阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

堺市LRT計画、基本計画骨子(案)発表

堺市内の中心部を東西に走る計画の堺市LRT。このブログでも何年間かに渡ってこの話題を追いかけ続けていますが、今回もその続報。

この東西鉄軌道(堺市LRT)の基本計画案がこの度発表となりました。

東西鉄軌道(堺浜〜堺東駅間)基本計画骨子(案)を公表!!(堺市役所Webページ)
シャープ工場まで30分…堺市路面電車 全長6.9キロ(読売新聞Webページ)

あくまでも「案」であるので、これから色々変更などは出てくるとは思いますが、取り敢えずこの「案」をみて気の付いた点を、ざっくばらんに述べたいと思います。

まずはじめに、大小路通りの軌道はいわゆる「外寄せ」であること。
これは、以前のシンポジウムでも堺市の担当者がこういうことも検討しています、的な発言をしていましたが、まさか本当に計画に盛り込んでくるとは思いませんでした。
外寄せは、歩行者が道路を横断せず直接LRT車両に乗れるというメリットがある一方で、交差点での自動車との干渉が問題となるので、なかなか実現が難しいイメージがありました。
だからというわけかどうかは分かりませんが、大小路通りを西行き1車線の一方通行とすることも、読売の新聞記事には記載されています。
この点、自家用車利用者からは反発もあるかも知れませんが、将来の堺市中心部の街としての価値向上としてとらえるならば、多少自家用車の利便性を犠牲にしても、LRTを優先させるべきではないのかな、とは思います。

あと、阪堺線との直通運転は、我孫子道・浜寺駅前〜堺東駅前となっていて、大小路の交差点では両方向から堺東駅への分岐が設置されています。
プロポーザルで南海から提案されていたものでは、直通運転は浜寺駅前方面からのみ、と記憶していたのですが、どうも阪堺線と一体運営することとの兼ね合いで、こういう計画になったのでしょうか。

阪堺線との一体運営、という切り口で見れば、「我孫子道車庫の借用」「阪堺線のLRT化」も項目としてあげられているのは納得出来ます。

ところで、目標開業時期は平成22年度末ということで、平成23年3月とすると、目標開業時期までにあと3年を切っています。
堺市役所としては、これから地元説明を行いつつ、計画案を練り上げていって、都市計画決定の手続きを行っていく必要があるとともに、運営会社の南海電鉄・阪堺電軌との調整も必要ですし、実際の工事にもある程度の期間が必要となってきます。

果たしてこれだけの事を僅か3年で出来るのかどうか、ちょっと不安は感じるのですが、ともあれ、ここまで来ると、もうLRTの計画が白紙に戻る懸念もだいぶと薄らいできているのは実感します。(勿論、ゼロになったというわけではありません)

あと3年もすれば、あの大小路通りにLRTが走るのか、と思うと感慨深いものがありますし、その日が来るまで、このブログでは逐次状況をご紹介していきたいと思います。

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おもちゃ電車のスポンサー企業、民事再生法申請へ

先日こちらのエントリーで、おもちゃ電車のスポンサー企業である「T・J Gros net」が音信不通になっている旨、ご紹介しましたが、やはりと言うべきか、民事再生法の適用を和歌山地裁に対して申請したとの事です。

負債40億 「ガンプラ」ネット販売会社が民事再生法申請 和歌山(Yahoo!ニュース、元記事:産経新聞)

この記事の中で、19年6月期の売上げは22億円、最終利益は1億円とのことでしたので、それくらいの収益なら、2000万円程度のおもちゃ電車の広告費は決して出せない額ではないことは分かります。
ただ、それ以降、急速に資金繰りが悪化して、民事再生法の適用申請となったとのことです。

ところで、肝心のおもちゃ電車については、上記記事中では次の通り記載されていました。

またT・J社は、和歌山電鉄貴志川線で運行されている「おもちゃ電車」にもスポンサーとして参加し、車両の塗装費や広告費などを支出していた。同電鉄によると、広告費など未納分はあるものの、おもちゃ電車の運行や車内の玩具販売には影響はないと説明している。


