阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-665(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-22(A59)

特急「こうや」和歌山市行き、参上

普段南海高野線内の特急「こうや」「りんかん」として運用されている30000系。
昭和58年の登場以来、高野山方面への観光輸送や、橋本・河内長野方面から大阪市内への通勤着席輸送に活躍しています。

ところでこの30000系、今まで南海線を走行した事はなかったらしいのですが、この度、団体臨時列車として、始めて南海線に入線する事が発表されました。

特急こうや和歌山市行をイベント運行(南海電鉄インフォメーションWebページ)

概要は以下の通りです。
●運転日:平成20年2月23日(土)
●区間:金剛〜なんば〜和歌山市(往路)、和歌山市〜なんば(帰路)
●イベント内容:
 入札形式による鉄道部品の販売(車内)
 車両撮影会(和歌山検車区)
 30000系運転台見学(和歌山検車区)
 限定品などグッズの販売(車内・和歌山検車区)
●参加費用:大人3,360円、小人1,690円
●募集人数・応募方法:
 募集人数は定員200名。(応募多数の場合は抽選)
 応募方法は、官製はがきに必要事項を記入の上、南海電鉄あて郵送。
 募集期間は1月20日(日)〜2月6日(水)

南海線の「ラピート」が高野線内を走行するのは、千代田車庫でのイベント列車や、千代田工場での検査などで、これまでにもあったのですが、今回は、逆に高野線の「こうや」が南海線内を始めて走ります。

ちょっと応募してみようかな、と思ったのですが、よく見ると金剛駅に集合なので、自宅からは少々遠いので、南海線のどこかで走っていく姿を撮影したいな、と思ったニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

b13c5b19.jpg昨夜からの寒気の影響で今朝目覚めたら、外は真っ白に雪化粧になっていました。

テレビでは阪和道が雪のため通行止と放送されていましたが、珍しく阪和線は通常通り運行されていました。

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-666(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-602(A45)

湊線には55人、いすみ鉄道には300人以上

この人数は、これらの鉄道会社が社長を公募したところ、これだけの人数の応募があったというものです。ニュース元を載せておきます。

湊線社長応募55人(読売新聞Webページ)
社長応募300件超 いすみ鉄道うれしい悲鳴(読売新聞Webページ)

いずれも関東地方のローカル鉄道で、湊線は現在の茨城交通湊線を、今年の4月から新たな第3セクター鉄道会社が引き継いで運行するもので、その新会社の社長を公募したというもの。
一方いすみ鉄道は、長らく経営難ということもあり、存廃が論議されてきましたが、平成20年度・21年度の2年間に収支改善見込みがなければ廃線を検討するという方向性が出されたところで、経営難を打開するべく、社長を公募したというものです。

両線の状況は微妙に違うとはいえ、「経営難」で「収入増をめざすべく」「社長を公募して」「新たなアイデアを実現してもらおう」という趣旨は見事に一致しているところが、近年の地方鉄道を取り巻く状況の厳しさを物語っている、とも言えなくはありません。

ともあれ、両社とも、新社長が選出され、就任するのは今年の4月の予定。
両線とも未乗のままですので、経営体制が一新された成果がどのように現れているのかを確かめるべく、なるべく近いうちに訪問したいな、と思ったりもしたニュースでした。

南海堺東駅前再開発・堺市LRTの延伸が内定

近畿二府四県の政令指定都市の内、唯一の府県庁所在地でない指定都市が堺市。
人口約80万人を擁する都市で、その中心となるのが南海高野線の堺東駅前周辺。
堺市役所本庁舎もここにあり、堺市の経済・行政の中心地となっています。

その堺東駅前で再開発事業に着手し、老朽化した市民会館が移設されるとのニュースが舞い込んできました。
堺東駅前再開発とLRT延伸 堺の整備、大きく前進(Yahoo!ニュース、元記事:産経新聞)

