阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 クハ103-167(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-163(A59)

広島にも地下鉄が走る計画があったそうで・・・

広島市内の主要交通機関と言えば、勿論「広電」。
日本一の規模を誇る路面電車がたくさんの乗客を運ぶその姿は、環境の世紀である21世紀における理想的な都市の姿である、と言えば少々大袈裟かも知れませんが、まあ路面電車が都市交通として立派に機能しているその姿は、他の都市の模範となるものであると言えるでしょう。

そんな広島市ですが、まだ日本が高度成長の真っ直中にある時期に、地下鉄と高速道路を通すという、今から考えると何ともまあ無謀な計画があったそうです。

広島圏の交通体系 遅れ もう放置できない(中国新聞Webページ)

地下鉄について記されているのは、このくだり。

 広島市では一九六七年、人がどんな手段でどこへ行くかのパーソントリップ調査が全国で初めて行われ、地下鉄と高速道路を核にした将来の交通プランが描かれた。当時、先進的と評された。

 しかし行政の意思決定が遅く、その後も案が出ては消え、出ては消え。今では百万都市の中で交通体系が一番遅れているとされる。

 同じことを繰り返してはいけない。都心が渋滞し、外から入るのに時間がかかりすぎる街がいくら「魅力づくり」や「中枢性」を唱えても説得力に欠ける。交通インフラは街の将来を決める、といっても言い過ぎではない。


 この交通プランが「実現しなかった」事から、逆に環境にも人にも財政にも優しい路面電車が行きのこった、とも言えるので、この記事の内容が本当であれば、ある意味行政の意思決定の遅さが奏効した?とも言えるでしょう。

私自身は広島市にはあまり足を踏み入れたことがないことから、堺市のような具体的な提案は出来ませんが、既存の広電の路線を最大限活用した交通体系の構築が、少子化と東京一極集中が進む環境の中、広島市として人にも環境にも財布にも優しい手法ではないかと思います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 クハ103-135(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-108(A42)

ラピート、はるかを猛追中

私が南海空港特急「ラピート」をちょこちょこ利用している事は、この乗車記録を丹念に読んでおられる方なら既に気づいておられるかも知れません。
そのラピートがらみで、こんな記事があったのでご紹介します。

「ラピート」巻き返し 近距離客集めて「はるか」を猛追(朝日新聞Webページ)

関空開港当初は、奇抜なデザインの車両の物珍しさや空港への見学客が多かった事もあり、利用も多かったのですが、その後は、広域から客を集められる「はるか」や、充実してきたリムジンバスの影響、更には関空そのものの低迷(特に国内線の撤退が続いた)もあり、一時期は関空開港当初の半分までに利用客が減少してしまいました。

この低迷傾向に歯止めをかけるべく、関空利用客だけでなく泉佐野・岸和田といった沿線の通勤利用を取り込むべく、ノンストップのラピートαの大半を主要駅停車のβに変更されました。
また、泉佐野〜関西空港間を100円に値下げした上で、和歌山市方面のサザンと同一ホームで乗り換えを可能にする事で、和歌山市方面からの乗客も利用しやすいようになりました。

これらのテコ入れ策の効果があってか、近年のラピート利用者は再び増加傾向になっているというものです。

とはいえ、列車全体の平均乗車率は4割を切る状態で、まだまだ空席が目立つ状態には違いありませんので、更に乗客を増やす努力を南海には続けて欲しいと思います。
ただ、関空の利用客がさして多くない状況の中、何とか利用客を増やそうと努力している南海の姿勢は、かなり頑張っていると評価出来るのではないかと思います。

これ以上の利用客増は、南海の自助努力よりもむしろ、関空の利用客をそのものが増えない事には難しいのでは、とも思います。
即効性のある方法としては、国内線の関空移管を推し進めればいいと思いますし、伊丹空港の代替として完成したのが関西空港という歴史的背景からして、この移管はどんどん進めるべきなのではないのでしょうか?