広告費の未納分がどれくらいになるのか、またそれがわかやま電鉄の経営でどの程度の影響があるのか、ちょっと気がかりな点がありますが、ともあれ、運行や玩具販売に影響がないことは、これからわかやま電鉄を訪問する人々にとっては一安心と言ったところでしょうか。

今後は、TJ社が再生計画を練った上で、銀行等の支援に基づいて再生手続きを行っていくものと思われますが、他の商売に比べて対面ではない分、より一層の信用や信頼が求められるネット通販において、顧客の信頼を取り戻すのはたやすい事ではないと思われ、再生は簡単にはいかないのではないのかな、と思います。

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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 モハ204-1001(74A)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-832

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 モハ204-1002(74A)
和歌山(2307)〜和泉鳥取 普通 クハ103-136(A53)

東洋経済4月19日号「鉄道革命」を読む

週刊経済雑誌の一つである「東洋経済」。
その4月19日号を、新聞広告の宣伝文句に惹かれて、ついつい「ハートイン和歌山」で購入しました。

週刊東洋経済4月19日号 鉄道革命 世界で大復権がはじまった !

経済雑誌が取り上げる鉄道復権特集で、どんな内容を、どういう切り口で取り上げていくのか興味があったので、購入して一読してみました。

やはり経済雑誌というべきか、冒頭ではシベリア鉄道・ユーロスターを例にした「モーダルシフト」を取り上げていたり、鉄道運行ではなく鉄道建設や技術提携等のビジネスに日本のメーカーや商社が取り組んでいる様子が取り上げられていました。

また、地方都市交通としてのLRTや昨今の鉄道ブームによる鉄道博物館や鉄道模型メーカーの盛況と、ブームを機会に目を向けてもらおうと頑張る地方ローカル鉄道といった話題も取り上げられています。

こと国内に関しては、東京一極集中により更に混雑する首都圏各路線と、マイカー普及と少子高齢化で苦況に立たされる地方鉄道、そして旅客鉄道の線路を間借りしているが為に大量高速輸送という特色を生かし切れていない貨物列車という構図ですが、世界に目を向けていると、もっとドラスティックな変化と、それに対して官民が機敏に対応していることがよく分かります。

特にEU圏内では、「オープンアクセス」と呼ばれる国際鉄道事業の自由化が実施されることもあり、貨物輸送を中心に再編が進んできていることも、この記事の冒頭で取り上げられていました。
また逆に、新興国では鉄道インフラを整備していないがために深刻な交通麻痺が発生している事から、高速鉄道や都市内鉄道の整備が急ピッチで進められている事も、あまり耳にしない話ではありましたので、新鮮に感じました。

もちろん、所詮「経済誌」ですので、専門的な部分の掘り下げには消化不良を感じる箇所も感じましたが、日頃国内の鉄道ニュースを目にしていると、あまりお目にかけない話題が満載だったので、興味がある方は雑誌を手にして読んでみても良いのかな、とも思いました。

<データ>
週刊東洋経済2008年4月19日特大号(2008年4月14日発売)
価格:670円
出版社:東洋経済新報社

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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0814)〜和歌山 普通 モハ204-1004(74A)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-846(A26)

京阪中之島線は10月19日(日)開業。併せて新型車両・新カラーの発表

京阪電鉄京阪線の天満橋から分かれて中之島の北側を経由して中之島へ至る「中之島線」。
これまで直接鉄道のアクセスが無かった同地区に始めて開業する路線ですが、いよいよ開業の日程やダイヤの概要、また新たに投入される新型車両3000系の概要が発表されました。

新型車両3000系デビュー 「中之島」駅〜「出町柳」駅間で快速急行を直通運転(京阪電鉄プレスリリース)

中之島線の開業は10月19日(日)となります。

また、中之島線のダイヤ概要は次の通りとなっています。
・平日昼間時、1時間あたり8本の運転、そのうち2本は新設の「快速急行」
・快速急行の停車はは、中之島線内各駅・天満橋・京橋・守口市・寝屋川市・香里園・枚方市・樟葉・中書島・丹波橋・七条・祇園四条(四条より改称)・三条・出町柳