今回の発表にあった再開発事業の概要は、堺市役所のWebページにも紹介されています。
堺東中瓦町2丁地区市街地再開発事業(堺市役所Webページ)

内容としては、堺東駅前の再開発地区に、文化芸術ホール(市民会館を移設)・商業施設・レストランの複合ビルを建設し、堺東駅とペデストリアンデッキで接続するというものです。
位置関係は、こちらのページの図面を見ると、分かりやすいと思われます。

また、同時に、以前からこのブログでも取り上げている東西鉄軌道(LRT)の堺浜への延伸も内定したとのことです。
もともと、堺市LRTの沿岸部への延伸は、先行開業区間(堺東駅〜堺駅)の後に延伸する計画はあったものの、特に時期は決まっていませんでした。
ところが、シャープの工場が堺浜に建設される事が決定されて以降、特に沿岸部からの需要が懸念されていたLRT延伸に対して、工場への通勤客等の需要が確保出来る見通しが立ったことから、堺浜への延伸が内定しました。

さて、再開発事業の話に戻りますが、今回の再開発の目玉となるのは、駅前に建設される文化芸術ホール。
既存の堺市民会館は、昭和40年に建設されたホールですが、バリアフリー等、現在の公共施設に要求されるニーズを満たしていない上に、老朽化も進んでいる事から、そろそろ建て替え必要やろなあ・・・と思ってはいましたが、それがまさか堺東駅前に移転するという形で実現するとは、思いもしませんでした。

個人的な話で恐縮ですが、堺市民会館には何度となくお世話になりました。

特に、中学・高校時代は吹奏楽部に所属していた事もあり、堺市民会館で演奏する、あるいは逆に、市民会館での他の演奏会を聴きに行く、といったことで、足繁く通ったホールでした。

堺市の連合音楽会や、大阪府吹奏楽コンクールの南地区大会、はたまた通っていた高校や、他の大学・高校の吹奏楽部の定期演奏会と言ったように、客席側・舞台側の両方を体験したこともあり、他のホールよりもずっと深い思い出があるのも事実です。
老朽化という避けられない運命であるとはいえ、再開発により取り壊されることには、一抹の寂しさを感じないわけではありません。

しかし、その代替として建設される文化芸術ホールが、これまでの堺市民会館をよりグレードアップした設備となる上に、堺東駅前の中心街にやってくる事を考えると、新しいホールの完成を心待ちにしないわけにはいきません。
しかも、そのホールの真隣を、スタイリッシュな車体のLRT車両が老若男女を乗せて快走する、という青写真を想像するだけでも、この再開発事業の完成が待ち遠しく感じます。

これまでもこのブログでも触れた事もあるかと思いますが、堺市に限らずLRTというものは、中心市街地の活性化のための手段の一つだと思っています。
LRTが機能するためには、中心市街地のまちづくりをどうしていくのか、という事をしっかり計画を練っていかないと、その機能を生かし切れないままとなってしまう懸念は十分にあります。

今回の堺市の発表は、そのLRTによりどんな中心市街地にしていくのか、ということについて、答えの一つが出されたような気がします。
ただ、答えは決して一つだけではないと思うので、更なる活性化策を打ち出して、かつて中世の自治都市として栄えた堺の賑わいを、21世紀に取り戻してもらえれば、これ以上に嬉しい事はありません。

LRT・市民文化ホールの工事が進捗していくのを楽しみにしつつ、そういう観点での活性化策に期待をして、本日のエントリーとさせて頂きます。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-363(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-127(A45)

JRおおさか東線試乗会のご案内

今年の3月15日のダイヤ改正で開業するJRおおさか東線。
既に運行概要等はこちらのエントリーでも取り上げたとおり、既に発表されています。
試運転も最近始まっているようで、開業への準備が着々と進んでいるようです。

その、おおさか東線に開業前に乗車出来る試乗会の開催及び参加者の募集がJR西日本より発表されています。

「おおさか東線 試乗会」(3月9日開催)の参加者募集について(JR西日本プレスリリース)