ともあれ、南海のイメージリーダーであるラピートですので、関西空港共々、更に賑わいを盛り返すように頑張って欲しいと切に願います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 クハ103-137(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-46(A42)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 クモハ103-109(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-610(A42)

勤務先の向かいにファミリーマートがあります。
今日、昼食を買いにファミリーマートに行ったところ、レジの隣にカードリーダーが設置されていて「準備中」の張り紙がありました。

店員によると、このカードリーダーはEdy対応のリーダーで、7月中旬から使えるようになるとの事です。

こちらの記事でファミリーマートのEdyの全店導入をご紹介しました。この時の予定では今年の春に利用開始となっていましたが、3ヶ月ほど遅れての導入となりそうです。

また一つ、日頃の生活シーンでANAのマイルを貯める機会が増えそうです。

今日の乗車記録その3

ee5f6b08.jpg恵美須町〜動物園前 堺筋線 66204
動物園前〜天王寺 御堂筋線 1220
阿倍野橋(1510)〜橿原神宮前 特急 26402

今日の乗車記録その2(和歌山〜天王寺ワンセグ視聴結果含む)

和歌山(1208)〜天王寺 快速 クハ220-5(C0407)
天王寺〜新今宮 普通 クハ200-124(33M)

試しに221系の窓側で、和歌山から天王寺まで、W52Hのテレビ(ワンセグ)の写り度合いを試してみました。
阪和府県境ではさすがに写りませんが、和泉鳥取から天王寺まで、全く支障なく視聴できました。
和歌山の場合は、地形の関係か、特にテレビ和歌山以外の民放が途切れることがよくありますが、府内の平野部ではそんなことはありませんでした。
なかなか使えるテレビだな、と思いました。そうなると、尚更のこと、番組の内容・質が問われてくるわけなんですけどね…

今日の乗車記録その1

和泉鳥取(0821)〜和歌山 区間快速 クハ103-46(A61)

堺市LRT、臨海部への延伸が具体化?

2010年の堺東駅前〜堺駅前間の営業開始に向けて準備が進みつつある堺市LRTですが、堺市の計画では、堺駅前からさらに臨海部へ延伸することとなっていました。
ただ、臨海部への延伸は、新日鐵の跡地の開発計画が定まっていなかったために、計画の具現化に向けての動きはありませんでした。

ところが、本日の読売新聞夕刊には、どうやら臨海部への延伸が具現化しそうだ、という記事を見つけたので、ご紹介します。

堺市の次世代電車、臨海部まで延伸(読売新聞Webページ)

要旨をまとめてみます。
・堺市LRTは、阪和線堺市駅〜臨海部の計画全体区間のうち、堺東駅前〜堺駅前は早期開業区間として、2010年度の営業開始に向け準備を進めている。
・しかし、臨海部への延伸については、新日本製鉄跡地への進出企業が未定だったこともあり、事業計画が具体化できていなかった。
・7月にも家電メーカーのシャープが新工場の臨海部への進出を正式に発表する見込みであり、09年度とされる稼働時期や数千人規模とみられる従業員数などが明確になり次第、堺市はLRTの需要予測などを詰め、事業計画の策定に着手する方針。

シャープの液晶テレビ工場が堺に建設される見込みというのは、以前のニュースで聞いてはいましたが、それとLRTの計画とは直接結びつかないものだと思っていただけに、意外な気がしました。

もっとも、シャープの液晶テレビ工場以外に臨海部の利用計画があまり見えてこない現状、すんなり臨海部の延伸が実現するとも思えませんし、そもそも堺市役所自体のプレスリリースにも臨海部の延伸については言及されていません。

ただ、今後シャープの工場計画等が煮詰まれば、急ピッチに話が進むものかも知れませんので、今後関連団体のニュースリリース等、続報に気をつけておきたいとは思います。

まあ、私としては、臨海部への延伸よりも、まずは堺東駅前〜堺駅前間のLRTがちゃんと実現するのかが肝心だと思っていますので、この区間だけでも計画通りに開業して欲しいと切に願う次第です。
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