中之島線開業と同時に「快速急行」に主に充当される3000系の概要は次の通りです。
・車体はアルミ合金製。塗色は京阪新デザインに基づいた、紺色をメインとした配色。
・座席は1+2列の転換クロスシート。但し運転席直後は2+2列。
・扉上部にLCD表示機を設置。

2+1列の転換クロスシートは、既に関西地区では、JR西日本阪和線・関西空港線の223系や山陽電鉄5000系、南海2300系等で採用されていて、この度京阪電鉄でも採用されることとなりますが、このシート配列が、今後の関西地区の近郊形車両の主流となるのかな、という気がします。
ところで、3000系、と聞くと、京阪電鉄に詳しい方なら「今も3000系が1編成有りますやん」ということになりますが、どうやらこの現・3000系は同じく特急形の8000系に編入されるとの事です。

塗色についても記しましたが、この中之島線開業を機に、京阪電鉄京阪線の車両カラーを変更することも発表されました。

京阪グループ新世紀に向けたブランドコンセプトに基づき
京阪線車両のカラーデザインを一新します(京阪電鉄プレスリリース)


新カラーデザインは、次の3種類になるとのことです。
●2ドア特急用車両:上が赤色、下が黄色(現行塗色と上下反転)+金色帯
●3ドア中之島線車両:上が紺色、下が白色+銀色帯
●3ドアロングシート車両:上が濃緑色・下に白色+黄緑帯

既存車両は今年4月より今後4年間をかけて全車両を新塗色に塗り替えていくとの事です。
新しい塗色は、これまでの京阪塗色をベースに現代的にアレンジしていています。
逆に言えば、約50年程度続いてきた現行塗色の車両が見ることができるのも、時間的に限られたものとなりますので、記録におさめておきたい気持ちも無いではありません。

新線開業に車両カラーの変更。かなり気合いの入った京阪電鉄のプロジェクト、という印象を受けた本日のニュースでした。

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今日の乗車記録(通勤)

今日の帰りは、103系の中でも、トップナンバーである、クハ103ー1・クハ103ー2の編成に遭遇しました。
通勤の行き帰りで遭遇したのは、もしかしたら始めてかも知れません。

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 サハ103-363(A48)
和歌山(1821)〜和泉鳥取 普通 クハ103-2(A30)

福岡市交通局のICカード乗車券の名称は「はやかけん」に

Suica・ICOCA・TOICA・Kitaca・SUGOCA・PASMO・PiTaPa・Nimoca・・・

ここ数年の間に一気に広まった交通系ICカード乗車券ですが、殆どの場合、愛称がアルファベットの上に、たいがい最後に「CA」と付いてきました。
ところが、そんな前例?を打ち破るカード名称の誕生が、福岡市交通局から発表されました。

地下鉄ICカードの名称・デザインが決定しました!(福岡市交通局Webページ)

名称は「はやかけん」。くどいようですが、平仮名で「はやかけん」。
平仮名でのICカード乗車券の名称というだけで十分珍しい存在ですが、その上に、同じく九州地区の「SUGOCA」と同じく九州地区の方言を取り入れた名称となっています。
「方言」という観点では、JR西日本の「ICOCA」(関西弁で「行こうか」等を表現する「行こか」に由来)が嚆矢と言えるでしょうが、九州地区から続けて誕生しているところを見ると、こういう語呂合わせがし易い方言は、関西か九州なのかな、と思ってしまいます。

この「はやかけん」とSUGOCA・Nimocaの福岡地区ICカード乗車券に加え、JR東日本のSuicaとの相互利用も2年後に予定されているようです。
そうなると、今後この相互利用のグループにICOCAが仲間入りすることも大いに考えられますし、実際そうなって欲しいな、とICOCAユーザーの私としては希望します。

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今日の乗車記録(通勤)

和歌山駅改札内のキオスクでもICOCA電子マネー機能が使えるようになったようで、早速使ってみました。
難なく当たり前に決済できましたが、こと和歌山駅に限って言えば、これまでICOCA電子マネーが使えたのは、駅コンコースのハートインだけだったので、使える店が増えるのは良いことだと思いました。

和泉鳥取(0803)〜和歌山 普通 モハ102-2042(A48)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ204-1005(A74)
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