概要は次の通りです。
●日時:平成20年3月9日(日) 午後1時〜午後4時頃
●乗車区間:おおさか東線 放出〜久宝寺駅間
指定された乗車駅から乗車し、乗車駅に戻る1往復の行程
●集合場所・解散場所:おおさか東線の駅で、参加者が希望した乗車駅
●募集人員:各駅 500名(7駅で計3,500名)
●応募期間:平成20年1月18日(金)〜2月8日(金)

恐らく、この日は試乗用の列車がおおさか東線内を折り返し運転していて、試乗会参加者を随時乗車させていくというパターンになるのかな、と思います。
各車両ごとに乗車・降車駅を分けて、混乱防止を図るものと思われます。

私個人的には、完乗記録との兼ね合いもあるので、営業運転が開始されてから、じっくり乗りに行きたいと思いますが、いち早く乗車してみたい方は、試乗会の応募も検討してみてはいかがでしょうか。

13回目の1月17日

阪神・淡路大震災が発生して丁度13年となりました。

昨年の同じ日にも同じ内容でエントリーしているとおり、この話題は、今後も毎年この日に取り上げたいと個人的には思っています。

この1年間の間に、能登半島新潟県中越沖と、2つも被害の大きい地震が発生した事は痛ましい限りです。

阪神・淡路に限らず、自然災害からの生活基盤の復興は、長くて辛い道のりです。
それを少しでも楽になり、自然災害の恐怖から少しでも安心して暮らせるような世の中を作っていく事が大事なのかな、と思います。

「安心して暮らせる」という観点では、「減災」という考え方も重要です。
万一地震等の災害が発生しても、少しでも被害を少なく食い止めようという考え方が、この「減災」というだと思います。
地震予知や地震速報の充実、という大掛かりなことも重要ですが、それ以上に家財道具の転倒防止や津波発生時の避難場所及びルートの確認、という小さな事も、「減災」にとっては重要な点ではないかと思います。
今日をきっかけに、そういう考え方で自分の身の回りを確認してみるのも良いでしょう。

最後になりましたが、阪神・淡路大震災で犠牲となった約六千名の方々に対して追悼の意を込めて、本日のエントリーとさせて頂きます。

JR西日本の14系・24系客車、タイ国鉄へ譲渡

JR西日本のプレスリリースによると、余剰となっている14系・24系寝台客車をタイ国鉄へ譲渡するとの内容が発表されていました。

タイ国鉄への客車の譲渡について(JR西日本プレスリリース)

概要は次の通りです。
●JR西日本で用途の見込めない客車32両をタイ国鉄の要請により譲渡します。
●譲渡する車両は24系寝台車:28両、14系寝台車:4両の計32両。
●今回は4回目の譲渡で、これまでに気動車・客車を計94両譲渡してきました。

タイ国鉄へ譲渡されるのは主に24系寝台車。両数から推測するに、3年前に廃止となった「あさかぜ」に使用されていた客車が対象でしょうか?

タイでどのような用途に使用されるかはよく分かりません。日本のように寝台列車として使用されるのかもしれませんし、それとも簡易なコンパートメントを使用して昼行列車になるのかもしれません。
ともかく、日本国内で近い将来全滅する可能性もある青い客車列車ですが、タイに行けばまだまだ現役の姿に触れる事ができるようです。

タイに限らず、諸外国ではまだ客車列車が幅をきかせている国は多数あります。また、夜行列車が高度成長期の国鉄のように多数設定されている国もあります。
国内では、昼行列車としては全滅、夜行列車も年々減少の一途をたどっている客車列車ですが、外国に目をやれば、まだまだ乗車出来る機会はありそうです。

先日の新聞報道にもあったとおり、近い将来豪華列車を除いた客車列車そのものがなくなる可能性も高い、日本国内の鉄道から客車列車が活躍する海外の鉄道に、活動の範囲を広げる人もこれから増えてくるのかな、ということも連想した本日のニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-405(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-602(A45)
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