですが、第三セクター移管後建設途上の区間を完成させた一本の路線としてこれまで運営してきています。

他の地方第三セクター鉄道と同様、この秋田内陸縦貫鉄道もご多分にもれず存廃問題が取り沙汰されていますが、先日の秋田県知事の記者会見で、この鉄道に触れた一節があったので、ちょっと取り上げてみようと思います。

知事記者会見(平成20年1月28日)(秋田県庁Webページ)

知事によると、秋田内陸縦貫鉄道の存廃については、このように語っていました。

腹は固まってません。存続するという方向についても固まっていません。どちらかというと、どうやったら残せるかということで考えているんですが、その方策はまだ出てきていません。このまま毎年3億円以上注ぎ込むことが財政的に耐えられるかということと、あの会社がこのままいったら存続できなくて、のたれ死にみたいな形なってしまうので、企業としてそういうことが許される訳はないので、どうやったら維持できるか。例えば(路線を)2分の1残すような方法だってあるでしょうが、いいのか悪いのか、安全性をどのように確保すべきかとか、いずれ今年の夏頃までには、住民とも対話しながら結論は出さなければならないと思ってます。


ということで、今年の夏頃には何らかの結論が出てくるものだと思われます。
勿論、現在の同鉄道の経営状況からして、ある程度覚悟して結論を待つ必要はありそうです。

ところでこの秋田内陸縦貫鉄道、自分はまだ乗車していません。
出来れば早いうちに訪問したいと思っており、その機会を待っているところですが、今春のダイヤ改正で1往復となる寝台特急「日本海」が、どのようなダイヤになるのかにもよりますが、大阪(日本海)鷹ノ巣(秋田内陸縦貫鉄道)角館、というルートで訪問してみたいな、とも思ったりしています。

ともあれ、続報が先か、それとも私の乗車が先かは分かりませんが、気になるニュースとしてエントリーしておきます。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-561(A60)
和歌山(2141)〜和泉鳥取 普通 モハ102-2026(A32)
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